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2021-02-17

100ワニ映画に関する妄想

物語冒頭20分は原作通り進む

そして満開の桜の中ワニはバイク事故死する。

ここで暗転して、けたたましく医療機器警報を鳴らす病室に舞台が変わる。

ワニがECMOに繋がれて瀕死になっている。

どうしてか?

100日前に仲間と会食して、それでワニは新型コロナ感染した。

「100日間生きたワニ」という改題は、コロナの闘病生活がここから100日に及んだことを表す。

物語は闘病生活を丁寧に追っていく・・最初は熱が続き発熱外来からPCR検査をして陽性。

ホテルでの隔離生活では仲間とスマホで連絡を取り合える余裕もある。ネズミ感染していた。

幸いお互い症状は軽い。軽い冗談を言い合いながら職場の先輩への恋心も語り合う。

ところが・・・ワニだけ症状が悪化。肺のレントゲンマリモが増殖。入院となる。

なんやかんやあり、肺はついに真っ白。ECMOに繋がれる。面会謝絶の中、ワニは朦朧とした意識の中夢を見る。

ああ。どうせ死ぬんだったら、満開の桜の中好きなバイク事故死したかった。

仲間に看取られながら死にたかった。

先輩に告白して死にたかった。

そこで流れるいきものがかり

「100日間生きたワニ」のタイトルが下からドーン!

だいたいこんな感じの映画になるんでしょ?

2021-01-08

感染し、怪物になる夢…

昨日、とても変で怖い夢を見たよ…。内容もはっきりと覚えている。

 朝、僕が家族テーブルで話をしている最中、前にあるテレビ

変異種に感染している人の特徴は、目が充血し、瞳の色が青くなる特徴があります。」

…とニュースが入り、「ホントに気を付けないとねぇ…」と言われたから、

僕は「気を付けるからマスクをして、混雑しているところから離れるからさぁ!」と言った。

 それからマスクかぶって家を出て、いつものアルバイトを始めたわ。

 正午で終わり、近くの蕎麦屋で食べ終わった後、家に帰ろうしている途中、急に変な頭痛が起き、意識が少し朦朧として、僕は早く家に帰って、布団に飛び込んだ。

 すると今度は、目玉が熱くなり、痒さと痛さが同時に来たので、やばいと思って、洗面所に駆け込んで、鏡で自分の目を確認すると、

 まさに、朝のニュースで言った通り…目が充血して、瞳の色が青く光っていた…。

「うわぁ、やばい家族にばれるぅ!」っと思い、必死玄関にかけて逃げようとした時に目を覚ましました。

とてもリアルな夢で怖かったです。

予言じゃなければいいのですがぁ…

2021-01-03

追記はてブ依存症かもしれない

小生29歳。タバコも酒もギャンブルもやらない人間だが、唯一はてブだけはやっている。

最近は、はてブをやらないと寝れなくなったり、はてブを入れないと身体が震え始める。

昨年の4月に在宅勤務なってからはてブの頻度が増え始め、気分転換に昼食後一本はてブを入れてから、明らかに頻度が増え始めた。

夏頃には寝起きすぐにはてぶを入れるようになり、10月くらいから1時間おきにはてブを入れないとイライラしたり、動悸が止まらなくなる。

から医療機関に行くように勧められていて、明後日から行く予定。

お前らもはてブには注意しろよ!

追記 1/4 12:00】コメントありがとうございます!すでにはてブをキメすぎて意識朦朧としている中この追記を書いてます。朝からストロングはてブ3本打ちました。明日からはてブ依存症治療のため、病院に行くことします。明日から頑張ればいいんです。

2020-12-30

2019-12-20

大人になったなぁ

今月ようやく息子が1歳になる。20代で結婚するとは思っていなかったが、何か大きな力に流されるように理想的女性出会い結婚し、子供をもうけることになった。

この一年は本当に長かった。生まれから数ヶ月はそれこそ2時間おきに泣き声を上げ、そのたびに我々が授乳する。朦朧とした状態で哺乳瓶に粉ミルクスプーンでひとすくい、ふたすくいと投入する。眠いので何杯入れたか数えられず、息子は曖昧ミルクを飲み込んでは吐き出した。

そんな息子もようやく1歳だ。彼は両足で立ち上がり、我々の顔を認識して指差したり笑ったり。ようやく一年経って息子と人間らしいコミュニケーションをとることができるようになった。

先程博品館で息子の誕生日プレゼントを選んでいたら、昔自分がワクワクしながら連れてきてもらった場所に「父親として」来ていることがとても不思議に思えた。ポケモンカードベイブレードGBAをねだったぼくの父親はもういない。けれどあの頃子供だったぼくが今は父親になり、息子へのプレゼントを買っている。一世代経ったんだなとしみじみした。

まだまだ会社では若手だけど、ぼくは大人になったんだなあと思った。ぼくの父親もこんな気持ちおもちゃを買ってくれたのかな。

2020-12-09

anond:20201209204056

初老朦朧が今更ファースト原理主義かよ?って勢いで頓珍漢なタイミングで殴りかかってくる姿もまさにガンダムだわな

貧血

初めて意識朦朧とするくらいの貧血になった。

スーパー銭湯行って、40度くらいのお風呂にたくさん入って、サウナに入った。

いつも脚が冷えるから脚のマッサージとかもちゃんとして、全身あったまったなと思って意気揚々と上がったら貧血になった。

ロッカーまでの道のりが遠いこと遠いこと。

意識朦朧とするってこういう事かと振り返って思う。

なんとかロッカー開けてフェイスタオルしまってバスタオル出して、そっからは何故か分からないけどロッカー開けっ放しでお風呂場に戻ろうとしてた。途中で気づいてロッカーに引き返したけど。ロッカーの下に脱いだ靴下とかしまったフェイスタオルとかボロボロ落ちてるし。気づかなかったんだなぁ。

そっからバスタオル巻いて幸いにも近くにあった椅子引っ張ってきて10分くらい座ってた。

多分脚に血が巡ったぶん頭に巡ってないんだなと思ったから項垂れて頭に血が上る様にしたけど普通に気分悪くなった。

から思うと、湯船に浸かってる時から心音が早かったから気をつけるべきだったのかも。

本当に気を失うかと思ったから二度とないことを祈る。

2020-12-06

コロナ禍に殺される

もう死ぬかもしれない。

いつ突然痙攣でも起こさかわからないし、明日には目覚めなくなってるかもわからない。

 

一週間前に高熱が出て、コロナインフルを疑われて検査して、その時飲食するたび吐く状態だったけど「コロナ疑いだから点滴打てない」と病院拒否

まり意識朦朧として立つこともままならなくなり、やっと救急車を呼んだが1度目は「コロナ陰性出るまではどこにも連れて行けない」と言われ、陰性だと判明した2回目にやっと乗せてもらえたが「自分で調べられなかったんですか?」と嫌味を言われる。

立って歩いたり調べられる状態ならわざわざ救急車呼ばんわ。

 

搬送先でやっと点滴を打ってもらえた。

一時的には調子が良くなったが体調が良くならないその後も飲むたび吐いてを繰り返してる。

「少しでも飲めるなら大丈夫」と他の内科でも言われてしまう(救急病院だったので、他の内科にかかったのだが、それが間違いだったかもしれない)

 

今も飲んで吐いてを繰り返している。

もう一週間寝るかトイレで吐くかの生活で、水すらまともに飲めず、食べ物ウィダーを食べるだけ。そのウィダーほとんど吐いている。

明後日には職場復帰予定なのに、この状態では確実に仕事にならないけど、これ以上休むと給与面が不安だ。

傷病手当を貰おうと目論んでいたが、そもそも病名もわからない状態可能なの?

 

コロナ禍が憎い。

はじめに点滴を受けていたらこんなことにはならなかったはず。

元々胃が弱いか自分の体のことはよくわかっている。嘔吐下痢した直後にすぐ点滴していれば、ここまで苦しまずに済んだのに。

 

思えばろくな人生じゃなかった。

ここで死んたら楽っちゃ楽なのかもしれない。

もう苦しい思いをしたくない。OS-1アクエリアス以外の味が恋しい。

anond:20201206004015

お前さっきつっこんだけど本当に読んでないだろ

読んでるキチフェミが噛み付くべきはねずこが意識朦朧としてた後で流されてくっつかされた所だ

2020-11-16

anond:20201116171314

あなた理解だと、

「全身ガンなのは事実で、そのせいで朦朧として、個人情報満載の署名名簿の写真twitterにアップしてしまった」

ってことですか?

2020-11-09

某隠れバーに行って十分で帰った話

数ヶ月前の、まだ暑くてマスクを装着するのが辛い頃。

ツイッター流行った謎を解かないと入れない、別ショップを模したバー

こういったオサレな所に憧れ、予約を取って一人で乗り込んだ。

場所も駅からそう遠くなく、良い所だったら友達を連れて行く魂胆だ。

モチーフからからとても好みだった。コーヒーは飲めないけれど。


でも行って後悔した。時間無駄にした、そんな話になる。


予約した時間に向かえば、何故か入り口が混んでいる。

地下にあるお店なので下へ降りる階段が地上にあるのだが、何故か混んでいた。

予約しているのに何でだろうと思っていると、どうやら案内に時間が掛かっている模様。

検温したりもあるし大変なのだろう。オタクから待つことには慣れている。

周りはカップルなどばかりで気まずい。けれど待つしかなかった。

一組二組と案内されていく。自分の後ろにも人が並び始めた。

予約しててもこれならしばらく大変だろうな、なんて思っていたのが運の尽き。


自分の前のカップルの案内前で、ぴたりと列が動かなくなった。

ここまでするする動いていたのに、中に入れてもらえないのだ。

扉は厚いようで、中の様子が窺えない。中で止まっているのか、前のカップルが入らないだけか、こちらも分からない。

前のカップルは何度か扉を叩いたりしたが、中から反応はない。

何故かカップルは中に入ろうとせず、気付けば二十分も外で並ばされることになった。

地下へ行く階段に空調があるはずもなく、暑いし苦しいしで朦朧としそうな中、やっと前のカップルが中に入る。

少しすれば扉の向こうから「次の方どうぞ」と招く声が聞こえた。

あのカップルこの声が聞こえなかったのか?とか、店員がサボったのか?と色々思う所はあったけど、無事に入店できた。

ここまで来たのだから、酒を一杯でも楽しんで帰ろうと思っていた。まだ。元々我慢強い方だった。飲食経験あったからかも。


中は涼しかった。それだけが救いだった。

予約している旨を伝えると、席に案内された。カウンターだったが、壁を向いている席だった。

まぁ一人だし仕方ないなと思った。この時は。

おしぼりメニューを渡される。中にはバー料金のメニューがずらり。

でもこだわりが詰まっていることは分かった。一杯は飲んで帰ろう。そう思った。

店員は二人だけで忙しそうだ。注文もすぐ決まったから頼まなければ。

けどここから地獄だった。


声を上げて店員を呼ぶ雰囲気がなかった。ここで怖じ気付かずに声を掛ければ良かったのかもしれない。

けど良い雰囲気バー、周りはカップル複数人で来ている客ばかり。場違い感がひしひし感じる。

一年齢層が同じ所だけが救いだった。

顔を上げて店員を探す。こちらを見ようとしない。忙しそうで目が合わない。声も掛けづらい。

正面のカウンターに座る、既に一杯飲んだ客の二杯目の注文を聞く店員。何で。

隣の、隅に一人客が座る。彼女も一人か、一人仲間がいて良かった。

けど自分より後に来たのに、店員が隣の客の注文を聞く。

気付けば席に座って十分、注文を聞かれることがなかった。


段々腹が立ってきた。大きな声を出すこともできない。近くに店員が通らないから声が掛けられない。目も合わない。

この時は確か水もなかった。おしぼりメニューだけ。水を飲んで誤魔化すこともできなかった。

そしてやっとカウンター内の男性店員と目が合った。

「注文を聞きます

と。


メニューを置いた私は

「十分席に座っても聞かれないので帰ります

と席を立って店を出た。

勿論偽装にもらうと言うコーヒーなんてない。手ぶらだ。

早い時間に行ったこともあってお腹が空いていた。ラーメン食べて帰った。ラーメンめっちゃ美味しかった。


後でツイッター検索したら、他の客の愚痴ツイートを見つけた。

「三十分注文がない、会計を倍取られそうになった」

忙しさから色々抜けているんだな。そう思って、ツイッターで何か言うのは止めた。

他は全部賞賛ツイートだらけだったから。


結局入店前の待ちから考えれば三十分も時間無駄にした訳で、記憶には後悔しかない。

せめて一人じゃなければ、友達と語りながら待てたのかもしれない。

でも飲食経験あった分、一人客をそんなに待たせたら駄目だろという意見になってしまう。

ももっとうまい立ち回りがあったかもしれないが、あの店に行くための浪費を思うとイラッとする。


ふと思い出したので記録として呟いておく。

もう行くことはないけれど、他に同じ思いをした人がいないことだけを祈る。

2020-09-29

私の最悪のバッドトリップは、ベンゾジアゼピン系の処方薬を3シート食べた時。

ネガティブ感情が溢れ出て、意識朦朧としながら夜中に徘徊し、コンビニビニール紐を買って、駅前で首を吊った。

2020-09-23

anond:20200923194032

疲れ切っていて、朦朧として家に帰る

そんな毎日で身につけた技

なんとか消費を促そうとする

無慈悲政府に対抗する技 1日千円札1枚 作戦

そのかわり千円までなら、何をかってもいい

2020-09-09

anond:20200909105556

んー、まあ確かに薬で意識朦朧としている間に犯されて起きたらケツが痛い、なら、精神殺人って感じはしないかも。妊娠心配もないし。でも夜道で襲われたら全面的に同情しかないよ。

2020-08-15

売りはじめた土地に人を座らせておけば直ちに誰かが現れて買ってくれるわけでもなさそうなのだが、とりあえず人を置いて「現地販売中」の赤旗なども立ててしまうのが弊社である

古い木造の平屋に暮らしていたおばあさんが介護サービス付きの老人ホームに入るということで、土地を買い受けた途端に更地にしたのが弊社である

まだショベルカーキャタピラの跡が残る泥の上に「初売り出し」と書いた看板を突き刺し、アウトドア用のタープを設営し、キャンプ用のテーブルと折り畳み椅子を置いて座ったのが私である

日中の気温が37度に達すると予報が出ている東京で、もちろんこのような布の屋根は、あってもなくてもたいして変わらない。テーブルに置いた麦茶ペットボトルが火にかけた薬缶のように熱い。

テーブルはいろいろな家のイラストも重ねて置いてある。今は茶色いだけで何もない更地ですけど、弊社契約業者を使って家を建てるとこんなに素敵になるんですよ、と説明する使命を帯びて、画像データファミマで今朝印刷して持ってきたのだが、もう私の汗を吸ってボコボコと汚らしく波打つだけの紙の束になってしまった。

日が暮れるまでこの土地に陣取って「販売業務」に従事しなければならない。買い手が来ても来なくても、雲ひとつない8月の空の下、タープの布屋根一枚で直射日光を防ぎつつ座っていなくてはならない。東京住宅街に突如出現した空き地の値段は、不動産会社従業員一人の人件費よりもずっと高い。ひょっとすると命よりも。

そんなことを考えていてもまったく時間が経ってくれない。さっき近くのローソンから買ってきたガリガリ君は一瞬のうちになくなってしまった。これからは何を糧に生き延びればよいのか。

熱中症になるのが怖くて、自分の手首を掴んで脈を測ってみる。いつもより弱々しい気がする。黒い革靴に包まれた足がジュクジュクと蒸れて、沸かしたての風呂に入っているように熱い。たまらず靴も靴下も脱いで、椅子に座ったまま裸足を前に突き出し、風を待つがそよとも吹かない。日傘差した女がこちらを二度三度チラ見しながら通り過ぎて行く。

もはや暑いのかどうかもわからず、ただ息苦しく、マスクを片耳からぶら下げ、意識朦朧とした状態椅子にひっくり返っていると、ようやく日が傾いてくる。焦点が合わない視界に、ひょろ長い人影が映る。黒いTシャツを着たマッシュルームカット青年が、不安そうにこちらを見つめている。彼が連れている小さなパグちゃむちゃむと吠える。

「あの……ウラサワ君?」

なぜ彼は私の名前を知っているか椅子に座り直してその顔を見る。彼がマスクを取る。

メヒコ君?」

髪型が変わっていて、顔は大人になっていたが、わりとすぐに分かった。メヒコ君の本名はたしかヨモギダだったはずだが、中学クラスではみんな彼をメヒコと呼んでいた。家庭の都合でメキシコシティから突然転校してきて、メキシコのことを「メヒコ」と発音する彼は、無知中学生達にある種の衝撃を与えた。

ここでなにをしているの、土地を売っているんだ(自分土地じゃないけど)、どうしてここにいるの、近所に住んでいるんだ、というやりとりを経て、仕事が終わったら一緒に晩ご飯に行くことになった。というか、今日はもう撤退することにした。

犬を家に置いて戻ってきたメヒコ君と歩きながら話を聞く。学校を出た後はスペイン語英語を活かして国際線フライトアテンダントをしていたが、どうしても時差のある生活身体が慣れなくて2年でやめたらしい。何か接客業を続けようと思ってヒルトンバー修行した後、ちょっとしたメキシコ料理テキーラを出すバー高円寺に出したところ、けっこう繁盛した。2号店を出そうかと下北沢あたりで物件を探しはじめた頃、コロナが来た。

バーをやってると、お客さんがいない時間結構よくあるんだけど、あの時に誰かがドアを開けて入ってきてくれるまで待っている時間の重さは、それまでと何か違うものだったんだ。店を開けてることも、生きてること自体も、何から何まで否定されながら、それでも誰かを待っていなきゃいけないみたいな」

運転資金が残っていて少しでも退職金にあてられるうちに、メヒコ君は2人のスタッフと話し合って店を畳んだ。それまでは店の奥にある倉庫で寝起きしていたので住む所もなくなり、今は大叔母さんの家に居候しているらしい。

自分のペースで店を作っていくのは楽しいから、また機会があればやりたいね。いつになるかはわからないけど」

夕闇に信号機が点滅する横断歩道を並んで渡りながら、私はなにも言えなかった。

ラーメンでいいかな、と彼が立ち止まった先にあるのは住宅街の古い一軒家だった。看板もなにも出ていない。ああ、うん、と思わず答える。メヒコ君がためらわず玄関チャイムを鳴らすと、インターフォンから返事が聞こえる。「二人なんですけど」というが早いか、ドアが静かに開き、白髪の薄くなったおじさんが出迎える。メヒコ君とは知り合いらしく、久しぶりなどとひとしきり話してから、私にも入るように促す。

案内された先はどう見ても普通の家のダイニングで、エアコンが効いていて涼しかった。つながっている居間には大きなテレビがあり、NHKニュースが流れていた。ソファーの上には茶トラの猫が寝ていた。

「あったかいのと冷やしとどっちがいい?」 ダイニングテーブルについた私たちにおじさんが訊く。

「じゃあ、冷やしください」と私が答えると、「冷やし二つおねがいします」とメヒコ君がいう。

キッチンでおじさんが調理しているあいだ、私たちテレビ関東地方気象情報を眺めた。おじさんの方を振り返ると、冷凍庫から赤いコーラペットボトルを取り出すところだった。料理しながら自分で飲むのかなと思って私はテレビの画面に視線を戻した。

出てきた冷やしラーメンは、家庭料理にどこか似つかわしくない端正なものだった。ガラスの鉢に黒いスープが入っていて、そこにひたされた金色の麺の島には、糸のように細かく切ったハム白髪葱が載っていた。一口食べると、氷水からたった今引き出したような麺の冷たさに驚く。スープは甘辛く、どこかで味わった覚えのある下味を感じたが、はっきりとはわからず、謎めいた調和のうちにいそいそと箸を進めずにはいられない旨味があった。

食べ終えて外に出る頃には、昼間から感じていたどうしようもない倦怠感は消えて、全身が軽く感じた。地下鉄の駅に向かうため、メヒコ君と交差点で別れた。今度は何か冷たい差し入れを持っていくよと彼は笑っていた。明日最高気温は何度だろう。さっきテレビで見たはずだが、よく思い出せなかった。

2020-08-13

38度の熱を出して発熱外来に行った話(追記有)

結論から言うと扁桃腺炎だったんだけど、「38度の熱を出したか病院いく」、ただそれだけなのにめちゃくちゃめんどくさかったから書いておく。

ふざけんなよコロナ子どもの頃から何回も扁桃腺炎やってた私がこの夏もかからない訳ないだろ。アホか。

事の発端

会社毎日の検温を義務付けられていた私は、その日も朝同じように体温を測った。

37.2あった。

あれ?昨日は36.4だったのにおかしくないか?と思ってもう一回測った。37.2だった。

これは現実だな〜と思いつつ、そういえば喉痛いな〜と思い、会社フローに従って上長に連絡、今日からしばらく在宅になる旨伝えた。

上長曰く、「いつも無理しすぎだよ。今日休みなよ」

ということで、ありがたく休ませてもらい、同じチームの人にも事情説明して休むことにした。

休んでいたが、午後になってくるとどんどん熱が上がってきて、夫がめちゃくちゃコロナじゃないか心配しはじめた。

ちなみに夫はコロナになることに対してかなりピリピリしていたので、私のいる部屋を完全封鎖し、ドアの隙間から支援物資を投げつけて寄越していた。

(熱がある話を最初にしたときにもめちゃくちゃ嫌そうな顔をしていた)

病院を探そう

そう、今はコロナ真っ盛りである

発熱をしていると病院に入らないことすらある、と聞いた私は、コロナじゃないのだろうなと疑いの目を残す夫を横目に自治体コロナ相談窓口に「病院行ったほうがいいか」も含めて連絡した。

コロナ相談窓口、比較的すぐ繋がる。すごくありがたい。

経緯を話したところ、「会食や夜の街には行っていないか」「味覚・嗅覚はあるか」、その他勤務地や濃厚接触有無などを聞かれた。接触確認アプリのことも聞かれた。

その辺を答えたところ、「喉が痛いならお辛いでしょう。病院に行かれた方がいいですよ」と言われて、近くの発熱外来があるところを紹介してもらえた。先に連絡をして、行ってもいい時間を聞いて予約をとってほしいとのこと。発熱外来時間帯も手元にあるようで、丁寧に教えてくれた。

そして、行く時は公共交通機関を使わないように念を押された。まあ、そうだよね。

いざ発熱外来

ところが、世間お盆である

紹介された近場の発熱外来電話したところ、電話がつながらない。おそらくお盆休みでいないのだろう……

悲しい気持ちを抑えながら、再度コロナ相談窓口に電話して、近くのところを教えてもらったがやっていない旨話した。

そうすると、自宅から20分くらい歩くところを紹介してもらえた。なんとか行けそうだったので、そこに電話してみることに。

電話してみると、受付の方がすぐ出てくれて、また簡単聞き取り(熱はいから出ているか、「会食や夜の街には行っていないか」「味覚・嗅覚はあるか」、その他勤務地や濃厚接触有無など)があった。

「最悪の場合、この診療所ではPCRができないから、診療所から徒歩5分の保健所まで徒歩で行ってもらう必要がある」と説明を受けて、とりあえず帰れなくはない距離だったので同意した。

一通り話終わると、医師から診察について折り返し連絡があると言われ、一度切れた。

この辺りで熱のピークがきてかなり朦朧としていた。

医師から15時にきてくれと言われ、支度をして、20分歩いて診療所へ向かった。初診なので5分前に着こうと思ってへろへろになりながら行った。

インターホンを押して、電話した旨話すと、

「ごめんなさいね発熱外来指定のある方はその時間以降に来てほしいの。どこかで時間を潰してきて」

とのこと。

……まあ、そうなんだろうなー

発熱外来これから行かれる皆さん、指定時間以降に行きましょうね。さもないと私のようにどこの建物にも入れず、道端で朦朧としながら時を待つことになります

で、15時になったので再びインターホン

その場で待っててほしいと言われ、クーラーひとつない雑居ビル廊下で待たされる。この時、熱中症アラートが出ててめちゃくちゃ暑い日だった。正直、コロナよりもなによりも熱中症死ぬのでは?と思った。

気温が高いのか自分の体温が高いのか、よくわからなくなりはじめた15分後、ようやく呼ばれて処置室のようなところに案内された。看護師さん完全防備だった。

ああ……そうだよな、私コロナかもしれないんだもんな、保健所まで歩いていけるかな、とクーラーに当たりながら思った。

少しすると、これまた完全防備のお医者さんが現れて、喉の診察をされた。喉を見たところ、扁桃腺が真っ白になっていたので、扁桃腺炎だと診断された。

とりあえず扁桃腺炎向けの薬をもらって、フェイスシールド越しの医師説明を聞き、薬局に行った。

5日後まで薬を飲んで、症状が落ち着かなければ、コロナ相談窓口に電話してPCRを受けさせてもらえないか交渉してほしいとのことだった。元気なうちに窓口の電話番号と、保健所電話番号を調べてほしいと言われた。

フェイスシールド越しの説明はとても聞きにくかったので、ほぼ耳をむけて全集中できいた)

調剤薬局で薬をもらい、徒歩20分で帰宅

まとめ

長くてすみません

とりあえず、いつも行ってる病院が県外なので行けなかったこから、近場の病院・・・となったのですが、発熱外来あるとこじゃないといけないというのが死ぬほどめんどくさかったです。

わかるけど!わかるけど!!!

あと、指定時間より早めに、とするとめちゃくちゃ待たされるので、指定時間過ぎるくらいの気持ちで行ったほうがいいです(私のあとにきた人はすんなり入れていた)

ちなみに今は薬がてきめんに効き、診察翌日には熱も下がって症状も緩和しました。現代科学の力ってすごいですね。

病院での完全防備の姿や、発熱の旨を話した時の看護師さんの反応から医療現場めちゃくちゃ大変なんだな・・・と思いました。頭の下がる思いです。寄付等何かできないかします。

コロナ相談窓口の方も、すごく親切丁寧で、寄り添った対応をしてくれて弱った心に染み込みました。

最前線対応してくださってる皆様、本当にありがとうございます。この感染症、早く収束しますように。


追記



熱下がって備忘録がてら書いた文章に思ったよりブクマついてたので、夜中目が覚めたついでに追記します。

こんな長い文章読んでもらってありがとうございます

タクシー使ったら?or近くに頼りになる人いないの?

タクシー事情を話せば来てくれるんですね!覚えておきます公共交通機関ダメ、と言われたので、そういう「他人密室で長時間移動」系が全部ダメなんだと思っていました。

近くの頼りになる人はいるっちゃいるんですが、みんな妊婦だったり仕事中だったりだったので、まあ一人で行くしかいかなと……

夫クソすぎる

私も「熱出してるのにコロナいからってそれありなのかな」と思って、病院行く前ラインでそのあたり長文で訴えてしまいました……熱あると人ってこういうことやりがちですよね……

そのあと思うところあったのか、マスクゴム手袋防備の中、たまに様子を見に来てくれたり、すぐ食べられそうなものをドアの隙間から差し入れてくれたり(投げつけられるの痛いって言ったらそもそも当たっていることに気付いてなかった)、気づかいはしてくれるようになったのでまあいいかと思っています

とりあえず言いたいことは、

発熱したらコロナ相談窓口に連絡、

病院電話するときコロナ相談窓口から紹介されたというとスムーズ

③待機場所が急ごしらえでクーラーすらないとか屋外とかあるから気をつけて

ということです。

自治体によっては①の時に病院とか紹介してもらえないみたいですね。私の当たった人は本当に親切だったんだなあ……でもたぶん、紹介されていないにしろ電話しましたって話をしたほうがいいと思います。私も電話した時「熱があって、」のところでの看護師さんのスッと身構えた感じと圧、すごかったです(相談窓口に紹介されてって言ったら軟化したので)

皆さんも手洗いうがいしてご自愛ください

※あまりにも身バレしそうな部分があったのでちょっと表記変えました。(待ち時間とか診療所までの距離とか、そういうところは変えていません)こんなに見てもらえると思わなくて素直に書いてしまった……

2020-08-12

コロナかもしれない

先週の月曜日から37℃中盤の熱が続いている。

主な症状は咳、喉の痛み、鼻水、全身の倦怠感、関節が熱を持ったような痛みだ。

味覚と嗅覚に関しては機能しているとは思うが何だか鈍い、最近食事を美味しいと思えなくなっている、夏の暑さのせいもあるかもしれない。

そんな症状が続いているけれど病院には行かない、いや行けないのだ。

弊社は接客を主とする営業職で、社員数の多さのわりに未だに一人としてコロナ発症者が出ていないのである

そんな中で「発症しました」と声を挙げようものなら、たちまち村八分では済まされず、ここ数週間の行動を洗い出され、何かと難癖を付けてクビを切られてしまうかもしれない。

今はグレーだが、病院に行くと黒になってしまうかもしれない。

グレーで黙っているのは「無症状だったので気がつきませんでした」言い逃れできるかもしれないが、黒では何の言い訳もできない。

先日、熱があることは言わずに同僚に上記のような話題を話したら、彼も全く同じことを考えていた。

「一人目になる訳にはいかない」だれもがそう考えているようだった。

今日意識朦朧としてフラフラしながら働いていたところ、バイト若い子が「この前遊んだ友達コロナに罹ってたみたいなんですが、出社しない方が良いですかね」と電話してきた。

上司は顔を真っ青にして、しばらく出社しなくていいか直ちに検査をするよう伝えていた。

もし彼女罹患していれば、僕もやっと「一緒に働いていて不安だったので病院行ってきました」と心置きなく言えるんだけれど。

救世主よ来たれ。

2020-07-15

anond:20200715001834

たまたま起業時期がよくて業績もまあまあのところに運良く不動産手に入ってその後の価値上昇もあって40年くらいうまくやってきてもう安泰だと思ってた昔は凄かったかもしれんけど70過ぎて朦朧してる会長と、そのバカ嫁70歳が育てた馬鹿息子がやってる青年会議所よろしく人権軽視2代目企業みたいなのがボッカスカ潰れてほしいんだよな。潰れなくても不動産持ってんだからマンションかなんかにしてボンクラ2代目共々、市場から退場してくれればええねん。そしたらそういうボンクラどもが抱えて余りまくったカネでさすがに地銀やら信金レベル不動産投資じゃ片付かないくらいのカネ余りができてまともな投資がまわっていく可能性が高まる気がする

2020-07-03

anond:20200703171312

自粛の影響で まぁ休業とか自宅待機の人も多かっただろうからいまはもうみんな会社だろうけど

わかってもらえるとおもう

影響がでかくて 意識朦朧とする 土日をよく間違える 今日曜日?むかしから。

2020-06-25

夏の本体エアコンの風

やったあ夏だどこに行こう、なんてはしゃぐ層とちがって俺は毎年慎ましく部屋で夏を過ごす。いきおい、外の熱気よりエアコンの冷気の方に親しむことになるわけで、外の気温に関係なくあの風を浴びれば夏を感じるようになるわけだ。

玄関のドアを開けてひどい熱気に包まれる瞬間よりも、朦朧としながらコンビニ自動ドアをくぐって文明の冷風を浴びる瞬間のほうが夏だ。

2020-06-09

僕ヤバ:3巻まとめ

3巻のテーマ

1巻は市川山田を好きになる物語

2巻は山田市川を好きになる物語

3巻は山田が求め続けて、市川が応えるまでの物語だった。

2巻までの二人はただ相手が好きで、それだけで良かった。

3巻での山田市川を求めているし、市川に求められる事を望んでいる。

しかし当の市川自分本心から目を背けているせいで望みはかなわないのだ。

からこそ karte.43 で市川が絞り出した本心尊い

不器用で臆病だが精一杯山田を求める気持ちがこもっていて、ようやく山田は互いに求めあう事の充足を得た。

3巻の山田杏奈

3巻は全体的に、山田の心が市川でわちゃわちゃする様を愛でる話が多かった。

単話ごとで見ると、山田が初めての恋に振り回される様はとても微笑ましい。

一方で3巻全体を通して見ると、すこしずつ山田不安定になっていく様子がうかがえる。

求めるにつれ自制が失われ、年相応の性欲が芽生え、不安が募り、ついにはナンパ彼女というストレス要因によって弾けてしまう。

この不安定さは最終盤、仲直りのハグ(2回目)とLINE交換によって肉体・精神の両面から満たされる事で一旦解消。

幸せの中で4巻に続いている。

3巻の市川京太郎

市川は2巻中盤以降から相変わらずで、山田ほど恋に振り回されてはいない。

自分の恋心を「病気」と断じて未来への希望排除しているため、より親密になりたいという欲求自体抑制されているのだろう。

これはもちろん欺瞞であり、ポーカーフェイスの裏で溜りに溜まった歪みが終盤ついに吹き出し初恋破たん寸前まで追い詰めた。

市川が歪みの正体に気付き乗り越えた事で二人の関係は一歩前進できたが、まだまだ色々な事(欺瞞のものとか)から目をそらしている事は変わりなく前途は多難だ。


以下、各話あらすじおよび個人的解釈


karte.31:僕はLINEをやっている

市川とのつながりが欲しい山田LINEの交換を持ちかけるが失敗。

逆に成り行きで萌子市川LINE交換することになり激しく嫉妬する。

自分市川に妬かせるためにクラスの石室君とLINE交換せざるを得なくなるが、すんでのところで市川が(意図的ではないが)阻止。

市川のやきもちがうれしい山田だった。

karte.32:僕は距離を取れない

持久走の授業は市川山田もついでに原さんも苦手。

図書室以外での接触を避けたい市川距離を取ろうとするが山田は一緒に走りたい。

なんだかんだ山田が気になってほぼ一緒に走り、結果はビリだった。

ヘトヘトの山田市川の方に手を伸ばし、立たせてと甘える。

授業終わりでみんな教室に帰っているし、まぁいいかと手を貸す市川

クソイベントの持久走すら山田と一緒だと悪くないのだった。

途中で預かったジャージ上着山田に返して教室に戻ると、

返したと思ったのは市川ジャージで二人のジャージが入れ替わっていた。

karte.33:僕らは入れ替わってる

市川の名札が付いたジャージ山田が着てしまう事を危惧する市川

授業中に入れ替わりに気付かず(?)着てしま山田

市川は挙手して黒板前に進み出ると、問題を解きつつ山田に「名札みろ」とジェスチャーを送る。

が、山田は二人だけの秘密を楽しんでいるかの様に受け流すのだった。

ようやくの昼休み図書室に市川が入ると山田は先に来ており、山田から返されたジャージの襟元にはご飯粒。

市川はいもの食べこぼしだと思ったが、それは口元にご飯粒を付けた山田市川ジャージに顔をうずめた痕跡なのだった。

karte.34:僕は視聴した

市川一方的山田を観察する初期のテイストの話。

ネット山田がEテレ「コロンブス学園」なる番組に出演している事を知った市川

丁度放送日だった事もあり気になって視聴する。

山田が皆に知られてしまう事を危惧する市川だったが、実際のところ山田はひな壇のその他大勢に埋もれ、しかも出番はほぼカット

市川はホッとしつつも山田の傷心を思い「コロ学」の話は避ける事にした。

が、当の山田は少ない画面映りにも満足で自慢げなのだった。

karte.35:僕は勉強を教える

最近山田は昼休み宿題している事を知ったちい(小林)が図書室を訪れ、なりゆき市川問題の解き方を教えることに。

素直で裏表のないちいが市川とも距離なく話す様に、親友とはいえ嫉妬が隠しきれない山田

市川の方でも「山田とだけは普通にしゃべれる」事をちいに指摘されて動揺。

その日の昼休みは終始かき乱される二人だった。

結局ちいは進研ゼミを始めたため図書室に来たのは1日だけ。

代わりに山田市川勉強を教わる事にして、図書室の二人は並んで座るようになった。

karte.36:僕は母親と似ていない

三者面談学校母親接触したくない市川面談室前の様子を隠れ見る。

順番が山田家の次だったようで、廊下椅子には山田母・山田市川母が。

美人で凛々しい山田母に納得の市川

隣に座るのが市川の母と気付いた事から緊張しつつも軽く談笑する山田市川母。

市川市川母の共通点を見つけ出してほっこりする山田だった。

面談終了後、玄関に向かう市川親子を見つけて後ろから駆け寄る山田

そのとき面談前にすごく綺麗な子とアメを交換しちゃった」との市川母の言葉に、一部始終を隠れ見ていた市川「山田」と即答。

すごく綺麗な子=山田という市川の答えに顔が赤くなった山田はまともに話しかける事ができず、「ば、バイバーイ」とそのまま駆け去った。

karte.38:僕は接触を試みた

ちいが風邪でお休み

萌子にちいの代役(椅子)を頼んだ山田だが、椅子萌子山田の乳を揉んだだめ憤慨。

それなら、と黒板に「山田触っていい場所マップ」を書かせることに。

山田書き込み、それをのぞき見市川

その日の図書室、市川マップを見たと知っている山田は触って良いよとばかりに距離が近い。たじろぐ市川

三者面談の話をしているところに司書先生が入室し、慌てて距離を開けた。

ふと見ると山田宿題ノートの端にアメを出しっぱなしにしていて、市川マップ上「触って良い」になっていた肩を軽くたたき「アメ、隠せ」と耳打ち。

突然のささやきに山田は耳をおさえて赤面、超絶動揺してしまう。

後日、山田マップには耳が「触るのNG」として追加されたのだった。

karte.38:僕はホントにずぶ濡れた

小雨かと思ったらドシャ降り。

冬の冷雨に打たれながら自転車家路を走る市川コンビニを出た山田と鉢合せした。

市川の濡れた髪と面貌に見とれて思わず手を伸ばしてしま山田、たじろぐ市川に気付いてギリギリ未遂

後ろで傘を持って2人乗りしようとの山田提案もあったが、仕事の予定もあって結局断念。その場で解散となった。

ようやく家の前まで帰り着いた市川は、自転車の前かごに山田コンビニ袋が入ったままになっている事に気付く。

袋の中にはお菓子の他に生理用品もあり、慌てた市川は再び雨の中を駅へと急ぐ。

何とか間に合った市川、大声で山田を呼び改札越しに袋を渡そうとする。

山田はわざわざ改札を出ると、袋を受け取りながら濡れた市川の髪を拭いた。

市川が慌てていた訳に気付いた山田は顔を赤らめつつも市川の耳にそっと顔を近づけて

「これ、生理のやつじゃないから」と耳打ちリベンジ

なんだかよくわからない市川

続く「ママに頼まれた」という言い訳市川は「あのキレイママがなぁ・・・」とキモい妄想にふけってしまい、それと知らない山田はここぞとばかりにハンカチ市川を撫で続けるのだった。

karte.39:僕は夢を見た

前回の雨で風邪をひいた市川学校休み、平日昼間の一人の家を満喫

そこに給食イチゴババロアをもった山田がお見舞いでインターホンを鳴らす。

玄関先で少し言葉を交わした後、体調を気遣っておとなしく帰ろうとする山田を、市川咄嗟に「あ、お、お茶でも、飲んでいっ、たら・・・?」と引き留める。

表情を明るくする山田

自宅に山田がいるという緊急事態テンパる市川お茶の用意をしかけたところで汗まみれの寝間着が気になり着替えることに。

が、熱と緊張のせいか着替えの途中で気を失ってしまう。

半裸で倒れている市川を見つけた山田は慌てて駆け寄る。

朦朧とした意識の中で「大丈夫大丈夫」と答える市川だったが、上着を着せようとする山田の腕の中で再び気を失った。

熱のこもった裸の上半身山田に預け、荒い息を吐く市川

まりの状況に思考が追いつかない山田

熱に浮かされる市川は、山田に抱き寄せられるやけにリアルな夢を見ていた・・・

頬を撫でる手の感触市川が目を覚ますと、手の主は山田ではなく姉。

外はもう夜で、寝間着は不器用だが上下とも着替えていた。

市川にはどこまでが夢なのか分からなかったが、イチゴババロアと置手紙から山田が来たことだけは間違いないようだった。

karte.40:僕は練習台になった

山田映画に出るらしい。しかも有名監督に有名俳優と共演。

チョイ役だが一言だけセリフもあるそうで、唐突に冷たい声で「マジキモい」と映画セリフ披露する。

山田が発したその言葉セリフと知りつつ心底の劣等感が震えてしま市川

その後もセリフ練習を続ける山田だったが、周りの目を気にする市川提案で人気のない場所に移動することに。

山田が選んだのは階段下の用具倉庫だった。

狭い用具倉庫、至近距離で向かい合って映画の話を続ける二人。

公開日は卒業直前の再来年春だといい、市川は否応なくその時の二人の関係について考えてしまう。

(再来年の春に)映画を観てくれる?という山田の問いかけに、市川わからん善処する、としか答えられない。

が、ほんの少しだけ覚悟をきめると「観られる(自分になる)よう善処する」と、初めて二人の未来について真剣言葉を発した。

その顔を見た山田は胸がいっぱいになり、セリフ練習が続けられなくなった。

karte.41:僕は見えない

前回を受けてイチャラブ度がピークに。周りに隠す気あるのか?というレベル

席替えの結果市川廊下側2列目、山田はその左斜め前とギリすれ違い。

市川の隣は原さん、山田の隣は足立となった。

足立山田教科書シェア作戦を画策、市川が阻止。嫉妬が嬉しい山田

山田長身で黒板が見えない市川が原さんにノートを写させてもらう。頬を膨らませて拗ねる山田

休み時間「原さんが隣でよかったねと」弱気山田に「山田デカくて黒板が見えない」とも言えない市川

つい「授業中、山田しか見えない(から黒板が・・・)」と口走ってしまう。

言葉インパクトに悶絶する二人。

廊下で一部始終が聞こえていた原さんも思わずもらい悶絶。

結局席順は山田市川を入れ替えて、最前足立市川、2列目が山田・原さん、となった。

karte.42:僕は利用された

市川山田から借りた「君オク」を読んで山田から自分への好意に気付きかけるが、あり得ない希望を持たないようにその考えを打ち消す。

そんな折ナンパイがまたも襲来、しか彼女?連れ。

その場はちいが追い払うも、昼休み図書室に今度はナンパ彼女けが登場。謎の正妻アピール山田けん制する。

市川に誤解されたくない山田暴走してしまい、彼女に連れられて図書室を訪れたナンパイに、市川とのキスシーン(のふり)を見せつける強硬策に出る。

山田からするとかなりの覚悟を要した行動も、山田から市川への恋心を「あり得ない」と考える市川には「好きでもない男を利用する行為」と映ってしまった。

それは「市川ネガティブ世界観」と「山田が隣にいてくれる現実」のギャップを埋める説明としてこの上なく適切であるように思え、

市川は足をガタガタと震わせつつこれまでの全てが「ただ利用されただけの関係だった」と結論。自ら絶望する道を選んでしまう。

その選択はまた、内心抱えていた恐れから解放され、元の自分に戻るという逃避でもあった。

karte.43:僕は山田が嫌い

山田を拒絶し昼休み図書室にも姿を現さな市川山田不安を募らせる。

2日目にして耐えきれなくなった山田は、放課後市川に強引に詰め寄った。

山田はここ最近市川との接触を求めすぎていた事に負い目があったようで、

「おこってるの?なんで?」「私が距離近すぎるから?」と涙目で問いかける。

その質問に答える事すら拒否して立ち去ろうとする市川

ごめんねとつぶやき山田は恋を失った後悔の涙を流す。

涙をぬぐおうと取り出したのは、いつかの「ご自由にお使いください」ティッシュだった。

それを見た市川は「山田はそんなヤツじゃない」と分かっていながら気持ちを偽っている自分自身に気付く。

市川は「欲しくてたまらないのに決して手に入らない山田」を想う気持ちが日増しに強くなる事から逃げる口実を求めていたのだった。

自分本心を知った市川山田に歩み寄り、たまたま用事があっただけ、と弁解する。

山田は安堵からわず市川を抱き寄せるが、接触を求めすぎたことが原因だと思い出してすぐ離れ、仲直りのハグだったと言い訳

市川は精一杯素直な気持ちを振り絞って「嫌だなんて言っていない」と返した。

山田は再び市川を引き寄せると、ようやく心置きなく、愛情のままに市川を抱きしめる事ができたのだった。

karte.44:僕らはLINEをやっている

その日の帰り道。

足立山田賢者タイム市川の会話はイマイチかみ合わず市川はやはり山田との相性は微妙嘆息する。

逆に、君オクの感想市川から聞いた山田は好きな場面が一致した事で心を弾ませた。

せっかく仲直りしたのに、来週はもう冬休み・・・

とその時、突如IQが高くなった山田天啓が降り、君オクの続きを月曜に持ってくると市川約束した。

はたして終業式の月曜、山田は君オクを持ってくるのを忘れる。

別にいいと言う市川に、強引に明日渡すよと持ちかける山田

から、待ち合わせのために、LINE教えて、と・・・

あわてふためきながらもついにLINE交換する二人。

「じゃあ明日ね」と声をかけて、山田ウキウキと帰っていった。

今日12月23日だと市川は気づいていない。

2020-06-07

気がついたら21時 プログラム 12時間 ちょいぐらいか 意識朦朧とするよね

2020-05-12

下に降りなきゃいけない状況、という夢

配下20〜30mコンクリートの段差が目の前にあって

飛ぼうとしたけど怖くなってためらう

夢の中で考える

いやいや、この段差飛んだら戻りたくても登って戻って来れないし

そもそもこの高さじゃ無事でいられるかも怪しいよな

うん、別のルート探そう

そう思ってその場を離れた

なんとなく印象的な夢だったのでネット検索してみた

高所から飛び降りようとしてるのは挑戦の意味

怖がってるのは挑戦への恐怖の現れ

現実で挑戦しようと思ってためらってることがあれば思い切って飛ぶべき、だと

しかし夢の中であの高さで思い切って飛んだら

普通に怪我だなあと思い

夢の中で仮に飛んでいたらネジがとんでるというか

意識朦朧とした状態になったらビルから飛び降りそうな気がする

2020-04-25

たかみな 研究中の今回のやつ

納品までもうちょっとかかる。

意識朦朧として、ものすげーまちがいがおおい

コロナの影響だろうな

決して疲れが溜まっているわけではない

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