やったあ夏だどこに行こう、なんてはしゃぐ層とちがって俺は毎年慎ましく部屋で夏を過ごす。いきおい、外の熱気よりエアコンの冷気の方に親しむことになるわけで、外の気温に関係なくあの風を浴びれば夏を感じるようになるわけだ。
玄関のドアを開けてひどい熱気に包まれる瞬間よりも、朦朧としながらコンビニの自動ドアをくぐって文明の冷風を浴びる瞬間のほうが夏だ。
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