はてなキーワード: 新入社員とは
「新入社員の彼、上司の指導が厳しそうだから、君から来週の担当定例でチーム替えを進言してもらえない?」
と、話を受けたのは先週の金曜日の午後。
入社10年目で最早ならマネージャーになっているけど、そうならなかったしそうなれなかった担当者にそんなこと言うなよと思いつつ
その担当定例というのは管理者とチームリーダーが参加し、毎週チーム内での進捗とか課題を共有する場だ。
その場で多分言うのだろう、
「彼のスキル習得状況を考えると、そろそろ次の担当に移してあげた方がよいと思います。」
まぁ、OJTという名の育成担当かつチームリーダーである自分が言うのは間違ってはいない。
ただ、こうも思う。
確かに今の担当の上長は職人気質で厳しいが、そこで得るものも成長するものある、そこで成長していくのもあるのだろう。
そう思うし、それを当の新入社員に問えば、おそらく彼はこういうだろう。
彼はその職人の下から離れ、ゆるふわ上長の下に行くのが組織として求められることなのだろう。
自分の10年前を思い出せば、そんな配慮もなかったし、今でいうところのパワハラが常態ではあった。
それを今の様にカバーしてもらえればここに至るまでに心を病むこともなかったし、良かったんだろう。
その一方で、あの日々が自分の成長につながったのかという生存者バイアスを感じることも無くもない。
何が正解か、正解なんてないんだろうけど、今の優しくなった世界では今の彼の処遇を何とかする、それが最善解何だろう。
と、明日の午後にあるその担当進捗で彼の異動を自分が進言するのだろう。
それはまぁ間違いではないし、それが良いことなのだろう。
ただ、何とも言えない引っ掛かりを持ったまま、明日の月曜日を迎える。
最近構築されてきた「優しい世界」への向き合い方がまだ理解できない30代。
世界はこれからも優しくなっていくだろうし、それは正しいことなんだろう、でもなんともその正しさに少々の違和感がある。
それをなんと表現すればよいのだろう。
この間入った新人が鬱病経験者らしいんだけど、本人はよく喋るしもう治ってるのかなと普通に接してたんだよね。
普通に接するということは、何も用がなければ会話も無いって事なんだけど、それって本当に普通だと思うのね。
四六時中くっちゃべってるようなのは、どうかと思うし。
だから、「時間まで復習しながら分からないことがあったらすぐ聞いてね」って言って15分だけ自習時間にしたの。
そしたらさ、翌日になって辞めるって言ってきた。
「どうしたの?何か問題あった?」って聞いたらさ…
「自習の時間って言われて15分も話しかけてこなくて放って置かれたから不満なので辞めます」だって…。
前もって『自習時間』って伝えた上で自習させていたのに相手にされないって…。
結局、その日辞めていった。
なんというか…今回の新人のような出来事ってこれも鬱病の人の考え方なのかなぁ。
会社としては数日の損はあったけど、自分としては15分の自習時間ですら、一人で復習も出来ないなんて悲しみと残念な気持ちだった。
「こんなはずじゃなかった……」 新入社員を悩ます“ガチャ”の正体
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/30/news010.html
例年なら新しい環境に適応できずに心身に不調が現れる「五月病」の時期だが、近年は「配属ガチャ」「上司ガチャ」に頭を悩ます新人も増えているという。
配属ガチャとは、入社時の配属先がどうなるのか分からないことをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞえたもの。希望の部署は配属された場合は「アタリ」、そうでない場合は「ハズレ」。
運良く希望部署に配属されても、ちゃんと指導してくれない、あるいは先輩や上司の高圧的な態度についていけない「上司ガチャ」に悩む新人もいる。“ハズレ”を引いてしまったら早期離職の引き金になる可能性もある。
配属ガチャ問題はネット上でも「希望していた仕事ができるものと思っていたが、全く違う部署だったのでがっかりした」「実家から通勤できると思っていたが、入社したら地方の営業所に配属され、転職を考えている」という声も挙がっている。
産労総合研究所が実施した「2022年3月卒業予定者の採用・就職に関するアンケート」によると、配属(職種・勤務地)に関心がある学生は企業の採用担当者の回答では「増加」が20%、「やや増加」が40%。計60%が増加していると答えている。同様に大学キャリアセンターの回答でも63%が増加していると答えている。
その背景には何があるのか。
大学でキャリア教育を担当している講師は「取りあえず配属ガチャを避けたがる学生が少なくない。『一生この会社でお世話になりたい』と思うほど、企業に対する信頼度が低くなっている。『長く勤めたくても、そんな時代ではないんでしょ』という感覚が大きくなりつつあり、やりたい仕事でキャリアを積みたいという思いがある」と解説する。
実際に前出の調査によると、学生に入社予定の企業で「何年程度働くつもりでいるか」という質問では「できるだけ長く」が45%と多いが、5年以内に転職を考えている学生が25%、10年以内では36%に上る。
つまり現在でも、学生では「できるだけ長く働きたい」と思う人が多い。しかし、「そんな時代ではない」という不安から、配属で失敗せずに自分に合った職種、やりたい職種を新卒時から経験したいという意識が高まっている。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220523/k10013634851000.html
「母は人間を越えた女神のような存在ではありません」って意味不明。
人を傷つけるような事を言わないのは別に「人間を越えた女神のような存在」という程の高い要求じゃないでしょ
自分の意思で子供を産んでおいて「産むんじゃなかった」なんて言う事は間違いなく子供の心をズタズタに傷つける事だし
そういう発言をしない事ってセクハラをしないとか人種差別をしないとかいうのと同じ「当たり前」の事じゃないの?
別に「人間を越えた女神のような存在」じゃないと出来ないような事じゃないでしょうに
学生を入学させておいて思ったようにならなかったら「入学させるんじゃなかった」
新入社員を採用しておいて思ったようにならなかったら「採用するんじゃなかった」
ペットを飼っておいて思ったようにならなかったら「飼うんじゃなかった」
…これらは全部おかしいのに、
もう数ヶ月も前なのだが、修論を書いていたころのことを思い出すと今でも涙が止まらない。
本当は私なんか研究室に入らない方が研究室のためだったのだけど、でも私修士号欲しかったから、普通の就職よりは内定の貰える技術職で就職したかったから、だから傲慢にも在籍していたの。許して。
教授は私のことをもう許してくれないのでしょうけれど、私は教授に好かれたかったよ。教授のために滅私奉公する私が好きだったよ。
卒業式にも出てないし、大学から卒業証書を事務室に取りに来いと言われているけれど平日しかだめらしいし新入社員は有給取れないし難しいな。卒業証書とかいらないから大学側で破棄してくれよ。そういうわけにもいかないのでしょうけど。
そんな、まるで教授に砂かけて卒業したような私が、大学院の専門ど真ん中での業界職種の仕事を始めるのに罪悪感がある。そういう学生って多い?そういうもん?気にしなくていい?
タチの悪い客に納入する商品の見積もりを間違えて、もの凄く怒られた挙句に30万ほど詰め腹を切らされたことがある。
本来適用できない割引を適用してしまったんだけど、余裕が無さすぎて部署でのダブルチェックをお願いすることを飛ばしちゃって、向こうの入金後に誤りが発覚した。
取引例から見て金額がおかしいのは明らかなのに、向こうはこの金額しか払えないの一点張り。結果的に50万ほど損が出て、決算期の月末だったこともあって部署の営業皆で補填した。
自分のミスではあるけれど、客の悪ノリは責められずにひたすら自分だけが罵倒されることに当時は心から納得できなかった。その会社はすぐに辞めたけど、20年経った今でも思い出してムシャクシャする。ミスはミスでもちろん悪いけど、それに乗じる悪意のがよほどタチが悪いでしょ。
セックス経験がない最初の段階から上手い人はいないのに厳しくジャッジしたら少子化になるよ、最初から上手いことを求められても無理だしいきなり下手くそと言われるのはプライドを傷つけられる
女性に対する虐待をエロいと植え付けるファンタジーをAVやエロ漫画で強く流布しているので、最初の段階では女性に対しての虐待と暴力をエロだと思い込んでいる。
マッサージ経験がない人はマッサージが上手じゃないのが当たり前なのに、AVやエロ漫画や刷り込みでマッサージが上手いことを男の価値だと誤解している。新入社員なのに仕事にプライドを持っていて、既に他人の話や指示を聞く気がない。他人の肩や首を殴って相手を怒らせている。が、上手い下手を指摘されるとプライドが傷ついて逆ギレする。
光の輪に吸い込まれたりネコに噛まれたりして異世界転生したら、自分はどんな生き方をするんだろうと考えたことない?
実は今、考えてる。
頭はそこそこ。少なくとも悪くはない。わりと楽に中堅大には受かった。資格をいくつか取った。簿記2級、宅建、英語は5年前だがTOEIC860点くらい。試験勉強ではあまり苦労した記憶はない。努力した記憶もない代わりに。
顔もそこそこ。少なくとも悪くはない。外面もそれなりにいいから、新入社員のころは社内でファンクラブができたらしい。広報紙的なやつや、就活生用の企業紹介的なやつに先輩社員として出させられたこともある。
コミュ力は壊滅的。人間と腹を割って話すのが苦手だ。休日や通勤時に同僚を見かけたら気付かれないように避け、迂回する。友達はほとんどいない。知り合いができても、環境が変わるたびに自然消滅させてきた。
動物にはそこそこ懐かれる。ただし哺乳類に限る。トリはつついてくる。
強さ、すばやさも壊滅的。筋力は低くスタミナもなく鈍くさい。走れば遅く、ボールを投げれば思ったようには飛ばない。
器用さは少しある。絵を描いたら、何を描いてるか程度は分かるものになる。根気はないのでマンガは完成しない。
何のジョブなら務まるだろう。野垂れ死にしなくて済むのはテイマーかな。テイムした魔獣を敵の攻撃から庇って死にかけて死ぬやつ。手紙の代書屋や翻訳屋もいけるか?大量にこなすのは無理だが。体力もやる気もないから。
4月からきた新入社員の男の子が身長180ちょいの筋肉質な男前君だったんだけど、入社早々女子社員に人気で色々と質問攻めにあってた。
具体的には「身長いくつ?」「体重は?」「ジムとか行ってるの?」「二の腕触らせて?」「腹筋触らせて?」「プロテインとか何か飲んでるの?」などなど。
新人男はちょっと苦い顔しながらも二の腕とか腹筋触らせてたんだけど、これって男女逆だったら普通にセクハラ案件なんじゃないの?
だって入社早々に男から「身長いくつ?」「体重いくつ?」「胸大きいね?触らせて?」「何かバストアップサプリとか飲んでるの?」なんて言われたら100人中100人はセクハラだって言うでしょ。
挙句の果てに「二の腕超ぷにぷにじゃん!触らせてよ!」なんて言われて実際に二の腕触られるようなら大事件でしょ。
いやまあ何が言いたいかってわけでもないんだけどさ、男って理不尽すぎじゃない?んでもって女ってダブルスタンダードすぎじゃない?
まず、大前提として大企業の社員はほとんどパソコンすらまともに使えない
よくあるExcelで数式使えないなんてのは当たり前で
PowerPointでもマスタ使えないし画像の透過設定もできない
Excelを作るときに列として何を作るべきか、行に何を入れていくべきかが分かってない
PowerPointでも考えをまとめられないから資料として成立しない
これは管理職とか年寄りの社員の話では無くて新入社員だろうが5,6年目だろうが同じ
新入社員でまともにタイピングできる社員も結構少ない(スマホの影響だろうか?)
こんなクソみたいな社員ばかりでも大企業はちゃんと回る(ように見えている)
日本の大企業はほとんど既得権益の寡占状態で寝ててもそれなりにお金が入ってくる
新商品を出せばパクリ商品でもそれなりに売れるし営業が売ってくれるし買ってくれる
だから大した仕事をして無くても給料が貰えるしクビにはならない
逆に高い能力で業務フィットしてしまうと固定化されてしまって異動できず出世することがなくなる
社員には実は能力なんて全く求められておらず、必要とされているのは「好かれるか好かれないか」だけだ
一時期、就活でコミュ力をバカにしていたが残念ながら日本の大企業では能力なんてどうでもよくてコミュ力だけが必要になる
と思うかもしれないが、大企業の経営方針なんて極論すると何でも良くてどうせ儲かる
図体がデカすぎるので何かしらの施策だけでどうにかなるようなことはないし、結局は潰してしまった方が早い
なので戦略策定に必要なのはいろんな部署の意見を聞いてきて誰も反対しないような戦略策定力になる
それが正しいかどうかはどうでもいい
大企業で働く社員はコミュ力のみで生きてきているからITに関してちっとも興味が無い
ITで出来ることは業務効率化だけであって、そんなコスト削減は経営に影響しないし出世にも影響しない
新機能よりもバグによるクレームの少ないソフトウェアの方が求められる
なぜなら放っておいても売れるから
爆発的に売れるようなことはないが、そこそこ売れてくれればそれでいいし、大企業のマークを付ければ勝手に売れてくれる
大企業から高スキルIT人材がGAFA等にガンガン引き抜かれたが、大企業側は特に困っていない
それの証拠に大企業側の中途採用条件を見ても具体的な業務内容はほとんど書かれていない
こういった企業に行くことは止めはしないし大した仕事もせずに給与を貰えるだろうが
そのうち飽きることを想定して次の転職先を見つけた方がいいと思う
・新卒・若手女性社員へ 辛いと思ったらすぐに転職してください
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約10年前の話になる。
200人の同期と3か月間の集合研修を終えた私は、
期待と緊張で胸いっぱいで現場に配属された。
配属先には20代の若手社員もいなければ、女性社員もいないと聞いていた。
早く先輩方の役に立てるようになるだろうか。
不安はあれどとにかく笑顔で明るくを心がけ、配属初日に挨拶回りを行った。
その時に、背筋がぞわぞわとする嫌な違和感を感じた。
初対面である。初対面で彼氏がいるかといったプライベートなことを聞くだろうか。
なお相手は40代の男性社員であり、年齢的に距離感が近いということもない。
また、成人している社会人が「女の子」と呼ばれることにも違和感があった。
しかし、この違和感はその後挨拶した社員(30半ば~60代男性)ほぼ全員に対して感じることになった。
「"女の子"に電話を取ってもらった方が嬉しいから、電話番お願いね。」
「"女の子"だけど大変じゃない?」
私の名前は「女の子」ではなく増田である。と何度思っただろうか。
また、やたらと「女の子だから○○?」と聞かれるが質問の意図が理解できなかった。
いわゆる女の子らしい、おしとやかだとか愛嬌があるような振る舞いなど
また、異性にちやほやされたこともなかった。
そんな私が、新入社員や新人や一人の人間ではなく「女の子」として見られ、
「女の子」としての役割や振る舞いと求められているように感じた。
正直、辛かった。
その後3年間、私は「女の子」として職場の男性に奉仕することになる。
1日あたり30~50件ほどの電話の取次ぎ、
世間話の相手(妻の愚痴や「女の子には分からないだろうけど」「女は楽でいいよな」といった男尊女卑の話が多い)、
と返され何も教えてもらえないため、聞き方に気を付けなければならない。
他部署の30代半ばの女性社員が幣部の男性社員に話しかけるときは
座っている相手の横に跪き、猫なで声で、相手を持ち上げてから要件を話していた。
「○○さ~ん!この前は本当に助かりましたぁ。さすが○○さん!
ところでお願いがあってぇ。この件なんですけど・・・
○○さんお願いしますぅ!」
私もそのようにしなければならないのだろうか。
猫なで声はできなかったが、
床に跪くところと相手を持ち上げるところを真似して
質問するようにしたら会話してもらえるようになった。
「足を出せ。スカートを履け。」
「男なんてころがせばいいんだ。スカートを履け。」
指導は何年も続いた。
役職者のお酌をずっとしていた。
飲み会の帰りには、入り口に立たされ役職者の60代の男性と握手させられた。
辛い思いをしているとよく言われた。
「可愛がってもらってるんだよ」
「可愛がってもらっているうちが華だよ」
「女の子は楽でいいよね」
女のくせに働かせてもらえているだけ有難いんだ。
女だから体を触ってもらったり男性関係を聞かれたり可愛く媚びることを求められるのは
可愛がられているからなんだ。
当時、「女でも頑張って働かなくちゃ」という趣旨のメッセージをSNSに投稿すると、
「あのババアが!」とオフィスで本人にも聞こえる声量で怒鳴ったことがあったり、
「しゃべり方がむかつくんだよ!」と怒鳴り泣かせており、
入社初日にまず会社のエレベーターに乗った時に驚いたことは今も覚えている。
転職先では、男性がエレベーターの入り口付近に立ち開閉ボタンを押していたのだ。
今までは、女性がへこへこしながらボタンの前に急いで行き(先に男性がいたらすみませんと言って交代する)、
私は本当に驚いた。
猫なで声で話す女性がいない。
媚びなくても業務を教えてもらえる。会話してもらえる。(※当たり前だが社会人としての気遣いは必要だ)
女性のプライベートを聞いたり、昨晩行った風俗についてオフィスで話す男性がいない。
お茶くみ係がない。
雑用は新人が行う。(翌年かその翌年に新しい新人に交代される)(女性固定ではない)
飲み会で若い女性がお酌係やオーダーの取りまとめや皿の片づけをしておらず、
「女の子」と話しかけられず、「増田さん」と言ってもらえる。一人の社員として扱ってもらえる。
転職して数年がたつが、素晴らしい会社とご縁があり本当に感謝している。
仕事は大変になった。覚えることはなくならないし、責任が増えていく。
「女の子」の指導をされたこと、職場の男性に奉仕していたことは、
ただ搾取されたにすぎなかった。
上記の会社は現在も東京都内にあり、怒鳴った男性含め現役です。
辛いと感じたらすぐに環境を変えた方がいいと若い女性社会人に訴えたいと思い、筆を執りました。
たくさんブクマいただいて恐縮です。
まず、文献を貼らずに・・・と何人かの麿が目を剥いていたので、ほぼ古典レベルのこの文献を貼っておく。
木下富雄(2002)リスク認知の構造とその国際比較, 安全工学 41 (6), 356-363
https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/41/6/41_356/_pdf/-char/ja
P.357これまでに日本で行われたほとんどすべての研究において、女性が男性に比べてリスクに敏感であることが知られている6)10)11)。そしてこの傾向は、科学技術のリスクだけではなく、BSE汚染や自衛隊の海外派遣のような、社会的な事態のリスクにも及んでいる12)。性差はさらに年齢とクロスしており、リスク認知が一番高まるのは、30~40歳代の女性であることが多い11)13)。これは、配偶者や子供など、身近に愛するものをかかえるこの年齢の女性が、リスクに過敏になるためではないかと解釈されている。
p.362ところが,中国では,たばこを除き男女差はほとんどない.さらにアメリカでは,レントゲンや麻薬において,男性のほうが女性よりも高いリスク認知を示している10).いずれにしてもリスクの認知が,文化の影響を強く受けていることだけは明らかといえるだろう.
この分野が面白いと思った麿は、最近の文献はGoogle ScholarやらPubMedで risk perception をキーワードに色々探してみて欲しい。
英語のPDF文献はShaper https://dream-exp.net/shaper/ で改行削除してDeepLで翻訳すると楽です。Shaper作ってくれた人ありがとう。
で、エントリを読んだ人にはほとんどわかっていただけたと思うが、自分は例のアンケートの元々の設計と結果の解釈が正直「まずい」というか「かなりまずい」と感じており、あのアンケートの結果をもって、
40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観がアップデートされていないとか、
40代~の中高年層がやたらと「風紀委員」的になっているとか言ってしまっている人たちに、
いやいやちょっと落ち着こうやというつもりで今回のエントリを書いた。
仮説や解釈に言及しているひと、同業者の方だろうか、ありがとう。
自身のつらい体験や、大事な人のつらい体験を書いてくれている人も、共有してくれてありがとう。
良く分からないが「あれは絵だ」とか、「あの広告をなくしたところで痴漢は減らない」言っている人も、おそらくnot for meな長い文章をさいごまで読んだのはえらいなとおもった。とにかく読んでくれてありがとう。
どのコメントもすべてありがたく読んでいる。
特にn3922氏の
“周囲の大人は痴漢に怒ってくれる、という信頼感を自分にくれた恩人である。” この信頼感の絶対量がもっと多い世の中だったら、たわわも問題にならなかったんじゃないのかな〜と思ったりする“
というコメントは、自分が広告の表象よりは講談社の意図が気になった根底には、これがあったんだなと、気づきを得た。
信頼感は、リスクの評価や受容に大きくかかわると言われている。
これを今のニュースで例えると、製薬会社やそれを指導管轄する国への信頼が低ければ、ワクチンが危ないという気持ちが強くなり、ワクチンを受容しようという気持ちが低くなるという仕組みになる。まあワクチンの場合はもっといろんな影響因があるが。
今回の件の場合、○○への信頼の○○には、「社会」が入るだろう。
具体的に言えば、「この社会は市民を性的被害から守ろうとしてくれる」という信頼感である。
この信頼感が高ければ、たわわの広告が「まずい」と感じる人は減ることが予測される。(この論理については後段でもう少し詳しく説明する。)
「まずい」と思う人が減れば、広告表象等に係わるコンフリクトが減ることが期待される。
これはみんなにとって良いことだろうと思い、講談社の意図と社会への信頼感の関係性をみる実験を考えた。
講談社の意図については、ブコメでは以下のお2人が回答してくれていた。他に見落としていたら申し訳ない。
yujimi-daifuku-2222氏
可愛らしい女の子が出てくるギャグファンタジーを読んで、新入社員に元気になってもらいたい以外の何があるのだろうか。/強敵との戦闘を楽しむDBの孫悟空は通行人に面白半分に殴りかかる事を肯定しているのですか?
ruin20氏
漫画の中の彼女たちの巨乳を拝んでありがたいなあ(しみじみ)みたいな形で元気をもらってくださいねって話だと思うんだけど、それだったとして何なの? なんか問題あんの?
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可愛らしい女の子が出てくるギャグファンタジー。彼女たちの巨乳を拝んでありがたいなあ(しみじみ)みたいな形で新入社員に元気になってもらいたい。
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しかしなにかまだ足りない。
たわわには巨乳ヒロインが複数登場するが、そのうち、電車の中で会える女子高生のアイちゃんをわざわざ表象に選んでいる意図が抜けている。
それを加えて、ターゲットと提供する価値を明確にしてみたのが以下である。
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新入社員のみなさんへ。
憂鬱な月曜日、巨乳を拝んでしみじみと癒され、元気になりましょう。
1~4巻発売中。ぜひ買ってね!
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どうだろうか。キャッチ―とは到底言えないが、割と過不足なく講談社の意図と広告の中身を説明できているのではないか。
(ギャグファンタジーはちょっと違うのではと思ったので単に漫画とした。すみませんyujimi-daifuku-2222氏)
これを、朝の新聞の1ページいっぱいに32ptくらいのフォントで書いて出す。
絵は、「オタクや萌え絵への忌避感」の影響を避けるために載せない。
それを見た時、「この社会は子供を性的被害から守ろうとしてくれる」という信頼感はどう変わるだろうか。
おそらく、性的被害の経験者はそうでない者と比較して、信頼感が有意に下がることが予想される。
理由は、「電車の中の女子高生を性的コンテンツとして楽しむこと」と痴漢等の具体的な性的被害への危機感がリンクするのは、主に被害の実体験を持つ者だからである。
上記が納得いかない、という人もいるだろうから、その作用機作を証明するために同様の実験をするといい。
例えば、「痛みを伴うことを笑いの対象とする」バラエティー番組を宣伝する文章を掲示し、
「この社会は子供をいじめから守ろうとしてくれる」という信頼感の変化をみてみるのはどうだろう。
おそらく、いじめ被害者は、加害者と比較して、信頼感が有意に下がることが予想される。
いじめ被害者は「バラエティ番組で人を痛めつけることをコンテンツとして楽しむこと」といじめの具体的な被害への危機感がリンクしやすいからである。
ここまで書いて、なぜ私は1mmも自分の成果にならない実験の話をしているのだろう、と我に返ったが、まあいい。このまま投稿する。
夜中のテンションにまかせて書いたので、同業者諸氏に粗を指摘・改善いただいたうえで、この実験を例の計量経済学の先生にしてもらえると嬉しい。
たわわ広告への反応が、「風紀委員的な正義感」に基づいたものなのか、「被害経験に基づく社会への信頼感の低さ」に基づいたものなのか、より明確にできるだろう。
以上。
https://anond.hatelabo.jp/20220428103925
は、男性を馬鹿にしているので、まず間違いなく、この内容は理解できないだろう。
男性を頭からバカにしているので、言ってることはすべて否定され、捻じ曲げられて解釈され、真っ当に届くことはないとしか思えない。
が、まぁそれは自分の問題じゃない。まずは自分的メモとして書いておく。
男であれば多かれ少なかれ「渇望」しているのものだ。
何者かになりたい、認められたい、唯一無二のものになりたい。世界で誰も行ったことがないどこかに行きたい。
「渇望」はあるものの、自らが満たされることはない。
それは当然。世界は自分のためにあるわけじゃない。学校に行けば勉強しろ。社会に出れば、パワハラ上司にへいこら。結婚すれば奥さんに平身低頭。子供が出来れば、子供のことで精一杯。
仕事と言っても、どうでもいい雑用ばかりで給料も上がらなければ、褒められることもない。給料が上がらないから無能なのだろうと、いろんな人から責められる。
そのような世界は「渇望」を持った身からすれば「泥沼」のよう。何をどうしても抜けられない。「渇望」は自分の中から発生するがゆえに何をしても消えることはない。
何をしても抜け出せない泥沼のような世界。そこを誰かのために歩いていくしかない絶望、そして「死」。
死ねば楽になるのかもしれない。でも「渇望」ゆえにそれもかなわない。
これから社会に出る新入社員からすれば、不安いっぱいに決まってる。「渇望」が満たされるかは大いに疑問なのだから。
そのような泥沼の世界で孤独に絶望し「死」しかない世界から逃げるには「妄想」位しか存在しえない。
「渇望」は非定型だが、男性であるがゆえに「性」の「型」として、「たわわ」のような女子高生は無垢で生命にあふれているという「妄想」を持つことが出来る男性が存在する。
そういう男性が、たまたま、その存在を見ると、一瞬「死」の世界が崩壊し「渇望」した世界に到達できたかのような「妄想」を感じるのだ。
言い方を悪くすれば、単純に「そういう妄想」を別世界で実現してると言い換えても、さほど間違ってない。
でもそういう「妄想」を持って何が悪いんだ?「渇望」を持っていることは犯罪とは関係ない。そんなんだったら男性は全員捕まってる。
そもそも原因である「渇望」が「性」とは必ずしも関連しないので性犯罪の原因とは無関係だ。
大本が妄想なので、悪く行ってしまえば必要悪。とてもではないが「良い」ものなどと思えるものではない。
「問題ない」からといって「賛美」にはならない。なぜ「賛美」と言う単語を使えるのかさっぱり分からない。
私から見るに、こういう「妄想」を持てる日本社会の流儀というか社会的文脈を把握して書いてるように見える。
フェミニズムの考えでは「渇望」は社会的なものなのかもしれないが、男性からすれば自分の中から発生する、非定型な「衝動」だ。
全くの勘違いをしているようだが、「渇望」は非定型で、女性に向かうとは限らない。
上記のように、たまたま、日本社会の「社会的文脈」で女子高生になったが、おそらく別の社会なら、別のものになったろう。でも完全になくなるとは思えない。
男性の「渇望」が内にある限り。
ということで、まとめれば「何」で元気になるかと言えば「泥沼のような絶望せざるを得ない世界」を「妄想」で破壊し、一瞬「渇望」を実現てきたと思える希望を持つことで、だ。
その「妄想」を「キモい」と言って、男性の愚かさとして非難するのだろう。そもそも理解できないに違いない。
でも、その「妄想」を誰がどう非難するんだ?それが犯罪か?じゃあ「絶望せざる得ない世界」に銃を振り回して殺して回ればいいのか?
男性の悲しい適応反応を「弾圧」してさぞかし楽しいことだろう。
でも、その弾圧に意味はない。男性の「渇望」が消えることはないからだ。
この内容もフェミニストからすれば、言ってることが分からないのだろう。私は一応「表現の自由」派になるのだろうが、そんなに大層なもんじゃない。単に「妄想」するぐらいの自由をくれと言ってるに過ぎない。