はてなキーワード: キュレーションとは
https://df.nicovideo.jp/entry/347125
リンク先は「ゲームメディア側の視点からアフィブログ問題を語ってみる。ゼルダ95分で全クリという誤報の大拡散から考える、現代のメディアのありかた」という記事だ。簡単に言うと、ドワンゴ(角川)が主体となって運営しているゲームメディア「電ファミニコゲーマー」が「はちま起稿」や「JIN」、「やらおん」などのゲーム系迷惑サイトのフェイクニュース大量生産の姿勢を批判するものなのだが、この記事に対するコメント欄の反応が地獄の様相になっている。
ゲーム系迷惑サイトの読者による罵倒の荒らしは見るにも堪えない。感性の違いで済ませるにも中々厳しいところが多すぎる。電ファミニコゲーマーはそもそもTwitterやはてブのコメントが付くことはあっても電ファミのサイト側にはあまりコメントが付かない(いつも常連の人か中の人しかコメントしてない)。電ファミにログインするにはニコニコのアカウントが必要なのだが、この記事にコメントしたユーザーのアイコンはほぼアカウント作成時のデフォルト(ツイッターでいう卵アイコン)のままだ。つまり、件の記事を荒らすためだけに作られた、もしくは初めて電ファミにログインしたユーザーである可能性が高い。実名顔出しアイコンの人は…知らん!
この人たちの主張をまとめると「既存のゲームメディアはメーカーと癒着してるから信用しない。だからメーカーとの癒着がない個人が運営しているゲームブログを信用する」らしいのだが…
結論からいうと、この主張をする人は「既存のゲームメディア」ではなく「ファミ通」を信用していないのだ。実際問題、紙媒体として現在有力なのは実質ファミ通のみだろう。ファミ通のレビューはさんざん注目されるが電撃のレビューは一切注目されない。紙媒体のゲームメディアはファミ通、電撃を始めとしてほとんど角川系しかないし。
実際ファミ通のレビューは「点数はアテにならない」なんてさんざん指摘されていることだ。それこそ2013年に発売されたジョジョASBである。あれを格ゲーとして見るかキャラゲーとして見るかで評価は変わると思うのだが、いずれにせよ満点はやりすぎだったと思う。現在人気タイトルの筆頭であるポケモンやスマブラ、ソウルシリーズ(デモンズ)も当初はファミ通レビューで大した点数をつけられなかったのも有名な話だ。どうせみんな40点(満点)か極端な低評価しか見ていない。
そもそも、「ゲームメディア」とは何だろうか?とりあえず増田が考えた簡単な定義を紹介する。
2.あくまでメーカー(開発者)と消費者の中間の存在であること。
まあ、1の伝える中心の情報を変えればわりと普遍的なメディアの定義になるのではなかろうか。これらの条件を満たすゲームメディアはかなりの数がある。
紙媒体ではファミ通(角川)、電撃PS(角川)、ニンドリ(徳間書店)。
ウェブメディアではファミ通.com(角川)、電撃オンライン(角川)、4Gamer(Aetas)、GAME Watch(インプレス)、インサイド(イード)、Game*Spark(イード)、AUTOMATON(アクティブゲーミングメディア)、IGN Japan(産経新聞)他。
ちなみに電ファミニコゲーマーはファミ通と電撃と4Gamerの関係者が合体したものだ。
まさかこれらのメディア全部が「メーカーと癒着しており、信用するに足らない」とでも思っているのだろうか。
…実際に定期的にねつ造じみた誤報を出したり、運営企業がそもそもメーカー側の事業の一部な所もあるのだが、そういったところは読者から指摘されれば記事を訂正もするし、責任の所在がはっきりしているし、自社のゲームを取り扱う際は読者から疑われないようにかなり神経質にしている。もしメディアの記事を読んで気に喰わないのであれば別のメディアに頼ればよい。読者はメディアを自由に選ぶことができるのだ。紙媒体と違って無料で読めることが前提のウェブメディアなら尚更だろう。
まさか、ゲーム系迷惑サイトの読者は自分が読んでいるサイト以外にゲームの情報源が存在することを知らないし、知ろうともしない可能性が?
いやあ、それはないだろう…
ないよね?
そもそも何が悪かったのかというと、特定のメディア(企業)が読者(市場)をほぼ独占するとろくなことにならないという普遍的な結論である。新聞が一社しかなかったら絶対にろくなことにならないのは誰でも想像がつくだろう。
最後に、電ファミニコゲーマーは既存のメディアは他メディアの記事に触れることができなかったとして「ゲーム系まとめブログみたいに複数のメディアの記事を閲覧できるようにキュレーションメディアという形をとった(もちろん無断転載ではなく、元記事へリンクする仕組み)」のだが、そもそも電ファミニコゲーマーが書くオリジナル記事(「ゲームの企画書」シリーズ、増田が個人的に好きなのはドワンゴVR部系の記事)の品質が良すぎてそれだけで勝負できてしまい、キュレーションサイトとしての存在感が薄い。
あと、キュレーションするサイトの中にいわゆる「個人を騙り責任の所在を曖昧にしている企業によるゲーム系速報/まとめサイト」がキュレーションされてしまっているので、ある程度責任の所在が明確なメディアの記事のみがキュレーションされるような仕組みに変えてほしい。
<追記>
件の記事のコメント欄はゲーム系迷惑サイトの読者ではなくゲーム系迷惑サイトの運営側の工作ではないかという意見があった。その可能性をすっかり失念していたが、いずれにせよゲーム系迷惑サイトの関係者は例え地の果てまで逃げようとも必ず追い詰めて責任追及してやる。
<追記その2>
久しぶりに電ファミニコゲーマーを閲覧したらまさかのこの記事が載っていた。どうやら公開の約1週間後(3/22~23)にピックアップされたらしい。それで色々と反応を見てみたのだが、興味深いトラバ(http://anond.hatelabo.jp/20170323161617)があったので引用させていただく。
==
http://anond.hatelabo.jp/20170316204720
参考
オタクではなくアニメが好きなだけのゴシップ好きが増えたと感じる
http://futalog.com/369294475.htm
==
ちなみに私はゲームメディアの関係者ではない。強いて言うならば、「みんな、どうしてテレビゲームに飽きちゃったんですか?(http://anond.hatelabo.jp/20170207194549)」とかいう駄文を書いた挙句はちまやJIN、やらおんに拡散されてしまったゲーム業界志望者の学生である。あいつらに自分がPV稼ぎの餌にされたと思うと心の底から悔しい。この記事なら多分あいつらに拡散されることはないだろう。
言いたいことがたくさんあると文章が散らばって良くないですね。読んでくれてありがとう。
以下、書いたはいいけど主題と関係の薄い無駄話なので読まなくてもよい。
正直なぜゲームブログが「メーカーとの癒着がない」前提で話しているのかがわからない。つい最近にもはちま起稿がDMMの管理下だった時期があるとニュースになったばかりではないか。S社なんて何人かの関係者がゲーム系迷惑ブログの管理人と接触して増田みたいな人間から滅茶苦茶叩かれているのを知らないとは笑わせてくれる。
そもそもゲーム系迷惑サイトがあの規模で記事を大量量産しまくっているのを見て個人運営(笑)だと思うのがおかしい。大手に限らず話題の新作ゲームが発売されるたびに雨後の筍のごとく出てくる「○○(ゲームのタイトル)速報/まとめ」は大体まとめブログを収入源とする企業が作っているものだ。個人運営で匿名を装うのはまず組織的な犯行とみて間違いないだろう。個人で収入源にするには採算が合わない。一番いい例がそれこそはちまだ。あれは管理人の親が広告業だったからそれの発展形として企業化したのものだ。
なぜ自分の愛読するブログが親の仇にように増田から執拗に責められるのかがわからないゲーム系迷惑サイトの読者のために理由を簡単に説明すると「記事のほとんどが他所のメディアからの無断転載」で「PV数を稼げるように転載内容を編集してねつ造」し「まるで何の変哲もない個人が運営しているようにみせかける」ことによって「責任の所在をあいまい」にして自分の身に不利益がないようにふるまっているからである。
キュレーション業界は、他人が汗水垂らして作ったコンテンツを勝手に盗用して自分達のオリジナルコンテンツに見せかける手法がデファクトスタンダードになっている。
最近は規模の大小に関係なく盗作や剽窃の告発が相次いでいて、全うな手法で運営しているキュレーションサイトを挙げるのが難しい状態。
に名称変更してはどうだろうか?
カンニングでは、他人が必死に解いた答えをこっそり覗き見て、自分で考えた回答であるかのように答案用紙に書き写す。その答えが正しいかどうかは、カンニング先に依存する。
これは、まさに今のキュレーション業界の行動様式にそっくりだ。違うのは、たまに出典元を書くことがあるくらいだ。
マスコミもこの名称を使って今後は報道して欲しい。「カンニングメディアのWELQ、MERY等を運営していたDeNAは…」といった感じで
なーんか怪しい記事。導入、WELQでキュレーションが儲かってるのがバレて逆に…とくるのでそこからメディアでも作ったかと思ったら1年前から運営してるし。
中小企業の運営するしょぼいキュレーションサイトと言う割には運営1年でかなり儲かってるとくるし。
時給200円のライターさんがこれからどうやって生きていけばいい?なんて、クラウドワークスやランサーズで募集した人なんだし他の案件やるだけじゃないの?
DeNAの報告書を読むとアジャイル開発関連用語が結構出てくる。POとか。用語説明が足りてないので一般人にはなんだこれ状態だが。
一言でいうと、今回はアジャイル開発の敗北と言えるのではないだろうか。サービスを小さく始めて少しずつ良くして行くはずが、少しずつブラックに変わっていき、会社もそれを制御しなかった姿を報告書は指摘している。
そして各サイトのPOは全員コンプライアンス意識が欠如していたことも指摘されている。
アジャイルの弱点としてコンプライアンス軽視がある。アジャイルの雄だったDeNAですらこんな体たらくだし、楽天とかはグレーゾーンの名物ランナーを何年も続けている。
アジャイル関連資格のCSMやCSPOもコンプライアンスは問われていない。ウォーターフォール系資格であるPMPや情報処理PMではちゃんとコンプライアンスが問われるのとは対照的だ
そもそも、アジャイルソフトウェア宣言が作られた時期の米国IT業界を調べればすぐわかるが、アジャイルソフトウェア宣言は、当時ドットコムバブル崩壊で恐慌が始まっていたエンジニア業界が、自分達が失業しないために出した「いつでも何処でも何でもすぐやります」宣言に過ぎない。そこにはコンプライアンスの文字は無く、スピード以外は無視するという悪い概念が取り入れられた。
今回のキュレーション問題は、そんなアジャイル開発全体の敗北ではないだろうか。スピード感があればなんでも許されるわけはない。「永久ベンチャーは免罪符ではない」のフレーズは、その意味も込められている。
2017年3月12日1時頃、各サイト直近200エントリについての数字。
ソース | 3ブクマ以上到達率 | 新規エントリ/日 | 新着リスト基準超/日 | 0ブクマ | 1ブクマ | 2ブクマ | 3〜10ブクマ | 11〜100ブクマ | 101ブクマ以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
朝日新聞(新聞) | 19% | 172.9 | 32.8 | 134 | 28 | 25 | 11 | 2 | |
NHK(テレビ) | 23% | 109.6 | 25.2 | 1 | 111 | 42 | 27 | 17 | 2 |
毎日新聞(新聞) | 14% | 182.9 | 24.7 | 151 | 22 | 23 | 4 | ||
AFP(通信社) | 34% | 71.0 | 24.1 | 1 | 113 | 18 | 50 | 18 | |
日本経済新聞(新聞) | 15% | 134.9 | 20.2 | 1 | 148 | 21 | 16 | 13 | 1 |
産経新聞(新聞) | 11% | 131.3 | 14.4 | 3 | 156 | 19 | 16 | 6 | |
東洋経済(雑誌) | 49% | 27.4 | 13.4 | 1 | 74 | 27 | 53 | 41 | 4 |
赤旗(日刊紙) | 63% | 19.9 | 12.5 | 26 | 49 | 121 | 3 | 1 | |
ダイヤモンド(雑誌) | 46% | 26.3 | 12.0 | 1 | 85 | 23 | 65 | 26 | |
ハフィントンポスト(ネット) | 38% | 30.7 | 11.5 | 2 | 92 | 31 | 52 | 19 | 4 |
Yahoo!News(キュレーション) | 14% | 72.0 | 10.1 | 1 | 145 | 26 | 22 | 4 | 2 |
日経BP(雑誌) | 47% | 20.8 | 9.8 | 2 | 85 | 19 | 56 | 33 | 5 |
Yahoo!News雑誌(キュレーション) | 11% | 78.8 | 8.7 | 154 | 24 | 17 | 5 | ||
時事通信(通信社) | 10% | 84.5 | 8.0 | 1 | 166 | 14 | 15 | 2 | 2 |
BBC(テレビ) | 45% | 16.2 | 7.3 | 9 | 101 | 65 | 24 | 1 | |
講談社現代ビジネス(雑誌) | 55% | 13.0 | 7.1 | 1 | 73 | 16 | 64 | 37 | 9 |
blogos(ネット) | 8% | 78.6 | 6.3 | 156 | 28 | 12 | 3 | 1 | |
ニューズウィーク(雑誌) | 52% | 12.1 | 6.3 | 62 | 34 | 68 | 34 | 2 | |
共同通信(通信社) | 13% | 45.4 | 5.7 | 153 | 22 | 16 | 6 | 3 | |
CNN(テレビ) | 33% | 16.2 | 5.2 | 81 | 54 | 47 | 17 | 1 | |
東京新聞(新聞) | 21% | 24.2 | 5.0 | 140 | 19 | 32 | 8 | 1 | |
ロイター(通信社) | 5% | 92.6 | 4.6 | 163 | 27 | 7 | 3 | ||
講談社JBpress(雑誌) | 57% | 8.0 | 4.5 | 1 | 61 | 25 | 79 | 33 | 1 |
日刊ゲンダイ(日刊紙) | 30% | 12.4 | 3.7 | 1 | 116 | 23 | 34 | 24 | 2 |
TBS News i(テレビ) | 10% | 35.8 | 3.6 | 155 | 25 | 12 | 7 | 1 | |
文藝春秋(雑誌) | 45% | 7.9 | 3.5 | 84 | 26 | 51 | 29 | 10 | |
プレジデント(雑誌) | 30% | 9.1 | 2.7 | 1 | 91 | 48 | 47 | 13 | |
WSJ(新聞) | 22% | 12.4 | 2.7 | 129 | 27 | 36 | 8 | ||
朝日新聞出版(雑誌) | 20% | 12.5 | 2.4 | 3 | 130 | 28 | 25 | 12 | 2 |
リテラ(サイゾー) | 69% | 3.5 | 2.4 | 50 | 13 | 62 | 72 | 3 | |
フォーブス(雑誌) | 29% | 7.6 | 2.2 | 1 | 109 | 33 | 44 | 12 | 1 |
ビジネス・インサイダー(キュレーション) | 31% | 6.9 | 2.1 | 107 | 32 | 37 | 19 | 5 | |
北海道新聞(新聞) | 16% | 12.3 | 2.0 | 125 | 43 | 24 | 8 | ||
アゴラ(ネット) | 16% | 12.0 | 1.9 | 134 | 35 | 27 | 4 | ||
日テレNEWS24(テレビ) | 4% | 48.2 | 1.7 | 174 | 19 | 6 | 1 | ||
河北新報(新聞) | 11% | 14.9 | 1.7 | 2 | 143 | 32 | 18 | 3 | 1 |
サンケイビズ(日刊紙) | 8% | 16.8 | 1.3 | 7 | 159 | 18 | 13 | 3 | |
沖縄タイムス(新聞) | 23% | 5.5 | 1.2 | 1 | 131 | 23 | 28 | 16 | 1 |
テレ朝ニュース(テレビ) | 13% | 9.9 | 1.2 | 3 | 149 | 23 | 11 | 11 | 3 |
NEWSポストセブン(雑誌) | 15% | 8.5 | 1.2 | 148 | 23 | 19 | 9 | 1 | |
琉球新報(新聞) | 19% | 5.4 | 1.0 | 1 | 145 | 17 | 28 | 9 | |
ビジネスジャーナル(サイゾー) | 18% | 5.3 | 1.0 | 1 | 136 | 27 | 28 | 7 | 1 |
神奈川新聞(新聞) | 23% | 3.9 | 0.9 | 136 | 19 | 33 | 12 | ||
FNN(テレビ) | 13% | 5.0 | 0.7 | 151 | 17 | 18 | 6 | 2 | |
朝鮮日報(新聞) | 11% | 5.1 | 0.6 | 151 | 27 | 17 | 5 | ||
BuzzNews(盗用?) | 11% | 2.4 | 0.3 | 144 | 34 | 19 | 3 | ||
新潮Foresight(雑誌) | 32% | 0.8 | 0.2 | 112 | 25 | 48 | 14 | 1 | |
Total | 25% | 1,733.3 | 439.7 | 37 | 5647 | 1326 | 1633 | 674 | 76 |
※0ブクマは1つ以上付いたブックマークが消された後の状態。[あとで読む]が消化された時などに生じる。ニュースサイトの全記事が勝手に登録されるわけではない。
※合計が200にならないサイトがあるが、エントリリストには存在するが、ブックマークページが存在しないというケースである。どうしてそうなったかはわからない。
※読売新聞は「権利者の申し立てにより非表示」とかいうことで、はてなブックマークのエントリリストに表示されない設定になっているらしい。
DenaがWelqでやらかして、ネット界隈ではキュレーションサイトが悪の根源みたいな扱いになっているが、あの騒動で逆に「キュレーションサイトは手軽に稼げる」という事がバレてしまい、私の勤めている会社でも絶賛キュレーションサイトをバリバリ運営している。
ジャンルは隠すが、中小企業の運営するキュレーションサイトなので正直しょぼい。ライターは完全外注で、クラウドワークス・ランサーズを駆使して安く大量に長文&リライト記事をアップしている。
まあリライト指示と記事の編集、アップロードしかしていないので私達の時給に関してはそんなもんかって感じだが、ライターさんへの搾取っぷりはハンパない。
安く大量に集めて、その中からさらに忠誠心があり仕事の早い外注さんを厳選し、鬼のように稼働させている。文字数も多く、時には本屋で資料を買って記事を書かなければいけないため、ライターさんの時給は200円程度だろうか。
多くのライターさんはこのダンピング労働に嫌気が差して去っていったが、それでも貴重な在宅ワークということで、生き残っているライターさんもいる。
中には旦那が無職&パチンコ中毒、かつ女が外で働くことは許さないという束縛主義、そして小さい子供がおり在宅ワークしか出来ない…というライターさんもいる。
それを弊社が激安で雇うという地獄のジャパンワークライフバランスが弊社では完成している。中国かよ。
一度、社長にその件について話したが「こっちはリスクを取って経営うんぬん~」と説教されたので諦めた。
キュレーションサイトはグーグルアドセンスとやらの単価が低いため、報酬は意地でも上げないらしい。ちなみにいくら儲かってるか私達末端は知る由もない。外注に指示を出しワードプレスに記事をアップしするだけの機械である。
弊社のキュレーション事業は2016年1月頃からスタートしたが、この1年かなり儲かったようで、社長はニコニコで社長夫人を役員に迎え、ますます私腹を肥やしているようであった。
ところが自体は一変する。
その日、私は体調が優れず、午前半休をもらい午後出社したのだが、オフィスにつくなり
何があったのか色々聞いてみると、どうやらGoogleがキュレーションサイト対策をしたらしく、弊社サイトもアクセス数が半分以下になったのだそうだ。
かろうじてアクセス数は4割残っていたものの、収益の落ち込みは壊滅的で、社長は給料を下げる!外注をさらにぶっこむ!とかなり混乱しているようであった。
など指示もコロコロ変わり、自分たちも何を作っているのか分からないくらい混乱したまま記事を発注。次々に上がってくるリライト記事。
なんとかアクセス数は半分で下げ止まったものの、社長は「時給を下げる」「サビ残してもアクセスを上げろ」と言い出し、弊社スタッフの顔色が茶色くなっていくのが面白かった。
そして本日、正午をもって私はクビになった。
いや、私含めスタッフの9割がクビ。
どうやら朝型にまたGoogleの変動があり、弊社キュレーションサイトはさらにアクセス数が半減。全盛期の4分の1になったらしい。
発狂した社長が「これからは不動産だ!シェアハウスをやるぞ!」と言い出し、我々は不動産の素人だからという理由で本日付で解雇(自主退職)となった。
外注さんもおそらくクビ…というか発注打ち止めになったのだろう。
今、私は自宅でまったりとコーヒーを飲みながら今後の人生について戦略を立て直している。
とりあえずマクドナルドでアルバイトを募集していたので、そちらに応募してみようと思う。
しかし、私のように20代独身のプーならクビになっても気楽だが、家から出れず時給200円の在宅ライターをしていた彼女は、今後、どうやって生きていくのだろうか?
彼女を担当していたのは私だが、彼女の言葉が未だに忘れられない
『家で出来る仕事があってよかった。この仕事は、色んなことに縛られている私の、たったひとつの生きがいです』
キュレーション問題はマスメディアが完全報道自粛に入ったことで解決した。
去年、野球賭博問題がプロ野球シーズン開始と同時に報道自粛により解決したように。
MERYは復活が少し怪しくなってきたが、DeNAは他の事業で充分巻き返せる。もうDeNAを批判するマスメディアはいない。DeNAと言えばベイスターズや筒香であり、キュレーション、パクりではない。
ちなみに、マスメディア各社のスポーツ担当から、キュレーション報道を自粛するように強い要請があったとも聞く。
他社キュレーションでは、代替のTRILLやLocariなどが好調だ。記事の質やパクり度合いは相変わらず酷いが、それを指摘するメディアは2月後半から一斉に居なくなった。
Googleも検索アルゴリズムを変えたと一日だけ話題になったが、どうやらパフォーマンスに過ぎなかったようだ。
プロ野球に関わる企業は、多少の不祥事を起こしても春には忘れ去られて逆に崇められる特典を有する上級国民になれるのだ。それをこの2年の事例で痛感した。
ノエル 「ワグナス! はてな村は我らのブログを互助会と認定したぞ!」
ワグナス 「…ダンターグめ! あんなランキング記事を書いて見せるなど!」
ノエル 「…奴を責めることはできまい マンガやアニメなら雑な内容でもウケがいいと言ったのは俺たちだ」
ワグナス 「ボクオーン」
ボクオーン 「ホッテントリの記事しか読まない連中が馴れ合いでブクマする行為を認められるものか」
ノエル 「では我々にSNS目的でブクマするのをやめ キュレーションに協力しろと言うのか!」
ボクオーン 「そうじゃ それがはてな村の言う『正しいはてブ』の使い方だ」
ワグナス 「自らはブコメのためだけに 所かまわずブクマしておいてか」
ロックブーケ 「ノエルお兄様! あのブログがまた炎上ネタを持ってきたわ!!」
ノエル 「よし!」
ボクオーン 「行くのか?」
アニメとか安い自己発信型コンテンツ(キュレーション含む)とか精神障害コンテンツ(今のタームは発達障害)とか20年前に比べて娯楽マジ金がなくなった。漫画雑誌も無理に買わなくて良くなったし(違法という意味ではない)。興味のない人が犯罪心理や哲学を援用した談義でナハナハ言ってた頃はまだ金あった。その前のドリフやプロレス全盛の時代はもっともっと金があった。金の分だけ情熱があったのかもしれない。アニメや自己発信コンテンツは根本的な変革がなければジリ貧でより貧乏ったらしいものに変容していくんだろうけど、発達障害の人々は自分自身をコンテンツに変え、理解を得られようとし、実際理解を得ていくんだろうが、大多数の人々は燃え尽きてしまうと思う。「ゲームオーバー後の人生」とよく言われるように、終わったという感覚を引きずって別のタームを見つけていくのだと思う。でも終わらないので辛いですね。
音楽は楽器が(ハードもソフトウェアも)べらぼうに価格が下がったので参加障壁がものすごく下がった。痛い思いしなくてもパッドさえ叩いていれば音楽っぽいものが出来るから、テクニック的にも敷居が低い。その代わり、異常なほど狭いスモールサークルな場がいくつも出来上がり、その中で各世代や同系統のスモールサークル同士が上手く連帯したり、いがみ合ったりしていて、まだちょっと健全だと思う。ただ、金にならないだけ。成功願望も金というところに着地しない人が増えてきたし、慰みの文化としてはちょうどいいのかも。承認欲求丸出しな殺し合いも見られるからネットプロレスとしてもちょうどいい。
添削なし。書捨て。
今日インタビューした方(18)「身の回りの流行のきっかけはMERYだった。MERYに似たサイトはたくさん出てきたけど、広告の出し方がウザかったりして見る気が起きない。MERYは広告まで世界観が作り込まれてた。MERYの代わりになるサイトはない。ほんとに復活してほしい。」とのこと。— takejune (@takejune) 2017年2月16日
中身の違法性は無視かスルーして、とにかくMERYに復活して欲しいという声。女性にとってのMERYはこれ程の存在である。
で、2chの書き込みで気づいたが、男性にとっての同じようなポジションのサイトがいくつかある。
それは、XVIDEOSやFC2アダルトなどのエロ動画サイト。中身は違法に集められたコンテンツばかりだが、アクセス数は非常に多い。広告で稼ぐモデルもMERY等のキュレーション事業と同じ。
つまり、MERYを始めとしたキュレーション事業は、男性向けエロ動画ビジネスを女性向けにアレンジしたビジネスだったのである。
もし身近にMERY復活を求める声を出す人が居たら、彼女らに「それは摘発された違法エロ動画サイトの復活要求と同じ」だと指摘してあげよう。
こんなこと言うと懐古厨とか言われそうだが、20年前のWeb1.0の時代と比べて、明らかにインターネット世界の文章のレベルが落ちている。
具体名は書かないが、とあるメジャーとは言えないスポーツの日本代表決定戦が先日あり、その内容を解説したコラムが某スポーツ系雑誌の公式サイトに書かれていた。
執筆者はその世界ではよく知られたライターであり、その人らしい、洞察に富んだ、かと言って煽動的でもない、かつボリュームの水増しもない、良質なコラムだった。判を押したような定型リライト記事ばかりのキュレーションサイトや、イケハヤやちきりん等に代表される、無駄に煽動的な炎上狙いのブログサイトとは大違い。
「2000年前後までのインターネットは、個人サイトでこのレベルの記事を一杯見れたよね??」
今と違い、キュレーションのパクり元に出来る公式サイトも揃っていない。
何かについて書きたい場合は、少なくともテレビで映像を見るか現地でライブで見た上で、本屋とかに行って専門誌に目を通して不足分を補完しないといけなかった。または、知人からフォローしてもらうか。
そして、ブロードバンドなんてないから、記事は出来るだけコンパクトにしないといけない。1ページあたり100KB未満が限度ラインとされていた。水増しなんてもっての外。
勿論、執筆対象には強い思い入れも持ち合わせていた。そうでなければ書けないからだ。
Web1.0の時代は、これらの障壁をクリアした素人ライターが一杯いた。彼らは報酬を求めなかった。アクセス数と、掲示板の書き込み、ゲストブックの登録が増えることが報酬代りだった。
中には物理的な報酬を求める人も居るには居た。その代表例が、あのDeNA村田マリである。彼女はWeb1.0時代の異端児だった。
今、当時の素人ライターの人達よりレベルが高いプロのライターは何人居るのだろう?勿論、キュレーションに関わる1円ライターや、炎上ブロガーは比較の対象ですらない。
自分の手と足と目を駆使してネタを仕入れ、まとめ、想いを込めて発表する。これが出来てる記事の割合が激減したのが、今のインターネット上のテキスト達である。
MERYとかWELPが消えて心の底では喜んでたのが日本の一部のスタートアップです。
そこそこ近いところで見てたけど、飲みの席では競合消えて検索順位が上がって収益150%でラッキーとか平気で言っちゃってる
ANRIの左俣アンリ氏が出資しまくったキュレーション事業のスタートアップ。調子いいときはメディア向けにMERYの生みの親とか自称しながら、問題起こった後はダンマリして平気な顔してるのはどうかと思う
NAVERも相当ヤバイけど、お金の出所のこの辺にも焦点当てるべきだと思うよ
RETRIPなんてイマドキの金かけた豪華なオフィスをしつらえて、
月商数千万でお金使いまくってGoogleのさじ加減で業績5分の1になったら冷や汗もんだな
今日のGoogleの発表受けて少しは考え直しているところだろうか。投資した連中もスタートアップの起業家も、この先10年は言われ続けるだろうよ
検索エンジンの結果がすっきりしてくれることを願うよ
Naverまとめ、Yahoo知恵袋、Hatena、質問サイト、まとめブログが検索結果に出にくくなって喜んでるけど、みんなどんな検索結果が出たら嬉しいの?
アルゴリズム変更後、むしろ専門的な記事が上位表示されて、大まかな概要がわからないまま詳細すぎる情報が出てきて不便なんだけど。。
2chまとめの同じ内容のブログが検索結果に何ページも出まくるのは不便だけど。
俺らバカには、まとめられた情報を見て概要を知って、詳しく掘り下げるのはできるけど、分散した情報をまとめるのはすごい体力がいる。
それを代わりにやってくれてたのがキュレーションメディアだな。
そもそも一つのキュレーションサイトだけ見て、その情報が正しいか正しくないか判断することなんて無い。
例えば病気のことだったら、何十個もサイト見て自分で判断するでしょ?
キュレーションメディアがないと「とりあえず」の概要(まとめ)を理解するまでの体力というかコストがかかりまくるんだよな。
あと、クックパッドうざいって言ってる人もいるけど、クックパッドのサイトデザインで見慣れてるから、逆にデザインクソなブログとかで「どこに分量書いてあるの?」と余計な頭使うの方がよっぽどめんどくさいんだけど。ウェブのレシピは全部クックパッドにまとめてくれたら便利ですよ。
Googleが人工知能でうまいことまとめてくれる「Googleまとめ」が出れば解決なのかもしれんけど。それまでは「キュレーション」の価値はあると思うんだけどな。画像勝手に使われてムカつくけどさ。俺は出典ちゃんと書いてくれれば良いかな。被リンクになるし。
そもそもアクセスもほとんどなさそうな奴らがパクられたとか騒いでるけど、器小さすぎ。キュレーションされなきゃそもそも誰もお前の写真なんて見てねーだろって感じ。
そもそも喜んでるのは器の小さなブログ運営者とか、薄っぺらい正義感に燃えてる人だけなんじゃね?
わかる
けど華やかさがどうしても出ないよね
パクっても怒られない(著作権グレー)なところから取るって狡猾だな
もにょるなぁ
まあDeNA散々批判したけど、これしかない感じもあるんだよね
ハッカドールとかはちゃんとやったんだろうなと思うけど(想像するだけで大変そう)
漫画アニメが例えどうにかなっても、多分音楽はどうやっても許可でないものとかありそう(CDのパッケージ画像とか、アーティストの画像とか)
とか、うだうだ考えると、キュレーション機能を入れてしまったほうが何かと言い訳が立ちやすいんだよね
anntenaあたりの立ち振舞がバランス良い(最適だとは全く思わないけど)