はてなキーワード: ずんずんとは
性被害について書かれている方がいたので、いろいろされた事を思い出してみました。
おばちゃんにも若い頃はあったのです。
車のおっさんにチンコ見せられて「ここが腫れて苦しい。助けて。」と言われる。息が荒くて本当に苦しそうで、ティッシュが欲しいというのであげた。
それとは別に後日「苦しいから介抱してほしい」という死にそうな声のおっさんに車に乗せられて手コキ&しゃぶらされた。「いいね~、上手だね~、○○ちゃんは将来いいソープ嬢になれるよ~」死ね。
この2件はたぶん同じおっさん。そこからどうやって逃げたか覚えてなくて怖い。私が悪いことをした気になってしまって、怒られる!と思ったから大人には言えなかった。
鮮明に覚えているだけで4回、車のお兄さんやおっさんに声をかけられた。
「送るから車に乗っていきなよ」
「お母さんに頼まれて迎えに来た」
「急いでるんだ!早く乗れ!」
思い返すと、社名とロゴが書いてある社用車の人もいた。子供には判断が難しかったり、道徳で教えられた「困ってる人は進んで助けよう」って良心と葛藤して、ほかの車や人が通りかかるまで涙目で断ってたからよく覚えてる。車に乗せられそうになっただけなので性被害とは言えないかも。
車でのナンパ?は必ず人気のない道で、数か月に一度ペース。嘘は嘘と理解できるようになったから断れるようになった。
通学路の近道(野原)にチンコ出した不審者。ものすごく迂回して走って逃げた。
民家も人通りもない道で突然後ろから羽交い絞めにされて、草むらに連れ込まれた。
よく声出して逃げろとか言うけど、自分より体格が良く理性のない相手が馬乗りになって口を塞がれて呼吸ができなくて、「静かにしろ。ぶっころす!」とか言われたら、命をかけて貞操を守るとか難しい。殺される恐怖のが大きかった。
ナンパ断った全然知らない男性3人にワンボックスカーに詰め込まれそうになった。
「ブスの癖に調子のんな糞が!」友人と一緒だったのと、人通りもあったから叫んで逃げた。
空いてる映画館で執拗に触ってくる爪の汚いおっさん。映画は途中で諦めて出た。
下着高いんです。
夜道で蹴ってしまった石が前を歩くおっさんの靴に当たってしまった。
「いいの?おじさんで本当にいいの?」とずんずん迫ってくるので逃げた。
両手に荷物あったし、頑張ったけど混みすぎてどの人か特定できず断念。
早朝の住宅街でチンコ丸出しのニヤニヤしたおっさんを遠目で数回見かける。
店員呼んで追い出されるまで飲み食い放題&触り放題。
私じゃないけど友達が古いデパートのトイレで隣の個室越しに上から撮影された。通報したけど逃げられた。
カラオケのバイトで酔った客に抱き付かれて耳と首をなめられた。
知っている相手からのセクハラは痴漢とは別だと思うので書いていません。
気弱そうな顔をしていて断るのも下手なので、人より少しひどい経験はしているかもしれません。
ですが、露出・ナンパからのセクハラ・触られたりとかって話なら別に珍しくありません。
大多数の普通の男性は、理性>性欲 の常識的な人たちだと理解しています。
でもごく少数だけ理性より性欲が強い動物のような人がいて、運悪くいつどこで出会うのかわかりません。
おばちゃんになった今ですら、時間をかけて慣れた人以外の男性と二人きりになるのは少し怖い。
性的魅力がゼロでも、弱い相手からは搾取してやるタイプの人はやっぱりいるので。征服欲?
男vs女の対立の話にしたがる人がよくいますけど
性犯罪者も痴漢冤罪女も両方、相手の一生を台無しにする可能性がある犯罪者ですよね。
少数の犯罪者のせいで、健全な男女の機会や信頼も奪われていると思います。迷惑。
性犯罪者は去勢されて欲しいし、冤罪女も一生かけて償う額の罰金を課されてほしい。
敵は異性じゃなくて犯罪者です。
女の子に対して「マグロ」って思ったことがある男の子は自分のセックスの技術とちんこの硬さに原因があるのだということに思い到ってみてほしい!!!
あのさ待ってまず普通に疑問なんだけど男の子ってセックスの時は全く痛くないの?
ちんこがグッと絞られる状況になると思うんだけど、あれって痛みあるよね???
もし痛くないこと前提でセックスできるしムダ毛の処理とかチクチクとか気にしないで相手の肌に触れるって超負担少ないじゃん、ずるい、私も体毛や出血や痛みの少ない体位を探るような事全然気にしないでセックスしてみたい。
私も多分マグロと言われる部類に入るのだと思うわけで、痛いです、むろん気持ちいいって気持ちも15パーセント位はあるけど基本痛いわけ。
どんなに好きでも優しくてもらっても濡れてても痛いから、痛くない方法を模索する目的で動くのに必死で、探るためにそーっと体をずらす以外の動きなんてできないじゃん。
痛いから呼吸するのでせいっぱい、結果自分からは全然ガツガツできないマグロ女になるというわけだ!!!
よくAVやエロ漫画であるような、騎乗位で女がガンガン動いてるシーンって自分で角度とか当たるとことか調整してるってことじゃん??
動いて気持ちいいところ探るためにあーやって動いてるってことじゃん??
痛かったらあんなに動けないじゃん、痛いのにあんなことしてるなんてつらすぎるじゃん。
上になるじゃん、ちんこが入ってくるじゃん、もうお腹いっぱいでそこから動くとか摩擦係数を上げるとか動くとか全く考えたくない!!!
できるだけじっとしていたい!!!
でもそういうわけにいかないから彼氏は下からずんずんと動くじゃん痛いじゃんもうどうしようもないじゃん!!
そもそもの話そこそこ濡れててもゴムと体の摩擦でひりひり痛いじゃん!!!
加えてあんな硬い棒でズッコズッコ突かれるんだから各内臓だって普通にダメージ食らってるじゃん!!!
ズッコズッコ動かないと気持ちよくない男の体とズッコズッコ動かれると外と中に地味なダメージを食らう女の体のどちらが不都合なのかはわかんないよ!!
でもちんこに対しては「そんなに硬くならなくてもよいのではないか」と提案したいし、自分のまんこには「とにかく防御を」という助言を続けて行きたいと思ってる!!!!!!以上だ!!!!!
「これは映画館で見たほうがいい映画」といううたい文句が差すものが万人でバラバラすぎてそのうたい文句が包含する映画群がずんずん拡大しつづける現象があたしはとても好きだったりする。
『ゴジラ』は映画館で見たほうがいい、『パシフィックリム』は映画館で見たほうがいいと聞けばなるほど迫力のある映像表現・音響表現がある作品は映画館でみるべきだよと言っているのかなと思う。
『her/世界でひとつの彼女』は映画館で見たほうがいい、『怪しい彼女』は映画館で見たほうがいいと聞けばふむふむヒューマンドラマは映画館で見るべきだと言っているのかなって思う。
はたまた『TOKYO TRIBE』は映画館で見たほうがいいと聞けばほうほう時代性を反映している映画は生ものだから映画館で見るべきだという話なのかなと思ったりもする。
そうやって「これは映画館で見たほうがいい映画」が指す映画たちの特徴がどんどん広がっていって、最終的にはすべての映像が体験が事象が映画館で上映されるモノに思えてくる。メロドラマが冒険活劇がジュブナイルが映画館で上映されるものなんだって思っちゃう。携帯のラプス映像が、仔猫のジャンプが、秋の夕暮れが映画館の中のものになってしまう。あたしたちの日常が劇場になる。
……みたいなどーでもいいことを妄想していると毎日がとっても楽しいものに見えてくるのです。はいはいすみませんね。楽観主義者はたちが悪くて。
○谷口弥三郎君 私は問題が余程違いますが、人口政策の確立をこの際特に希望したいと存じておるのでございます。(「自由討議はそういうことを言うて貰わねばならん」と呼ぶ者あり)
我が國の人口の状況は、皆さん御承知の通りに、実に飽和状態になつておるのでございます。即ち國土の関係から申しましても、この戰争のために、敗戰の結果、四割三分強の國土をなくしておるのでございます。從つて只今のところでは、國土におきまして耕地面積が僅かに六百万町歩しかないのでありますから、これに生存するのには六千万ぐらいの人口でなければ、なかなか食糧問題その他に困難をいたして來るのでございます。それに拘わらず、昨年度のごときは、出生におきましては二百七十一万、死亡におきましては百七十五万というのでありますから、自然増加が百五十六万余になつておるのでございます。從つて現在におきましては、八千万人目を超えておるのでございますが、この状況で参りますというと、八千万どころか、昭和二十七年頃には、すでに八千七八百万というような状況になつて來るのでございます。これをこのままにして置きますというと、今後食糧問題その他について非常な困難がやつて参ると思いますが、これに対しまして、第二國会におきまして優生保護法というのができました。あれのお蔭によりまして、不良な分子の出生の断種手術によつて或る程度少くすることができると思いますが、これは余程うまく行きました場合に、僅か一年に五万人ぐらいの出産を防ぐ程度にしかならんのでございます。尚不良な分子に対しまして、又母性保護という立場からいたしまして、合法的に或る程度人工妊娠中絶を許すことになりましたが、これにおきましても実際の人口調節は我々の思うように多数には上つて参らんのであります。それで是非今後受胎の調節をやらなければならんと存じておるのであります。受胎の調節は併しこれは、やり方によりますと、現在方々で行われておるようなことをやりましたら、優秀な階級のみに行われて不良な階級には全然顧みられぬ。言い換えれば国民素質の低下がずんずん起つて來ると存じますのでございます。それで今後の人口対策といたしましては、或る程度のいわゆる不良な分子とか、経済的に無能力な者とかいうような方面に……この方面の者をよく調べて見ますというと、日本に約六百万人ぐらいの人々がおられるように思うのでございます。六百万人と申しますと、それは特にそれに適合する者でございまして、年齢から申しますと十七八歳以後五十歳ぐらいの婦人でございます。而もその方々はいわゆる生活能力に非常に困つておる、貧困で多産な者でありますとか、病弱な者でありますとか、或いは子供を持ちましてから間もない方々であるとかいうような方々をずつと調べて見ると、約六百万人ぐらいの人口になるのでございます。その六百万人の方々に受胎調節をいたしますというと、一年に約八十万人ぐらいの出生を低下することができるのであります。それには方法が特に必要でありまして、これに対しましては、例えば現在の助産婦に一定度の講習をいたしまして、そうしてそういう方々をずつと訪問いたしまして、勧告いたしまして、そうして受胎調節をやるように勧めるのでございます。そうしますと、助産婦は現在六万人ぐらいおりますけれども、そういう講習をしてから後の助産婦と申しますのは約四万人ぐらいになるのでございます。言い換えれば一人が百五十人ぐらいづつを担当いたしまして、そうして十分な受胎調節をいたしますというと、そうすると不良の或いは困つた家庭の出生を低下することができますので、即ち現在の八千万人口を先ずそのままに喰い止めることができると存じておるのであります。尤もこの方法は、或いは未婚者とか未亡人の方には、これは道徳的頽廃防止の関係上、絶対に行わないようにいたしたいと思います。又精神病の患者とか癩の患者とか申しますのは、これはいわゆる断種手術を行なつて、この方面の方には入つて來ないのであります。この方面に入る階級は前にも申しましたように、六百万人の或る程度の人のみに行なつて見たい。又この方法によりまして人口の急激な増加を防ぎますと共に、國民素質の低下を防ぐのが目的でございますが、その方法については新聞、雑誌、ラジオなどではこれは到底……そういうものを使うと却つて或る優秀な階級、特に子供を持つて貰いたいと思われるような階級の者に惡用される危險がございますので、これは是非とも或る一種の特別な指導者を作つて行わせたならば、必ず目的を達し得るだろうと思うのでございます。即ち今後の我が國の人口対策は量よりも質に重きを置かんければならんと思つておるのでございます。現在各地におきまして、或る方面から頻りとバース・コントロールをやるようにという示唆があるとかいうような話も聞きますが、これは非常に私共の考えでは危險であると思つておるのでございます。即ち前に述べましたような優秀な階級に行われる危險がございますので、不良の階級にこの方法を採ること、即ち国家は一日も早くこの対策をやつて頂きたい、政府は是非これを採用して、大いに速かにこの方面に十分な施策を行なつて頂きたいと思いまして、実はここに自由討議の時間を拜借いたしまして、私の平素考えておることを申上げ、皆さんの御賛同を得て、大いにこれが実施を一目も早く進めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/003/0512/00311150512011c.html
オカ板かなと思ったけど増田で。
高校生の頃、見よう見まね廃墟マニア向けのホームページを作ってたことがある。
mixiとも連携し、親しくなった人にだけそのホームページを教えていた。
あとでわかったのだが、いわゆるメンヘラだった。
そのメンヘラも廃墟が好きだが彼氏と別れてからなかなか行けないから
僕のことがうらやましい、とよく言われた。
しばらくそんな風に廃墟の情報交換などをし、メールのやり取りをし、
ついにはエロ写メまで送ってくれる仲にまで発展した。
ぼくは童貞だったので、セックスがしたくてしたくてたまらなかったけど、
しばらくして、彼女が免許を取ったので僕の住む県まで遊びに来るという。
もちろん、廃墟巡りも兼ねて、だ。
ところが、当日になってキャンセルされた。
セックスは無理だとしても、おっぱいくらい見せてくれるかもしれない、とか思って
僕はまた一人で抜いた。
後日、謝罪の電話があったが、キャンセルの理由はどうにも納得できるものではなかった。
その時、女性経験が少しでもあれば、僕は彼女のことをメンヘラと見抜けたかもしれない。
しかし彼女は僕の空いてる日ならいつでも会いに行く、と約束してくれたので、
すっかりはまってしまった。
約束の日。
スターバックスでコーヒーを飲みながら、ぼくのことをいろいろと聞かれたが、勃起したちんこが気になってほとんど上の空だった。
僕は高校をさぼっていたので、なるべくはやくイオンから出たい、ということを言ったが彼女は大丈夫だよと言って
すでにところどころぶつけた後があった。
まだ日の明るいうちだったので、恐怖心もなく、
むしろ年上の女性と二人っきりでドライブできることに僕は勃起していた。
ぼくはいままでに見たエロ写メのおっぱいを生で見られるのだ、と勃起していた。
廃墟到着。
後部座席にある、少し大きめのバッグを持ってついてくるように言われたので、
ぼくは勃起しながら言うとおりにした。
「この辺でいいかな。」
と僕にバッグを渡すように言った。
何が起きるんだろう?とぼくは不思議な思いで彼女を見つけていたが、すぐに彼女が何をしようとしているのかがわかった。
手馴れた手つきでカメラを三脚にとりつけ、何もない、破れた天井が見える方角に三脚を立て、構図を確認していた。
次に彼女がしたのはバッグからレジャーシートてきなものを出すことだった。
すると、おっぱいが強調されたTシャツを、するするっと脱ぎ始めたのだ。
僕は目の前の光景が信じられなかった。
ブラ一枚になった彼女が目の前にいた。
次に起きたことはさらに信じられなかった。
両手を後ろに回し、ブラを外しておっぱいを丸出しにしたのだ。
ぼくはあっけにとられ、勃起すらしていなかった。
さらにさらに、ジーンズとパンティを同時に脱ぎ、レジャーシートの上に投げた。
いや、まだ靴と靴下ははいていた。
そして彼女が持っていた小さなバッグのなかからハイヒールが取り出された。
そして、おもむろにそれを履くと、呆然と立ちすくむ僕を尻目に、
三脚の前に立ったのだ。
「撮って。」
その時も勃起していない。
「何やってんの?写真撮ってって言ってるの。」
あれ?この人全裸で何やってるんだろ?
ぼくはぎんぎんに勃起した。
それからファインダーをのぞき、ポーズを決める彼女の写真をとりまくった。
撮影を終えると、彼女は全裸のまま僕の手をとり、壊れた窓のそばへ僕を連れて行った。
そして、突き出た窓枠に両手を突き、
「入れて」
と言った。
しかし次の瞬間、彼女は僕の股間を触り、ジッパーをさげ勃起したちんこを引き出した。
「ほら、準備できてるじゃない。入れてよ。」
しかし彼女はぼくの勃起したちんこにお尻をすりつけるようにし、
ぼくを刺激した。
ぼくはAVで見たことを思い出し、彼女が突き出したお尻にちんこを近づけていった。
「ちがうちがう、そっちじゃないよ。もうちょっと下。」
僕は正しい穴へ導かれ吸い込まれていった。
すごく温かかった。
そのまま本能に従い腰を動かし、あっという間に果てた。
「あ、すみません。」
中に出してしまった僕はすぐに謝った。
舌をぐいっとねじ込んできたのでぼくもそれに従った。
キスを終えると彼女はまるで僕が存在しないかのように身支度を整え、荷物を片付け、
来た道をぐいぐいと進んでいった。
僕はさっきまで童貞だったので、当然いまの状況がさっぱり理解できなかった。
嫌われちゃったかな、とも思ったりした。
しばらくすると目の前にラブホテルが現れた。
来る時、あそこ入ってセックスしてええな、と思っていたところだ。
ここでも僕は手を引かれ、彼女のする行動、パネルで部屋を選び、エレベーターのボタンを押し、に付き従った。
部屋へ入ると、普通にベッドに押し倒された。
上になった彼女は僕の唇をこれでもか、というくらい長い間弄んだ。
「お風呂、一緒に入る?」
そのまま洗面台の前で、僕はジーンズを降ろされ、初めてのフェラを経験した。
ちょーきもちー。
あっ、と言う間にぼくは口の中に精液を出していた。
「元気だね。」
彼女はぼくの精液を飲み込むとそういった。
そのままシャワーで身体を洗ってもらいお風呂にはいり彼女にリードされながら、
女性の身体を味わっていった。
廃墟巡りとかしてた時の話2
キャラ絵に惹かれてずっと気になってたFE覚醒を今更ダウンロード購入したんだけど、なんだかこう、胸の辺りがもぞもぞする感覚が止まないので増田に吐き出し。ネタバレなので未プレイの方は要注意。
まず、主人公の王子様が「王族なのに自警団」なんだけど、王子なんだから直属部隊とか騎士団があって、正規軍としての役割を持ってていいと思うんだけど、そうではなくてあくまで自警団らしい。王様は鳩派だけど王子様は鷹派だからなのか?講和条約で制限された軍備を持っていて、秘密裏に軍事作戦を行うから自警団を名乗ってるのか?という説明もなしに「王族が自警団をやって悪い法はない」で説明が済まされるのが気に入らない。十分悪いよ!国家を預かる者が国家の枠組みから外れた戦力を持ってる時点で普通は法律違反だよ!
さらにこの自警団、何を目的としているのかがよく分からない。最初は国境付近が敵国の侵略をうけているから、という理由が説明されてるけど、ずんずん国境から離れて北上してまた別の国まで行って同盟結ぶ。そんなことしてるうちに味方が人質にされて王様呼び出される。のこのこ国境の荒れ地まで呼び出されて行く王様。苦渋の決断により戦争突入、のはずがあっさり抜け出して主人公に合流する人質。で、戦争になったから王様を避難させるはずが、何故か反対側、自国の奥の方から攻め込んでくる敵国軍。国境はどうなった。で、あっさり王様人質になる。そうしたら猛烈な勢いで反攻して敵国居城に侵入した上、最後の拠点まで落とし切る。国境はどうなった。
この流れの中に、「自警」してる要素がまったく見えないんだよ。殴られたから殴り返す、俺正義、ってだけ。国民の生命と財産を守って、その利害の為に戦っているというのが全く見えない。現実世界で戦争が国家間の問題を解決する手段になるか、というのは確かに難しい問題だけど、その生命線は常に、我々がこの世界で生きて行けるだろうか、という問題。人間の数に対してリソースは常に不足してるから、二つの混じり合わない集団が接すれば必ず争いは起きる。その影には、飢えて、病で、死んで行く自分たちの側の人々が存在してる。少なくともそれだけやるせない問題を抱えているんでなければ、人が人を殺す権利があるとは思えないし、現実世界で平和を保つ事が難しいのは、平和というのは常にその裡に争いを抱えてるからだと思ってる。その微妙な「正義」の問題を、この作品世界では、世界を滅ぼす邪竜と世界を守る神竜っていうメタで安易な善悪二元論で置換してしまってる。だけど、戦争の敵国がその二元論に関心があったとは、少なくとも途中までは全く思えない。
話の途中で海の向こうから攻めて来た帝国なんて、邪竜側に加担してるわけでもない。船で乗り込んで主人公側を「侵略する」ポーズを取ったら、やっぱり主人公側が猛烈な勢いで反攻して隣の大陸まで行って最後の拠点まで落とし切られる。その結果得られる物は、実際には味方が保管していた聖玉だけ。それさえあれば後はいらないとばかりに、打ち負かされた帝国を放置して帰還する主人公達。流れを遠目で見ると、主人公側が言語道断な侵略者に見えてくる。さらに流れは、最初に戦って打ち負かした敵国が今度は邪竜のしもべに乗っ取られて最悪の敵として襲いかかってくる、と続く。主人公側が戦後処理きちんとしないで荒廃させたまま放置したからじゃないんでしょうか…?
とまあ、こんなことが気になる時点で、ゲームをやる年齢じゃなくなってるってことなんでしょうが。同じように感じた人いないのかなあ…。某界隈ではスミアたんばっしばし叩かれててああ…って思ったけど、彼女の瑕疵が作品の瑕疵に比べてそれほど大きいとは思えないので可哀想になってくるです。
とれる選択肢は4つかなぁと。
1) 技術的なことに対して理解のある上司のもとに異動願いを出す。
2) 技術的なことに対して理解のありそうな、上司がいそうな、会社に転職する。
3) 上司に自身の生産性について理解してもらうよう営業活動をする。
4) 独立する。
あるなら 3
4 は、基本選択肢としてないと思います。「お客様を納得させる」という、「上司を納得させる」以上の政治スキル、営業スキルが必要になるし。
往々にして上司なんて、自分のことなんて理解できないし、してくれないですよね、ほんと。
「上司はバカと思え」
って昔、教わったけど、そのおかげで逆に諦めがついて、気が楽になる自分がいます。
逆に言えば、営業的スキルは必須だと感じてます。(営業の人たちから見れば、死ぬほどぬるい営業だと思いますが。)
ちなみに外資も好き嫌い人事激しいですよ。
Amazon.co.jp: 外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌: ずんずん: 本
Amazon.co.jp: 僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる (アスキー新書): 松井博: 本
だから中々、異動、転職したところで、理解してくれる人になんてそうは巡り会わないだろうけど。
それでも
「士は己を知る者の為に死す」 故事百選
って言葉があるように、理解してくれる人のもとで働けるのが一番幸せだと思います。
自分を理解してくれる人を気長に探しつつ、待ちつつ、
たくさんのコメントありがとうございます。
できるだけ全てに目を通しているつもりですが、Twitter とかにも意見を頂いているようで、読みきれそうにありません。
いろいろと反省点・見直すべき点が見つかり、よい経験をさせてもらいました。
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やっちまったね。
小学1年生の息子にはたまに私のスマートフォンを貸して使わせている。
たいてい、YouTubeで猫や電車の動画を見たり、音楽プレイヤーでももクロの音楽を聴いている。
その日(15日)も息子はスマートフォンで遊んでいた。
すると私のPCに Google Play から「ご注文明細」メールが届いた。
急いでスマートフォンを調べてみると、子供が誤ってアプリ内課金のコインとやらを購入したようだ。
前に某キャラクター(現時点では伏せておく)のゲームを見つけてインストールしたのだが、
やってみたら大人向け(漢字や英語が多く、概念も難しい)で、とてもじゃないが子供には無理なので、すぐにやめてしまった。
それを、またやってみたくなってしまい、(字が読めないなりに)適当に押していろんなキャラクターが出てくるのを楽しんでいたようだ。
漢字も読めない小学1年生にスマートフォンを使わせてしまったことと、細かい文字で長々と書いてある利用規約を面倒がってよく読まなかった私に非があるのはよく分かる。
が、いくつか腑に落ちない点があるんだ。
1. 一度もカード番号やパスワードを求められること無く、課金コンテンツを購入できたこと。
これが、「過去に買い物をした時の情報を端末に記録していた」とかなら、まだ分かる。
が、スマートフォンからは一度も買い物をしたことがないのに、できてしまったんだよ。
2. ゲーム登録時にもらえるコインが残っているのに、追加でコインが購入できること。
(妻によると、当たり前に課金コンテンツを使うユーザにとっては普通のことらしい)
3. コイン購入手続き後、まだコインが届く前に次のコインを購入できたこと。
その間ゲーム画面では購入履歴を確認する手段がなく、また次の注文ができてしまう。
つまり、意図して購入した人であっても、注文が通っているかどうか分からずに何度も注文する可能性がある。
(後から分かったが、購入画面に上記に対する注意書きがあった)
ところで、金額は5,600円という微妙な額。
大人が騒ぐほどの額でもないが、ゲームソフトなら1本買える額。子供にとっては大金。
息子は(ずっと前から楽しみにしている)「ポケモン要らないからそのお金で払って」と言っている。
金額の問題ではなく、訳もわからずに買えてしまうような仕様に対して、お父ちゃんは怒っているんだよ。
ずんずんどこどこべえだよ!
とりあえずコインには手を付けずにキャンセル依頼のメールを送った。
稚拙な文章で誤解を招いているようなので補足。
漢字も読めない小学1年生にスマートフォンを使わせてしまったことと、細かい文字で長々と書いてある利用規約を面倒がってよく読まなかった私に非があるのはよく分かる。
と書いたように、大半のツンデレちゃん達が、ツンツン指摘してくれた内容は分かっているつもりだったんだ。
本当に知りたかったのは、本文中の箇条書き 1~3 についての納得の行く理由なんですよ。
これら(特に1)については、読解力に優れた人たち(よくこの本文から真意を汲み取っていただいたものだ)が教えてくれた。
http://anond.hatelabo.jp/20130816191029
http://anond.hatelabo.jp/20130816191302
要は、パソコンで使った決済情報がそのままスマートフォンでも使えるという、親切設計が原因とのこと。
Google playの設定で「パスワードを使用して購入を制限する」にチェック入れるだけで制限できるのに、それすら調べずに漢字の読めない子供に貸すのはどうかと思う。
という解決法を教えてくれた。
そうそう!こういうのを知りたかったんだ!!すぐに設定させてもらいました。ありがとう。
これを読んだ人の100人に1人でもいいからこの設定をやってくれば、「自業自得だ死ねバカ」とか「童貞はピーチ姫でぬいてろ」とか言われながらも、ここに書いてよかったというものだ。
ただ一つ。「ずんずんどこどこべえ」について誰も言及してくれなかったことに、大きな疎外感を感じた。
(伊集院光さんのラジオ「深夜の馬鹿力」でやっていたネタで、我が家で流行中なんだ)
みんな聞いておくれ。私に非があるのは分かっているんだってば。
なのに、私の駄文がどんどん Twitter とか はてブ で広まっちゃってんの!しかもうちの子が道楽息子みたいなタイトルで!(私がつけたタイトルなんだけどさ・・・)
Google playの設定で「パスワードを使用して購入を制限する」にチェック入れるだけで制限できる
という事を流しておくれよ。これ知らない人、けっこういると思うんだ。
「そんなことも知らねぇのかよ情弱」とか言いたいツンデレちゃんも、家族や友達の設定を確認してあげてよ。今日は遅いから明日ね。おじさんと約束だよ!
ちっともよくありませんよ。
女性の服装には頓着しない方だ。
友達でも、恋人でも、知り合いでも、他人でも、基本的には好きな格好すればいいと思っているし、
それぞれにかわいらしさってのは見出すことができる。
ちょっと嫌いとかじゃなくて、深い溜息がでるくらい、嫌いだ。憎んですらいる。
『かわいい』のか?あれは。
俺はファッションには疎いし、女性となればなおさらわからない。
だけど、最近流行っているらしいFFワンピースとかはものすごく『かわいい』と思うよ。
ぎゅっと絞るわけでも、ずんどうになるわけでもない曲線と、少し広がる裾の華やかな感じがすごくいい。
たぶんデートとかで着てこられたら最高に嬉しいと思う。
話を戻すと、ミニスカート+ホットパンツのスタイルの良さがまったく理解できない。
生地の組み合わせの統一感、外し方、色合い、丈の感じ、いろいろ選択肢はあるのかもしれないけど、
それぞれの良さが引き立つとか、わーっとした気分になるわけでもない。
言ってしまえば、ただまとまっているだけのような気がする。
それぞれ独立したものだから、まとめるのも大変だとも思うけど、
だったらまとめなくて良くないですか?という疑問がまずひとつ。
次に、この疑問を女性にぶつけると、たいてい次の2つの回答が得られる。
1)動きやすい
2)パンチラ防止
これは正直、理解できないことはないし、この2つの回答は合わせて1つ、といってもいいかもしれない。
でも、ここでさらに大きな疑問が出てくる。
女性は、『動きやすく』て『パンチラしない』メリットを享受するあまり、何かを失っているとは考えないのだろうか。
このスタイルの良さが理解できないと書いたが、理解できないものを嫌いだという根性は俺にはない。
じゃあなにが嫌いかってさ、
このスタイルの女性たちの、もれなく油断している感じがすごく嫌いだ。
このスタイルでエスカレーターを登る女性は、後ろを気にすることなく、ノシノシと上がっていく。
待ち合わせに急ぐのか、それともせっかちなのかわからんけど、大股でずんずん歩く。
居酒屋で合コンをしている男女の中、このスタイルの女性の膝は、こぶし2つ分ほど空いている。
女性に処女性なんて求めはしないが、恥じらいのない女性ほどつまらんものはない。
そんな女性に「えー恥ずかしいよ・・・」なんて見せ掛けだけの恥じらいを見せられても、困惑するだけだ。
このスタイルの女性とベッドに入るとき、ホットパンツを脱がせるのは大変だ。
「ちょっとごめんね」と言って、ボタンを外して、ジッパーを下ろして、
せえので腰を上げてもらって、やっと脱がしたと思ったら、今度はなんとも言い難いタイツを履いてるわけだ。
ホットパンツ単体について、同様のことを思うかというと、そうではなくて、
むしろ健康的で元気な人なんだろうなというポジティブな印象しかない。
そのときミニスカホトパンガールはなにやってるかと言うと、パラソルの下でぬるい恋バナしてたりする。
午前の仕事終わりでブラウスとタイトスカートで参戦したやつよりも働かないから手に負えない。
動きやすさとパンチラ回避を得られるかわりに、恥じらいと色気を失って、
そして男の女性に対する幻想まで打ち砕く。これが悪夢じゃなくてなんなんだよ。
どうせさ、おしゃれなショップ店員とかに、「これと組み合わせるとかわいいですよ」とか、
「今はいてるミニスカートにピッタリ」とか言われただけなんでしょ?
ほんとはかわいいとも思ってなくて、『あ、動きやすいですね』とか言って買っちゃったんでしょ?
もう無理して組み合わせなくていいよ。
パンチラしそうだなと思ったら君の後ろに立つし、
足が太い、短いと言ったら、それでも君はかわいいよと言うよ。
誰かのいいなりになって、色気と恥じらいを捨てないでくれ。
俺にいい夢見させてくれよ。頼むよ。
基本的な戦法は、「同じ文字で攻め続ける」です。始まる言葉が少なく、終わる言葉が多い「ル」攻めが基本ですが濁点が有効なら「ズ」の方が効果的です。
それで攻め続けるだけで、だいたいは勝てるはずです。
しかし、逆に自分が「ズ」攻めを食らったときのために「ズ」で始まる言葉を羅列しておくです。
そして取っておきの「ズ」で始まって「ズ」で終わる言葉
相手が中級以上のしりとリストならば「ズ」攻めを使ってくるかも知れません。「ズ」攻めを食らい続けて散々つぶした後に「ズ」返しをする戦法が最強です。
旅行中と思しき熟年世代の夫婦を観察してると、男性は手ぶらで先をずんずん歩いて、奥さんらしき女性が荷物を二つも三つも抱えて何歩も後ろをついてくようなのをよく見るじゃない
これな、団塊世代だけの特徴だと思うわ。
日本女性が昔ながらの大和撫子だった頃ならば日本男性はレディファースト的な女性に敬意を示すような文化があったかと言うと決してそうではなく
奥ゆかしい大和撫子が多かった時代ほど軽んじられてきたように思えるところだ
今の若い世代はレディファーストとまでは行かなくても男女平等で並んで歩くような文化だけど
旅行中と思しき熟年世代の夫婦を観察してると、男性は手ぶらで先をずんずん歩いて、奥さんらしき女性が荷物を二つも三つも抱えて何歩も後ろをついてくようなのをよく見るじゃない
この奥さんみたいな人を、自分の権利ばかり主張するレディらしからぬ人だから軽んじられて当然だ、と言ってる論調には違和感を覚える
http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/48216/all
by 匿名さん 2009-07-07 18:42:00
子犬の鳴き声よりも太鼓叩いている住人いますよね?時間関係なく…
by 匿名さん 2009-07-07 21:02:00
太鼓?何階ですか?
以前にも掲示板でドラム叩く人がいるって書き込みがありましたが。それとは別なんですかね。
そうです?そんな感じの音!多分高層階の人
太鼓かどうか分かりませんが、リズムよく音というか「ズンズン」って感じで聞こえる時があります。結構夜中ですよね。
家は上の階の人がまだ引越しして来ていないときに聞こえましたから大分広範囲に響いているのだと思います。
高層階です。
現在午前1時半?
祭りの太鼓なのかかなり迷惑なずんずんと響く音をならしているのはどこだ?
いい加減にしろ???
でていけ?
夜に太鼓なのかなんなのかしらないけど、うるせぇんだよ!
太鼓の音って南棟ですか?東棟ですか?
by 住民 2009-09-15 16:08:52
多分東棟じゃないですかねぇ?かなり時間無制限でやってますよね?前から気になってたんですけど。でも響くとなると南棟なんですかねぇ?
http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/72652/all
by 住人 2010-05-15 01:51:39
太鼓かドラムかドンドンなってるのうるさいって前いってましたよねぇ!わかりましたよー
14階に南千住の有名な寺の住職さん、笑っていいともに出てたおかまっぽい住職知りません?
どうしますかねぇ?
お坊さんの太鼓、どうにかならないですかねぇ?自分の寺でやれよ!
太鼓?なんですかね。かなり響きますね。はっきり言って迷惑です。
この際、部屋番号を明らかにして抗議することが必要なのではないでしょうか。
御仏に使える身で、挨拶が出来ないとは…
あぁ。おねえの坊さん挨拶しないよね。
by マンション住民さん 2011-06-26 15:38:34
坊主に毛頭w
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.shoenzan.com/index.html
この場所にあるマンションの一室に「水無昭善阿闍梨」の「祥炎山不動院東京道場」があります。
http://earthjp.net/mercury/1102270020.html
久慈市での評判
(うちのお母さんも、水○さんが、ブランド品いっぱい買いまくってるの見て、チャンネル変えてました。 )
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/2258/1302627562/l50
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-e5ed.html
夏休みは好きだ。
いくらでもその肢体を楽しむことができる。
さらに夏休みには子供の警戒心もゆるむ。 そして子供が被害に会う性的な事件も夏に多く起こる・・・。
朝早くから外回りの営業をしているわたしは、その日の出まわり先を少しはずしたところで
標的を見つける。 ラジオ体操を終えた子供たちの集団を車の中から観察し、
好みの子を見つけるのだ。 中々うまくいかなかったりすることも多いが、
肉食獣だって半分以上は狩りをしくじるのだ。 わたしは決して焦らない。この狩りのためにわたしは人並み以上に
仕事を早く済ませるすべを身につけていた。 すきこそものの何とやら、だ。
この日は本社から結構離れた場所が出回りさきだった。 こういう時はチャンスである。
今日はうまくいく予感もしていた。 狩りを続けていくと狩人のかんみたいなものがついてくる。
わたしは前の晩ゆっくり寝ていつもよりかなりはやく家を出た。 目的地に着くころにはちょうど6時半だった。
しかし中々好みの子がいないなー。 どーしよっかなー。
迷っていると一人の子が目にはいった。 三年生くらいだろうか、身長は130あるかないか、細身でおれ好みだ。
さらさらしたおかっぱ頭のような髪型だな。 めがねをかけているが顔立ちは幼くてかわいい。
よく見るとあまり友達がいないようだ。 他の子は連れ立って帰っているのにこの子だけひとりで家に向かっている。
しめしめ。 こういった子はねらい目なのだ。いじめがいがある。
この日は営業の成績はゼロということにしてこの子に張り付いてみることに決めた。
7:30父親出社。 8:45母親出社。今ひとりだな。 しかしここで焦らない。プールがあったりして
かってに休むと親に連絡があるかもしれないからだ。 10:00だいたいこの時間には出るはずだ、プールにいくなら。
ブリーフケースの中身を確認する。 わたしは常に二つのケースを持ち歩いている。
とうぜんその一つは狩り用であるのはいうまでもない。 中身はペンチ、ボールギャグ(口にはさむ機具)、低温ろうそく、
1リットル入りの浣腸器、手錠3ヶ、目隠し、ローション、1メートルの細縄5本、アナルバイブ大、小それぞれ一本。
そして待ち針30本
わたしはケースを閉じた。
忍び込むか、正面突破か・・・・。 この日のかんは正面突破を指示していた。
玄関ドアの呼び鈴を押す。 この時点で人影を見つければその時点で中止だ。永久に長い一瞬がたつ。
かちゃり・・・ドアが開いた。 チェーンは・・・つけていない。
わたしはすばやく中に入り後ろ手に鍵を閉めた。 チェーンもかける。退路を自分で断つようだが、
時間が稼げる。 みぞおちに軽くこぶしを入れる。小さな体が崩れ落ちた。
めがねをしていない顔は思ったとおりかわいい。 長いまつげにすじのとおった鼻。薄めだがきれいなピンク色をしたくちびる。
じゅうぶん合格だ。
外はまだ昼前だというのににわかにかきくもってきた。
部屋を探してこの子をかつぎこむ。 口にボールギャグをかます。両手に手錠をはめ、ひもでベッドのシャフトに括りつける。
これでうつぶせにも仰向けにもできる。
かっ・・・ かなり大きな雷とともにバケツをひっくり返したような雷雨がふってきた。
わたしは凶暴性に火をつけられた。 いつもならねちっこく楽しむのだが今日はいきなり挿入したくなったのだ。
仰向けに縛られた少年の半ズボンとしたのブリーフを一気に引き降ろす。 わたしのものはすでに破裂せんばかりに勃起している。
ローションのびんは先が細くなっており、穴の奥からローションをたっぷり塗ることができるようになっているのだ。
少年の小さな小さな菊門にローションの細長い口を突き刺し、たっぷり出しつつ引き抜く。
穴の周囲にもたっぷり塗り込める。 それにしても小さくいたいけな菊門だ。わたしの肉棒に耐えられるかな。
自分自身にもたっぷり塗り先端をそこにあわせる。 両足を持ち上げ、一気に腰を突き出す。
ぶつっと何かが裂けたような感覚が伝わる。 かまわず奥まで突き刺す。
そのしゅんかん少年が目を見開いた。 一瞬何があったかわからなかったようだが、状況はかなり衝撃的だったらしい。
「う”-っつ ・・・ぬぐーっ・・」
必死に身をよじり逃れようとする。 しかし両足を持ち上げられ、両手が自由にならないのではどうしようもない。
そのあいだもわたしはピストン運動を止めていない。 少年の肛門からはローションと血の混じった
ピンクの粘液が流れ出ている。
「い゛-っ・・いぎひーっ!・・」
声にならない絶叫を上げる少年。 しかし外は雷雨。誰もその声を聴くものはいない。
小さな肛門は哀れにもわたしが挿入するたびに腸内に飲み込まれ、引き出すたびにめくれあがった。
「う゛・・・ん・・・うあ・・・ん・・・・」
わたしが動くたびに声を上げる少年。 必死に耐える目からはいつしか涙がふきこぼれていた。
やはりいじめられて色気を出すタイプのようだ。 わたしはますます狂暴に、冷酷なっていった。
だいぶ抵抗する力も薄れてきたので、少年の体を横向きにさせ片足を自分の足のした、
もう片足を上に抱え上げてさらに突いた。 新しい体位はわたしに新たな快感を、少年に新たな痛みを与えたようだ。
「う”あっ・・・あ゛・・・あーーーっ」
尻の谷間から液体とも粘液ともいえない桃色の物体が少年の陰のうを伝って流れ落ちる。
”にゅぐ・・・ぐちゅっ・・・にちゅっ・・・”
雨音と雷鳴のあいだから2人の陰部がこすれあう音がひびく。
わたしは少年のアナルを貫いたまま彼をうつ伏せにさせた。 両手を手錠で固定してあるためわたしにバックを
犯されながらひれ伏すような格好になる。 凶悪なペニスが小さな菊門をえぐるたびに少年の体はのけぞった。
”ぱんっ・・・ぱんっ・・じゅぷっ・・ぬちゃっ・・・”
「ふぐーっ・・・・うい゛-っ・・う”あっ」
太股を伝わって流れ落ちたローションと血の混合液は純白のシーツに二つの紋様を作っていた。
さすがに耐え切れなくなってきた。 わたしは少年の細い腰を持って激しく突く。
頭の中に白い閃光が走る。 大量のザーメンが少年の腸内に送り込まれる。一滴残らず注ぎ込んだ後
わたしは血に染まったペニスを引き抜いた。
体のサイズに比べてあまりにも大きな物を突き刺されていた菊門はすぐにはとじず、白濁液を垂れ流していた。
「うっ・・・ふぐっ・・・ううっ・・・」
よだれと涙を大量に流しながら泣きじゃくってきた。 わたしは少年の犯されて惨めなしかしみだらな肢体を
ビデオに収めていった。 ティッシュで肛門まわりを丁寧に拭いてやる。しかしそれすらも痛みになるようだ。
菊門は裂けてみじめな姿になっていたが、今日のわたしはこれで勘弁してやるほどやさしくなかった。
雷雨はまだ激しく降り続いている。 時計を見て驚いた。まだこの少年を犯し出して15分しかたっていないではないか。
こんなに早く出してしまうとはよっぽどこの子とは相性が良いようだ。
これはもっと可愛がってやらなくてはね・・・。
そうだ。 いい方法があるぞ。わたしは浣腸器をもって階下の台所にいった。
あ あったあった。 わたしはその液体を洗面器にとり浣腸器いっぱいに充填した。
「気分はどうだい?」
「どうひて・・・・」
ずっと口をふさがれてすぐにはちゃんとしゃべれないようだ。
「そりゃ君がかわいいからだよ。」
さらさらした髪の毛をもてあそびつつわたしはやさしく言った。
「もうやめてよぅ・・・」
ふたたび少年の目に涙がこぼれる。 わたしはそのかわいい口に指を入れた。
「おぐっ・・」
がりっ・・・・・
あれあれ、こうした時そういうことをするなんて・・・。 お約束まで知ってるなんて君は上級者だね。
もっといじめてほしい時は反抗をやめないことはSMの鉄則だよね。
「じゃーもっとあそぼうか」
両足は大きく開かせてほそなわでベッドの足に縛る。 身動きの取れない少年に液体のたっぷりはいった浣腸器を見せる。
「これ何が入ってると思う?」
少年の顔は恐怖にこわばっている。
「わからない? じゃ教えてあげよう。」
「これはねー お酢・・・でしたー」
少年のひとみが大きく見開かれいやいやをするように首を激しく振る。
もうこれをどうするかはわかっているらしい。 期待にはこたえるのがわたしの主義だからね。
少年の体が縛られながらも激しくはねまわる。 すでに傷に染みるようだ。
わたしは自分の太股の重みで細い太股を押さえながらゆっくりとシリンダーを押した。
「うわ゛--------っ!!」
これまでにない絶叫が不自由な口からもれる。
「ふわっ・・・・ふぐぐーーっ・・・うぎひーーーっ!」
その表情を楽しみつつゆっくりゆっくりとシリンダーは液体を直腸に送り込む。
わたしは浣腸器を指したままにしてケースからアナルバイブの大きい方を取り出した。
異物をひり出そうとする強い圧力に勝つには大きい方が良いと思ったからである。
少年はそんなこと目にも入らないようであった。 わたしはバイブをかたわらに置き、
ふたたび注入作業を始めた。
「あううううっ・・・ふおっ・・・」
少年の荒い息遣いと時折もれるもだえ声だけがくらい部屋にひびく。
ようやく、1リットルのお酢は少年の腸内に収まった。 浣腸器の先を抜いたとたん
ぴゅるるる、と液体がほとばしる。 わたしはすぐにバイブで栓をした。
排泄を止められた液体は少年の排便中枢を激しく刺激する。
しかし出口にすえつけられた大きな栓がそれを許さない。
少年の顔と体に冷や汗が吹き出してきた。 身悶えが一層激しくなる。わたしは低温ろうそくに点火した。
くれない色の蝋が一滴、少年のすべすべしたおなかに垂れ落ちる。
「・・・・・っ?!」
ぽたり、ぽたり、
熱い蝋が少年の肌に足跡をのこす。 排泄を耐える苦しみと熱さで少年はそのきゃしゃな体をよじっていた。
十滴ほど垂らした後、わたしは少し待った。 火元にろうが溜まっていく。
大さじいっぱいほども溜まったろうか。 少年の小さなつぼみの上に垂らし注ぐ。
「ああああーーーーっ・・あぎぎいいいっ・・・」
小さなペニスがろうで真っ赤にそまる。 これは刺激が強かったかな?
そんなことを考えながらわたしは今度は小さな乳首に交互にろうをたらしていく。
外のますます風雨が激しくなっていく。 まるで台風のようだ。
少年の体に蝋を垂らしつつテレビをつける。 おっと本当に台風だったとはね・・・。
少年の下腹部も雷のようにごろごろとなっている。 さてそろそろ出させてやろうか。
手錠を引きずるようにして風呂場に連れて行く。 たった12段階段を降りるだけでもういきもたえだえだ。
風呂場にいき股を大きく開かせ、ひくひくしている菊門からバイブを引き抜く。
「ひぐうううううーーーっ」
壮絶な音とともに腸内の内容物が肛門から飛び出していった。 最初は透明な酢。
次は血とわたしの精液、そして腸内に蓄積されていた糞便。 ぜんぶ出し終えたかと思うとへたり込んでいた。
すっかり無抵抗になった少年の口を開けさせ、ふたたび怒張したものをくわえさせる。
「ううっ・・・うぐっ・・・・げぼっ・・・」
口とペニスのあいだから吐しゃ物が流れ出る。 わたしはかまわず少年の頭を激しく前後に動かしぜんぶのませた。
両手を突いて激しく嘔吐する少年を見て欲情したわたしは再びかわいそうな菊門を貫いていた。
程よく広がったアナルはきつきつの時よりも帰って具合が良く、おえつする少年が吐しゃ物の中で
突っ伏す中を激しくつきまくった。
づぱんっ・・ずぼっ・・・ずぬっ・・・
しとどに放ったわたしは、もよおしてきたため少年のアナルを犯しながら腸内に放尿した。
さすがにこれは気持ち悪かったらしく、逃げようとしたがわたしはその細い腰をもってはなさない。
けっきょく身をふるわせている少年の中にいってき残らず注ぎ込んだあとようやく引きぬいた。
肛門からわたしのにょうがながれでるさまはなかなか新鮮なものだ。
お湯浣腸をして腸内を洗浄する。 二回ほど1リットルの浣腸をするときれいなお湯しか出てこなくなった。
たびかさなる浣腸攻撃に少年の足腰はへろへろになっている。 そんな体をわたしは丁寧に洗った。
雨と雷鳴は少しおさまった。 しかし今度は風音が強くなってきたようだ。
まだ1時間ちょっとかー。 あんがい楽しめるものだ。
きれいにした体は先ほどまでの恥辱がうそのように清らかに見える。
しかしこの子はすでにわたしによってすみずみまで犯されているのだ。 哀れ
みを請うようなぬれたひとみと震える体はまだまだわたしの嗜虐心をそそった。
体をふかせ、ふたたび部屋に戻る。 もう抵抗する気力もないようだ。
こうなると面白くなくなる。 もっと激しい責めをしてやるか・・・
両手を手錠で固定し、今度はうつ伏せにさせる。 目隠しをして口をふさぐ。
これからの責めは少しつらいかもしれないよ・・・・。 とかたりかけながら・・。
わたしは浣腸器を携えて台所を物色した。 冷蔵庫の中によーく冷えたあれがあるじゃありませんか。
お、あれもあるぞ。
一つを浣腸器の中に満たし、一つを容器のままへ屋にもって帰る。 少年の身悶えも先ほどよりは大分緩慢になってきていた。
目を覚ますために浣腸器に入れた良く冷えた白い液体、牛乳をつかれきった直腸に注ぎ込む。
その冷たさと予想外のことに少年は再び勢いよく体をびくつかせた。 緩んだアナルは入れたその場からミルクを吹きこぼす。
わたしは再びろうそくを手にし、息づくように収縮を繰り返すそのひだに蝋を垂らした。
「はう・・・ふああっ・・あふあーーっ」
敏感な粘膜につめたい牛乳、熱い蝋と立て続けにやられてはたまらない。
「あひーっ・・あふいいいいっ・・・」
大量の蝋で小さな菊門をふたしたわたしはいよいよ仕上げにとりかかった。
ケースから待ち針の刺さったスポンジを取り出す。 一本の針先で少年のしみ一つない背中をなぞる。
しかし針先の感覚よりも再び高まる排泄への欲求の方がとりあえず最大の苦痛になっているようだ。
針先が白いお尻の丘の上でとまる。
ぷすっ。
「う”うううううーーーーーーーーっ!!」
「動くと痛くなっちゃうよ?」
わたしの忠告が聞こえたのか必死で動きを止める少年。 待ち針は半分まで少年のお尻に埋まっている。
スポンジからもう一本針を手に取った。 ぎゃく側のお尻で針先を止める。
ぷつりっ
「あ”あ”ああああっ!!」
ぷすっ
ぷすっ
ぷつっ
たてつづきに三本、やわらかなお尻のスロープに刺し込む。
「いうあああーっ」
お尻の谷間にはろうが固まり、白いお尻には針が五本突き立っている。
針の刺さった辺りに赤い蝋を垂らす。 白い肌にまたあかいしずくが広がっていく。
わたしは少年を裏返して仰向けにした。
半分ほどでとまっていた待ち針が少年自身の体重で針止めのところまでぜんぶ埋まってしまう。
「・・・・・っ!」
お尻をあわてて浮かそうとするがわたしはふとももの上にのって押え込んだ。
びくんびくんとけいれんした少年は勢いよく放尿した。 もろに体にかけられて少しむっとした
わたしはお仕置きすることにした。 針はまだまだ残っているんだから・・・。
わたしは両手を挙げて固定されているためあらわになっているすべすべのわきに左右一本づつはりを挿入した。
そして柔らかく細い二の腕、赤く上気した耳たぶに銀色の針を植え込んでいった。
「・・・・っ! ふぐうんっ・・・!」
針が刺し込まれるために声にならない叫びをあげる少年。
小さな乳首には横から刺し込む。 そしていよいよかわいいそこにさそうとした時、最後の抵抗をするように
彼は身をふるわせた。 その抵抗を楽しみつつ、かわいらしい陰茎をゆっくりと貫いていった。
「きやあああああああっ・・・」
けいれんするか細い肢体。 のこった針をすらりとした太股に刺し込んでいく。
わたしはいとおしくなって少年の小さな体にのしかかった。 体の表面に半分ほど刺し込まれた針がすべて、
わたしが抱きしめることによって彼の体に潜り込んでいく。
「うぎぎぎっ・・・!」
風がごうごうと窓の外でとどろく。 もう大丈夫だろうと思って少年の口を解放する。
がちがちと少年の歯がなる。 さむいのだろうかと思って強く抱きしめる。
ますますはりが深く少年の体を犯す。 わたしはアナルをふさぐろうをはがし、
バイブを引き抜いた。 ぷしゃー、っと暖かくなったミルクが吹き出す。
わたしはそれを下腹部に浴びつつ正常位の状態からペニスを彼の暖かい菊門にねじ込んだ。
彼の声からはひっきりなしにあえぎごえがもれる。
ぐぽっ・・・じゅぽっ・・・ぐちょっ・・・
湿った音と2人の荒い息だけが聞こえる。
わたしは向かい合って座るようにして少年の体を貫いた。 そして陰茎に刺した針を抜き、
突き上げるスピードを速めながら少年の肌をくまなく刺していった。
ぐちゅっ・・ぷすっ・・ぎゅにゅっ・・ぷつり・・・
粘膜のこすれる音と皮膚を突き破るかわいた音が交差する。
そしてついに最高潮がやってきた。
わたしは彼の乳首に強くかみつき、尻っぺたに深く針を刺し込みつつ射精した。
わたしはぐったりしたおさないからだから針をすべて抜き、
消毒をしたのちその家を去った。
訴えられないように少年を犯している途中のスナップを何枚かリビングにおいておいた。
外はますます風が強かったが、わたしは欲望のすべてを幼い体に吐き出したことによって
ある種爽快な気分だった。
当分は「狩り」に出なくてもよさそうだ。
腹の満ちた肉食獣は無駄な狩りをしないものだからね。
-おしまいー
ああああああああああああああもう色々とやばい。
自分はなんでも後回しにしてしまう性分で、
今まで本当にぎりぎりまで行動を起こさないこの性格のおかげで、
さんざん痛い目にあってきた。
しかしギリギリのところで何とかなっていたので、
これまでも「まぁなんだかんだ何とかなるよ」とゆるく構えていたら、
ほんとうにのっぴきならない事態になった。馬鹿すぎる。
友人との連絡を途切れさせ過ぎてそろそろメールしないとやばいし、
実はパンキョーを取り終えてないことを指導教官の先生にそろそろ言い出さないといけないし、
サークルの仕事はきちんとやり終えてないからそろそろどうにかしないとやばいし、
進路のために動かないといけない時期のタイムリミットが直近までせまってきてるし、
借りたものも返さないといけないし、
国民年金の手続きどうにかしないといけないし。
膨らんでいく風船が、いつか割れるとわかっていてじっと何もせず見てて、
脈拍だけはずんずん速くなっていって、このままだったら心臓止まるんじゃないかって。
そんな気分。
それなのにこうやって増田書いて、何をはじめるでもない。
きっと始めてしまえば「なんでこの程度のこともっと早くやらなかったんだ」って思うようなことなのに。
http://anond.hatelabo.jp/20091128000814から続き
恐る恐る視線を戻すと、美樹はレポートの作業を再開させていた。軽快な音を立てて、シャーペンが紙面を滑っている。まだずっと続くのであろう作業を呆然と見守っていてもつまらないし、そんなことをしていようものならばまた何か言われてしまうのが目に見えていたので、とにかく僕も何かをしようと数学の問題集を開いた。まだ先とはいえ、もうそろそろ今期末のテストが近づいている。授業にうまくついていけていない僕にとっては、まさしく恐怖のイベントだ。このままだとまず間違いなく、確実に単位を落とす。必修科目だから尚更やばい。
小さく深呼吸をしてから問題集に目を移す。シャーペンを片手に、頑張りますかと、気合を入れた。
そんな折にふと視界に入った二人分のエスプレッソコーヒーは、机の端でいやに肩身が狭そうで、微かな湯気をひっそりと立ち昇らせ続けていた。
生まれ始めた沈黙の時間。二人で一緒のテーブルを囲みながら黙々と作業を続ける最中、店内の音楽はジャズっぽくなり、クラッシックっぽくなった。ラウンジミュージックが流れ、ハウスミュージックの印象的なバスドラムが僕の集中力を飛躍的に高めてくれたような気がする。
そしておそらくそれは美樹にしても同じことであって、だからこそ僕はその一声をかけるときに、自分でも思いもみなかったほどに大きな勇気を振り絞らなくてはならなくなっていた。
「……な、なあ、美樹。ちょ、ちょっといいかな」
そうおずおずと尋ねた僕に、順調に進んでいた作業を中断させられた美樹は露骨に不快感を表しながら顔を上げた。微かに何か特徴的な物音が聞こえたような気がする。短く弾ける小さな苛立ち。おそらく舌打ちをされたんじゃないだろうかと考えた。眉間に寄ったしわは一段と深くなっている。僕の中で降り積もる恐怖は次第に厚みを増していく。
「あ、あのさ。ここの問題なんだけどね、さっぱり解き方が分からなくて」
生唾を呑んでから微妙に震える声でそう言って、僕は数学の問題集の左上に書かれた問題を指差した。美樹は僕の手からひったくるようにして問題集を奪うと、しばらくの間その問題をじっくりと見て、それから僕の方に視線を戻した。呆れ返った瞳が僕をひやりとさせる。
「亮太、こんなのも分かんないの? 基本中の基本でしょうが。数学の基礎でしょこれ。高校レベルの問題じゃない。……ねえ、馬鹿なの? それともなに、ただ私に話しかけたかっただけなの? 随分と面倒なやり方をするもんだね」
「いや、本気で分からないんだけど……」
言うや美樹が宙を仰いだ。なんてこったい。そう脱力しきった彼女の身体が物語っている。言葉になんかしなくてもひしひしと伝わってきていた。同時に、ずっと懸念していた嫌な予感がはっきりとした輪郭線を捉え始める。
美樹はひとつ大きなため息をついてから、再び僕に視線を戻した。浮かんでいた予想通りの表情を見て、僕は一瞬で気分が滅入ってしまった。
「亮太ってさ、一応大学生だよね。それも私とおんなじ大学の。ねえ、そうだよね。私、間違ってないよね。ね。じゃあさ、やったでしょこれと似た問題。やったよねえ。同じ高校だったんだしさ。できないと、ここにいられるわけがないものね。……あんたさ、どれだけ忘れるの早いのよ。大丈夫? 心配になってきたわよ。もしかすると、脳細胞がほとんど死んでんじゃないの? それともニューロンの絶対数が足りないのかしら。もしかしたら亮太の神経だけ伝達速度が遅いのかもしれないね。いやー、凄いね。珍しいよ。新人類なんじゃないの?」
言われたい放題だった。随分と僕という存在が小さくなったような気がした。
美樹はそこまで一気にまくし立てると、最後に小さく「考えられない」とぼやいた。そしてまたひとつ大きなため息を吐くと、さも面倒くさそうに僕に解法を教え始めてくれた。段々と店内の照明が赤暗くなり始めたような気がする。正直なところ僕も考えられなかった。
数学の問題がひとつ分からなかっただけなのに、どうしてここまで言われなきゃならないのだろう。確かに簡単な問題だったのかもしれない。高校の時に似たような問題を解いたかもしれない。けれど、だからと言って新人類などと馬鹿にするのは酷過ぎないだろうか。本質的に愚弄している。そりゃ僕は美樹に比べたら恐ろしく頭が悪いかもしれないけれど(確かにどうして同じ大学に入れたのか今でも不思議でならない)、こんなにぼろくそに言われる筋合いはないと思う。
腹の底に暴れる蟲を一匹仕舞い込みながら、それでも僕は低頭身を乗り出して解法を教えてくれる美樹の声をしっかりと聞いていた。美樹はこういう奴なんだから。我慢しなくちゃならない。仕方がないんだ。そう思っていた。思うように言い聞かせていた。
ずんずんと進んでいく説明を聞きながら、僕は公式をひとつ忘れてしまっていたことに気が付いた。なるほど、そのせいで出来なかったのかと、気が付いてなんだか清々しい気分になった。
一方で、そんな僕の発見など気にも留めない美樹の説明は続いていく。かなり早かった。端的に説明しながら、僕が理解出来ているかどうかにも関係なく進んでいく。お陰でいつの間にか進んでいた計算の過程がよく分からなくなってしまった。
「ちょ、ちょっと待って。ここはどうやってこうなるんだ?」
慌てて尋ねた僕を見上げた美樹の瞳に、苛立ちが燃え上がっていた。やばい。僕は更なる罵詈雑言が放たれることを覚悟する。機関銃やガトリング砲がガラガラと音を立てて照準を合わせ始めている。
美樹の唇がわなないた。
(4/5に続く)
ぱがん、と、乾いた音が耳を突いた。まどろみに埋もれていたわたしの意識が、急速に引き上げられていく。気だるげに開いた眼は、薄暗く静寂に沈んだログハウスの天井を視界に捉えていた。
ぱがん、と、乾いた音が再び聞こえてくる。のっそりと上体を起こしたわたしは二段ベッドの上から室内を見渡し、まだサークル仲間の誰も彼もが目を閉じたまま微動だにしない様子を確認すると、がりがりと寝癖のついた頭を掻いてしまった。
もう一度眠ろうかと考えた。予定では、今日は引率している野獣の如き子ども達を宥めてオリエンテーリングに向かわせなければならなかった。下手に寝不足のまま参加してしまえば足手まといになってしまうだろうし、やつれて無駄に疲れてしまうことが目に見えて明らかだった。
やっぱり眠ろう。決めて身体を横たえて瞳を閉じる。小さく、仲間達の呼吸が小さく聞こえてきていた。意識はじゅんぐりと眠りの海に沈み始める。布団を引き寄せて、身体を小さく抱え込んだ。温もりが再度まどろみに沈んだ身体にとても心地いい。
ぱがん、と、三度あの音が鼓膜を振動させた。瞬間、わたしの瞼は何者かに支配されたかのように勢いよく見開かれる。まだ浅いところで引き上げられてしまったせいで、とうとう完璧に目が冴えてしまった。こんな朝っぱらからうるさいなあと少し腹が立ったわたしは、仲間達を起こさないよう静かにベッドから降りると、懐中電灯を持ってひとりログハウスの外へと足を向けてみることにした。
「……すごい」
扉を閉めると同時に、立ち込めていた噎せ返るような濃霧に、思わず呟いてしまっていた。少し息が苦しいような気がする。まるで水底に立っているかのようだと思った。山間だというのに立ち並んでいる木々の姿さえも確認できない。濃密な霧の姿に、わたしは途方もなく圧倒されてしまった。
霧はまだ陽も昇っていない早朝の薄闇の中、心なしか青白く色付いているように見えた。纏わりつく気配の中手を動かすと、水流が生まれるかのように顆粒が小さな渦を巻く。懐中電灯がなければとてもじゃないけれど踏み出せそうにはなかった。霧のせいで迷子になってしまう恐れがあったのだ。ともすれば壁だと錯覚してしまいそうなほどの密度を持った濃霧は、その奥底に圧倒的な幽玄を潜ませながら、音もなくキャンプ場を覆い尽くしていた。
そう。本当にあたりには何も物音がしなかった。鳥の鳴き声も、梢の囁きも、虫の音までも、一切が外気を震わせていなかった。空間を満たしているのは、どこまでも深い霧ばかりだ。昨日来たときには煩わしいほどに感じられた生き物の気配は、どれだけ耳を研ぎ澄ませてみても拾い上げることができなかった。
先ほどの言葉でさえも、口にした途端に濃霧に絡め取られてしまったのだ。生き物達の振動も、片っ端から霧に呑まれて分解されているのかもしれないと考えた。
ぱがん。辺りにまたあの音が谺した。随分近くで。あるいはとても遠い場所から。あの音だけは、やけに周囲に響き渡っている。まるで、霧があえて分かりやすくしているかのように。わたしは音がした方向に向けて懐中電灯の心細い光を放つ。
「誰かいるんですか?」
返事の代わりなのか、しばらくしてから再びぱがん、と音がした。導かれるようにして、わたしは濃霧の中に一歩足を踏み出す。一定の間隔で聞こえてくる音だけを頼りに、見通しの悪い、すでにどこにログハウスがあるかも分からなくなってしまった霧の中を進んでいく。
唐突に、光の円の中にひとりの老人が浮かび上がった。
思わず息を呑んで立ち尽くしたわたしの目の前で、どこか古めかしい翁のような雰囲気を纏った老人が手にした斧を大きく振り被る。耳に張り付いてしまったあの音を響かせながら、刃が突き刺さった丸太はぱっくりと左右に割れて落ちた。
「お早いのう」
こちらに振り返ることもしないで黙々と薪を割っていく作業を続けながら、老人が言った。
「音が聞こえましたから」
「ああ、そうじゃったか。……もしかして起こしてしもうたかな?」
言いながら老人は斧を振り被る。ぱがん。薪が割れる。
態度に少し気分を害したわたしは不機嫌を装って返事をした。
「まあね。うるさかったから」
「そうじゃったか。それは申し訳ないことをした」
と、老人はまったく反省したような素振りを見せずに口にする。なんなんだ、この人は。思ったわたしは口を噤むと思い切り睨みつけてやった。友達から、怖いと評判の眼差しだった。止めた方がいいよと。
けれど、老人は意にも介さない。丸太を立てて、斧を振り被って、割れた薪を横に積み上げていく。
漂い始めた沈黙と続く変化のない作業に、先に耐え切れなくなったのはわたしの方だった。
「あなたは、この辺りに住んでいるの?」
「ええ。長いもので、かれこれ三十年近くになりましょうかね」
「こんな朝早くから薪を割りにここまで昇ってくるんだ?」
「今日はちょうど薪を切らしてしまっていての。寒いし、こりゃあ大変だということで、急いで準備に取り掛かったんじゃよ」
「でも、この霧だと大変じゃなった? よくここまで来られたわね。住み慣れた経験がものを言ったのかしら」
少し嫌味っぽく言うと、老人の口許に淋しそうな笑みが浮かんだ。その表情に、わたしは思わずどきりとさせられてしまう。老人は一度作業を中断させると、腰を伸ばしてから額に浮かんだ汗を拭った。
「深い、とてつもなく濃い霧じゃからなあ。あなたも驚かれたんじゃありませんか?」
「え、ええ。まあ」
「息が詰まって、溺れてしまいそうだと思った」
発言に、わたしは無言のまま頷く。老人は初めてこちらに目を向けると、とても柔らかく微笑んだ。穏やかな、それでいてどこか影の差し込んだ微笑だと思った。
「私も、初めてこの霧を経験した時にはそう思ったもんじゃからなあ。とんでもない霧だとな。けれども、いい場所だとは思わんかね。神聖な気配が満ち溢れているような気になる」
「神聖?」
突飛なキーワードに思わず声が口をついて出てしまった。
「ええ。ええ。そうじゃとも。この辺りには神聖な気配が満ち満ちておる。とりわけ、こんな濃霧の日にはの」
言って、老人は濃霧の向こう側を、その奥底を眺めるようにそっと目を細めた。
「……辺りを少し歩いてきてみたらどうですかな。きっと、とても気持ちがいいはずじゃよ」
しばしの沈黙の後、再びわたしの方を向いた老人は穏やかに微笑んでそう提案してきた。
「それに、もしかすると今日は不思議なことが起きるかもしれない」
「不思議なこと?」
繰り返すと、老人はこくりと頷いた。
「ええ。まあ、噂にすぎないんじゃがね」
そう口にして苦笑した老人に、わたしは最早当初抱いた不快感を消し去ってしまっていた。この人は少し仕事に集中していただけで、本当は親切ないい人なのだ。そう思うことで、優しくなれるような気がした。
「あんたなら、あるいは出会えるかもしれん」
口にした老人に、ありがとう、と礼を言うと、わたしは言われたとおり少し辺りを散策してみることにした。依然として先の見えない濃濃密密たる霧には変化がなかったものの、どういうわけか迷子になって帰られなくなる、といった不安は感じなくなっていた。ぱがん、と背後から断続的に薪割りの音が聞こえてきたからなのかもしれない。わたしの足はずんずんと霧の奥へと進んでいった。
どれほど歩いたのか、濃すぎる霧はわたしから時間の感覚を奪ってしまったようだった。ぱがん、と聞こえる音の回数も、五十を過ぎたあたりから数えられなくなっていた。
一体、ここはキャンプ場のどの辺りなのだろう。どこをどう進んで、どこまでやってきたのかが分からなかった。劣悪すぎる視界は距離感覚も曖昧にさせてしまっていたのだ。加えてどういうわけか聞こえてくる薪割りの音はいつも同じ大きさだった。遠くもなることも、近くなることもないせいで、同じ場所をぐるぐる回っているような奇妙な感覚に陥ってしまっていた。
先の見えない霧の中、疲労にがっくり項垂れたわたしは、とうとうその場に屈んで、膝に手を置いてしまった。上がった呼吸を整えながら、もうそろそろあの老人の許へ帰ろうかと考えた時だった。
幼い笑い声が耳に届いた。
驚き、わたしは素早く顔を上げる。聞き間違いじゃないかと思ったのだ。引率してきた子ども達がこんな時間に外出しているはずがないし、そもそもその声がこの場所で聞こえるはずがなかった。
わたしは膝に手を突いたまま硬直して、こんなことはありえないと念じ続けていた。目の前にいる何かを幻だと理解しながらも、どこかでそうではないと信じていたかった。
再び笑い声が響く。たった三年だったにも関わらず耳馴染んでしまった、最後に息を吸う特徴のある、誰が笑っているのかを知っている声が谺する。
視界に映った霧の中で、その影は確かに楽しそうに口角を吊り上げていた。
「七恵なの……?」
呟くと、ひらりと身を翻して小さな子どもの姿をした影は霧の奥へと駆け出してしまった。
「待って!」
叫び、わたしは全力で影の背中を追う。疲れた身体の都合など知ったことではなった。実際、膝はすぐに悲鳴を上げ出し、やがて横腹も痛みを訴え始めた。いつの間にか木々の間に入ってしまっていたらしく、足場が安定しないのも苦しかった。
けれども、それでもわたしは身体に鞭を打った。影を追わなければならなかった。ここにいるはずのない、ましてやこの世に存在しているはずのない妹が、いま目の前を走っているのだ。どうして追わないことができよう。彼女に伝えなければならない言葉をわたしはずっと胸のうちに秘め続けていた。
掠れ始めた呼吸音と、立ち込める霧そのものが発しているかのように響く七恵の笑い声を耳にしながら、わたしはあの一日のことを思い出していた。決定的に何かが失われてしまった、手を離すべきではなかった日のことを。
あの日まで、わたしはお姉さんだった。三歳になったばかりの七恵を、監督し守ってあげなければならない責任があったのだ。
なのに。
先を行く七恵の影は、どうやら現状を鬼ごっこか何かと勘違いしているらしい、奇声のような歓声を上げながらするすると木々の間を縫い進んでいく。
「待って……待って、七恵」
もう手放さないから。絶対に、必ず握っておくから。
――だから、もうどこへも行かないで……!
ぎゅっと閉じた瞼の裏側に、あの日の光景がフラッシュバックする。病床に臥していた祖母のお見舞いに向かっていたのだった。病室でわたしは暇を持て余していた。近くにいるように母に言われていたのに。七恵を連れて院外へ出てしまった。
近くにあった商店街。立ち止まり見惚れてしまった文房具店。陳列されたいろいろな文房具は、小学生になったばかりだったわたしの目に、キラキラ光っているように見えた。どれもこれも可愛くて、熱中してしまた。
握り締めていたはずの七恵の小さな掌の感触。いつの間にか、なくなってしまった感触。
生々しく思い出せるが故に、後悔は杭となって打ち込まれていく。鈍痛は、いまなお血と共に滴り続けている。槌を振るにやけ顔の罰は、愉快そうにこう告げてくる。
「おいおい、なにを寝ぼけたことを言ってるんだ。それだけじゃないだろう。お前の罪はそれだけに留まらなかったはずだ」
そうだ。そのとおり。文房具から目を上げたわたしは、隣に七恵の姿がなかったことをかなり早い段階で認識していた。その時点でわたしが探していれば、もっと違った現在があったかもしれなかったのだ。
幼かった七恵。まだ三歳になったばかりだった。生意気で、なんでも真似して、両親の愛情まで奪っていって――。わたしは邪魔だったのだ。幼い独占欲は、妹の存在をうっとおしく思い始めていた。
わたしはあの時、本当は喜んでいたのだ。疎ましい七恵がいなくなったと。人通りの多い商店街の中で、これでようやく好きなだけ文房具と向き合えると思ってしまっていた。
失った感触。温かくて柔らかくて、小さかった脆弱な掌。
両親は血相を変えてわたしたちを探しに来た。どうして急にいなくなっちゃったの、と、鬼のように母さんに怒られた。それから、父さんが言った。
「七恵はどうした」
ななえはどうしたななえはどうしたななえはどうした……。
わたしは言葉を何度も頭の中で転がした。意味を理解しようと努めた。そして、同時にかっと全身が暑くなって、唇が動かなくなってしまった。
「ねえ、七恵は。七恵はどこに行ったの?」
怒ったままの鬼の母さんまでもが々ことを口にする。わたしは俯いた。父さんは周りを見渡しながら困ったなと呟いたはずだ。探してくる、と駆け出していったから。
「どうして勝手に抜け出したりしたの」
母さんはヒステリックに叫んでいた。思えば、あの時すでに最悪の事態を予想していたのかもしれない。当時、近くの町で未解決の誘拐事件が発生していたのだ。高圧的に、そして混乱しながら怒鳴り散らす母さんの声を、わたしは俯いたままぐっと唇を噛んで耐え忍んでいた。
罰が愉快そうに口にする。
「そうだ。思い出すんだ。お前の罪がなんなのか。本当に最悪ないことはなんだったのかを」
母に怒られながら、しかしわたしは七恵の手を離してしまったことを後悔していたわけではなかった。むしろ、七恵を恨んでいた。勝手にいなくなって、そのせいでわたしが怒られてしまったのだと、やっぱりいらない奴だと考えてしまっていた。
だから、わたしは泣かなかったのだ。いくら怒られても、いくら詰問されようとも。そして、時が経つにつれて本当に泣くないようになってしまった。
記憶は正確に当時の状況を把握し続けている。行き交う人波の中から戻ってきた父の表情。分からない、との呟やきを耳にした後の母のパニック。宥める父と泣き崩れた母の姿。ようやくわたしにも事態の深刻さが理解できかけてきたのだった。両親が人目も憚らず取り乱す姿なんて後にも先にもこの一件以外に見たことがなかった。
警察への連絡、掴めない足取り、過ぎていくだけの日数、憔悴していく両親。わたしは何も言えなかった。言えなくなってしまった。そもそも言う権利など、端から存在しなかったのだ。
誘拐事件への疑い、寄せられた怪しい人物の目撃情報。七恵は、商店街の出口付近で、若い男に手を引かれていたのだという。
そしてその翌々日。
七恵は、近くの池に浮かんでいた。寒空の下、下着姿でぼんやりと漂っていた。性的暴行を受けた末に、死体の処理に困った犯人に投げ捨てられたのだった。その後、連続誘拐犯の若い男は逮捕され、死刑が決まった。
けれども、もうなにも蘇らなかった。わたしのせいでわたしは、わたしの家族は、そして七恵は、どうしようもなく損なわれてしまった。もう二度と元へは戻れない。失われた存在の代償など、七恵本人以外にありえるわけがなかった。
足がもつれる。転びそうになってしまう。前を向いて、歯を食いしばり、泣き腫らしながらわたしは走り続けている。影に追いつかなければならなかったのだ。あの掌を握り締めることだけが、わたしにとって可能な唯一の贖罪だった。
唐突に影が急に立ち止まる。限界を通り越した身体で追いすがるわたしに振り向くと、にこりと微笑んだ。表情など見えないはずなのに、なぜか笑っていると理解できた。同時に、迎えなければならない別れの予兆も感じ取れた。
「な……なえ……」
息も絶え絶えにそう呼びかける。七恵はどうしてわたしが苦しみを抱いているのか分からないといったような顔をして、首を傾げる。
「ごめん、ごめんね、七恵。わたしが手を離したばっかりに、わたしはあなたを死なせてしまった」
そう、全てわたしのせいなのだ。幼いわたしの自分勝手な考えが、全てを反故にしてしまった。用意されていたはずの七恵の未来も、温かな家族の団欒も、些細な笑い声さえも、残された家族から損なわせてしまった。
崩れ落ちるようにして膝を突き、両手で落ち葉を握り締める。瞑った両目からは、涙が零れ落ちていった。
「ごめんなさい。ごめんなさい」
この言葉しか口に出せないわたしの肩に、そっと手が触れたような気がした。
顔を持ち上げる。霧の中で七恵は満足そうに笑っている。影の腕が動いて、大きく左右に振れた。口が動いたのが見えなくても分かってしまった。
さよならの合図だった。永遠の別れ。奇跡は二度とは起こってくれないだろう。
焦ったわたしは手を宙に伸ばす。待って。行かないで。もうどこにも。この手から離れないで。そうじゃないと帰れなくなってしまう。あなたは二度と帰られなくなってしまう。
膝を立てて懸命に、力の入らない足を遠ざかりつつあった影に踏み出そうとした瞬間だった。霧の向こう側から、鋭い陽光が網膜を貫いた。
そのあまりの輝きに堪らずわたしは目を閉じる。瞬間、周囲を穏やかな風が通り抜けていった。柔らかな、優しさに満ち溢れた風だった。
ゆっくりと瞼を開く。あれほど濃密で深かった霧がすっかりと薄くなり始めていた。見れば、手を突き出した先の地面は、すとんと途切れてしまっている。山の断崖に出ていたわたしは、昇り始めた太陽に照らされた雲海を、裂け分かれていくようにして音もなく消えていく霧の姿をじっと目に焼き付けることとなった。
壮麗な光景に言葉を失っていた最中、そよいだ風の合間に幼い声を聞いたような気がした。バイバイおねえちゃん、と聞こえたその声は、紛れもなく妹のそれであり、もう決して届かなくなってしまった彼女のことを思ってわたしは再び涙を流した。
泣き疲れて適当に歩いていたせいで、どこをどう帰ってきたのか分からなくなってしまった。気がついたとき、わたしは再びあの老人を視界に捉えていて、何かに操られるかのようにして近づいていったのだった。
老人は相変わらず薪割り続けていた。
「どうじゃった。なにか、起きたかね」
斧を片手に顔を上げないまま、そう口にする。如実に現実感が蘇ってきて、わたしはついさっき体験した出来事を思い出し、それからそっと笑顔になって口を開いた。
「ええ。とても素敵な出来事でした」
もう二度と合えない相手と、たとえ影だけだったとしても会うことができたのだ。伝えられなかった想いも、伝えることができた。一方的ではあれど、わたしにとっては確かに素敵な体験だったのだ。
「……前を向けそうかね」
老人の問い掛けに、やはりこの人は霧の山で起きていることを正確に把握しているのだなあと理解した。わたしはくしゃりと表情を崩して、どうでしょうと口にする。
「また会いたくなってしまうかもしれません」
言葉に、老人は少し困ったような笑みを浮かべた。ぱがん、と薪が割れる。
「あんたも過去に囚われてしまいますか」
わたしは何も答えない。額を拭って、老人は斧を振り下ろす。ぱがん、と薪が割れる。沈黙が二人の間に染み込んでくる。
「かく言う私も、この山の霧に魅せられてしまったひとりでね」
不意に口にして、薪を割る手を休めた老人は恥ずかしそうに頭を掻いた。
「失った日々を前にしてからというもの、ここから離れられずに、こうして樵のような真似事をしておるわけなんじゃよ」
「ご家族の誰かを?」
自嘲気味に笑った横顔に、失礼とは承知で訊ねたわたしに対して、老人は素直に頷いて答えてくれた。
「妻と娘をね、冬場の火事でいっぺんに亡くしてしまったんじゃ。あの冬はとても寒くての、ストーブは欠かせなかった。今思えば不幸なことに違いないのだろうが、ちょうど私は出張で家を離れていてのう。事のあらましを聞いて駆けつけてみれば、二人は見るも無惨な姿に変わり果ててしまっていた。面影すらなかったんじゃ。熱によって筋肉が収縮したんじゃろうなあ、口だけぽっかり開いていて並んだ歯が見えるんじゃよ。でも、それだけじゃ。身体は顔も全身も真っ黒に焼け爛れてしまっとってな、まさしく消し炭で、私は一瞬妻と娘じゃない、他の誰かが死んだんじゃないかと思ってしまったんじゃよ」
進んで訊いたくせにどうとも反応することができず、わたしは目を伏せて小さく頭を下げた。老人は遠く、消えつつある霧が覆い隠してしまった妻子を見つめるかのようにして目を細めた。
「この山はの、異界と繋がっているんじゃよ。もしくは、壮あって欲しいと心のどこかで願う者に山が望むものを与えてくれる。けれども、だからこそあまり長居をしてはならないんじゃよ。私は運よく山に管理者として認めらはしたが、私以外にここで長居をして無事にいられた者は他にはいないんじゃ。皆、山に呑まれてしまった。霧の奥へと誘われて、とうとう帰ってこなかった」
その淋しそうな物言いに、わたしは抗うようにして微笑を湛えた。
「それでも、またいつかこの場所に来てもいいでしょうか?」
驚きに目を見張って振り返った老人が、わたしの表情に何かを見たようだった。柔和に顔をほころばせるとそっと口を開いた。
「……いつでも来なさい。ここはどんな時でもちゃんとこのままであるはずじゃからのう」
「はい」
確かな返事をして背後に振り向く。木々の間を縫って差し込んできていた朝陽に目を細めた。鳥が羽ばたいて空を横切っていく。甲高い鳴き声が響き渡る。存外近くにあったログハウスの中から、いなくなったわたしを心配したらしい大学のサークル仲間達が顔を出し始めていた。
「行かなくっちゃ」
呟きに、老人は力強く頷きを返してくれる。
「またいつか」
「ええ。またいつか」
言うと、老人は割り終えた薪をまとめて背中に担いだ。木々の間に分け入っていく背中を見えなくなるまで眺めてからわたしは踵を返した。
帰るべき日常へ、あるべき仲間の場所へと、わたしは歩を進めた。
その踏み切りは山の入り口にあって、その線路を越えると生い茂る木々の間を進む坂道に道は繋がっていた。辺りに家や建物は見当たらなく、人気のない細い道を進んだ末に、山と裾野をとを分断するようにして無機質に佇んでいた。
一体何の理由があってここまで来なくてはならなかったのか、廃線と紛う線路を目にした瞬間に忘れてしまったのだけれど、私はその踏切の真ん中に一頭の羊を見つけていた。
羊は、例えば山羊とか鹿みたいにほっそりしていたり、大きく悪魔的に曲がった角を持っていたわけではなく、もこもことした乳白色の毛並みや、じっと私の顔を凝視しつつも咀嚼することを止めない泰然たる様にしてみてもまさしく羊そのものであって、いやいや待てよ、どうして東北の人気もなければ人家もなく、ましてや畜舎があるわけでもない山間に羊なんぞがいるのだ、という疑問すら吹き飛ばしてしまうほどに、間違いなく羊そのものであった。
私はしばらくの間羊と睨み合っていたのだと思う。最中、辺りには誰こなかったし、風ひとつ吹きはしなかった。ただもぐもぐと続く咀嚼と、固まったままの私の眼球とが対峙しているだけだった。
やがて、つうっと羊が前を向いた。そして、そのまま線路を歩き出す。足取りは思いのほかしっかりしていて、とてもこの地に馴染んでいるように見えた。そんなことはありえないと思うのだけれど、どうやら羊はこの辺りに長らく住んでいるようだった。
私は麓の高校に通っているけれど、三階の窓からいつでも見ることのできるこの山間に羊が住み着いているだなんて話は一度も聞いたことがなかった。おそらく、噂にすらなっていないのだろう。羊は誰にも知られることなく、それでいて確かにこの地に根を下ろしているようだった。
呆然と歩き始めた羊を見つめていた私を、ふいに立ち止まったもこもことした乳白色の塊は振り返る。じいっと見つめられる眼差しには何かしらの意図が含まれているような気がしたけれども、生憎私は気が狂うほどに動物が好きと言う訳でも、羊の言葉が分かる隠し能力を持っているわけでもなかったので、一体全体羊がなにを思って、どうして私に伝えようとしているのかが分からなかった。
けれども、何となくだけれど、ついていけばいいような気はした。きゅぴんと電撃が迸るようにして脳内に言葉が、煌々とネオンを灯し始めたのだ。
羊は、私をどこかに導こうとしている。
予兆めいた直感は、けれど一度頭の中で腰を吸えると、俄然とそれらしい輝きを放つようになり、他の候補、例えば羊がさっさと私に消えて欲しいと思っているとか、私にでんぐり返しをして欲しいと思っているなどということをことごとく眩ましてしまった。
ごくりと生唾を飲み込んでから、私は一歩その場から踏み出してみる。踏み切りの真ん中で進路を羊の方へと定めて、ショルダーバッグの帯をぎゅっと握り締めた。
様子をじっくりと観察していた羊は、私が背後に立ち止まったことを確認すると再び歩き出した。ざくざくと、石を刻む音が再開する。一度大きく息を吸い込んでから前を向いた私は、意を決して足音を重ねることにした。
羊はもそもそと、遅くもなく早くもない歩調でずんずん線路を進んでいった。まるで、私の歩調に合わせているみたいだった。どれだけ歩いても羊との距離は縮まらず、また決定的に離れることもなかった。
沈黙以上に冷たく張り詰めた静寂が線路の上を覆っていた。そこで許されている音は足音だけで、ぎりぎり呼吸をする音が認められているぐらいだった。呼び起こされたへんてこな緊張感に、私はいつの間にか歩くという行為だけに没頭せざるを余儀なくされていた。
ざくざくと石を刻みながら、私は段々とどうしてこの線路の前にやって来たのかを思い出し始めていた。
帰り道。友達を分かれた後歩いていた住宅路の角に、するりと移動した後姿を見たような気がしたせいだった。消え去る影が、一週間前忽然と姿を消した家猫の背中に非常に似通っていたのだ。名前を呼びながら、いつの間にか私はその後姿を追い始めていた。
角を折れるたびに、小さな後姿はもうひとつ先の角を曲がっていた。右に左に。途中から肩で息をして、私は懸命に後を追っていた。待って、まださよならも言えてないのに、急にいなくなるなんて酷いよ、といろいろなことを考えながら。
そして、あの線路のぶつかったのだった。そこに、目の前の羊がいた。
ふと辺りを見渡す。知らない間に景色が一変していた。左手に見えていたはずの町並みは消え去り、左手にあったはずの藪もなくなっていた。
私はどこまでも続く杉林の中を歩いていた。しっとりと霧が立ち込めていて、先を行く羊の姿はおぼろげに曖昧になっていた。
更にもう少し歩いていると、やがて見知らぬ無人駅に辿り着いた。立ち止まり、呆然と見上げる私の背後から、プオープオーと汽笛の音がし始める。慌てて線路から無人駅へとよじ登った私は、滑り込んできたSLを前にして口に出すべき言葉が見つからなかった。
車窓から、様々な動物達の姿が見えた。例えばそれはイヌであり、ニワトリであり、リスであって、ワニでもあった。あるいはゾウであり、キリンであり、ライオンであり、クジラでもあった。サルも、キンギョも、ヘビもいたのかもしれない。ありとあらゆる動物が乗り込んだSLは、けれどもその形状を変容させることなく、全ての動物を受け入れていた。
というのも、動物達は一様にして似たような大きさにまとまっていたのだった。人間で言うところの大人ぐらいの大きさ。また、ある動物は眼鏡をかけて新聞を読んでいて、ある動物は煙草をふかしていて、ある動物はウォークマンを聞いていた。人が動物になっただけで、車内の様子は一般的な汽車のそれと寸分の変わりがないように見えた。
「えー、米田ー、米田ー。停まりました駅は、米田でございます。まもなく出発いたしますのでー、お乗りのお客様は乗り遅れないようお願いいたします」
らしい抑揚をつけたアナウンスが構内に谺する。見れば、青い制服を着込み頭には帽子を被った羊が、拡声器を使って無人駅を歩いていた。
様子から、羊が駅長なのらしいことが分かった。代わる代わるやってくる乗客から切符を受け取り、ひとつひとつ丁寧に切ってはSLに乗せていく姿は、なるほど、結構様になっているように見えた。
いまだ呆然と、なにをどうしたらいいのかすら分からないまま、私は一連の出来事を見守り続けていた。これは、一体なんなのだろう。純粋な混乱の最中にあった私は、その瞬間に一気に神経を一点に集中させた。
SLに乗り込む乗客の中に、いなくなった家猫の姿を確認してしまったのだ。
「ミーコ!」
思わず叫んでいた。駅長の羊から切符を返してもらったミーコは、そっと困ったような表情で私のことを見返してきた。
眼差しは、多分の物事を語ってきていて。
そっと視線が外れ、静かにSLに乗り込んだミーコの姿に、私はもうかける言葉を見失ってしまっていた。
汽笛が高らかに蒸気を吹き上げる。
「えー、間もなく、間もなく、新町行き米田発の汽車が発車いたします。危険ですので、白線の内にてお見送りください」
アナウンスが終了すると、SLはごとん、ごとんと動き始めた。私は駆け出して、窓からミーコの姿を探し始めた。けれど、座席一杯にひしめきあった動物の中からミーコの姿を探すことは容易なことではなかった。まだ速度の出ていないうちに、ひとつでの多くの窓から探そうと、私の足は駆けていく。
けれども、やがてSLはスピードを増して、徐々に私が遅れていってしまう。
「ミーコ。ミーコ!」
呼び声だけが、虚しく響くばかりだった。SLは駅を走り去っていく。後姿を、私は込み上げる悲しみと共にいつまでも見続けていた。
その後、どうやってあの米田駅から帰ってきたのかは分からないのだけれど、私はいつの間にか線路を戻ってきていて、再びあの踏み切りの場所にまで辿り着いていた。
夜は更けていて、辺りは真っ暗だった。風は冷たくて、全身が氷付けになったみたいに寒かった。早くお風呂に入りたい。それからミーコの写真を抱いて、ぐっすりと眠りたかった。泥のように、あるいは死人のように。睡眠は死界に一番近づける状態なのだ、夢の中でならミーコに会えるのだと信じていたかった。
踏み切りから細い道へと進路を変える。町へと降りていく道をしばらく歩いてから、そうっと背後を振り返ってみた。
りんりんと鈴虫が鳴く闇夜に、月光だけが照らし出す踏み切りは少しだけ幻想的に映っていた。
再び踏み切りから視線を前に向けた瞬間、私は確かに踏み切りの中央に羊の姿を見ていた。
プオープオーと響いた汽笛は、微かに夜風を震わせていた。