はてなキーワード: 没収とは
宗教二世と言う単語が俄に話題になっており、そう言えば私もそうだったなと思い、なんとなく当時の思い出を振り返りがてら
父親がはまっていた崇教真光について記そうと思う。今までROM専だったので、至らない所があったら申し訳ない。
細かい時期は覚えていないが、確か小学校にあがったあたりで父親が入信。
ある日いきなり家族を車に乗せて連れて行かれたのが西千葉にあった真光の道場(真光は支部を道場と呼ぶ)であった。
崇教真光と言うのは、神道系の流れを汲み、基本は教祖のもと真光大御神と言う神様を祀る新興宗教で、
一番の売りは、御神霊(おみたま)を言うものを装備して手を3回たたくと、手から目に見えない光が出て、
その光を当てると病気は治り食事は美味しくなり機械は治り悪霊は退治できると言う物であった。
この御神霊は初級中級上級などのランクがあり、初級はたしか5万円だか7万円だかを払い、
3日間泊まり込みの研修を受けたら誰でももらえるヒノキの棒のような物であった。
私も小学校2年か3年の時に受講させられてゲットした覚えがある。普段はネックレスのようにして首からさげ、
胸元に御神霊を入れるポケットがある専用のシャツを作ってそこにしまっていた。
体から外す時は、水に濡らすなとか心臓より低い位置においては行けないとかなんか細かいルールがあったけど忘れちゃった。
とにかくこれで御神霊をゲットした者同士でお互い手かざしをして、病気や煩悩などの悪いところを祓う修行をする場
と言うことで道場と呼ばれているようだった。
手かざしをする時の流れは、暇そうな人が集まる待機所に行き「すみません、○○をお願いしてもいいですか(なんて言ってたか忘れった)?」
と聞いて了承を得ると、二人で道場に行き、まずはお互い正座をして向き合って座り、
祝詞をパクったような呪文を唱えてから額に10分間照射するのが始まりだった。
その後は後ろをむいて肩首、うつ伏せに寝て背中、腎臓のあたり、足裏の順で指圧をして硬い所を見つけたらしばらく手かざしをすると言う流れで、
体が軽くなったと喜ぶ人も居たが、たぶん指圧の効果だったと思う。
たまに父親がなんだかんだ理由をつけて若い主婦の鼠径部あたりを執拗に施術?してたのは今思うと普通に痴漢やセクハラの類だったんだなとは思う。
■真光との付き合いや家族の事
宗教との出会いは上記の通り。典型的なモラハラDV親父だったため、母親を始めとして兄2人と妹を含めた4人兄弟は誰も逆らえずに入信。
定期的に道場に行っていたが、おそらく父親含めて誰1人信仰心から行っている者は居なかった。
逆らったり不満を漏らしたりすると、分厚いガラスの灰皿やゴルフクラブが飛んできたり、良いと言うまで正座もしくは町内をランニングなどさせられた。
母親は朝から晩まで会社で無給の事務員をやらされ、空いた時間で道場にいかされ、家事をやるものは居なく家の中は荒れ放題であった。
おそらくは父親自身のさびしさの穴埋めと承認欲求のために家族全員入信と信仰を強いられたのだと思う。
「○○さんのお家はご家族ですごいのね」
今思うと全てがこの一言をもらうためにやっていたように思える。
例えば真光では、体調を崩して熱が出るのは体の自然な状態なので、なるべく解熱剤などを使わないようにし、
手かざしと自然治癒で治そう。ただし本当にやばい時はちゃんと使わなきゃダメだよみたいな教えがあった。
これを先の一言をもらうために、熱が41度出ようが右足に古釘がささって切断寸前までいこうが家族に病院と薬の使用を禁止し、
無理やり病院に連れて行ってくれた先生を呼びつけ罵詈雑言を浴びせ殴るけるをし、自身が経営する会社の金を横領し
道場に高級車や多額の献金をし、子供は学校を休ませて道場にかよわせ、真光一家の子供が集まるキャンプに参加させ、
岐阜の総本山での大集会に参加させてってここまで書いて思ったのですが、宗教と言うか父親の話ですねこれ。
大体土日ともに朝6時ぐらいに起こされて父親の車に乗せられて道場に連れて行かれる。
この時献金用(なんかお金を紙につつんで2礼2拍手かなんかしながらうやうやしく神前に置いていた記憶が)の100円と
昼飯代などを渡され、妹と二人でおいて行かれる。
母親は会社につれていかれて無給で仕事の残務処理を、父親はゴルフなどをしにいっていた。
父親の目的は「○○さんのお子さんは熱心ですごいわね」と言われる事で、
信仰心を満たすためでは無かったためこれはすごく理にかなった行動だと思う。
そして私と妹は、道場内にある託児所のような場所で、布教用の新聞を折る内職をしたり、信者同士で手かざしをしたり、
マイッチングまちこ先生の絵の人が書いた布教用?の漫画を読んだり、道場長(支部長)が幹部候補生(無給で道場の雑務を処理する青年奴隷)に
パワハラしてるのに怯えたりしながら、ゴルフ帰りの父親が迎えに来るまで時間を潰していました。
当時の数少ない娯楽で楽しみにしていた事が2つあり、1つ目は手かざし中にたまに憑依した霊が手かざしの光を嫌がると言う設定で、
普通のおばさんが「ワシは武士だ!」とかいい始めたりする突発イベントだった。私は2回しか見たことが無かったが、
最初は「まぶしい!やめろ!」とか言って目をつぶったまま光を避けようと抵抗してたが、
最後は「あたたかい…」とか言いはじめて最終的にはなんかお礼とか言ってた。
もう1回はなんか頭揺れてうーうー言ってただけ。今思うと後者は寝不足な人が眠気に抗ってただけなのかもしれない。
もう1つは布教(?)に連れて行かれる事であった。これ自体は面白くもなんとも無かったが、外に出られるってだけで嬉しかった。
主婦が5人1組ぐらいのPTをいくつか組んで、ワゴン車で移動して死亡事故があったところを皆で手かざしをしたりしたのだが、
たまーに「手がピリピリする!」とか言う人が出てくると、そこにどうやら成仏できない霊がいるみたいな設定で皆で集中砲火をするのが面白かった。
その浄化作業の後は阿佐ヶ谷姉妹の玄関開けると居る人たちってネタそのままの行動をしてた。
これのために子供会の野球もやめさせられたし、友達と全然遊べなかったのが辛かった。
当時一番嫌だったのが、金曜日から日曜日にかけて行っていた総本山での大集会(なんか名前がついてた気がするが忘れた)。
金曜日の夜に背もたれを倒せない古いバス10台ほどに分乗して千葉の道場を出発し、皆で寅さんの映画などを見ながら金曜日の夜を過ごし
土曜日の早朝に岐阜の総本山へ到着。全国、というか外人さんのために通訳とかもあったからおそらく世界中から数ヶ月に一度ここへ集まり、
手かざしのおかげで病気が治った、事故にあわずにすんだ、なんかしらの災いから逃れられたなどの今で言う嘘松体験のような物を
泣きながらやる発表会や、ありがたいお話を聞いたり、青年会かなんかの歌や踊りを見たり、みんなでお祈りをささげたりしながら、
集会1番の売りである、教祖様手ずから信者に向けての一斉手かざし(※通常は1on1でやるものだが、教祖様は凄いので大ホールに集まっている
全員に一斉に、しかも両手で光を浴びせることができた)を受けて良かったねと言ってまたバスで1晩かけて帰る。
2夜連続で狭く揺れるバスでの宿泊は車に乗ると確実に酔う私には拷問に等しかった。マジで2晩中吐いてた。
またこの集会にはアントニオ猪木をはじめとした国会議員が数名来ていた。その他芸能人も何人か来ていたが、覚えているのは丹波哲郎のみ。
小学校低学年だったため、子供でも知ってる猪木と、映画を見させられた丹波哲郎以外は名前を知らなかったし覚えていない。
全国から岐阜に集まっちゃうぐらい言う事聞いちゃう信者に顔を売ると言うのは、政治家や人気商売の有名人にとって計り知れないメリットがあるんだろうね。
教団側も内外への広告塔として利用価値あるし、統一教会と政治家がずぶずぶなのも何を今更としか思えなかったし、
参加している芸能人はともかくとして、政治家がどこまで本気で信仰しているのかは怪しい所だと思う。
■その後というか話の締めくくり的な物
父親はその後、思春期を迎えた兄2人を暴力で支配できなくなり、母親には小学生だった私と妹を連れられて離婚され、
会社は銀行に没収され、すっかり存在を忘れられていたが、数年前に膵臓がんにかかり長男に会いに来た所、玄関の扉も開けずに追い返されたとの事。
とっぴんぱらりのぷう
■追記
読んでくれてありがとう。自分の中ではとっくに整理がついてたつもりだったけど、改めて文章にしてみると無視してただけで
100%飲み込んだわけじゃなかった感情とかが見つかって良かったと思う。
上には書いてなかったけど、私が小学2年生の時に母親に連れられて秋田に逃げた事があった。
その時は確か3ヶ月ほどで見つかり連れ戻されたんだけど、そこの児童館かなんかで聞いたフレーズでやけに記憶に残っていた。
当時は個人情報にそれほどうるさくなかったから、学校への問い合わせで見つかったっぽい。
その失敗を踏まえて数年後にまずは母親が単身で家出して、生活基盤を整えてから私達を迎えると言う計画に出たが
居場所や計画などがバレないように私達には内緒にして行った物だから、妹と2人でお母さんに捨てられたと絶望したのはまた別の話。
(※兄2人は知らされていた)
>崇教真光の勧誘には会ったことないけど、勧誘に連れてく子供が他人の子供だった(そういうケースもあった)というのは新鮮な驚きだったわ
勧誘は基本的に主婦を積極的に狙ってた。主婦を釣ればほぼ確実に子供がついてくるし、財布を握っているケースも今より多かったからだと思う。
結果として託児所みたいなところがあって、そこに子供を預けて行くシステムが千葉の道場にはあった。他の道場や宗教はわからないけど
どんな宗教でも主婦を狙うのは基本っぽいから、似たようなケースはあると思う。
>経営者の親父は親父で経営者同士の会合とか政治家もいる会合とかで出会った人間に言いくるめられて入ったんだろうな
これはわからないけど、私個人の見立てとしては、めちゃくちゃお金を稼いで社会的には成功したのに人に好かれない寂しさからはまったんだと思っている。
でもさ、反対意見を言った社員を角材でぶん殴ったり、泣き止まないからって理由で子供を3階のマドから吊り下げたり、雪の降る夜に裸で追い出したり
高速道路に捨てていったり、今だったら即懲役になるような事をやるような人が自分を変えないまま新たな居場所を見つけようとしても、嫌われたり避けられる体験が増えるだけなんだよね。
離婚以降は真光をやめて新興宗教を転々としてたって噂に聞いた。
>結局、信仰宗教って最強の弱者ビジネスに思える。経済的、身体的、精神的な弱みに漬け込み、お金と人を集め、それを目当てに寄ってくる人間を利用する。
これはめちゃめちゃ居た。ガンなどの医師からさじを投げられた人たち、今思うと自閉症だったんだなって人のご両親が熱心にお祈りしてた。あと家庭内不和あたりは本当に
石を投げたらあたるぐらい居た。上得意だったと思う。日常で解決できない問題の救いを求める場所って言う意味では良いと思うんだけど、
割りと強引な勧誘がね…。
・自由及び権利は・・・国民はこれを濫用してはならない、常に「公共の福祉 public welfare → 公益及び公の秩序 public interest and order」のためにこれを利用する
そして「公共の福祉」はその他に3か所ある
・国民の権利は、「公共の福祉 → 公益及び公の秩序」 に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする
・何人も「公共の福祉 → 公益及び公の秩序」 に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する
・財産権の内容は「公共の福祉 → 公益及び公の秩序」 に適合するよう法律でこれを定める
秩序 order は、 事実上は政令 Cabinet Order とも見做しうる
ということは、自民は、政令による居住移動禁止、職業制限、財産没収体制を作ろうとしているかもね
カルトじゃないの?
まず、安倍晋三元総理が統一教会と関係があったという情報は事実。
そして、統一教会は、マインド・コントロールや合同結婚式、霊感商法の様な犯罪を行なうカルト宗教団体だと認識されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E6%84%9F%E5%95%86%E6%B3%95
マインド・コントロールの恐怖 (ノンフィクションブックス)(Amazon.co.jp)
ただし、安倍元総理が統一教会とのつながりで犯罪行為を働いていたわけではない。
主に国内の共産主義&左翼勢力を抑え込むため、米国や自民党政治家による日本統治のために、いままで統一教会は有用なツールで有り続けたし、利用し続けたということだ。
2022年7月8日、安倍晋三元総理が海上自衛隊で勤務経験のある山上徹也41歳に自作銃で射殺された。
安倍元総理の背後の空間に警官が配置されていなかったり、一発目が発射された後に誰も対応しなかった(警備がガバガバだった)ことは周知されている通りだ。
問題は、この事件は与野党の党首や著名人が主張するような「テロ行為による民主主義へ挑戦」ではなく、「カルト宗教団体による社会汚染」の問題だということだ。
具体的には、山上徹也の母親は統一教会による入信勧誘の餌食となり、またマインド・コントロールされ、霊感商法の被害を受けている。1999年に祖父の家を売却、3年後の2002年に破産。数年間で数千万から数億の大金を失ったのは、統一教会にマインド・コントロールされていて、ほぼ全額を巻き上げられたからだと考えられる。
統一教会というのは信者の全財産を没収する宗教団体です。(Yahoo!知恵袋)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13264525303
母親が霊感商法の餌食となった影響で家庭が破壊され、「統一教会やその幹部を恨んでいた」と山上徹也容疑者は供述している。
また、統一教会に対して、文鮮明の息子が反旗を翻して分派した団体に「サンクチュアリ教会」というカルト宗教団体があるが、山上徹也が所属しているのはこの団体だと考えられている。
なぜならば、サンクチュアリ教会の教義が「銃は神から与えられた神の啓示であり、信徒は銃で武装しなければならない」という特徴的なものであるからだ。
カルト宗教マニアの良い子たちが「安倍銃撃容疑者の所属では?」と指摘しているサンクチュアリ教会は文鮮明の息子が反旗を翻して起こした宗教団体で、最大の特色は「銃は神から与えられた鉄の杖(=神の啓示)であり信徒は銃で武装しなければならない」というすごい教義があります。(ノザキハコネ on Twitter)
母親が霊感商法の餌食になっていた時期に山上徹也も洗脳済である可能性がある上、山上には海上自衛隊で銃を扱う機会があった。
更に、山上が統一教会に反発して入信した分派のサンクチュアリ教会では「信徒は銃で武装しなければならない」と教えている。
本来は統一教会の幹部を殺害したかったが、統一教会の中身は武器や麻薬を扱う犯罪組織なので幹部のガードが固く、政治絡みで統一教会とつながりのある安倍元総理が、平和ボケした手薄警備という環境下、衆人監視のもとで殺害されたというわけだ。
まとめると下記のようになる。
このように国際社会から注目されるような衝撃的な暗殺事件があったのに、日本政府が国内に存在する宗教団体を調査して「その中身が犯罪組織そのものであるカルト宗教団体」を取り締まらないとしたら、それは日本政府そのものがカルト宗教団体に汚染されているということを意味するのだろうし、とても残念なことだと感じる。
【参考】
「ダンマリだ」論は結局森羅万象全てに言及せよという無茶振りになるからあまり好きではないが
自由戦士ってフェミに対してダンマリだ連呼しつつ「福井の高校生が演劇脚本を没収された」「宗教二世の漫画が圧力で打ち切りになった」あたりは完全スルーか言い訳程度に触れてても明らかにエロ批判とはテンションが全然違うんだよな
7万人の署名集めて宗教団体や出版社に提出とか、数千人対象のアンケート取って問題かどうか答えさせるとかそういう金かかることを普段エロ系では盛んにやってた奴らがやらなかった
「ガチの弾圧には臆して黙ってるくせにネットでエロ作品について批判的な感想を述べただけのなんの権力もない匿名の人間には群れをなして飛び掛かってる」
これじゃ馬鹿にされても仕方ない
https://anond.hatelabo.jp/20220331130032
それ以前に、多くの科目の教師がかなりいい加減で、授業の8割が無関係な雑談を一方的に喋ってるだけだった。それなのに中間・期末テストも高校受験も容赦なく迫ってくる。授業が崩壊しているのに家で予習復習など自主勉ができるはずもなく。
やる気無さすぎな教師どもにも腹が立ったが、まず不満だったのが教科書。教師が解説をするのが前提の造りになっているから、解法とか載ってない。例題、練習問題、応用問題。それらが広々とした余白の中にたゆたっていた。
ところで小学生時代のある年度始め、担任が新しい教科書を配る際にミスって教師用のも配布してしまい、それが私にあたった。家に帰ってから、記名する前に中身を確認してみたら、余白であるべき部分に赤字で色々書かれていた。問いの答えと、教える際のポイントのようなことだった。その時は、ヤバいこれは先生のだ。自分が持っていてはいけないやつだ。と思い、手垢をつけないようすぐ閉じて、ソッコーで学校に引き返して担任に渡して自分が悪いわけでもないのに深々と頭を下げて謝罪し、生徒用の教科書と交換してもらった。真面目すぎか。
そんなことがあって、教科書というものは知りたい事に限って書いていないものなのではないか? という発想というか疑問というかを懐いたものの、すぐに忘れた。
で、中学に上がってから教科書ガイドというものの存在を知った。きっかけは同じクラスの友人だった。そいつは学校の授業や宿題や教師の監督がない時の小テストでズルをするために教科書ガイドを使っていた。こっそり机の引き出しに忍ばしておけば、授業中に指名された時にいいよ、といってそれを私に見せてくれた。
教科書ガイドは教科書と同じ内容が書いてあったが、問題の答えが書いてあって解説も書かれていた。教師用の教科書とは違うのかもしれないが、これさえあれば教師要らなくね? と思った。
帰宅して私は母親に教科書ガイドを買ってくれろとねだり、本屋に連れて行ってもらった(当時の我が家はお小遣い制ではなく、親戚から貰ったお小遣いも全額親に没収されていたので、私は自分の金を持っていなかったのだ)。だが母親は平積みされていた教科書ガイドをパラパラめくって中身を確認して一言、
「ズルだからだめ!」
それより数ヶ月前に学習塾に入れられそうになったのを全力で拒否したのもまずかった。あんなに勉強するのを嫌がっておいて、今度はこんなズルい手を使って更に勉強をサボろうというのか! と母親をカンカンに怒らせて終わった。
言い訳をさせてもらえば、塾に入るのを拒否ったのは、塾に通っている同級生が皆授業中に睡眠補給をしているのを見ていたからだ。彼らは夜遅くまで起きて塾で勉強をし(?)「塾の宿題があるので出来ませんでした」といって学校の宿題をサボっていた。当然、成績は芳しくない。テスト当日の朝の挨拶は「勉強した? 俺はやってないw」
そんな奴らと同じ塾に行って成績が上がるか馬鹿野郎。むしろ全力で足引っ張られて沈むわ。
そんなこんなで教科書ガイドを入手するのを断念した私は、それでもなんとか別の手(通信教育と学校配布の問題集と参考書)を使って勉強して高校受験でしくじるのは回避出来たが、今でもあの時教科書ガイドを買って読んでいれば、あんなに遠回りしないで済んでいたんじゃないかと、ずるずる根に持っている。
けど、教科書ガイドを使って勉強して成績上がったとかいう奴には会ったことがないから、実際使えるのかどうか疑問だ。誰か使ってよかったよっていう人おるん?
小学校に入って同じ1年生がスマホを持っていたり、連絡手段が必要かと思って、使わなくなって放置されてたiPhone 6sを渡すことになった。
Apple IDは専用に取得、格安SIMを入れる、スクリーンタイムを使った制限、などなど設定は万全に。
ただ、結果的には取り上げることになった。
親だけ登録していたので同級生とかとは連絡が取れないが、親とは連絡できるので便利になった。
例えば妻と一緒にでかけてて運転中とかでも子供に連絡すれば伝わる、など。
まぁシチュエーションとしては弱いけど。
アプリはガッツリ制限をかけたけれど、地図アプリは無制限で使えるようにした。
万が一迷子になったとかのときに役立てられればいいかな、という思いだったが、そのお陰で地理に興味を持つように。
地図を開いては遊んでいるので地理に興味を持って貰えたら、とは思う。
いろんなモノを写真撮影したり、見つけた昆虫の写真を撮って図鑑で調べたり、令和の子供だなぁという感じで遊んでいた。
他にも友達と映画撮影しよう!とか言い出してよく分からない映像作品を作ったり楽しそうだった。
まずiPhoneの設定を間違えていてアプリの制約とか使用時間の制約は入ってたのに検索時のセーフサーチ的なのが入ってなかった。
iPhoneはこの辺のペアレンタルコントロール的なのが弱いと思ってる。
機能としては準備されてるけど、ワンクリックで制限して欲しい。
言い訳はそこそこに、ふと検索履歴を見ることがあったんだけれどエロ検索が普通に行われていた。
子供の検索ワードとしては可愛いモノなので見過ごせるとしても、出てきた画像はドギツイものばかり。
慌てて設定を見直したが、小1でもエロ検索するものなのか、と若干ショックを受けた。
暇なときにやってもらうのは全然構わないし、ピクミンを一緒に散歩させたり楽しいことも多かったが、節操がなくなってしまっている。
ご飯の時にゲームしたり、あのアプリが欲しいやこのアプリが欲しいだのキリが無い。
使用時間が終わって「外で遊んで来なよ」と言ってもグダグダと家で過ごしている。
思うにゲームの楽しさを知ってしまって外で遊ぶことが楽しくなくなってしまったような感じ。
小1なのでモノを無くすことが多いのだけれど、iPhoneだろうがなんだろうが同じレベルで無くす。
遊びに行って、どこかに置いて、そのまま帰ってくるなんてことが日常茶飯事。
家の中でも適当に放置して探し回るようになったし(まぁこれは大人でもあるけど)
とはいえゲームしたいだとか写真で撮って調べたいという要望もあったので、没収はしたものの必要なときに貸し出す、という形にした。
完全に渡してペアレンタルコントロールだけで大丈夫と思っていたし、その方が自分のモノの管理能力が身に付くと思ったけれど甘かった。
エルミタージュ美術館最高。また行きたい。大使の階段では貴族になった(気がした)。
時間はあったのでお土産ショップに日参していたら店員さん(日本語できる)に「また来たんですか」と言われた。
空港で並んでいたらそこはロシア人専用の窓口だったらしくて「外国人はあっちだよ」って美女に教えてもらって得した気分になった。
泊まってたホテル前でパリピが騒いだらしく翌朝割れた瓶が散らかっていて怖かった。
空港の乗り継ぎの際、空港の売店で買った瓶詰のイクラを没収される。
車は体感7割くらい日本車だった。空港まで自分を迎えに来たタクシーはプリウスだった。
ガイドブックに紹介されているようなレストランには日本語メニューがある。楽。
1時間くらいバス乗っても日本円で200円しなかったのでびびった。
水族館のイルカショーめっちゃよかった。事前にネットで席が買えるけど間違って買ったのでめっちゃ後ろだった。
でっかいショッピングセンターのとなりのホテルだったので買い物に行ったら小瓶のしょうゆ(キッコーマン)が日本円で800円した。
日清のカップラーメン、やきそばが倍額以上だった。でもどうしても日本食食べたくて買った。
野良犬がこわい。
めっちゃおしゃれな街だった。
他の街の記憶がないんだけど、ここで初めて英語表記の街中の標識を見た気がする。
サブウェイがあった。
お土産売り場で財布(小銭入れ)すられた。
それを近くのお土産売り場のお兄さんにgoogle翻訳を使って伝えたら、事務所に連れていってくれて防犯カメラを一緒に見てくれた。
買ったお土産を返品し、手元に小銭を作る。
そんな時に腹痛に襲われる(トイレ有料)。
残りの小銭でなんとかホテルのある街まで帰る。
暇。
気温30度の翌日に4度くらいまで下がってこわい。
ひたすら木。
暇。
4人部屋で、おじいちゃんとはずっと一緒だった。すげえいびきかいてたけどまだ元気かな。名前を名乗り、日本から来たって言ったら驚いてた。向こうも名乗ってくれたけど聞き取れなくてごめん。
他の人は入れ替わり。がっつりタトゥーが入った若者、お母さんと子供2人、カップラーメン爆食いしていたお姉さんなど。
やっぱり暇。本を読むか窓の外を見るか寝てるかのどれか。
本を読んでいたら縦書きが珍しいらしく、おじいちゃんに話しかけられた。
でも暇。
飲酒禁止のはずがどう見ても酔っぱらってる人がいる(上記おじいちゃんの友達)。
川が凍っているのを初めて見た。
シベリア鉄道にはまた乗りたい。