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はてなキーワード: 時価総額とは

2013-10-06

こうして俺は金持ちになった

かつて俺は、金持ちになりたいと思い、金持ちになる方法的な本を読み漁った。

だいたい「うまいこと投資すれば金持ちになれるよ」と書かれていた。

勘のいい俺は、投資技術を高める方法さえ見付ければいいんだと仮説を立て、Googleを走らせた。

すると、「割安で、成長性、安全性の高い銘柄に長期投資しましょう」こんな話に多く触れた。

なるほど簡単じゃないか。と思い、その日のうちにアイフルへ行き、100万ほど調達した。

とにかくあらゆる企業決算書を片っ端から睨みつけ、10連続ROAが6%以上の企業、現時点でPER平均倍率100%未満の企業当座比率会計発生高で無理がない企業を洗い出した。

世界的に有名な企業なのに、当座比率チェックで死んだ企業はいっぱいあったし、世界時価総額トップを走るエクセレントカンパニーの多くも会計発生高を見るともやもやする事をやっていたとわかった。これじゃ希望銘柄なんて見つからいかもと思ったが、N天堂、T薬品、S越化学、Dイキンあたりは条件をクリアしていた。すげえ。

そのうちの3社に対して、100万にフルレバレッジをかけて分散投資した。その翌日にリーマンショックの初動により一撃で追証市場から強制退場+見たことないぐらいのすごい額の借金を喰らった。

なるほど。投資技術を極めていたかもしれないリーマンブラザー証券経営陣でも、この一撃で全滅していると考えると、投資技術を極めたといえる状態は実在しないのかもしれない。

ウォーレン・バフェットですら、この後、自分投資方針を曲げて(結構曲げている)ゴールドマンに接触しているところを見ると、ゴールドマンディーラーカード配っている市場だったのかも知れない。

そう考えながら、アイフル電話に怯える生活の中で、銀座お見合いパーティーで金持ちお嬢様出会い結婚して金持ちになった。簡単だった。

2013-08-30

大企業に勤めるということ

つの大企業(どちらも常時東時価総額10位以内)にもう11年勤めているけど、はっきり言ってヌルい。

一生懸命仕事をしてもしなくても特に影響がない。

極端に仕事ができる人、というのはそこそこ知識があって、弁が立ち、自己主張が強い人である

極端に仕事ができない人、というのは遅刻したり、上司の言う事を無視したり無意識に否定したりする人である

それぞれ極端な人は5%もいなくて、

残りの95%以上は特にたいした差異もなく、上司に気にいられているかどうか(=派閥に入れるか)で評価が決まる。

個人の能力の違いなんてほとんどない。特に知識の量とか努力の量とか関係ない。上司もそんな違いがわからない。

ヤル気があって真剣に考えれば、意味のある仕事を作って取り組むこともできるし、

ヤル気がなくて真剣に考えるのがイヤなら、仕事をしているように見せる方法だっていくらでもある。

一生懸命仕事をしていても、経営者の手腕がダメだったり市場の勢いの影響で給料が減ったりする。

逆に、適当に手を抜いて仕事をしていても、経営者が優秀だったり、時代の流れに乗ると給料が増える。

給料の増減は主にボーナスで調整している)

そして、企業が大きくなると、そこにいる社員はどうしてもこうなる。それは経営者の手腕とか能力ではなく、

人間組織を作り、安定的運営するためには結局最終的にこうなるんだということだと思う。。

大企業というものと、そこで働く社員性質は全部同じ。

95%の人にとっていかにヌル環境を作れるか、が

大企業経営する(=何十年も安定して利益を出す)人の目標だ、ということだと思う。

2013-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20130804161510

タックスヘイブンに負けず劣らずアメリカ企業に好かれてるからな。

なんつっても、世界株式時価総額の半分近くはアメリカにあるわけで。

大企業中小企業ベンチャー企業も、アメリカで栄えてアメリカ法人税を落としてる。

アメリカタックスヘイブンを攻撃するような、企業の損になることはしないだろうし、タックスヘイブンがなくなっても、いままでそこに流れていたお金が次に流れる先はやっぱりアメリカで、日本には還流しないだろうな。

2013-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20130727105850

元増田です

もちろん海外ETFREITGOLDで広く分散投資しようとしたけど、日本株に集中を決意したんだ

10年後の資産成長率を決めるのは、個別銘柄でなくアセットアロケーションという話は聞いたことあると思う

いろいろ考えて、アセット分散させるのでなく、3000万くらいまでは日本株に一本に集中すると決めたんだ

日本株という1アセットの中を見たときでは、40という銘柄は十分に分散されており、個別銘柄が持つリスク分散されている

あと管理の話が出たが、基本的に銘柄は年一度見直すだけの長期投資。3ヶ月に1回、配分比率が少なくなった銘柄を買い足すだけ

40銘柄を選ぶのも、時価総額、発行済み株式数、売上、PER株価成長率、利益成長率などで総合的にスクリーニングかけて、上位銘柄機械的に買い付けるだけ

この戦略心中しま

2013-07-03

続・ペプチのこと。


前回の「ペプチのこと。」に思いのほかのご好評をいただき、作者としても大変嬉しいです。ありがとう

ただ残念なことに、あの記事を「ペプチドリーム(以下「ペプチ」)擁護」と受取る向きが予想外に多かった。
おそらく、

こういう前提知識を持った上で、ペプチの開示をぜひ読み返してほしい。
おそらく、受け取る印象が多少なりとも(ひょっとしたら大きく)変わるはず。
と書いたのが、「ぱっと見た感じほどの大きなニュースじゃないんだよ。説明が下手なだけ。大丈夫だ問題ない」と単純に言っているように受け取られたんだと思う。

うん。「ある観点から言えば、ファイザー(以下「P社」)との契約解消はそんなに大したニュースじゃない。
その「ある観点」とは何かをはっきりさせるために、蛇足を承知で続きを書くことにした。今度は前回に増してかなり長いけど、ぜひお付き合いいただきたい。

***

「創薬ベンチャー」って何だろう。

通常の定義は、「自社で知的財産を保有する化合物などを『薬』として開発して世に出す仕事をするベンチャー」だ。
ご存じの通り薬の開発には通常10年以上の年月と少なくとも2-3桁億円の資金を要するのでたいていは途中からパートナーとなる製薬企業ライセンスして共同開発するなど資金負担リスクを減らすのがふつうだが、それでもこの定義から外れることはない。

この通常の定義で言えば、ペプチは創薬ベンチャーかというと今のところははっきりと「違う」と言い切って良い。
ペプチのプレゼン資料では、
既存アライアンス事業 【これまでのステージ
新規: 自社創薬研究開発の推進 【これからステージ
と明記されている。
まり、ペプチは「これから創薬ベンチャーになる(つもりの)企業なのだ

じゃあ今は何をやっているのか。
今は、「製薬企業が持っている創薬アイディアを形にする業務の一部を独自の技術基盤(「プラットフォーム」)でお手伝いする会社」。
この「独自技術」とは、自然界にないようなものも含めた「特殊なペプチド」を作る技術だ。

「特殊なペプチド」がなぜ「創薬アイディアを形にする業務の一部」になるのか、ものすごく大雑把に説明してみる。

現代の創薬の多くは「標的となる分子タンパク質)」が先に決まっていて、そこにくっつくものが薬になるという考え方で薬が開発される。
小さな化合物(「低分子」という。亀の甲に手足がついたような絵を見たことがあるだろう)でくっつけることができれば製造コストもたいてい安く上がるし便利なんだけど、小さな化合物ターゲットでないタンパク質にもくっつきやすい(これを「特異性がない・低い」という)。
特異性がない・低いということは、余計なところで悪さをすることにつながる。つまり副作用だ。
特異性の高い化合物、すなわち「狙った標的にだけピタッとくっつく化合物」のほうが、《理屈上は》副作用も少なく、薬として有望と《理屈上は》考えられる。
ペプチの社名のもとになっている「ペプチド」というのは、アミノ酸がたくさん鎖のようにつながった構造をしている、大きな化合物(「高分子」)だ。
図体が大きいから低分子のように器用にいろんなところにくっつくことが出来ず、狙った標的への特異性が高い。
そういう流れで、「これからは低分子でなくペプチド型の化合物が有望なのではないか」という考え方を持つ人が、製薬業界にはそれなりの比率で存在している。

けれど、だったらどんどんペプチド型の薬を開発できるかというと、そう単純な話じゃない。
ペプチドは一般に、血中や肝臓で待ち構えている酵素の働きによってズタズタに分解されやすい。そうなると薬として働く前に壊されてしまう。
また、大きな分子なので細胞膜を通過して細胞中に入っていきづらいなど、標的の制約もある。
そんなこんなで、「あ〜あ、良いペプチドが作れたらこの標的で薬が作れるのになあ」とお蔵入りになってしまう創薬シーズ(標的アイディア)が結構ある。

そこで登場するのがペプチ。
分解されやすい弱点がある? (テッテレー♪) 分解されづらくした特殊ペプチド。
細胞膜透過性に問題がある? (テッテレー♪) 細胞膜透過性に優れた特殊ペプチド。
そういう候補となる特殊ペプチド(場合によっては似たような特性を持ちつつ多様性のある複数のペプチド。「ライブラリ」という)を作って製薬会社に納めるのが、ペプチの役割だ。

その特殊ペプチドは、《理屈上は》標的分子にだけ都合良くピタッとくっつくものから、《理屈上は》薬の元となる候補化合物として有望《なはず》だ。
でも、薬づくりはそんなに単純な仕事じゃない。
錠剤や粉薬で口から飲んだり注射したりされてから、吸収されて病変部までちゃんと届き、そこできちんと働いて、途中でヘンな悪さもせず、おとなしく分解されて体外に排泄されるという一連の流れ(これをADMEという)が全部うまくいかないと薬にはならない。
特殊ペプチドとてその例外じゃない。まだ創薬のほんの入り口入り口だ。
それから製薬会社は、受け取ったペプチドを自社のスクリーニング系(ふるいわけ試験)にかけて取捨選択したり、活性を上げるために加工したりといった工夫(「最適化検討」)をする。これがペプチとの間での共同作業になることもある。
ここまでが、前の記事に書いた(1)(2)だ。
ペプチの仕事を思いっきカンタンに大雑把に言うと、
(1)契約から指定されたターゲット蛋白などに結合する特殊ペプチドやライブラリを作って納入する、
(2)納入した特殊ペプチドを契約先と一緒に検討する(契約先がラボ試験とか動物実験とか)、
(3)契約先がその特殊ペプチドを薬として本格的に開発する(そして運が良ければ薬として承認される)、
の3段階。
※誤解のおそれのある表現があったため(3)を一部書き換えました。
この(1)(2)をめでたく生き延びたら、いよいよその化合物は(相手方がそう意思決定してくれれば)リード化合物として臨床試験に向かうことになり、ペプチには(3)の「創薬開発権利金」以降の売上計上がはじまる。

なお蛇足蛇足だが、「リード化合物」という言葉定義曖昧で注意を要する。
多くの場合は「既に十分に選別され、本格的な開発に向かって良いと判断し得る化合物」、つまりペプチの事業のしくみでいうと(2)を終えた化合物を指す。
けれどペプチのプレゼン資料では、「製薬会社から指定された活性を示す化合物」という意味、つまり(1)や(2)の途上の段階でもう「リード化合物」(あるいは「リード候補化合物」)と呼んでいる場面もあるようだ。
通常それは「ヒット化合物」と呼ばれ、「リード化合物」のひとつ前の、まだ研究途上の化合物とされる。

***

ペプチが一般的な「受託会社」と異なる最大のポイントは、
(1)(2)(3)をパッケージにした契約最初に締結してる。
という点だったはずだ。

でも、今回のP社の件で、「パッケージ」といっても相手方の意向でいつでも切れるものであることがわかったよね。

しつこく再確認しよう。

(1)(2)だけをやってるなら、それは「特殊ペプチド製造受託業者・カスタムメイドライブラリ提供業者」だ。
発注された要件に沿った化合物を作って納入することがメイン事業の会社
いやもちろんそれだけでも十分凄い仕事なんだけど、「創薬ベンチャー」とはかなり趣が変わるよね。
また、前払いでキャッシュを受け取るビジネスモデルであること(これもペプチは自社の強みと喧伝している)も、そんなに威張るほど偉いことじゃない。もし創薬ベンチャーがそうなら凄いことだけど、受託業者ならある意味当たり前ですらある。
また、研究費のお財布から数億程度のお金を払ってペプチドを試してくれる潜在顧客ならほかにもたくさんいるから、売上予測が数億欠けたと言っても1-2件の新規を取って来れれば埋められる。

まり、もしそういう「受託業者」としてペプチの企業価値を考えるなら、ひとつやふたつの取引先との継続取引が終わったといってもさほど慌てることじゃない。

でもペプチは、「ウチはそうじゃない」と主張してる。
「(3)までパッケージ契約してるから、進捗に応じたマイルストーンや(薬になったあとの)売上に応じたロイヤリティを受け取れる」
というのが、ペプチのウリだ。
実際に、ペプチが公表している中期経営計画の売上予測には、順調に(2)や(3)に一定率の契約が進むことを前提とした数字が掲載されている。
ペプチの「創薬ベンチャー」的な意味での企業価値の大半は、そういう順調な進捗想定が支えている。

から、ペプチを「創薬ベンチャー」として扱うなら、ひとつひとつ契約解消は企業価値を考える上で重要すぎる意味を持つ。
なにしろ来年の2億どころじゃなく、「パッケージ化された契約に基づき数年十数年後に受領するはずの数十億数百億」への期待が時価総額に織り込まれているんだから


もうおわかりいただけるだろう。
冒頭に書いた「ある観点」とは、《ペプチを製薬企業から受託業者として捉えるならば》という意味だ。
今回のP社の件は、ペプチを「受託業者・ライブラリ業者」として見るか「創薬ベンチャー」として見るか、観点によって重大さが異なるんだ。

***

独自技術武器に名だたる世界大手製薬企業たちから受託しているのは、言うまでもなく素晴らしい実績だ。
でも、創薬ベンチャーとはかなり異なる世界の話。同様の会社はほかにもあるし、それらは「受託業者」としての時価総額評価を受けている。

まだ創薬ベンチャーでないペプチを僕らが「創薬ベンチャーであるかのように取扱っているのは、独自の技術プラットフォームを活かして「(3)までパッケージになった契約」を多数の製薬会社と締結してるから、だったはずだ。
その「パッケージ」は、どの程度強いものなんだろう? それは即ち僕らがペプチを「創薬ベンチャー」として取扱う命綱の強さなんだから、「原則として」のひとことでなくもっと説明してほしいよね。
また、最大の取引先のひとつだった(つまり最も細心の注意でフォローされていたはずの)P社との契約解消が今回のように青天の霹靂の如く生じる会社作成した「今後の予測」を、本当に僕らは発表どおり受け取っていいんだろうか?

今回僕らが運良く(?)P社の一件で手に入れることができたのは、こうした率直な疑問の糸口だと思う。
ただ闇雲に「大丈夫だ」「いやもうダメだ」と言い合っててもしょうがないんじゃないかな。

***

以上で、長い長い蛇足は終わり。

公表されている事実を元に一部推測(一部は会社発表への懐疑的推測)を交えて書いているので、この記事にはたくさんの誤りが含まれている可能性がある。
「僕にはこう感じられた」という感想しかない。
読者各位には、この記事への懐疑も含めて、会社の開示資料をご自分でしっかり読み込み、わからないことはどんどんIR窓口に質問していただくことを望む。

また、ペプチの中の人(読んでるよね?)には、追い追いでいいから、この記事のような疑問や懸念に応えるIRをぜひご検討いただきたいと願う。

長文にお付き合いいただき深謝。

2013-06-24

田舎にいてもなんもない。

東京にいてもなんもない。

海外にいてもなんもない。

女はうざいし。

男はくさい。

酒はだるいし。

THCも飽きた。

時価総額世界一

ストリートレジェンド

意味がない。

jkondoの夢はデカイ。

チ◯ポもデカイのかな?

2013-05-28

こないだの株暴落

株の知識はほとんどないんだけど、なんとなく思ったことをますだ。

今はアルゴリズムである程度下がると自動で売るとか、アラートメールが来るから

下がり出したら機械的に売られて、止まらないといった説明を見た。

もしかして、今なら日経平均コントロールできるのかなと思い、すっごくおおざっぱに計算してみた。

特に今の日本みたいに上り調子のところなら、高いとこで売って、暴落させて、まだ上がりそうなら再度買って上がれば大儲けになる。

おかしなところは、ぜひ突っ込んでもらえるとありがたいです。(基本全般おかしいとおもうけど)

今の株式の総時価総額が400兆円くらい。

よく聞く2-8ルールで、アルゴリズムでの暴落向きな企業時価総額の2割の時価80兆円分抽出するとする。

その企業の5%の急激な売りで、機械的な雪崩売りがスタートするとする。

とすると、4兆円分の要所となる株を持っていれば、機械雪崩暴落は起きる。

日本上り調子に困ってる、為替操作国とかなら、それくらいの額ならやりそう。

早い段階で株が買ってあれば、得はしてても、損はしない。むしろ、再度上がりそうなら、また買えば大儲け。

時価総額の2割と言うのも、5%と言うのも適当なので、もっといかもしれないし、もっといかもしれない。

なんともならない考察なので、突っ込んでもらえると勉強になるのでありがたいです。

PS. 増田Yahoo知恵袋より勉強になるなと思う今日この頃

2013-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20130514003730

転職前と転職後で、たった一週間で大きく変動する実力があってたまるか。実力は時価総額か?

2012-09-23

ちきりん出身大学一橋大学法学部

ちきりんID:Chikirin)は個人情報ほとんど出さないことで有名で、その正体はいまだ謎に包まれていますが、東京都内国立大学法学部出身ということは、自ら明らかにしています

しかし、東京都内国立大学法学部は(ア)東京大学法学部と(イ)一橋大学法学部の2つしかありません。

そして、関西出身ちきりん一橋に行くことは考えにくいので、一部では、東大法学部)卒ではないか、という憶測が流れていますhttp://anond.hatelabo.jp/20111126194612http://anond.hatelabo.jp/20111126194612など)


しかし、ちきりん一橋大学法学部卒です。

ちきりんは、医師の父に関心を持ってもらうために、「医療過誤刑事責任」という卒論を書いたそうです(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110210

法学部というのは、一般的に、卒業論文が必修ではありません。東大法学部卒論は必修ではありません。

数少ない、卒論が必修の法学部が、一橋大学法学部です。

もちろん、東大法学部でも、自主的に卒論を書くことはできますが、わざわざそんな面倒なことをする人はほとんどいません。


さらに、ちきりんが表明する一橋大学への見方は、常にバカにしたものです。

(例1)東大京大一流企業並の時価総額並の価値があるし、慶應にはブランドがあるが、東工大一橋は大した値段はつかない(四大学連合東工大とばっちりを受けている)(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100318

(例2)「国立大学の統廃合私案」として、一橋大は民営化するか、慶應に身売りするのも悪くないと提案(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090303

(例3)一橋大学は知名度が低いから、東京にあることをわかりやすくするため“東京一橋大学"に改名しかねない(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080906


しかし、普通東大出身者は、一橋大学を表立ってバカにしたりしません。

もちろん、東大出身者の中には、内心、東大以外の大学出身者をバカにしている人が、結構割合でいるのは事実ですが、ちきりんが「許される方向、許されない方向」(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120827)でいうように、「世の中には(もしくは私たちの深層意識には)、対象物のどちらが上でどちらが下かというヒエラルキー意識があり、下が上を馬鹿にするのは“許される”が、上が下を馬鹿にするのは“許されない”と考えている人が多い」ため、そのような言動はタブーになっているのです。

ちきりんブログリアル知人も読んでいるそうですが、日本証券会社を経て、外資系会社で働いていたちきりんの知人の中には当然一橋出身者もいることでしょう。

そのような知人も見ているブログで、一橋大をバカにすることができるのは、一橋出身者だけです。自虐は許されるのです。逆に、東大出身者が一橋をバカにすることは許されないことです。

2012-08-27

書評】「もっと自由に働きたい」「こんな僕でも社長になれた」家入一真感想

 「こんな僕でも社長になれた」

 「もっと自由に働きたい」

  家入一真

 家入一真 @hbkrという男は、10年くらい前から奇妙な個人サイトを作ったり、その奥さんも湿度の高い個人サイトを作っていたりして…インターネット黎明期における「オモロホームページを作る人」のひとりではあったわけだけれど。いつしか福岡で激安ホスティング会社をはじめ、そのうち起業家のような顔をしてあちこちのビジネス誌でリアルにみかけるようになり、最近では著書やらなんやらで若者たちに無節操生き方扇動したりしている不思議な男だ。

 いつまでも社会になじめないひきこもりに毛が生えたような男が「もっと家族と一緒にいたい」からと自宅でホスティング事業を起業し、上場マジシャンGM熊谷氏に見初められ結果として20億弱の個人資産を数年で築きあげる。(時価総額40億×38%+GMOへの個人株式売却益5億で概算)家入一真はその過程GM熊谷氏の株マジシャンぶりをみてクリエイター的に実態と世の中が与える価格乖離について強烈なインパクトをうけたんじゃないだろうか。

 「広告を顔に貼ったら面白くね?」「俺のクーポンを販売してみたい」…思いつきレベル(実際、すでに先行事例が多々ある)一発ネタを、サービスビジネスと言い張って展開する。かっこいいロゴ、とってつけたような立派な理念独自ドメイン、そんなペラいちのハリボテのようなサイトを「サービスビジネス」と言い張る。乱暴に原価でいえば30万円ぐらいの手間暇だと思うけれど、それを「ウェブサービス」と言い張り、時に法人名義でも作れば…それだけで一般のネットユーザーは100倍ぐらいの価値があるもののように勘違いしてくれる。

 言っておくけれど思いつきレベルからどうとか俺は思ってない。むしろ思いつきにはたいして価値はなく、パクリであってもいいと思ってる。それを実現させる実行力や、それを継続させていくことにこそビジネスとしての価値がある。これが「コント」や「アート」や「ボランティア」というなら身内だけでやっていればいいが、ビジネスとしてやるならいろいろと気にくわない奴もいるし、何をするにもお金がかかる。そんな中でバランスをとって継続していかなければならない。継続できなければお客さんがまた使いたいと思ったときに応えることもできないし、仕事に誇りをもって人生を費やしてくれている従業員の生活も守れない。

 何のつもりで家入一真は半端なサービスを次々と立ち上げては炎上させているのか。いきなり最近になって若い子達を自由に生きろと扇動しはじめたのかよくわからない。無給で集めた若い子の中で、芽が出そうであればかつて自分がされたようにお金に換えようとしているのか。それともそこまで深いことは考えてなくビジネス前線から離脱した男の退屈しのぎなのか。それとも自分が触れたものはすべて黄金になるかのようにうぬぼれているのか…。

 もう半分、人生あがってる本人はともかく。彼に憧れて自由に生きようと思っている若い子はひとつ考えて欲しい。室内で帽子をかぶって、昼過ぎに起きてツイートして生きていられるのは「クリエイティブ」で「悪ふざけ」なビジネスによる利益のおかげじゃない。その自由はホスティング事業という地味で昔からある仕事。24時間気のやすまらないサーバーエンジニア達。大切なデータが飛べば支払った金額に見合わないクレームをつけてくる顧客対応。そういった毎朝9時に必ず出社して不自由仕事をきちんとこなしてくれる何百人もの社員スタッフが営々と日々積み重ねる利益から生まれているんだ。

 末端の不自由の積み重ねの上の自由があることを隠して。いますぐ自由に生きろ。会社はやめてしまえ。と若者を焚きつけるのは、ヤクザの大親分人格者というような話を思わせる。

 もし若い君が家入一真のような自由に憧れるのであれば彼のマネをし彼に近づくんじゃない。コワーキングスペースマックを抱えてうろうろするんじゃない。飽きっぽく移り気な彼を支え、上場までビジネスを回してくれたような優秀なスタッフを探すべきなのだ。手がける仕事も「地味だけれど収益のあがる継続ビジネス」をみつけてパクるべきなんだ。

 そしてどうでもいいけれど家入一真はこじらせて頑張れるタイプ人間だと思うので…ソーシャルメディアの発達により、すぐにフォロワーが優しくしてくれるこの環境はあまり彼によってよろしくないんじゃないだろうか。日々、自賛ツイートをチマチマRTしている姿をみると、このチヤホヤされる時期が過ぎ去るまではぱっとしたサービスを生み出せないんじゃないかという予感もする。

2012-08-25

仕事観で友人と喧嘩した

若干のフェイク入れて話すけど……

事業投資とかコンサル生業にしてる人間と、俺みたいなモノづくりが生業人間って根本的に仕事選びの考え方が合わないのかもしれない。

その投資畑の人にすっげえバカにされた転職話がこちら

年収は60万くらい増える

・勤務時間は減るので時給ベースではもっと増える

どベンチャー

ネットワークエンジニアだけど、ウェブサービスに転身。

技術自体に拘りはなくて、ポジションに魅力を感じた。僕は技術者と事業部のしょーもないすれ違いをなくしたいのです。そういう仕事がしたいのです。

バカにされた理由が、「これから伸びる業界じゃない」「IT系ならグリーとかならエンジニアは引く手あまただ」

俺は、その企業時価総額がぐんぐん伸びるとか聞いても興味がわかないし、 既に売れまくってる、俺の出る幕ない仕事にも興味沸かないんですよ。

見えてる世界全然違うんだろなあって思った。

あとITエンジニア仕事って別にIT系」ばっかりじゃないんだがな。

2012-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20120723011941

アイデア一発の水物の会社としては長くやり過ぎたよなあ。

盛り上がってるうちに目鼻の効かないアホな大企業に買収して貰うのが一番よかった。

時価総額とか全然見てないか適当なこと言うけど、サイバーエージェント辺りが乗り出してくるんじゃないかなって思ったりする。

ユーザがどのくらい被ってるかによるけど。

2012-05-24

Facebook時価総額Amazonより高いというのがいまいちしっくり来ない。

俺って少数派?

2012-05-09

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グリー、DeNA株価急落! ズサンな管理が生んだ「ボッタクリ・ガチャ」(前):|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース

グリー、DeNA株価急落! ズサンな管理が生んだ「ボッタクリ・ガチャ」(後):|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース

[ネットワーク外部性][例][sns][収穫逓増][キャズム][Twitter][Facebook][gree][mixi][DeNA]

ユーザに錯覚を起こさせて儲けるビジネスのメカニズム - @fromdusktildawnの雑記帳

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食玩の本質は何か? というと「ギャンブル性」にあります。

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チューリップ・バブル - Wikipedia

ソーシャルゲームブームがアタリブームに似ている3つの理由 | Generation V

第37回:ソーシャルアプリに“アタリショック”は起こるのか?:日経ビジネスオンライン

急成長続けた米ソーシャルゲーム市場に変調の兆し  :日本経済新聞

アタリショックの真実(1)「それは暴落から始まった」 - 東京のはじっこで愛を叫ぶ

アタリショック - Wikipedia

North American video game crash of 1983 - Wikipedia, the free encyclopedia

ソーシャルゲーム - Wikipedia

2012-03-24

ガラケーを捨てよスマホを買おう

ガラケーを持っている方はすぐにスマートフォンに変更しましょう。

ガラケーのほうが電話がしやすいという意見が一部ではあるみたいですが、ガラケー電話に特化されたものですから当然です。

小さく折り畳んで携帯でき、物理キーによるしっかりとした押しごたえはなかなかスマートフォン(以下スマホ)で体験できるものではありません。

しかしそれはよく考えれば当たり前のことで、まずスマホ電話ではありません。

いえ、もちろん歴史的な経緯を考えれば言うまでもなく携帯電話の延長線上にあるのですが、

事実として、スマホにおいては電話機能は百あるアプリの一つでしかありません。

通話するだけならば、ガラケー特にらくらくホンのようなモデル)がベストなのは間違いありませんが、

そもそもの問題として、我々はどれだけ通話機能比重を置いているのでしょうか。

仕事で用いる場合を除き、一日にそう何度もするものではないのではないしょうか。

スマホ電話ではなく、現実世界拡張させるデバイスです。

我々はスマホによって、音楽を聞きながら近場の人気店を検索し、マップに導かれながら歩を進めることができます

電車内ではSNSによって友人たちと思考を共有しながら、RSSリーダーで最新ニュースを流し見することもできますし、

ふと気になったものがあれば、即座に写真メモとしてクラウド上にアップロードすることができます

こうした生活は慣れない人からすれば奇妙に映るかも知れませんが、現実をより豊かに、便利にしていく存在として普及していくのは間違いないでしょう。

これらがなくとも生きていけると主張する向きも一方ではあるのかもしれませんが、

産業革命を例に出すまでもなく、古い概念によって設計されたものはやがて淘汰されていくのが宿命です。

ガラケーにおいて一番利用頻度の高いツールに電子メールというものがありますが、これらも衰退傾向にあります

欧米若者の間ではすでにSNSに取って代わられているという現実がありますが、そうでなくとも電子メールはあまりにも効率がわるく、

情報交換を円滑に行うツールとしては到底最適であるとは言えません。

ちょうど2年前の春先にiPadが発売された当初は日本でも多くの懐疑的な声が聞かれました。

しか現実どうでしょうiPadは代を重ねるごとにその販売数を増し、

アップル社時価総額世界一、もしくはマイクロソフト社の2倍という記録的な数字を叩き出すなかでその主力商品にまで成長して行きました。

iPadに限らず、タブレット型端末は今後のポストPC時代を大きく牽引していく製品になっていくでしょう。

こうした劇的な変動はいままさに起きており、旧来型の発想に囚われているようでは20年前の中間管理職PC悪戦苦闘したように、

時代の波からは大きく取り残され浦島太郎状態になってしまう恐れが大いにあります

現在、もはやスマホメインストリームになっています

ガラケーひとつで的確な情報収集ができますか?SNSアクセスできますか?クラウドファイルアップロードできますか?

時代は変わります

古い概念の檻を打ち破り、ガラケーを捨てていますスマホを買いに行きましょう。

2011-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20111110204426

うだうだ悩んでこじらせてるみたいだけど、単に文化の違いだろ。

規律を重んじる人が集い規律を重視する文化会社と、そうじゃない会社ってだけ。

利益時価総額は関係ない(世の中で時価総額が高い会社は、規律を重んじていない会社ばかり、などということはない)。

まあ、「自分に合う文化会社に入れ」って話なら同意する。

2011-11-10

○○できないやつは、△△できない ←嘘

新卒で入った会社で、ことあるごとに「○○ができない人は、仕事なんて出来ません!」と人事から言われてきた。

ビジネスマナー挨拶、勤怠、などなど。

会議での席次、名刺の渡し方、エレベーターへの誘導、同僚と通りすがるたびの挨拶、勤怠(体調管理・・・

意外と先輩社員もできてないんだけど、「ああいう人は、仕事もできてないのよ」「注意してもらえるうちが華なの、今のうちにやりなさい」と。

で、私はこれらがあまり得意ではなかった。

現場でのOJT中も、何度も何度も人事から呼び出された。

あなたは立派な大学を出ているから、期待していたんだけどねえ」なんて言われながら。

呼び出される様子をみて、現場の先輩は「人事怖いねー」なんて励ましてくれたけれど、

同期からは「学歴が良いからって、仕事できるわけじゃないんだねー」「なんでちょっとした風邪で休むの?」なんて人事と同じように怒られる始末。(まあ、そりゃあそうだろう。自分必死会社に馴染もうと努力している時に、出来ていないやつがいたら良い気分はしない。)

3年目にはようやくビジネスマナーも身に付いてきたけれど(遅い・・・)、

辞めた。

だめな新人時代の印象が強すぎて、仕事ができない環境になっていたからだった。

同じことを伝えているはずなのに、信用されない、必ず反論される、指示に従ってもらえない。

○○できないと仕事ができない、というのは、

ビジネスマナーができないとプログラムを書けないという意味ではない。

勤怠が悪ければ、売上をあげられないという意味ではない。

最低限のことすら出来ない人間は、対等に仕事をしてもらえないのだ。

それだけはしっかりと自分の身をもって学んで、転職した。

(よく転職できたなあ・・・

転職して半年経った。

無断遅刻・欠勤、会議・休憩の時間が守れない、書類の提出期日が守れない、電話の取り方がわからない、敬語が使えない・・・

そういう人たちがたくさんいた。

そういう人でも、売上をあげたり、システムを構築したり、コスト削減をすすめたり、

会社利益をもたらし、仕事そのもので評価されていた。

前の会社では、風邪で休めば「どうしてあなたは体調管理ができないの?」と叱られたのに、

この会社では、「あの人、身体弱いからなー 明日は来るかなー」以上。

前の会社では、始業ぎりぎりに出社すれば「始業時間は、仕事を始める時間ですよ!」と叱られたのに、

この会社では、無断遅刻しても、「まあ、そのうち来るでしょー」→無断欠勤「寝てるのかなーあの案件どうしようw」以上。

驚くことに、利益時価総額は、今の会社の方が桁違いに高いのだ。

世の中には、こんなに自由な会社があったのか。カルチャーショックだった。

同時に、なぜ私はあんなに叱責されてきたのか。

前の会社の人事を恨めばいいのに、へらへらしている同僚に腹が立つこともあった。

私は社会人失格だという気持ちを抱えながら過ごしてきたのに、この人たちはそんなこと微塵も考えたことがないのだろう。

うらやましい。うらやましすぎて、うらめしい。

そういえば、高校時代は「掃除できないやつは、勉強もできないんだぞ」って先生に教えられて毎日真剣に、本当に真剣雑巾がけしてたけど、あれ絶対関係ないよね・・・

○○できないやつは、△△できない

みんなが求める本来の目的に便乗して、めんどくさいことまでやらせようとする策略なんだ、これ。

何はともあれ、私は私のままで許される環境を手に入れたんだ。

○○できないやつは、△△できない ←嘘!!!!!!

私は 自由だーーーーーーーーーーーーー

2011-05-28

ソフトバンクライブドア

YahooBBソフトバンクモバイル、そして太陽光発電?と借金漬けで規模の拡大をひたすら追及するソフトバンク

M&Aにより時価総額の拡大をひたすら追及したライブドア

社会へ受け入れられるのに何が違うのか

2011-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20110428235841

要旨を作った。各論の(6)の根拠が良く分からないので、勝手に補足した

趣旨

各論

  1. 粉飾金額は少ないが、その評価は各事例ごとに異なるため、量刑の決め手にならない。(損失隠ぺい型)の過去粉飾決算事例等と比較すると、成長仮装型の犯行結果は大きいとする判決は、一応の説得力がある。
  2. 粉飾決算株式分割株価操作に当たらないと言う主張は、実際の株価推移と1年間で1万分割という極端な株式分割から肯定はされない。
  3. 株価下落や上場廃止などの株主の損害は強制捜査によるものと言う主張は、捜査堀江被告らの犯罪行為の結果であり、株価下落は粉飾決算暴露によるものであるから、否定される。
  4. ライブドア投資事業組合会計処理が、確立された会計基準を破ったことは明らかであり、違法性の認識が無かったとは認められない。
  5. 堀江被告が業績予想値を上方修正させたことと、投資事業組合を利用した違法スキームは無関係であるという主張は、堀江被告違法性を認識していたため認められない。
  6. 堀江被告は、粉飾決算の発表前の株価以下で自己の保有する株式を売却したため、粉飾決算利益を得ていないという主張は、本件犯行に至るまでに(業績予想で?)株式時価総額を増大させ、ひいては自己保有株式資産価値を増大させていたのであり、そして売却により多額の資金を得ていることは事実であるから結果的に本件犯行による利益を享受しているといえるため、否定される。
  7. 株式交換による買収工作を実現するために、株価を押し上げようという意図があったことは否定できない。

2011-04-28

ホリエモン実刑判決は重いor軽い?判決文を読む!

一連のライブドア事件における堀江貴文氏の刑事事件について、最高裁の上告棄却決定がなされて、懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定した

執行猶予付ではな実刑判決が出されたことについては重いという意見があり、他方で、軽すぎるという意見もある。

では、そもそも裁判所自身は、どういう理由からこの量刑を相当と判断したのだろうか。

これは是非とも判決の原文を読むべきだと思う。


そこで、以下に、東京高裁での控訴審判決判決文の抜粋を引用する。興味がある人は読んでみてほしい。その上で議論するほうが、より的確なものとなるだろう。

なお、量刑最初に判断したのは第1審判決(東京地裁であるから、そちらを引用するべきかもしれない。

もっとも、控訴審判決を読めば第1審判決の内容も概ねわかる上に、高裁がなぜ地裁の判断を是認したのかもわかるから一石二鳥だと思う。


以下の抜粋は、「量刑不当」の主張に対する判断の部分である。もし、全文を読んでみたいという方がいたら、判例時報2030号127頁または判例タイムズ1302号297頁を図書館等で調べれば読める(これには解説もついている)。



証券取引法違反被告事件

東京高等裁判所平成19年(う)第1107号

平成20年7月25日第12刑事部判決

  

       主   文

本件控訴棄却する。

当審における訴訟費用被告人の負担とする。

       理   由


(中略)



7 控訴趣意中,量刑不当の主張について(上記3の〔4〕参照)

 論旨は,要するに,被告人懲役2年6月の実刑に処した判決量刑は重すぎて不当であり,被告人に対しては刑の執行を猶予するのが相当であるというのである

 そこで,原審記録を調査し,当審における事実取調べの結果をも併せて検討すると,原判決が「量刑の理由」の理由の項で説示する内容は,おおむね相当として是認することができる。以下,若干補足的に説明する。

 本件各犯行は,被告人は,P2の代表取締役社長として関連する多数の企業であるP2・グループの中枢に位置し,グループを統括する立場にあったものであるが,上記2のとおり,P2の取締役財務面の最高責任者であったP6らと共謀の上,東証提供するTDnetによって,同社の子会社であるP3がP5社を株式交換による買収及びP3の平成16年12月期第3四半期通期の業績に関して,虚偽の事実を公表し,もって,P3株式の売買その他の取引のため及び同株式株価の維持上昇を図る目的をもって,偽計を用いるとともに風説を流布したという事案【原判示第1】と,P2の業務に関し,平成16年9月期決算において,3億1278万円余りの経常損失が発生していたにもかかわらず,売上計上の認められないP2株式売却益及び架空売上を売上高に含めるなどして経常利益を50億3421万円余りとして記載した内容虚偽の連結損益計算書を掲載した有価証券報告書を提出したという事案【原判示第2】から成る

 投資者を保護株式投資等の健全な発達を図るためには,上場企業に関する正確で適切な情報の開示が求められ,客観的な情報に接する機会の少ない一般投資者にとっては特にその必要性が大きい。そのために,証券取引法現在は,「金融商品取引法」と題名変更されている。)が定めるディスクロージャー制度有価証券報告書の提出であり,自主的規制制度としてあるのが東証のTDnetであり,いずれも関係者には有用なものとして評価されているところである

 被告人らの犯行は,経営する会社グループ企業が,時流に乗り発展途上にあって,飛躍的に収益を増大させており成長性が高いということを実際の業績以上に誇示し,有望で躍進しつつある状況を社会に向けて印象付け,ひいては自社グループ企業利益を追求したもので,このような動機というか戦略意図には賛同することはできず,上記ディスクロージャー制度の信頼を損ね,制度そのものを根底から揺るがしかねない犯行であって,強い非難に値するというべきである

 その犯行態様も,会計的側面や税務処理の面で必ずしも法的整備ができておらず,実態の不透明民法上の組合としての投資事業組合を組成し,これをP2株式の売却に形式的に介在させ,あるいはP2株式の売却益がP2側に還流している事実が発覚するのを防ぐために,P17組合のように日付けをさかのぼらせてまで組成した組合スキームに介在させている。そのために経理の専門家である監査法人公認会計士を巻き込んで,殊更にスキームを巧妙,複雑化させたりしているのであって,悪質といい得る。

 本件犯行は,結果として,株式投資等の健全な発展を阻害し,投資者の保護という面で深刻な悪影響を及ぼしたと認め得る。そして,犯行発覚により,P2は上場廃止となり,多数の株主に投下資本の回収を極めて困難にして多大な損害を被らせたといい得ること,また取引相手等の関連企業やその従業員にも少なからず影響を与えたことがうかがわれ,社会一般に与えた衝撃にも無視し得ないものがあるとうかがえ,結果は重大といってよい。

 また,本件犯行は,上場企業としての社会的責任の大きさや企業経営者として当然持つべ責任を顧みず,被告人を始めとする経営陣が自ら主導し,あるいは各事業部門の担当者子会社の者に指示を出すなどして,組織的に敢行したものである。P2の唯一代表権を有する者として,被告人の指示・了承等がなければ,本件各犯行の実行はあり得ず,その意味で,被告人の果たした役割は重要であった。

 原判決は,「量刑の理由」の項において,「被告人は,自己認識や共謀の成立を否定するなどして,本件各犯行を否認し,公判廷においても,メール存在等で客観的に明らかな事実に反する供述をするなど,不自然,不合理な弁解に終始しており,前記のとおり多大な損害を被った株主や一般投資者に対する謝罪の言葉を述べることもなく,反省の情は全く認められない。」と指摘しているのであって,十分是認できるのである被告人規範意識は薄弱であり,潔さに欠けるといわざるを得ない。当審において取り調べた被告人名義の「上申書」と題する書面によれば,「(P2の株式の分割につき,)今では,一度に100分割するのではなく,もっとゆっくり分割していけばよかった,少し急ぎすぎたのではないか反省しています」とか,「株式市場に対する不信を招いてしまったことは悔やんでも悔やんでも悔やみきれません」などと現在の心情をつづっているが,自己の犯行についての反省の情はうかがわれない。

 以上によれば,被告人刑事責任を軽視することはできないというべきである

 弁護人は,量刑不当であるとして種々の事情を主張しているので,主な所論について,当裁判所見解を示すこととする。

 所論の〔1〕は,原判示第2に関する有価証券報告書の提出は,過去粉飾決算事例等と比較して,粉飾金額等が少なくて軽微であるという。

 控訴趣意書に引用摘示された過去粉飾決算事例の多くについて,その粉飾金額を確認して比較する限りは,本件の金額は少ないといってよかろう。しかし,中心的な量刑因子は各事例ごとに異なるのであって,粉飾金額の多寡のみが決め手になる訳ではない。現に,原判決は,「量刑の理由」の項において,まず,本件は「損失額を隠ぺいするような過去粉飾決算事例とは異なり」として,「粉飾金額自体は過去の事例に比べて必ずしも高額ではないにしても」と断り書きを述べた上で,「投資者に対し,飛躍的に収益を増大させている成長性の高い企業の姿を示し,その投資判断を大きく誤らせ,多くの市井投資者に資金を拠出させた犯行結果は大きい」旨説示している。このような視点からの分析,すなわち損失隠ぺい型と成長仮装型とに分けての評価,すなわち後者では粉飾金額は高額でなくても犯行結果は大きくなるとする評価には注目すべきものがあり,本件に関しては上記説示の結論は是認できる。もっとも,成長仮装型の事例はまだ少ないから,一般論としてこの評価の手法が是認できるかは,慎重を要するであろう。さらに,所論は,引用摘示した過去粉飾決算事例の悪質性を強調したり,多くの関係被告人執行猶予に付されているなどという。しかし,当裁判所は,引用摘示した事例は量刑上の参考資料としてある程度役立つと考えるが,受訴裁判所でない以上その具体的内容について正確に知る術はないし,上記のとおり,あくまでも量刑因子は事例ごとに異なるのである。結局,所論〔1〕は採用し難いといわなければならない。

 所論の〔2〕は,P2株式株価につき,粉飾した業績の公表や株式分割により,不正につり上げられたものではないという。この主張は,原判決の「量刑の理由」中の,「粉飾した業績を公表することにより株価不正につり上げて,P2の企業価値を実態よりも過大に見せかけ,度重なる株式分割実施して,人為的にP2の株価を高騰させ,結果として,同社の時価総額を(中略)増大させた」との説示に対する反論であって,P2株式株価の動きを全く検討せず,しかも,株式分割の意義・効果を全く無視した見解であるなどというのである

 しかし,関係証拠によりP2株式株価推移を見ると,平成15年4月1日の終値が12万1000円,同年7月1日が73万5000円(株式10分割前に換算),同年12月1日が272万円(株式10分割前に換算),平成16年1月5日が452万円(株式10分割及び100分割前に換算),同年9月1日が526万円(株式10分割,100分割及び10分割前に換算)と急速に値上がりしていることは明らかである(原審甲12号証)。

 さらに,所論は,関連して,P2株式株価の上昇は,企業買収の発表や新規事業開始の発表,粉飾が問われていない事業年度における適時開示のほか、株式市場全体の傾向によるものであって,本件の平成16年9月期の適時開示における粉飾した業績の公表は影響していないという。しかし,株価の上昇原因が単一ではないことは当然のことであり,本件犯行における粉飾した業績発表や上記の度重なる株式分割という人為的なものも影響していることは否定できない。

 また,所論は,関連して,株式分割については,東証当時積極的に推奨していた制度であり,度重なる株式分割実施を不当視するのは制度趣旨を理解していないという。確かに東証が,平成13年8月ころ,上場会社に対して,個人投資者層を拡大するとの観点から投資単位の引き下げ促進について協力要請した事実がある(原審弁17号証)。しかし,P2においては,約1年間に10分割,100分割,10分割と3度も株式分割実施しているところ,東証が,延べにすると1年間で1万分割というような極端な株式分割とか,それによる弊害については想定していなかったものと推測できる。したがって,所論のように,東証株式分割等を一方的に推奨していたとまでは評価し難いのである。また,株式分割自体は理論的には株価とは中立的な関係にあるから,実際には分割後に株価が上昇することも下落することもあり得るであろう。しかし,極端な株式分割実施は,投資者の投機心を煽ることになるのであって,現にP2が平成15年11月に公表した100分割では,前日の終値が22万2000円であったのが,分割後の平成16年2月24日には100分割前の株価に換算すれば31万2000円となっている(原審甲12号証)。結局,所論の〔2〕は理由がない。 

 次に,所論の〔3〕は,P2株価が急落したのは,本件の強制捜査が原因であり,原判示第2の有価証券報告書提出の発覚が直接の契機ではないという。すなわち,原判決が「量刑の理由」の項における「本件発覚後,株価が急落し,」という説示との関係で,平成18年1月16日に東京地方検察庁が原判示第1の事実を被疑事実としてP2本社等を捜索したことが契機となったというのである

 この「発覚」の端緒は強制捜査の開始であろう。しかし,被告人らが犯罪に係る行為に出たか捜査が開始されたのであって,その結果,P2の提出した有価証券報告書の虚偽内容が判明したである。そして,それまで上昇の一途をたどっていたP2株式株価が急落したのであり,まさに原判決の「本件発覚後,株価が急落し,」のとおりである。所論が,関連して,P2が,多くの優良企業連結子会社としていたとか,潤沢な資金を保有し財務状況には何ら問題はなかったなどというが,このような事情と本件株価下落とは関係のないことである。結局,所論の〔3〕は理由がない。

 次に,所論の〔4〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「企業会計が十分整備されていない投資事業組合を悪用し,会計処理を潜脱したものであり,正に,脱法を企図したことは明らかである」と説示している点に関して,本件当時は,投資事業組合において出資元の株式が含まれる場合における株式売却益に基づく配当金の計上方法について統一的な方法が確立しておらず,企業会計の実務においても明確な指針は存在しなかったのであるから,「会計処理を潜脱」等というのは当たらないという。

 しかし,自社株式は,親会社のものを含めて,その処分差益は「その他資本剰余金」に計上するとの確立した会計基準があったのであり,原判決の説示意図は,実務において,投資事業組合を介在させて悪用するような事例を想定しておらず,悪用防止のための会計基準とか指針が確立していなかった状況下で,原判示第2の犯行はその点に着目して,まさに悪用されたというものである。このことは,原判決の「本件犯行は,資本勘定とすべきものを損益勘定にしたという単に会計処理の是非のみが問題となる事案ではなく」との引き続く説示により明らかであるしたがって,また,所論が,関連して,被告人が「投資事業組合から配当金をP2の連結決算において損益勘定に計上してはいけないとの認識を有する契機がないまま」とか,「P2の連結決算において売上計上が許されないものであると当然に認識できるものではない」などと主張する。しかし,本件では,投資事業組合独立した存在を否定すべきであり,そこから配当金という概念無意味であり,主張自体失当である。この点はさておくとしても,上記のような認識があったからこそ,組合を複雑に介在させたといい得るのであって,指摘の点は量刑判断においても理由がないのである。結局,所論の〔4〕は理由がないことに帰する。

 次に,所論の〔5〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「本件各犯行は,被告人が,P2の平成16年9月期の連結経常利益の予想値について,前年度の実績値である13億円を上回る20億円として公表することを強く希望し,さらに,同予想値を30億円,50億円と上方修正させ,その達成を推進してきた結果にほかならない」と説示している点に関して,予算策定より前の時点において,P27やP32の買収に際して投資事業組合を使ったP2株式の売却というスキームはあったのであるから,業績予想値の上方修正は,株式交換により発行されるP2株式の売却益が生じたことの結果にすぎず,業績予想値を上げることを達成するために株式交換を行ったものではないと主張する。

 しかし,この主張は,検察官答弁書において指摘するとおり,被告人がP2株式の売却益を連結上の売上げ・利益に計上することができないことを認識していなかったとの前提に立つものであって,この前提が間違いであることは上記のとおりである被告人は,本来計上の許されないP2株式の売却益を連結計上することにより,業績予想値を高くして更に上方修正させたのである。所論の〔5〕は理由がない。

 また,所論の〔6〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「被告人は,(中略)結果的に,本件犯行による利益を享受しているといえる。現に,被告人は,平成17年にP2株式約4000万株を売却して約140億円の資金を得ているというのであり,(中略)これを量刑上看過することはできない」との説示に関して,被告人が自ら保有していたP2株式を売却して得た資金は,本件とは無関係であり,量刑不利益考慮すべきでないというのであり,加えて,被告人自己の保有株式を売却した平成17年6月27日は原判示第2の有価証券報告書提出から約7か月後であって,提出日前営業日終値は371円であったのに,それ以下の357円で売却しているなどという。

 しかし,P2の大株主であった被告人は,本件犯行に至るまでに株式時価総額を増大させ,ひいては自己保有株式資産価値を増大させていたのであり,そして売却により多額の資金を得ていることは事実であるから,原判決はこの事実をとらえ,「結果的に,本件犯行による利益を享受しているといえる」とし,「量刑上看過することはできない」と説示しているにすぎないもので,是認できる。売却時期とか売却値を格別問題としている訳ではない。所論の〔6〕は理由がない。

 最後に,所論の〔7〕は,原判示第1のP3の適時開示及び四半期開示について,原判決が「量刑の理由」の項において,「その利欲的な動機は強く非難されるべきである」と説示している点に関し,東証の規則により公表事項とされていたものであって,積極的に株価を押し上げようという意図があったものではなく,同種事案と比べて悪質ではないと反論するものである

 しかし,株式交換によるP5社の買収は,それによりP4ファイナンスが取得したP3株式を売却して利益を得,さらには,P4ファイナンス親会社であるP2に連結売上計上することによって利益を得ようとの企てであったこと,その際P5社の企業価値を過大に評価してより多くのP3株式を取得しようとの目論見があったことも明らかである

 また,株式交換による企業の買収やその企業の業績が好調である旨を公表することが株価上昇に影響することは明らかであるから,実際に株価が上がった否かに関係なく,株価を押し上げようという意図があったことも否定できない。したがって,投資保護という企業情報の開示制度趣旨考慮すれば,その虚偽性はそのまま悪質性に通じるというべきである。所論の〔7〕は理由がない。

 その他所論が原判決量刑理由について論難する諸点を十分検討してみても,是正すべきような誤りはないというべきである

 そうすると,被告人が,P2・グループのすべての役職を辞したこと,マスコミ等で本事件が社会的に大きく取上げられ,厳しい非難にさらされるなど,一定程度の社会的制裁を受けていること,前科前歴がないこと等,被告人のために斟酌すべき事情を最大限に考慮しても,本件が執行猶予に付すべき事案とまではいい難く,被告人懲役2年6月の実刑に処した判決量刑は,その刑期の点においてもやむを得ないものであって,これが重すぎて不当であるはいえない。論旨は理由がない。

(中略)

平成20年8月5日

東京高等裁判所第12刑事部

裁判長裁判官 長岡哲次 裁判官 姉川博之  Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

2011-03-17

さあ今こそ買うのだ

買って買って買いまくれ

買って買って買いまくれ

買って買って買いまくれ

日経平均9000円にのるかそるかの水準なんて何年ぶりかの安値

配当利回り5%の株だってそこらじゅうに落し物のように落ちている

純資産が100億なのに時価総額がその半分なんて株もたくさんある

50億円が落し物のように落ちている

今までは政府がバカで日銀が保身だったか株価は上がらなかった

しかし今度の地震大義名分ができた

バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け 

東北の死者の墓場に大量の公共投資をバラ撒け

手向けの花束のように札束をバラ撒け

国債を誰が買うかなんて気にすることはな

日銀様が大量に資金をブタ積みしてくれている

弱気な奴は買えない

強気過ぎる奴は皆今週に入って退場させられた

残っているのは空白

売りも買いも薄いこの空白を勇気ある投機家が買いまくれ

年収1300万で都心中枢にマンションを買った

住宅ローンを何千万も抱えているけど同じくらいの額の株式投資をしている

今週に入って500万損したが500万ぶち込んで200万儲かった

総力で買いに行く

今年の大晦日には住宅ローンを繰り上げ償還して港区タワーマンションドンペリで祝杯だ

いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ

いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 

いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 

2010-12-24

東洋経済CSR企業総覧は、むしろ「回答拒否している主要企業名」を晒す方が重要

  東洋経済だったかが、「大手企業各社のCSR」を四季報風にして一覧出版出しているらしい

  (東洋経済CRS企業総覧、http://db.g-search.or.jp/market/QCSR.html)

  で、これは「東洋経済の取材に応じている会社」について掲載しているのだが

  全上場企業へ問合せしても、必ずしも全社が回答しているわけじゃない。

  で、仮に1,500社のうち1,000社が回答しているとして、その1,000社のランキング

  掲載されているのだが

  「バカ正直に回答し、結果下位に甘んじちゃった」企業

  「CSRなんか気にしないので、アンケート回答を拒否した故に非掲載な」企業では、

  前者の方が悪く見えてしまう。

  実際には、この手のアンケートを無視する企業というのはCSRを無視している企業が大半なので、

  「正直に回答した1,000社の中でランク下位の会社」より、CSRボロボロな事例が多い。

  が、どうしても1,000社ランキングがあると人々はそっちの方に目が行ってしまい、

  回答しない500社は忘れ去られる傾向にある。

  本当は、東証1部企業で、売上上位100社だか利益上位100社だか時価総額上位100社だか

  日経225採用銘柄各社だかを全社列挙して、

  「その中でCSR調査を回答拒否した企業」というのを列挙すべきだと思うのだが

  というのは、経常利益が1,000億円ある某社(日経225採用銘柄社)に勤めているのだが

  中にいるとCSRが「無きも同然」なのを感じる。

  しかし、東洋経済調査は「回答拒否」しているので、CSR調査には

  「上位にも載らないが、下位にも載らない」、

  なので「某社はCSRに不熱心」との非難も受けない。

 

  東洋経済CSR調査で「女性部長職比率」なんてのがあったのだが

  某社は「部長どころか、女性総合職自体がゼロで、今後も採用予定なし」という状態。

  しかし、CSRアンケも提出しなければ、そのような実態は表に出ない。

  「日経225採用企業は、CSRアンケ提出必須、非提出は企業名公開して恥晒し」

  とでもすれば、事業規模・利益規模だけ大きいがCSR無視な某社も

  「重い腰を上げざるを得ない」のだが

  女性取締役割合を義務付けるクォーター制度が義務付けられたら、某社はパニックだろうなあ。

2010-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20101020120510

仕事終わって帰ってきたら延びてるなー

元増田です。

こんなクソどうでもいい答えで納得するような質問すんなって話ですよ。

あの手の質問って、一般常識を見る質問だもの。

新卒最近やらされてるYES/NOで答える性格診断テストみたいなモンだよ。

あれほんとはストレス耐性見てるテストだけど

「誰かに常に見られている気がする」とか「100万円落ちていて誰にも見られていなかったらネコババしますか」という類のやつ。

普通はこっちだろうという方じゃないのにしたり、

「こんなテストに何の意味があるか判りません」とか欄外に書いちゃうヤツがたまにいるので、まあまあ続けてやってるけど。

クソどうでも良い答えすら準備できないクソ以下をはじく質問だから、あんなんで良いんだよ。

たまに熱意があるなーってのも判るからそこそこ楽しいし。

No1とか2とかいう話を聞いて「売上(利益でも収益率でも時価総額でもなんでもいいけど)を基準にしてんだな」とか

超短絡的思考をする面接官の考えるクソみたいな質問には辟易してるんですよ。

短絡思考の馬鹿が社内向けエクスキューズのしやすさを基準に考えたような茶番に。

学生じゃないですけど。

だって話が分かりにくいんだもの。

あの文脈でNo.1とか2とかって話を聞いて、

オンリーワンじゃなくて、ナンバーワンの話だなあって理解がそれほど曲解だとは思えないが。

で、会社規模でも売り上げでも何でもいいけど何を基準にしてるかわかんねーけどそのあたりじゃね、とあたりを付けただけ。

何基準でNo.1なの?学生じゃないなら致命的じゃねその話の分かりにくさ。

しかも書いてないで相手に伝わらなかったら相手のせいなのですかそうですか。

2010-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20101020010857

大人に成りきれていないか

魔法言葉ですねwww

これ言えば何でも許されると思ってますよね、マジで

もしくは「電通の寡占では広告未来はないと思い、特に地方に強い貴社から」とか言えないと。

他にも「美しさの先に笑顔を、というカネボウビジョン共感して」とか。

こんなクソどうでもいい答えで納得するような質問すんなって話ですよ。

地方に強い」とか意味不明だし。

売り上げだけが基準なら、なんでNo.2とか受けに来てるの?

誰がいつ「売上だけが基準」なんて言ったんですか。

No1とか2とかいう話を聞いて「売上(利益でも収益率でも時価総額でもなんでもいいけど)を基準にしてんだな」とか

超短絡的思考をする面接官の考えるクソみたいな質問には辟易してるんですよ。

短絡思考の馬鹿が社内向けエクスキューズのしやすさを基準に考えたような茶番に。

学生じゃないですけど。

2010-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20100916103433

はてな上場してないよ。(だよな?)

mixiみたいなグリーと一桁違う時価総額しかない会社グリーと並べてるのに違和感あったんで、つい時価増額と書いちゃっただけ。

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