はてなキーワード: 四大学連合とは
ちきりん(ID:Chikirin)は個人情報をほとんど出さないことで有名で、その正体はいまだ謎に包まれていますが、東京都内の国立大学法学部出身ということは、自ら明らかにしています。
しかし、東京都内に国立大学法学部は(ア)東京大学法学部と(イ)一橋大学法学部の2つしかありません。
そして、関西出身のちきりんが一橋に行くことは考えにくいので、一部では、東大(法学部)卒ではないか、という憶測が流れています(http://anond.hatelabo.jp/20111126194612、http://anond.hatelabo.jp/20111126194612など)
ちきりんは、医師の父に関心を持ってもらうために、「医療過誤の刑事責任」という卒論を書いたそうです(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110210)
法学部というのは、一般的に、卒業論文が必修ではありません。東大法学部も卒論は必修ではありません。
もちろん、東大法学部でも、自主的に卒論を書くことはできますが、わざわざそんな面倒なことをする人はほとんどいません。
さらに、ちきりんが表明する一橋大学への見方は、常にバカにしたものです。
(例1)東大京大は一流企業並の時価総額並の価値があるし、慶應にはブランドがあるが、東工大と一橋は大した値段はつかない(四大学連合の東工大がとばっちりを受けている)(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100318)
(例2)「国立大学の統廃合私案」として、一橋大は民営化するか、慶應に身売りするのも悪くないと提案(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090303)
(例3)一橋大学は知名度が低いから、東京にあることをわかりやすくするため“東京一橋大学"に改名しかねない(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080906)
しかし、普通東大出身者は、一橋大学を表立ってバカにしたりしません。
もちろん、東大出身者の中には、内心、東大以外の大学の出身者をバカにしている人が、結構な割合でいるのは事実ですが、ちきりんが「許される方向、許されない方向」(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120827)でいうように、「世の中には(もしくは私たちの深層意識には)、対象物のどちらが上でどちらが下かというヒエラルキー意識があり、下が上を馬鹿にするのは“許される”が、上が下を馬鹿にするのは“許されない”と考えている人が多い」ため、そのような言動はタブーになっているのです。
ちきりんのブログはリアル知人も読んでいるそうですが、日本の証券会社を経て、外資系の会社で働いていたちきりんの知人の中には当然一橋大出身者もいることでしょう。
そのような知人も見ているブログで、一橋大をバカにすることができるのは、一橋大出身者だけです。自虐は許されるのです。逆に、東大出身者が一橋をバカにすることは許されないことです。