はてなキーワード: 幼児とは
離婚をした記録をここに。
子どもはひとりでいいと思っていたけれど、ふたりいてもなんとか生活できる算段はあったので産むことに。
最初はまだよかった。
妊娠後期に差し掛かったあたりから、なにかあるたびに怒鳴られる、ドアや床や机を叩くことが増えてきた。
出産のために入院して夫と子どもだけになったとき、子どもを放置して夫が先に寝てリビング内をいたずらされた。
家事をろくにこなせず、義母に泣きついて宅配便で料理を送ってもらっていた。
夫が取った育休は、育児のためには使われなかった。
ああ、また失敗したな、と思った。
見る目がないとも思った。
キャリアだけは途絶えさせまいと続けていた小さな仕事も馬鹿にされ、子供の世話で手一杯で家事をできないと小言を言われ、経済的にも自由がない。
自分がずっと楽しみにしていた予定を夫に潰されたときにたくさん泣いて、好きなアーティストの曲を聞いてはっとした。
「自分で決めた答えはきっと正しい」
このままじゃだめだ。
夫、捨てよう。
でも何故か自信満々に「離婚をするなら子どもふたりは引き取る」と言われたので、それは丁重にお断りした。
「じゃあ下の子は俺が引き取る」
「どうぞどうぞ」
その時点で下の子は1歳。これからどんどん活発化するし、イヤイヤ期だってある。子どもがもれなく付帯してくる状況で出掛けられないことも多い。
それを今まで何度言っても伝わらなかったけど、自分が当事者になって初めて分かったのか、離婚を切り出してから1週間で甘え始めた。
「子ども連れで病院なんて行けない、ヘアカットも行けない、どうすればいいんだ」
彼が今までそうしてきたように、全部「自分で考えて」で突っぱねた。
「上から目線で言うけど、お前が離婚を取り下げるなら俺が我慢して生活してやってもいい」とも言われたので、これも丁重にお断りをした。
私は下の子をとても可愛がっていた。
それはただ幼児として可愛いからであって、自分の子どもだから無条件に可愛いというわけではなく、どちらかと言えば育てにくい子だった。
上の子を育てていた経験から「つらいことはいつかは終わる」と分かっていても、誰の支援も得られない状況かつ家に引きこもりがちな生活は精神的負担が大きかった。
子育てセンターも人数制限があって行けない。公園で遊べるような年代じゃない。
その気質的・世間的な育てにくさのなかで自分を鼓舞しながら育児するためには、幼児として可愛いポイントを見つけ出すしかなかった。
それを彼がどう考えていたのかは知らないが、下の子を夫が引き取ると話せば私を引き止められると思っていたんだろう。
非情なことを言えば、子ふたりよりも子ひとり育てるほうが気が楽だ。税金面でも子ふたりだから優遇されることはない。
「親ふたりに子ふたり」で悲鳴を上げているのに、「親ひとりに子ふたり」なんてもっと大変になるのは目に見えている。
だから、夫から下の子を引き取る話が出たのは、自分にとって大変都合がよかった。
離婚をすると決まってから私は下の子と距離を置いて、寝かしつけもごはんも少しずつ役割を手放した。
「今までぐうたらしていたのにすぐ就業できるわけがない」と言われたが、フルタイムでの就業をあっさり決めた。
「血縁がいないのに家が契約できるわけがない」とも言われたが、不動産会社と大家に事情を伝えて家も第一希望で通った。
今日は土曜日。子どもは自分の部屋でぬいぐるみを寝かしつけながら保育士さんごっこをしている。
私は途絶えさせなかったキャリアを活かして昇給も果たし、貯金しながら生活できる余裕が出てきた。
上の子は以前よりも笑うようになったし、精神的不安からくる試し行動のようなものがぱったりとなくなった。
https://financial-field.com/living/entry-147826
「歯科検診が実施されている幼児や高校生までの学生に対しての結果として、乳歯のむし歯の減少や軽症化、20歳頃までの永久歯の1人平均むし歯数の減少傾向などがあります。」
とか書かれているけれど、違えだろと。
子供の虫歯が減った本当の原因は、虫歯は感染症であり乳幼児期に親などの家族から移しさえしなければその後はどんなに歯磨きを怠ろうともけして虫歯にはならないという知識が国民に知れ渡り
親が子供へのキスや食器の共用を避けて虫歯菌を感染させない努力をするようになったからだよ
歯医者や歯科衛生士は自分達の食い扶持を守るためにこの有用な情報を国民に広めようとはせず、上記の有用な知識はネットによって広まった
子供の虫歯の減少に歯科検診は無関係。寧ろ歯科検診によって本来ならば放置したら自然に治る可能性のある初期虫歯を見つけて無理に削って二次カリエスの危険を高めているとすらいえる。
そして大人の虫歯においてすら、歯科検診の無償化なんて何の意味もないんだよねえ
大人の虫歯や歯周病の予防のためには自宅での歯磨きだけでは足りず、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせず
もう虫歯になってしまった大人に対して必要なのはインプラントや歯列矯正の保険適用や再生医療の実現であって、歯科検診「だけ」無償化されたところで何の意味もないどころか有害だと思う
物の本質について
www.amazon.co.jp/dp/4003360516
昔の人ってどう考えても賢いと思う。今の知識人と比べても知性のレベルが高い。
上の本は、ニコニコ動画の奇書紹介で取り上げられてたから読んでみたけど、驚愕したわ。
原子の存在を、当時の学問水準で完全に予見してしまっている。ほかにも、万物の総量は常に変化しないとか、物には意思は宿らないとか、音や匂いや色は目に見える物質と比べて丸くて軽いから早く飛ぶんだとか、なんかもう色々と驚きだった。
※我々は物質から常に飛び出ている原子を観ているとか、太陽や月が地上からの見た目とほぼ同じ大きさだと主張していたり、ツッコミどころもあるにはある。
で、そういう生活に密着した科学や、人間とは世界とは何かを考える哲学も当然そうなんだけど、ここでは恋愛や結婚のシステムを語ってみたい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20210918-00258826
先日このヤフーの記事を読んだ。「なるほどなるほどー!」となった。要約すると、大昔から自発的に恋愛できる男は全体の3割しかおらず、残りの7割は自分から女に声をかけにくいというものだ。
何百年以上前の昔の人って、どう考えてもわかってたよな。恋愛強者3割理論を。だから、お見合いというシステムを作って、特に村落なんかでは性的な繋がりについて、子どもや若者がフツーに生きてるだけでも学べる(若者の中の年長組が年少組に指南する。江戸時代の若者組)仕組みを作ったんだよな。
で、ヘテロの人もアセクシャルの人も同性愛者の人も関係なく皆結婚して、子どもを産みまくって、農業従事者を増やしていった。これが自由恋愛だったら、7割の人は自発的に恋愛しないので農業生産力は衰えてしまう。
今よりずっと厳しい時代だったから、ここまでの知恵や工夫がないと生き残れないわけだ。お見合いって、少年時代の自分は「ダサー!!!」としか思ってなかったけど、普通にいいじゃん、これ。復活させた方がいいって。
何なら、日本政府がマッチングアプリとかやったらどうだ。参考例として『恋と嘘』みたいな感じでさ。政府しか持ってない情報によって効率的なマッチングを図るのだ。
というか、結婚とか子どもの数がその時代の社会的経済的な情勢によって決まるのだとしたら、少子化を止めるのは不可能だってすぐにわかるじゃん。
今の時代は豊かだ。子どもを産む意義は薄い。特に情報革命が起きてからは、狩猟や農業や建築や土木仕事みたいな人月による労働積算という考え方は嘘みたいに軽くなってるし、はてなブログの人気記事を読んだ限りでは、優秀エンジニア1人≧普通エンジニア100人みたいな感じがする。
今のは残酷な話だが、いい点もある。とある才ある人間が超努力した場合、文字通りの100人力以上になってしまえるということだ。そんな人達によって、これからの社会はますます豊かになっていくだろう。それで、ますます子どもがいらなくなる。
子どもができたらがお金かかるし、子育ては面倒だし、何より遊べないだろう。こないだだって、子どもを置いて遊びに出かけて幼児を殺した夫婦が逮捕されてた。無理に子どもを作らせたって、ああいうケースが増えるんだよ。
少子化を防ごうとしたら、時代を逆行するしかない。例として、大昔だったら生まれた子どもを間引きしたり、頭が残念な子を村の奴隷にしたり、娘を売春宿に売る権利が親にはあったわけだろう。現代でもそれに似た仕組みを作れば、安心して子どもを産むことができる。はずれを引いても捨てればいいんだから。
人類は進歩しすぎた感がある。例えば100年後、世界経済の成長が頭打ちになって、フェルミ漫画大学が超積極的に進めるところのインデックス投資が通用しない時代がやってきたとしよう。子どもが生まれなくなって追い詰められた世界は、どんな対応をするのだろう。人権意識が今よりずっと進歩した時代だとは思う。だとしたら、近世以前のような結婚や出産の強制はできまい。
やれることといえば、人工人間しかないんじゃないのか。その世界ではきっと、科学の進歩によって男性は今よりもたくさん自慰行為をしているのだろう。もちろん女性も。
ベッドやソファの上で何かを観たり読んだりしてるのかもしれないし、電脳空間でセックスしてるのかもしれない。もしくは、風俗店の価格が安上がりになっているとか(機械娼婦。マジェスティックドールとか呼ばれてそう)。
時代は違えど男性は射精したいと考えているはずだ。ということは、精子は取れる。あとは子宮や卵子さえ揃えることができれば……今から100年後なら、まあ余裕だろうと信じたい。
身も蓋もないけど、今の社会制度のまま出生率を改善させようと思ったら貧乏になるしかない。日本国内だったら沖縄とか、外国だったら東南アジアの貧しい国とか、アフリカ大陸の国々とか出生率高いじゃん。ひとえにいって、貧乏だからだ。子どもが経済生産力としてカウントされて、産むだけの投資的価値が増える。娯楽がなくてセックスの地位が上がってるとか、倫理観が薄くて強姦するのも犯られるのにも抵抗が薄いとか、理由はほかにもありそうだが。
脱線したけど、やっぱり昔の人って賢いよ。今よりもベリーハードな時代を数万年以上も生き残ってきたんだから。素直に尊敬しかない。ありていな結論ですまんな。
そんなもん慣れだろ。
なんでもそうなのだと思うけれど
物(プラスチックの蓋だったり、紙コップだったり、あるいはもっと複雑な機械、電動歯ブラシとか、電気シェーバーとか、ヘアードライヤーとか、掃除機とか、スマートフォンとか、PC、とか車とかバイクとか自転車とか)というものは意外と人間に最適化されていない、もしくは初めてその物を触る人が直感的にその物の操作方法を理解出来るように実は出来ていない。
しかし、人間は脳を物(道具)に合わせる形で最適化する術を心得ている。
物(道具)といったが、実際には自分自身の手や足や口や首や頭、身体っていうものも最初から自由に動かせるものではない。
赤ちゃんや幼児は長い時間をかけて自分自身の体を動かす方法を学び、その体系的な身体操作方法を応用して道具というもののコントロールもする。
習熟すれば野球選手がバッドを、テニスプレイヤーがラケットを、サイクリストが自転車を、自分の手脚のように感じて操作できるというのも脳がそのように出来ているからだ。
だから、習熟すればスターバックスのコーヒーも最適化された飲み方が出来るはずだ。
そもそも脳のような高度で柔軟性のある機能が備わった器官が標準装備されているのにたかだかプラスチックの蓋ごときに音を上げるとは……。
そういうとこだぞ。
俺は通りすがりの別の増田なんだけど(とわざわざエクスキューズをつけてやっても「元増田顔真っ赤www」みたいなクソレベルの低い煽りがつきそうで今からげんなり)
なのがもうブクマカがクソバカアホの集団なことの証明だよな。「ブクマカが」が嫌なら「人類が」に主語を拡大しても別によいんですけど
こういうふうに含意という名の妄想を自分勝手好きなようにくっつけて勝手に怒ったり喜んだりするから世界から戦争が亡くならないんだよなあ
「男オタクとは違って」の含意と同様に「男オタクはもちろんのこと」という含意を読み取ろうとすれば読み取れる(=含意を読み取ろうとする意味がない)ことに気づいてほしい
感想として「男オタクもそうじゃね?」と思うのはまあ自由だが、反論になると思って言っているとしたら完全なる大間違いなので自分の人生を振り返ったほうが良い
男オタクの話がしたければ別のエントリを立ち上げてすればよろしい
ちゃんと考えていくと魅力的な男性悪役と比べて魅力的な女性悪役が少なそうなデータは出てきそうではあるし、それは別に男オタクが偉いというわけでもなんでもなく、可愛らしさ、幼児性に魅力を感じる男オタクが多いので悪役と両立しづらいみたいな男オタクに都合の悪そうな結論が出そうではあるし、それを持って男オタクを攻撃したいならそうすれば良い
ただそこまでやっても元増田の話とは厳然として別の話題であって、絶対に反論にはなり得ない
こういう話をすると決まって「別に議論しに来てないし、感想言ってるだけだし」みたいな小学生と見紛うような言い訳をしだす輩がいるが、だったら二度と議論にいっちょ噛みしないで便所の壁に落書きしててくれ。当然強制はできないがまあこれは俺の感想なので
まぁいい
0歳時を預かるには幼児3人に対して1人のスタッフを配置する義務がある。
保育士、月給換算で40万円なら税金と社会保障費で15万円は引かれるので手取りは25万円。
(年金やらの労使折半分も含む、ともかくフルタイムで人一人を雇うと50万円はかかるのだが、まぁその議論は別として)
ともかく、40万円を三で割ると13万円ちょい
人件費含めほぼすべて税金から出てる、親の払う保育料など雀の涙にもならない、補助金事業なのだ。
1歳から7人/1人だが、それでも保育料だけでは採算取れないのはアホでも計算できる。
そこに子供預けて月10万円のパート、そして納める税金は数万円
意味有ると思うか?
国家予算はじゃぶじゃぶ湧いてくるものではない、コスパ悪りぃんだよボケ
国の言い分としては「そんな余裕ないなら子供なんて作るな」
正確にはゲームというより、ピカチュウが出てくる万歩計といった方が良いかもしれない。
万歩計の歩数に応じて、画面の中のピカチュウがさまざまな動きをする。
たまごっちと万歩計とピカチュウを足して3で割ったようなかんじだ。1998年に発売された。
https://www.nintendo.co.jp/n09/pokepika/index.html
いまは東京のビル街で日々精神をすり減らす企業戦士となった私だが、1998年は幼稚園に通っていた。たしか年中だった。
おにいちゃん、おねえちゃんのいる子たちが幼稚園に持ち込んできたのが「ポケットモンスター」というゲーム(アニメ)だった。
それまではミッキー、くまのプーさん、ハローキティくらいのキャラクターに囲まれて生きてきた幼児たちにとっては刺激的な世界観だった。
当時は周りでゲーム(ポケモン 赤/緑)をやっている子は珍しく、アニメを見ては翌日感想を言い合ったり、出てきた新しいポケモンの真似をしたり、サトシ・カスミ・タケシごっこをして園庭を走り回って遊んでいた。
ーーーでもやっぱりゲームが欲しい。
残念ながら、4歳児が「ゲームボーイ買って!欲しい!」と言っても大体は親から一蹴される。
ある日、発売されたのがポケットピカチュウだった。
当時大流行していたたまごっちのスピリットを受け継ぎキャラクター(ピカチュウ)を育てられる(かつ、万歩計という健康的な側面ももつ)。
価格も2500円。ゲームボーイ+ソフトを購入するより断然安い。
流行らないはずがない。
スイミングスクールに行くバスの中で一番の仲良しだった子が宝物を見せるように、小さな手に包まれたそれを見せてくれた。
「えーいいな。ずるい」
あっというまにポケットピカチュウ所持人口が増え、街中の幼児が歩くたびカチカチ万歩計の針が進む音がするようになった。
ーーーー私はまだ買ってもらえない。
ポケットピカチュウをスイミングスクールのバスの子どもたちの半分くらいが持つようになった頃、事件が起こった。
ポケットピカチュウカラー 金・銀といっしょ!が発売されたのである。
https://www.nintendo.co.jp/n09/pika_kg/index.html
ざっくり説明すると画面がカラーになったことに加え、なんと赤外線通信機能がついた。
スイミングスクールに行くバスの中で持っていない子は私一人になった。
私は母に相談した。
「ポケットピカチュウがほしい。みんなもってる。つうしんこうかんしてる」
「みんなが持っているからっていう理由で欲しいのはダメ」 (ーーー今に通じる母の精神だ)
「外の景色を見てたらすぐ着くでしょ」
想定通り蹴られた。
「サンタさんに頼んだらもらえるかもね」
手紙を書くために、一生懸命ひらがなとカタカナを書く練習をした。
クリスマスを、楽しみに、楽しみに、待った。
「サンタさんにポケットピカチュウたのんだから、もうすぐわたしもつうしんできるから!」
「たのしみだね」
「うん」
朝起きてクリスマスツリーの下に駆け寄ると、小さな包みを見つけた。
これで、やっとみんなと遊べる。
ポケットピカチュウが発売されたのが1998年の3月で、ポケットピカチュウカラー 金・銀といっしょ!が発売されたのが1999年の11月だからざっくり1年半は待っている。
5年ちょっとの人生のうち1/3はポケットピカチュウを待ち焦がれて生きていた。
はやる気持ちを抑えて丁寧に包みを開ける。
出てきたのはーーーーーー
ピンクだった。
https://www.nintendo.co.jp/n09/pokekitty/index.html
でも、包みを開けた時の「あっ・・・」という気持ちは何十年経っても忘れられない。
「ピカチュウ」といかいう、一過性のキャラクターより、何十年も生きている「ハローキティ」の方が飽きずに使えるんじゃないか。
キャラクター同士が戦闘をするようなアニメ・ゲームは教育に良くないし、どうせすぐ流行も終わるだろう。だったら女の子らしくキティを持たせた方がいい。
私は2000年に小学生になったので、幼稚園のメンバーとスイミングスクールにバスで通っていたのは3ヶ月ほどか。
みんながポケットピカチュウで通信交換を楽しむ中、私は一人ポケットハローキティでキティを育成していた。当然、ポケットピカチュウとポケットハローキティでは通信はできない。
親は「みんなと同じカチカチ(万歩計)がもらえて良かったね。欲しかったもんね」と言う。
私は「うん、とってもうれしい」と嘘をつく。たぶん、親に嘘を初めてついた。
現実はそんなに甘くないんだなあと言うことを知った5歳の冬だった。
いま思うと、なぜポケットピカチュウが欲しいのか、の説明が不足していたのかな、なんて思ったりもする。
もっと説得力を持って論理的に話せていたらよかったのだろうか。
ーーーー上司からよく言われる「お前は説明が足りない」というのは、幼児期から私のダメなところだったのだろうか。
このお盆に実家を整理していたとき、たまたまポケットハローキティが出てきた。
親は今でも、子供のころ待ちに待って買ってもらって大事に遊んだおもちゃだと思って大切にしている。
ポケットピカチュウを手に入れていたら、今の私は何か違ったんだろうか。
*****
追記:
1人目は、間違いなく今の私だ。
20年以上前の幼少期の記憶を引き摺り、今の自分がうまく行っていないことのこじつけにしている。こじらせも良いところだ。もうすぐ30代なのに。
2人目は、当時の親(サンタさん)だ。
私はポケットハローキティがほしいとは一言も頼んでいない(むしろ包みを開けるまでポケットハローキティの存在を知らなかった)。お手紙の中にはポケットピカチュウ(カラー版)とピカチュウの絵を添えていた。
公園を飛び回っている子どもを観察すれば、カチカチ振り回しているモノがグレー(もしくは旧版であれば黄色)であることは一目瞭然だ。
あるいは、公園の片隅でママ友とお喋りしているときに「うちの子ポケットピカチュウなんかを欲しがるのよねえ」と呟けば、ピカチュウがどれだけ大流行していて、幼児の心を掴んでいたか周りのママ友から聞けたはずだ。
そういえば、我が家はポケモンのアニメはポケモン同士が戦い合うという暴力的であるため、赤ちゃん(4歳下の妹)には見せられないと言って禁止されていた。
アニメもダメなのでグッズも当然ダメといえばダメだったのかもしれない。
3人目は、当時の私だ。
包み紙を開けた時に泣き叫べは良かったのだ。「これじゃない!」と言えば良かったのだ。
親は自分の判断が正解だったと思っていたと思う。ピカチュウがハローキティになろうが大した問題ではない(むしろ大成功だ)と思ったはずだ。
私は自分の気持ちを押し殺してしまった。いい子であろうとしてしまった。
これは30歳を手前にした今もずっと同じだ。親に言われたら「そうかもなあ」と思ってしまう。
小金持ちは贅沢しているわけではなく現状維持しているだけだという話だ。
わーい。
初任給は24万とかで税金を引かれると18万とかだった記憶だが、
ずいぶん上がったものだ。
生活レベルもさぞかし上がって、自家用車でも持ってて毎日おいしいものを食べているんだろうな、
しかし、実際のところ食生活は変わってないし車も持っていない。
じゃあ何にお金を使っているんだ?
https://www.musashi-corporation.com/wealthhack/annual-income-net-income
このページによると1000万円の年収の人の手取りは731万らしい。
731/12=60なので月60万円だ。
ちなみに800万円だと595万円らしい。給料が200万増えても使えるお金は136万しか増えないのだ。
10年ぐらい前のことを思い出した。当時の部長が年末調整のためにコピー機に忘れていった住宅ローンの証明書を見つけた。
5500万ぐらいだった。大企業の部長が買える家って5000万円ぐらいなのねという現実を見た気がした。
私も去年家を買った。
なんて言われるがまあ土地の価格なんて多分下がるのでほとんど運ゲーではある。
築30年の5000万ぐらいの家だ。
もう少し駅近に3980万円の新築も売られていたがそちらは嫁の許可が下りなかった。
子供の学区が変わるとめんどくさいし幼稚園も遠くなると新しく探さないといけない。
ローンは毎月15万ちょい。ここに固定資産税も入ってくる。
合わせて17万というところだ。リフォーム代などは含めずに行こう。
フローリングとキッチンと電気周りで300万くらいかかったからきっと積み立ては必要だが。
さて、43万が手元に残った。
猫は3割が腎臓病になるとか言われている。
うちの猫もご多分に漏れず、入院したりして今は在宅で点滴している。
大変そうに聞こえるがなれると点滴して欲しくて自分からやってくるし、そのまま2年生きている。
この猫の病院代に2万ぐらい毎月かかっている。
そういう話をすると保険に入ればよかったのにという人もいるが、それは結果論だ。
猫の保険は月に2~4000円かかるうえに生涯補償でもなかったりする。
野生と比べれば十分生きた。
でもここでも現状維持だ。
猫が生きるのをあきらめるまでは見届ける。
41万が手元に残った。
(本当は死んでしまっても致し方なしと思って近所に新しくできたおしゃれな安い獣医に変えた)
私は大体発見される。そうすると削られて詰め物をされるが、
昔は特に疑問を持たずに銀歯だった。
でも今は銀歯になった自分の口を見るのは嫌だ。
歯は二度と生えてこない。明らかな老化の象徴だ。
目を背けたい。ここでも現状維持だ。
白ければ老化から目を背けられる。詰め物には5万のジルコニアを選んでしまう。
ところで、息子の歯を見てみる。歯並びが悪い。
虫歯にもなりにくく見た目もよい。
う、本当に必要なのか?
今は情報収集に徹した方がよさそうだ。
ちなみに私は歯以外にもいくつか病院に行くので、
月に5000円ぐらいはかかっている気がする。
40万円が手元に残った。
私は家計に月19万振り込んでいる。
嫁の小遣い含む。
小遣い制になると怖いので自分が振り込むようにしている。
16万が手元に残った。
そんなわけで積み立てニーサに3万いれている。
正直減っているのか増えているのかよくわからない。
たまに来る紙によると増えているようだが。
マネフォで見ると直近減ってる。
ちょっと減ったからと言ってすぐ下すものでもないらしいので現状維持だ。
13万が手元に残った。
今は週3日、月で14日ぐらい出社している。
体力に余裕があったら松屋まで行けばうまくて安いご飯を食べられる。
松屋は最近はまっていて、季節ものに手を出すが大体そんなにうまくない。
平均すると1食900円ぐらいだ。
25200円。たまに飲み会もして5000円ぐらい使うとする。
手元に10万円が残った。
ゲームは無課金、たまに子供と遊びに行くと数千円使うぐらいだ。
これは貯金に回せる。
最近はまっているのは近所にある業務スーパーの食材でピザパしたりタコパしたりすることだ。
安くてうまい。
そう聞くと余裕ありそうに見えると思うが、ボーナスもあるので月で見ると貯金はやや減っていく。
年二回回復するが毒の沼地をたまにホイミしながら歩いているような気分だ。
なぜ上がるかというと贅沢するからではなく、現状維持しようとするからだ。
現状維持さえしなければ、戸塚区のアパートで6万で3LDKみたいなのを借りて家族で住めばいい。
歯も猫もあきらめればいい。
以上ポエムでした。
漫画を読むというアプローチによってその目的を達成する場合、より低年齢向けの漫画を読むよりその逆の方が都合がいい。
というのもコロコロにしてもてれびくんにしても中高生になっても読んでるやつは読んでる。
それは昨今の絵本ブームを考えてもわかる。大人の幼児返りというか、高い方から低い方へというのは実は珍しくもない。
中高生が中高年向け以上の漫画を読んでる方がよほど珍しいことは感覚的にわかるだろう。
そういうより珍しいことをしている存在になって、アイデンティティに関する欲求を満たしたということだった。
なのでより稀少性のある存在になるために、世界一対象年齢が高い漫画作品を知りたくなったというわけだ。
それはただ読むのではなくて、楽しんで読むということも条件だ。ただ読むだけなら試験のためとか迫られるものがあったらどんな退屈な本でも読めるものだろう。
高年齢向けの本を楽しんで読める青少年、というのが珍しい存在なわけだ。脳波は嘘をつけないから、真に楽しまなければならない。
まあそんな他人と違う存在になりたいなんて奴増田じゃ嫌われる人種だろうから、そういう気持ちは諦める。
あくまでただ単に、もしもそういったアプローチで稀少な存在目指すならば、それはなんて漫画だろうかということを好奇心から知りたいだけ、ということにしてくれればいい。教えてほしい。