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話すのが苦手すぎて死にたくなっちゃうな〜あっ(いないいないばあっ!)
毎朝息子とおかあさんといっしょを見ている。
この冬生まれたばかりの息子は最近テレビを見ることを覚えて、いないいないばあっ!のOPが始まると画面を見てきゃっきゃと笑うようになった。
おかあさんといっしょも大好きで、ブンバボンの曲がかかるとまだ一人で座れないのに手をあげて喜ぶ。
8時になるとおかあさんといっしょ→いないいないばぁっ!は毎日の習慣になった。
それで毎朝じっくりおかあさんといっしょを見てるんだけど、昔と違ってスリムになったなぁとか思いながら見ている。
それで抱っこしながら毎日流れてる歌を一緒に歌ってあげたら、息子が何だかすごく喜ぶ。手を上にあげて、きゃっきゃ笑ってる。
あ、これヤバイ奴だと思った。おかあさんといっしょがやばいというか、息子がヤバイ。泣かせにかかってる。
何で泣くのかなんとなくわかるけど、うまく言葉にできない。ただこの子の親になれてよかったなあという感じ。
「ほめられちゃった」の涙腺破壊力はヤバイ。歌詞だけ見ると何でもないのに歌とアニメーションがついたらヤバイ。
親泣かせにかかってるだろとか思う。
それから「がんばれがんば!」もヤバい。最後にわんわんが「ママさんガンバ!」とか言うの反則でしょ。
このゴールデンウィークに、掲題の件で渋谷のNHKホールに行ってきた。
おかいつのファミコンといえば何のことだかわからない人が大半だと思うが、小さい子供を持つ親なら相当な確率で通じるのではないか。おかあさんといっしょファミリーコンサート。
だいすけ、たくみ、よしお、パントの4人組(前二人が歌のお兄さんお姉さんで、後ろ二人が体操担当)が1時間超に渡り歌い踊るこのステージは、電話回線を何本も使い分けても抽選を通るのが難しいといわれるプラチナチケットである。
今回我々は初めての応募ながら、自分と妻の携帯電話、お互いの実家の固定電話の4回線を使ってなんとかゲットすることが出来た。ちなみに自分の家は固定電話回線を引いていない。
当たったのは2階席の一番後ろから3列目あたりという末席。
これは抽選で第一希望が外れて敗者復活的な感じで後ろの席が当たったという事情のためだ。かくも厳しきチケット争奪戦。
ちなみに親の分だけでなく1歳以上の子供の分もチケットが必要で、例えば夫婦2人と子1人の参加では3席チケットが必要なのだが、我々の隣には2席に母子2組が座っていた。
入口でチェックとかあるんじゃないかと思うがどうやって潜り抜けたかは謎だ。
母子で1席となると、子供を親の膝の上に乗せるか、前の席との間に立たせていなければならないわけだが、さすがに子供もだるくなるのか途中で泣いていた。
それを親が叱っていて結構ひどい有様だった。
いつもテレビで見ているお兄さんお姉さん(だいすけ、たくみのコンビ)が、いつもの歌を生で歌ってくれるとなれば子供も俄然テンションが上がる。
よしお(体操のお兄さん)がさすがの身体能力でバック転、前宙返りなどを披露してくれると親としても「これを見に来たんだよ」とご満悦だ。
ファミコンは通常のおかいつとは別に土曜日に放映されるので、よしおの宙返りはテレビでは見慣れているけれど、生の迫力はやはり違うものだ。
パントも……パントの正式名はりさお姉さんだが(パントマイムのコーナー・パントを担当しているのでうちの子供はパントと呼んでいる)、彼女も実際に見ると動きのキレがよりよく見える。
冒頭の演者が客席の間の通路を通って出てくる演出で、パントが鹿のように通路を駆け抜けていくのを見て、その速さに驚いた。
この4人も、もう何年もやっていて、そろそろ卒業ではないかといわれている。
特に体操のよしおは前代の歌のお兄さん・お姉さんの頃からやっているので相当な古株だ。髪の毛も寂しくなってきた(もはやお兄さんではない)。
この4月の改編では、いないいないばあっ!のゆうなちゃん(ゆうなちゃんについては語ると長い。「ベスト・オブ・子役」と呼びたい。もうだいぶ大きいが)をはじめとして、みいつけた!、キッチン戦隊クックルン等でメンバーチェンジがあったので、おかいつの4人は卒業を延期されたというのがもっぱらの噂だが、そうなると来年の4月の卒業は避けられないとも言える。
この4人のステージを見られるのも今年だけだ。
10月のNHKホールがおそらく関東圏の人が見られる最後のファミコンになると思うが、きっと今回以上に厳しい抽選になるのではないか。