はてなキーワード: 蕎麦とは
昔からルーズでヘラヘラしてたけど、愛されキャラって言うの?叱られつつも気に入られる魅力的な奴だった。
大学で会って、研究室も隣で、毎晩のように学食で蕎麦すすっては肩組んで俺の部屋に帰り雑魚寝する大の仲良しだった。
就職してからはお互い会うことも随分減ったけど、年に5回程度、安居酒屋で呑んでは〆の蕎麦屋に繰り出し、やっぱり肩組んで俺の家に縺れ込んでは呆れた妻に2人一緒に締め出される仲だった。
4、5年前に、デートをすっぽかし過ぎて彼女に振られた〜つって泣くから、俺の妹の友人って子を紹介した。どうせ彼女の二の舞さだとか笑ってたのに、ハイスペ美人で超真面目なその子と、ゆるゆるルーズで適当なそいつは妙にウマがあったらしく、紹介した一年後には結婚までしやがった。ご祝賀に幾ら払ったと思ってんだこの野郎。
お互い結婚してから、俺も子宝に恵まれて、こりゃあ前みたいに呑みには行けねえななんて笑ってはいたけど、やっぱり半年に一回程度はおんなじように飲んで、おんなじように蕎麦啜って、俺ん家に帰宅しては、娘に足でつつかれてた。
ちょうどそのぐらいの頃だったか、変な咳するようになってて、心配だからテメェ病院行けよとかいうんだけども「うんうん」頷くものの次会った時に聞くと行ってないってのの繰り返しで
奥さんも痺れを切らして無理矢理病院に連行したときには、結構進行してた。
とは言っても、ガンなんて最早死ぬ病気ではないから、通院して抗がん剤治療、仕事も暫く休職して、目処が立ったら復帰ってことに決まって、まあまあ良かっためでたしめでたしって予定だったのに
あいつ、病院にちゃんと行ってなかったんだと。医者も困り果ててて、治るものも治りませんからね!とかちょっとばかしキレてたらしい。俺はそいつの奥さんに呼ばれて説教しに会いに行ったのに、病室で痩せ細って、ガン独特の匂いのするあいつに会って落ち込んじゃった。
ADHDってのも考慮して、もう入院。手術します。治るまで退院させません。とか取り決めて、じゃあ頑張れよ、とあいつには言って、偶々あったそいつの主治医に謝って、奥さんにも「とんでもねえやつ紹介しちゃんてすみませんね」と誤って「ほんとに💢」と横腹に軽いパンチ食らって帰ってきて、心配で堪らなくて寝れなかった。
うちの妻に「死んじゃったらどーしよう」とか柄にもなく泣きついて、妻はやっぱり呆れて「○ちゃんの方が可愛そうだべさ」と憤慨していた。
それからね、早いもんだな。
すぐ逝っちゃった。ちゃんと抗がん剤治療受ければ治るって言われてたのにな。
なーんで、ちゃんと出来ないんだか。いっつもあいつを叱ってたんだよ。レポートの締め切り明日だけどやったか?今日の宿題持ってきた?卒論書いてる?就活してる?つって。せっついてせっついて漸く人並みに持ち上げてやってたの。
頭いいやつだったよ。結局勉強しなかったわ〜とかヘラヘラしてやってきて、余裕の最高得点。就職するって言い出した時も、先生達が慌てて「君は博士課程に行くべきだ」と説得しに来たぐらい。
誰にでも好かれてて、気前が良くて、裏表もなく正直で、自分にも甘い分他人にも甘い。だから一緒にいて疲れなかった。あのぐらいの年頃だと、みんなギラついちゃってて、何人とヤッたとか、いくら稼いだとか、社名を出せば余裕wなんつってエリートの俺様やってた中で、ほんわかヘラヘラしてるあいつは癒しだった。
ちゃんと面倒見てれば良かった。毎日LINEで病院行ったか聞いて、既読がつかなきゃ電話して、電話にできなきゃ家まで凸して首根っこ掴んで連れて行きゃよかった。自分の面倒は自分で、とかいうけどさ、それが出来ねえ奴もいるんだよな。自分の面倒も見切れない奴は死ねだとか、そんなこと俺には言えねえよ。自業自得なのは俺だ。奴が死んで悲しいのは俺だった。
愛されて、せっつかれて、叱られて心配されながら先に逝けて羨ましいよ。最後までずるい奴だった。
俺が後悔してる以上に、奥さんが後悔してんだよ。テメェはまた無責任にお腹に子供残して死ぬんだから。世話ねえよホント。
葬式で声もかけられなかった。ずっと泣いてたし、ごめんねごめんねって謝っててさ。謝るのはあいつの方だよな。自己管理もできない甘ちゃんが悪いのにな。どうしようもない奴紹介しやがってって妹にはどつかれた。
死んでもう二年経つけど、未だに蕎麦食えねんだよ。死んだのは冬だったけどさ、夏になると蕎麦食えねえせいで思い出すの。マジでくだらねえよ。ほんと、どうしようもない奴だった。
でも、惜しい奴を亡くした。
悔しい。
テメェのせいで今年も最悪の夏だ。
単刀直入失礼します。くっそ楽しくないですか!?ビジネスホテルに泊まんの!もう想像しただけでオラわくわくすっぞ!
出張とは縁のない仕事してるので、趣味で休みの日ビジネスホテルに泊まってる。
行き慣れたビジネスホテルに行くのだって開放感あってワクワクするし、
安いビジネスホテル探して行ったことのない街を探索するのだって楽しいし、
シャワー浴びて汗流して身体洗って身体拭いてそのまま全裸でベッドに潜り込んで爆睡したり、
ベッドの上でケンタッキー食いながら映画観たり(グリーンブックはケンタッキーがとても捗ったぜ!)、
家にいると出来そうであんまりやりたくないことが堂々とできるこの開放感が心地よすぎて幸せなんだよなぁ!
ドーミーインでみんな館内着を着て皆夜鳴き蕎麦啜ってるのとか妙な一体感あって楽しいし、朝のバイキングとかワクワクしすぎて日頃そこまで気にしてない癖に健康意識して色んなもの食べたりとかするの楽しいし、インターホンもなることないから携帯の電源落とせば外部との情報完全に遮断できるし、お湯出しっぱで長風呂し放題だし、1万円せずにこんな幸せになれるなんて、俺は結構幸せな人間なんだなぁ!?って思えて世界の平和を祈り出すぐらいハイになっちまうんだよなぁ!?
>経験あるだろ?観光地に行ったらいい感じの飯屋が無くて、古ぼけた社員食堂みたいなところで、どこにでもあるような蕎麦とか、カレーとかを1000円出して食べざるを得ない状況。
>俺はそういうのが大嫌い。
そういうのばっかり残ると思うよ?
そういう運営コストがかかってない店の方が不況時の耐性が高くてめったに潰れなさそう。
観光地に行ったらいい感じの飯屋が無くて、古ぼけた社員食堂みたいなところで、どこにでもあるような蕎麦とか、カレーとかを1000円出して食べざるを得ない状況。
経験あるだろ?観光地に行ったらいい感じの飯屋が無くて、古ぼけた社員食堂みたいなところで、どこにでもあるような蕎麦とか、カレーとかを1000円出して食べざるを得ない状況。
世界が真の意味でコロナ禍を乗り越えた後、それが何年後か分からないが、また観光の需要は湧き上がってくるはず。
そのときには新しいプレーヤーが現れて、新しい観光産業の生態系が生まれるよな。
いま頑張っている人達には申し訳ないが、それもやむを得ないと思ってる。
思うに、いま観光で食ってる人たちって、ある意味既得権で有利に立ってる状態。
観光資源は土地にあって、そこの土地を古くから所有してるから勝ってるだけって感じ。
経験あるだろ?観光地に行ったらいい感じの飯屋が無くて、古ぼけた社員食堂みたいなところで、どこにでもあるような蕎麦とか、カレーとかを1000円出して食べざるを得ない状況。
俺はそういうのが大嫌い。
はてなで京都の話題が出ているのでまた蕎麦屋のことを思い出した。
詳細を忘れてしまった為に残っている記憶を頼りに時折ネットで探すのだけれど、土地勘もないので探してもわからない。閉店してしまってるのかもしれない。
雑誌るるぶのページ下のちっこい欄で、お好み焼き屋ジャンボの隣に並んでたからそのあたりの店なのだろうか?
霊園か寺の横にある細めの道を入ったところに店はあった。がっつり和風のお店で屋根付きの和風門があって、飛び石?が玄関まで続いている。店内は狭くはないがとても広い、という印象もなかった。
「御用蕎麦司 本家尾張屋」に外観の雰囲気は近い。けれどこんなにテーブル席がたくさんあった記憶がない。店の前の道の雰囲気もなんだか違うような。
平安神宮か北野天満宮を見たあとに行った。タクシー移動だったのと記憶がうろ覚えなのでこれはあまり当てにできない。
班の三人で各々ニシンそばと海老そばを注文した。ニシンそばが美味しくて感動した記憶がある。中学生の修学旅行の予算を考えると蕎麦1つはそこまで高い値段ではないはず。(ランチ価格だろうし、高くても1200〜2500の間だと思う。当時の話だが)
店内の奥の方を見ると中庭が見えた。京都の古民家はあんな感じなのだと思う。
修学旅行から何年か経って記憶が朧気になっても、ニシンそばに感動したことだけは鮮明に覚えていたので、京都駅に寄ったときにはせめてと思ってそのあたりの店でニシンそばを注文した。こんなもんか、と思った。
母が子供のものは何でもとっておくタイプのため、実家に当時自分で書き込んだ行程表(修学旅行のしおり)も保管してあるのではと思い聞いてみた。
あるとは思う、けれどどこに仕舞ってあるかはわからないと言われた。家のあちこちに分けて仕舞っているというので、それらのデジタル化に踏み切るまでは手を付けなさそうだ…。
お金のために働くだけだと、毎日自分に言い聞かせてパソコンに向かう。
クリエイター業で働いて、顧客から依頼されたものを製造するだけの仕事。
モチベーションは常に低空飛行で、2〜3年に1,2度興味ある分野の案件があったりするくらいだ。
思えば、社会は8割は面白くない仕事で回っているのかもしれない。
好きが仕事になるってかなり幸福に見えるかもしれないが好きなものの中にも嫌なコトって必ずあって、仕事にすると実際嫌いがほとんどで。
大人は大変なんだな、と嘆きながら生きている。
私の親は日本での学がなく、満足な読み書きもできず、1人は少ししか日本語を話せない。
したがって、就ける職が絞られる。実際父親は派遣の工員をしていて、母はレーンでの作業員をしている。給料はびっくりするほど低い。
残業は、命を削って得るもので、母は毎日4時間ほど残業をしてやっと23,4万得られるらしい。体は、ボロボロだ。
(これは年老いてきた近年で、景気がマシだった頃は30万前後だったと聞いている。とはいえ、基本給は約5万下がった程度だと聞いている。)
私は幸いなことに奨学金で専門学校へ進学できたが、入学金を自力で用意できず銀行に借りた。
就職活動の時は、親の給料以上必ず稼ぎ、好きなことで生きていくぞと輝いていた。
青かった。どこまでも青二才だった。
ほんとうに私はどこまでも幸運で、勉強ができて資格もあって、それなりのコミュニケーション能力と、底抜けの明るさが持ち味だったので一部上場企業に就職先に選べた。
問題はその後だった。
奨学金の返済で月に2万は搾取される。家賃・光熱費・ペットの養育費...エトセトラエトセトラ。給料は良かったが、高い物価と遊ぶ場合は必ず金をかける必要がある都会で心細かった。
会社は残業代のない年俸制、軍隊研修をなんとか乗り越え、胃痛を抱えながら配属先が決まった。優秀だ優秀だと持ち上げられ、しかし知らないことはたくさんあるので失敗すればそんなことも知らないでやっていたのか、と驚かれる。秒数億円が動くのシステムを保守。1コマンドでサーバを停止させてしまうような仕事だった。先輩6人に囲まれていたが年齢が一番近い人でも8歳ほど違った。
教育らしい教育は、同じ時期に入った中途の人がしてくれた。もちろん中途の人も仕事を絶賛覚え中だった。
能動的に学ばなければいけない、止まることは許されない、間違いも許されない、私は優秀だ、社内の情勢が見えてきたら、政治にも巻き込まれたりして不要な人間関係の悩みも受けた。
親元からかなり離れ都会で精神も削れる所まで削れ、土日は酒浸り、酒がないと眠れなくなっていた。23時前後の帰宅時は24hスーパーに寄って、枝豆やウィンナーと酒を買い、それが夕食だった。就寝前に風呂に入る時間はとらず、睡眠に充てた。
気がつけば、ドアノブに手を触れただけで泣き崩れるようになっていた。その日は会社を休んだ。
翌日、出社した。
会社にいたくなくて、立ち食いそば屋でギリギリまでご飯を食べた。そこに、同期がいた。残業代出ないのつらいよなーとか、またみんなで飲みにでも行きたいなーとか他愛無い会話をした。
入社して半年以上、気がつけば11月。親から電話がきた。LINE通話じゃなく、電話だった。LINEは長いことスルーしていた。
しんどいなら、帰っておいで
はっきりと覚えている。
1ヶ月後、年をまたぐ前には実家に帰っていた。
実家に帰って真っ先にしたことは、禁煙。その後、お酒を控えるようにした。
胃痛は、消えていた。
この業種自体は好きだったし、早く働いて自分の金が欲しかった。
小さな会社だった。ここも教育は行き届いていなかったが、自由はあった。
自分の思う最強のシステムを作ることが許されていたし、管理も自分に全て任されていたので、やりたいことを全てやった。
案件は人数で割れないほどきていたし、毎週レベルでシステム製造の見積もりを作成していた。忙しさは最初の会社の8割くらいという感じだろうか。
私は全て乗り切った。小さな問題は起こしても大きな問題は何一つ起こさなかったどころか、火消役としてあちこちの案件に引っ張りだこだった。
問題はそれを誰も評価してくれないことだった。同僚は自分を評価していたが、それが上に伝わることはなかった。全然なかった。
あるいは、伝わっていたが無視されたのかもしれない。
私の額面給料は21万円だった。リーダをしていた人でさえ32万だった(給料明細を見せ合いっこした)
3人のメンバーを抱えてリーダーをするようになっていたし、新人教育も私だけが力を入れていた。全ての質問に根強く答え、新人の空いた時間にする課題を出したりもした。
会社のPCの注文や備品管理、整理、不便な部分のヒアリングと解決を何度も繰り返した。
ひどい低賃金で結局、3年弱働いてやめた。
こうして、晴れてフリーランスになったのだ。
付き合う会社、仕事は選べるし、自分のペースで自分の責任で、自分のやりたいことができる。評価はお金で返ってくる。
私にはすごくあっていた。
幸にしてコネもいくつかあったし、コネがコネを呼び、仕事には事欠かなかった。15〜20日程度働いて、月35万前後稼いでいた。
未払金80万。私は血の気が引く音が聞こえた。
いろいろを経て借金をせずになんとか過ごしたが、安定を欲して、
また正社員になろうと思った。
完全在宅で働けて、受注系の開発で、評価制度が分かりやすい会社が良かった。
履歴書・職務経歴書を登録していたサイトから、全て叶った会社からオファーをもらった。
残業は月に30時間ある月もあるが、お金が出るからやる気がすごかった。
残業を減らそうと色々なフローに案を出した。新参者がいろいろ言っているなと思われただろうが、ここら辺は上司への根回しやあんの提出の仕方でなんとかなった。
しかもこれが、評価をされた。入社して半年後の査定で給料が上がった。3万も上がった。
開発業務自体は大して興味なかった分野が割り振られたが、会社のフォローが手厚く、やりたくないがやり切れている謎だった。
ストレスはあるが胃痛がするほどではない。正常範囲なのか、自分が慣れてしまったのかはわからない。
やりたくない仕事だけど、金払いがいい。
この仕事なら、続けられる気がした。
何故だろうと不思議だった。
社会人5年目位程度の若造の言うことを真摯に聞いてくれるからだろうか。
困っていることを部門全体で解決してくれようと動いてくれるからだろうか。
金払いがいいからだろうか。
わからないけれど、基本的に社内に敵がいないことも大きかった。
仕事終わりや休みの日の精神はとても安らいでいた。少し愚痴を話しておしまいだった。
面白くないけど、しんどくない。
やりたくないことだけど、その中でやりたいことを見つけられる実施できる。
疲れたり、めんどくさい時だってあるけど、評価とその結果のお金で返ってくる。
私は今幸せなんだなと実感した。
面白くなくたって、自分や自分の周りの人の負荷になっていなければきっとそれでいいんだ。
やりたくない仕事だからこそお金をもらってやっているのかもしれない。
さあ、もうすぐ連休だ。
遠くで雷が聞こえます。
天気のことじゃなくて本当はそんなに遠くはない隣の部屋から、
あーくわばらくわばらだわ。
空模様って言っても天気のことじゃなくて
時間のロスよ!
ただでさえ変に午前中が混み合っているときがあるって言うのに。
寝耳に水で怒られるのはたまったもんじゃないわ。
でもさ
寝耳に水
スモモに桃
って言ってたら楽しくなってきちゃったそんな午後にしたいものね。
ご機嫌になるおまじないよ。
速く雷雲がどっか行きますように!
くどいようだけど
天気のことじゃなくて
行きますように!雷雲がどっか遠くに。
これは倒置法よ!
本当かどうだかは知らないけど、
でもさ
きまぐれクックの動画を観ていたら
何でも魚さばけるような気分にならない?
映画館出たあとで強くなった気がする現象と同じブルースリー現象というか、
そんな感じで、
私その魚のえらの外し方、
ふわっさーってドヤ風を吹かしながら言うことができるわ。
でもきっとあんな上手には行かないわよね。
あと金に物を言わせた感じの魚買ってくる感じも、
私にはせいぜい鯖が限界よね。
大きさ的な意味で、
鯖ってさ今まるまるとプリッと太った美味しそうな鯖ちゃんなんだけど、
でもここだけの話、
きまぐれクックって本当は見たことなくて、
噂通りね!って言えるように
うふふ。
白色より茶色い方が
健康的なイメージに栄養があるようなイメージも併せ持ってるから、
思うのはお蕎麦もよね。
都会に行くとたまにある白い蕎麦を食べると思い出すわ。
まだまだ高いから手が付けられないけど、
その代わり上から指で押してみました!
指で押したりなんかしちゃ駄目なんだからね!
でも出始めの桃1つ奮発して買ってみたので、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
センセイに言わせると、これは「いずれ起こりうる問題」だったという。
この一件は非常に突発的なもののように思えたが、水面下ではフツフツと沸きあがっていた問題だった。
その沸点を突破したのが偶然あの日で、それに巻き込まれたのが俺というだけ。
結局、この一件が決定打となって栞サービスは終了を余儀なくされた。
店が繁盛してハイになっていたマスターも、さすがに暴力沙汰が起きたとあっては目を覚ますしかない。
「店の雰囲気も悪くなる一方でしたし、対処せざるを得えんでしょう。電車には座席と空調を、ホームには自販機と立ち食い蕎麦を、トラブルにはルールとマナーを。それが無理なら運営なんてしない方がいい。場末のサ店にも同じことは言えるでしょう」
栞サービスがなくなると客足は自然と遠のき、店には古参の常連だけが残った。
こうして、このブックカフェは以前の穏やかな雰囲気を取り戻したんだ。
「個人的にはホッとしたけど、バカがバカやったせいで台無しになるってのも気の毒な話ですね。もしサービスの利用者が健全な人間ばかりなら、終わるにしても“こんな形”ではなかったでしょうに」
「散々オレらが忠告した結果の“案の定”だから同情はしないけどな」
「あのサービスは人々の漠然とした発露欲をくすぐり、悪意の種を蒔く播種機だった。その側面があった以上、ああなることは必然だったといえる。マスターにとっては不本意な話かもしれませんが?」
タケモトさんは悪態をつき、温厚なセンセイも心なしか当たりが強い。
そうはいっても、未だ常連を続けているから情は残っているのだろうけれど。
少なくとも、この件で素っ気なくなった奴らよりはマシだ。
「しかし、パタリといなくなりましたね、あいつら。サービスやめたら文句つけてくると思ったけど」
「別ん所でよろしくやってるようだぜ。隣町のネットカフェで、似たようなサービスやってるみたいで」
「はあ、懲りないなあ」
あのサービスが悪意を育てる手助けをしたのは確かだけど、種そのものは彼らが元から持っていたものだ。
土壌があれば根付き、そこで実となり花となる。
それは超自然の摂理であり、今回たまたまマスターの店が狙われたってだけなんだろう。
花粉症の人間には傍迷惑な話だが、これからも彼らは栞のためにページを捲り、巡らせていくのだろう。
階はただ延々続く 話しながら 謳いながら
いりませんNONON 僕ら
あの向こうの もっと向こうへ
僕らの栞を 僕らの言い分を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
気にしないゼ 自分語ろう
気を抜いたら ちらりと わいてくる
僕らは熱さを 僕らは付け込みを
お気持ちの表明と けして枯れない舌先を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
誇らしげに言うのならば きっとそういう感じだろう。
マスターはブックカフェをより繁盛させるため、更なるアイデアを投入した。
「多くのシールが貼られた栞は、このように目立つ場所に配置して、ささやかながら表彰しようと思うんです」
「何でそんなことするんだ?」
「このサービスを利用している方々は、他人の栞にも興味があるわけです。けれども、お客が増えていくにつれ栞も増えていきます。それらに全て目を通すのは大変でしょう」
「だから店側で、人気のある栞は選別しておこうと?」
「その通りでございます」
嬉々として説明するマスターに対し、タケモトさんとセンセイは難色を示した。
「一人で複数シールを貼ったり、自分の栞に貼るような人もいるんじゃないですか?」
「どれだけ貼っても同じ人なら1ポイントとして数えます。見分けがつくよう客ごとに印もつけるので大丈夫ですよ」
「誰がどの程度シールを貼ったかなんて、ほとんどの奴はちゃんと見ないと思うぞ」
二人は今まで、思うところはありつつも直接的な意見はしなかった。
しかし、この時ばかりは強く反対したという。
「そういう支持システム自体が危ないんだよ。一般社会と異なる環境で、烏合の衆に名声をチラつかせても持て余すだけだ。どれだけシールを貼られようが、そんな物に大した意味はない」
「そうです。有象無象の意思決定は、不必要な自信と愚かな決断にも繋がる。彼らの曖昧な“発露欲”に不必要な価値をつけ、イタズラに煽るべきじゃない」
「各々が思うまま栞に感想を書く。そんな単純な行為を権威付けたら角が立つ」
「そもそも本来のサービス意図から離れてる。栞は読書のための補助グッズであって、ちっぽけな自尊心を満たすための落書き帳じゃないはずです」
二人は説得に言葉を尽くしたが、マスターは「もう決めたことだ」と取り合わなかった。
「お二人の言っていることも分からなくはないですよ。ですがウチだって慈善事業じゃないんです。需要があれば供給します」
「それがワガママな客をつけあがらせるとしてもか?」
「店をやっていくなら、時にそういうことも必要なんですよ。鉄道だってそうでしょう。移動目的だけでいいならば電車に座席も空調もいりません。ホームに自動販売機や立ち食い蕎麦だっていらない」
半ば道楽で経営していたマスターにしては、随分とビジネスライクな考え方だった。
こうして栞サービスにランキング制が導入されたが、二人の予想どおり事態は殺伐となった。
これを受け入れる者も多くいたが、それは悲喜こもごも表裏一体なもの。
上位になれば裏でほくそ笑み、納得がいかなければ暗い情念を宿す。
その渇きがなくなることはない。
栞に「シールを貼ってください」なんていう恥も外聞もない人間もいるほどだ。
納得がいかなくて他の栞に文句を書き連ねたり、レスポンスが極めて悪い媒体なのに議論を試みる者までいた。
中には、一人で同じ本に何枚も栞を貼り付けて、血で血を洗う戦いに身を投じる者もいるらしい。
なるほど、あの本が百足のようになっていたのも、それが原因か。
あのさ、
あのプラスチックバッグ。
有料化と有料化しなくていいバイオマス素材を使った袋とあるらしく、
逆にお客さまの利便性を考えたら、
有料化しなくても良いバイオマス素材の袋をお店が導入して企業努力頑張った分100%って感じを出せるから、
ここのお店に行くわ!ってお客さま増えると思うのね。
私のよく行くパスタ屋さんは
レジ袋有力化どころか、
店員さんに聞いたら、
なんかみんな右向け右にレジ袋有料化!ってプラカード上げている姿勢のポーズを掲げているけど、
有料化しなくていいバイオマス素材を使ったレジ袋を無料でお客さまに使ってもらうって方が、
みんなしてるからするーみたいな。
よそと違うことをすると
出る釘は出る!って感じで叩かれるのが怖いのかしらね?
これは有料化の対象外の地球に優しいって言葉みんな大好きじゃない!
我々の住む地球上で最大級のバイオマス量を誇るオキアミだってビックリしちゃうわよ。
結局レジ袋ホームセンターで100枚単位で買わなくちゃいけないし、
挙げ句の果てにはレジで1枚1枚有料化でもその都度お金払って買う方が一番安かったりするのよね。
馬鹿げてるし、
エイチツーオーの
みんな今レジ袋に夢中になってるけど、
もうすぐまた鰻の日が来るんだかんね!
今年の丑の日鰻の日は稚魚が!稚魚が!って世間大騒ぎしないじゃない。
もうすっかり世の中は
鰻の稚魚不足の話しなんて忘れているのよ。
でもさ、
そこの工場の人たちは困ったりしないのかしら?
育てたパセリ美味しく出来たと思うんですけどねって切なくお皿の端に残されるパセリに思いを偲ばせる感じや、
徹夜して夜が明けたら完成でやったー!ってな具合にはいかないと思うのよ。
結局私たちはゴミ袋のためにレジ袋を買わなくてはいけないという、
自治体によっては指定のゴミ袋じゃなきゃダメ!って言ってるところじゃない
ゴミ捨てスタイルがフリースタイルのレジ袋でも大丈夫な自治体は田舎なのか?問題を醸しつつ、
私は駅蕎麦のキンキンに冷水で締めたざる蕎麦をモーニングに頂きながら思うわけなのよ。
元気よく食券渡すぐらいの勢いで
全くもってレジ袋ね!って思ったところよ。
うふふ。
グレープフルーツの消費量が最盛期の何分の一かに減ってるらしくて、
私はそうは思わないんだけど、
へーって感じよね。
いくら私が加勢して買いまくるグレープフルーツオレンジだけど、
せいぜい頑張っても1日2個じゃない。
だから今日はホワイトグレープフルーツとピンクグレープフルーツのダブルづかいの
朝なんだか暑くて目が覚めちゃうような季節になってきたわね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
昨日の昼はやっすいパスタ食いに行った。
大体の女の人はうつむいて音を立てずに食べてる。
フォーク、或いはフォークとスプーンで巻き付けて食べてるんだけど、
巻ききれない部分をすすらないように、うつむいたまま食べてる感じ。
男は、特に中年以上の親父たちは、箸を使って蕎麦のようにすすってる。
俺は、蕎麦、うどん、ラーメンはすするけどパスタはすすらないように注意してる。
周りの人に迷惑かと思うからなのだが。蕎麦、うどん、ラーメンは許して欲しい。
ところが昨日、ソーシャルディスタンスの隣の30代と思しき女性が、
パスタをすすってた!! ずずーっ!!
はぇ!? と思った次の瞬間、こういう女がいてくれて有り難かったなと思えた。
まったくもって
ピエン超えてパオンよ!
もうそんなわけでお昼も済ませちゃいました。
お昼までが勝負なので、
今日のお仕事はもう終わっても同然寺の和尚さんに怒られそうだけど、
私も言ってみたいわ!
納言のみゆきさんみたいに、
それぞれの街の特色を言うやつ!
やっと言えたわいっ回言ってみたかったし、
本当に噂では聞いてたけど美味しくてクリビツギョウテンよ。
あと、
もう1つ言えちゃったわー。
最近さ、
なんか物足りないなって思ってたんだけど、
そのせいだったんだわ!って今気付いたし。
でもさ、
でも原産国は近いような気がする。
だからパスタにタバスコをかけるのは膳か悪か?問題あるじゃない。
あれってパスタにかけて食べていいんのよね?
なんか急に正解が分からなくなってきて自信なくなっちゃったわ。
あと、
それも覚えといて!
私たちもするじゃない。
海苔巻き片手に街歩きするやつ!
さすがナポリのピザを食べてから死ねばいいじゃないパンやお菓子がなければって言う
忘れちゃったけど、
今ナポリっ子には
そう思ってやまないわ。
じゃ!そろそろ行くわね!
以上平野ノラでした!
まったねー!
うふふ。
相変わらず目玉焼きが挟まったベーコンレタストマトサンドにドハマり中。
これがあればもう、
欲張りを全部挟んだ感じよ!
単純にトマトウォーラーはトマトの風味が付くかなと思ってやってみたら、
レモンやグレープフルーツなぞ一緒に入れてみた方がいいのかしらねって思ったけど、
組み合わせの妙だとも思ったわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!