はてなキーワード: 最先端とは
つまり高校までのあらゆるレベルの参考書や大学受験の問題を解けるような状態にしておかなければならないとか思っている。
それはたとえば難関大の赤本をぱらぱらめくるだけでも、高校数学の範囲の中で可能な問題設定がこれでもかというほど無数に思えるバリエーションで存在することが分かるということだ。これら全てをマスターせずに専門数学を学んだところで、自分で問題設定したりそれを解いたりできるようになるのかという疑問がある。高校数学ですらそれができるようになってないわけですから。
また高校数学の教科書から一歩出た段階の典型問題や応用問題では、解の個数を求めるときは定数分離するといいことがあるとか、二次曲線同士が接する条件は重解条件とは限らないとか、そういう定理というほどでもないいろんな考え方を身につけさせられるものだ。
専門数学を学ぶ上での記述には、そういう頭のいい筆者が高校時代に身につけた考え方など明示的に表現されてなくて、高校数学を完璧にしておかないとそうした行間を補えず躓いてしまうだけなのではないかと思った。
あれ、でもそんなこと言ったらそもそも高校受験や中学受験も灘や開成で出るような問題は解ける保証ないかも?そこからやり直し?ってなってくる。そういえば算数の中学受験問題解いてみたが全然解けない。
そもそも大学への数学シリーズで得意げに解説してる筆者たちは参考書のレベルにおいて今の自分達が執筆してる位置付けのあらゆる本の内容を高校時代にマスターしていたのかすら疑問なのだが。
とはいえ、難関の中高一貫から東大数学科に入った子には中高の数学は自分では全く勉強した覚えがない(つまり中学受験時から塾に行かずに受かってるんだろうな)という人もいるらしいし、こういう人間はいまさら赤本だの中学受験の算数だの解けるか確認するまでもなく解けて当たり前なのかもしれない。そしてそういう人間の一部が次代の受験業界で難問奇問を自在に作る側に回ってるのかもしれない。
とはいえやはり、高校までのレベルのいろんな問題を解く上で必要な、身につけられる考え方というものが純粋数学の研究および証明に活きてくるという事例はないのだろうか。いやむしろ、その考え方を知っていたからこそひらめいたわけで、知っていなかったら証明に辿り着けなかったということが最先端の数学において無いのだろうか?
その考え方を知らないパラレルワールドの自分が証明できてるかどうか確認する術はないので、その考え方が証明に必要不可欠だったかどうかは証明しようがないんだけども。
とはいえ大学数学に臨むために中学の算数から受験問題の研究で徹底的に深掘りし直したなんて話聞いたこともないし、このあたりは「中高で数学は自主勉強しなかった」ような人間がその道に進むのが適切なのであって、いちいちしらみつぶしにあらゆる受験問題を解いたりしないと自分では考えが浮かばないような人は、そういうことを完璧にしようとした時点で人生の時間切れが迫るし、そもそもその程度の人間は大学数学向いてないと見切りをつけるのも必要かもしれないな
最先端の益田ーべ0-ションは高音質の有線イヤホンを使ってバイノーラル録音のアダルト音声作品を聴くことだ
男は視覚が性的刺激の大部分かのように思われているが、実は視覚よりも聴覚のほうがライブ感が高い
ヘッドホンに数万出せる人なら、上等なイヤホンの入り口(あるいはゴール)としてSound Rhyme SR5を勧める
Penon Audioというオーディオ愛好家向けの海外通販サイトで149ドルで買える
少しケチるなら中国独身の日セールが始まる11.11近辺まで待機してAliExpressなどを漁るのも良いだろう
べつにASMR向けという訳では無いが万能機として価格帯を超えた音響性能を持っていることは保証する
ツイで検索すればポタオデマニアたちの強そうな画像と感想が見れるだろう
音声作品の方はバイノーラルというとやたら左右に振り分けただけの音声がしばしばあるが
そうではなく、真正面、顔の真ん前で囁いたり啄んだりしてくれるもののほうが益田ーベ0-ション性能が高い
多少俺の好みが入っているかもしれんが、そういう音場表現が得意な作家をあげるなら
あとは好みの声質やシチュで選んでいくことになるがDLsiteならサンプルが無数にあるので
もはやサンプルを吟味していく過程だけで夜が明けていくことは必至
そして何よりも重要なのがこのような(男性向け)音声作品は女性アクターの声しか入らない、ということだ
お分かり頂けただろうか
性風俗や性風俗まがい産業および実在人物の性的魅力を売りにする芸能ジャンルをぜんぶなくすか微小産業にまで零落させることによって
あまねく現代人を二次元萌えオタクないし推し活ピープルにアップデートすることができる
それによって三次元の異性への性的衝動によって理性的でない伴侶の選択をする機会が激減することで不幸な家庭環境が発生することがなくなり
すべての人間が異性を自分と対等かつ尊敬すべき人間として冷静かつ丁寧に扱うことができるようになるのである
つまり世界の人口増加もゆるやかに抑えられるだけでなく世界は平和でより精神的に豊かな落ち着いた世界になるのである
人間がもつ恋愛感情由来の熱狂や混沌といった負の要素を二次元キャラクターないしコンテンツが引き付けてくれることで
理想的な二次元のイデアのまがい物にすぎない現実の人間に対しては清らかで誠実な付き合い方ができるだけの余裕が生まれるのである
この知見を可及的速やかに人類に周知せしめることこそ、最先端にいる我らがインターネットシティズンの使命であると言えよう
事実としてディープなオタクカップル同士の結婚ではDVや離婚といった家庭内の問題が発生する率が極めて低く
相手に対する許容や尊重の意思を互いに持とうとする人間が多いため、問題に遭遇しても互いに建設的・生産的な態度を取りやすい
これは日常的に二次元コンテンツの摂取をしていることで異なる個性の人々が交わる場での感情や思考のありように対して嗅覚や想像力が養われているがゆえの特性である
ただしマスメディアが喧伝するような漫画大手の大ヒット作品などだけ触れている表面的なオタク気取りピープルについてはその限りではなく、家庭内インシデント率は低下しない
オタクならではの様々な衝突・対立ややらかしの場面を数々目撃してきて人の振り見て我が振り直すくらいの境地に達するディープオタクでなければ十分な思慮能力は育まれない
インターネットは「人のふり」から学ぶべき場面にふれるチャンスを加速してくれる面では便利な道具であるが受動的にフィードから流れてくるものを消費しているだけではなく
能動的・主体的に何かを掘り下げていく経験なくしてオタク領域および思慮能力の真髄に至ることはないだろう
知らんけど
中国のAVは昔から見てましたが画質が悪かったりエンタメに欠けていたりとあまり評判は良くなかったんですよね。もち傑作もありましたし数はあったんですけど。でも今年久々に興味本位で見てみたらめちゃくちゃに良くなってたんです。日本は規制が強くなり全然新作が出てなかったので余計に感動です。
加害AVに関しては大きなダメージを与えて相手をすぐに失神させると詰まらないので、我々マニアは少しづつの加虐が好きなんですが見事にそれを実現してくれていました。
手足を縛り指を1本ずつペンチで折る、爪や歯を引っこ抜く、耳を千切る、熱湯をかける、皮膚を焼く、手足を容赦なく折る、スタンガンで漏らすまで痛ぶる…etc
最初は媚びた甘い声を出していても本気の叫び声が心地よいです。血も綺麗な赤、皮膚もピンク。素晴らしいです。
しかも無修正ですよ。こんなのがネットでゴロゴロあります。凄いですね。
個人的に幼児加虐が好きなので電気ケトルでぐつぐつしたり、熱した鍋でジュウジュウしたり、レンジでほかほかしたり、乾燥機でふっくらしたり、ホットサンドメーカーで焦げ焦げは最高でした。幼児は温めると鼻と手足が真っ赤になるんですよ。可愛いですね。
そして命の輝きです。ミャクミャクも喜んでいます。良かったですね。
言い忘れてましたがAVはAVでもアダルトビデオではなくアニマルビデオです。猫ちゃんです。かわいいかわいい猫ちゃんです。
中国は愛好家が多くてそのために養殖してたりするみたいです。なので子猫の加虐が多くてとても素晴らしいです。
これからも最先端を進んで欲しいです。そのためなら月に数万は出せます。レイプ防止にAVは必要説は本当ですね。自分で猫を虐めたい欲求が抑えられるの実に謝謝なのです。
お嬢と番犬のヒロインがめちゃ可愛い。小森みっこの描く女の子も可愛い。
萌えデザインの女の子の源流は少女漫画にあるというが、今も少女漫画の女の子は可愛いの最先端を行っていて、これが未来の男性向けのラブコメとかの主流の絵柄なんだろうなって思う。
0044 安倍晋三🏺 (ワッチョイ 1306-AzOG) 2023/10/19(木) 14:25:20.25
あそこら辺にいる連中は
丁度十数年前の2000年代後半〜2010年代初頭のリーマンショック→webベンチャープチバブルの頃に20代真ん中〜後半だった層で
当時は意識高い系気取って、資本ゴミカスのweb業界でイキってたような層が、当然人生詰んで40にタッチする程の中年になって、現実との乖離に狂っていった結果激烈なミソジニーやネトウヨを拗らせたってタイプが多い
なまじ昔の話とは言え一時期でも「時代の最先端」にいた経験とプライドの高さが、自尊心を毒虫の様に肥大化させてる
結局のところ、ネットやITで世界が変わる、個人でも世界と戦えるなんていう、噴飯物の理屈を信じて、現実を正確に認識せずにやるべきことやってこなかったから人生詰んだ人らのなれの果てでしかない
当然もう古くなったIT技術「しか」持ってない彼らに、求めてる美少女をゲットする方法も、社会や世界と戦えて「勝ち組」になれる方法も可能性も伸びしろも、もうない
今の若い子は知らないだろうけれど、昔は個人経営のおもちゃ屋やゲームショップも多かったんだ。
今はもう遠く地元を離れてしまったが、実家の近所には個人経営のゲームショップがあった。
当時のゲームショップはモニター…いや、テレビがとかく多かった。
レジの向こうにテレビが置いてあって、延々とゲームのOPを流し続ける。
人気作や話題作を、お試しで遊ぶこともできたんだ。
俺は延々と流れ続けるゲームのOPを延々と眺めるのが好きなガキだった。
鼻水垂らしながらぼーっとOPを見続けていた。
何故だろうか。でも今ならなんとなくわかる気がする。
当時ゲームは最先端の娯楽で、そこには夢や希望が詰まっていた。
見知らぬ世界が広がっていた。
この後、このゲームの展開はこうなって、こうして、ああなって……
それだけでも十分に楽しかった。
人間の娯楽性は想像力にある。そんなことを教えてくれたのがゲームショップだった。
ただ、その華やかさも好きだった。
大人になった俺は一人暮らしを始め、閑散とした静寂に音を欲した。
白い息を吐きながら帰ってくると真っ暗な家の中。
それから俺は四六時中ダンサー・イン・ザ・ダークを流し続けた。
寝るときには音を小さくするだけで、停止はしない。
そのうち俺は帰宅するときに流れている場面も予測できるようになった。
夕飯を食べるとき、たいてい床が抜ける。
上品なファンタジーものに触れたければ漫画原作アニメに一旦別れを告げてPCを自作して原神をやりましょうぞ
現実の各地域の風土オマージュや二次元文化、映画文化、神話などをふんだんに取り入れているため、考察好きなお方であれば多方面の教養も磨かれますぞ
末永く人生のお供として付き合える作品であることは保証いたしまする
アニメ調の美術テイストも最先端で、ゲーム史上最大と思われる累計500億超の莫大な開発費と、1000人超の開発人材を惜しみなくつぎ込んでおられるようで
オンラインゲームとしてあり得ないほどの開発ペースで質・量ともに優れたコンテンツを繰り出してくるため、毎度ユーザーの期待を超えてくる印象のある受賞歴多数の運営型ゲームですぞ
何もかも本気で作っておられる熱意が伝わってくるので例えば音楽ひとつとっても地域ごとに毎年一流のオーケストラを動員して録音したりと余念がありませんぞ
ちなみに最新の国のフォンテーヌのBGMを指揮されたのはハリポタ劇伴を指揮したのと同じ方なのですぞ
このミュージックビデオの凝りようだけでも規格外さが伝わってくると思いまする
https://www.youtube.com/watch?v=kRd1cW0_VMA
テレビをネットを受動的にぼけーっと見ていればカルチャーを摂取できている気になれた時代は平成で終わったのかも知れませぬ
基本無料にもかかわらずどんな有料作品よりも豊かなIP発信をされておるこの様はすべてのアニメ文化愛好者が刮目すべきものだと思いますぞ
さあやる気をだしてPCを組みましょうぞ、どうしても機械に疎いのならば入手しやすくなったPS5でも構いませぬ
いずれにせよ可能ならばウルトラワイドモニター等の広い画面でプレイされることをおすすめしますぞ
さらにできることなら良質な有線イヤホンないしヘッドホン、もしくは音響システムがほしいところでもありまする
安価に済ますのであれば近年の音質向上と低廉化がすさまじい5千~1万程度のブランド中華イヤホンを選ぶのがオススメですぞ
例えばSIMGOT EA500あたりですな
数学の書籍には、幾つかの類型が存在すると思考の深淵に耽る。まず、教育を志向したものがあり、確実にステップを踏みながら数学の底力を身につけることができると謳われている。次に、辞書的な性格を帯び、数学者自身が自らの難問の鍵を求めるために、特定の定理や概念を参照するのに重宝される。最後に、最先端のトピックを瞬時に理解するためのもので、その要点を端的に把握することが狙いとなる。従って、私はどのような目的で数学の書に触れるのか、自己を問い詰めずにはおれない。
おそらく、私は最新の知識を迅速に吸収したいと願っているのだろう。しかしながら、そのために必要とされる前提知識は、敷居が高くなることがしばしばある。このようなとき、インターネットの広がる海を航海すべきか、精緻な教材と向き合うべきか、迷いに迷うのである。
一般人でありながら、高度な数学の概念を理解するための近道、それはいったい何か。私は、フレンケル教授のような説明術が、多岐にわたるトピックに適用されることを夢見ているのかもしれない。プリンストン数学大全という書物が私の手元にあるが、これは数学の骨子を簡潔に把握するには素晴らしい資源であると感じている。しかし、定理は単なる暗記ではなく、数学を生きた魂とするためには、他の科学的領域との接点が必要不可欠だと考える。審美的な要素だけではなく、科学的な実験と理論を結びつけるのである。
確率論の領域において、私はゲームを編み出し、コンピュータを用いてそのシミュレーションを行う方法を通じて、実験を行うことが可能だと思っている。テキサスホールデムポーカーの最適戦略が解明されたように、理論的な興味に基づいてゲームを選択し、コンピュータによるシミュレーションを行うのである。経済における金融商品市場は、まさにそのようなゲームの一つだが、私は残念ながら、実際にお金を投資することには興味を持たない。もし実際にそのような分野で実験を行うのであれば、利益と損失のリスクを冒すことなく、安全なサンドボックス環境を用意するだろう。私の心の深奥に築きたいのは、理論的モデルを探求し、それをシミュレーションする世界なのだ。
hash: 9a6aec5b64eb6d8e83e087c0bbd9bba4
晒しみたいになって悪いんだが、「島耕作描いてる人間はレコードの持ち方を知らない」って言うのがバズってるワケよ。
https://twitter.com/belmie2001/status/1709766808201527649
「正しい持ち方」っていうのは、レコードの端をもって盤面を指で触らない。指紋が付いて溝に脂が入ったり後でカビたりするから。
だけど、レコードっていうのは実はずっと現役メディアなんよ。何処でか?というとクラブDJで。
それでDJっていうのはそういう持ち方しない。普通に島耕作みたいな持ち方で扱う。
例えばこれは自宅でDJプレイしてようつべ配信している素人愛好家なんだが、島耕作持ちしてる。
https://youtu.be/afjS-Km6juU?si=1ldtDQ1E2mQpzdPs
他にもDJ配信してる人は多数居るが、皆マニア持ちじゃなくて耕作持ちしてる。
そういえば、シスコとかのレコード店でも商品なのに耕作持ちしてたな。
今レコード需要の主流って、しっとりとした音を楽しむオーディオマニアよりも、こういう感じでクラブ音楽流したりDJっぽいことしたりっていうのが主流なんで、持ち方は耕作持ちが主流って事になる。
島耕作は年齢的にディスコソウル~Hi-NRG(ハイエナジー)DJだったのかも知れないな。
あともう一つ、オーディオマニアが「テクニクスのダイレクトドライブが(マテ)」みたいな感じでテクニクスのダイレクトドライブが過去のものと思ってネタにしてるのもたまに見る。
いやいやいや、テクニクスのダイレクトドライブって現役なんよ。
ダイレクトドライブっていうのは、レコードの回転軸にそのままモーターが付いてる形式で、ハードディスクのスピンドルとか、今では当たり前の技術だ。
レコードというのは回転ムラがあると音がぐわんぐわんと揺れて(ワウ・フラッター)滑稽な感じになってしまう。
だからモーターを高速回転させて回転ムラを平準化して、ベルトで繋がれた重たいターンテーブルを回すっていうデザインにする事が多い。ターンテーブルが重いのはフライホイールマスにして回転ムラを無くすっていう手段だ。重いものは急に動かせないし急に止めれない。だから速度を一定にしやすい。
でもこれだと一度回転を止めると回転速度が元に戻るのにタイムラグがある。
テクニクスは松下ナショナルの高級オーディオブランドだが、1972年に冒険的な製品を開発した。それがSL-1200というターンテーブルで、回転軸に直接モーターが付いている。
そのままだと回転ムラが酷くなるが、松下はこれを電子技術で解決した。写真を見れば判るが、https://ja.wikipedia.org/wiki/Technics_SL-1200
ターンテーブルの横に赤い光が出ている箇所がある。これは、ターンテーブルの横に模様が描かれており、それを赤外線フォトトランジスタで読み取っているのである。今のマウスに使われているフォトエンコーダとかロータリーエンコーダの走りだ。
これで常に回転数をフィードバック制御している。この制御は今の光学ディスクやNC工作機械などのブラシレスDCモータと同じだ。今のは電線が4本出てる(電源+、アース、回転数読取、制御)が、SL-1200ではターンテーブル横のフォトトランジスタからのフィードバックになっている。
ただ、セイコーがクオーツ回路の特許を公開する前だったので初期型だけ水晶発振子が載っていない。故に少しづつ回転数ズレが起きるのでピッチコントローラのスライダを付けた。
普通に作ればいいのに、最近技術満載で作った異形のような野心作だったわけだ。
・回転が落ちても直ぐに戻る(ずっと回転数見てフィードバック制御されてるから)
・ターンテーブルを逆回転させるなどラフな扱いしても壊れない(ベルトが外れたりしない)
松下のエンジニアがアメリカ行くとDJがみんなこれを使ってるのを目にする。DJに意見聴取すると「いやこれ最高に使いやすいんで何もいじらないでくれよ」と。
そんな中で生まれたのがある意味無茶苦茶で斬新だった、ハービーハンコックの『Rock It』だ。
https://www.youtube.com/watch?v=jWeBJsg6FHA
使ってるのがSL-1200かは不明だが、これなんかダイレクトドライブが無いと出来ないような演奏である。
ハービーハンコックはジャズ&フージョンの人だったのが、突然気が触れたように過激な事をし出したんだが、この後はまたしっとりした曲に戻ったので、ダイレクトドライブによる熱病みたいな曲である。
こうして高級オーディオを作ったはずが、意に反してDJスタンダードとなってしまった。
その間にCDが普及してレコード市場は消えて行くが、DJの世界ではCDでの演奏は自由度が低く、CDJ等の製品はあったがあまり普及しなかった。ずっとレコード主流だったのである。
これに呼応してベスタクス社がDJ用ターンテーブル市場に参入したりもしたが、これも日本メーカーである。
だが既にテクニクスSL-1200はスタンダードブランドとなっていて、クラブDJの真似事したい層の憧れはやはりSL-1200、という訳で、高級オーディオが衰退して行く中で、テクニクス製品は殆ど終売になっているのにターンテーブルだけが延々と世界に向けて出荷されていた。
因みに1998年頃までテクノとかハウスとかトランスなどの電子ダンス音楽はCDでは販売されず、専らレコードで売られていた。電子音楽がアナログメディアだけというのは今では変に見えるが、家で聞く音楽じゃないしクラブではレコードしか扱わないしで、最初からレコードだけで発売されていた。
つまり、クラブ音楽とかクラブ文化を支えていたのは日本メーカーの音響機器、特にダイレクトドライブのターンテーブルであったのだ。「日本スゴイ」の人らは視野が狭いし技術にも疎いので知らない現実である。
地球の何処でも松下電器とベスタクスが溝を刻み音楽を鳴らし続けていた。
はてなのココロ社氏が昔書いているが、https://kokorosha.hatenablog.com/entry/20071121/p1 ずっとクラブを支えていたレコードの時代は2010年頃には終わってしまう。
それにはネット配信の伸張が大きかった。元々クラブ音楽は大変市場が小さい。またネット配信は中間コストが媒体マージンだけなのでインディーズに特に向く。そこでクラブ音楽もネットが中心になっていった。
更に使いにくいCDJじゃなくてファイルをそのまま突っ込んで演奏できるデジタルDJ商品の使い勝手が良く、レコード市場が急速にシュリンク、SL-1200も終売、これだけで持っていたに等しいテクニクスブランドも消えてしまった。ベスタックスの方は2013年に倒産しており、レコードの時代は終わった。
…と思うじゃない?
だが2014年頃になるとネット配信に押されてCD市場の方も急速に収斂してしまう。
一方で、クラブ音楽はやっぱレコードの方がカッコいいよなぁという人が増えて行く。
またYoutubeのライブなどでCDプレイを披露する人も増え、デジタルDJよりも難しいが見た目がカッコいいレコードDJへの憧れも高くなっていった。
それでSL-1200の中古の価格は高騰、美品なら100万円を超えるような事になっていった。程度普通の中古でも60万程度した。
そんな中で松下のテクニクスチームが再結成、SL-1200が2016年にまさかの復活を遂げたのである。
今は丁度生産の谷間のようで価格が安定しないが、新品で約12万円程度となっている。
またこのレコードブームに呼応してパイオニアからも5万円程度の入門用ターンテーブルも販売され、活気がある市場となっている。
このブームを支えているのはまた日本の音響メーカーという訳だ。
因みにレコードはLP(アルバム)で4000円くらいとなっている。普通のCDアルバムが3000円なのにぼったくり価格である。
以前のレコードと違うのは、90年代のレコードは12インチシングルばかりでLPは無かったが、今のはLPが中心という事である。
そういう事で、オーディオマニア達の見えないところでずっとテクニクスのダイレクトドライブは現役だったし今も現役なのだ。
レコードは古いんじゃなくてずっと新しくて、今もまた新しいままなんである。
今日は「演習で学ぶ科学のための数学」という本を一通りやり終えました。薄い本ですが線形代数・微分積分の基礎からフーリエ変換まで書かれています。
これぐらい薄い本だと、計算問題を具体的に解こうとしない限りは一日で読み終えることができます。私はいつも計算問題を見ると、sage mathというツールを使えば解けるのになぁと思ったりします。
さて、最近の調子はどうかというと、インターネットの楽しみが増してきました。
「数学の複数の概念を繋げたらどうなるのか」という興味に基づいてグーグル検索するととても面白いのです。
調和解析と数論を繋げるような深淵的なものから、とりあえず繋がっただけという表面的なものまであります。
複数のドメインを繋げる際の「センス」について素人なので、どの繋がりが本質的なのかを見抜くことがまだまだできていない気はします。
atcoder的な問題解決者ではなく、コホモロジー的な理論構築の観点から深淵を覗きたいのです。
最先端のトピックが概ね英語で書かれていることが多いので、読む際に翻訳にかけなければスラスラと読めないのが少し難点です。
ところで「笑わない数学」という番組を知りました。私が最初に見たのは確率論に関するエピソードでしたが、昨日やっていたのは非ユークリッド幾何学でした。
テレビとTwitterの連動性はよく知られていますが、こういう番組に対して視聴者が持つ感想を眺めるのが面白いです。
低コストで飽きない趣味としては、数学はとても良い題材だと思います。
ファインマンさんが言うように、誰かに教えるときに学習効果が最大化されるという面もあるので、いずれブログを書いてまとめたいです。
極端な話をすると、「このまま仕事を進めればマズいと思っている人が、心理的抵抗感なく、このままじゃマズいと声に出せる状況」が心理的安全性の目指すところ。
かつては副操縦士が機長に意見するのに戸惑って墜落したケースがあり、
再発防止のために心理的安全性を初めとする人間の心理やらなんやら徹底的に研究し尽くして今の安全な運航を実現している。
で、そのためにはどうすれば良いかとあれやこれや試行錯誤しているのが心理的安全性界隈。
その「試行錯誤」の部分だけを見て心理的安全性ってこういうものかと思ってしまうのはマズい。
なんか、無理に東京勤務をこき下ろす記事とそれに付いたブコメ見て思ったことを書く。
掲題が全てだが、20代で上京して20年近く住んで最近地方都市に移った中年の率直な意見だ。
東京は最先端に溢れていて、何かイベントがある時に外されることもほぼ無いし、コンテンツを消費したいなら最高の場所であることに異論は無い。
でも、歳を取ってきて、それらのメリットが全て人混みに埋もれていることが受け入れがたくなってきた。
どこに行っても人混み。
自分の意識しないイベントが関東の至る所で開催されてるから、何の気なしにふらっと移動するだけでも意図してない異常な人混みに飲まれることも多々ある。
けど、若い頃はそれが楽しめたんだよな。
そういうことを楽しめるにしろ、楽しめないにしろ、絶対イヤというのでなければ一度は体験してみてもいいと思う。
ただ訪れるだけじゃなくて、住んでみないと分からないことはホントに多い。
けど、ただでさえ減っていく若者がそうやって関東に強奪されると地方はどんどん苦しくなっていくんだよな。
一度住んじゃうと関東から地方に移る難度は上がって戻ってこない率は高まるので、「東京は辛いとこだぞ」って引き留めたくなる人の気持ちもわかる。