はてなキーワード: 即位とは
上月城主となっていた寺元生死之助は、陸路から進軍してきた松永軍を相手に防戦していたが、
そこに海から尼子勝久の軍勢が到着したので、生死之助はさっと搦手の門を開いて迎え入れた。
生死之助は、鹿之助に対して何事か策を献じたあと、逃げ帰ったていで富田城に戻り、
「松永弾正と尼子勝久とで一万余りに攻められては太刀打ちできず」と申せば、
九郎左衛門は毛利を頼るしかあるまいと五千の援軍を借り受けた。
元気づいた九郎左衛門は手勢の八千人も連れて城外に陣を構え、そこに尼子勝久の軍が攻めかかった。
九郎左衛門の兵は、先鋒の鹿之助を取り囲んだが、あっというまに蹴散らされ、城門の内に退がるよりない。
城に籠もられると、さしもの鹿之助も攻めあぐねて、その日は退却となった。
「悪逆無道の尼子九郎左衛門、はやく馬より下りて首を渡せい」と呼ばわると、
九郎左衛門も「小倅ごときに討たれる九郎左衛門にあらず」と前に出てきて采配を振るう。
さらに鹿之助が「こののち三声と叫ばぬうちにその方の生命は寂滅する」と挑発すれば、
九郎左衛門はさらに怒り「三声は愚か千声万声でも発してみせるわ、我を生け捕る者があるか」と叫んだ。
その声が終わらぬうち、傍に立っていた寺元生死之助が「汝を生け捕るものはこれにあり」と応えるや、
九郎左衛門を馬上より引きずり下ろしてあっというまに縛り上げてしまった。
その隙に生死之助は九郎左衛門を抱えて尼子勝久の陣中に転がり込む。
毛利家の河野四郎は薮中茨之助と戦って斬られ、同じく毛利家の来島太郎は荒波錨之助に首を引き抜かれた。
九郎左衛門の配下の赤星軍八は皐月早苗之助と、田原兵次は秋宅庵之助と戦っていたが、やがて討ち取られた。
その他の勇士たちも各々活躍し、ついに大勝利と相成ったのである。
尼子勝久が城内に乗り込むと、生死之助が縛り上げた九郎左衛門を引っ立ててきた。
勝久は「いまぞ天罰の蒙る時節到来」と自らその首を打ち落とした。
兵たちは勝鬨を上げ、民百姓も多いに喜び、尼子家の再興を祝したのだった。
ちょうど正親町天皇の即位があり、毛利元就も上洛して献納品を奉ったところ、
義輝公の母君から「尼子と和睦して義久を返してやってくれ」と頼まれた。
やむなく元就は頷き、これで尼子と毛利は和睦して、義久は丁重に送り返された。
義久と勝久はついに親子の再会となり、また忠臣義士らを集めて労い、
とりわけ功のあった十名、
大谷古猪之助
寺元生死之助
横道兵庫之助
早川鮎之助
高橋渡之助
秋宅庵之助
薮中茨之助
荒波錨之助
「うちのオカンがね、昔お呼ばれしたパーティの名前を忘れたらしいねん」
「ほんだら俺がね、おかんのお呼ばれしたパーティの名前、一緒に考えてあげるから。どんな特徴言うてたかとか教えてみてよ」
「なんでもな、毎年春にやってる公的行事で、主催が総理大臣らしいねん」
「桜を見る会やないか? それはもう完全に桜を見る会やがな。すぐ分かったよこんなもん」
「俺も桜を見る会やと思てんけどな、オカンが言うには、夕食会の明細書もらったっていうねんな」
「ほな桜を見る会と違うかぁ。桜を見る会に夕食会の明細書なんて出るわけないもんね。桜を見る会の夕食会の明細書はね、まだ1枚も出てきてないのよ。あれは。首相側もね、明細書1枚でも出せば済む話やのにまだ出せてないから。桜を見る会ってそういうもんやから。ほな桜を見る会ちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?」
「桜を見る会やないかい! 招待客数と支出額めちゃくちゃ多いんやから! でも俺はね、あれは自分の支援者だけ招待してるからやと睨んでんのよ。俺の目は騙されへんよ。俺の目騙したら大したもんや。で、あれよう見たらね、反社会的勢力を含んだうえでの招待客数になっとんねん! 俺はなんでもお見通しやねんから! 桜を見る会や、そんなもんは!」
「分かれへんねん、でも」
「何が分かれへんねん」
「俺も桜を見る会やと思てんけどな、オカンが言うには、招待客名簿があったっていうとってん」
「ほな、桜を見る会ちゃうやないかい! いま招待客名簿出てきたら政権ひっくり返るもんね! 桜を見る会はね、まだ国民が寝ぼけてるときやから嘘ついてられんねん! 嘘つかれてるうちに国民もだんだん目が覚めてくるけど、まだちょっとだけ嘘ついてまうねん。そういうカラクリやから! 桜を見る会ちゃうがな。もうちょっとなんか言ってなかった?」
「桜を見る会や! あれは法律スレスレどころか法律違反やから! 首相側がもう一段増やそうもんなら、俺は動くよ、もう! 桜を見る会やん絶対!」
「分からへんねん、でも」
「なんで分からへんの、これで」
「桜を見る会やないか! 桜を見る会は参加している本人でも自分にどんな功労・功績があったか思い浮かばへんねん! 浮かんでくるのは首相と首相夫人の顔だけ! 両手を広げた首相の顔だけ! 桜を見る会に決まり!」
「分からへん」
「分からへんことない! オカンのお呼ばれしたパーティは桜を見る会!」
「ほな桜を見る会ちゃうやないか! おかんが桜を見る会ではないと言えば桜を見る会ちゃうがな!」
「そうやねん」
「申し訳ないなと思って」
「ほんまに分かれへんがな、それどうなってんねん」
こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくないかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品とベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。
足の作画にこだわった実にフェチい映像化であり、映像化不可能と言われていた歯磨きプレイを完璧に原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で『化物語』(2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……
2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧も水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。
アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンドを無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンドが無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山の関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……
え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。
なんとも評価に困る作品である(氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作を尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈の問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎が真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンのEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部〉シリーズにああいうEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンのEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニのイメージが台無し」とか「またアニメの実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメ化きっかけによねぽ作品全部揃えたとかいう友達もいるから安易に否定するのはよくないのだが、高校の図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部〉シリーズを横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。
最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代の匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代を2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代に中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説の空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃんと舞台を1990年代のままにしていた『この世の果てで恋を歌う少女YU-NO』(2019年)は賢明な判断だった。
文明崩壊後世界を原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作で描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。『新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。
ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来に適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。
単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作の時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。
アニメを使ったCMの最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。
映像としてのクオリティ、百合作品としての密度、キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作と描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作で完璧超人なキャラがアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものになっちゃうじゃん……
良い作品なんだけどちょくちょく原作の描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいいし漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからん。あんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由が微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由は実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別な人間なんかじゃない、という意味が原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写も原作と違う……ぐぬぬ)。
ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。
俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠が『天気の子』(2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝とかいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって『言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこうたらみたいな論を立てるめんどくさいオタクに大人気だった新海誠が国民的アニメ監督になる日が来るだなんて2010年の自分に言ったら失笑されるだろうと思う。
映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんとリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍の空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力で他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍の空襲という暴力には屈しない→植民地の食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場からは自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作の台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定の合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……
すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権に上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。
で、こういう話をするなら『けものフレンズ2』(2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場に立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまり『けものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティの問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……
あと私もたつき監督の作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきはあくまでアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音とたつきが対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督が対立しているのなら普通は原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?
単体で見ればとても良い出来なのだが希美とみぞれの関係性あるいは夏紀とみぞれの関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作で希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックスの台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし川相手にあんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……
キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美のキャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美のモンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作の気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれはリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。
今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインやヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイスが人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタクの性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作の描写を完璧に再現してくださっている……! しかもCV神谷浩史の流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ。3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気。俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。
ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスはもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。
空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……
話したからって、治るわけでもないので
10月の御即位の儀あたりにママンに逢いに行っていたとき前後から
めちゃめちゃ肩がいたくなってて。
頸から来てるんだろうなって事は判ってて、
なるべく出ないで、Amazonや、せいぜい近場で買い出しをするけど
いったん痛みだしたら強烈で一回、救急車をかんがえたくらい。
ああ、それだ、それだった。
とういうのでずっと耐えてました。
耐えて何とかなるなら。
ほんと、それなって。
なるべく水分摂って、変にねじらないようにして
ダメージの少ない靴履いて
痛くないほうの肩にショルダーかけて
すこしずつ、治ってきていますニャ。
しんどいこと痛い事けっこうあるけど
ねこは元気(なふり)ですニャ。
現代の「代議員」とやらが選挙における「買収行為」を「たいしたことではない」と考えているらしいことはよく分かった。
https://twitter.com/maejun_jp/status/1193165247625879553
問題は選挙における買収行為に対して何ら問題が無いと感じているその「感覚」であって、個別の事件の問題ではない。
似たようなこととして、たとえば「偽札」をめぐる罪の重さがある。
偽札の使用は金額の多寡に関わらず懲役3年以上と大変重い罪になっている(「3年以上」と定められている犯罪としては、たとえば傷害致死罪)。それは、「通貨」というものが社会の基盤であるとともに「信用」で成り立つ存在であるため、これを偽造する行為は「信用」を毀損する行為として厳しく取り締まる必要があるからだ。
公職選挙法は、代議制民主主義の根幹となる選挙の公正さを保つ目的で定められている法律であり、特に買収的な行為をターゲットとして禁じる法律である。候補者本人が罪を犯している場合は、運動員が行った場合より更に重く、今回のように多数を対象とする行為は6年以下の懲役または禁錮と定められている。たとえば、一地方の一代議士が行ったとしても問題であるのに、あろうことか「総理大臣」堂々と、しかも公金を使って、というのが今かけられている疑惑である。
問われているのは政治活動におけるモラルであり、代議士の信用そのものだ。総理大臣は内閣の長であるとともに、政権与党である自民党の長でもある。その存在がこのようなことを行っている以上、政府の公金使用に関する適正さ、そして、選出されたあらゆる自民党代議士の正当性が揺るがされているということであり、行政も、立法も、その正当性の根幹が揺らいでいるということだ。
このような不正をただせない行政に、どのような正当性があるだろうか? このような不正をトップが行う党の代議士が全員「清廉潔白」である保証がどこにあるか? (事実、多数の大臣経験者などが「地元後援会」を「招待」していた、と恥ずかしげもなくSNSに記しており、同罪であろう。)このような面々によって行われる行政にも立法行為にも、何の正当性も保証もない。いま問われているのはそういうことであり、へらへら笑ったり、「たいしたことないじゃん」で済む話では全くない。
ハッキリ言えば、「これが事実であるか否か」は「総理大臣を起訴し収監すべきか否か」という問題なのだ。そのことを充分理解した上で、各マスコミがこれをどう報じるかを見守るべきだと思う。即位パレードで浮かれている場合ではないのではないか。
11/30個(約37%)がTwitter関連のコンテンツ。現場からは以上です。
Twitter関連 | 順位 | タイトル |
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1 | はあちゅう、血液クレンジング拡散を謝罪「ステマではない」「何も信じられない」 | |
2 | バス停表示ミスを6歳児が次々指摘 路線図すっかり覚えたバスマニア 北九州市 - 毎日新聞 | |
① | 3 | 「少年ジャンプって大人が読む漫画でしょ」「クラスの男子誰も買ってないよ」…小6女子の発言に反響。驚きのほか「昔も小学生だと買うのは大変だった」「中学ごろから」「コロコロだった」との声も - Togetter |
4 | ジム・ロジャーズ「日本は東京五輪で衰退する」 投資 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準 | |
5 | 異例のエンドレス「万歳」 天皇陛下の即位祝う国民祭典、戸惑いの声も | |
6 | 「桜を見る会」の私物化 | |
7 | アメリカ人は分数が大好きで小数は大嫌い 〜 fks_hiroさんへ 〜 ( 北アメリカ ) - 桃実 says - Yahoo!ブログ | |
8 | 蘇生した受刑者、「一度死んだ」として終身刑満了訴えるも棄却 米 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News | |
② | 9 | なぜ、IT技術者は普通の人に情報モラルを教えられないのか #KOF2019 - Togetter |
10 | 動物愛護家「盲導犬の利用は残酷。野原を自由に走り回らせず人間に服従させることのどこが道徳的なの?」 : ユルクヤル、外国人から見た世界 | |
③ | 11 | 「広告クレームで女性は客観性より好き嫌いを判断基準にする傾向が強い」という研究結果に注目集まる。「男性ホルモンが多いほど公平性が高まる」 - Togetter |
12 | 好きなブルボン総選挙 選挙結果 やはりルマンドは強し :: デイリーポータルZ | |
④ | 13 | マンガ「この恋は届かなくていい」に尊さを感じる人たち。退廃と純情の向こう側な感じが素敵 - Togetter |
14 | 炎上のなでしこ寿司店長、謝罪と誤解への反論…「女性職人が稼げる社会をつくりたい」 | |
15 | 全省庁に20年秋からクラウド 安保に配慮し採用 :日本経済新聞 | |
16 | 新宿2丁目のHIV啓発看板、新宿区役所から描き直しを命じられる - KAI-YOU.net | |
17 | お手柄の猫…人間の赤ちゃんを全力で守る(動画):らばQ | |
⑤ | 18 | 「危ないから」と遊具を撤去・外遊びを禁止し、ゲートボールをする老人が去った公園はこうなる……近所の公園はどうなってる? - Togetter |
⑥ | 19 | ポスターケースを2,000円とかで買ってる人へ。実はダイソーではだいぶ前から300円で売ってるらしくて感嘆の声を上げる皆さん - Togetter |
⑦ | 20 | イタリアの大手メディアによる「古代ローマは移民都市だったことがDNA解析で証明」という記事になぜか阿部寛の画像が使われていた「違和感が迷子」 - Togetter |
⑧ | 21 | すもも on Twitter: "11時25分集計。50代女性が追い上げを見せてきています。私は50代女性がトップになると予想しています。内閣府のデータなど様々な分析をしていると50代女性はジェンダー観がかなり特殊だということが判明しているので。 http s://t.co/6f6b2Gnf4n" |
22 | 日本に衝撃、トランプ流「同盟切り捨て」米世論が後押し:朝日新聞デジタル | |
⑨ | 23 | ヤリマンと噂される少女とそれと知らずに仲良くなった後に噂を知って下心を出した瞬間にゴミのような目線で見ながら「してあげる」と言われたい性癖の話 - Togetter |
24 | 桜を見る会に参加して 日々の想い | |
⑩ | 25 | saebou先生の反倫理的な「すごく高い倫理」と献血における倫理/安全性:「宇崎ちゃん」献血ポスター③ - Togetter |
26 | 1兆円の大企業優遇策?あなたの知らない消費税「輸出戻し税」の世界 - ゆとりずむ | |
27 | 麺175食分盗み放火容疑 つくば、バイトの23歳女ら逮捕 - 産経ニュース | |
28 | 皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の「大きな違い」(大木 賢一) 現代ビジネス 講談社(1/5) | |
29 | TOEICスコアが日本より150点も高い韓国でも、英語が話せるとは限らない ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト | |
⑪ | 30 | 桜を見る会関係のSNS投稿記事が続々削除(笑) - Togetter |
私は切手が好き。
平成生まれの娘に、平成の時代を生きた記念として天皇陛下即位30周年の記念切手と、2020年のオリンピックの記念切手をプレゼントしてあげるお父さんのブログを読んで、影響を受けて私は令和生まれの子供を産んだので
令和の由来の記念切手と天皇陛下御即位記念切手を買って、娘が大人になったときに渡そうと思った。私は切手が好きな人間だけど、娘はそうとは限らない。だから私が令和元年生まれの娘へ記念品として切手を送ってもビミョーなリアクションかもしれない。それでも、切手は郵便局が発行した金券であり、汚したり破損させたり金券ショップに売ろうとしたりしない限り額面以下の価値になることはない。
私の娘である彼女には郵便局の使い方を仕込む予定で、私のあげた切手をゆうパックに使ったり手紙を送ったりすることに使ってくれたら万々歳である。
あげた記念切手を「もったいない」と思われて使わずに娘以外の者の手に渡ってしまうのはちょっと残念。でも、娘から孫の手に渡るとかなら嬉しいかも……
色んな考えで記念切手を買ったのだが、私の実母がしゃしゃり出て来て私の買った切手を手に取り「綺麗な切手ねえ…ちょっと貸して!会社の人に見せてあげる!」と言っていきなり記念切手を折り曲げようとした。慌てて止めた。何やってんの。子供にあげるって言ってるじゃん!なんで曲げようとするの!?と言ったけど、実母マジで頭イカれてるんだよなあ。小学生がやることならしゃーないと思うけどいい年のおばあさんがそういうことをするか。実母は「いいもん。ホームページでみんなと見るから」と全く反省せず。切手に興味がまったくない人間に記念切手の画像を見せたところでリアクションはビミョーだと思いますけどね。