しかして2500年近い時が流れて21世紀の現在でもこの言葉は真実なのだろうか
今の世の中には娯楽が溢れている
昔の人間も頑張って働いてはいたが、夜遅くなれば寝る程度の節度は合った
現代人は夜中にも電気を付けて必死にサービス残業に打ち込んでしまう
そんな現代人にとって貴重な時間をオナニーなんかに使って良いのだろうか
オナニーは一見すると短い時間で手軽に楽しめると思われているが
オカズを用意する、後始末をする、消費したエネルギーを回復するため余計に寝るという3つの追加アクションを必要としている
3分で終わると思われているオナニーもその裏では意外と多くの時間を消費しているのだ
ディオゲネスのような樽に篭ってゴロゴロ転がっていればいい暇人ならば、意外と時間はかかるがお金はそんなにかからない趣味としてオナニーは有効だ
しかし金はあるが時間はない現代人の場合はそうとは言い切れない
単位時間あたりの幸福量においてオナニーは決して高いとは言えないのではないだろうかと私は考える
オナニーで気持ちよくなっても賢者タイムでネガティブな感情が高まるのならその分を差し引きする必要がある