2022-06-21

フェンシングが嫌いになった

元々は好きでも嫌いでもなかった。もちろん競技経験はない。

太田さんがオリンピック活躍した時は素直に応援した。なかなか面白い競技だと思った。

その太田さんが、東京五輪決定の時に見せたガッツポーズに、急激に心が離れた。

私は東京オリンピック不要という考えだった。もっと発展中の前向きなエネルギーに溢れる都市でやればいいと思っていた。都民なのでお金を使われるのも嫌だった。もし福島オリンピックやるなら賛成していたが。

それ以降、競技場やらエンブレムやらコロナ延期やら小山田やら森やら橋本やら、

なんだかなぁということばかり起こって、その度に

「これってでも太田さんみたいにめっちゃやりたがっている人がいるイベントなんだよなぁ」

と感じて、フェンシングがどんどん嫌いになっていった。

競技者が、特にオリンピックでないと注目されないようなスポーツ競技者が、オリンピック自国開催を熱望するのはもちろん理解できる。

でも、この状況で延期&無観客で、それほどまでしてやらなきゃいけなかったのかと。

太田さんは悪くない。フェンシング全然悪くない。ただ私が象徴存在として勝手に憎んでいってしまっただけだ。

からこれは逆恨みだ。ごめんなさい。いや、ちょっとは恨む正当性もあるから、一部は順恨みか。

ちなみに太田さんのことは尊敬もしているのだ。フェンシングというマイナー競技メジャーにするためにいろんな努力をしている。エンタメ的な見せ方を工夫するアイデアと実行力とか。競技者としての自分を早めに諦め運営側に回った姿勢とか。

しかしその長所すらも「結局フェンシングだけよけりゃいいのかよ」というおかしな憎しみを呼び起こしてしまったりする。

東京オリンピックなんてやっぱりしなけりゃよかったと思う。

https://mainichi.jp/articles/20220620/k00/00m/050/268000c

これ見て久しぶりにそう思った。

  • 都民ってオリンピックで住民税が高くなったりしてんの?

  • 都民が自ら望んで開催されたんだから喜べよ

    • それで言うと日本政府が行う全ての政策は、日本人が望んだことだから喜べ、ということになってしまう。

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