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はてなキーワード: 生産年齢人口とは

2023-08-08

コロナ感染対策社会を良くしたのか

コロナが5類になってからはや3ヶ月。

毎日挨拶のように感染者数、重症者数、死者数からその日のニュースが始まっていた日々はもう記憶の彼方。

最後に記録されてる累計死者数は7万5千人ほど。

42万人おじさんと言われてたぐらいなので35万人ほどは死者数が減少したのであろう。

この数を「徹底した感染対策の末これだけに抑えた」と感染対策行政に携わる人は喧伝する。

しかしそれは正義なのか、というより社会を良くしたのか。

善悪の話をすると「人が死ぬことがいいですって!?」と言う人が現れる。

なので増田だ。

コロナウイルス感染症で死ぬ人はたしかに減ったのだろう。

しかし命の問題だけでも、「人の交流抑制する政策」は婚姻数を明らかに減らした。ひいては少子化を一気に進行させた。

金銭的にもかなりの金額が浪費された。これは後に国債償還という形で後世にのしかかる。

少なくともこの2点だけでも「コロナウイルス感染症による死者数を減らす感染対策」には、社会を悪くした側面がある事は明らかだ。

ではどの位の死者数になるべきであったのだろうか。

個人的には100万人死んででも問題ない、むしろ500万人位までなら死んでいたほうが、一時の混乱はあっただろうにせよその後の社会の維持はより容易なのではないかとすら思う。

なぜなら、コロナエボラとは違う。

同じ500万人死ぬとしても、老若男女関係なく死ぬエボラと違いコロナで500万人死んだとしておそらく490万人ほどは高齢者だ。450万を下回ることはない。

高齢者が490万人消え、社会を維持する生産年齢人口にはほとんど影響はない。

それどころか仮に450:50としても、450万人の高齢者医療介護需要が消えるため労働力がその他の業種に供給される。生産年齢人口全体から50万人へっても医療介護以外への影響は少ない。医療介護需要が減少するため人手不足にはならない。

医療介護需要が減少すれば社会保険料率が毎年のように上がり給与は増えども手取りは増えずなどというバカ現象も起こらないし、経済的に安定すれば婚姻数も増え少なくとも今のような少子化の急速な進行はなかった。

ワクチンができた時点でいち早く通常の経済活動を再開し、死ぬとき死ぬ、と割り切るべきだった。

未知の感染症で対策が何もないから2類、と言っていたのだから、遅くともワクチン日本に入り始めた段階で2類騒ぎは終わればよかった。

医療介護年金、これらの日本が抱える金銭的な問題を一旦軽減する最大の機会を得ながらみすみす金をドブに捨て続けてしまったのがこの感染対策であったというのが増田結論だ。

疫学感染症の専門家コロナウイルス感染症の死者数を抑える事しか見ていない。その対策社会を良くするのか悪くするのかは見ていない、ということを考慮せずに彼らの言うことを鵜呑みにしてしまった政治家責任は重い。

しか自分たち提言が後世のためになるかどうか、という視点には立っていないことをlimitationとして明言していなかった「専門家」の今のこの結果を見た上での態度はデカすぎるとおもう。

2023-07-27

anond:20230727110643

ブコメでも指摘したけどあんまりまれていないようなのでここに書く。

そのガバガバな表を今すぐ取り下げろバカタレ

追記ジニ係数の数値の比較ガバい。詳細は追記最後の方で)

皆さんが疑問に思っているこの表の1997年給与平均/中央値の664万円/545万円のソースはどこか。

結論を書きますね。これは1995年調べの前年の世帯所得平均/中央値の数値です。

ここら辺の記事斜め読みしたんですかね。

https://financial-field.com/income/entry-128313


ちな「平成7年 国民生活基礎調査の概況」/1世帯当たりの平均所得金額

https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/ksk/htm/ksk020.html

平成7年 国民生活基礎調査の概況」/中央値世帯全体を二分する所得金額境界値)

https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/ksk/htm/ksk021.html


いいですか。この表はつまり世帯所得年収比較したバカタレ表組ということです。

もう一度書きますよ。この表は、世帯所得と、一個人年収比較した表です。


あのさあ……そら差も出ますわなあ!


かに日本の平均年収中央値も下がり続けてるけどさあ。

この表はなんだい? バカなのかな?

1997年の平均年収が664万円って探しても出てこないよーってブコメもあったけどさあ。

出てくるわけねーのよ。年の時点で間違ってるんだから


2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況(最新)の内容だと、平均所得(世帯)は545.7万円、中央値は423万円なんですわ。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/03.pdf


かに下がってるよ?

でもさあ、労働人口減ってるとか(追記労働人口生産年齢人口に訂正します)、ジジババ増えてるとか、核家族化とか色々ある中で、全世帯所得平均の数値であーだこーだ言うのはアホですよ。

高齢者世帯以外の世帯」の所得平均は1996年 約714万円→2021年 約665万円。

減ってるけど50万円なんだよ。いいですか? 「200万円以上も高いんだよ」ってなに?

(各種世帯所得等の状況 /図8 各種世帯1世帯当たり平均所得金額の年次推移より)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/03.pdf


ちなみに「児童のいる世帯」の1世帯当たり平均所得金額は令和2年の813.5万円が昭和60以降で「過去最大」でした。

示唆的だなー。比較的金持ってる奴らだけ子供作るようになったのか、女性社会進出が進んで2馬力所得が増えたのか、その両方なのか、はたまた別の要因なのか……。(ジジババと一緒に住んでるとかね〔結婚妊娠を期に親と同居 等〕/年金所得)

まあそれはさておき、この表のバカタレ具合は伝わったと思う。

ブクマカも頼むわ。日本叩けるーつって考えなしに乗ってんじゃねえよ。マジで

そら経済停滞30年、増税社会保険等の増額で可処分所得は減っていて景気が悪いのは同意するけどさあ。


世帯所得」と「年収」を比較して昔の方がーとかバカですよ。

勘弁してくれ。

追記

じゃあ世帯所得じゃなくて年収ではどうかというと、1997平均年収467万円、2021年平均年収443万円。

減ってるねえ。24万円。200万円じゃねーじゃん。やっぱり嘘じゃないか

いい加減にしろ

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm

国税庁 平成9年分 民間給与実態統計調査

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/1997.htm




フリーハンドお気持ち追記

俺の怒りポイントいまいち伝わっていないようなので書いていくと、これブコメにも書いたけどTwitterにも少し漏れ出てるんだよ。

しかもあのバカタレ表のスクショと一緒に。

これさあ、もしもだよ? もしもさあ、Twitterでバズってさあ、そんでコミュニティノートとかついちゃってさあ、まーた左派デマばら撒いてるってことでTogetterなんかにまとめができちゃってさあ……ってなったらどうする? こういうことを考えるわけよ。

そうすると「あいつらはバカから」ってことで、より断絶も広がるし、エコチェンも増幅されちゃうわけじゃん。そういうのが俺は嫌なんだよ。

日本叩くなって言ってるんじゃねえ。もうちっと自分の頭で考えて叩けって言ってんだわ。

そういう意味では手前味噌だけど同じプラットフォームから指摘が入ったってことにはある程度の意義があったと思うよ。

から指摘が入って、外からどう見られるかってことをもう少し考えてほしい。

それとこれを日本経済擁護が書いてあるっておったまげな読解してるヤツもおるみたいだけど、経済停滞30年、景気は悪いって書いてあるだろ。

それでも足りないなら俺の立場を明らかにするためのもうちょっと書くと、他国経済成長や競争やってるときマイナス成長ってなに?とか思うわけ。

景気悪いって言ってるのに増税しか消費税おかしいだろって思うわけ。日本経済政策はまったく評価していません。


その上で言っちゃうと元の増田は「デマ」って評されてもしょうがない内容じゃん。タイトルは嘘。根拠にしてる表の数値も嘘。

そういうものを無条件に信じちゃう危うさよ。こういうことを繰り返しているとまっとうな批判相手にされなくなるわけ。これも指摘したい。

そして、こういった指摘を読んで、それでも今回自分結論感覚は変わりません。っていうのであればそれはそれで結構

でもひとつ事実確認をしておくと、1995年調べの世帯所得2021年年収比較して給与が200万円減ってるって表を信じてコメント欄で盛り上がってたのがお前らなんだよ。そこは認めていこう。

あとジニ係数に関しては、俺がよく分かっていないので言及していないだけです。

書かれている数値に嘘はないようです。

(※追記:訂正します。詳細は下部)

どういう意味かというと、書かれていない数値があるということです。

それは「再分配所得ジニ係数」で、2017年の数値は0.3721です。

元増田でも再分配について言及があり、この指摘に対するエクスキューズになっていますが、そこまで言及するのであればこの「再分配所得ジニ係数」の値にも触れておく方が誠実で、どうも恣意的ものを感じ信用できないヤツだなと思いました。

(※追記:よくよく調べたところ、1997年ジニ係数は見つけられなかったものの、比較ガバがありそう。まだガバあんの?マジで

1996年

当初所得ジニ係数」は0.4412

再分配所得ジニ係数」0.3606

1999年

当初所得ジニ係数」は 0.4720

再分配所得ジニ係数」は0.3814

2017年

当初所得ジニ係数」は 0.5594

再分配所得ジニ係数」は0.3721

え、1997年ピンポイントデータは見つけられなかったけど、ひょっとして1997年の「再分配所得ジニ係数」と2017年の「当初所得ジニ係数」を比べてめっちゃ上がったとか言ってる? だとしたら本当にお前ふざけんなよ)

厚生労働省 図表1-8-9 所得再分配によるジニ係数改善の推移

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-09.html

内閣府 所得再分配によるジニ係数の変化

https://www.cao.go.jp/zei-cho/history/1996-2009/etc/2007/pdf/191120sankou_03.pdf


多分最後追記

1995年世帯〜を1995年調べの前年の世帯〜に修正しました。

2023-07-23

いや、それ色々と間違ってるよ。

anond:20230722182903

まずこれ、最低賃金賃金がごっちゃになっているけど、アラウンド最低賃金で働く人はそんなに多くない上に、アラウンド最低賃金賃金しか支払われていない職場は、労働力相対的に割高になれば代わりに設備投資を増やそうみたいなことができる企業は少ないんだわ。

あと、日本が成長していないということにも誤解がある。確かに実質GDP成長率なんかは他国より低いわけだけど、これは人口減少の影響が大きくて生産年齢人口当たりのGDP成長率だとそんなに低くなくなる。しかもこれですら、日本は平均労働時間の減少が大きいということの影響が入り込んでいて、マンアワー当たりの実質GDP成長率ということになるとむしろ近年は日本G7でもトップクラスに成長している。で、賃金上昇による人から設備への代替などの話で測られるべき、対応する生産性成長率はこのマンアワー当たりなのよ。これがそもそも日本は低くないわけだから増田の話は根本から的外れになっている。確かに国内での設備投資が本当に落ち込んで技術革新生産性成長が危機にあった時期もかつてあったものの、それはそう長い期間でもないし、少なくともこの十年弱の話ではない。

2023-06-14

anond:20230614012035

人口が減るのが問題なのではなくて、人口に占める高齢者割合が増え、生産年齢人口が減るのが問題

2023-03-12

anond:20230311012101

韓国生産年齢人口から考えると大変になり始めるのは15年ではなく30年後かな?

日本もそうだけどすぐに弊害が出たら対策も大規模に取られるんだろうけど時間差が大きいことで今の世代対策をとるメリットが感じられないのだと思う。

2023-02-03

ノアスミス翻訳記事鵜呑みにして安心ちゃうはてなユーザー

経済学101は非常に素晴らしいサイトで、興味深い記事が多く、よく読ませてもらっていたが、

ノアスミス氏の記事が出て、「ああ、これはBBCの例の記事への反駁として都合がよくて気持ちよくなる人が多くなりそうだ」と思ったら案の定だった。


一方で賢明はてなユーザーも、もちろんいた。


英語の文献引っ張ってくる人は「みんな英語を読まないだろ」と思って都合良く加工してくると思ってつい元を読んでしまう。東京の一人当たりの居住スペースが増えてるのは世帯人数減少によるもの解説が付いてた。」

と、コメントした方や星をつけた方たちのように、なぜか当該のノアスミス記事は、非常に都合のよい「日本は停滞してないよとの結論ありき」のデータの用い方と書かれた方をしている。

日本が停滞なんてしてないと反駁したい人には、すぐに飛びつきたきなるような色んなデータ提示した良い記事だろう。


この問題一見して色んなデータ提示して説得力あるように見えるにはいくつかの手法によるものだ。

たとえば比較対象チェリーピッキングが挙げられる。


かつて日本は数年に渡り一人当たりのGDP世界1位であり、各種製造業世界を席巻し、ジャパン・アズ・ナンバーワンなどと自画自賛かつ他国の一部でもそう言ってる時代もあった。

当然、その時は欧米比較対象だったのだが、興味深いことにノアスミス記事では、少子化問題出生率に関して、東アジアのなかではマシと、先進欧米国との比較ではなく低出生率にあえぐ国との比較を持ってきている。

アメリカイギリスフランスドイツではなく、ことさら出生率の低い東アジア比較してるのである

しかもここでは、日本が長期に渡り出生率が低い状態が続いていることが軽視されている。

出生率問題はまさに長期的な問題なのに、である

仮に今年の出生率が劇的に改善しても、今年生まれた人が生産年齢人口に達するのは約20年後である


台湾韓国も長いこと出生率が低いが日本よりはまだ短く高齢化がまだ進んでいない。

同じ出生率1.3の国でも、日本のように長く低い傾向が継続している(しか欧米のように移民によってその傾向をなんとか緩和するような施策を行っていない)国と、

今まさに日本と同じくらいの出生率になった中国や、日本ほどの長い期間でないにせよ低い傾向の続き日本より低い出生率の記録をだしてる台湾韓国

これからなるであろう東南アジアの国々とは事態の深刻さが違う。

10年低出生率の国と20年の国、40年の国では、データ上同じ出生率でもまったく影響が違うのに、である

日本世界の主要国先進国の中で先駆けて高齢化が進み、他国よりもその状態が長いことそのままの状態・・・まり、まさに「停滞」してるから他所の国より深刻なのである

丙午の年のように単年で出生数が激減したとしても、その影響は長いこと低出生率状態よりもずっと穏やかで、

これから人口ピラミッド日本のようになるかならないかでは大きな違いが歴然とあるのに、

他の国の、しか日本がかつてよく日本自身比較していた欧米ではなく、日本より低出生率世界最低レベル出生率の国々と並べて、

「マシだ」などといっても低出生率が長いこと続いて高齢化が進んでいる日本は、停滞していることに違いないのに。

中国台湾韓国日本のように対策を練らないと日本のような停滞期を迎えるが、逆に言えば日本よりもまだ対策猶予があるといえる。



住居サイズの話はもっと巧妙だ。

賢明ユーザーが「世帯人数減少によるもの解説が付いてた。」と書いたように、東京の、一人当たり換算の住居の広さなのだ。

東京は全国平均を大きく下回る一世帯あたり人数になっており、2020年の国勢調査データでは、ついに一世帯あたり2人を割ってしまった。

世帯平均人数2.27人、東京は「2割れ」 独居・高齢化

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA24EMY0U1A620C2000000/

ちなみにノアスミス氏が比較したロンドンのある英国全体では、日本全国及び東京世帯あたり人数が減少した2003から2013年にかけて世帯人数が2.36から2.37へと微増しており、

英国の最新のデータによると、

なんと、2021年のロンドン一世帯あたり平均人数は2.5人で、イングランドの中では世帯人数が多い地域になっている。

英国全体では約2.4人なので、大都市ロンドンのほうが全国平均より世帯人数が多いという日本東京関係真逆データになっている。

(最も少ないのは金融街シティ・オブ・ロンドンの1.7である

https://www.ons.gov.uk/peoplepopulationandcommunity/householdcharacteristics/homeinternetandsocialmediausage/bulletins/householdandresidentcharacteristicsenglandandwales/census2021#:~:text=Dividing%20the%20overall%20number%20of,residents%20per%20household%20in%20Wales).


家というのは世帯人数が4倍になれば比例して4倍広くなるものでは決してない。

しろ世帯人数が増えると、世帯で共有する風呂トイレキッチン等々の分、一人当たり換算で狭くなりがちだ

東京学生時代を過ごしたならその頃とかの一人暮らしワンルームもしくは1K、1DKの下宿を思い出してほしい。

あるいは、不動産サイトでそういう単身者向けの住居を見てみるといい。

安い木造アパートとかでも25平米前後あるのを見つけられる。狭くても20平米前後だろう。

しかし、両親と子供二人の4人ぐらしで、25の4倍、つまり100平米のところに住んでいる人がどれだけいるだろうか。

中産階級向けの結構いいマンション就職氷河期あおりを受けた人間は買えないようなマンションでも80平米前後である

家族向けの都営や市営となるより狭いのも多い。

私が現在住んでる地域東京住宅地一戸建てでも二階建てでそんなもんである

安いアパートに暮らす単身者分譲マンションや戸建てを買う人、どちらが裕福かは明らかだが、

家族構成が異なるだけで、一見一人当たりの平米ではマンションや戸建て購入者の子持ち家族のほうが狭くなりがちなのである

経済産業省ロンドンなどと各国の世界都市比較したデータでも、東京一極集中ますます進んでおるとしており、

しか学生やら単身のバイト会社員などが集まり続けて世帯人数がどんどん減っているのだ。

そうすると、一人あたりの住居サイズは広くなるからくりなのである



次に金融資産の話では、なぜか先進国の中で著しく格差の激しい米国中央値比較している。

みなさんも御存知の通り、アメリカ欧米先進国の中でも特に格差の激しい国である

我々日本人ではあまり目にすることのないような貧困街などがあり、youtubeなどでその一端を目の当たりにすることもできる。

当然そこの中央値は下がる。

参照先のデータでは、日本より経済規模の小さいフランスイギリスに負けているが、そことは比較しない。

あえて勝てるアメリカを持ち出している。

アメリカに負けたら今度は韓国あたりを持ち出して、ほら、日本はまだ韓国より金融資産多いよと、言い繕えばいいわけだ。


そもそも日本では個人金融資産が毎年過去最高を更新とか国内ニュース普通に採り上げられているので驚きもなにもない。

日本海外資産世界トップクラスなのも言わずもがなである

しかし、その恩恵に浴してるのは一部である

特に高齢者は平均すると金融資産が非常に多いが、持たざるものが圧倒的に多く、高齢者生活保護受給者はどんどん増えているのが現実である

多くの高齢生活保護受給者は怠けてたわけではなく、長年あくせく働いてきたが、国民年金だけではどうにもならなかった人たちや病気怪我で、などが多い。

その結果、社会保険負担もどんどん上がっているのが現実である


金融資産が増えてる(特に高齢者は一番資産を持ってる世代!)わけだから、どんどん豊かになってるんだし高齢者向けの社会保障関連費は少なくても大丈夫だよね?なんてことになってないのどころか、

現役世代負担は増えつづけてるので、ノアスミス氏がいくら金融資産を持ち出しても、で?それが?って話である



さら外国人労働者が増えてるというが、これはアメリカEU圏内国民化したりしているような移民とは大きく異なっている。

賢明はてなユーザーは薄々気づいているだろうが、そう、これは技能実習生らと資格外活動という名のバイトしてる留学生が上昇率の1位と2位を占めた結果なのである


技能実習生検索すると技能実習生外国人労働者は厳密には違います。と出てくるが、

厚生労働省外国人労働者の現状と呼ばれる資料技能実習生がしっかり含まれており、

ノアスミス氏の当該記事に添えられているデータにも下記のソースにMinistry of Health, Labour and Welfareと厚生労働省と書かれているように、

そのグラフ技能実習生留学生が含まれ厚労省データと一致している。


https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30367.html

上記サイトの 別添2「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和4年10月末現在)[PDF形式:1.6MB]を参照


経済成長を遂げた中国からのそれの伸びが鈍化する一方で、近年はベトナムから技能実習生が急増しており、伸び率も1位、人数でも中国より多くなっている。

そして劣悪な労働環境から逃げ出したベトナム人たちが、かつての中国人のように昨今の外国人犯罪ので多くを占めるようになっている。

技能実習生のみならず、日本語学校問題はてなの諸賢ならご存知だろう。

ノアスミス氏の翻訳記事技能実習生らの大幅な増加によってもたらされたデータが、移民外国人労働者増加として提示されてるのは失笑するしかないが、

おそらく技能実習生という制度や実情をノアスミス氏は知らず、データだけ見て「ほら!日本移民が増えてるよ!進歩してるよ!」って思っちゃったのだろう。

パスポートを取られて管理されたり恋愛禁止とかされてる人らを移民外国人労働者増加の成果にしてしまうのは実に悲しいことなのだが・・・

ちなみに異常な低賃金で働かされる技能実習生らが生んだ低コストなモノ・サービスと競合する日本のまっとうな企業は、

そうした低コストなモノ・サービスとのコスト競争を強いられて疲弊し、

市場から撤退をする羽目になるか、自らもブラック手法に手を染めざるを得なくなるため、まともな日本企業にとっての悪影響が非常に大きい。



最後女性労働者のとこも、ひどい。


ノアスミス氏はアメリカをの女性就労率を上回っていると書いてるが、ノアスミス氏の当該記事はなぜ大事なところを書かなかったのだろう?

参照先の英文記事では、

日本女性はその高い労働参加率に比べて、パートタイム非正規で働く人がはるかに多いことが書かれている。

アメリカ女性より得られる結果が低いことが書かれている。

まり労働生産性が低く、安い労働力として扱われているということだ。

実際に男女間の賃金格差は、OECD平均よりもまだずっと低い。

下記の男女間賃金格差我が国の現状)を参照


https://www.gender.go.jp/research/weekly_data/07.html#:~:text=%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%94%B7%E5%A5%B3%E9%96%93%E8%B3%83%E9%87%91,%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%90%E5%9B%B3%EF%BC%92%E3%80%91%E3%80%82


さら女性就労率に関する当該の参照先の記事の終わりでは、(女性相対的にかなり賃金が低いままのためか)女性就労率の上昇に女性教育水準の向上が根底にあるとは見いだせず、

日本公共政策女性労働市場への参加を支援するようになったが、これらの改革女性労働参加率の上昇と明確な関連を見出すのは困難、と結ばれているが、

ブコメではなぜか政権の手柄やよくやってる!というような意見もいくつか散見されるのは興味深いところである



ノアスミス氏の言うようにそら、多少は成長してるだろう。

しかし、世界の平均成長率、あるいは主要国G7内の平均成長率、あるいはOECD加盟国の平均成長率などを大きく下回る成長を続ければ、

他国に遅れをとり、中国のように一気に抜き去っていかれるのは日本人が骨身にしみているはず。それが停滞だろう。


ちなみにノアスミス氏が用いなかった日本人の90年からの約30年の肌感覚に近いデータといえば、世帯所得である

しっかりと、停滞というか減少してしまっている。

金融資産中央値アメリカより多いよ!ってノアスミス氏に言われても、所得がこんな有様である

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-01.html

また、30代~50代の働き盛り世代所得20年前と比較して100万も減少していることがニュースになったのは記憶にあたらしいところ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220303/k10013512681000.html


かつてはアメリカGDPに迫り、ニュースでは日米貿易摩擦問題毎日のように流れていたあの頃、

それが台湾韓国経済技術キャッチアップされ、このまま放置すれば日本以上に深刻な問題を抱えるその台湾韓国出生率らと比較して「日本はマシだ」みたいなことを言ってる時点で、

ああ、上を見るのでなく下を見て安心するようになったか

日本は言うほどひどくないって、そこまでハードル下げられるようになったか、と、

やはりあの90年から日本と比べて明らかに停滞してきた証だなぁと思った。



余談

ちなみにこの手の議論東京だけを抽出して経済成長してるだとか

高齢者女性低賃金労働者を除けば成長してるみたいな意見も時々あって辟易するが、

高齢者東京外地方もれっきとした日本であり、税や社会保障を分担してるのであって、

そこを排除して成長してるように見せかけてもナンセンスである

現実存在する高齢者低賃金労働者がいる結果の社会問題なのであって、実際に税等の負担も増加しているのだから

2023-01-19

anond:20230119171205

女性正規割合20~24歳がピークでそのピークですら50%だぞ

なので概ね当たり

 

我が国就業者数は,令和2(2020)年には女性2,968万人,男性3,709万人となっている
我が国の男女の生産年齢人口就業率を他のOECD諸国比較すると,令和元(2019)年において35か国中,男性は84.3%でアイスランド及びスイスに次いで3位であるが,女性は71.0%で13位となっている

 

そもそも日本の女は就業していない

 

>令和2(2020)年における非正規雇用労働者割合を見ると,女性は54.4%
世帯主性別は、2人以上世帯で、「男」(89.8%)、「女」(10.2%)

経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果・報告書概要版」で

 IT関連産業を支える人材うち、女性比率は約4分の1という結果だし

 日本の女は、自立・家族を養うべく職業経験を積む必要性が無いと思って生きている

 

 

なお、フィリピン企業はもちろんのこと、学校役場病院などの公共施設においても管理職の大半は女性で占められてるし、

教育現場では小学校から高校までの教員の8割ほどが女性で固められている

 

なんなら国外へ行っても送金するし

[Forbes] アメリカ在住の移民母国への仕送り額は年間1480億ドル以上

https://forbesjapan.com/articles/detail/26892

 

アメリカに住む移民2017年に自国へ送金した額

中国     :161億4100万ドル(約1兆8000億円)

インド    :117億1500万ドル(約1兆3100億円)

フィリピン  :110億9900万ドル(約1兆2400億円)

ベトナム   : 77億3500万ドル(約8600億円)

 

キトー事務して水商売して風俗して年取って稼げなくなったら被害者ぶるのは辞めてもろて
フツーにお仕事してスキル積むようにしようね

2023-01-18

anond:20230118081933

危険仕事以前に日本の女はまともに働く気ないだけだろ

そもそも自立しないでいいって教えてきてるし

 

我が国就業者数は,令和2(2020)年には女性2,968万人,男性3,709万人となっている
我が国の男女の生産年齢人口就業率を他のOECD諸国比較すると,令和元(2019)年において35か国中,男性は84.3%でアイスランド及びスイスに次いで3位であるが,女性は71.0%で13位となっている

そもそも日本の女は就業していない

 

>令和2(2020)年における非正規雇用労働者割合を見ると,女性は54.4%
世帯主性別は、2人以上世帯で、「男」(89.8%)、「女」(10.2%)

経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果・報告書概要版」で

 IT関連産業を支える人材うち、女性比率は約4分の1という結果だし

 日本の女は、自立・家族を養うべく職業経験を積む必要性が無いと思って生きている

2023-01-15

https://newspicks.com/news/7996713/

登録しなくても読めたり読めなかったりするのはなぜだろう


予想インフレ率も上がり、円安になり、株価も上がり、物価も上がって、あのままで行けば2014年の夏頃にはインフレ目標2%を達成していただろう」「それに水を差したのが2014年4月消費増税だった」

現在リフレ派は物価が上昇しても、それは円安等による輸入物価上昇によるもので彼らが望む物価上昇ではない、と言っているがそれならば2013年当時にデフレ脱却したように見えるのは同様に円安による筈だ。当時の方がインフレ問題視されなかったのは、幸いな事にエネルギー価格が下がっていたかである円安も今回と同様に当時もアメリカ長期金利がの上昇と連動しており、それは異次元緩和の始まる2012年から既に起こっている動きだ。

リフレで当初の需要不足によって起こるデフレを解消して景気を回復させたはずだが、それが消費税増税のために失敗したと言うなら、何故か消費税増税によってできるデフレギャップだけにはリフレ効果は及ばなかったというおかし理屈だ。デフレ貨幣現象であり通貨を増やせばインフレ期待が起こって景気がよくなるという話には大した根拠はなかった。要するにリフレ効果なんてないのである(金融緩和効果ではなく、当初も輸入物価によって物価が上昇したのであり、また今現在のようにインフレ目標を達成したところで景気に大きな変化はない)。

アベノミクスで最も改善したのは雇用

アベノミクス雇用改善したとは言えない。リーマンショック後に団塊世代退職期を迎えた分の補充が、大震災の後にようやく始まったのだが、生産年齢人口が減少した事で、労働供給側の事情非正規賃金が上昇している。だいた物価目標が達成できないのに、雇用けが改善する波及メカニズム説明する事がでない。

参考

https://supplysideliberaljp.hatenablog.com/entry/2019/06/14/175108

2022-12-29

anond:20221229214042

2022年人口統計によると

・年少人口(0~14歳)1,479万5,894人→1994年調査開始以降毎年減少

生産年齢人口(15~64歳)7,269万2,237人→1995年を除き毎年減少

老年人口(65歳以上)3,573万5,422人→1994年調査開始以降毎年増加。2015年から年少人口の2倍以上

なんだから増田に限らず、あらゆるところが老人ホームになるのはこの国の定めなのだ

文句言うなら子供増やしておくれ

2022-10-31

anond:20221030010415

生産年齢人口がみんな商売個人事業主)したら、今の世の中が成り立たないことは自明である

・もし本当に世の中の人々の大半が商売した方が労働者をやるより確実に儲かるなら、商売人の比率は現状よりもっと高いはず

・実際そうなっていない以上、商売の平均的リスク増田の考えているより大きく、それがマクロキャリア選択傾向に反映されてるということ

・逆に言うと増田はなかなか成功している商売なのだから、そのことを誇るべきである

・「しない奴の意味が分からない」などと言わないこと

2022-09-30

経済成長環境の両立に「出生率低下」が重要なワケ、ノーベル賞候補とされる米大学教授解説

https://news.yahoo.co.jp/articles/9578101d979ca88fa83380bfda72c03301c1ba93?page=1

経済成長は、地球自然環境の維持と本当に両立できないのだろうか?  私たちは、そのどちらかを選ばねばならないのか? 

必ずしもそうとは限らない。国際比較分析からは、次のことがわかる。

人口の増加は炭素排出量の増加につながるが、その排出量増加分は、人口を増やす代わりにその分だけ物の豊かさを増したとき炭素排出量の増加分よりも一桁多い。

まり人口が5000万人で1人当たりの所得が1万ドル地域は、人口が1000万人で1人当たりの所得が5万ドル地域に比べて、総所得はまったく同じであるのに、炭素排出量がはるかに多いということだ。

したがって、出生率の低下によって促進される経済成長――生産年齢人口相対的規模の増加による経済成長(経済学世界では「人口ボーナス」と呼ばれている)――は、炭素排出量の予測水準を大幅に減少させうることになる。

事実人口転換(社会近代化する過程で、多産多死から、多産少死を経て、最終的に少産少死へと転換する現象)が始まって以降、出生率が低下したおかげで、急激な人口増加が環境にかける負荷が減ってきている。」


これってめちゃくちゃ正論だと思うけれど

どうして日本ではこの正論を認めず少子化悪玉論をやめようとしないのか

2022-09-20

anond:20220920060726

生産年齢人口でみると

2022年 フランス4100万 イタリア3700万

だいたい4000万人前後サイズ感ですね

日本の推移でる見ると

2020年 7,406万人

2030年 6,773万人

2040年 5,978 万人

2050年 3,500万人

あと20〜30年かけて軟着陸って感じなのかな

2022-08-29

後藤邑子さんの半生と投資勧誘記事が同時に1000ブクマ超のふしぎ

投資というか現金以外の蓄財、貯蓄って、自分生活サイクルや人生ルートがある程度まで見えてる人が余った金で始めればいいことだと思うので

始めるのが早いほど長期投資はお得、若いうちから投資しとくべき、という惹句は若干の嘘があると思う

 

ちょうど後藤邑子さんのインタビュー記事がバズってるので引き合いに出させてもらうが

後藤さんのように10代の時点ですぐ死ぬ宣告された人間がいたとして

その人に「将来を見越して長期投資を始めとくべきだよ」と言うの、何か意味があるんだろうか

 

結果的後藤さんは生き延び、いっときは「将来を見越して」役所勤めのための人生設計をされてたようだが

すぐに殆どすべてを投げうって先の見えない役者人生へ進み、しかもその後も悲劇的なご不幸を前に挫折しかかったとき

ほとんど将来設計関係ないデカい買い物をすることで、その先の人生への一歩を踏み出したと仰ってる

その買い物と長期投資の、どちらが「良い買い物」なのか

ご本人次第としか言いようがない

 

後藤さんほどの劇的な人生を歩む人はそうそういないと思うが

そこまで極端でなくとも、まだ人生の岐路が定まっていない人にとって、貯蓄は山ほどある選択肢のうちの一つでしかない

生活費以外の全てを自分趣味につぎ込む人はいていいし、趣味でもない程度に付き合いで散財する人がいてもいい

 

人生の先がまだ見えておらず、今、このタイミングで有り金を全部使うべきという瞬間がまだ見えてない、

しかしたら2、3年後にそういう瞬間が訪れるかもしれない人にとって、長期投資意味あるかというと、あまりない

自分人生必要タイミングで株が暴落してるかもしれないわけで

 

投資は結局のところ貯蓄のバリエーションしかなく、

「貯蓄先が日本円での銀行預金か、米国株か、国債か、etc」という比較の話をすべきで、その際には何なら

銀行預金とは何か、その利点は何か、今、なぜ銀行預金リスクとなるのか」という説明をすればいいと思う

センセーショナル説明銀行取り付け騒ぎが起きない程度にまともな説明でやってね)

 

というかね

長期投資プラスサムゲームというけど、その投資された金を誰かがいま、成長に資する内容に使ってくれていないと、その先の「成長」はないのよ

じゃあ誰がどう使うのがいいかというと、若い人が勉強したり子育てしたりして人間社会全体が拡大してくことでしか市場の拡大」はないのよ

経済は「信用」で、信用は人間同士のやり取りのことであって、人間が多数いないといけないんだから

極論、生産年齢人口の全員が株式市場数字を眺めるのに1日の時間の半分を使っていたら、生産性なんてダダ下がりでしょう

若い世代の人に投資勉強(というか通貨とか信用とか経済活動の勉強)させろというのはいいけど

その「投資」は別に株式市場経由である必要はないと思うよ

しろ若いうちは投資勉強時間を使うより、手に職の技術経験の獲得に時間を使って欲しいのよ

なぜって、そうしないと老人たちの投資の向かう先がなくなるから経済成長は人間の成長の合計ですから

 

なんなら、後藤さんに上京資金を出してくれたM先生だって投資」でしょ

若い人は自分投資する側に回るより、むしろ後藤さんのように、ご家族やM先生や周囲の多くの方々から投資を受ける側であるのが、

そしてその投資の結果を世の中に知らしめてくれるのが(ささやきボイスであれハルヒダンスであれ)

本来経済活動だと思うよ

 

若いうちから市場ちょっと勉強しておけ」まではまだわからなくもないけど、「早いうちから投資を開始しろ」というのは高齢投資家たちのエゴだと思う

その分のリスク自分たちで負って、これから成長する層へのリターンの厚みを増やしてあげるべきなのよ、利回り1%ぐらい削ってさ

2022-08-21

日本生産年齢人口に対する就業者数がもう9割に達しているので、今「人が足りない」と言ってるところに改善余地はない?

https://togetter.com/li/1932234

 

あ、やっぱりそうなんだ。といったところ。

2022-08-11

anond:20220811124156

"が第2次安倍政権が発足した2012年12月以降、急速に円安・株高が進展し、企業業績は好転した。財界市場関係者たちも、口をそろえてアベノミクスを歓迎するようになった。

 とはいえ物事が起こった時期が符合していれば、必ず因果関係があるとは言えないことに注意すべきだ。このとき円安アベノミクス異次元緩和)の効果がまったくなかったとは言えないが、要因の多くは米欧経済の著しい回復に伴うドル高、ユーロ高だった。その裏返しとしての円安だったのだ。"

"安倍氏政権の功績と誇り続けた「400万人超の雇用増」も、すべてアベノミクスの成果と単純化するのは短絡的だ。雇用統計上の好転の背景には、この間の著しい生産年齢人口の減少が大きく影響している。他にも高齢者女性就業率の向上、共働き世帯の増加(つまり夫婦間のワークシェアリング)など多くの要因があった。"

" まちがいなくアベノミクスの成果と言っていいのは株価上昇だ。"

"ただし、株価が大きく上昇した割に、日本実質賃金1人当たりGDPは低迷し続けている。"

"当時の安倍首相円安・株高、雇用環境改善をもって「アベノミクスの成果」「アベノミクス果実」と言い続けた。時の首相国会答弁や記者会見のたびにそう宣伝し続ければ、多くの国民無意識のうちにそう信じてしまうのも無理はない。"

"メディア結果的にそれに加担した。安倍政権当時、新聞でもテレビ報道番組でも「アベノミクスによる円安・株高」「アベノミクスによる好景気」という言い回し日常的に使われた。"

"安倍政権の7年8カ月の間に、全国紙4紙(朝日読売毎日日本経済)で「アベノミクス」が記事中で使われた例は3万件近くあった。"

2022-07-25

anond:20220725170813

個人社会ライドしているのではなく、社会個人ライドしているのかもよ。

この経済環境で3人産んで育てんのはかなり無理ゲー

で、その経済環境を導いた高齢化も失われた30年も、社会と、その上に乗っかっている政治が、防ごうと思えば防げた可能性は有る。

老年人口指数(15~64歳人口に対する65歳以上人口の比率)をみると、昭和25年1950年)の8.3から、45年(1970年)は10.2、平成2年1990年)は17.3、12年(2000年)は25.5と上昇し、15年(2003年)は前年を0.9ポイント上回って28.4となっている。

老年人口指数は今後も上昇を続け、平成37年(2025年)には48.0と、生産年齢人口(15~64歳人口)のほぼ2人で1人の高齢者を支えることになると見込まれている。

https://www.stat.go.jp/data/topics/topics051.html

2022-07-22

anond:20220722192800

リーマンショックから回復団塊世代退職ではリーマンショック前以上に就業者が増えたこ説明できないんだがな

退職者が増えて職を探す人が減った結果として求人倍率が上がったなら就業者数が増えるはずがないことはわかるよな?

リーマンショックから回復ならリーマンショック前と同じ水準までしか回復しないはず(実際は総人口生産年齢人口が減ってるので回復しなくても不思議はないくらい)なのもわかるよな?

2022-06-17

生産年齢人口が減少しているんだから1人あたりのGDPが低くて当たり前なんだよな

1995年から減少し続けているらしい。

だいたい7000万人が他5000万人を支えてる状態

そりゃ伸びませんわ。

2022-05-05

生産年齢人口の減少

生産年齢人口って考えがおかしいだろう。

じじばば働いてるよ、めっちゃ働いてる。

から若者就職できなかったり、給料が安かったりするんだよ。

日本労働者余りまくりだよ。

外国人労働者を入れているのは、労働者が足りないからじゃなくて、もっと安い労働者が欲しいからだよ。

anond:20220503112150

見てきた。一つ言いたいこととしては「専業主婦家庭のほうが納税額が多い」という話について。

夫一人で1000万円

夫500万+妻500万

納税額は前者の方が多いが、後者の方は労働時間(人手)を社会提供しています

現在生産年齢人口が減る中にあり、納税額だけでは語れない貢献がありますよ。

2022-04-15

悲報日本さん、たった1年で人口が0.5%も減ってしま

人口64万人減の1億2550万人 21年、減少率最大に

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA152UF0V10C22A4000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1650001591

総務省は15日、2021年10月1日時点の人口推計を発表した。外国人を含む総人口2010月と比べて64万4000人少ない1億2550万2000人だった。

減少は11連続。減少率は0.51%で、統計を取り始めた1950年以来、最大となった。

労働担い手となる15~64歳の「生産年齢人口」は58万4000人減の7450万4000人だった。総人口に占める割合は59.4%で過去最低を更新した。労働力の減少は経済成長の減速を招きかねない。

少子高齢化にも歯止めがかからない。65歳以上の高齢者は3621万4000人だった。総人口に占める割合28.9%で過去最高となった。年金医療介護といった社会保障費が膨らめば国の財政悪化の要因となる。

出生児数は83万1000人と前年より4万人減った。死亡者数は6万8000人増の144万人だった。出生児数が死亡者数を下回る自然減は15年連続になった。

人口の減少幅の拡大は新型コロナウイルス禍に伴う入国制限外国人流入が減ったことも一因だ。外国人に関し出国者数が入国者数を上回る社会減が2万8000人で、9年ぶりのマイナスとなった。



もう終わりだよこの国・・・

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