2022-09-30

経済成長環境の両立に「出生率低下」が重要なワケ、ノーベル賞候補とされる米大学教授解説

https://news.yahoo.co.jp/articles/9578101d979ca88fa83380bfda72c03301c1ba93?page=1

経済成長は、地球自然環境の維持と本当に両立できないのだろうか?  私たちは、そのどちらかを選ばねばならないのか? 

必ずしもそうとは限らない。国際比較分析からは、次のことがわかる。

人口の増加は炭素排出量の増加につながるが、その排出量増加分は、人口を増やす代わりにその分だけ物の豊かさを増したとき炭素排出量の増加分よりも一桁多い。

まり人口が5000万人で1人当たりの所得が1万ドル地域は、人口が1000万人で1人当たりの所得が5万ドル地域に比べて、総所得はまったく同じであるのに、炭素排出量がはるかに多いということだ。

したがって、出生率の低下によって促進される経済成長――生産年齢人口相対的規模の増加による経済成長(経済学世界では「人口ボーナス」と呼ばれている)――は、炭素排出量の予測水準を大幅に減少させうることになる。

事実人口転換(社会近代化する過程で、多産多死から、多産少死を経て、最終的に少産少死へと転換する現象)が始まって以降、出生率が低下したおかげで、急激な人口増加が環境にかける負荷が減ってきている。」


これってめちゃくちゃ正論だと思うけれど

どうして日本ではこの正論を認めず少子化悪玉論をやめようとしないのか

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん