はてなキーワード: ホットドッグとは
ラーメンたべたい!
いますぐたべたい!
もうこんな時間に何なのよ!
お腹空くじゃないって!
すっかりラーメンの口よ。
夜中ね
その曲が流れてたの。
具は何もいらないだけどネギだけは入れてねって。
そう言われたらラーメンの具って何がいい?
うーん、
悩んじゃうわね。
ネギだけって言うのは案外正解かも。
あとは玉子とチャーシューかな?
最近ナルトが入ってるザ・ラーメンってラーメンなかなか逆に見なくない?
そう思って、
ラーメン丼の中には具がないのよね。
愚問だったわ。
でも具のないラーメンだなんて
珍しくホットドッグを。
なんか控えめな物ばかりだと、
飽き飽きしちゃうけど、
ここは我慢の踏ん張り時よね。
顆粒とかじゃないやつ、
頂いた物があるから、
よく抽出されてない?
今度はちゃんとやってみるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
コストコに初めて行った
ホットドッグとドリンク飲み放題のセットで180円、めっちゃ巨大な紙コップにパンとソーセージをつっこんで渡され、後は自分で色々入れて完成させる
席も相席当たり前
何か楽しい
コストコバイトはめちゃくちゃ時給が高いと聞いていたのでさぞ質の高い精鋭なのだろうと思っていたが、日本人でこんないい加減な接客許されるんだ?と驚く接客だった
店員にカートはどこかと聞いても解らない様子で、レジも愛想笑いをしない
日本のバイトなら採用されないレベルの年齢のおばあちゃんもいる、愛想の良さやコミュ力を生かして楽しそうに試食を配っていた
一部めっちゃ安い商品があるだけで全体をみたら別に特別安くない
そこいらじゅうで試食をしていて、殻付きムール貝丸々一個など大盤振る舞いだ、しかもどの試食も長い列が出来ていて買わないなら試食は申し訳ないみたいな空気がない
パンがずっしり重くて美味しい、鳥の丸焼きもふかふかで美味しい
同じことを何度も何度も話す人いない?
前それ聞いたわって、
再放送だって言うことはキテレツ大百科ばりにとは言わないけど、
だから、
いつも初めて聞く感じで望むわ。
面白い話だったら良いんだけど、
お察しの通り、
そんな湿気たアップルパイのような残念な内容の話だったら、
何度聞いても面白くないわ。
もちろん、
私はキテレツ大百科の再放送が面白くないって言ってるんじゃないのよ。
わかる?
私は分からないわ。
多分そういう人は付けてないわ。
きっと。
私も同じこと言ってたらごめんなさい。
キテレツ大百科が終わったと思ったら、
パタリロが終わったと思ったら、
またキテレツ大百科が始まる。
まるでそれはプリデスティネーションのようよ。
だいたいの世の中のことは
それで回ってるんだわ。
マスタードが効いててヤミーだわ。
素っ気ないものばかりだと、
梨も秋の味覚よね。
皮剥くのが面倒くさいけど、
剥いてナシウォーラーよ。
果物の美味しい秋は良いわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「気持ち悪いから嫌」なんであって「気持ち悪ければ排除していい」って理屈だよな
じゃあどうすりゃいいのかっていうと、それが許されない空気を作るしかない
これに至る道は今適当に考えたところ2つほどある
女性やLGBTに対する差別のように、お偉いさんにお願いしてなんとかしてもらうというのが王道だ
また彼らに向けたサービスを展開するという、商業主義からのアプローチも有効だろう
ただ刺青に関しては、正直このルートは厳しいと言わざるを得ない
生まれつきでもなければ刺青の人を守ったところでポリコレボーナスが入るわけでもなく、
刺青フレンドリーを訴えたところで他の客がビビっていなくなってしまえば無意味だからだ
刺青差別らしきものを見かけたら、とにかく刺青の人が団結してネットで雑に炎上させる
事実オタクも、コミケで自分らを馬鹿にしてきたホットドッグ屋台のバイトとか、
そういった輩を過剰防衛的に攻撃しながら今の地位を築いていったわけだ
言っておくがポリコレなんぞに保護者面されるいわれは何ひとつない
いろいろとカルチャーショックを受けたのでここに記す。
白夜といってもボーっと明るいくらいだろう、と思っていたのだがとんでもない。夜12時を回っても昼のように明るい。夕食をとっていてもまるで昼食のような感覚に陥る。
パーキングエリアのスープとパンのセットが1500円ほどする。どこに行ってもあるメニューなので、イメージ的にはカレーライスみたいなものか。
夕食は1品3000-5000円。ビールは1杯1000円、ガソリンは(ハイオクが基本)リッター190円だ。
日本って何かと安いんだなぁ。
空港で現地通貨を1万円分両替したが、使ったのは観光地の有料トイレでだけだった。
他は全てクレジットカード。屋台のホットドッグもクレジットカード。土産屋で絵葉書1枚買うのでもクレジットカード。人口数百人の田舎町のブティックもクレジットカード。
中国のキャッシュレス社会に対しては「現金の信用ガー偽札ガー」みたいに思っていたが、この国でも同じとは思えない。
もはや財布にジャラジャラお金を持ち歩く時代ではないということだろう。
小学校から学んでいるとのことで、子供を除いてみんな母国語の他に英語を話せる。
首都のレストランはもちろん、上述田舎町のブティックのおばちゃんも漁村の網本も英語で観光案内してくれた。なまりが強くてよく聞き取れなかったけど。
観光立国としてこれ以上の強みはない。
日本でも小学校の英語教育が始まるそうだが、同じようになれるんだろうか。
所詮は観光客として1週間滞在しただけなので、この国の全てを理解したわけではない。
実際に働くとどうだとか税金がどうだとか移民がなんだとかは知らない。
スーパーの品揃え悪すぎとかホテルに湯船がないのが許せないとか言いたいことはある。
パンを買いに行ったら~
自動ブレーキ効かずにそのまま衝突~
でも、
買ったはずじゃない物が一緒に入ってたのよ。
その日は、
私大好きなの!
でね、
その時は、
パリジャンってあれよ、
フランスで紙袋から出てたら超カッコいいでお馴染みの感じのパリッ子が買うパンよ。
余談だったわね、話を戻すわ。
まあ、買ったその場で箱の中身とか確かめないじゃない。
包んでくれてるとき、
横でお座りになって待って下さいねって、
そう言われたから、入れる様子も見てなかったし。
ご機嫌斜めもまっすぐ!
早く帰って美味しいコーヒーもいれましょう。
で、箱を空けてみたら、
一応レシート見てみたんだけど、
やっぱり、
タルトとホットドッグとパリジャンの3つ分の代金しか付いてないのよね。
うーん、
超美味しいからいいっちゃいいんだけど、
複雑よね。
私が言い間違えて聞こえたのを
それはそれでよかったんだけど。
おまけってこと言ってくれるはずだしね。
まさにちょうどジャスト三文の得よね。
笑っちゃうわ。
せっかくだし美味しく頂くわ。
また買いに行くわね。
これ初めて食べたんだけど、
やっぱりこのお店のは全部美味しいわ!
最高にセクシーヤミーよ!
どっかで買って試してみたいわ!
今はイチゴちゃんが旬なので、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「服装」
・3月に行く場合,日本の6月くらいの気温.基本的に半袖で過ごせる.クーラーはガンガンではないが,到着初日は寒く感じるかもしれない
・一応ジャケットを夕食用に持って行け.周りがドレスコードだったら浮くぞ.
・制汗剤とか持って行け.
「観光」
・自由気ままに観光したいなら,レンタサイクル,レンタカー(日本で普通免許持ってるなら申請するだけで国際免許取れる)がいいかもしれない
・浜辺の散歩は朝か夜がおすすめ.なぜなら涼しいから.あと夜は夜景がきれい
「飯」
・普通に高い.1食1000円以上は余裕でかかる.安くしたいなら,ABCストアのホットドッグ食べるか日本からカップ麺持って来い.
・パンケーキ,並ばずに食べたいなら朝一で行け.ハワイの朝は早いぞ.
「お土産」
・お酒買いたい人は,スーツケース内でビンが割れるかもしれない.緩衝剤持っていく,箱持っていくとか工夫するべし.ちなみにワインボトルが入る緩衝剤はABCストアの酒コーナーにひっそり置いてる.
話題のスーパーマリオランの紹介記事に「ハンバーガーを食べながら楽しめる」と書いてあった
では日本のもので片手で食べられるもの、といえばおにぎりだろう
ご飯の中に具を入れるので、主食とおかずが同時に食べられる
海苔を巻けば手にご飯がつかない
素晴らしい発明だ
ただ、ハンバーガーとおにぎりを並べた時、どうしてもおにぎりの格落ち感が否めない
なぜだろうか
まず、具の量の少なさだろう
少しくらいならはみ出しても大丈夫なので、バンズと具は同量くらいでも問題ない
一方おにぎりは具をご飯でくるむため、どうしても具に対するご飯の量が多くなってしまう
ハンバーガーのようなおにぎらずというものもあるが、あれは片手では食べにくいだろう
次に一度に入れる具の種類の少なさ
おにぎりは具の絶対量が少ないため、一度に何種類も具を入れるのが難しい
明太子おにぎりには明太子のみ、梅おにぎりには梅干しのみ、というように一品のみというのが基本である
高菜明太など無くはないが、数としては少ない
ハンバーガーもサンドウィッチもホットドッグも、肉+生野菜というのが基本形である
肉が魚に変わったり、炒めた野菜が入ることもあるが、基本は肉と生野菜だ
メインの肉や魚があり、それの付け合わせとしての生野菜ならいいのだが、おにぎりは具の絶対量が少ない
なので野菜を入れるとなると、単品のみで入れることになる
以上のことより、片手で食べられるおにぎりは、ハンバーガーに格落ちすると思う
それは具を混ぜ込めるという点である
おにぎりの中心に具を入れた時とは違い、全体がその味になる
他にも海苔を変えたり、握り方を変えたりして、簡単にバリエーションを増やせる点は優っていると思う
つまり、どっちも美味しくてどっちも好き、ということだ
レイトショーの回を観に行った。
まずとなりの席に座ってたババアが最悪。
七対の触手を落ち着くなくうねうね蠢かせて視界を塞ぐし、十七秒間隔で先端からオレンジ色の膿汁みたいなものを撒き散らす。
入場前に持たされた3DLSDを服用すると、光の世界へジャック・イン。
おれたちはもうゴジラだ。
アーチ型に列に並べられた、八十ほどあるパイプ椅子のうち、その日使われているのはたった五脚だった。わたしたちは互いに離れて座っていた。わたしたちは一人になるためにここに来たのだ。自己省察、つまりは失われた人生を結果論で批判したいという欲求。それは宗教の信者が抱く祈りへの欲求くらいにやむにやまれぬものだった。
シンゴジは昔の大作の映画みたいに、本編上映中に休憩時間が挟まっていて、そのあいだトイレにも行かず、ホットドッグを補充しようとしないやつは十五分間のニュースを観させられる。その一コーナーは株式市場報告だった。素人くさい二人の女の子が、熱心にその日の市場の動向を報告するのだ。
私は見て、聞いた。女の子たちは私の娘だった。オオクニヌシとアマツヒコネ、十歳と十二万歳。二人の母親が電話でぶっきらぼうに、娘たちがTOHOシンデレラに選ばれてこれこれの番組に出ることになったと教えてくれた。
二人は画面で無表情にアラブ首長国連邦で急速に進展している状況について報告していた。
「東京株式市場には深刻な影響は出ていないと政府はコメントしています」
「ドバイは国民ひとりあたりの負債が世界一多い」オオクニヌシが言った。「そして、建築バブルもはじけ、もはやドバイは借金を〜〜〜(聞き取れない)へ返せません」
「何十億かの誤差はありますが」
「負債を負ったこの都市国家は、六ヶ月の返済猶予を諸銀行に求めています」
「ダウ・ジョーンズが下がった」
「ドイツ銀行」
「下がった」
「また下がった」
「ホンコンのハンセン指数」
「どんどん下がる」
「下がった、下がった、下がった」
以前の人生は毎分のように自分を書き換えていく。四年後にも私はここにいて、この薄暗い客席で悲惨に座って石原さとみのルー語を聴いているのだろう。
自由になった未来などなかなか想像できない。信じられるものなど何一つない。
日本は立ち直りなどしない。
この二十数年、いや、この六十五年間、立ち直ってこなかった。
立ち直ったのは監督の鬱だけだ。
「恐怖は増すばかりです」
「数字の恐怖、拡大していく損失の恐怖」
「恐怖とはゴジラのことです。話題はゴジラです。ゴジラには収益性があります。五百八十億ドル、それとも八百億ドル?」
「速報です。ハリウッド版ゴジラを製作しているレジェンダリー・ピクチャーズが中国企業に買収されました」
「速報です。エヴァンゲリオンはもう誰も観ていません」
「なぜなら誰もが観ているからです」
戦争、休戦、無秩序に右往左往する群衆のインスピレーションとなってきたサッカーとゴジラと映画。どれも世界で熱狂的に愛されている。あるオブジェクトを追い回し、草地や芝生や都市で行われ、国全体が高揚や悲嘆に身を悶える。
もしゴジラがアメリカの発明品だったならば、古くからの清教徒的な本性に導かれて、マスターベーション禁止という原則にのっとった作品にならざるをえなかっただろう、とヨーロッパの知識人が唱えたりしないだろうか。
これはいま私が考えていることのうち、以前は決して考える必要のなかったことの一つだ。
肌が音を立てながらが溶けていくのを感じる。
性器が溶解していくのを感じる。
それがなぜか妙に心地いい。
例えば、現代日本の人々がもはやタブーというレベルでもって創価学会に配慮しているのは、
なにも彼らの教えやあり方が理解され、受け入れられたからではない。
批判するとお抱えのマスコミが叩いてくるし、下手すりゃ集団ストーカーを差し向けてくる
個人的には彼らが昔の僧兵よろしく、武器を貯蔵していたとしても全く驚かない。
古くは黒人差別にしても、別に社会や人が自ら寛容になったわけではない。
理不尽な状況から最初に声を上げた人がいて、何かあったら暴動も起こすぞ、
ガンジーが非暴力つったって、ガンジー一人だけじゃどうにもならん。
女やホモの立場が昔に比べマシになったのも似たような流れだろう。
オタクにしても、好感度という点では昔も今もひどいもんだが、堂々と犯罪者呼ばわりされることは減った。
昔のホットドッグのあれみたいに、下手に刺激すると炎上して、多方面から袋叩きに遭う。
もう覚えてないが、たぶん今でもググれば実名が出てくる。
そういう事実を目の当たりにし、少しは恐れられるようになったからだ。
まあ、やり過ぎるとオウムみたいなことになるから、そこは注意しなければならないが、
ひゃっほーい!
久しぶりに明晰夢見れたぞい!
壁に張り付いて進むタイプのSASUKEみたいなのやってて、他の人できないって言ってるけど、
俺は夢だって自覚してたから、できると思えばできるんだと思って、人間には絶対無理レベルのアトラクションを軽々こなしていったぜ!
SASUKEもどきの途中で明晰夢だって気づいて女の子に抱きついたけど、
新聞紙を丸めたようなごわごわした感触が、童貞の想像力の限界だった。畜生。
その後、駅併設のパン屋の外のショーケースにあった、透明な箱に入ったアイス盛り合わせを、買わずに開けて食べてやったぜ!!!
でも、これが現実だったらあそこにいるオバサンとかがうるさく言ってきそうだなとちらっとでも思っちゃったのがめんどくささの始まり。
思った通りにおばさんがきてギャーギャー言い出した。
だからそのおばさんの口にもぶどうゼリーのスプーンを突っ込んで、コレでお前も共犯だ!って言ってやった。
それでもうるさかったからどうしようと思ってたら、周りみたら高速道路になってて、下が海になってて、レスキュー隊員みたいなマッチョが水遊びしてた。
とりあえず海に落としてオバサン殺そうと思って落としたけど、落とす前に「多分落としてもあのレスキューに助けられて殺せないだろうな・・・」って一瞬思っちゃったから、その通り殺せなかった。
今回は、寝る前にyoutubeのJPOPを垂れ流しにしてたせいで眠りが浅かったのが原因だと思う。
2回途中で起きて、1回目はスキマスイッチの全力少年が流れてて、
2回めは平原綾香のジュピターが流れてたのをぼんやり覚えてる。
いやー久しぶりに楽しかった!!
もちろん、だいぶ誇張はされていると思うけどあながちそういうこともありうるかもしれない
ナイフとフォークでホットドッグ、英首相が冗談の種に 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
さっき朝ごはん買いにコンビニ行ったら、きれいな巨乳のお姉ちゃんに遭遇した。
その巨乳があまりにふあふあで水風船みたいにやわらかくて一歩歩くだけで千回は振動していた。
しばらく、お姉ちゃんがお菓子売り場を見てれば俺もお菓子売り場、お酒コーナーを見てれば俺もお酒コーナーに行き、なにを買おうかなあなんて顔をして振動するおっぱいを横目に見ていた。
お姉ちゃんが下の方の商品を取ろうとしてしゃがんだ時、無数の振動と共に黒いブラカップから覗く二つの山がこんにちはした。
そして、谷間に一本、右乳の左右に一本づつ、左乳の左右に一本づつ。
五本のモスコミュールを両腕で抱き抱えるようにもった。
缶っていいなあ。
缶人生にとっても、死ぬまであれ以上のいい思いはなかなかないだろう。
あとは蹴られたり、灰皿にされる缶人生が待っているのだから、幸せな缶人生だったろう。
でも、なんでカゴ使わないでおっぱいを使うんだ。
せっかくキンキンに冷えたモスコミュールが温まっちゃわないのかな。
ずっと跡をつけてた俺へのみせつけか?
いや、それとも誘ってんのか?
そんなに挟みたければ俺のムスコミュールを挟ませてやってもいい。
朝食に一生困らないね。
2012年12月、私は21歳だった。私は失恋して、一人でクリスマス休暇中にニューヨークに来た。ギザギザした気持ちで、寒い街をくまなく歩く。人はきっとこれを傷心旅行と呼ぶんだろうな、と思った。
バラク・オバマ大統領が再選が確定して、世の中はひと段落し、クリスマス休暇で街中がウキウキしていたのをよく覚えている。
ニューヨークはその年暖冬だった。街に雪は降っておらず、大学のトレーナーと、ZARAのダッフルコート、リーバイスのジーパンを履いて街をうろうろしていた。それで十分な寒さで、ニューヨーカーに良い時に来たね、と言われた。
ニューヨーカーはみんな洗練して見えた。少し、日本に似ている。少なくとも私が長くいたカルフォルニアよりずっと。太っている人が少ない気がする、とタクシーの運転手と話した。みんな歩くからね、と彼は話す。ニューヨークは交通の便が良いようで悪いから。
MoMAにムンクの絵が来ていた。それから、グッゲンハイム美術館にはビカソ。芸術の面では世界で一番恵まれた街の一つだろう。美術館には少しドレスアップして行かないといけないのに、私はトレーナーできて少しばつの悪い思いをした。ダッフルコートがあったら、少しましだっただろうに、クロークに預けてしまった。MoMAのゴッホの絵は、荒々しい筆致でところどころに筆の毛が油絵の波の中にまじっていた。本でしか見たことのない絵に私は興奮したけれど、元恋人と一緒に見た気のする絵だったので寂しくなる。横にいるはずの人の不在が私を虚しくした。
本当は、彼と一緒に来るはずだった。私はその気持ちを振りきってにピカソの白黒の絵の前を通り過ぎる。グッゲンハイム美術館は、らせん状の作りになっていて、ピカソのデッサンや下書きばかり仰々しく飾ってあって私は不満に思った。
夜は一人でホットドッグを食べた。一人旅なのだから、無理してお洒落な店に入る必要もないし、お腹を少し満たせるならそれで良かった。一緒にいる人がいないと、人は自分を粗末にする。夜のニューヨークは一際しんと、寒かった。眠らない街と言うけれど、意外と夜は静かだった。
翌日も、前日と同じくらいの気温だった。メトロポリタンミュージアムの前で、イタリア系の画家と少し話した。絵を書いてるんだ、僕のアトリエに来ないかい。私は頷いた。マンハッタンを出て、クイーンズに行く。私の英語が訛っているのをからかわれた。あまり綺麗な英語を使えている自信はない。アトリエは沢山の絵があった。マチスに影響を受けていると彼は話す。家と隣接していて、君の絵を書きたいなと言われたけど私はかぶりを振る。あまり長く、ニューヨークにはいない。彼はそれでも私を椅子に座らせて、素早くスケッチをした。彼のノートの上に寂しそうな顔をした私の顔がのっている。似てる、と笑ったら、君を描いたからね、と真剣に答えられて辟易した。
彼の家でお菓子をごちそうになる。甘いチョコレートケーキだった。赤いソファに腰かけた。ピカソの絵の赤いソファは、安らぎを意味する、という話をした。ふと、彼が急に怒りだした。君は今、君の元彼氏のことを考えているんだろう。私は、違うと言おうとしたけれど、止めた。
赤ワインを飲んで、私は彼と別れた。駅まで送ってもらった。また来てね、と言われて私は手を振る。携帯番号を教えたけれど、多分きっと、彼にもう会うことはない。
マンハッタンのホテルに戻って、倒れこむように寝た。思ったより疲れていた。
翌日はふらふらとミュージカルを見に行った。タイムズスクェアは騒々しく、買えたチケットはミュージカル版スパイダーマンだった。一人で見る、とチケットブースのおばさんに行ったら、一人なら良い席があると言われて、格安でその席のチケットを買うことができた。開幕まで時間があったので、トイザラスの2階のガラス窓に寄りかかってタイムズスクェアを眺めていた。クリスマスが近いからか、トイザラスは人でごった返していた。
手元の携帯のプリペイドが、もう少しできれてしまう。私は更新しようと思ったけれど、やっぱりやめた。どうせなら買い直して、新しい番号にしようと思った。ミュージカル版のスパイダーマンは思ったより良かった。
翌日、私はニューヨークを去った。ロサンゼルスで熱を出して、ボーっとした頭のまま、ニューヨークにいた時間のことを考えた。携帯は鳴らず、最後に母に電話して、ゴミ箱に捨てた。