「がっかり」を含む日記 RSS

はてなキーワード: がっかりとは

2024-10-12

夢を壊すな

メンズはどうか知らないけど、レディースアパレルブランドでは店舗スタッフ商品を着てみた写真サイトに載せるのが流行っている これがブスだったりデブだったり、そうでなくても撮影者の悪意を感じるレベルの盛れてない写真だったりするので購買意欲を削がれる

意識の低い人と同じ服を選択し、そして着ていると思うとがっかりする いや店員仕事で着てるのだろうし、市販品を買う以上は当然世界のどこかに同じ服を着てる人間がいるけど、あえてこちらに認識させてこなくてもいいじゃんと思う これがユニクロみたいな実用重視のブランドなら、サイズ感を知りたいとかの需要に応えるのもわかる でも私がスタッフ写真を載せるようなブランドで服を買う時、本当にほしいのは服じゃなくてかわいい自分なのだ

実際買って着てみて似合わね〜となるのはかまわない 私が絶世の美女じゃないのも、似合わない服を選んだのも私の責任から でも売るほうから現実見せてくるのは違わない?かわいいと思ってもらってナンボ、売ってナンボなのに夢を壊してくる矛盾 どっちかにしろ

王様ランキング

ランキングを勝ち上がっていく的な話を想像してたのに全然違った

お話の内容とタイトルが合ってない気がして、タイトルから期待してたのと違ったから、

読んだらがっかりした

旧道を無視して区画整理しないでほしい

史跡に比べると、旧道というものはとかく無視されがちである

特に区画整理された土地を訪れると、その痕跡が一切消去され、キレイな碁盤の目になってたりすると、がっかりする。

史跡にはあんなにも予算が付けられ、維持管理されているのに、旧道の扱いはあまりにも不憫だ。

著名な旧道を含む地域は、この記憶次世代に受け継ぐことができるように、区画整理禁止してはどうだろうか。

現状では、地域歴史があまりにも軽視されすぎている。

というか、発展なんかするなとさえ思う。歴史痕跡を消すことは一切許されるべきではない。

歴史を守ることこそ、その地域存在しうる最大の目的であり、それを失った地域など何の意味があるのか。

国や市町村歴史を守るためには躊躇なく予算を割り振るべきだ。歴史を消す開発は差し止めるべきだ。

私は歴史が大好きだし、その地域人間歴史を愛してやまない人がいるはずで、そういうサイレントマジョリティ無視されてきてると思う。

2024-10-11

休眠口座

10年以上記帳していない休眠口座があり、通帳を紛失してしまい、記帳などの記録もありません。

金融機関に連絡したところ、オンラインには記録が無く、10年以上経ってしまった場合は口座番号が分からないと調べようがないと言われました。

これは、そういうものなのでしょうか。

非常にがっかりしています

皆さんも、通帳の保管や、記録、通帳のコピーなどの保全しっかりしてください

一瞬で数百万無くなりますよ。

anond:20241009212957

わからんでもない

ゲームという虚構世界で「成長」などしたところでリアルに戻ってくれば1mmも変わってない自分がそこにいるわけで、そんな事にいちいちがっかりしたくない

かといってリアルでも「成長」の見込める対人ゲームに手を出したところで、事ある毎に遥か雲の上にいるトッププレイヤー素人丸出しの自分との比較を強いられるわけで、やはりがっかりし続ける事になる

元増田の言わんとする事と一致しているか不明だが、うっすらそんな事を考えながら俺は今日もスプラをやってしまうだろう

anond:20241011153621

エロってのは素晴らしい

でも俺は気づいたエロのものではなく、探して見つける「過程」こそが尊いのだと

リンクを押した瞬間のワクワク、表示されたときがっかり、そして好みのものを見つけた時のときめき

俺はそれを大切にしたい

2024-10-10

弐寺ブリンバンバンボンラップ下手だし、一部ボーカルが音超小さいし、装飾音が地味だし、譜面特に面白くないという誰得状態になってる

版権カバーで久々にがっかりした

2024-10-08

anond:20241008222351

女性が受けた差別の話した時、

たかがそれくらいのこと我慢したらいいじゃんって言われて怒ったり傷ついてきたのに

男性差別の声上げた時に

女性がそれくらいのこと我慢すればいいじゃんとか言っちゃうんか

がっかりしたよわたし

2024-10-07

去年引っ越した近所に結構かいジムがあったんだけど

興味持って調べてみたら普通フルタイムの他に28歳以下、35歳以下だと同じ時間でも料金が安くなるコースがあった

その時ちょうど36歳だった俺はがっかりしてちょっと損した気分になって終わっただけなんだが

ふとしたはずみでさっき見てみたら、上記コースが30歳と37歳に緩和されていた

あれから1年、俺はいま37歳…狙われてる?

YOASOBIのタトゥー写真見てがっかりした

もうYOASOBIの楽曲は聞かない。

 

とか特にファンでもないのに言ってみるテスト

2024-10-06

anond:20241006195942

野田さんは石破さんにがっかりしたとか言っててその時はもっともだとも思ったけど、これからもし石破さんがやるだけのことをちゃんとやったら、よくぞやってくれたとたたえてほしい。

両者は確かに与党野党立場の違いがあるが、お互い民主主義を守る立場として、権威主義封建主義という共通の敵と戦わなければならないのだから

2024-10-02

anond:20241002082743

自分も同じこと思ってた。

ハマステロきっかけで、それに対する報復人質奪還の戦いは妥当

そこにイスラム系組織・国が横槍を入れてきて戦線が拡大してるだけ。

イスラエル悪し、の言説を見るとがっかりするわ。

逆にどうすればよかったのか問い詰めたい。

ずっと心に残ってる配信者の行動

いい話のタイトルっぽいですが、悪口です

名前を見るたびに思い出すので厄落としのために書き捨て返信はしない

その配信者はとあるニコニコ配信者(以下A)のリア友(?)(以下B)としてデビューしました

デビュー当時は「私のともだちのBくんです。今日は一緒にマインクラフトをやっていきたいと思います」と紹介され

それからレギュラーのようになりライブ放送でも「きょうはBさんはいないの?」みたいなコメントがつくようになりコンビのようになりました

Bも知名度が上がり個人チャンネルを持ち配信し始めました。

私は嫌ってはいないもののどちらかといえばAのほうが好きだったのでB単体の放送を見に行くことはなく、コラボ配信を見ているくらいでした

Bは所謂おバカキャラ」で配信しており、なにかミスしても「僕わからいから~」「そんなの覚えてない~」

といってトラブルを起こしAがそれを怒ったりして笑いを誘う、というのがテンプレでした

とある日、BはAの配信者仲間と宇宙人狼の放送しました

宇宙人狼はどこの配信でもそうなように各視点配信をAもBももっていました

わたしはAの配信だけ見ていたのですが、その放送面白く盛り上がったので他の人の視点もみたいな~と

Aの配信を見てからBの配信を見てみることにしました

Aの配信内でBはクルーとして生きている間はいものおバカキャラで敵も味方も翻弄していました

中でも他のメンバーをおどろかせたのは、会議中に誰かがBの声がもそもそしてるなというとBは

「ごめんwwwwwwパン食ってたwwwww」

宇宙人狼をしらない方のために言うと会議普通人狼と同じく人狼あぶり出すために大事な話し合いの時間

クルー出会ったなら邪魔をするようなら黒認定されてもおかしくない時間

配信メンバーはBのおバカキャラを知っていたので「何してんねんお前!」と突っ込みがありお笑いになってその場は終わりました

会議時間が終わりAの配信ではBの会話はそこまでなのですが

キルされて他の配信者と会話ができない時間、Bは会議が終わったあともパンを食べ続けクチャクチャ咀嚼音が乗っていました。

個人としてBのことをそこまで嫌いではなかったのですが、人の咀嚼音がそこまで平気ではなく(アーカイブだったので)そこだけ飛ばそうとしました

そこで放送枠のコメントで「咀嚼音はちょっと」とコメントがあったらしく

以降配信者と話していない時間はずっとそのコメント主とのバトルでした

「なんで放送パンためちゃだめなんですかぁ~?」「おまえがそんなこといううな」「俺の放送だぞ」

結構強めの口調でずっとコメント口論していて……

正直聞いててしんどかった……他のコメント悪ノリしたりこんな世紀末みたいな配信者とコメント放送が令和の時代にあるんだ……

それからBの配信が全部気持ち悪くなった。放送最初に「〇〇(女優名前)好きなんだよな~」といってたのも全部気持ち悪い

人前ではヘラヘラ道化みたいにしてるのに裏では暴言はいチンピラみたいになってるの

おバカキャラとして愛されていたのに裏だと人を馬鹿にして…

しかもそれをまた軽く謝れば済まされると思ってるところ

とにかくこの場を流せば終わると思ってるところ

あくまで「おバカキャラ」だと思ってたのが本当に「思考中学生で止まってるだけのおバカ」だとわかって幻滅?失望応援してたわけじゃないけどがっかり

しかも表では笑ってるのに裏だと暴言だらけなのも…

そこまで言うなら見なきゃいい・いわなきゃいい・どの配信だって裏ではそんなもん

と言うのはわかるしわたしもそれからBの配信は見てないし配信外でやらかした他の配信者も知ってるんですが…

表と裏が違いすぎるのを見てウワァとなったのが今でも思い出されます

とくにBはいまでもAtoいろんな配信に出て名前が出るのでその度その配信を思い出す

 原口さんはそこでちょっと絵を離れて、画筆の結果をながめていたが、今度は、美禰子に向かって、 「里見さん。あなた単衣を着てくれないものから着物がかきにくくって困る。まるでいいかげんにやるんだから、少し大胆すぎますね」 「お気の毒さま」と美禰子が言った。  原口さんは返事もせずにまた画面へ近寄った。「それでね、細君のお尻が離縁するにはあまり重くあったものから、友人が細君に向かって、こう言ったんだとさ。出るのがいやなら、出ないでもいい。いつまでも家にいるがいい。その代りおれのほうが出るから。――里見さんちょっと立ってみてください。団扇はどうでもいい。ただ立てば。そう。ありがとう。――細君が、私が家におっても、あなたが出ておしまいになれば、後が困るじゃありませんかと言うと、なにかまわないさ、お前はかってに入夫でもしたらよかろうと答えたんだって」 「それから、どうなりました」と三四郎が聞いた。原口さんは、語るに足りないと思ったものか、まだあとをつけた。 「どうもならないのさ。だから結婚は考え物だよ。離合集散、ともに自由にならない。広田先生を見たまえ、野々宮さんを見たまえ、里見恭助君を見たまえ、ついでにぼくを見たまえ。みんな結婚をしていない。女が偉くなると、こういう独身ものがたくさんできてくる。だから社会原則は、独身ものが、できえない程度内において、女が偉くならなくっちゃだめだね」 「でも兄は近々結婚いたしますよ」 「おや、そうですか。するとあなたはどうなります」 「存じません」  三四郎は美禰子を見た。美禰子も三四郎を見て笑った。原口さんだけは絵に向いている。「存じません。存じません――じゃ」と画筆を動かした。  三四郎はこの機会を利用して、丸テーブルの側を離れて、美禰子の傍へ近寄った。美禰子は椅子の背に、油気のない頭を、無造作に持たせて、疲れた人の、身繕いに心なきなげやりの姿である。あからさまに襦袢の襟から咽喉首が出ている。椅子には脱ぎ捨てた羽織をかけた。廂髪の上にきれいな裏が見える。  三四郎は懐に三十円入れている。この三十円が二人の間にある、説明しにくいもの代表している。――と三四郎は信じた。返そうと思って、返さなかったのもこれがためである。思いきって、今返そうとするのもこれがためである。返すと用がなくなって、遠ざかるか、用がなくなっても、いっそう近づいて来るか、――普通の人から見ると、三四郎は少し迷信家の調子を帯びている。 「里見さん」と言った。 「なに」と答えた。仰向いて下から三四郎を見た。顔をもとのごとくにおちつけている。目だけは動いた。それも三四郎真正面で穏やかにとまった。三四郎は女を多少疲れていると判じた。 「ちょうどついでだから、ここで返しましょう」と言いながら、ボタンを一つはずして、内懐へ手を入れた。  女はまた、 「なに」と繰り返した。もとのとおり、刺激のない調子である。内懐へ手を入れながら、三四郎はどうしようと考えた。やがて思いきった。 「このあいだの金です」 「今くだすってもしかたがないわ」  女は下から見上げたままである。手も出さない。からだも動かさない。顔も元のところにおちつけている。男は女の返事さえよくは解しかねた。その時、 「もう少しだから、どうです」と言う声がうしろで聞こえた。見ると、原口さんがこっちを向いて立っている。画筆を指の股にはさんだまま、三角に刈り込んだ髯の先を引っ張って笑った。美禰子は両手を椅子の肘にかけて、腰をおろしたなり、頭と背をまっすぐにのばした。三四郎は小さな声で、 「まだよほどかかりますか」と聞いた。 「もう一時間ばかり」と美禰子も小さな声で答えた。三四郎はまた丸テーブルに帰った。女はもう描かるべき姿勢を取った。原口さんはまたパイプをつけた。画筆はまた動きだす。背を向けながら、原口さんがこう言った。 「小川さん。里見さんの目を見てごらん」  三四郎は言われたとおりにした。美禰子は突然額から団扇を放して、静かな姿勢を崩した。横を向いてガラス越しに庭をながめている。 「いけない。横を向いてしまっちゃ、いけない。今かきだしたばかりだのに」 「なぜよけいな事をおっしゃる」と女は正面に帰った。原口さんは弁解をする。 「ひやかしたんじゃない。小川さんに話す事があったんです」 「何を」 「これから話すから、まあ元のとおりの姿勢に復してください。そう。もう少し肱を前へ出して。それで小川さん、ぼくの描いた目が、実物の表情どおりできているかね」 「どうもよくわからんですが。いったいこうやって、毎日毎日描いているのに、描かれる人の目の表情がいつも変らずにいるものでしょうか」 「それは変るだろう。本人が変るばかりじゃない、画工のほうの気分も毎日変るんだから、本当を言うと、肖像画が何枚でもできあがらなくっちゃならないわけだが、そうはいかない。またたった一枚でかなりまとまったものができるから不思議だ。なぜといって見たまえ……」  原口さんはこのあいだしじゅう筆を使っている。美禰子の方も見ている。三四郎原口さんの諸機関が一度に働くのを目撃して恐れ入った。 「こうやって毎日描いていると、毎日の量が積もり積もって、しばらくするうちに、描いている絵に一定の気分ができてくる。だから、たといほかの気分で戸外から帰って来ても、画室へはいって、絵に向かいさえすれば、じきに一種一定の気分になれる。つまり絵の中の気分が、こっちへ乗り移るのだね。里見さんだって同じ事だ。しぜんのままにほうっておけばいろいろの刺激でいろいろの表情になるにきまっているんだが、それがじっさい絵のうえへ大した影響を及ぼさないのは、ああい姿勢や、こういう乱雑な鼓だとか、鎧だとか、虎の皮だとかいう周囲のものが、しぜんに一種一定の表情を引き起こすようになってきて、その習慣が次第にほかの表情を圧迫するほど強くなるから、まあたいていなら、この目つきをこのままで仕上げていけばいいんだね。それに表情といったって……」  原口さんは突然黙った。どこかむずかしいところへきたとみえる。二足ばかり立ちのいて、美禰子と絵をしきりに見比べている。 「里見さん、どうかしましたか」と聞いた。 「いいえ」  この答は美禰子の口から出たとは思えなかった。美禰子はそれほど静かに姿勢をくずさずにいる。 「それに表情といったって」と原口さんがまた始めた。「画工はね、心を描くんじゃない。心が外へ見世を出しているところを描くんだから見世さえ手落ちなく観察すれば、身代はおのずからわかるものと、まあ、そうしておくんだね。見世でうかがえない身代は画工の担任区域以外とあきらめべきものだよ。だから我々は肉ばかり描いている。どんな肉を描いたって、霊がこもらなければ、死肉だから、絵として通用しないだけだ。そこでこの里見さんの目もね。里見さんの心を写すつもりで描いているんじゃない。ただ目として描いている。この目が気に入ったから描いている。この目の恰好だの、二重瞼の影だの、眸の深さだの、なんでもぼくに見えるところだけを残りなく描いてゆく。すると偶然の結果として、一種の表情が出てくる。もし出てこなければ、ぼくの色の出しぐあいが悪かったか恰好の取り方がまちがっていたか、どっちかになる。現にあの色あの形そのもの一種の表情なんだからしかたがない」  原口さんは、この時また二足ばかりあとへさがって、美禰子と絵とを見比べた。 「どうも、きょうはどうかしているね。疲れたんでしょう。疲れたら、もうよしましょう。――疲れましたか」 「いいえ」  原口さんはまた絵へ近寄った。 「それで、ぼくがなぜ里見さんの目を選んだかというとね。まあ話すから聞きたまえ。西洋画の女の顔を見ると、だれのかい美人でも、きっと大きな目をしている。おかしいくらい大きな目ばかりだ。ところが日本では観音様をはじめとして、お多福、能の面、もっとも著しいのは浮世絵にあらわれた美人、ことごとく細い。みんな象に似ている。なぜ東西で美の標準がこれほど違うかと思うと、ちょっと不思議だろう。ところがじつはなんでもない。西洋には目の大きいやつばかりいるから、大きい目のうちで、美的淘汰が行なわれる。日本は鯨の系統ばかりだから――ピエルロチーという男は、日本人の目は、あれでどうしてあけるだろうなんてひやかしている。――そら、そういう国柄から、どうしたって材料の少ない大きな目に対する審美眼が発達しようがない。そこで選択の自由のきく細い目のうちで、理想ができてしまったのが、歌麿になったり、祐信になったりして珍重がられている。しかいくら日本的でも、西洋画には、ああ細いのは盲目かいたようでみっともなくっていけない。といって、ラファエル聖母のようなのは、てんでありゃしないし、あったところが日本人とは言われないから、そこで里見さんを煩わすことになったのさ。里見さんもう少しですよ」  答はなかった。美禰子はじっとしている。  三四郎はこの画家の話をはなはだおもしろく感じた。とくに話だけ聞きに来たのならばなお幾倍の興味を添えたろうにと思った。三四郎の注意の焦点は、今、原口さんの話のうえにもない、原口さんの絵のうえにもない。むろん向こうに立っている美禰子に集まっている。三四郎画家の話に耳を傾けながら、目だけはついに美禰子を離れなかった。彼の目に映じた女の姿勢は、自然の経過を、もっとも美しい刹那に、捕虜にして動けなくしたようである。変らないところに、長い慰謝がある。しかるに原口さんが突然首をひねって、女にどうかしましたかと聞いた。その時三四郎は、少し恐ろしくなったくらいである。移りやすい美しさを、移さずにすえておく手段が、もう尽きたと画家から注意されたように聞こえたかである。  なるほどそう思って見ると、どうかしているらしくもある。色光沢がよくない。目尻にたえがたいものうさが見える。三四郎はこの活人画から受ける安慰の念を失った。同時にもしや自分がこの変化の原因ではなかろうかと考えついた。たちまち強烈な個性的の刺激が三四郎の心をおそってきた。移り行く美をはかなむという共通性情緒はまるで影をひそめてしまった。――自分はそれほどの影響をこの女のうえに有しておる。――三四郎はこの自覚のもとにいっさいの己を意識した。けれどもその影響が自分にとって、利益不利益かは未決の問題である。  その時原口さんが、とうとう筆をおいて、 「もうよそう。きょうはどうしてもだめだ」と言いだした。美禰子は持っていた団扇を、立ちながら床の上に落とした。椅子にかけた羽織を取って着ながら、こちらへ寄って来た。 「きょうは疲れていますね」 「私?」と羽織の裄をそろえて、紐を結んだ。 「いやじつはぼくも疲れた。またあした天気のいい時にやりましょう。まあお茶でも飲んでゆっくりなさい」  夕暮れには、まだ間があった。けれども美禰子は少し用があるから帰るという。三四郎も留められたが、わざと断って、美禰子といっしょに表へ出た。日本社会状態で、こういう機会を、随意に造ることは、三四郎にとって困難である三四郎はなるべくこの機会を長く引き延ばして利用しようと試みた。それで比較的人の通らない、閑静な曙町を一回り散歩しようじゃないかと女をいざなってみた。ところが相手は案外にも応じなかった。一直線に生垣の間を横切って、大通りへ出た。三四郎は、並んで歩きながら、 「原口さんもそう言っていたが、本当にどうかしたんですか」と聞いた。 「私?」と美禰子がまた言った。原口さんに答えたと同じことである三四郎が美禰子を知ってから、美禰子はかつて、長い言葉を使ったことがない。たいていの応対は一句か二句で済ましている。しかもはなはだ簡単ものにすぎない。それでいて、三四郎の耳には一種の深い響を与える。ほとんど他の人からは、聞きうることのできない色が出る。三四郎はそれに敬服した。それを不思議がった。 「私?」と言った時、女は顔を半分ほど三四郎の方へ向けた。そうして二重瞼の切れ目から男を見た。その目には暈がかかっているように思われた。いつになく感じがなまぬるくきた。頬の色も少し青い。 「色が少し悪いようです」 「そうですか」  二人は五、六歩無言で歩いた。三四郎はどうともして、二人のあいだにかかった薄い幕のようなものを裂き破りたくなった。しかしなんといったら破れるか、まるで分別が出なかった。小説などにある甘い言葉は使いたくない。趣味のうえからいっても、社交上若い男女の習慣としても、使いたくない。三四郎事実上不可能の事を望んでいる。望んでいるばかりではない。歩きながら工夫している。  やがて、女のほうから口をききだした。 「きょう何か原口さんに御用がおありだったの」 「いいえ、用事はなかったです」 「じゃ、ただ遊びにいらしったの」 「いいえ、遊びに行ったんじゃありません」 「じゃ、なんでいらしったの」  三四郎はこの瞬間を捕えた。 「あなたに会いに行ったんです」  三四郎はこれで言えるだけの事をことごとく言ったつもりである。すると、女はすこしも刺激に感じない、しかも、いつものごとく男を酔わせる調子で、 「お金は、あすこじゃいただけないのよ」と言った。三四郎がっかりした。  二人はまた無言で五、六間来た。三四郎は突然口を開いた。 「本当は金を返しに行ったのじゃありません」  美禰子はしばらく返事をしなかった。やがて、静かに言った。 「お金は私もいりません。持っていらっしゃい」  三四郎は堪えられなくなった。急に、 「ただ、あなたに会いたいから行ったのです」と言って、横に女の顔をのぞきこんだ。女は三四郎を見なかった。その時三四郎の耳に、女の口をもれたかすかなため息が聞こえた。 「お金は……」 「金なんぞ……」  二人の会話は双方とも意味をなさないで、途中で切れた。それなりで、また小半町ほど来た。今度は女からしかけた。 「原口さんの絵を御覧になって、どうお思いなすって」  答え方がいろいろあるので、三四郎は返事をせずに少しのあいだ歩いた。 「あんまりでき方が早いのでお驚きなさりゃしなくって」 「ええ」と言ったが、じつははじめて気がついた。考えると、原口広田先生の所へ来て、美禰子の肖像をかく意志をもらしてから、まだ一か月ぐらいにしかならない。展覧会で直接に美禰子に依頼していたのは、それよりのちのことである三四郎は絵の道に暗いから、あんな大きな額が、どのくらいな速度で仕上げられるものか、ほとんど想像のほかにあったが、美禰子から注意されてみると、あまり早くできすぎているように思われる。 「いつから取りかかったんです」 「本当に取りかかったのは、ついこのあいだですけれども、そのまえから少しずつ描いていただいていたんです」 「そのまえって、いつごろからですか」 「あの服装でわかるでしょう」  三四郎は突然として、はじめて池の周囲で美禰子に会った暑い昔を思い出した。 「そら、あなた、椎の木の下にしゃがんでいらしったじゃありませんか」 「あなた団扇をかざして、高い所に立っていた」 「あの絵のとおりでしょう」 「ええ。あのとおりです」  二人は顔を見合わした。もう少しで白山の坂の上へ出る。  向こうから車がかけて来た。黒い帽子かぶって、金縁の眼鏡を掛けて、遠くから見ても色光沢のいい男が乗っている。この車が三四郎の目にはいった時から、車の上の若い紳士は美禰子の方を見つめているらしく思われた。二、三間先へ来ると、車を急にとめた。前掛けを器用にはねのけて、蹴込みから飛び降りたところを見ると、背のすらりと高い細面のりっぱな人であった。髪をきれいにすっている。それでいて、まったく男らしい。 「今まで待っていたけれども、あんまりおそいから迎えに来た」と美禰子のまん前に立った。見おろして笑っている。 「そう、ありがとう」と美禰子も笑って、男の顔を見返したが、その目をすぐ三四郎の方へ向けた。 「どなた」と男が聞いた。 「大学小川さん」と美禰子が答えた。  男は軽く帽子を取って、向こうから挨拶をした。 「はやく行こう。にいさんも待っている」  いいぐあい三四郎追分へ曲がるべき横町の角に立っていた。金はとうとう返さずに別れた。

https://anond.hatelabo.jp/20241002005552

一一

 このごろ与次郎学校文芸協会切符を売って回っている。二、三日かかって、知った者へはほぼ売りつけた様子である与次郎それから知らない者をつかまえることにした。たいていは廊下でつかまえる。するとなかなか放さない。どうかこうか、買わせてしまう。時には談判中にベルが鳴って取り逃すこともある。与次郎はこれを時利あらずと号している。時には相手が笑っていて、いつまでも要領を得ないことがある。与次郎はこれを人利あらずと号している。ある時便所から出て来た教授をつかまえた。その教授ハンケチで手をふきながら、今ちょっとと言ったまま急いで図書館はいってしまった。それぎりけっして出て来ない。与次郎はこれを――なんとも号しなかった。後影を見送って、あれは腸カタルに違いないと三四郎に教えてくれた。

 与次郎切符販売方を何枚頼まれたのかと聞くと、何枚でも売れるだけ頼まれたのだと言う。あまり売れすぎて演芸場はいりきれない恐れはないかと聞くと、少しはあると言う。それでは売ったあとで困るだろうと念をおすと、なに大丈夫だ、なかに義理で買う者もあるし、事故で来ないのもあるし、それからカタルも少しはできるだろうと言って、すましている。

 与次郎切符を売るところを見ていると、引きかえに金を渡す者からはむろん即座に受け取るが、そうでない学生にはただ切符だけ渡している。気の小さい三四郎が見ると、心配になるくらい渡して歩く。あとから思うとおりお金が寄るかと聞いてみると、むろん寄らないという答だ。几帳面わずか売るよりも、だらしなくたくさん売るほうが、大体のうえにおいて利益からこうすると言っている。与次郎はこれをタイムス社が日本百科全書を売った方法比較している。比較だけはりっぱに聞こえたが、三四郎はなんだか心もとなく思った。そこで一応与次郎に注意した時に、与次郎の返事はおもしろかった。

相手東京帝国大学学生だよ」

いくら学生だって、君のように金にかけるとのん気なのが多いだろう」

「なに善意に払わないのは、文芸協会のほうでもやかましくは言わないはずだ。どうせいくら切符が売れたって、とどのつまり協会借金になることは明らかだから

 三四郎は念のため、それは君の意見か、協会意見かとただしてみた。与次郎は、むろんぼくの意見であって、協会意見であるとつごうのいいことを答えた。

 与次郎の説を聞くと、今度は演芸会を見ない者は、まるでばかのような気がする。ばかのような気がするまで与次郎講釈をする。それが切符を売るためだか、じっさい演芸会を信仰しているためだか、あるいはただ自分の景気をつけて、かねて相手の景気をつけ、次いでは演芸会の景気をつけて、世上一般空気をできるだけにぎやかにするためだか、そこのところがちょっと明晰に区別が立たないものから相手はばかのような気がするにもかかわらず、あまり与次郎の感化をこうむらない。

 与次郎第一に会員の練習に骨を折っている話をする。話どおりに聞いていると、会員の多数は、練習の結果として、当日前に役に立たなくなりそうだ。それから背景の話をする。その背景が大したもので、東京にいる有為青年画家をことごとく引き上げて、ことごとく応分の技倆を振るわしたようなことになる。次に服装の話をする。その服装が頭から足の先まで故実ずくめにでき上がっている。次に脚本の話をする。それが、みんな新作で、みんなおもしろい。そのほかいくらでもある。

 与次郎広田先生原口さんに招待券を送ったと言っている。野々宮兄妹と里見兄妹には上等の切符を買わせたと言っている。万事が好都合だと言っている。三四郎与次郎のために演芸万歳を唱えた。

 万歳を唱える晩、与次郎三四郎下宿へ来た。昼間とはうって変っている。堅くなって火鉢そばへすわって寒い寒いと言う。その顔がただ寒いのではないらしい。はじめは火鉢へ乗りかかるように手をかざしていたが、やがて懐手になった。三四郎与次郎の顔を陽気にするために、机の上のランプを端から端へ移した。ところが与次郎は顎をがっくり落して、大きな坊主頭だけを黒く灯に照らしている。いっこうさえない。どうかしたかと聞いた時に、首をあげてランプを見た。

「この家ではまだ電気を引かないのか」と顔つきにはまったく縁のないことを聞いた。

「まだ引かない。そのうち電気にするつもりだそうだ。ランプは暗くていかんね」と答えていると、急に、ランプのことは忘れたとみえて、

「おい、小川、たいへんな事ができてしまった」と言いだした。

 一応理由を聞いてみる。与次郎は懐から皺だらけの新聞を出した。二枚重なっている。その一枚をはがして、新しく畳み直して、ここを読んでみろと差しつけた。読むところを指の頭で押えている。三四郎は目をランプのそばへ寄せた。見出し大学の純文科とある

 大学外国文学科は従来西洋人担当で、当事者はいっさいの授業を外国教師に依頼していたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促されて、今度いよいよ本邦人講義必須課目として認めるに至った。そこでこのあいだじゅうから適当人物を人選中であったが、ようやく某氏に決定して、近々発表になるそうだ。某氏は近き過去において、海外留学の命を受けたことのある秀才から至極適任だろうという内容である

広田先生じゃなかったんだな」と三四郎与次郎を顧みた。与次郎はやっぱり新聞の上を見ている。

「これはたしかなのか」と三四郎がまた聞いた。

「どうも」と首を曲げたが、「たいてい大丈夫だろうと思っていたんだがな。やりそくなった。もっともこの男がだいぶ運動をしているという話は聞いたこともあるが」と言う。

しかしこれだけじゃ、まだ風説じゃないか。いよいよ発表になってみなければわからないのだから

「いや、それだけならむろんかまわない。先生関係したことじゃないから、しかし」と言って、また残りの新聞を畳み直して、標題を指の頭で押えて、三四郎の目の下へ出した。

 今度の新聞にもほぼ同様の事が載っている。そこだけはべつだんに新しい印象を起こしようもないが、そのあとへ来て、三四郎は驚かされた。広田先生がたいへんな不徳義漢のように書いてある。十年間語学教師をして、世間には杳として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人外国文学講師を入れると聞くやいなや、急にこそこそ運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。のみならずその門下生をして「偉大なる暗闇」などという論文を小雑誌に草せしめた。この論文零余子なる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。と、とうとう三四郎名前が出て来た。

 三四郎は妙な顔をして与次郎を見た。与次郎はまえから三四郎の顔を見ている。二人ともしばらく黙っていた。やがて、三四郎が、

「困るなあ」と言った。少し与次郎を恨んでいる。与次郎は、そこはあまりかまっていない。

「君、これをどう思う」と言う。

「どう思うとは」

「投書をそのまま出したに違いない。けっして社のほうで調べたものじゃない。文芸時評の六号活字の投書にこんなのが、いくらでも来る。六号活字ほとんど罪悪のかたまりだ。よくよく探ってみると嘘が多い。目に見えた嘘をついているのもある。なぜそんな愚な事をやるかというとね、君。みんな利害問題動機になっているらしい。それでぼくが六号活字を受持っている時には、性質のよくないのは、たいてい屑籠へ放り込んだ。この記事もまったくそれだね。反対運動の結果だ」

「なぜ、君の名が出ないで、ぼくの名が出たものだろうな」

 与次郎は「そうさ」と言っている。しばらくしてから

「やっぱり、なんだろう。君は本科生でぼくは選科生だからだろう」と説明した。けれども三四郎には、これが説明にもなんにもならなかった。三四郎は依然として迷惑である

「ぜんたいぼくが零余子なんてけちな号を使わずに、堂々と佐々木与次郎署名しておけばよかった。じっさいあの論文佐々木与次郎以外に書ける者は一人もないんだからなあ」

 与次郎はまじめである三四郎に「偉大なる暗闇」の著作権を奪われて、かえって迷惑しているのかもしれない。三四郎はばかばかしくなった。

「君、先生に話したか」と聞いた。

「さあ、そこだ。偉大なる暗闇の作者なんか、君だって、ぼくだって、どちらだってかまわないが、こと先生人格関係してくる以上は、話さずにはいられない。ああい先生から、いっこう知りません、何か間違いでしょう、偉大なる暗闇という論文雑誌に出ましたが、匿名です、先生の崇拝者が書いたものですから安心なさいくらいに言っておけば、そうかで、すぐ済んでしまうわけだが、このさいそうはいかん。どうしたってぼくが責任を明らかにしなくっちゃ。事がうまくいって、知らん顔をしているのは、心持ちがいいが、やりそくなって黙っているのは不愉快でたまらない。第一自分が事を起こしておいて、ああいう善良な人を迷惑状態に陥らして、それで平気に見物がしておられるものじゃない。正邪曲直なんてむずかしい問題は別として、ただ気の毒で、いたわしくっていけない」

 三四郎ははじめて与次郎を感心な男だと思った。

先生新聞を読んだんだろうか」

「家へ来る新聞にゃない。だからぼくも知らなかった。しか先生学校へ行っていろいろな新聞を見るからね。よし先生が見なくってもだれか話すだろう」

「すると、もう知ってるな」

「むろん知ってるだろう」

「君にはなんとも言わないか

「言わない。もっともろくに話をする暇もないんだから、言わないはずだが。このあいから演芸会の事でしじゅう奔走しているものから――ああ演芸会も、もういやになった。やめてしまおうかしらん。おしろいをつけて、芝居なんかやったって、何がおもしろものか」

先生に話したら、君、しかられるだろう」

しかられるだろう。しかられるのはしかたがないが、いかにも気の毒でね。よけいな事をして迷惑をかけてるんだから。――先生道楽のない人でね。酒は飲まず、煙草は」と言いかけたが途中でやめてしまった。先生哲学を鼻から煙にして吹き出す量は月に積もると、莫大なものである

煙草だけはかなりのむが、そのほかになんにもないぜ。釣りをするじゃなし、碁を打つじゃなし、家庭の楽しみがあるじゃなし。あれがいちばんいけない。子供でもあるといいんだけれども。じつに枯淡だからなあ」

 与次郎はそれで腕組をした。

「たまに、慰めようと思って、少し奔走すると、こんなことになるし。君も先生の所へ行ってやれ」

「行ってやるどころじゃない。ぼくにも多少責任があるから、あやまってくる」

「君はあやまる必要はない」

「じゃ弁解してくる」

 与次郎はそれで帰った。三四郎は床にはいってからたびたび寝返りを打った。国にいるほうが寝やす心持ちがする。偽りの記事――広田先生――美禰子――美禰子を迎えに来て連れていったりっぱな男――いろいろの刺激がある。

 夜中からぐっすり寝た。いつものように起きるのが、ひどくつらかった。顔を洗う所で、同じ文科の学生に会った。顔だけは互いに見知り合いである。失敬という挨拶のうちに、この男は例の記事を読んでいるらしく推した。しかし先方ではむろん話頭を避けた。三四郎も弁解を試みなかった。

 暖かい汁の香をかいでいる時に、また故里の母から書信に接した。また例のごとく、長かりそうだ。洋服を着換えるのがめんどうだから、着たままの上へ袴をはいて、懐へ手紙を入れて、出る。戸外は薄い霜で光った。

 通りへ出ると、ほとんど学生ばかり歩いている。それが、みな同じ方向へ行く。ことごとく急いで行く。寒い往来は若い男の活気でいっぱいになる。そのなかに霜降り外套を着た広田先生の長い影が見えた。この青年の隊伍に紛れ込んだ先生は、歩調においてすでに時代錯誤である。左右前後比較するとすこぶる緩漫に見える。先生の影は校門のうちに隠れた。門内に大きな松がある。巨大の傘のように枝を広げて玄関をふさいでいる。三四郎の足が門前まで来た時は、先生の影がすでに消えて、正面に見えるものは、松と、松の上にある時計台ばかりであった。この時計台時計は常に狂っている。もしくは留まっている。

 門内をちょっとのぞきこんだ三四郎は、口の中で「ハイドリオタフヒア」という字を二度繰り返した。この字は三四郎の覚えた外国語のうちで、もっとも長い、またもっともむずかしい言葉の一つであった。意味はまだわからない。広田先生に聞いてみるつもりでいる。かつて与次郎に尋ねたら、おそらくダーターファブラのたぐいだろうと言っていた。けれども三四郎からみると二つのあいだにはたいへんな違いがある。ダーターファブラはおどるべき性質のものと思える。ハイドリオタフヒアは覚えるのにさえ暇がいる。二へん繰り返すと歩調がおのずから緩漫になる。広田先生の使うために古人が作っておいたような音がする。

 学校へ行ったら、「偉大なる暗闇」の作者として、衆人の注意を一身に集めている気色がした。戸外へ出ようとしたが、戸外は存外寒いから廊下にいた。そうして講義あいだに懐から母の手紙を出して読んだ。

 この冬休みには帰って来いと、まるで熊本にいた当時と同様な命令がある。じつは熊本にいた時分にこんなことがあった。学校休みになるか、ならないのに、帰れという電報が掛かった。母の病気に違いないと思い込んで、驚いて飛んで帰ると、母のほうではこっちに変がなくって、まあ結構だったといわぬばかりに喜んでいる。訳を聞くと、いつまで待っていても帰らないから、お稲荷様へ伺いを立てたら、こりゃ、もう熊本をたっているという御託宣であったので、途中でどうかしはせぬだろうかと非常に心配していたのだと言う。三四郎はその当時を思いだして、今度もまた伺いを立てられることかと思った。しか手紙にはお稲荷様のことは書いてない。ただ三輪田のお光さんも待っていると割注みたようなものがついている。お光さんは豊津の女学校をやめて、家へ帰ったそうだ。またお光さんに縫ってもらった綿入れが小包で来るそうだ。大工の角三が山で賭博を打って九十八円取られたそうだ。――そのてんまつが詳しく書いてある。めんどうだからいかげんに読んだ。なんでも山を買いたいという男が三人連で入り込んで来たのを、角三が案内をして、山を回って歩いているあいだに取られてしまったのだそうだ。角三は家へ帰って、女房にいつのまに取られたかからないと弁解した。すると、女房がそれじゃお前さん眠り薬でもかがされたんだろうと言ったら、角三が、うんそういえばなんだかかいだようだと答えたそうだ。けれども村の者はみんな賭博をして巻き上げられたと評判している。いなかでもこうだから東京にいるお前なぞは、本当によく気をつけなくてはいけないという訓誡がついている。

 長い手紙を巻き収めていると、与次郎そばへ来て、「やあ女の手紙だな」と言った。ゆうべよりは冗談をいうだけ元気がいい。三四郎は、

「なに母からだ」と、少しつまらなそうに答えて、封筒ごと懐へ入れた。

里見お嬢さんからじゃないのか」

「いいや」

「君、里見お嬢さんのことを聞いたか

「何を」と問い返しているところへ、一人の学生が、与次郎に、演芸会の切符をほしいという人が階下に待っていると教えに来てくれた。与次郎はすぐ降りて行った。

 与次郎はそれなり消えてなくなった。いくらつらまえようと思っても出て来ない。三四郎はやむをえず精出して講義を筆記していた。講義が済んでから、ゆうべの約束どおり広田先生の家へ寄る。相変らず静かである先生茶の間に長くなって寝ていた。ばあさんに、どうかなすったのかと聞くと、そうじゃないのでしょう、ゆうべあまりおそくなったので、眠いと言って、さっきお帰りになると、すぐに横におなりなすったのだと言う。長いからだの上に小夜着が掛けてある。三四郎は小さな声で、またばあさんに、どうして、そうおそくなったのかと聞いた。なにいつでもおそいのだが、ゆうべのは勉強じゃなくって、佐々木さんと久しくお話をしておいでだったという答である勉強佐々木に代ったから、昼寝をする説明にはならないが、与次郎が、ゆうべ先生に例の話をした事だけはこれで明瞭になった。ついでに与次郎が、どうしかられたかを聞いておきたいのだが、それはばあさんが知ろうはずがないし、肝心の与次郎学校で取り逃してしまたかしかたがない。きょうの元気のいいところをみると、大した事件にはならずに済んだのだろう。もっと与次郎心理現象はとうてい三四郎にはわからないのだから、じっさいどんなことがあったか想像はできない。

 三四郎は長火鉢の前へすわった。鉄瓶がちんちん鳴っている。ばあさんは遠慮をして下女部屋へ引き取った。三四郎はあぐらをかいて、鉄瓶に手をかざして、先生の起きるのを待っている。先生は熟睡している。三四郎は静かでいい心持ちになった。爪で鉄瓶をたたいてみた。熱い湯を茶碗についでふうふう吹いて飲んだ。先生は向こうをむいて寝ている。二、三日まえに頭を刈ったとみえて、髪がはなはだ短かい。髭のはじが濃く出ている。鼻も向こうを向いている。鼻の穴がすうすう言う。安眠だ。

 三四郎は返そうと思って、持って来たハイドリオタフヒアを出して読みはじめた。ぽつぽつ拾い読みをする。なかなかわからない。墓の中に花を投げることが書いてある。ローマ人薔薇を affect すると書いてある。なんの意味だかよく知らないが、おおかた好むとでも訳するんだろうと思った。ギリシア人は Amaranth を用いると書いてある。これも明瞭でない。しか花の名には違いない。それから少しさきへ行くと、まるでわからなくなった。ページから目を離して先生を見た。まだ寝ている。なんでこんなむずかしい書物自分に貸したものだろうと思った。それから、このむずかしい書物が、なぜわからないながらも、自分の興味をひくのだろうと思った。最後広田先生は必竟ハイドリオタフヒアだと思った。

2024-10-01

リベラル”のためのポリコレポルノになり果てた『虎に翼』は、「法」を全肯定しなくてはならなかった

法律なんてもの必要悪で、なくて済むならないほうがいい。

偏差値が高い高校ほど校則がゆるい」とよく言われる。実際、都立のある一番校では、制服なし、校則ほとんどなしだが、風紀は荒れていない。偏差値けが理由かどうかは疑問(家族状況、経済状態もあるだろうし、私立の高偏差値高校で薬物が蔓延っていたりもする)だが、決まりなどなくて済むのであれば、敢えて決まりをつくらないほうがその社会構成員無用ストレスを与えない、というのは事実だろう。押さえつけなければ反発心も起こらないのだ。

究極的に人間は、互いの生まれながらの尊厳を認め合い、「自分がされて嫌なことは他人にしない」という最低限の倫理を身につけていれば、法律などなくとも平和共存し得る。その理想が実現できないから、仕方なく法で自らを縛る必要があるのだ。

 

『虎に翼』最終回をで主人公が死んだ後、娘に「お母さんは法律のものだった」的なことを言われて、幽霊状態主人公が喜んでいたのは、私にとってはグロテスクなシーンだった。娘から必要悪、と言われていながら、満面の笑顔を浮かべる母。

あれだけ法が取りこぼしてしまった人間たちを見てきながら、まだ法に全幅の信頼をおいている主人公そもそも理解できなかったのだが、彼女最後まで法はアプリオリ人類必要もの、という認識でいたようだ。

新潟出会った少女の「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いに、直ちに答えることができなかったのも当然だ。彼女には「自然法」という観点が欠如している。「人間が生まれながらにして平等で、それぞれに尊厳をもっている」ということが、“憲法によって与えられている”と考えているのだ。(正しくは“憲法によって保証されている“であり、尊厳自体アプリオリ存在する;憲法停止したら人権が失われるとでも思っているのか)

 

しかしこの逆転、このグロテスクさこそが、今のリベラル象徴しているとも言えよう。

グローバリズム多様性というお題目で、共感できる背景を共有しない者同士の共存を進めていけば、明文化された決まり法律けが、“相互理解”を増進するためのツールにならざるを得ない。そしてその法律が力を持ち、万能なツールとして必要以上に神格化されていく(あとはカネだけが共有可能価値となる)。それと同時に、それまでの社会構成していた重要な要素である感情的・非論理的物語的(説話的/神話的)な共感背景は無価値化されていく。

個人的には、尊属殺の重罰化は違憲だと思うが、家族は共に扶助すべきという民法の一文は意味があると考えている。「家族」というものが結局はフィクショナルなものだとしても、その“物語”を社会である程度守っていくことに価値はあると思うのだ。

 

上記新潟女生徒からの重大な投げかけの解決法にも心底がっかりした。

女生徒は死に、ダウングレードした娘に、主人公が何か感情的おためごかしを言って、解決してしまったのだ。まぁ上のような法への認識でいる主人公から仕方ない。その後彼女少年法改正についての委員会で「愛でしょ愛」などとまた感情的なことを言っていた。

真のリベラルからすれば彼女モデルが「家裁の母」と呼ばれていることに怒りを覚えるはずだが(なぜ“母”なのか、性差意味がないはず)、ここでの主人公の描かれ方は、まさしく保守的な「お母さん」像であった。

もはやこのドラマ立ち位置がわからなくなるほどの倒錯が起こっているように感じたが、実際こうでもしないとまとめることができなかったのだろう。そもそも彼女は法への姿勢という最初立ち位置から間違えているのだから

 

最初から最後までいわゆる「上級国民しか登場しないドラマであったが(上野の浮浪児くらいだろうか)、その恵まれ位置にいながら、たまに(ポーズのように)反省して見せるだけで、根本的なところでは法の無謬性を疑わなかった。原爆裁判を経て、主人公が変わるかと期待したが、結局はそのままだった。

残念なドラマではあったが、その時代には絶対にそういう発言をしていなかったであろうLGBTを描き始めたところで、ああこれはポリコレ好きのためのポルノなのねと諦めはじめていたので、最後の方は期待感も薄かった。

 

anond:20240822052827

2024-09-30

2024夏アニメ1話を見たひとこと感想

もう夏も終わったが、夏アニメ47作品1話を見た感想を書いていこうと思う。

レギュレーション

A群(2話以降も見たい)

B群(2話以降も見てもいい)

C群(2話以降は見なくてもよい)

D群(2話以降を見る気がしない)

まとめ

2024-09-29

anond:20240929112133

ワイはジャンケットバンクで命をかけたゲームしてるのに敵キャラを死んだと思わせて主人公の仲間にしてるのはがっかりしたやで。

2024-09-28

ブレイブリーデフォルト2をプレイした

以前Switchで購入し、今回はSteamプレイしたので15000円程使ってる

初代が面白すぎたし今回のシステムFFからジョブシステムフェチとしては気に入ったものの、気に入らないポイントデカすぎて一旦積んだ

①ゲーミングPCプレイするように最適化されていない

ロード時間がかかるSwitchでのプレイを前提としているため、パーティチャット階層移動直後の何もできない1~2秒がストレス

②サブクエストがくだらなさすぎる

キャラに一切愛着がわかない 特に三人目のおじさん

数分前までやってたのに名前でてこないわ

フルボイスであの口調は痛々しくて聞いてられない パーティチャットも聞いてがっかりする

BGM微妙 これは初代が良すぎたからかな

anond:20240928065231

そもそも映画館も言うほどスクリーンでかくないよな

単館系とか行くと音響もモノラルだったりするし

けっこうがっかりする

ヤケ酒界隈面白すぎる

ヤケ酒 高市早苗

でXで検索かけると面白すぎるアカウントが沢山見つかって草

社会的弱者の癖に高市早苗支持してるやつとか普通にいて爆笑してしま

しばらく高市早苗落選がっかり界隈を見ながら美味しい酒が飲めそうだ

追記おっぱい世界は嘘ばかり

――――【追記】――――

たくさんの有益コメント感謝。多くの知見を得られた。

Aカップのブラが売れない点について、そもそも小胸さんはブラを買わない、ブラトップ等で十分だと思っている、というのがあるらしい。なるほど。

そして、実測のサイズと合っているブラのサイズ全然異なるというのはよくあることだそう。

骨格やおっぱいの形、ボリューム等の影響を強く受ける上、メーカーによっても変わってくるので、単純に実測値だけでは一概には言えない、といったところだろう。姉妹サイズというものもある。

Aカップ1つとっても、とても慎ましくて可愛らしいAカップもあれば、これでAなの!?というAカップもあるというわけだ。

結局のところ、実測のサイズというのは、自分にあったブラを探すための参考値に過ぎない(しかもあまり当てにならない)、ということだと思った。

ただ、ブラのサイズJISで定められているが、測り方のレギュレーションは定められていない。

ここは改善余地があるように思う。

直立で測る、お辞儀で測る、直立で持ち上げて測るなど、正しい測り方には諸説ある。上裸でもプロに測ってもらうと基本はサイズアップするそうだ。

どれでもいいとは思うが、参考値である以上、どれかに定めるべきではないだろうか。

再現性を考えれば、直立かお辞儀あたりが良いと思うが、どうだろうか。

今回色々なご意見を伺ったが、総じて感じたのは「おっぱいは難しい」ということ。

なんせ個人差がとても大きい。前述したように体型等の影響を強く受け、それにより受ける印象も全く異なってくる。

まり、「おっぱいアルファベット1つでは言い表せない」ということなのだ。これは忘れずに生きていきたい。

(まあAAAAAはアルファベット1つではないのだが。)

――――【追記終わり】――――

私はおっぱいが好きだ。これはほとんどの男性がそうだろう。圧倒的多数派と言える。

しかし私は同時に少数派でもある。

どういうことか。私は貧乳が好きなのである

好きなカップAAA、次点AA、A…と続く。Bぐらいからはもはや巨乳なんじゃないかと思っている。

そう、私は真の貧乳好きなのだ。そこらのエセ貧乳好きとはわけが違う。

よく聞くのが、「貧乳の方がやせててカワイイ子が多いから」「貧乳の方が感度が良さそうだから」「貧乳のものというより、貧乳を恥じらう姿が好き」等の言葉であるが、言語道断である

私はこのような輩とは違う。貧乳(あるいは無乳)そのものを愛しているのだ。さらに付け加えておくと、私はロリコンでもないしゲイでもない。「スレンダー貧乳お姉さん」が一番好きだ。

さて、自分語りもほどほどにして、いよいよ本題に入りたい。

今回私が話したいのは、「おっぱいサイズに関する民衆認識には、大きな誤りがある」ということである

みんな巨乳しか見てない

まず、ここまで読んでこう思った方もいるのではないだろうか。「Aカップでもまな板なのにAAAとかえぐれてるのか?」「Aカップが最小じゃないの?」

もちろんこれらは誤りなのだが、こういった認識をしてしまうのも無理はない。なぜならほとんどの男性個人体感だと9割以上)が巨乳好きだからである貧乳ことなんか考えてもいない。

しかし私は、もっと大きな原因があると考えている。

それは、「AAカップ以下が透明化され過ぎている」という問題である

透明化されるAAカップ以下たち

まず男女共に、「Aカップはほぼ無乳」のような"誤った"認識があるように思う。ここから順番に、「微妙な膨らみがあるのがB」、「膨らみはあるけど小ぶりなのがC」、のようなイメージをしているのではないだろうか。

しかし違うのだ。カップ定義とは単にアンダーバストトップバストの差であり、これが5cmならAAA、7.5cmならAA、といった具合に、2.5cm刻みで大きくなっていく。つまりAカップトップとアンダーの差は10cmである

ここで男性諸君に一つ試してほしいことがある。自分のアンダーを測って、そこから10cm大きくメジャーを取り、Aカップがどのくらいの膨らみなのかをイメージしてみてほしいのだ。

やってみるとわかると思うが、小さめではあるが決してまな板ではない。下から3番目くらいかなといった気がしないだろうか?これが(ある程度)リアルAカップである

じゃあ今までイメージしてたAカップは…?と思うだろうが、ここで透明化されていたAAカップ以下が出てくる。

今まで想像していたAカップ実態AAAカップBカップAAカップCカップAカップといった具合に、およそ2サイズほどズラして考えてみるのだ。

するとどうだろう?妙にしっくりくる結果になるとは思わないだろうか?

女性Aカップ相当をCカップだと言い張るせいで、男性は「Cって思ってたより小さいな…」と思うわけである

実際のCカップトップとアンダーの差が15cmなわけなのだが、これがそんなに小さいことはない。実際にアンダー67、トップ83の女性に測らせてもらったが、私が貧乳好きだから普通にかい美乳といった感じ。もちろん巨乳好きからしたら全然物足りないのだろうが、がっかりするほどのサイズ感では決してないはずである

ではなぜAAカップ以下はこんなにも透明化され、サイズ感が巧妙に偽られているのか。その理由はいくつかあるだろうが、下着メーカーの非が大きいのではと私は考察している。

下着メーカー戦略現場

下着を買う際、お店のスタッフに採寸して貰うことがあるだろう。このときに正しく測れていないのではないか、と私は考えている。

私は男なので、当然バストを測ってもらったことはない。しかし、話を聞いたりネットで調べたりした限りでは、採寸は着衣のまま、あるいはブラの上からすることが多いらしい。

本当にフィットしていてパッドも入ってないブラを着けているなら良いが、多くの場合そんなことはないはずであるほとんどのブラはパッドがデフォルトで入っているし、そもそも実際のサイズがわからいから採寸しているんじゃないのか。

仮に男の私がCカップスカスカのブラを着けて採寸したらどうなるか。恐らくA〜Cカップ程度になってしまうだろう。痩せ型の男である私のバストサイズAAA〜AAカップ程度のはずなのだが、大幅にサイズアップしてしまっている。

まり、こんな測り方をしてもなんの意味もないのだ。しかし、「専門のスタッフに測ってもらった」ということから結果を盲信してしまい、自分本来サイズを少し大きめに誤認してしまうというわけだ。

これではいかんという気がするが、とはいえ、着衣で測るのにも理由があるはずである。そこを考察していく。

まず、女同士とはいえ裸を見せるのは恥ずかしいという方も多いだろう。これは仕方ない理由と言える。

しかもっと大きな理由がある。ここで再度透明化されたAAカップ以下の話が出てくる。

前述の通り、Aカップ普通に膨らみがあるので、痩せ型の女性ならわりと普通に存在する。それどころかAAカップもわりといる。AAAカップまでいくと流石に少数派だろうが、恐らく全体の数パーセントぐらいはいる。

これは私の推測だが、AAA〜Aカップは全体の25〜35%程度は存在すると考えている。少なくともこの3サイズ20前後はいるだろう。

まり、裸でサイズを測ってしまうとそれなりの割合Aカップ以下を告げなければならないケースが出てくる。

これもネット調べで恐縮なのだが、下着店での取り扱いはB〜Dカップボリュームゾーンらしく、Aカップはそんなに置いていないらしい。AAカップ以下については皆無な店もあるだろう。

もし採寸の結果がAA以下だった場合、「お客様AAなのですが、そのサイズはうちには置いてないんですよね」なんて言えるだろうか?

仮にAだったとしても、「お客様はAですね」なんて伝えられるだろうか?「私はまな板じゃないからAじゃない!」と怒りだす女性もいるだろう。

どうしてこうなったのか。それは、それなりにいるはずのAAA〜Aカップ商品を作らないメーカーサイドに問題があると考える。なぜ作らないのかは単に「売れないから」である。大半の女性自分Aカップ以下であることを絶対に認めないため、どれだけ貧乳でもBカップを着用する。

ちなみに、トリンプの売上データが以下。

https://jp.triumph.com/topics/cate01/mune-ookisa-heikin.html

Aカップが2.1%とのこと。やはりほとんどの人はAカップを買わない。これは大変歪な結果である

なお、上記データから、「日本人の平均はCカップ!」などと言われたりするが、売上なのでそんなことはないはずである

実際のサイズデータ

では実際のサイズはどうなのか。以下のような記事がある。

https://re1wa018.com/bust-size-average/

日本人の平均カップはCでなくAだ!という記事である

まあ確かに私も平均Cはないと思っているが、上記記事は少し考慮が足りていないように思う。

それは「測り方」だ。

恐らくこのデータは、直立した状態普通に測って取っている。しかし正しいトップの測り方(これは諸説ある)は、お辞儀をして上半身を90度傾けた状態で測るのだ。

こうすると恐らく数センチぐらいはアップする。垂れてきていれば尚更だ。

よって実際の平均サイズは、もう少し上がると思っている。どの程度かは不明だが、まあワンサイズぐらいかなということで、私はなんとなくBぐらいなんじゃないかと思っている。しかし当然ここに根拠はないので、より正確なデータを待ちたい。大手下着メーカーの大規模調査に期待である

男のカンチガイサイズ

ネットで、「男のカンチガイサイズ」と「実際のサイズ」を比べたイラストを見たことがあるだろうか?この画像検索すればすぐ出てくる。

これについては、私は両方とも正しくないように思える。理由はもちろん、AAカップ以下が透明化されているからだ。

女性Aカップカテゴライズされることを極端に嫌がるので、どうしてもAカップ無乳ということにしたいのである。この画像AAカップAAAカップを足そうとしたらどうなってしまうのだろうか。確実にえぐれてくる。

私のイメージだと、カンチガイサイズと実際のサイズを全て小さい順に並べて、AAAからベル付けしたものが一番近いように思う。ただし、Dより大きいぐらいまでいってしまうと、私は門外漢なのでイメージできない。そこは皆さんに任せたい。

実際見てみないとわからないよ!

なんやかんや書いたが、実際に見てみないとイメージし辛いものである

であれば、実際に見てみれば良い。

東京には貧乳専門の風俗店がある。在籍はほぼAAA〜A。風俗店サイズ表記なんて本来ならば全く信用できないものだろうが、ここは貧乳をウリにしているので、恐らくリアルカップ数が書いてあると思われる。

別に利用する必要はない。在籍一覧を見るだけでいい。ここの表記を信用するなら、サイズ感はなんとなく把握できるだろう。

最後

異論反論は大いに受け付けたい。

私は男なので想像で書いている部分が多々あるし、この件については盛んな議論がしたいからだ。

このトピックについて、みんなで認識を深めあっていきたい。

2024-09-27

anond:20240927162236

左翼日本終了は日本サゲ

右翼日本終了は日本のことを心から思ったもの

理解しなさい


で?何を期待出来るんだコイツ

自民党並びに日本終わったな。

石破茂に入れた自民党議員は生涯許さない💢

自民党。最悪、日本終了!

バカだよ……自民党は。めちゃくちゃな選挙結果になるぞ‼️

決選投票でひっくり返った。石破じゃ解散しても選挙に勝てないよ。

サヨクメディア歓喜もう選挙自民党には投票しない

安倍総理が、お亡くなりなった時と同じぐらい、やりきれない思いだ。日本の将来が心配です。

自民裏切った男がとうとう総裁に!

また47の言いなりになるのかガッカリだな

さてはて日本としては最悪の状況になったわけですが嘆いていても仕方がありません。 皆で反撃の狼煙を上げましょうヽ(゚Д゚)ノ

石破がハリスともトランプとも渡り合える訳ないでしょ…

最悪www

最悪😱自民党さようなら

日本終了のお知らせ。

次回解散選挙自民党下野だな。

わ!顔が怖い😱

この国チェックメイトだな。こんな裏切り者総理総裁にするようでは。

🇨🇳🇰🇷🇺🇸のわがままがコレからも続く事になってしまった💢 今後日本外国人がハバを利かせて日本人は暴動さえも起こせないほど弱体化するだろう。 #次の総理大臣こそ高市早苗

石破じゃ絶対ダメでしょ自民党国会議員バカばかり次は自民には絶対入れない#自民党終了#日本終了

絶望しか感じない

自民党よサヨーナラー(_´Д`)ノ~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★*

石破先生にご馳走になった中華料理、さぞ美味しかったんでしょうね。

日本沈没。暫く眠れそうにないです。

これが自民党議員選択か。個人的には次から選挙では自民党投票から外れる事になるな。アンチ高市氏票が集まったという印象を受ける。つまり日本を本気で憂いる人を疎んじ、その妨害を良しとする議員自民党にはこんなにも多かった、という風に受け取った。自民党は余程下野したい様だ。

もう、言葉出ない😮‍💨😮‍💨自民党が終わりなだけで、日本を終わらせてはダメ💢日本保守党候補者沢山出してもらう事だけを今は期待しますが、がっかりし過ぎて力出ない😨😨😨

日本、滅びるわ💧明らかに中国と繋がった妖怪総理大臣とか、意味からねーし💧政治のことで、こんなにガッカリしたのは初めてだわ💧

中国危険レベル0のまま日本属国自民党選挙で勝つより中国選択した。日本経済はズタボロ 移民蔓延日本

実質民主党政権になったようなものやな。

高市氏だけが正義だったのに。

嘘だろ?ショックやわ・・・😰

自民党員を辞めるかどうかの決断のしどころですね。もう自民党員を辞めたい。(T . T)

岸田の妨害でこうなった。

最後最後まで最低の男だった。未来の無い日本まっしぐら親中親北親韓政策がまた始まる。

韓国が許すまで謝り続けなければならない。と言った石破新総裁

自民党終了!日本国終了!今後一切自民党には投票しません!

石破さんか…中国韓国属国化進みそう日本人は中韓奴隷になるのかなやだねえ消費税も上がって防衛費も減りそう慰安婦問題も再開尖閣諸島中国領土になりそう

2024-09-24

SNS急に全部やめたらどうなるかなぁ、自分。こんなに依存するとはね…

ツイッター登録してからほぼ毎日のように使ってた

今の今まで何も考えず、他者ともたいして比較せず

平気だったのに…

大きな病気をしてリハビリ中に出会ったSNS知り合いとゲームするようになり

ふたりで遊ぶようになって1年後。

自分も元気になり社会に復帰し、その人は別の友だちを見つけた。

毎日のように遊んでいたのに、その人は別の人としか遊ばなくなり

共通趣味もなくなり、ジャンルも変わった。

声をかけても面倒な感じで冷たくされるようになった。

自分でも驚くくらいに執着しているのがわかる。



まずい…。

このままではまずい。

執着している自分がっかりしている。

相手には仕事が忙しくなったと言って、なるべくSNSをしないように心がけてみた。

しかし、たまにチラ見えするその人の楽しそうな姿にびっくりするくらい不快になる。

どうしてしまったんだろうなあ自分。こんなキャラではなかったのに、初めてでどうしようもない。

不快から抜け出したいのだが、やり方がわからない。

SNSしかない縁もあったが、この際全部一旦休止してしまうのがいいかな。

寂しさがすごいけど、そのほうが自分の心のためにもいいのかもしれないな…。

どうしちゃったんだろう、自分

2024-09-23

女さんなんですぐ髪染めてまうん

好きな女(アイドル)が茶髪になった

茶髪になるとすげえ安っぽい感じがする

がっかり

なんで女はすぐ髪染めたがるん?

黒髪が一番いいのに

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん