はてなキーワード: TV番組とは
ゲスの極みなんとかのなんとかさんと不倫したとかで巷を賑わせているベッキーさん。
あれだけのことを週刊誌に書かれて不倫してない、お付き合いすら無いと言うのは正直ナイと思うけど、やっぱりちゃんとした芸能人は記者会見を開くんだなあと思った。
乃木坂46のさゆりんごが青年誌グラビア担当の男と不倫したときは、深夜ラジオで涙ながらに「既婚者だったことは知らなかった」と語り、男の奥さんには謝罪無し、さらに18歳の生駒ちゃんに不倫路上キスを擁護させるという地獄絵図だったから。
オオゴトになるのが前提で表に出たベッキーと、とにかく諸々を隠そうとして事務所、出版社側の人間が一人も出てこなかった乃木坂46。
まあ、この話はいいんだけど。
今日、ベッキーとゲスのなんとかさんの話がニュースになったこととは別に、「痴漢冤罪」というワードをツイッターで検索していた。
先日逮捕されたキングオブコメディの高橋の痴漢冤罪が今更掘り起こされたのを、さらに今更知ったからだ。
痴漢冤罪被害者だと世間に周知された後に、制服泥棒で捕まったんだからそりゃ疑われるよなあ、と思いながら検索すると引っかかるツイートは「昔、ベッキーが痴漢冤罪事件を起こした」という噂を元に「不倫する前から嫌い」だとか「今まで芸能界を追放されていなかった方が不思議」だのという、感想ばかりだった。
一つや二つならまだしも、かなり多くのひとがベッキーと痴漢冤罪とを絡めた呟きをしている。
そんなに有名なのかと思うくらい、本当に多くの人がベッキーの痴漢冤罪事件について知っているのである。
でも、私は知らなかった。
芸能人が痴漢冤罪事件を起こしたなんてニュースがあれば、赤の他人を叩くことを生きがいとしている層の人がなんとか世に広めてやろうと毎日躍起になりそうだか、そんな話聞いたこともない。
だから、すぐに調べた。
そして分かった、これはデマだ。
ベッキーが痴漢冤罪事件を起こしたというニュースの発端は、ナイスポという低俗芸能ゴシップ誌だ。
記事の内容は、ベッキーがTV番組内で「痴漢を捕まえてるのが特技」「20回以上捕まえた」「5人捕まえた内2人は間違いだった」と、笑い話をしていたというものだ。
(更に、ベッキーに痴漢冤罪をかけられた男たちがベッキーを告訴しようとしている。というおまけ付)
ソースも曖昧なこのニュースは某まとめブログにも取り上げられたようで「ベッキー 痴漢冤罪」で検索するとトップに出てくる。
少なくとも2006年から流布され始めた噂だが、あまりにも証拠がなさ過ぎる。
ベッキーが痴漢話をした番組は、金スマだの徹子の部屋だのHEYHEYHEYだのと言われているが、特定はされず、TV番組のキャプチャー画像もない。
本人が言ったという証拠はなに一つなく、この噂を信じる者の「番組名は忘れたが、テレビで見たのは確か」という、曖昧にも程があることばがわずかばかり残されているだけだ。
手放しに信じるにはあまりにも頼りなさすぎる、というかデマじゃん。
2chにはこの話を信じている人たちが未だに誹謗中傷のスレを立ててるし、それは今回の出来事でツイッターにもほんの少し広まるかもしれない。
この「なんの番組かは分からないけど確かに見た」という、ラピュタ幻のエンディングみたいな都市伝説的広まりと、スマイリーキクチさんを殺人鬼扱いし誹謗中傷を繰り返したこと人たちを彷彿とさせる陰湿さと無知さ。
事実で叩かれ、嘘で叩かれ。
アメリカの場合だと、例えば「media [...] which are distinguished or characterized by their emphasis on matters depicting, describing, or relating to "specified sexual activities" or "specified anatomical areas.”」、つまり性的な活動や局部を描写することによって特徴づけられているようなもの、についてはゾーニング規制がかかる、とかある。"specified sexual activities" や "specified anatomical areas" についても具体的な定義があるけど割愛。「わいせつ」をこれらの用語に対応させるなら、概念があるということになる。無修正OKと言ったって日常生活で頻繁に目にするものでもなく、そういうのを求める人にだけ目に触れるようになってるって感じ。
あと、映画やTV番組だと性的な内容だけでなく暴力描写や言葉遣い(strong language)についても具体的な基準によりレーティングされてるので、そういうを見たくなければ無縁な生活を送れるようにはなってる。
似たような人を列挙して、それぞれの特徴を書いて、Daigoと比較してみたいと思う。
最初はマジシャンとして活動していたが、だんだん超能力者のフリを始めた。
TV局がそのように要求した面も大きいが、それに乗ったのは彼の責任。
当時はTV番組の司会者である福留アナウンサーすらサクラにしていた。もちろんテレビ局も悪い。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150615-00000003-the_tv-ent
彼の問題点は、トリックがあると明確にせず、いかにも不思議な力が自分にはあるという演出をして世間を欺いたこと。
手品師が尊敬されるのは、その卓越したテクニックや話術、ネタのユニークさなどがあり、
その技を使えば、まるで人間を超えた力を持つ者であるフリができるのに、それせずに「単なる手品師」と名乗る誠実さである。
マリックにはその誠実さだけが無かった。ただしその力を他の事に悪用して誰かを騙したりはしていない。
かれは手品師として、ちゃんとトリックを使っている事を明言している点で、そこまで罪は重くない。
しかし、やはりテレビ局の編集トリックを利用して、不思議すぎるパフォーマンスをしていた。
その場に映っている観客すべてがサクラ、などという事を平気でする。
視聴者はそのレベルの不思議さに慣れてしまい、誠実な手品師の職が奪われる。
ただ、これは悪事の主体はTV局側にある。なぜならTV局側から提案されたものだからである。
必要なテクニックを磨く努力をほとんどせずに、ただただ自分を大きく見せる事だけに技術を特化した。
しかしスプーン曲げやフォーク曲げは練習している。彼にできる精一杯のマジックがこれなのだろう。
目の肥えた昨今の視聴者にこの程度のパフォーマンスが受けるわけがない事は理解しているので、唯一の得意技であるこれらの手品のタネはあっさり教えてくれたりする。
それによって、この程度の事は自分にとってはなんでも無い事ですよ、という印象を与える事に成功している。
重要なのは、お客さんを喜ばせる為にやっているわけでは無いという点である。
普通エンターテイナーというのは客を喜ばせたいと思うものだが、彼にとっては自分を大きく見せる事の方が優先順位が高そうだ。
これが彼のアンチが多い理由だろう。明確に彼のやっている事が理解できていなくても、本能的に「あ、こいつはダメだ」と感じるので「なぜ嫌いなのかわからないけど彼は好きになれない」という現象が起きる。
ちなみに、フォークの先を曲げるには指輪を使えばいい。ひっかけて曲げるだけだ。
彼がよくやるパフォーマンスに客に色ペンで何かを書かせてそれを当てたりカラフルなボールから何を選んだか当てるものがある。
これも普通の手品だと思って見たら「そんなのより不思議な手品はいっぱい見てきたよ」というのが普通の感想だろう。
しかし彼のパフォーマンスを見ると、なぜか感銘を受けてしまう。
その本質は「うわー、この人すごい!!」と思ってしまう点である。
なぜそう思うのかというと、タネ明かしっぽく、表情を読んだとか、こういう人はこういう性格なので云々、などという説明が入るからだ。
それによって「心理学を追求すればそんな事ができるのか!自分もそれを学べばビジネスでも恋愛でもうまくできるんじゃないか?」みたいな希望が生まれる。
彼の著書が売れたりセミナーがヒットしている理由もこれである。彼は商売はうまい。
彼が全力で努力して身につけたスプーン曲げのトリックを一番最初に教えてくれるのも、ここに繋がる。
「彼は誠実な性格で、自分の手の内を教えてくれる人なんだ」という印象がここで生きてくるのだ。
視聴者は「目の前で起きている不思議な現象」に感銘を受けていると勘違いしているが、
よく考えて欲しい。単に何を選んだか当てる手品がそんなに不思議だろうか?
そんなはずは無い。それをちょっとした表情やその人の性格から当てた、という事が不思議なのだ。
あとは誰にでも当てはまりそうな事を言って、これがあなたの性格です、などとやれば人は簡単に騙される。これは占い師や霊能者などが使うテクニックでバーナム効果という。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%8A%B9%E6%9E%9C
彼の手品の構造は「しょーもない手品をあたかも何かすごい能力を使って不思議なことをしたように見せる」というものだ。
この構造は占い師や霊能者、カルト宗教などが使うものと同じである。
蛇足だが、彼の手品はこんなタネがあれば簡単にできるよという事を示そう。
それは協力者が送信機のスイッチを入れると演者の持つ受信機が振動するというものだ。
このような仕掛けを使えばババ抜きのようなカードゲームでも簡単に勝てるだろう。
こんなペテンでコケにされたのであればホリエモンも良い面の皮である。
なお若い人は知らないだろうが「あんた死ぬわよ」の占い師や、スピリチュアルな霊能者などの悪質さは論外なので、ここでは触れない。
彼らが毎週ゴールデンタイムの番組に出ていた時期があるのだがテレビ局にモラルはあるのだろうか?
セロ | マリック | Daigo | 論外な人達 | |
テレビ局がグルではない | x | x | x | x |
タネの存在の明示 | ○ | x | x | x |
手品の練習 | ○ | ○ | x | x |
手品の種類 | ○ | ○ | x | x |
効果を手品だけに限定 | ○ | ○ | x | x |
社会への影響の少なさ | ○ | ○ | △ | x |
「タネの存在の明示」については、Daigoは一見タネ明かしをしてるように見せて本当のタネをごまかすばかりか、タネ明かしそのものを自分の力を大きく見せる事に利用しているので、マリックより悪質。
「効果を手品だけに限定」という項目は、手品以外にも応用が効くと喧伝してない、という意味である。
マリックは「ハンドパワーは気功の応用で色々なことに使える」というような事を言っていた時期があるが、常に言っていたわけではないので不問とする。
Daigoは占い師などと同様に、自分を大きくみせる技を悪用して、企業のコンサルティングなどを行っている。
(意外かもしれないが占い師も企業の経営者に頼られていたりする。構造は同じである)
「社会への影響の少なさ」については、Daigoは論外な人達と比べるとマシだが、ビジネスに応用できるなどと勘違いさせてる点は悪質である。
論外な人たちは、それを信じた人の宗教観や世界観まで変えてしまうので悪質さはダントツで大きい。毟られる金額も桁違いである。
オウム真理教のサリン事件はテレビでオカルト番組を見て、そういう世界に拒否感を持たない人達がカルト宗教に入ったことで起きたものだ。
笑福亭鶴瓶が今年のJFAのCMキャラクターに起用されている。
NHKの家族に乾杯といういかにもNHKらしいかつ鶴瓶フォーマットでもある看板番組を長く続けている。
JRAも郵政もNHKも、かなりお固い組織だと思うのだが、鶴瓶に潜んでいるちんこ出す的パーソナリティとは
どうやって折り合いを付けたんだろう。そこが不思議。
鶴瓶は好きだし、ちんこ出したからなんやっちゅーねんと思うのだが、ちんこキャラを上回るメリットがあるということか。
そういえば、鶴瓶の落語は、あのよろよろとどこに行くか分からん感じのフリートークに似て
どこかふらふらと、でもやはり面白いといった様子だ。
主人公は、歴史上の有名人の妻にしよう。幕末もので血気盛んな若者がたくさん出てくる群像劇だから
こないだ紀伊國屋の男モテ文庫フェアに噛みついてた人や同意されていた皆様は、こういう、「いかにも(脳みそペラペラなオンナコドモ向け)」な大河ドラマとか、
外国人妻にジャパニーズ・スタイル内助の功をこれ見よがしにさせてる朝ドラには、違和感感じないんかしら。
国営放送よ?男モテ文庫フェアよりも、よほど気持ち悪い現象だと思うんだけど
この現象は、TV番組作ってる人が「今まともにTV見てる人は頭の固いお年寄り」だと考えているからで
「今どきの若い女なんて本読まない馬鹿が多数、だから馬鹿を釣るためのしかけが必要」という紀伊國屋も、
「年齢別視聴率見りゃ、まともにTV見てるのは爺婆ばっかりだから、旧来的な家族観を補強するような番組作ろう」というNHKや日本マンセー番組作ってる民放各局も、
メディアがマーケットの奴隷になっちゃってるという方がよほど恐ろしいことなんだと思うんだけどな。
ヘイト本を陳列するしないでわーわーしてた時にも、本屋がマーケットの奴隷になって何が悪いんだ、という意見は一部あって、そういう意見にも噛みついてる人もたくさんいたけど。
結果が出るまで1年くらい、長いときは2年かかる。
「研究不正 調査報告 site:ac.jp」 でググっていろいろ見てみるといいよ。告発日からプレスリリース日には大体1年ほどの間があるはずだ。
STAPに関して理研の対応が遅いと言っている人は研究不正を追った事がない人ではないかと思う。
X教授が不正を強要 → ポスドク拒否 → パワハラ → 告発
という流れ。
まずメールサーバーを押さえ、数年分のメールから不正の証拠となりそうな物を探す。
次にポスドクを一人ずつ面接。2人はすぐに認めたが1人はやってないと言いはる。
「やってない」「データは?」「なくなった」「もう一度やり直して提出しろ。こちらでも解析する。」
結局告発から一年後にプレスリリースが出た。X教授は懲戒免職。ところがこれで終わらなかった。
X教授が不正審査にあたった人たちを訴えたのだ。訴えられたのは大学ではない。審査員だ。
しかもあるTV番組が「○○の陰謀で天才教授を解雇した」として報道。「X教授を守る市民の会」的なものができて大変なことになった。
この審査員の1人は僕の指導教官だったのだけど、結局2年間研究室に来なかった。
2年間研究から離れるというのは相当きつい。当時「**さん(←僕の指導教官)すでに研究者として死んだんじゃないの?」なんて言われて悔しかった。
研究者は研究でのみ評価される。審査中は研究が出来ない。不正審査なんて全く評価されない。リスクだけが重くのしかかる。
僕の元指導教官は「もう2度とやらない」と言っている。
公式サイトはこちら
hicbc.com : 健康カプセル!ゲンキの時間|アーカイブ|第132回(11/16)禁煙
どれだけ離れていてもにおいを感知できるかという実験を簡易ながらしていたので、ちょっと詳しく記録しておく。
実験条件:
まず、50m地点での粉塵計の数値は0.012mg/m^3であり、この数値をタバコの煙のない状態と規定。(既に喫煙開始状態かどうかは分からず。)
警察犬は46m地点で停止。警察犬訓練所の方が言うには、タバコのにおいが原因で停止したという理解で良いらしい。この地点の粉塵計の数値は0.012mg/m^3のまま。
嫌煙家の二名は26.6m地点で停止。粉塵計の数値は0.016mg/m^3。
愛煙家の二名は4.9m地点で停止。粉塵計の数値は0.072mg/m^3。
ちなみに40m地点での粉塵計の数値は0.014mg/m^3。
非常に簡易ながら、人によって如何ににおいに対する感受性が異なるかが可視化された実験でした。
【追記その1】
新たな職場における喫煙対策のためのガイドラインの策定について
こちらの基準を見ると、「浮遊粉じんの濃度を0.15mg/m3以下」と、番組内で粉塵計が示した値より一桁緩い数値になっている。
大和先生のコラム | 職場の喫煙対策 | すぐ禁煙 | ファイザー
いくら「職場における喫煙対策のための新ガイドライン」が2003年の策定とカビの生えた代物であるとはいえ変である。
あるいは、職場内に設置した喫煙室も含めて、「浮遊粉じんの濃度を0.15mg/m3以下」と規定し、
「非喫煙場所と喫煙室等との境界において喫煙室等へ向かう気流の風速を0.2m/s以上とするように必要な措置を講じること」
によって行うという考え方なのであろうか。
受動喫煙の害 | 喫煙対策の基礎知識 | 職場の喫煙対策 | すぐ禁煙 | ファイザー
ガイドライン策定時、一般的に入手可能であった計器の精度や価格の関係でそのようになっているのか、
あるいは各方面に遠慮しまくった結果、こんな間接的でしょぼい内容になっているのか分からぬ。
【追記その2】
こちらによると、追記その1での推察通り、0.15mg/m3以下は喫煙室にも適用のようだ。
しかし、0.15mg/m3という喫煙室環境は相当な状況であるから、境界地点にて0.2m/s以上の空気の流れがあったところで、
退室時、エアシャワーを浴びつつ3回以上深呼吸しないと出られないような設備が欲しいところである。あまりに非現実的だけれど。
あまりに喫煙室が遠いが為に、自分の席で喫煙するような事態が発生する事を懸念してであろうか。そうそうそんな非常識な人もいるまいから、この記述の意図が分かりかねる。
それは別に構わないんだけど、収益化が表立ってきたせいかyoutubeがかつてのニコニコ或いはFC2動画並みの無法地帯になりつつある。
TV番組で検索すると、ご丁寧にタイトルに放送日の日付有りで出てくる。かつてニコニコでもタブーとされていてFC2動画でも逮捕者が出ているTV番組の違法アップロードが、こともあろうか天下グーグル傘下のyoutubeで平然と行われているのである。
おまけに広告たっぷりついていて、違法アップロードで収益が出せるシステムになっている。削除もニコニコと比較すれば恐ろしく遅い、或いは放置されている。
youtubeはFC2と同格レベルの無法地帯になった印象は拭えない。まさかのyoutubeタダ乗りとアニメの違法アップロードで成り上がったニコニコのほうが著作権による削除ラインが厳しいように見える。
そしてyoutubeが禁じ手の収益化+違法コンテンツというコンボを手に入れたことで、内輪向け動画が多くなったニコニコよりも力を増している。
思うに、収益化のシステムを作ると違法アップロードが増えるのは自然の摂理だと思う。
運営者が削除するべきだと思うが、著作権法の受け身な体制、海外に拠点があるためFC2のような警察のゴリ押し捜査が出来ない、違法アップロードでもyoutubeにとっては養分の1つで知ったこっちゃないなど様々な利害が絡んで無法地帯化している。
エロには厳しいくせに違法コンテンツにはユルユル。これでいいのかyoutube。
もしネット世界の王者と言われるグーグル神がこの体制をよしとしているなら、FC2はグーグルの時代を先取りした無敵の人ならぬ無敵コンテンツだったということだ。
惜しむべきは拠点が日本にあり警察に突き止められて今後やりたい放題出来ないであろうということか。
つまり日本のYAKUZAに攻め込まれることもなく違法コンテンツに知らんぷりを決められるyoutubeが攻守ともに最強。
だいぶ前に、どっかの媒体の記事に激怒した人がいて「もう二度と××誌は買いません読みません。WEBの記事も読みません」と言ってた。
で、しばらく後にその××誌が何かやらかして問題になったらしく、謝罪記事をWEBに(おそらく紙媒体にも)書いていた。
そしたらその人は、二度と読まないと宣言した××誌のWEB記事を引いて「こんなの全然ダメさっさと廃刊しろ」みたいなコメントをしていた。
まあ、「あのタレントの出てるTV番組はもう見ない」「あのTV局の番組は二度と見ない」みたいなもんで、それを文字通りに解釈するこたないよねと思っていたら、その人ちょっとしたらそのコメントを消していた。
先日、ZIP(朝のTV番組)を見ていたら、俳優のオーランド・ブルームが出ていた。
出ていた、というか、オーリーが新しい映画のPRで来日していて、
ZIPファミリーと言われる、ZIPに出演している役割のよく分からない若くてかわいらしい女の子の一人が、
単独でオーリーにインタビューをしているあらかじめ録画しているVTRを流していた。
普段、ただ時間を知りたいからなんとなくつけている番組だったが、私は映画が好きなので、ちょっと注目してみていた。
私は、ちょっとまだ寝ぼけた頭で、
「そっか~。オーリーにもそういう役が回ってくるようになってよかったね~」なんてぼんやり思っていた。
そんで、今回役作りに当たって、だいぶトレーニングして筋肉をつけた、と。
「そっか~、オーリーも頑張ってるんだね~。わたしもダイエット、頑張ってるしね~。」
私もうんうん自己満足でうなずいていた。
そうしたら。
なんとそのZIPファミリーの女の子、「見せてもらっていいですか?筋肉」と言った。
「は?」
オーリーも、「は?」って顔した後、
「え、いや、それはちょっと」みたいなことを苦笑しながら言った。
それで、一瞬空気が固まった。
空気を変えようとしたオーリーは、必至に苦笑しながら、「あ、じゃあちょっと触ってみる?」とか何とか言った。
女の子は、「いいんですか~?」と言いながら、オーリーのお腹のあたりに手を伸ばしてきた。
オーリーは「え?ホントに触るの?」と言いながら、おなかを防ぎつつ腕を差し出した。
女の子は二の腕あたりを触りながら、「すご~い」とか言ってた。
そこでCMに切り替わった。
でもまだ寝ぼけていたので、何がそんなに不愉快だったのか分からなかった。
でもしばらくして、私はふいに、彼女がオーリーに公然とセクハラしたのが許せなかったのだ、と気づいて呆然とした。
だって彼女はかわいらしい女の子だから、セクハラと気付かなかったのだ。
そして適当にスルーしつつ、ZIPファミリーという、芸能界において、訳の分からない立場を勝ち取っているはずだ。
確かに、性暴力をふるう女性がいると知識では知ってはいたけど。
私は、混乱しながらも考え続けた。
あれがもし、ジャック・ニコルソンだったら、彼女は触っただろうか?
ブルース・ウィリスだったら?
ジョニー・デップだったら?
…ない…。
彼女はオーリーを侮っていて、単なるイケメンというアイコンで触ったのだ。
彼女は、彼にとって単なるイケメンで、自分が見たいと言えば、服を脱いでくれると純粋に信じていたのだ。
私は本気で吐き気がした。
私は気づかないフリをしていたけど、
そもそも、ZIPファミリーというのは、朝の忙しい時間に視聴率を稼ぐのに、手っ取り早く若い女の子をいっぱい出しておけばいいでしょ、みたいな感じなのに。
私を含む部署立ち上げに関わった数人を除いては寄せ集めなので、チームとしての能力はお世辞にも高いとは言えない。
今年の頭から別の部署(会社でトップに君臨する、誰もが憧れる部署)へ社内留学していた。
出産予定のあった人が管理入院になり予定より早く産休へ入ったのと、同時に急病でしばらく職を離れる人が出てしまい、回せなくはないが辛いという噂を聞きつけた私が、自分の部署の勉強にもなるから、と助っ人も兼ねて頼んでいれてもらった。
業務内容で言えば任せてもらえる範囲は狭いが、仕事が面白いし、頭のキレる人たちに囲まれて日々奮闘するのは本当に楽しい。
それと、みんな教養がある。
仕事のことはもちろん、時事問題から少しマイナーなスポーツ、アートや建築、映画、ハイファッションまでとにかく幅広く知識を持っている。
TV番組やJ-pop、アニメなどのカウンターカルチャーはいわずもがな。
自分はもともとハイファッションや建築が好きなんだけど、自分の部署ではそういう話が出来ないし、趣味を持ち出そうものなら厨二病乙!建築家気取り乙!服に無駄金乙!という感じであしらわれていた。
どの程度持ち出すかというと、「あっ、ここのカフェのソファ、コルビジェだ。」って言うだけでアウト。
(特別コルビジェファンという訳ではないが、大きなくくりで趣味嗜好まるごと小馬鹿にされるのは気に食わないので、部署内では好奇心を見せないようにしていた。)
ちいさなことだが、自分の美意識が通じる環境はものすごく気持ち良い。
自分の部署では「みなさまがご存じない事を申し上げてしまうバカなわたくし」という自己認識を強いられていた気すらする。
今では調子に乗って「無知を恥じろよ無教養コノヤロウ」ぐらいに思っている。(よくないよね)
同僚と建築やインテリアの話をしたり、映画の話をしたり、本を貸し借りしたり一緒に出かけたり、仕事どころかプライベートまで充実してきて驚いている。
残念ながら、病気療養をしていた人が帰ってくるためこの助っ人はあと3ヶ月で終わってしまう。
この部署に残ることも可能だと上司は言ってくれたが、それでは自分の部署はどうなるのかと思う。あまりにも無責任だ。
自分の部署の人間は、はっきりいって趣味が合わないし無教養に思えるが、素直で若さと少しのヤル気はある。
そこへ今のままのテンションで私が帰って文化的側面を求めたりなんかしたら、このチームはあっという間に壊れるだろう。
自分の心へ従えば、今の部署へそのまま移ってしまいたい。だがそれは同時に自分の部署の人間の経歴に傷をつけることになる。
それに、ありがたいことに早く戻って来てくれと言われている。
ああでも駄目だ。
今は部署に戻ってからどうやって今の交友関係を持続させようかということばかり考えている。
友人に相談すると、自分の美意識(感受性)ぐらい自分で守れと、かの有名な詩でさとされた。
そうなんだけど、そうなんだけども、、、
***
今見返して思うに、単に性格の不一致なんだろうか。
趣味嗜好が違うという点で、お互いを見下ろしているのが悪いんだろうか。
でも正直、今後そこでぶつかりそうな気がする。
ときおりホッテントリ入りするこの手の記事、タイトルのつけ方が下品であり、2chまとめサイトにPVを与えてやろうなどとは思わない。
私は乳房の弾力を確かめるかのように優しく、それでいて力強くスマホの画面をタップする。まず現れるのは長大なリンク群。スクロールさせづらくてめんどくさいが、なんとか画面を下げていくと現れるのはエロマンガのバナー広告である。
広告内ではあやかしとの行為に及んでいる退魔士のような女子や、女教師含めクラス全員が全裸で性行為が日常的に行われている風景などが何パターンかの画像で表示されている。
私の下腹部はざわざわっ・・・とし始め、記事本文への期待が高まっていく。
だがこの期待は裏切られることになるのだ。本文中にて提示される画像はTV番組のキャプチャや雑誌のキャプチャなどで危なげない。正直この程度で劣情が満たせるわけがないのだ。これでは道を歩いているだけで大変なことになる。
そして私は、下腹部がうなだれていくのと同時に強烈な疲労感に苛まれ、眠りに落ちていく。ほんの少しの後悔だけを残して・・・。
社会出てしばらく経ったおっさんだけど、本当マンガみたいなクズってどこの会社にも1人くらいいるよ。
同じ国で同じ絵本読み聞かせされて同じような教育受けて同じ漫画読んで同じTV番組見て、どうしてそんな漫画の悪役みたいな性格になれるのか本当に謎、みたいな奴。
ドラマでも映画でも漫画でも、陳腐な悪役側に感情移入して「そうなりたい」だなんて思って観てる奴なんているのかね?
そういう奴のメンタリティについてどうしてそうなるのか結構本気で知りたいわ。
はてなやってるような知的な学生さんで、大学で社会学とか心理学やってるような人はこういう奴の研究してくれよ。
そして願わくば根絶してくれ。