はてなキーワード: 松鶴とは
http://anond.hatelabo.jp/20150709205200 の元増田です。
こんな勢いでホッテントリに入った経験がないので、多少うわついている。
何となく書いただけなのに。
ブコメやトラバもいろいろと興味ぶかく読んだ。鋭いものもあれば、頓珍漢なものもあった。
まあ、埼玉出身といっても、両親ともに埼玉出身ではなく、別に埼玉に住みたいわけではなかったけれど主に経済的事情により埼玉にマイホームを構えたような〝移民”家庭に生まれ育ったので、埼玉人としての自覚も誇りも乏しいのは事実だ。
両親はいまだに海を恋しがっている。
それでも、出身を否定されるのは気持ちがよくないものなのか、煽り耐性のなさを自覚しつつ、ついつい元のエントリにいろいろ追記してしまった。 我ながら大人げない。
一部コメントでも指摘されているが「いいところ、悪いところ」といいつつ、読み返すと過分に「いいところ」よりの内容になっていることに気付く。
そもそも、書き出しの時点で明確にすべての構成を意識していたわけでもないので、結果としてそうなっただけなのだが、なぜそうなったのかといえば、「思ってたよりいいところ」モードでふわふわしている状態だからだろう。
なにしろ、来る前は散々「お前みたいな軟弱モンは大阪に向かない」と言われたし、自分でも「あんな下品で荒っぽくて汚そうな街にはあまり行きたくない、ってか自分みたいなものがいって大丈夫か」と正直思っていた。
来てみたら、想像していたほどではなかったわけである。ギャップというやつである。
もっとも、大阪のほうがオイラをどう思っているのかは、いま今一つつかみかねているが。
悪いところだっていくつもあるが、それは「事前に想像していたこと」を強化することはあっても、覆すことはなかった。
だから、あえて書くまでもないという心理が働いたのだろう。
それに、わざわざ「やっぱりこんなにひどかった」を書いて溜飲を下げるよりも「意外にこんなところがよかった」を見つけていったほうが人生は楽しい。
「コイツのいう埼玉は、俺の知っている埼玉と違う」という視点からのブコメもあったが、それは埼玉県の特性に原因があると思う。
埼玉県は求心力が乏しい。多くの県民が東京のほうを向いているからだ。
西武線、東上線、埼京線、京浜東北線、大宮以北の高崎線・宇都宮線、伊勢崎線それぞれの沿線住民がそれぞれに自分なりの「東京」と結びつき、沿線住民相互の交流はそれほど密ではない。
このことに気付いたのは高校時代だ。どの沿線から通っているかで、明確なカラーが存在していた。
「東京のことをあんまり知らない」という指摘もあったが、それもこのことと関連している。
そもそも東京は広すぎる。埼玉から通いながらすべての東京を網羅するには、膨大な時間とエネルギーが必要だろう。
実際、知らない東京はたくさんある。
東京にあこがれる関西人に中目黒のことを聞かれたって、よくわからん。
ここで、「もっと埼玉を知りたい」にならないのが「埼玉移民」の子孫のサガだろうが。
個人的には「土井善晴センセ」に着目してくれた人がいたのがうれしかった。
実をいうと、こちらに来るまでセンセが大阪の人だというのを知らず、勝手に京都のイメージを持っていた。
大阪だと知ってから、テレビで拝見して、なんか「ああ、自分がメディアで刷り込まれいたのと違う大阪が動いている」という気がしたのである。
そういえば、「土井善晴的なものの源流は米朝師匠」というコメントも見かけたが、「なんだかんだいって米朝師匠は神戸出身。大阪は松鶴師匠や」という意見も聞いたことがある。
この辺については、ぜひ関西の方に伺ってみたい。
笑福亭鶴瓶が今年のJFAのCMキャラクターに起用されている。
NHKの家族に乾杯といういかにもNHKらしいかつ鶴瓶フォーマットでもある看板番組を長く続けている。
JRAも郵政もNHKも、かなりお固い組織だと思うのだが、鶴瓶に潜んでいるちんこ出す的パーソナリティとは
どうやって折り合いを付けたんだろう。そこが不思議。
鶴瓶は好きだし、ちんこ出したからなんやっちゅーねんと思うのだが、ちんこキャラを上回るメリットがあるということか。
そういえば、鶴瓶の落語は、あのよろよろとどこに行くか分からん感じのフリートークに似て
どこかふらふらと、でもやはり面白いといった様子だ。