「権威」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 権威とは

2022-01-16

医師はえげつない重労働なんだから上から目線で態度が悪くても許せとか言ってる人達って、

例えばタクシー運転手おっちゃんからタメ口で話しかけられたら絶対怒るでしょ

世の中低賃金で重労働仕事なんていくらでもあるのにどうして医者だけそんなに特別扱い

要は重労働どうこうじゃなくて医者という権威にひれ伏せって言いたいだけでしょ

大体こっちとしては医者えげつない労働だろうが何だろうが知ったこっちゃないし、

別にそんな労働しなくていいからまともに話してくれ

そんなに医師労働が大変なら労働運動でもして待遇改善を訴えてくれ

他の職種労働者はみんなそうしてんだよ甘えんな

そこらのフリーターと違ってすげ替えの効かない仕事なんだから意見を聞いてもらうのも難しくない筈でしょ?

anond:20220115174634

いずれにせよそういった意味でのグローバル化なら糞食らえであり日本やその他の欧米以外の地域における行政ジャーナリズムがなぜ欧米中心のそういった視点に巻き込まれなければいけないのかってのは再検討される必要があると思う。

俺はむしろ逆だなあ

欧米リベラルには今後もどんどんナチス批判させまくって、その勢いで「実はカンボジアにはポルポトという人がいましてね…」「実は毛沢東も負けず劣らずの虐殺者なんですよ?知ってました?」と水を向けて、彼らに「いやそっちは別にどうでもいいから」と言えなくする方向へ持っていくのがいいと思ってる

もちろん彼らが「アジア黄色い猿どもが何兆人死のうが知ったこっちゃねえよ」と言うのなら、それはそれで彼らの権威が落ちる分相対的にこっちの地位も上がるわけで悪い話でもない

気象庁なんて結局は日本のお役所からそれ相応の仕事しか出来ないでしょ

なんかやたらと気象庁を持ち上げて「気象庁様が言うんだからマジで凄いことになってるんだ!」と言ってる奴ら痛すぎる……。

専門家の誰それ博士とコレソレ教授が言ってるんだからコレはマジで凄いぞ……」とかじゃなくて「気象庁が」って……。

お前ソレ「自衛隊が」や「神奈川県警が」でも同じように言えるの?

無理でしょ?

気象庁も何も変わらないよ。

日本のお役所はどれも日本のお役所レベル仕事しか出来ないの。

権威付けや法律的な融通をチラつかせて専門家仕事を買い叩いて自分たちの成果みたいに自慢することしか出来ない。

しか法律に雁字搦めで自縄自縛がすごいか仕事は超遅い。

3年後に結局何があったのかをまとめたりするんだったらまだ信頼できても、何かが起きた直後の瞬間的な判断においてはゴミのものでしょ。

マジさあ程度が知れるから言わないほうがいいよ「気象庁様が仰るには」みたいなの

2022-01-14

anond:20220114162203

あい世界こそ権威こそ正義だろ

世の中正しいことより偉い奴が言うことが正義

2022-01-12

リンツ夫妻をぶっ叩くのが大人だろ

あのセックスアンドザティ階層夫婦の何を面白がれっていうんだよ。

あんなの、女子アナのドジ自慢や非モテ自慢と変わらんだろ。

あれをもてはやすのは権威への服従以外の何物でもない。

物分かりがいいふりして、強者に阿って戦いから逃げてんじゃねえぞ。

お前らは主体性ゼロの子供なんだよ。リンツ夫妻を否定して戦うのが大人だよ。

2022-01-10

anond:20220108203208

イスラム世界大好きとか言ってるくせににわか過ぎないか

まず、「独立していて唯一無二のイスラム文化」というものはない。

侵略交易などで周辺の宗教や点在する文化と混ざり、濃淡やドットのような複雑な「イスラム圏」が出来上がった。それは他の宗教文化圏内でもある。「ベン図」を想像すれば理解できるだろ?

からあなたつまみ食いした知識で作った「想像上のイスラム」の威を借りて色んなモノを批判しようとするのはイスラムに対しても無礼

権威的に強い」イスラム価値観があるのは事実だが、それはあなたが借りることのできるものではない。

まずは権威固定観念から外れて文化を学ぶべき。

2022-01-05

anond:20220105132611

天動説/地動説で例えるなら逆だろうな。

天動説を奉じるローマカトリックが、地動説を唱えた学者火刑に処すんだよ。ジョルダーノ・ブルーノとか。

カトリックにとって科学的な態度は、その権威を揺るがしかねないものだった。

16世紀カトリックとかイエズス会のやっていたことは、対抗宗教改革といわれる。

有名なのは禁書目録だ。

プロテスタント側が、俗語に訳した聖書とか(カトリックラテン語聖書翻訳禁止していた)、文盲向けの風刺画付きパンフレットとかが活版印刷術で大量に出回ったのが背景にある。

カトリックにとってプロテスタントはすべて異端からな。

科学的態度の軽視

異論に対する出版禁止という強権発動

この辺りを鑑みるに、表現規制派はむしろローマカトリックに近い。

感性近代以前てことだよ。

anond:20220105144640

これ、いつの間にか本を紹介する流れになってるけど

なんか勝手新書を読めとか、権威を使って良いとか、意味不明を通り越して怖いんだけどこの人

anond:20220105144640

なー

そもそもなんで俺が権威を盾にする必要がある?

問われているのは君の方だ。君がずっと具体例を示せないでいるだけのことだ

俺が何の権威を被る必要がある?なんの本を紹介する必要がある?いってみ?

君は本の内容を知らないし、君は読んでもそれはこの話の具体例とは言わない。

それともそこには「道徳暴走について」丁寧に書かれているのかい、それはきみの意見では無く本の意見

求めているのは君の意見であり具体例だ

俺は本を求めていない

本はあくまでも引用しかない

どのページのどの行をここで書いたとしても、君の意見がないなら無意味

おいおいおいおい

さっさと書かないと俺の不戦勝だよ〜

いや、勝ってはいいか

君が自爆してるだけだし

anond:20220105144242

もしかして不思議増田さん?

いや権威増田かな

なんか他人の本を具体例を示したって書いてるけど大丈夫

増田に久々に不思議なのが居るな

具体的に書いてってあるのに、他人新書を出してきたり、おまえも権威を使えとか言ったり

anond:20220105143424

権威を使う以前にそもそもそんな権威無意味と言ったの、聞いてますか?

参考書を読むことと、君の意見無関係

俺が他の権威を利用しようが君は読まないんだし、俺は利用することもない。

言い方を変えようか

君はその参考書のどの部分が具体例と感じるんだい

ページ数と行を教えてよ

anond:20220105143149

お前も権威を使っていいぞ。

武器を使わないでなにが真剣勝負か。

 

無理だよな? お前無能から権威のつかいかたよくわからないもん。

anond:20220105142900

他の増田も書いているけど、新書論文を示すのは意味が無い

それを元に君が何を考えどう伝えたいか重要

権威を盾に逃げるなよ

ネット女性蔑視批判した日々の全てが黒歴史に思える

小学校先生がなかなか嫌な(婉曲表現)先生で、何かにつけて「男のくせに~~するな」「男なら~~しろ」というのが口癖だった。私はその先生が本当に嫌で、誇張や比喩ではなく学校が怖くて夜にはよく泣いていたし、割と慢性的自殺を考えたりしていた。そんな経験があったので、私がジェンダー論や性差別に興味を持つのはごく自然な流れだった。「女性になりたい」と思ったことや、「私はもしかしたら"男性"ではないのかもしれない」と思ったこともある。今となってはそれはトラウマ思春期による揺らぎの一種であったと認識していて、性自認に関しては私はシス男性だと自認しているけれども。

私の初恋は、とある絵本キャラクターだった。絵本児童文学を読みながら、キャラクター同士の親密な関係(カップリング)や、窮地に陥ったキャラクター(ヒロピン)などに触れて、何かいけないものを見ている気分で、こっそり楽しんだ。同級生達の、「どの女の子かわいい」とか、「誰とそれが付き合ってる」とか、そういう話は嫌いだった。その頃から私はフィクトセクシュアルだったと思う。

ふたりはともだち』はBLですよね?異論は認めません。

当時放送していたアニメと言えば、『幻想魔伝 最遊記』とか、『しあわせ荘のオコジョさん』とか。テレビゲームだと『テイルズシリーズ』とか。そういうのを見て育ったオタクなので、「オタクたるもの、男でもBLくらい嗜んでしかるべし!」くらいに思っていたし、今でも思ってる。ちょうどニコニコ動画流行った世代でもあって、(今の倫理観では褒められたことではないにせよ、)「ホモネタ」でケラケラ笑うのも楽しかった。

先にオタクになったのは私よりも兄の方だった。当時の私は兄を「ホモソーシャル(という言葉は当時知らなかったが)に親和的な人」と見下していたが、兄は兄で色々と思うところがあったと今では思う。兄はあまり頭が良くないので、私のように細かく言語化したりはしないが、おそらく私たち世代の平均的な「オタク」だと思う。美少女美少年が好きで、百合BLが好きで、口では「恋人欲しい」なんて言うけど、内心エロゲで満足してる。そういう人。『ガンダムSEED』が「腐女子向け」と叩かれていたのを兄も知らないはずはないが、兄はそんなSEEDに心からハマっていた。『テイルズシリーズ』については私よりも兄の方がハマっていたから、いのまたむつみ美少年絵は兄の琴線に強く触れたのだろうと思う。

兄が好んだ「ちょっとえっち」な漫画ゲームを、私は内心見下しながらも、それは常に身近にあった。エロ漫画について伊藤剛先生が『MANGAの自由 平成から令和へ』の中で、「あんまいいもんじゃないだろうという感じで、手に取ろうとはしなかった。」と語っているけど、私もそういう感じ。読まず嫌いだった。でも実際にはむしろその中にこそ多様なジェンダーセクシュアリティが描かれていることに気付いた。セックスパロディし、時に嘲笑うことが、セックスを相対化するのだと。

少なくとも私にとって、ジェンダーセクシュアリティ呪いから逃げられる空間が、オタク文化だった。


2ちゃんねる(今は5ちゃんねる)というのは、今も昔も治安悪い場所だった。大学院生から無敵の人」まで、全く知識・知能・倫理観レベルの違う人々が同じ空間で同じ顔をして過ごしている。まともな精神じゃできない書き込みなんていくらでもあったが、それはほんのひと握りの底辺書き込みしかなかったのだろう。そしてそんな底辺書き込みの一つは「女性蔑視」だった。当時の私はまだ子供で、ジェンダーセクシュアリティ話題に興味のある子供だったから、それがどうしても許せなくて、「論破しなければいけない」ものだと思い込んでいた。今思えばそれは逆効果だったのかもしれない。私が来る日も来る日も女性蔑視的な書き込みを「論破」しても、その勢力が衰えることは無かった。昨日論破したばかりの同じような書き込みを、今日明日も繰り返すような、そんな連中ばかりだった。

しかし、ネット空間というものが、誰もが使う表の空間に成り下がると同時に、そうしたネットの闇はあっさりと自然消滅していった。厳密に言うと消滅はしていないが、その権威はもはや見る影もなくなった。犯罪誹謗中傷は取り締まられ、多くの暴言も各種サービス規約によって削除されやすくなった。何よりも、そのような暴言を吐くのは、少数の異常者であることが露呈した。

私は安堵した。しかし、そんな時代になっても、「表現の自由」を掲げて「フェミ叩き」を頑張っている人達がいるらしい。私は呆れた。非実在児童ポルノ騒動の時、表に立って漫画擁護してくれたフェミニストの人々のことを忘れたのかと。

私はほんの少し、Twitterフェミニストの人々と繋がってみた。とても勉強になる話をたくさん聞いた。その話は納得できるものが多かった。しかし、次第に違和感を覚えてくるようになった。その違和感がなんなのか、すぐに言語化することは出来なかったが、どうも彼らは「フィクション性的対象とする」というセクシュアリティについて、全くと言っていいほど無知で、配慮がないどころか、むしろ憎んでさえいるのだ。恥ずかしながら私自身、「エロ漫画」や「えっち表現」というものを読まず嫌いしていた時期もあるから他人のことは言えないのかもしれない。しかし、ジェンダー論や文学研究している大学教授などが、そうしたセクシュアリティについて全くの無知で、研究など出来るのだろうかと心配になった。そして怖くなった。現代の「ジェンダー論」というものは、そのような前提の元に立脚しているのかと。そして「エロ漫画女性蔑視」のような前時代封印したはずのトンデモ言説が、再び亡霊のように復活しつつあることを。あの「非実在児童ポルノ騒動の時、表に立って漫画擁護してくれたフェミニストの人々」ですら、彼らが味方する対象ではなかった。

結局私は苦しくなってTwitterもやめてしまった。トランプ大統領当選した時、オバマは「国の歩みはジグザグだ」と言った。もしもわたし第三者立場であれば、昨今のフェミニズムの暴走も、「ミソジニーに対する反動」として呑み込む事が出来たと思う。「今はまだ無知でも、時間解決してくれる」と、民衆の成長を待つことができたと思う。でも残念なことに私は当事者だった。私は、性差別を憎む二次元性愛者の一人だった。

とにかく怖くて仕方がない。苦しくて仕方がない。そして、憎い。ああ、これは、かつて2ちゃんねる女性蔑視の書き込みを見た時と同じ感情だと思った。

今では私は子供ではないから、もう少しだけ冷静に論じたいと思う。でも、行動を多少抑えることは出来ても、感情それ自体を抑えることは難しい。悔しいとか情けないとか。無力感とか徒労感とか。

2ちゃんねる女性蔑視を批判した日々は無駄だったのだろうか。実際、無駄だったのかもしれない。でも、せめて、それをした私自身のことは誇りたい。誇りに思えるだろうか。彼らをのさばらせた責任の一端は、私にもある。

2022-01-04

anond:20211229162746

こういうのを見ると、自分ラッキーだったなぁと思う。


隙あらば自分語りするが、自分魔法少女リリカルなのはきっかけに15年以上水樹奈々推してる。


そのころって水樹は20代後半入ったぐらいで、アーティストとしては武道館はやったぐらいのタイミングシングル10作ぐらい。

声優としては、なのはの前で有名なのってシスプリぐらい?でもまぁこれはデカいか。そのころはオタクやってないか空気感イマイチわからんが、今のi☆Risの子らよりは人気あったのかな。NARUTOヒナタはやってたし(まぁ当時は誰もこんな大逆転するとは思ってなかっただろうけど……)。


そこから声優としてはなのはもずっとやってくれてるし、継続的声優業やってくれてる。プリキュアにもなってくれた。ハトプリ最高!!

なのはもだけど、別途シンフォギアみたいな息の長い「大きなコンテンツ」にも関わってる(まぁ水樹を使って「当てにいった」コンテンツではあると思うけど、同じく当てにいったDDは爆死してるし……)。

地味に吹き替えもちょこちょこやってる。


声優として上手い下手はさておき、元増田の言うところの「声優として人気」にはなってると思う。


アーティストとしても、自分ファンになってからオリコンTop10に入ったり1位取ったり(最近オタクは知らんと思うが、ちょっと前までCDとかオリコン権威がスゴかったし、アニソンオリコンTop10入るってオタク大興奮やったんよ)

ハコもSSAやら(西武やけど)ドーム行ったり、挙げ句東京ドーム甲子園まで制覇してしまった。

TVHEY!HEY!HEY!出たり最後には紅白まで行ってくれた(最近オタクは知らんと思うが、ちょっと前までTV権威以下略)。


アーティストでも本当にファンに夢を見せてくれ、シンデレラストーリーを横で見させてもらった。



でも、水樹もどこで停滞してたかわからんし、元増田に言われてる通り運の要素もいっぱいあったと思う。もちろん時代は違うので、i☆Risと比べるとかではない。



まぁダラダラ書いたが、自分は水樹推してて本当によかったと、昨日今日ライブ参戦して思いましたということでしたまる


anond:20211107224047

どうにか預けられる施設が見つかったそう。

認知症かつ元気で歩き回るし、場合によっては加害的な発言をする祖母を預かってくれるところは老人ホームなどのよくある介護施設ではなく、精神病院が引き取ってくれたようだ。

週のうち半分近くデイサービスとして活用し、祖父の心も落ち着いた。安心安心

と、思いきや。

あんなところに預けてばかりで祖母可哀想だ」と祖父自らボヤいてたとのこと。

祖父よ、祖父主体的祖母を日々世話をしつつ、それに加えて家族親戚の手助けがあってもみんなの精神が削られる状況だったんだからそれは言っちゃあかんよ。共依存みたいな精神状況になってるんだろうか。

結局は「男性の立派なお医者様」の説明を聞いて納得できたようでよかった。先生、本当にありがとうございます

また近いうちに祖父母に会いに行くか。

教訓:

後期高齢者にもなると、本人が認めた相手説明しか腹落ちさせることができない傾向があるのかも。使える機会があるなら権威ドンドン使ってガシガシ納得させよう!

2022-01-02

anond:20220102194454

うーん、アレを権威たらしめているのは血統のものから、絵では象徴できんと思うなあ。

脳みそ取り出して水槽に入れとけば維持費はかかるけど象徴にはなるんじゃね?

ついでにシビュラシステムみたいにしよう

anond:20220102162335

一般論として、「〇〇党が信用出来ない」ならばこそ、その内部で孤軍奮闘してくれる味方は他の誰よりも大事にしなきゃいけないんだよね。

俺は自民党を信用してないけど、だからこそ山田太郎さんのような方をこそ応援すべきだとずっと言ってる。

共産党にも例えば畑野君枝さんのような方がいて、そういう人々のおかげで今もギリギリのところで踏みとどまっているというのが現実だろう。

こういう人々がいなければ、状況はもっと悪い。

どれだけ政治的勝利を収めたとしても、「政敵ガス室に送り込んで抹殺」なんて時代じゃないんだから、結局のところ「奴ら」の影響を0にすることはできない。

言論の自由」を相手にどのように戦うべきなのかというのは、もっと真面目に考えないといけないよな。

反社戯言として無視できるようにする」というのは一つの回答としてありうるだろう。だとしても、政治家大学教授のような権威を前に威勢よく振る舞えてしまうのは、少年漫画によくある「強者オーラを感知できない雑魚」のようにしか見えない。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言うが、中国に勝ちたいなら中国のことを誰よりもよく知る必要があるし、フェミニズムに勝ちたいならフェミニズムのことを誰よりもよく勉強する必要がある。

2022-01-01

素人信仰っつーか

専門家より素人の方が正しい、民間に任せた方が上手く行くみたいな信仰ってあるよな

単に反知性主義ってヤツかも知れんが

権威や実績に拘らずに色んな人の意見を参考にする、みたいならわかるんだけど

2021-12-31

anond:20211231222629

ねえ他の現アの権威村上隆と同じような感じなの?

問題職員の正しい辞めさせ方 1/10

2023/1/2 part5を全体的に修正出身会社について追記

     part10を全体的に修正最後に加筆あり。

前職を辞めて1年以上が経った。そろそろ事業会社で働いてみようと決心したところで、キャリア棚卸しをしてみようと思った。

私は、新卒人材広告営業会社に入った。その次は転職支援仕事をしていた。いずれも管理職になって、いくつかのチームをマネジメントする立場になり、二番目の会社を数年後に退職してから個人事業主になって、ひょんなことから地方自治体市役所)に転職した。

そこを辞めてからは、幾ばくかの退職金を元手に、フリーランスをしながら自由毎日を送っていた。今でも個人コンサル仕事を請けたりする。学生時代を懐かしんで、マクドナルドクルーに応募して働いてみたりもした。

人生の休息はたっぷり取ったし、そろそろ本気で再就職を目指そうかと考え始めたところ、職務経歴書を書かねばならないことに気が付いた次第だ。

なお、当日記タイトルは、問題社員の正しい辞めさせ方(Amazonのページに飛びます)という本から拝借している。

名著だった。今回の日記投稿に至ったのはキャリア棚卸しが主な理由だが、この書籍インスパイアされたこともある。

前職の説明をする。とある地方自治体特定任期付き職員として、人事政策立案運用を担っていた。役職部長級。人事~~と名の付く長ったらしい名前だ。

かつて個人事業主だった頃、それまでに培った人材広告営業や、転職支援スキルを活かして個人コンサルをしていたところを当時の市長に拾われた。この人は、私が勤めていた会社ひとつ上級管理職をしていた縁があった。

私以外にも、いろんな組織から多くの人間を市に引っ張っていた。みな幹部としての登用だった。それぞれが民間等での専門性を活かし、刷新的な業務に取り組んでいたのを覚えている。

ここに綴るのは、地方公務員の端くれとして〇年間、人事の仕事に携わった諸々の実例だ。

始めに言ってしまうと、私の仕事政策立案の本流ではなかった。それよりも、できがよくない職員、いわゆる問題職員無能職員と言われる者たちのトラブル処理や、彼ら彼女らへの指導――のみならず、退職勧告まで含めて担当していた。

当時の市長(私の任期の途中に退職)は、私をそのために採用したに違いないという確信がある。行政経営における中核的な人事施策は、当然ながらプロパー職員に担わせるべきだ。私は、公務員が慣れていない型の人事業務(いわゆる肩たたき系)の企画運営を行い、後の人間に引き継ぐために採用されたのだ。何か問題が起こっても、私は幹部職員権限ある人間ということになり、責任を取ることも可能というわけだ。

前の会社においても、人事責任者として様々な人間に接してきた。その経験を当時の市長は買ったのだろう。かくして勤めることになった市町(K市とする)が抱えていた問題を解消するために動くことになった。

実際、当時のK市には労働関係指標問題があった。3年以内離職率だ。私が赴任する直前年度の3年以内離職率は、30%を超えていた。地方自治体は、同規模の民間企業に比べて恵まれ労働環境にあるというのに、この数字ちょっと高い印象がある。

辞めていく人間の大半が査定の低い者、トラブルを起こす者ばかりであればまだいい。だが実際には、将来のK市をしょって立つと期待された職員が半数を超えていた。特に若手だ。

せっかく、まちづくり活動に携わる職場や、霞が関や、県の本庁にある部署や、県内市町から1人ずつ出して組織される団体(〇〇合同機構や、〇〇事務処理組合など)を経験させたというのに、辞められては元も子もない。



前段の終わりに、まずは当記事基本方針を述べる。

「全くの嘘は書かない」

というものだ。どういう意味かというと、例えば「A」のことを「アルファベット」と表現することはあっても、全く別のBと言うことはない。A´みたいな表現はするかもしれない。

日記は、胸の痛くなる描写を伴う。しかし、私自身が次の転職に向けて準備をするために行っているので、赤裸々な事実まで含めてきちんと振り返ってみようと思う。死人は出ないので安心してほしい。

次に、この日記を書いたきっかけについて。何となくお察しかもしれないが、△年前に雇止めの通告を受けた。任期はその年度の3月末までだという。

結果を出したにもかかわらず、任期更新されないという裏切りを受けた。私はそのように感じている。

自治体配慮する道理はないものと考える。書いてもいいこと、書くべきことは何でも綴ってやるつもりだ。

形式的には地方公務員だったかもしれないが、本当は違う。私はあくま民間側の人間であり、自治体の人事運営の一部をコンサルティングする立場としてアサインされた。しかし、業務委託(準委任契約)の立場ではできない(例えば職員への直接の命令指導)ことが多いため、致し方なく特定任期付き職員として採用された。それだけのことだ。

尤もらしいことを書いたが計算もある。以前、はてな匿名ダイアリーで、元公務員である作者が、かつて勤めていた組織の内情を(おそらく)包み隠さずに綴った日記を何点か読んだことがある。その中には、当然官公庁の内部事情に関するものもあった。「それ書いたらあかんやろ、捕まるぞ」と直感的に感じたものもある。

その人の日記では死人が出ていた。当日記では誰も死なないし、たとえどんなに面白い話であろうと、亡くなった人間ネタにするつもりはない。

例の日記は、今でも増田に残っている。魚拓と比べて、投稿後に何かを隠した形跡もない。私がこれから書く内容も赤裸々なものだが、あの日記の暴露レベルラーテルとすれば、当日記チンチラのようなものだ。ラーテルチンチラが戦ったとして、多くの場合ラーテルが勝つだろう。

そこまで大した内容を書くつもりはない。挑戦してみるのも悪くないと思えた。

当然ながら、職員個人については特定がされないように最大限配慮する。特定危険があると判断した場合は該当箇所を削除する。では、以下に1章ずつ綴っていく。

初めに言っておかねばならない。この日記はとても長い。全部で5万字はあるため、気になったところだけ読んでいくやり方は大いにアリだと思う。

かなりざっくりとした目次は以下のとおりだ。

第一章 更生が期待できない問題職員について Part1の途中~3,5~6

 私が対応した職員4人分の記録。Part4は閑話休題

第二章 更生が期待できる問題職員について Part7

 思い出に残っている職員を1人だけ取り上げる。

第三章 地方自治体はどんな職員がほしいのか Part8~9

 タイトルのとおり。どんな人が公務員に向いているのか?

結びにかえて Part10

では、さっそく第一章に入る。

第一章 更生が期待できない問題職員について

この章では4人分、問題職員への対処例を述べたい。私が採用されてから退職するまでの間に接した事例になる。

case1.A夫さん

A夫さんは当時、50代後半だった。まるで絵に書いたような昭和風の地方公務員であり、私が若い頃に聞いた「公務員はこんな感じ」を地で行く人物だった。今では絶滅危惧種だと言っていい。

毎日5時になったら帰り支度を始める。朝は始業2~3分前に出勤する。たまに遅刻あり。

主任主査級(※民間で言うと平社員最上位。ここまでは自動的に昇進する)。年収は8本ほど。

有給休暇20日分+夏休み4~5日分を毎年フル消化

仕事量は少ない。勤務時間中はのんびり過ごしている。電話や窓口には出ない。

台風待機や他課の行事があると積極的に手を上げて参加する(時間外手当がほしい)

ここまではいい。業界的には許せる範囲だ。生産性の低い人間には違いないが、問題職員とまではいえない。

この年代になると、彼らが新人職員の頃に先輩が行っていた(よくない)行為をすっかりと踏襲している。出張の帰りに公用車で自宅に帰ったり、家のごみ市役所ごみステーションに放り込んだり、イベントで余った飲食物を箱単位私物化したり、市の取引先の〇△メーカーから私物としての〇△を卸売価格以下(店頭価格の約4割。同種の横領の誘発を避けるため伏字)で購入したり、机の下に焼酎ウイスキーを隠し持っていたり……。

重ねて言うが、ここまではまだ許せる。働く組織によって文化や慣習は異なるものだ。彼らや彼らの先輩が今までずっとそうしてきて、それで通用してきたのであれば、それは組織責任でもある。

それに、若い職員には年配の職員が不幸である様子は極力見せたくない。「自分たちも将来は……」という希望を持っていてほしい思いがある。ほかに理由はあるが、当日記を読んでいるうちにご理解いただけると思う。

しかし、A夫さんは一線を越えてしまった。

罪を犯したのだ。職場飲み会の帰りに酔っぱらって気が大きくなった彼は、とある罪を犯した。現行犯逮捕されたA夫さんが翌日に暗い顔で上司に報告したのが、私が赴任してちょうど一か月の頃だった。

新年度第一例目ということで、私は総務部や人事課の職員特に幹部クラス)がどう対応するのか見るつもりでいた。人事課の隣にある面談室で、A夫さんと、総務系・人事系部署役職者が何人かと、私が同席していた。みな、それぞれソファに座っている。

その時のA夫さんの印象は、以下のようだった――と書こうと思ったが、そこまでの価値もない。一言でいえばこうだ。

反省の色がない』

夜中にコソコソと他人の所有物を盗んだにもかかわらず、ヘラヘラと笑いながら、「すいません」と首をブラブラさせるばかりだった。シャツその他の衣服はよれよれで、ネクタイは曲がっていて謎のシミがある。

面談後、私は単刀直入に人事課長ほか数名に尋ねた。「免職ですよね?」と。

それは、短い返答だった。「これから協議します。民間なら免職かもしれません」というものだ。

私は負けじと、あらかじめ調べておいた根拠を示した。人事院が発している「懲戒処分の指針について(平成12年3月31日職職―68)」というものだ。

国家公務員地方公務員も、この通達に従って処分を決めるという。免職処分か否かで揉めて裁判になった場合も、裁判所はこれを基準として判決を下す。その中に、以下の文言がある。

 3 公務非行関係

  (1) 放火

    放火をした職員は、免職とする。

  (2) 殺人

    人を殺した職員は、免職とする。

  (3) 傷害

    人の身体傷害した職員は、停職又は減給とする。

  (中略)

  (7) 窃盗強盗

   ア 他人財物を窃取した職員は、免職又は停職とする。

   イ 暴行又は脅迫を用いて他人財物を強取した職員は、免職とする。

A夫さんの場合は、(7)のアにあたる。免職処分にできるはずだ。だが、人事課よりも上の立場人間(※その人は部長級で、私と同格だったが、新人だった頃の私に権限権威などあろうはずもない)は、A夫さんを停職1ヵ月と減給で済ませるという。

ここが勝負どころだと思った。

私が最初に入った会社では、飲食店などをメインに、自社の求人広報誌に情報を載せてもらう飛び込み営業を十年近く続けた。その後に実績が認められて人事部署に異動となり、数多くの優秀な社員問題社員と接してきた。次の会社でも、現場経験後に人事畑に移っている。今、この経験を用いる時だ。でなければ私の立場矮小のままである職員からの信頼は得られない。

手を挙げた。次回のA夫さんの面談は、私が主担当となった。面談室のソファ中央に私が座り、右脇には人事課長、左脇にはそれに準ずる者がつく予定だ。後は結論と筋書を用意して、A夫さんをその方向にもっていくことになる。

その前に、市長に軽く相談したところ、「お前の好きにやってみろ。決着がついたら教えてくれ」とのこと。ならば好きにやらせてもらおうと思った。

(続く)

https://anond.hatelabo.jp/20211231220515

2021-12-29

嫌いな奴の何が嫌いなのだろう

ふと、冷静に見つめ直してみた。

答えは、「コンプレックスがバレないように常に人を見下し、ほんのわずかなネタでもマウントをとり、そうできるネタを常にあら捜しし続け、気に入らなければ他人権威を笠に徹底して力でねじ伏せる、自分は平然と他人の嫌がることをして1mmも悪びれないが、まったく同じことを他人がやるとち狂った基地外のごとく怒り狂う自己中心的傲慢な態度」が嫌いな元凶だった。

そして、「他人自分を映す鏡」の言葉通りなら、他ならぬ私自身もまた(自覚はないが)同様の性質を大なり小なり確実に備えているということになり、その点は私自身が猛省しなければならない。

ベタではあるが「反面教師」として、この嫌いな奴とも不本意ながら"それなりの"付き合いを続けていくしかあるまい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん