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はてなキーワード: 愚行権とは

2018-09-30

anond:20180930223651

横だがリベサヨ(というのがよくわからんが)ってもっとパターナリズム的なあれじゃないの?積極的自由標榜してるような。

愚行権ってことばはリバタリアン界隈側から出てきたやつだしパターナリズムとは対局の、消極的自由を主張する側だと思ってたんだけど。

もしかして↑は認識が違う?

anond:20180930222913

愚行権なんて自由の延長かたきてんだからリベサヨ以外の誰が使いたがるんだよ

頭悪いんだから書き込むのやめろよ

愚行権とか使いたがり本当にキモい

なんかはてな民ってネットで見聞きした言葉を使いたがりで本当恥ずかしいやつらだよね

中学生矛盾って言葉を知って、なんでもかんでもそれ矛盾だろとか言い始めるのと似てる

本当ガキっぽくって気持ち悪い

そもそも愚行権とか自己責任論の局地ではてな蔓延してるリベサヨ的な思想とは相容れない概念なんだけど

そんなこと無視でとにかく自分が使いたい言葉を使うだけ

頭の悪い猿みたいなやつら多すぎ

愚行権だとか言うなら生活保護を辞めて餓死していったおにぎりおじさんも愚行権っすよねって話

本当、愚行権がとか言ってる頭の悪いブクマカ消え失せてほしいわ

2018-09-20

anond:20180920125759

オタクが消費がなにがわるいっていってるのは、経済を回す、カネ払いがいいってこと。

フェミが消費すんなっていってるのは、性的妄想対象であるアイドルなどをお前の心んなかで使い捨てにすんなってこと。

フィクショナルコンテンツは劣化がなく巨乳ロリも作り放題だが、三次元は20年もしたら必ずババアや爺になる。

「●●劣化したな」でポイできて自分劣化している事実には気づかないでいられる傲慢さのことだ。

電源おとしたディスプレイよく見ろ。

にやけ終わったお前の顔写真ディスプレイうつしだせないレベルブサイクだろ。

毎日洗う程度の手入れさえしてない、他人風呂入れてもらうような生活してんじゃないかってこと。

それは性的欲求純粋に特化したことでそれ以外のジャンルで自他の人生を高速消費している。

しかもその性的欲求の向かう先でさえ、ニセの性なのでさら純粋性的妄想以外なにも生み出さない。

 

中国人にいわせると資本主義自由愚行権から要らないらしいぞ。

2018-09-17

愚行権を認めない体制ファシズムという仮定をしたら、なぜ今のリベラルのやっている運動が〇〇ファシズム揶揄されるかを理解できるかもしれない。

2018-08-11

ブクマカレベルが低い

コミケ体調不良者がでてキャッキャしているクソみたいなブクマカがわんさかいて気分が悪いか反論する。

責任能力のない未成年教育的な意味で参加する行事であるところの甲子園と、

大の大人愚行権行使して自分意志運営、参加するコミケが同じ扱いなわけがないだろう。

これを批判するならあれも批判しろ、っていうアホな言説にはまっとうに反論することができる。

反論できないとき自分政治性、偏りに気づいたほうが良い。まあ今回の場合反論できるやつだ。

ところで気になって調べたんだが、コミケの参加は18禁じゃねえのかよ。これはあかんわ。18禁もしくは保護者同伴にしたほうが良いな。

俺様はひとの非難をするのが目的でなく、より良い結論を出すのが目的から自分の間違いも認められるのだ。偉いだろう。

2018-06-29

anond:20180629192912

https://anond.hatelabo.jp/20180522000721

>栗城さんと低能先生は似てるねえ。 愚行権がっつり使ってるとことかそっくりだ。

栗城氏は周囲から持ち上げられてたけど先生は誰からも持ち上げられてないだろ!

まあでも追い詰めることで後押ししているという点では変わらないなw

追い詰められてたんだ

anond:20180522080257

うそうw そして後押しも確実にしてくれてるから安心してくれw

5月後半の時点で「追い詰められてる」「(お前らに)後押しされている」って言ってるし

報道によればH氏のセミナー情報は一ヶ月前に知ったらしいし

新幹線事件あんまり関係なくて(最後の一押し説はあるが)

5月中にはもう計画固めてたんじゃないかなぁ

2018-06-27

刺殺事件の話を少し見てみた印象

色々な意見があるものだ、と思ったし、特に誰を説得しようとかそういうことは思わなかった。

愚行権がどうの、モラル的にどうの、というよりは、俺自身も好きにやったし、好きにやればいいのでは、という意味で。

(昔と今とでは状況が変わっているので、そこは合わせる必要はあるだろうけど)

 

ただ、前提条件くらいの共有はあってもいいかもな、という感じで書いているのだが、「リスクコントロール」の意識大事かな、と思った。

 

「それなりに身分晒すリスク」を取る場合言動にそれなりに気をつけるとか。

匿名でも絶対安全地帯では無く、「名誉毀損」で訴えられる場合もあるとか。

 

マーフィーの法則ではないが、今回の事件は起こるべくして起こったと思う、冷たく聞こえるかも知れないが。

もっとも、「失敗する余地があるなら、失敗する」的にユーモアで言ってしまうと、さすがに違うな、とは思うが)

 

アメリカでは今後も銃乱射事件は起こるだろうし、極度の貧困人口世界最多8700万人のナイジェリアでは今後も餓死する人はいるだろう。

一方で、銃を持った犯人に「さすまた」で対応するよう指示された警備員が死亡したり、今思い出したが、つい最近新幹線事故で亡くなった方もいた。

 

相対化して今回の件を軽くしようということでは無く、世の中はそういう面もあるし、案外何とかなる部分もあるし、どうしようも無い部分もあると思う。

要するに、リスクに晒される度合いを無闇に増やしてもあまり意味がない気もする。

もちろん、こういうことを書いてもやる人はやるし、痛い目にも遭うのだろうし、痛い目を見ないと分からない部分もあると思う、後に資産になる勉強代として。

 

結局、「行動」というのも投資の一つと考えることも出来るのだろう。

投資するから回収出来るわけで、投資しなかったら何も得られない。

投資技法として、伸びそうな所に小さく分散投資するのが基本とか、中長期的運用が基本とか色々あると思うが、今回の事件は「金をドブに捨てるような自暴自棄」に

近いと思うし、人の命という「高すぎる代償を支払った」と言っても、可能性がある限りは起こってしまうのだろう、1000年に一回の地震のように。

 

特にビビらせようという意図は無くて、ユートピア理想気体存在しないようにリスクのない世界もやはり存在しないと思う。

逆に、完全管理ユートピアを作ろうとする試み自体が、ディストピアを生み出す、月並みの言い方だが。

個人的には、「可能性を広げていく」方向に賭けた方が良いと思う(こちらも平凡な意見だけど)。

2018-05-22

栗城さんと低能先生

似てるねえ。

愚行権がっつり使ってるとことかそっくりだ。

2018-03-01

anond:20180301234751

ネットリンチ叩いてたって・・・つの時代の話をしてるの?

今は愚行権なんか認めないはてなーのほうが多いでしょ

冷凍庫に入ったりするのがTwitterに上げられてからかね、節目は。

バカなやつにバカと言って何が悪いっちゅーこったな。それぐらい受忍しろやっていうのが今のはてなー

2018-02-02

anond:20180202003128

愚行権人権の一部だけど、他人が付随した不利益に対して頑張って下駄を履かせてやる義務はないし、国レベルでは社会の余力を削ぐような愚行なら避けようとするのは当然なのでは?

2017-11-11

anond:20171111212538

増田は「愚行権」でぐぐれ。俺にも増田にもだれにでもそれはあるんだよ。国民効率が悪くて無駄ばかりの政府を作ってだらだら自滅する権利があるわけ。

2017-09-12

顔射を批判しているやつって、masudamasterみたいだな

https://anond.hatelabo.jp/20170912202907

  

精液が髪にかかると固まる、臭いというのは、いったい何が問題か分からない。

おたがいに合意してやるかぎり、それはセーフじゃん。

  

眼病になるとすれば、ひとまず批判理由になるかもしれないけど、それだって愚行権範囲では?

批判する側は、具体的にどれくらい危険かを明示するべきだ。

  

そもそも、ちゃんと目を閉じるとか、目隠しすれば大丈夫そうじゃねーかww

得意げに顔射を批判しているやつって、masudamasterみたいだな。「正常位はレイプ」という主張とおなじ雰囲気ある。

2017-08-17

https://anond.hatelabo.jp/20170812153928

この問題カントの言う定言命法と、ベンサムが言う功利主義の違いに帰結するのだろうか

まり、罪とは何か、道徳とは何かという問題

元増田が言うように内心、つまり行為意図動機判断材料とするのか、行為の結果を判断材料とするのかの違いなのだろう

ひいては、リバタリアニズムリベラリズムの違いなのかもしれない

自身は良く分からないが

行為に関して、愚行権が認められるか否かの問題なのか?

いや、それ以前に

親であろうが他人であろうが、子供写真勝手に撮ってアップロードするという行為自体問題はないのだろうか

子供保護監督する責任権利はあるだろうが、写真アップロード保護監督範囲なのか?

子供は十分な判断能力がないので、保護監督する必要がある」という発言は、

そのまま「十分な判断能力がないことを良いことに、子供という他者権利蹂躙している」と捉えられないのだろうか


結論:僕はvipで良く話題に上がっていた「おむつかぶれ」が検索除外されたことに複雑な思いを抱いている

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20170725233359

治療をするもしないも喫煙者自由

自由権利は何人たりとも侵害してはいけない。人権愚行権に関わる権利問題

なんども言うように喫煙者被害者タバコは国が認め収入のために売り出してる商品から

国によって病気にさせられてる

から、その責任は当然、国や社会が負うべき

喫煙者のためにタバコ休憩をもうけることを義務とし、10mごとに喫煙所を設置する義務がある

2017-07-15

https://anond.hatelabo.jp/20170715024409

お、ご丁寧な回答ありがとうございますポジションを読ませて頂きまいが、かなりリベラルな印象。私自身は、大麻知識図書館にある本を斜め読みした程度です、歴史も大雑把にですが知ってます。ただ、アメリカ滞在していたことがあるので直に大麻文化に触れたことがあります

現在大麻取締法妥当かと言われると私もそうは思いません。ただ、元増田でも述べてるように私の大麻解禁反対の根幹は、個人的好き嫌いです。なので、日本ではアウトローの人がメインユーザー大麻をどんな法律で取り締まられようと知ったことではないというのが本音です。

ただ、武田先生の著書でも述べられているようにTHC禁止法として抜本的な法改正をすること自体には目をつぶります。まあ、そうするとしたら適当に薬理効果があるもの製造・所持・販売的な扱いになるんでしたっけ。

愚行権の考えから健康的に悪影響だとしても規制根拠にはならないということですが、健康への悪影響というのはすでに否定されてるのでそもそも愚行権がしっくりこない印象です。コーヒー飲むのが愚行権とは言えないように。

仮に、愚行権と捉えるにしても他人迷惑をかけないという前提が必要ですよね。アルコールタバコ迷惑被ってる件についてはお話ししている通りで、私にはにおいだけでも大迷惑です。ただ、社会最大公約数的に迷惑かを考えるとアルコールはセーフでタバコはアウトな印象。大麻はどちらの嫌な部分も持ってるので完全アウトです。なので、仮に日本タバコ文化がなかったとしたら、それが愚行権の名の元に解禁されることも許しちゃいかんと思う次第です。

飲み会と同じようなノリでないのはその通りかもしれません。ただ、飲み会につぐ新たな大麻文化のノリが加わるだけの話で歓迎するようなものではありません。正直、うざいだけです。未成年の時はタバコでさえ格好のいきがりツールになって、吸ってるヤンキー圧力をかけてくることがありました。もし、解禁されたらと考えると未成年の人たちはかわいそうだなと思います

どうも大麻開放の根拠は、大麻犯罪として取り締まる根拠がないということみたいですね。ただ、これは問題本質過小評価しすぎかと思います

たとえば、外来種規制はその種そのもの危険からではないことも多いです(今話題ヒアリ別にして)。ペットとして飼っていれば何も問題ない動物もいるでしょう。ただ、だからといって日本にむやみに持ち込んでいいわけではありません。外来種在来種生態系駆逐してしまうという影響を考慮して規制されるわけです。社会に悪影響であれば規制されるというのは、当然です。大麻に関わらず社会の影響力を考慮して規制されているもの普通に存在しています

そして、私は個人的にも社会最大公約数的にも普通に迷惑だろうと考えているわけです。特にタバコなんかはそのにおいやマナーの点において忌み嫌われてるものなのに、昨今の大麻歓迎の風潮が全くもって理解できないと思う次第です。

別にそこまで反対じゃない部分も文章力のなさで、かなり批判に偏ってますがこんな感じです。

https://anond.hatelabo.jp/20170712180305

どうも大麻解放論者です。まず、アリかナシかの白黒思考では理解できない問題です。どの程度の刑罰罰金課税規制ゾーニング妥当か?という話です。

しかに、大麻を吸いたい人の権利だけでなく、大麻を嫌う人、吸いたくない人、関わりたくない人の権利考慮されるべきではあります大麻パーティーへの強制参加などもってのほかです。

ただ現在日本大麻取締法には何の根拠合理性もありません。健康への悪影響をどれだけ並べ立てても、犯罪として扱う根拠にはなりません。これは愚行権の考え方からです。

日本大麻取締法が成立した経緯はご存知でしょうか?長くなるので端折りますが、もし興味があれば検索を。医療大麻についても。

私のポジション説明

私は下戸飲み会嫌い、嫌煙家。酒・タバコギャンブル風俗ゲームなどは一切やっておりませんので無くなってもどうとも思いませんが、犯罪として取り締まることが妥当だとは思いません。

それらを楽しむ権利は成人(かつ責任が取れる範囲)であれば誰にでもあると思ってます。ただ、アルコールタバコパチンコに関してはどんどん課税しろ、と思っています

私は同性愛者ではありませんが同性婚に賛成してます自殺願望は今のところありませんが、安楽死に賛成しています人工妊娠中絶合法化に賛成。死刑制度に反対。

風俗についてはキャバクラにすら行きませんが、売春合法化に賛成していますポルノ修正(ぼかし・モザイク)は不要。こういう考え方の延長に大麻解放論があると思ってます

私は大麻使用・所持・栽培・売買をしておりません。もしも日本合法化されることがあれば、試してみたいとは思ってます

下戸なので代替品があればいいな、という思いはありますアルコール特にビール大麻では文化が違うので飲み会のノリがそのまま受け継がれるとは思えません。カフェ居酒屋ぐらい別です。

ハラスメントへの不安

アルハラ問題現実にあるし、日本アルコールにまつわる問題に対して悪い意味で寛容過ぎだと思います。それはそれで社会的対処必要ですが、大麻とは別の問題です。

アルハラ理由現在大麻取締法正当化できません。もし将来、大麻にまつわるハラスメントが起これば、それはそれで対処必要なのは間違いはないでしょう。

質的大麻が合うか合わないか。それは実際に試してみてそれぞれが判断するしかないと思います。合う人もいれば合わない人もいる。

日本ではアルコール文化大手を振っていますが、飲めない人も存在している。合わない人、飲めない人がいるからといって、制限をする、あるいは犯罪として取り締まってよい理由にはなりません。

2017-07-06

https://anond.hatelabo.jp/20170706011344

大麻野生種栽培に手間がかからいからといって、栽培品種商品価値がなくなるわけではない。日本ならタケノコ(孟宗竹)がいい例。

そして野生種品種改良を繰り返された現行の栽培品種とでは、特性が大きく違っている。販売店(消費者ニーズ)では有効成分を多く含む品種改良された大麻が主流。野生種大麻有効成分の割合が低いため、わざわざお金を出して買う人はいない。これは生産性生産量の問題ではない。付加価値が低いからだ。現在先進的な大麻栽培では、屋内で大規模に人工照明を用いて行われているため、莫大な初期投資運用コスト必要。それも価格転嫁されるので無料にはならない。

しか大麻ビジネス投資家起業家の参入が相次ぎ、競争が激化し栽培量が増えた結果、価格は今のところ下落傾向にあるらしい。コモディティ化されつつあると表現されていた。コモディティ化するってことと、ビジネスにならない、税収にならない、市場崩壊するってことはイコールではない。コモディティ化した商品なんていくらでもある。そしてコモディティ化した商品をわざわざ違法組織が扱うメリットはない。

犯罪化することのデメリットの方がかなり大きいだろう。一方メリットはこれといってない。

別の視点からもう一つ。大麻合法化問題は、対違法組織、対ギャング治安健康だけの問題ではない。大麻を吸うことは個人幸福追求、愚行権人権に関わってくる問題なのである

なので大麻合法化へ向かってる国・州は、治安が悪い、麻薬がはびこってる地域とは限らない。リベラルな国や州ほど合法化積極的なのである。だから左翼の間でトピックにあがりやすい。違法組織麻薬犯罪が多そうな中南米東南アジア中東はそれほど大麻解放路線をとってない。先進国でこそ大麻解放が進められている。

ポルノ、酒タバコギャンブル同性愛安楽死と同列に語られる個人権利大麻健康に悪かろうと、個人選択問題であって、国家が介入し犯罪者として取り締まる理由にはならない。

健康に悪いことは犯罪気持ちがよくなることは犯罪?取り締まる法的な根拠そもそも存在しない。違法組織が絡みだしたのは違法になってから。人の作ったシステム悲劇を生んでいる。

2017-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20170525162758

何かつられてる気もするんだけどレスしてみる。

少子化を止める」つもりの行動としてフルタイム労働(自営のぞく)をする出産適齢期の女性の数を減らす、ことは目的合致した行動なんじゃないのかな。

フルタイムで働いている女性で、そのまま出産育児なんて出来るケースはどう贔屓目に見ても少数派だ。

からフルタイム労働する女性を増やすことは間違いなく少子化を加速させる。

まり十分条件にはならないけど、必要条件としては間違いなくある。

ただ問題は、それだけでは全然足りないという話で、

などなど一杯クリアして初めて改善につながると思われるのが実際。

しかしながらそういう全体像をみないまま

「『女性仕事をさせなければ少子化改善する』と言っている人がいっぱい居る」

と思ってしまうのでは、フェミニストがどうとか関係なく言説の把握に課題が多すぎでしょう。

まぁ、釣りなんでしょうから、そんな現実に照らした診断をしても何の価値が出るわけでもない話ですね。

2017-05-18

補足解説 ともあれ、ハイヒールは滅ぼさねばならない。

ともあれ、ハイヒールは滅ぼさねばならない。

http://anond.hatelabo.jp/20170516141639

↑ これの筆者である。私がこのエントリを書くにあたって意識したのは、共産主義ファシズム、ラディカル・フェミニズムだ。そこにミソジニーの味を加えてみた。

ついでに、最近話題ポリコレも組みこんだ。その点ではリベラル思想も汲んでいる。

文章はいい加減だし、今日日本において実現可能性はゼロだと思うが、この主張自体はマジメに唱えているつもりである

  

  

"自由"の抑圧こそが必要

たとえば、労働問題について考えてみよう。

過労死するほど働く自由」と「過労死するほど働かない自由」の両方を労働者に与えれば、それで十分だろうか?

私はそうは思わない。読者諸君も、一部のリバタリアンを除けば、「過労死するほど働く自由」を認めないはずだ。

  

過労死するほど働く自由」なんていうものは、たとえそれを望む労働者がいるのだとしても、決して認めてはならない。政府長時間労働を厳しく規制し、それを抑圧することが必要だ。

人が趣味や遊びをやりすぎて死ぬというのは愚行権範囲で、一応は自由だと言えるかもしれない。しか労働問題においては、そういう権利適用するべきではない。

  

長時間労働は、それをやる自由とやらない自由の両方を認めてしまった場合ブラック労働環境の中で強制的にやらされて苦しむ人が続出するのが明らかである

女性労働するときハイヒール・化粧についても、これと同様のことが言える。

  

「上から改革」が必要

明治時代日本でも、あるいはどこかの後進国でもいいが、近代化過程では必ず「上から改革」がある。

旧弊に従う自由も、旧弊に従わない自由も、どっちも認めましょう」という生半可な方法では、おそらく近代化を達成できない。国民はややもすると旧弊に従おうとするからだ。だから政府が強権的に指導し、旧弊排除することで、国民はようやく新時代適応できる。

  

たとえば女性差別がひどい国では、政府女子教育権利提唱しても、おそらく多くの国民はそれに従おうとしない。

権利を与えるだけでは、都市部のごく一部の家庭が娘を学校に通わせるにとどまるだろう。貧困層田舎にまで女子教育を普及させるには、政府国民権利を与えるだけでは不十分であって、その権利行使することを国民義務付けなければならない。

  

重要なのは政府国民全員に強制することである

「おらが村では女子教育なんてやらない」とか、「うちの家庭は伝統的な女性にふさわしい育て方をしたい」とか、そういう保守的な反発をするのは男性だけではない。母親祖母も「女はかくあるべし」と考えている。「女子学校に行かせる余裕なんてない。家の手伝いをさせたい」と思っている毒親もいるだろう。

そして女子児童は、当人まだ子であるため、自分がどういう価値観に従うべきかを判断できずにいる。

ここにおいて「多様な価値観尊重せよ」などという主張は有害だ。政府旧弊にまみれた価値観をきっぱりと否定しなくてはならない。

  

当然ながら現代日本で、後進国近代化するときのような強権的なやり方は適さない。とはいえ、政府会社のお偉いさんが主導しなければ何も改善しないというケースが多いのも事実だろう。

たとえば就活会社説明会服装自由と言われたら、参加者は皆がスーツを着てきたという笑い話がある。こういう未開社会のごとき状況を改善するためには、「必ず私服を着ろ。スーツを着るな」という強権的な命令必要だ。

から改革をおこなって、下々の者は全員一斉に従う。――今日でもこれが最も現実的手段なのだ

  

ポリティカル・コレクトネス必要

私はなにも女性からハイヒール・化粧の権利を奪おうというのではない。会社官庁ではそれを禁止しろと言っているだけである

前回に書いたとおり、ハイヒールも化粧も、やりたい人だけがプライベート時間に楽しめばよい。(短髪はすぐに伸ばせないけれども、それならカツラをつけて好きなヘアスタイルにすればよい)

  

私がこのように主張するのは、リベラル思想の影響を受けたからだ。

もし本物の極左ファシストであれば、プライベート時間にもどんどん介入し、ハイヒール・化粧を完全に禁止するであろう。しかし、私はそこまで厳しい統制には反対である

  

近年、女性蔑視の"萌え絵"等が問題になっているのをよく見る。

そのときリベラル側の主張は、「女性蔑視表現政治的に正しくない。プライベートでその表現を楽しむ自由制限するつもりはないけれども、公共の場所ではちゃんとポリコレ配慮せよ」というものであった。

私はこれに賛成だ。そしてそうである以上、ハイヒール・化粧もまた、公共空間から追放せねばならないと思う。それらのものは非常に女性蔑視であるからだ。

  

もっとも、ハイヒール・化粧は女性たちが好んで選択しているという場合が多いだろう。

女性主体性尊重しましょう」――これがリベラルにとっての錦の御旗なのだ

しかし、私は世のリベラルほど無邪気になってその御旗を掲げることはできない。前回に書いたことの繰り返しになるが、女性ハイヒールや化粧を好んで選択することは、被差別者がなぜか自分の受けている差別肯定するという現象からである

被差別者が望むならば差別を受ける自由はあるのか? 被差別者であればその差別正当化してよいか? これはきわめて難しい話である。ただ一つ言えるのは、ここにポリコレ的な問題意識を持たないリベラルは、よっぽど鈍感か、よっぽど不誠実ということだ。

(この意味では、リベラルを気取っているフェミニストなんかより、ラディカル・フェミニズムの方が先鋭的になって突っ走っている分だけ、かえって正しい認識を持っている。)

  

ミソジニー必要

私は歴史に詳しくないため、このさきは与太話しか書けないが、昔の中国には纏足という習俗があった。

そしてこれはあまり知られていないことだが、お上纏足強制していたわけではない。とりわけ清朝漢民族のこのバカらしい習俗忌避し、それを禁止する傾向にあった。にも関わらず人々は好んで纏足選択し、競うようにその美しさを賞賛していたという。

女真族満州族)の建てた清朝纏足禁止令を出しても止めようがなく、結局、義和団の乱以後の近代国家への動きの中で反対運動が起こり、まずは都市部罰則との関係で下火になった。しかし隠れて行われ、中国全土で見られなくなるのは第二次世界大戦後のこととなる。最終的に絶えた理由として、文化大革命反革命行為と見なされたこともある。このため、現在でも70歳以上の老人に一部見受けられる。

Wikipedia纏足

孫引きになってしまうが、以下のような話もある。

当時、女性が嫁に行くと、嫁ぎ先では何よりもまず最初に、花嫁の足を調べた。大きな足、つまり纏足をしていない普通の足は、婚家の面目をつぶすものだ。姑は、花嫁衣装の裾をめくって、足を見る。足が十二、三センチ以上あったら、姑は裾を投げつけるようにして侮蔑をあらわし、大股で部屋から出て行ってしまう。婚礼に招かれた客は、その場にとり残された花嫁に意地の悪い視線を投げかけ、足を無遠慮に眺めて、聞こえよがしに侮蔑言葉を口にする。母親なかには、幼い娘の苦痛を見るにしのびなくて纏足を解いてしまう者もいる。だが、成長した娘は、嫁入り先で屈辱を味わい世間非難あびると、母親が心を鬼にしてくれなかったことを責めるのである

ユン=チアン(張戒)/土屋京子訳『ワイルド・スワン』上 1993 講談社刊 p.19-20

http://www.y-history.net/appendix/wh1303-082.html

この引用で注目するべきは、姑や母親たちが纏足を推進していたということだ。

そして子供とき纏足を痛がっていた娘自身も、親に纏足してもらえてよかったと考えていることだ。

  

さらに言うと、纏足は、男性中心の社会から女性たちが悪弊強制されていたという観点だけで語ることはできない。それは女性自身が願望するところの"オシャレ"でもあった。

纏足は、女性の誇りだった」「女性は肉体で動くから、痛みに耐えれば、高貴でよりよい人間になる」「母から娘への 女性になるための教え」「痛みを通して、身体を使って、女性成功する」「足をより小さく、洗練して優美にすることで、女性は大きな誇りを感じた」

http://coconutpalm.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/--10---0239.html

西洋女性を苦しめたコルセットにしても、きっと纏足と同様、女性自身が望んでやりたがるオシャレという側面があったはずだ。

これはまさしく、現代日本女性が「ハイヒール・化粧はめんどくさい。強制されるのは嫌だ」と考えていながら、一方ではそれをやりたい願望を持っていて、結局それが手放せなくなってしま自家撞着するのと同じ心理だ。

ハイヒール・化粧をやるかどうかに関して、「女性主体性尊重しましょう」とか「強制にならないかぎり両方自由です」ということを言っているリベラルは、あまりに鈍感かあまりに不誠実か、そのどちらかのために、この観点を見落としている。

無論、健康面やそれにかかる手間を考えれば、纏足コルセットよりもハイヒール・化粧は随分とマシである。ただ、それは差別過酷ものから軽いものになったというだけだ。進歩はしているけれども、まだ差別を克服できていない。

から我々はさらなる進歩のため、おしゃれをしたいという女性の願望を抑圧しなければならない。ハイヒール・化粧を好んで選んでしま女性性(女性らしさ)は、政治的に正しくないのである。逆にそれを憎悪するミソジニーこそが政治的に正しいのだ。女がオシャレをやめることで初めて男女平等を達成できると私が主張するのは、この洞察に基づくものである

なお、議論はここにおいて、私が冒頭に書いた長時間労働問題につなげることができる。「過労死するほど働く自由」を是認しようとする資本家知識人は、プロレタリアの敵である。我々はこれを打倒しなくてはならない。

この理論適用すれば、女がオシャレをする自由是認しているリベラルと一部のフェミニストこそ、女性差別の温存を図っている連中だと言えるだろう。

  

終わりに

twitterをなにげなく読んでいたら、たまたま的確な言葉を見つけた。

リベラリズム本質的価値-自由平等など-は、どこにあるのか? 逆説めくが、リベラリズム自体はその本質的価値原理主義の激しい攻撃から救えるほど強くはない。 リベラリズムがその重要遺産を生き延びさせるためには、ラディカルな左派の同志愛による助けが必要となるだろう。

スラヴォイ・ジジェクbot @SlavojZizek1949」より

https://twitter.com/SlavojZizek1949/status/864981669509332995

前回のエントリは、穏健なリベラリストから散々顰蹙を浴びた。それは投稿前に分かっていたことだ。

しかし私は、どちらかと言えば多分「ラディカルな左派」寄りの立場から、まじめに女性差別撤廃せよと主張したつもりである

ジジェク言葉どおり、リベラルはここからの援護を受けなければ、その遺産を存続させることさえできないであろう。

2016-12-27

自由恋愛愚行権

自由恋愛LGBTフェミニズム少子化はそれぞれ結構な関連性を持っていると思うが、

それら4つすべてのカウンターサイドに位置する最も分かりやす概念PC的に褒められない封建的家族主義なのであまり大っぴらに語られない、というのが現状だと思う。

日本経験的に少子化を避ける為の方策として制度コストを払う対象として選ばれたのがイエ制度なら、それを廃するためにはそれ以上の知恵が必要なのだろう。

しかし、いったん蓋が開いてしまった後の社会で、まるっきり元に戻すことなどできるわけもない。

なら、せめて過去のあやまちを社会が総括するぐらいのことはしないと、新たな道の模索もできるはずがないのではないか。(LGBTに関しては過度のタブー視近代以降のもののようなので現状が変とも思わないが)

幼少期から更年期直前まで一貫してカモを育てるようなメディア商業活動規制を含め、ジェンダー教育見直しを切に願う。

2016-11-21

ノンポリからよくわかんねーけど、リベラルに反対するのも愚行権行使になるんだろうか

リベラル大麻解放を説くのは、人権問題から

ブコメに答えます。「なんでリベラルって大麻が好きなの?」短く言うと幸福追求の権利愚行権行使問題から

他人迷惑をかけない限り、個人自由人権制限されるべきではないと考えます表現規制問題でもよく出てくる考え方ですね。

他者への加害行為があった場合、その加害行為自体を罰すればいいのであって、大麻の利用自体犯罪として取り締まるのは雑すぎます

ポケモンGOや、老人の自動車運転犯罪として取り締まれば、問題解決するのでしょうか?

なんらかの規制ルール必要である、というのと犯罪としてそれ自体社会から追放しよう、というのとでは距離があります

大麻のものがもたらす害と、日本大麻取締法量刑は現状、釣り合っていないのです。

人によって作られた法律が人を不幸にしているのなら、それは人災です。ただちに見直す必要があるでしょう。

愚行権 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9A%E8%A1%8C%E6%A8%A9

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