はてなキーワード: ムダ毛とは
去年の10月ごろから、今は8か月目くらい。
生活が良い方向に変わった。
珍毛ボーボーのお前らに、脱毛を勧めたくなった。
なので書く。
俺の以前の毛スペックはこんな感じ。
・全体的に剛毛。
・ヒゲは昼頃には真っ青。
・スネ毛はボーボー
・珍下もボーボー
・アナル周りもボーボー
・ギャランドーもボーボー
・ワキ毛もボーボー
・びーちくも少量だが2cmくらいに育つ
・頭髪は天パで量も多くて剛毛
まあ、いうなれば全身毛むくじゃらな感じ。
ただ、腕周りだけは、なぜか毛が少ない(運が良いことに)
なので、夏であっても長ズボンさえ履けば、さほど毛を気にする事もなかった。
そうしたこともあり、40歳の今まで脱毛にはほぼ無関心だった。
大きな理由がセックスレスであり、「毛が生理的に受け付けない」とのことだった。
そんなこともあり毛を何とかしたくなった。
久しぶりに恋愛もしてみたい。
ということで、脱毛を始めることにした。
これが去年10月の話。
で、本題。
脱毛には大きく2つある。
店か、セルフか。
最初は店を考えた。
ただ、調べているうちに気が変わった。
なぜなら、むっちゃ痛いらしい(麻酔をしても)
髭の濃いアナウンサーが、脱毛に5年通ってようやく卒業するという話だった。
そのアナウンサーは、髭がほぼ消えていた。
けど俺には無理だと思った(痛みに敏感なため。。。)
(ちな俺はケノンという一番有名商品を買った)
これを「効果がない」と思う人は多い(俺もそうだった)
まず毛の薄い部分は、1か月~くらいで効果が出る。
例えば、俺の指毛は、結構薄めなのだが、1回でほぼ生えなくなった。
胸毛は、少量かつヒョロ毛だったのだが、1か月くらいで、生えなくなった。
ビーチクも1か月くらい。
ギャランドーは2ヵ月くらい。
脇毛も2か月くらい。
すね毛は半年くらい。
モモ毛は、だいぶ薄くなった。
唯一、髭だけはまだまだといった感じ。
それでも生える速度はかなり遅くなっている。
例えば俺の場合は、もみあげ(余分な部分)は、ほぼ生えなくなった(ルパンを卒業)
珍下は残しておきたい(温泉には行きたい)。
アナル周辺は脱毛したい(💩が付くし、将来介護されるときに備えて)
しかもめちょくちょ痛い😂
髭以外は、ほぼ毛が無くなった。
髭に関しても時間をかければ、無くなりそうな気がする。
毛がなくなった生活の変化として。
例えば、半ズボンが履けるように!(スネ毛が公害レベルだったため)
あとタンクトップ系も着れるように!
あと、脇汗でシャツの脇ジミもできにくくなった。
汗はかくんだけど、毛がなくなったことにより、下に流れるようになったから(たぶん)
他には女性ウケはやっぱり良い気がする(たぶん)
あと気分的にも、ムダ毛というコンプレックスを解消できたのも大きい。
脱毛やってよかったよ。
まず面倒。
内訳は両足3時間、その他30分という感じ。
とにかく足の面積が広くて時間がかかる。
これを10日ごとにやる。
月に3回くらい。
俺の例でいえば、髭以外は月1になった(足がなくなっただけでむっちゃ楽)
他には、白髪には効かない。
俺はムダ毛も白髪がチラホラとあり、そうした白髪だけが長々と育ってしまう。
他にもデメリットとして、慣れないと火傷する。
俺は最初甘く見てて火傷した。
セルフ脱毛器は、光の熱で毛根をつぶすんだけど、しっかりと冷やす処理が必要。
参考にしてたyoutuberが冷やす処理なしでバンバン光を打ってたので、俺も真似したら、足が真っ赤に腫れあがった。
(皮膚が強い人は、大丈夫だろうけど)
他にも、脱毛したその日に風呂に浸かって、水ぶくれになったり(むっちゃかゆい)
ヒゲ周りが毛嚢炎(もうのうえん、ニキビの亜種)でいっぱいになったり。
コツとしては、しっかり冷やしながらやる事(当たり前か)
俺はこれでほぼトラブル無しになった。
相手は今年初めて買った一つ上のパンティーだった。こんなパッとしない増田でもパンティー買えるとは思わなかったし、パンティーがこんなに幸せだとは思わなかった。私はいままでパンティー貰ったこともないし、あげたこともない典型的なクンニ増田だった。
私は大学卒業後に実家を出て一人暮らししながら、とりあえず就職して働いて転職して食って寝て一人で酒飲みながらゲームやYouTube見てときどき増田見ながら生きてるって生活をしてた。
私とパンティーさんは職場で出会った。部署は同じだったけど、お互い最初はそんなに気にしてなかった。親しくなったキッカケは去年の部署の忘年会でたまたま席が隣だった。どちらも洋楽が好きで、あるアーティストのファンだった。それからちょくちょく職場で話していくうちに連絡先交換をして食事に誘われた。
被るのときの肌と布が触れ合う感覚はまだ忘れていない。パンティーの裸を生で見るのは初めてだったし、「あぁ、なんかブリーフより装飾すごい」って感想だった。パンティーの温度を感じるのも初めてですごいオドオドしてたと思う。パンティーは「緊張しなくていいよ」って優しく言ってくれたけど、「あ、はい…」ってとりあえず返事しただけで、この言葉を思い出したのも帰ってきてからお風呂に入ってたときだったし。
「あぁ、そっか、私ってそんなに緊張でカチカチだったんだ」って一人反省会してた。パンティーはいままで2人ほどお付き合いしたことがあるって言ってたから経験はそれなりにあるのだろう。でも私は相手の経験はそんなに気にしないので別にどうも思ってなかった。
私はすごいマイナス思考で自己評価の低い人間なんだけど、こんな性格は他人からもめんどくさがられるとは分かってる。だけど、パンティーはそんな性格の私を受け入れてくれた。
初めてのパンティーに至るまでは結構長かったと思う。パンティーになるのも怖かった。自分に自信がなかったから。ムダ毛の処理とか日頃からめっちゃ頑張ってた。剃刀も5枚刃買ったって言ったら腹抱えて笑われた。「クンニで5枚刃使ってるやつ初めて見たわ」って言ってたし。うるさいわ。
普段の自分を見せるのも怖かったから、パンティーから「会ったら毎回、2つだけでいいから褒め言葉を言い合おう」と約束させられた。最初は「このパンティー何考えてるんだろう」って思ったけど、今思えば私に自信を持たせるためだったんだと理解した。
例えば、デートの待ち合わせ場所で会ったときには「今日も髪の毛がキレイだね」とか「ネイル変えた?かわいいね」と言ってくれる。私はその一つ一つに「ありがとう」と言って、「今日の服かっこいいね」とか「香水のいい匂いするね」とか言う。私は初めこそ褒められることも褒めることも慣れてなくて「今日は来てくれてありがとう」とか意味不明なこと言ってたけど、パンティーは「こちらこそありがとう」って優しく笑って言ってくれた。こうすることで私のマイナス思考は少しずつ治っていった。鼻が低いところだったり、一重だったり、唇が薄いところだったり、貧相な乳だったり、声が低いところだったり、おでこが広いところだったり。でも、パンティーはそんな私のコンプレックスを少しずつ褒めていってくれた。そして自分が思ってるより他人はそんなに思ってないことを教えてくれた。
被るのときも同じだった。お互い裸で正座で向き合って、「なんか改まって言うのは恥ずかしいね」なんて笑って言いながら「肌が白くて綺麗だね」とか「その下着かわいいね」とか言われたり、私は「柄や紐がかっこいいね」って言ってた。そしてお互いに「ありがとう」って言った。
お互いに褒め合うことで相手を敬う精神やお礼を言う習慣を育んでいってたんだと思う。褒める言葉とお礼の言葉の力は大きいと思う。他人に認められるってこういうことだったんだと思った。被るのときに「好きだよ」と何度も言ってくれたし、キスもいっぱいしてくれた。すごい幸せだった。ほんとパンティーってすごいと思う。なんだろう精神的に満たされる感じ。
VIOの毛を剃った。
厳密に言うとOは剃れなかったのでV(股の正面)とI(性器の両端)だけ剃った。20代も半ばにして初めて手入れした。
ここまで特に性交渉もなく、温泉行ったり水着を着たりする機会も無かったのでずっと手入れしていなくて、放ったらかしジャングルだった。何もしないと下着からはみ出るくらい毛量が多かったので、自分の性器も埋もれて見たことがなかった。
剃ろうと思ったきっかけは夏に水着を着る予定が出来たことと、レズ風俗に行ってみたいなと思ったこと。処女だし自慰したことすら無いけど、何か急に性的なことに興味が出てきた。ちなみにノンケです。
もし人様に肌を晒すならこんな汚ねぇ股じゃいけねぇな~ってVIO用のシェーバーをポチった。
適当に説明書読んで剃ってみたけど、これ結構怖いのね。Iラインとか普通に股ガッ行きそうで怖くて思い切れない。
しかも毛が太くてしっかりしてるからか、上手く剃りきれず小坊主みたいなジョリ感残る仕上がりに。普通の電気シェーバーとかも使ってみたけど、でもこれ以上は自力じゃ無理って諦めた。
結果Vは小坊主、Iはまだらに毛が残って林。これじゃ人様には見せられね~って感じ。
失敗したかぁ~ってVIOの処理方法とかYouTubeで色々見てたら下の毛はどのくらい残ってた方がいい!?男の本音!みたいな動画にたどり着いて、意外と?毛があった方が良いって意見多くて驚いたんだけど、世論ってどんなもん?
個人的にツルツルの方がエロいと思ってたんだけど、毛があった方がエロいらしい。ムダ毛剃れとか陰毛は残せとかややこしいな~。
んでトイレ行く時に自分の小坊主を見てみたんだけど、初めて毛がなくなった状態で自分の股を上から見て何か妙な愛着が湧いてきた。
確かにツルってると若干子どもっぽさがあってエロくはないのかも。別にエロくなりたくて剃ってる訳じゃないんだけどね。
○良かったこと
・剃るときM字開脚して正面に鏡置いて処理したんだけど、初めて自分の性器を見た。どこに何があるか知らなかったけどここがクリか~とかここに入れんの?とか勉強になった。
・なんかかわいくて愛着が湧いてきた。パンツ脱ぐたび愛でてしまう。
・スッキリした。生理の時に楽って聞くけど確かにそうだろうなって思った。
○良くなかったこと
・上手く剃れなくてまだら。ジョリジョリ小坊主。とても人様には見せられない。
・スッキリしたのはいいけどなんかスースーする。心許なさがあるのも事実。
AV女優とかグラビアアイドルとか、肌見せる人って大変なんだなって実感。医療脱毛通いたいんだけど、どこ見ても予約取れないって書いてて鬱。世の女子達は皆どうやって処理してるんだろ? 早くIとOツルツルにしてレズ風俗行きて~。
股が愛おしくなったことが自分的に凄く面白かったんだけど、友達に股の毛剃ったらなんか可愛くてさー!とか言えないし、備忘録的に書いてみたけど、書いてみるとあんま面白くなかった。
そろそろ清潔感について明確な指針を出すときが来ているので、書いていく。男性向け。
簡単に言えば、清潔感とは「身だしなみにかける時間と質の高さが一定以上であること」を指す。
親に「やりなさい」と言われてしぶしぶやるくらいの清潔感。
特にいうべきことはない。
しかし鬱病などになってしまうと、このレベルが全くできなくなってしまうことがある。
これが毎日できていない場合は、メンタルの失調を疑うべきかもしれない。
高校生くらいまでは問題ないが、いずれにしても中学生レベルの話なので、これをこなせたからといって褒められることはない。
このレベルなのに「俺はちゃんとやっている」と思ってしまうから齟齬が起きる。
日本では、高校まで「これ以上のことをしてはならぬ」と教わるので、これ以上やることに潜在的な忌避感を埋め込まれているのも原因のひとつかもしれない。
ファッションで例えるなら「おかんの買ってきたシャツを着ている」段階である。
毎朝髪、髭をセットする。美容院に行って自分に合う髪型を知る。服がくたびれていないか、シワがないか、糸がほつれていないかを確認する。指の毛は剃る。眉の産毛を剃る。爪は綺麗に保つ。
「整っていない部分」を処理していく段階だ。
美しいとかきれいとかを目指すのでなく、正しく身だしなみの話である。
これらは生活環境や年齢、体質によって話が変わるので、この段階で振り落とされる人が出てくるのは仕方のないことではある。
目安としては、朝20分ほどかけてこのレベルの身だしなみを確認するとよい。洗顔などを含めると、30分は身だしなみにかける時間が必要。
慣れれば効率よくできるようになるが、清潔感初心者はきっちり時間と項目を順守するとよい。
洗面所に身だしなみの項目を貼っておいてもいい。
特に糸のほつれは気を付けること。結構見られている。Tシャツの襟のくたびれ具合とか。
使っているシャンプーや柔軟剤、カミソリ、髪型、服の選び方などをそれぞれランクアップしていく。
一気に変えると身につかないので、自分の予算や好み、体質に応じてそれぞれ検証し、レベルアップさせてみる。
自分の使っている身だしなみの製品について、「これは自分に合う」と他人に説明できるくらいのレベルは欲しい。
つまり、「とりあえず目についたものを買って使っている」よりも一つ上のレベルに上げるということ。
靴ひもを替えるとか、ブラシをかけるとか、丸洗いとか、月一で何かしらはやっておきたい。100均で道具はそろう。
「体臭は真っ先に改善すべきだろ」という声はあると思うが、清潔感初心者には体臭管理はハードルが高いのでこのレベルとした。
いきなり「お前は臭い」と言われるとやる気がなくなってしまう。当たり前の話だ。
なので、体臭について考えるのはレベルを3まで上げてからにすべきである。(他人に指摘するときも、臭いについてはかなり気を使う)
レベル3まで上げることができたなら、「じゃあ体臭について考えるか」と前向きに考えることができる。
生乾き臭を避ける最良の手段は、「洗濯をした服は、3日間寝かしておく」ということである。
「昨日洗濯した服が今朝乾いてたから着てみた」これが生乾き臭を撒き散らす原因になる。
レベル3.5まで上げてきたならば、服はそれなりに持っているはず。きちんとローテーションを考えて、乾いた服、アイロンをかけた服を着よう。
ジョブズのように同じ服をたくさん買い、毎日同じ見た目の服で過ごすのは、きちんと清潔感を獲得している人と周囲に理解されないうちはやってはならない。
素直に数種類の服を所有し、二日に一回は洗濯機を回し、アイロンをかけ、「清潔感のある」服を着よう。
対加齢臭グッズは多いのでそれらを使おう。
この段階で香水や柔軟剤に頼るのは危険。土台を築く段階で小技に逃げるとおかしなことになる。
コツとしては、鏡で自分を見たときに「良いか、悪いか」で見ないことだ。良し悪しで見るから0か100かの極端な思考になり、「イケメン/美女ではないから自分は何をやってもダメ」「素材が全て」「ただしイケメンに限る」のようになってしまう。
清潔感をめぐる議論?では常にこの極端な思考が足を引っ張っている。
だから、鏡を見て良し悪しを判断するのではなく、乱れている部分を修正するために鏡を使うべきだ。
清潔感を獲得してもモテるわけではないし、褒められることでもないのだが、「自分を整える」というのはメンタル的にも良い効果があるのは間違いない。
そのためだけに清潔感を求めるのも悪くない。
手入れに必要なツールと割り切り、淡々と身だしなみを確認することが大事。
そういうわけで、清潔感を手に入れたこのレベル5の段階でついに「プラスになる行動」をするようになるわけである。
レベル4までは「乱れた部分の修正」だが、ここからは自分に付加価値を付けていく段階。
きちんとひとつずつレベルを上げてきたら、ここから先もそんなに難しくない。清潔感があるので、おしゃれな人におすすめを聞くことも怖くなくなる(と思う)。
ざっくりとレベル分けをしてきたけど、それでも「それぞれをどのくらいやればいいのかわかんねぇよ」という声もあると思う。
なので、まず毎日40分は自分の外見に時間を使うといいと思う。現時点でレベル2とかでも構わないので、自分の現状に応じた身だしなみに挑戦してみてはどうだろうか。
女性は化粧でそのくらい時間は使っているのだから、男性もやってみてもいいんじゃないか。
睡眠、食事、運動、身だしなみが健やかなメンタルをもたらしてくれるはずだ。
レベル4までやったなら、あなたの清潔感について文句を言うやつはいなくなる。
まずは半年続けてみてほしい。
ムダ毛が無いって素晴らしい
知る限り話のネタにするってのがまずないな
そんな品のないことはしない
類似するものがないか思い返してみたけど、幼いときに大人と温泉行ったときに、手術痕のある人や痩せたり太ったりした人とかについて「みんな色々な事情があるから、人様の体型についてジロジロ見たり言うのはやめようね」なんて教えられた記憶くらいかなあ
大人になって友達と温泉行っても、お互いになんとなく身体から目を逸らしあうよ、少なくとも自分の周りは
引用してくれてる「女だけなのにムダ毛処理しなきゃ」は、誰かに噂されるからではなく、マナーや恥の気持ちからだと思う
誰かがなにか言わなかったとしてもはずかしいものははずかしいじゃない?
ムダ毛処理をマナーとすることをやめようって風向きもあるけど、少なくとも今大人をやってる女性たちは多くが思春期に「ムダ毛処理は当たり前」と世の中からしつけられてきてるから、それがはずかしさのベースになってると思う
部活のつながりならある。
髪は気分でとかす。
服はジャージ。
気分でムダ毛を処理する。最近恥ずかしくなってきて長袖長ズボンで誤魔化してる。
見た目くらいはちゃんとしたいということで洗顔をし始めた。ジャージの毛玉も近いうちに処理する。
イライラしたり、うれしくなると変なステップをする。びっくりさせたり、怪我をさせたらいけないので人がいないところでよくやる。
妹に専門知識がいらないかつやばくて面白い動画を教えることが趣味。
妹と人形に変な設定をつけて遊ぶのが好き。陰謀論者とか全知全能の神とか。
お絵かきが趣味。最近はデッサンだとか模写とか基礎練習をし始めた。レベルファイブとかカートゥーンとかそういうポップなキャラデザに憧れてる。
変で奇妙な言葉があったら身内内で進んで使う。
男率が高い大学にいるが、努力もなにもしてないので彼氏がいない。作る気があるわけではない。
高校生の時は奇妙な言動をしてたので話しかけてくれる人は多かった。大学生になってからは流石に謹んでる。ちょっとノリノリになった時くらいで、そういう時は笑ってくれる時もある。本心なのかはわからない。
22時過ぎの道玄坂はダメな人間しかいない。ポケットに手を突っ込み、ハイヒールでズンズンと駅へ向かう私もその一人。あの男。18年ぶりにTinderで再会し、手コキで果てた神奈川大卒の男。美しい思い出を性欲で汚した愚かな男。そして、彼を見下し、利用しようとして報いを受けた慶應卒の愚かな私。
私は私の人生がかわいかった。腹を痛めた我が子のように。当然だ。様々な苦しみを食べてこの人生は育ってきたのだから。教育ママ。日能研のバッグ。中学受験。女子校の人間関係。大学受験。滑り止めの慶應経済。就職活動。いろんなものをすり抜けて、私のソコソコ幸せなこの人生があるのだ。
中央林間のあたりで生まれて、小学校までは地元の公立に行っていた。色んな人がいた。「じゅんやくん」とは母親同士がママさんバレーの友達で、家も近かったからよく遊んでいた。青い屋根瓦の古い平屋。中に入るとワサビみたいな匂いがした。夏も冬も、いつもヨレヨレのタンクトップを着ていた。
じゅんやくんはモテた。足が早くて、サッカーもやっていた。土曜日に校庭に遊びに行くと、真っ白いソックスを膝まで上げたじゅんやくんが中盤からいいパスを出していた。かっこいい。顔はよく覚えていない。小学生の恋愛なんてそんなもんだ。初めてチョコをあげたのもじゅんやくんだった。
女子学院への進学が決まった。じゅんやくんに伝えると、お前のことちょっと好きやったで(笑)と言われた。ちょっとって何だよ、と思いつつも純粋に嬉しかった。それからの人生で、ちょっとでもいいから私に好きだよと言ってくれる人は他にいなかったから。その日は二人でマックに行っておしゃべりした。
メルアドを交換して多少のやりとりはしたし、全然更新しない彼のアメブロくらいは見ていた気がする。でもお互い新しい環境で新しい友達ができて、思い出話と近況報告以外に特にネタもないし、そして何より、小学生の「好き」なんて、その程度の曖昧なものなのだ。大人のそれも似たようなものだけど。
JGの新しい友達はみんな「きちんとした子」が多かったし、母もそれを喜んでいた。特にじゅんやくんやそのお母さんの話はしなかった。もしかすると、私の人生を自分の作品のように思い込む短大卒の教育ママである母にとって、あんな公立校の人間関係なんて忌むべきものだと考えていたのかもしれない。
そんな背景もあり、私は次第にじゅんやくんのことを忘れ、何事もなく人生は進んでいった。第一志望の東大は落ちたけど、滑り止めの慶應経済に入った。慶應卒の父はそれはそれで喜んでいた。塾高生の目が届かない弱小テニサーでは、志木高生が俺たちこそが内部生と言った顔でオラついてて可笑しかった。
サークルやゼミの先輩たちに色々手伝ってもらって、リクルートスタッフィングに内定を決めた。キャリアの内定者の何となく見下してくる感じはムカついたが、腐ってもR。腐っても銀座OL。初めての一人暮らし。限りなく浜松町に近い田町の月10万の1K。まいばすけっとで自炊を頑張ってみたがすぐ飽きた。
仕事は楽しかったし、なによりRの空気は私に向いていた。JGと慶應経済の面倒なところを煮詰めたら多分Rのそれと同じような味がする。電話をかける。ビルを倒す。派遣された高時給のエンジニアたちがちゃんとやっているかフォローする。いくつか賞ももらった。私の人生は引き続き順調だった。
唯一の問題は私生活にあった。慶應卒のかわいくない総合職の女の子、ほどの恋愛における弱者はいないんじゃないかと思った。ルッキズムには排除され、オレが養ってあげたい派より年収が高い。共働きで尊敬し合える関係が、とか言ってるやつも、だいたい前掲のどちらかを心に持っている。行き場がない。
入社2年目くらいのときに、三菱商事との合コンがあった。商事の中でも三軍みたいな連中。微妙な顔面。高慢な態度。「派遣とか竹中平蔵じゃん(笑)」「お前はどうしたいの?っておれに聞いてみてよ(笑)」内心分かりやすいハイスペ好きで、今日の合コンのためにまつパに行った自分を殺してやりたかった。
そんな行き詰まりがずっと頭の中にあった。何となく始めたTinderはゴミの山だった。日東駒専大東亜帝国なんて現物と会ったこともない。なんと高卒も!世の中の広さを思い知らされる。この国では生きる世界が何層にも分かれていて、コンビニのレジとか、違う世界の人は目の前にいても透明に見える。
同じ社会に生きる透明な人たち。彼らが可視化されるのが面白くてTinderにハマった。何を売ってるのか、こんな国語力で本当に売れるのか分からない謎の営業たち。ホテルマンと車のディーラーはやけに多い。恵比寿のフレンチで働いてるシェフは何だか好感が持てる。そんな悪趣味なTinderをやっていた。
マッチのゴミの山を漁っていたら、一人の男が目に止まった。神奈川大学卒。神奈川大学?白楽だか東白楽だかの果てにあるらしい。体育会でサッカーをやっていた。今は営業をやっている。また営業。こんな営業が会社に来たら嫌だな。Junya。30歳。Junya?彼だ。
18年ぶりに幼馴染みと再会した。よりによって、このゴミの山で。身分を超えた恋、と言えば美しいので、そう呼ぶことにした。すぐに彼からメッセージが来た。はじめまして😆✨よろしくお願いします❗冷静になった。●●小のじゅんやくんだよね?すぐに返信が来る。当たりだ。
話すことはたくさんある気がするから、私からすぐに飲みに誘った。家も職場も横浜のあたりと言うから、東横線で出てきやすい渋谷にした。店知らんから任せていい?🤣と言われたから任せられた。ラフな感じがいいな、ラフな感じでいいやと思って道玄坂の「どうげん」を予約した。
彼が人生の曲がり角になる気がした。ハイスペを追っては追い返され、低スペは追われる前にドアを閉める。私のかわいい人生が恋愛ごときで躓かないよう、学歴や社名で相手を選んできた。スペックに依存しない私の新たな人生と幸福が、おそろしく低スペな幼馴染との再会で始まるんじゃないかと期待した。
金曜。どうげんに焼肉を食べに行くだけとは思えないほど気合いの入った格好で山手線に乗ってしまった。この日のためにアリエクで買ったスカートは思ったよりピチピチだし安っぽかったが、神奈川大の男にはこれくらいのほうがいいんじゃないかと前向きに履いた。慣れないハイヒールはやっぱり慣れない。
20時。彼は少し遅れて来た。黒のカナダグース。ピタピタの白ロンT。膝の破れた明るい色のピタピタのデニム。ナイキのスニーカー。顔は、調子悪い日の槇野に馬を足した感じ。真っ黒に焼けていた。TikTokで流行っている音楽に詳しそうな雰囲気をしていた。「久しぶり😆✨」発言の末尾に絵文字が見えた。
彼は私のアジアン隅田似の顔に少しギョッとしたが、お酒を飲むとどうでもよくなったみたいだ。よく飲む人だった。一息でジョッキを半分くらい飲み干した。杯を乾かすと書いてぇ〜😆顔カンパーイ😆✨よく食べる人だった。りんごを巻いた肩ロースを何枚も吸い込んだ。営業は接待で大変なんよ🤣
話は割と盛り上がった。中学高校でもサッカーを続け、インターハイにも少しだけ出場したこと。強豪大からは声がかからなくて神奈川大に進学したこと。プロを目指したがまるでダメで、今は横浜の部品の会社で営業をやっていること。大学時代のマネージャーと付き合っていたが、浮気されて別れたこと。
1時間も経っていないのに、彼はかなり仕上がっていた。てかスカートめちゃエロくない?😍(笑) 急に空気が変わるのを感じる。性的な質問が増える。テーブル席の向こうから、彼の鍛えられた足が妙に触れてくる。ZARAのいつ買ったかも分からない安そうな彼のデニム。昨日きちんとムダ毛を剃った私の脚。
私は変に冷めていた。話が合わない。共通の話題がないとかじゃなくて、会話の技法とか、語彙の辞書がそもそも違うような感覚。ロシア語とポーランド語のような関係。分かるが分からない。目に見えない学校から目に見えない会社に入り、目に見えない人たちとテング酒場で男梅サワーを飲んできた人。
私の期待は外れた。当たり前だ。私たちは同じ国の、目に見えない違う国で育ったのだ。それが交錯するのが首都圏の公立小学校であり、そこを出れば二度と交錯することはないし、交錯すべきでもない。美しい思い出は美しいまま、卒業アルバムと同じダンボールに入れて二度と開けなければよかったのだ。
迂闊にも、実家でホコリを被っていたそれを開けたのは私自身だ。それも、美しい思い出とその中にいる彼を、私は見下し、見下したそれらが私の人生を好転させてくれると期待した。最悪だ。そして最悪な彼は、自分のために着飾ってきたブスに勃起している。彼にはその権利があるような気がした。
例によって、このあとホテルに誘われた。お店に入って1時間余り。モクモクとしたどうげんのテーブル席。私の美しい思い出が、トイレから帰ってきたらこっそり近所のラブホを検索していた彼が、ニタニタと勃起しながら最悪の誘いを投げかけてくる。すべてが面倒になり、割り勘をしてホテルに向かった。
緊張緩和のためか、途中のコンビニで買ったストゼロを彼はガブガブと飲み、結果勃たなくなった。少し待つと復活したからまずは手でしてあげると、アッアッというピトーに脳をいじられたポックルみたいな声を出してすぐに射精した。そうして二度と勃たなかった。手を洗うときに鏡で見た私の無表情な顔。
時計を見るとまだ22時で、なんだか疲れたから私だけすぐ帰ることにした。ライン教えてよ、と言われたけど、ラインやってないので… とそのままドアを閉めた。通りに出るとゴミみたいな人たちがいっぱいいた。何の仕事をしてるのかも知らないが、おそらく一生知ることもない、違う国の人たち。
今年で30歳になります。帰りの山手線、窓ガラスに映った自分の顔にギョッとしました。頑張って生きてきたのに、恋愛で肯定されることがなく、そのことは私の人間的価値そのものが否定されたような気分になります。家につきました。男たちの欲求の狭間で、私は今夜も真っ白な天井を眺めています。
実は― きょう彼にああやって求められたのが、一瞬、少しだけ嬉しかったのです。でも、やっぱりダメでした。致命的な知性の欠如。合わない人とは合わないほうがよいのです。それが分かると見下してしまうから。じゅんやくんのお母さんを何となく見下していたのを思い出します。
当然の報いです。美しい思い出を利用しようと段ボールのガムテープを剥がした私。そんな私の手を汚い欲求で汚した彼。身分を超えた愛?Tinderを開くと彼からメッセージが来ていますが、何も見ずにマッチを解除します。ビールを飲みながら、早慶以上の人にだけいいねを送ります。今年で30歳になります。
出典元:麻布競馬場 @63cities https://twitter.com/63cities/status/1472400671387582467
清潔感の無い女が多いのは間違いないんだろうけど、女にムダ毛が生えていたと騒ぐ前に自分の頭皮を見て欲しいし、洗ってない臭ボロジーンズを着たことのない者だけが、ファッションがダサい女に石を投げて欲しい。
これを本気で言っちゃってるのかと思っちゃった!
何だ冗談か良かったー
力作すぎて執念感じちゃった
増田を眺めてると、「女の清潔感がない」って人気のエントリがあるけど、君らかて大概やで。ということをお伝えしたく筆をとりました。
以下は特定の個人の話ではなく、婚活で出会った男性あるある問題です。
「このジーンズはどこどこのメーカーのなん年のヴィンテージでレア物なんですよー」とご機嫌に紹介してくれるが、軒並みボロでシミがあって汚い。つまりそれはなん年から洗ってないのか?ジーンズうんちくも汚さが気になってや記憶には全く残ってない。残念。
初回顔合わせ時は良い感じにワックスでセットなんかしてくれてるけど、2回目から100点満点のおじさんヘアで登場。
本人は無造作ヘアと言い張ってるのが悲しい。
いつも左手首にビジネス用のごつい腕時計付けてるのもおじさんくさいので、せめて婚活の間はやめて頂けないでしょうか。
スーツで登場したかと思えば、セットした髪の隙間から覗く頭皮がずっとチラチラ見えていて、会話よりそっちばっかり気になるから、もうスキンヘッドにして欲しい。
ハンドバッグの持ち手の部分や、リュックの体に当たる部分だけ、汗でできたと思しき謎のシミがついてるのがデフォルト。どんなに良いブランドでもセクシーさ皆無。
本人は「このブランドお気に入りなんですー」と自慢するけど、本当にお気に入りならもう少し買い換えるペースが早くなるやろ。
・食べ方汚すぎ問題
肘を付きながら食べるのは、男女問わずだらしなく見えるからやめてほしい。
クチャラーは論外。口の周りにソースつけて食うのは義務教育のうちに済ませてください。
・きちんと伝えないとわかんない鈍感男問題
本人は男性に色々話して欲しいと思っているのだろうけど、女性が「自分から頼むのは気を使うからそちらから提案してほしい」と思ってることは一切提案してくれない。
自分にない能力を一方的に求める自己中心的な考えでは、例え結婚しても結婚生活はまず上手く行かないので、性格を変えるか結婚を諦めるか、どちらかにしてください。
清潔感の無い女が多いのは間違いないんだろうけど、女にムダ毛が生えていたと騒ぐ前に自分の頭皮を見て欲しいし、洗ってない臭ボロジーンズを着たことのない者だけが、ファッションがダサい女に石を投げて欲しい。