はてなキーワード: それにしてもこのとは
大学生のころ、昼下がりの銭湯でまったりしていたことがある。少し体を冷やしたくなって浴槽に腰掛けていたところ、隣に初老の男性が座り、世間話をふってきた。
男同士で同じ大風呂に入ることを「裸のつきあい」などと言うことがあるが、それにしてもこのオッサン、素っ裸なのにやたらパーソナルスペースを超えて近寄ってくる。
そして、天気がどうこうなんて話題だったのに、やおらこちらの膝に手を置いて「こういうこと好き?」と上目遣いで見てくるではないか。
体格的にも危害を加えられることはまあなさそうだったけれど、あまりにも予想外の展開だったため声も出せず、あたふたと風呂場を去るハメになった。
サマータイムやべぇな。
それにしてもこの人、Twitterで小池知事のこと思いっきり馬鹿にしてるのに
東京都のオリンピックを成功させるためにこんなに頑張ってるって
なんかおかしいのでは?
「8月前半のアップデートにて2期移行(HTML化)を行い、それに伴ってx-2以降の海域開放状況をリセットする」
旨(要約)の発表がありました。
この海域リセットに関して、自分は100%賛成でも反対でもありません。
賛成する要素、反対する要素の両方があり、素直に賛成することも反対することもできないと感じるからです。しかし、海域リセットに関する運営の態度には疑問が残ります。
この記事では個人的に海域リセットで賛成する点、反対する点、また、運営への疑問点をまとめました。
まず、賛成する点。
・理不尽な羅針盤がなくなり索敵値などでルート制御ができるようになるかもしれない(仮)
・通常海域で連合艦隊の運用練習ができるようになるかもしれない(仮)
・警戒陣が本実装され、海域攻略の幅が広がるかもしれない(仮)
1つ目以外はほぼほぼカッコカリですね。ほとんど情報が出ていないので憶測の期待値込みで書く他ありません。
次に、反対、素直に賛成できない点です。
・告知直前に2-4などの難海域をクリアした提督がもう1度同じ海域に挑まないといけないのはいかがなものか。
・資材を大量消費するであろう晩夏イベの直前にやるのはどうなのか。
・あらかじめ決まっていたことならなぜもっと早く告知をしてくれなかったのか。
・現在の通常海域をクリアするために資源やバケツ課金をした人がいたとしたら、それは課金が帳消しにされるということではないのか。
心情的なものが多いですね。しかし最後のひとつについては、人数は少ないかもしれませんが、金銭が絡むので大きな問題ではないでしょうか。
賛成、反対、両方の気持ちがありますが、決まってしまったものはもう受け入れるしかありません。
でも、それにしてもこの海域リセットに関連する情報はあまりにも少なすぎると思います。
以下、運営に対して疑問に感じる点です。
8月10日正午の時点で、公式ツイッターでは以下の点について説明がありません。
(海域クリア状態を引き継いだままマップだけ新しいものに切り替えは技術的に不可能なのか、それとも他に海域クリア報酬追加などの理由があるのか?既存のマップに加えて新規マップの大幅追加ではダメなのか?)
・EOの扱いはどうなるのか?(ゲージがリセットされて今月は戦果や勲章が2回もらえることになるのか、EO海域もx-4海域をクリアしないと開放できないのか)
これらは艦これのプレイヤー全員に関係のあることだと思います。
それなのになぜ未だに運営からのきちんとした説明がないのでしょうか?2期が始まったらどうせわかるのだから説明する必要はないということでしょうか?
説明の言葉が少なすぎるためにネット上で憶測が飛び交い、ユーザーが移行に対して不安な気持ちになることを運営は何とも思わないのでしょうか。
リセットについて反対意見を述べた人がいると、他のユーザーがそれを見て「嫌ならやめろ」などと言う現状について何も感じないのでしょうか。
反対する人が出たってしかたないと思います。今現在苦労して海域攻略に挑んでいる人だっていると思うし、なにより運営からはリセットの必要性を明確に説明されていません。
「嫌ならやめろ」というのも、おかしいです。
海域リセットに反対する人全員が、艦これが嫌いだから、アンチだから反対しているわけではないと思います。キャラクターなど他の部分は好きだからこれからもゲームを続けたい、でも海域リセットには反対、という人だっていると思います。
リセット自体には賛成寄り、だけどあまりに不安な要素が多いため、100%の賛成ではない、という人もいるのではないかと思います。反対意見を言うと叩かれるから口にしない人もいるかもしれません。
実際のところ全体のどれくらいの人が賛成か反対かはわかりません。けれど海域リセットの発表によって界隈の雰囲気が荒れている、不安に感じるユーザーがいるのは事実です。この現状を作り出しているのは運営の言葉不足が大きな原因だと思います。
情報を小出しにすることについて今までもどうなのかと感じることはときどきありましたが、今回の件はあまりにも無責任です。運営が上記に挙げた点などをきちんと説明してくれれば納得する、安心するユーザーもいるはずです。ユーザー同士のかい離や軋轢も今より少なくなると思います。
長くなりましたが、以上が運営に対して疑問に感じた点です。
自分は現役で提督を続けており、またこれからも続けていきたいと思っています。
公式への不信感をただ募らせるようなツイートは、もうやめてほしいです。
運営にはユーザーを不安に陥れるだけの発言ではなく、ユーザーを安心させる情報発信を希望します。
(切れてしまっていたので続き)
そして、ストーリーの質が明らかにゲーム>>小説であったことは、アルルが好きな自分としてはどうしてもモヤモヤする結果となった(小説自体に不満は無い)。
そんなぷよクロは、1機種販売ではあるが、ぷよぷよシリーズ売上最下位である事を予想するのは決して難しいことではなかった。
上記の出来の悪さに加え、CMなどの宣伝がそもそも全然されていない。そもそも作られたのか、というレベル
本家ぷよぷよファンの盛り上がりが全然無い(やはりぷよテト→ぷよクロの間にうんざりしてしまったor飽きてしまったのだろうか)。
そして、ぷよテトの時も少し感じていたが、
ぷよクエがぷよぷよシリーズへのユーザーを引き込むことが全く出来ていない、という事実が明確になってしまった。
それどころか、特にぷよぷよシリーズのキャラやストーリーが好きな人達の熱を冷ましたようなものである。
こんな具合に、ぷよぷよシリーズは今、堕ちるところまで堕ちている。
(それも、20th当時からプロデューサーは変わっていないというのに)
このように出来事をまとめると、自分はどうしてもぷよクエがターニングポイントとなり、
悪い方向に向かっていったのではないかと思えてならない。
ぷよクエが"売れて"しまったがために本家ぷよぷよに力が入らなくなってしまったのではないか、と(そもそもゲーム機自体がスマホゲームに追いやられているが、それにしてもこの落差はひどい)。
またそのぷよクエに関しても、先日好きなキャラの1人であるシェゾの声優さんがゲストに来た回のぷよクエ生放送を見ていたのだが、「今回もあまりにも内容が薄い」というコメントを見つけた。
あまりアプリの生放送を見る人間ではないのだが、そういう風に"言われてしまう"という事はやはり他より明らかに劣っているのだろう。
自分はコンパイル、セガ問わずぷよぷよ・魔導物語シリーズが好きな高校生だ。
しかし、どうしても「ぷよぷよ!!クエスト」を楽しむことができない。
なぜなら、このぷよクエが、本家ぷよぷよシリーズのクオリティが下がったきっかけのように思えてしまうからである。
そして今、ぷよぷよ、というシリーズは堕ちるところまで堕ちてしまったのだろうか、と感じている。
自分は元々、小学生頃にぷよ!15thやぷよ7を遊び、中学生頃に昔の事をネットで見て、シリーズのファンになった人間だ。
ファンになった当初はぷよ!!20thとぷよテトの間の時期だった。
当然ながら、その時の最新作は20th。
すでにプレイしてはいたものの、改めてその作品がいかに凄かったか、という実感がわいた。
この「ぷよぷよ!!20th anniversary」というゲームは、冗談抜きでぷよぷよシリーズとしてはトップのボリュームとクオリティだと思っている。
思い出補正じゃないかと言われるかもしれないが、骨頂抜きにしてもそう思う。
セガぷよの絵柄が今のスタイルになった初めての作品であり、イラストも1番整ってて良い(未だにこの作品のアートワークが公式の随所で使われてたりする。それこそぷよクエの☆3、4など)。
特にストーリーやキャラクター描写に関しては、個人的にこの作品から現在に続く"基準"を作り上げたと感じている。
この作品のシナリオライターは、魔導物語含めた過去作を把握した上でストーリーを書いたらしく、今までの描写を総合し、改めてキャラクター達はこの作品で再構築されたのではないか(もちろん不満点などもあるが、それまでどこかフワフワしていたキャラクター性を一気に濃厚なものにしたという功績はとても大きいのでは)。
とあるところで"最高傑作"と言われていたのを見たことがあるが、それにふさわしいと思う。
…と、ベタ褒めをしてしまったが、それぐらいこの作品は自分の中で素晴らしいものなのである。
そしてこの20thの系列にあたるドラマCDも発売されていた。
今までそう言うたぐいのものは買ったことがなかったのだが、自分はこのぷよぷよというシリーズにキャラクターやストーリーの魅力をより感じていたことから、正直財布には厳しかったが購入することにした。
自分は所謂魔導キャラ…アルル達コンパイル時代からのキャラが好きだったので、彼女らがメインのvol.1を買った。
20thと同じライターによって、それもゲームに比べると少し高めの年齢(おそらく中高生以上)を対象に書かれたというその物語は、正直ゲームより聞きやすかった(セリフを読むスピードもゆっくりでなくなっているからだろうか)。
また、当時自分は特定のカップリングに興味を持っていたので、供給にもなり得るシーンもあった(しかしあくまでもフワッと匂わせる程度で、基本的なキャラクターの関係が変わる事は無い)事もあり、さらに満足度が高かった。
そんな事もあって、次回作は記念作ではないだろうからボリューム等は落ちるかもしれないが、とても期待できると思っていたのだ。
ところで、少し時系列が前に戻るが、ぷよぷよシリーズにハマりたての頃、ドラマCDを買う前に「ぷよぷよ!!クエスト」が発表され、リリースされた。
発表された当初、自分は大いに喜んでいた。
特にパズル"RPG"という単語は、魔導物語を知った自分にはとても魅力的だった。
たとえパズルと書いていようとも、RPGとなればキャラクターが戦い、ストーリーがある!パズルというある種平等(実際には性能差はあるが)な性能でなく、各キャラクターに個性のある性能がつけられる!…そう思っていたのだ。
今思えば、それは空回りする期待である事がわかるのだが。
ただ結果として、そのような事は決してなかった事、そしてゲームシステムが運の要素が強い上に"ぷよぷよ"の技術があまり反映されないゲーム性は自分にとって"期待はずれ"だった。
さらに、自分はこのぷよクエという"スマホアプリ"に大いに期待を抱いていた。
ぷよぷよというジャンルは、マイナーではないが、メジャーでもない、という微妙な立ち位置である。
それはセガ…特に15th以降の"子供向け路線"も原因しているだろうか、とも思えるが。
ただパズドラがすでにヒットしていた時代、スマホアプリという"これから時代が来る"であろう舞台にぷよぷよが出てきた事が嬉しかった。
記憶では、スマホに参入したゲームシリーズはまだ少なかったはずだ。
そして、これでぷよぷよシリーズの知名度が上がり、人気作品になるんじゃないか、と。
しかし、この期待も見事にはずれてしまう事はまた後で言及する。
ただ、このように不満な点はあったものの、まだこの頃はパプリスや妖精達はいたもののオリキャラに溢れていた、というほどではなかったし、アルル達はいないものの、他の魔導キャラが復活してきたり…という事もあって、好意的に見る事ができてはいた。
あのテトリスとのコラボなら、さらにプレイしてくれる人が増えるんじゃないか、
あまり評判が良くなかった7の後の20thはクオリティに反して数字を残せなかったらしいが、あの20thの後の作品なら、今度は…とまた期待した。
さらに、シナリオライターは20th、ドラマCDを手がけた人が続投するとも知って、安心感も覚えた。
実際に発売されると、1番気になったのは"ゲームとしての遊びやすさ"が失われていた事である。
このぷよテト、起動してメニュー画面を出したのだが、それが20thまでと大きく変わっている。
具体的に説明するとなると長くなる上、適切に表現できるかわからないので、結論から言うが、無駄な動きが多くて使いづらい。
ひとりで、みんなで、Wi-Fi…など文字の書いてあるアイコンが並んでいて、ポンポン進むのだが、ぷよテトのメニューは無駄な画面効果やスライドがあって、なんとなくモタモタする。
その他にも、
3DSではCOMとの4人対戦ができない。
VSの次にメインであろうルール、スワップが余裕で処理落ちする。
前作は実質30キャラいたのに減っている。
…などなど、20thの時にはなかった不満点がいくつか出てきた。
ただ、メニューの動きのモッサリ感以外はぷよぷよとテトリスという違うパズルゲームを2つ搭載しているせいもあるのかな、と個人的には思っていた。
ストーリーも、全員がストーリーを持っていた20th、つまりお祭り作品と違い、1本道なので出番の偏りはしょうがないのかな、と思っていたし、
自分としてはりんごメインだった事も、おかしいとは思わなかった。
なぜなら一応3人とも出ているとはいえ、本来ならばアルル→アミティ→りんご、と主人公がバトンタッチされているイメージだったからである。
"ぷよぷよの"お祭り作品でもないし、一応最新の主人公であるりんごがメインである事に、違和感は感じなかった。
ただ、確か当時の購入特典がぷよクエにおけるアルルのカードだった事は本編と違うのでは?と疑問に思った。
これで本編もアルルが中心なら納得いくのだが、いくらアルルが人気であろうと、ここはりんごを出すべきじゃないか、と。
ライターさんが設定を考えたというテトリス側のキャラは、これで終わらせるのはもったいないとも思った。
よって安定したキャラクターで、ドラマCDに近いストーリーを楽しめるシリーズになっていった。
また、ゲーム本編でサタンとエコロという厄介者の相手をするアルルやりんごに対し、少しストーリー上で目立ちにくくなってきていたアミティを主人公に捉えたのも、バランスとしていいと思った(また、その2人を見る語り手としても適しているようにも思える)。
第1弾こそフィーバーのキャラばかりだったが、その後いろいろなキャラが登場した。
…しかし、メインがどうしても3A…アルル、アミティ、りんごなので、普段からこの3人は"いつも"一緒にいる事になっている。
個人的には"急に"そうなった感じがしたので、小説版だから、と思っていたかった。
このぷよテトからぷよクロへの間は、小説やドラマCDがボソボソと出ていたものの、公式のメインはもっぱらぷよクエだった。
この頃になると、ぷよクエはもはや「誰だお前」の巣窟と化していた。
イベントキャラだと言われて堂々登場する知らないキャラ達。に対して、どんどん影の薄くなっていくぷよぷよのキャラ達。
自分がやりたいのは"ぷよぷよ"のアプリであって、知らないキャラクターだらけのアプリじゃない、と。
ぷよぷよはパズルが全てではなく、キャラクター達にも魅力があり、その両方があるからこそ面白いゲームなんだ、と考えているからだ。
そして"ぷよぷよ"シリーズの生放送でぷよクエの話ばかり、という状況にも疑問が浮かぶ。
いくら本家のぷよぷよがそんなポンポン出せるものじゃなくて、アプリは常に動いているものだとしても、"ぷよぷよシリーズ"としての本家が蔑ろにされているのではないかと思うぐらいにぷよクエだらけだった。
自分含め、本家の"新作はまだか"という声が度々上がっていた。
さらに極端、いやむしろ的外れな「ライト向け」志向がどんどん進められていった。
25周年のアニバーサリーブックは驚きの薄さ。
版権の問題上、コンパイル時代の情報が少なくなってしまったとしてもそれは仕方ないと思うが、それにしても薄い。
自分は様子見をしていたが、情報によると裏話や裏設定などの記載はなく、ただ当たり前の基本設定の事しか書いていない。
それをわざわざいい値段で買う気にはなれなかった。
144ページで3700円ほどでその程度の内容はあまりにも馬鹿馬鹿しい。
(参考程度に、200ページ超えの復刻版魔導大全が定価3700円である)
その内容の薄さで満足できるのは本当にライト…いや、ライトユーザーですら薄く感じるのではないだろうか。
25周年なのに新作は出ないのか出ないのかと思っていると、そこで「ぷよぷよクロニクル」の情報が出てきた。
3D化されていたのは驚いたが、出来が悪いわけでもなく、今まで停止絵を動かしていたのが、滑らかに動くのだと思うと楽しみだった。
一瞬、ぷよクエの移植なんていう、本家を食い潰す策をやってくるんじゃないかと思いましたが、そんな事はなく、本家のぷよぷよでRPGをするという。
コンパイル最後の「ぷよBOX」にも「ぷよぷよクエスト」という、戦闘がぷよぷよ、というモードを思い出したりもした。
マップを走り回ったりと、かなりRPGっぽく、同時にストーリーにも気合が入れられるんじゃないか、とも思って期待した。
それに、20thと同じ、記念作である。
今度こそ…と。
しかし、それは甘かった。
というか、期待なんてするべきじゃなかったのだ。
蓋を開けてみると、ぷよテトの悪かった部分をほぼ受け継ぎ、仮にもDS用に開発された20thから進化した部分がほとんどない、という完全劣化。
RPGモードは大々的に推しておきながらあまりのボリューム不足。
ゲーム性としてはほぼ死んでいたと言っても過言ではない。
いくらパズルの処理をしながらとはいえ、2人対戦なら動くカットインが、4人対戦では停止絵。
そんな感じでも、自分は新作である、新しいストーリーが来た、というモチベーションでRPGモードをクリアした。
それからすぐは、達成感や満足感はあった。
…のだが、それも一時の話。
時間が経ち、冷静になるにつれて、このゲームがいかに問題か、実感するようになった。
上に挙げたシステム面はもちろん、ストーリーにも大いに問題があったのである。
実は、今作のストーリーについて、プレイ前から不安は感じていた。
一応、発売年の始めの小説(第4弾)も書いていたから、もうある程度固定してくれたのか、と思っていた
その一方、ぷよクエ側にも漫才デモ的な会話が導入され、それは明らかに違う人が書いているだろう事、上記の小説と同時期に発売されたドラマCDvol.6は違う人が書いた話があるらしく、その上全体を通すと以前ほど面白くなかった事から不安も感じていた。
その悪い予感は的中してしまった。
念のため、自分の目で確かめたが、このゲームのスタッフロールで、シナリオに20thからの人の名前は無く、違う人の名前があった。
ここまで言うと、その後続の人に失礼かな、とも思うのだが、明らかにシナリオの質が下がってしまっていた。
わかりやすいものでいえば、新キャラアリィを描ききれておらず、薄っぺらいキャラクターになってしまっていた事。
"勇者"として宣伝されたアルルに20th以降アミティとの差別化からか描写されていた勇ましさが全然ない事。
↑に関連して、「いつも通り」ばかりを意識したのか、キャラクターの行動があまりにも単純化していた事。
特にこの件に対しては、ドラコことドラコケンタウロスに驚いた。
「ラスボス突入直前に美少女コンテスト発言」はあまりにもストーリー無視がひどかった。
彼女は別にこれまでの話を何も聞いていなかった、というわけではないのに、だ。
また、作中で登場する"アイウエ状態"に関しても説明は一切無し。
その後の展開からして、
"本来変態ではないのに言い間違いのせいでヘンタイと呼ばれてしまう"シェゾを本物の変態にするための描写にも思えてしまう。
また、アミティが、率直に言うと"いやらしい"想像をするキャラにもされている。
これは一部の例だが、キャラクターが単純化、時には無駄に"おバカ化"し、酷ければ一種のキャラ崩壊を起こしている。
一応、過去の小ネタを拾っていたり、少なくとも20th以降の安定した"雰囲気は"受け継がれていたのは良かったのだが、こうして全体を見ると良かったとはとてもじゃないが言えない。
サタン絡み程度なら別に"アルルが勇者"だということを強調する必要もない。
また、主役はアルルのはずが、またりんご達の出番が多すぎ、という批判を見た。
そもそもりんご達がぷよぷよシリーズにおいていらない、という意見もいくつか見たが、ここまで来るとそのりんご達が可哀想である。
自分はキャラクター自体が悪いのではなく、あまりにも公式がりんご達7キャラの扱いが下手なのが悪い、と感じるからだ。
ストーリーに関しては、ぷよクロ発売から約半年後のアリィが登場する小説が追い打ちをかけた。
この小説は20thからのライターさんが書いたものだが、いくらゲームと小説という違いがあるとはいえ、
アリィというキャラクターもゲームとは設定が違うものの、描かれている。
それもぷよクロは例の子供向け志向が過剰になって、セリフの読み上げも遅くてたまらないが、一応、一応子供以上の人もプレイすることが考えられているのだろう。
小説は児童文庫…一応本当に子供向けに絞ったストーリーの方が納得できるとはどういう事なのだろうか。
また小説版はあくまでもアミティが主役のシリーズなので、勇者はアミティのオリジナルストーリーとなっているが、つまりは"アルルが勇者"であったゲームぷよクロの補足にもならない。
○名前
ニック・ラモス
デッドラジング3
○デザイン
そのため、ツナギを着ていて中々似合っているので、珍しく着せ替えはあまりさせなかった。
デッドライジングシリーズの主人公だけあって、落ちているものをなんでも拾って武器にするのですが、
ニックはそれに加えて、それらを「その場で」コンボ武器にしちゃいます。
前作では、コンボ武器を作るところまで運ばないとダメだったので、すごい進歩。
さらに特徴的なのが、レベルを上げて行くと、アイテムの種類が大体同じなら、自由にコンボ武器ができちゃうところ。
例えば、大ハンマーとバッテリーを組み合わせた「電動クラッシャー」という武器は、ハンマー部分が強いだけでなく、電気を纏って周りのゾンビにビリビリを伝染させて一気に殺せるという超強い武器なんですが、
これが鈍器と電化製品の組み合わせならなんでもありになっちゃうんです。
これによって、落ちているアイテムを適当に組み合わせて適当に作ったコンボ武器で適当に戦うっていう、アドリブ性が非常に高い爽快なゲームになって、超楽しかった。
上で書いたいつでもコンボ武器の中にも例外があって、それがこのメカドラゴンスペシャルなどのスーパーコンボ武器。
これらは、種類が同じ他のアイテムでは代用できないため、これで指定されたアイテムでないとコンボできない。
その中でも、この「メカドラゴンスペシャル」は、空は飛ぶは火は吐くわで、もうメチャクチャなゲームを象徴するにふさわしいめちゃくちゃな武器だった。
のわりに、一つのエリアで必要なアイテムが全て揃うため、ボスの前などはよくそこに立ち寄ってこれを作っていた。
○名台詞
「一緒にするな」
レッドに「俺は一匹狼だ お前と同じくな」と言われた際の反論の言葉。
ニックは孤児で家族がいないため、そういう意味では同じなのだけれども、それを一緒にするなと言い切る胆力はまさにデッドライジングシリーズの主人公にふさわしい格好いいセリフ。
このアウトブレイクを通じて知り合った仲間や恋人がいる、という意味も勿論あるのだろう。
ただ、それにしてもこのシリーズの苦しくて物悲しいところが、これらの事件の根本にはカリートのアメリカ社会への復讐というお題目があることだ。
そして、その復讐へと駆り立てた気持ちもまた、家族や仲間への愛情だったわけで。
そういう意味で、ある種カリートと血は繋がってないもののゾンビウィルスの抗体という形で繋がっているニックに家族や仲間と呼べる人ができたことは当然喜ばしいことなのだけれど、同じぐらい、その道の先にある終わらない復讐の連鎖を感じてしまう。
なぜなら、この象徴的なゾンビウィルスへの抗体を発見しようと今回のアウトブレイクを企てたのは、1からのヒロインであるカリートの妹、イザベラだからだ。
O先輩と名前を思い出せない後輩が何か話し込んでいる場面に遭遇した。
僕も呼び止められて聞くところでは、近頃O先輩は、会社の中長期の事業の見通しを検討するプロジェクトに関わるうちに、事業の継続に真剣に危機感を持つに至り、対策を講じるためにその分野に影響力を持つ某部署に異動するか、そうでなくとも提言を影響力のある人物に直接行いたいとのこと。
O先輩は、その某部署に関わりの深い偉い人に陰ながら目をかけられていることを最近知ったので、その人に周せんしてもらって目的を遂げたいが、特に接点があるわけでもないので、その偉い人に辿り着くよすがとして誰か某部署に知り合いがいないかと尋ねられた。
そういえば、僕の同期のYがその某部署にいて、正にO先輩が働き掛けようとしている領域の業務を担当していることを思い出した。
心当たりがあります、とだけ返事をした。
秘密の出入り口からそのビルに入ろうとする同期のYを見つけた僕は、O先輩の話を伝えるべく彼に声をかけた。
しかし話始めるや「そのことなら知ってる」と遮られ、Yが指差した先にはO先輩の話を一緒に聞いた後輩が、はにかんだ表情で「どうも」と立っていた。
どうやらYは後輩から先に話を聞いているらしく、しかもどんな伝わりかたをしたのか、胡散臭い話だと思われているようだ。
「参ったな」と頭を抱えるそばから「帰れ帰れ」と追い立てられてしまった。
会社に戻った僕は、そういえば某部署に自分が在籍していた当時、後輩のSが件の業務を担当していたのではなかったかと思い出した。
S自身も既に某部署を離れているので、どうだろうかと思ったが、取り敢えず連絡をとってみようと電話に手を伸ばしたら、Yから丁度電話がかかってきた。
「お前からは用件も聞いていなかったから、とりあえず話を聞く」という。
ありがたい、とO先輩の抱く問題意識と計画について説明して、詳しくは本人と会ってくれと頼んだところ、了承された。
では会う日程を決めようか、となったところで目が醒めた。
神奈川県座間市に住む男に殺された被害者9人の身元が判明したと言ってメディアが被害者全員の顔写真と名前を公開していた。私がこのような仕打ちを受けたら死んでも死に切れないと思う。ブログやSNSに死にたいと書き込むことはあってもその行為を誰にも知られたくないからだ。他人から「お前は弱い奴だ」とか「情けない奴だ」などと笑われ蔑まれることが苦痛で仕方ないのだ。もちろん彼らは既に死んでいるのでそのような気持ちになることはない。それにしてもこの扱いは酷すぎる。遺族にだけこっそり伝えれば済む話ではないのか。今回のメディアの行為は9人を殺した犯人と同じぐらい心がないと思う。
(本文中に登場するゲームは架空のアーケードゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」であり、実在するソーシャルゲーム並びにスマートフォンアプリとは関係ありませんので、ここが間違っているという指摘には応じられません)
今私はあるゲームセンターにいる。久しぶりにこんなところに来たもので、見覚えのある筐体もあるが、多くは初めて見るものだ。
その内の一つである、「アイドルマスターシンデレラガールズ」というゲームに目が止まる。どうやらこのゲーム、私も知っている「アイドルマスター」の後継というかスピンオフというか、まあそのようなゲームで、システムはだいぶ変わっているようだが、とにかくアイドルをプロデュースするゲームらしい。
周りの説明を読む限り、本家の作品との違い、この「シンデレラガールズ」というゲームの売りは、とにかく沢山のアイドルがいることらしい。なんとだいたい180人くらいいるとか。この数により、どんな人がプレイしても自分好みのアイドルに出会えるという訳だ。
なるほどそれはいい。私も、友人に本家が好きな者がいて少しやってみたのだが、好きなキャラクター、というのはいてもどうも「プロデュースする」という気持ちにはなれずあまりハマる事が出来なかったのだ。これならきっとそういう娘に出会うことが出来るだろう。
そう思った私は、早速プレイすることにした。友人から「アイドルマスター」は非常に金のかかるゲームだと聞いていたが、私にはこれといって趣味もない。酒は好きだが飲み会は嫌いであまり金は使わないし、たまには娯楽に思う存分金を使ってみるのも良いだろう。
ゲームをプレイし始めると、少々目に悪い黄緑色の服を着た女性が話し掛けてきた。どうやら彼女が私のアシスタントをしてくれるということらしい。それにしてもこの声、聞いたことがあると思ったらどうやら有名なあの声優が演じているようだ。アシスタントからしてこれほどの声優が演じているのだから、きっとアイドルの声優もそうそうたる人物が演じているのだろう。
少しばかりの説明を受けた後、三人の娘が登場した。とりあえずこの中から一人選んで欲しいとのこと。180人では無いのか...?と思いつつ話を聞いていると、どうやらチュートリアルの延長のようなものらしい。どうせなら最初から全員から選ばせてくれればよいものを、と思うが、まあそれは仕方がない。何かシステム的な障害があるのだろう。とりあえずは笑顔の眩しいピンク色の衣装を着た娘を選んでみる。
それから暫くばかりその娘と共に仕事をこなしたり、Liveバトルという対戦イベントをこなしたりなど、基本の操作をいくつか行った。その過程で何人かのアイドルをプロデュース可能になったが、彼女達は自分が選んだわけではない。勿論このようかゲームのキャラクターである以上みな可愛いのだが、やはりどうもピンと来ない。ゲーム上では、どうやらチュートリアルが終わったらしい。だが、肝心のプロデュース対象アイドルを選択することについては、結局最後まで触れられなかった。
その後少し色々と弄ったり、ネットで情報収集したりしたところ、どうやらこのゲーム、ゲーム中には自分でアイドルを選ぶという操作は無いようだ。自分の好みのアイドルをプロデュース可能にするには基本的にはガチャと呼ばれるランダム要素に頼るしかないらしい。それも、性能の高い状態でプロデュースするには特別なガチャを利用しなければならないのだが、そもそもその対象となっているアイドルとなっていないアイドルがいるとか。
色々調べるうちに、私は一人のアイドルに強い興味を持った。彼女は18歳。身体付きは非常にセクシーだが性格はまだ幼く、アイドルを目指したのも母親の影響。アイデンティティの多くを母親に依存しているため自分に自信が無いが、ふんわりとした性格ゆえにそれを表に出すことはあまり無い。そんな娘だった。
正直、実際に居たら苦手なタイプだろうと思う。話し方もきつい。だが私は彼女の危うさに非常に魅力を感じたし、自分が支えてあげたいという思いに駆られた。
このゲームの遊び方として、好きなキャラクターだけ選び、ゲーム外で色々と妄想したり、創作したりして楽しむといったことも主流らしい。だが私はせっかくだから、このゲームを楽しみたかった。そこでまずは、先程のガチャを利用してみることにする。
残念ながら彼女は現在、特別なガチャのほうでは登場していないらしい。そこでまず一般的なガチャを利用することにした。幸いこちらはゲーム内クレジットを利用するタイプであり、最初の娘と稼いだクレジットで何度も回すことが出来た。かなりの試行回数の後、私のプロデュース担当となる彼女は現れた。
だが、私の前に現れた彼女は喋ってくれなかった。台詞はある。画面上に表示されている。だが、声は流れない。はじめ、私はゲームのバグか何かかと思った。だが、アシスタントの声、始めに選んだ娘の声、途中で加入した娘の声は正常に流れている。どうやらバグでは無いようだ。
調べたところ、どうやらこのゲームには、cvの実装されている娘とされていない娘がいるらしい。私が今まで出会って来た娘たちはみな、たまたま実装されている娘たちばかりであったために気付かなかったのうだ。
アシスタントにcvを実装し、肝心のアイドルに実装しない。なぜそのようなことになっているのか私には分からなかった。しかし一つ確かなこととして、例えcvが実装されていなくとも、選んだ彼女の魅力は薄れていない。実世界では経験した事が無いが、これが一目惚れという奴なのかもしない。
声が無いのは仕方ない。それなら、より彼女の事を知る為に台詞をより聞く、いや見るしか無いだろう。そう思い、私は彼女の台詞を集めることにした。これがなかなか大変であり、私がプレイする以前に期間限定で発せられていた台詞を手に入れるにはこのゲームをプレイしている他者と交換しなくてはならない。交換と言っても、ゲーム内通貨として流通しているアイテムにはお金がかかる。ここに来て友人の言葉を思い出したが、すっかり彼女に惚れ込んでしまった私にとっては最早そんなことはどうでもよかった。
それなりにお金を使い、なんとか彼女の全台詞を集めることに成功した。彼女の言動は一々私の心を震わせ、より一層彼女が愛しくなった。
だが台詞を一度全て集めてしまうと、その後は辛い時間だった。台詞はゲーム中で期間限定で開催される「イベント」またはガチャに登場することによって追加されるのだが、それに私の担当が登場するのは非常に長い間隔を必要とした。
更にイベントの中には、「アイドルプロデュース」という、まさにこのゲームの本体とも言えるものがあったのだが、私の担当は一向にそれに登場しない。それどころか、登場することを期待さえ出来ないような状況であった。
では、このゲームのもう一つの遊び方として紹介されていたゲーム外活動はどうかといえば、それも辛いものだった。
絵が沢山描かれたり、漫画に登場したり、小説が書かれたりするのはいずれも、cvの実装されているアイドルや、そうでなくとも特別な人気があり、登場頻度の高いアイドルばかり。私の担当と来たら、自分以外で彼女を担当としている者を見つけるのにも苦労する始末だ。
ゲームをプレイし続けているとある日、大きな機能追加があった。アイドル達が画面中で踊るようになるというのだ。友人の言うには、本家の魅力の一つは3Dで踊るアイドル達であったらしい。
これまで一度も、実際の画面上で動くことの無かった私の担当アイドルが、ついに踊る。言葉に出来ない嬉しさが身体を駆け抜けた。3Dモデルの実装は順次行われるということで、その順番は案の定といったものだったが、それすらも気にならなかった。
だが、すぐにその喜びは失われた。
確かに実装された3Dモデルは素晴らしく、私は画面上で踊る彼女に涙した。だが、アイドルの生命線の一つである衣装。それが私を苛んだ。一部のアイドルには次々と衣装が実装されていくなか、私の担当アイドルには一向に追加される気配が無い。また、この大型機能追加以降急激に増えたプレイヤーの多くはそんな多くの衣装を持つアイドル達を気にいることが多く、ゲーム外での扱いの格差もどんどん広がっていった。
また、そもそものcvの問題もより大きくなった。私の担当アイドルがどんな曲を踊ろうとも、その曲を彼女が歌うことはなく、聴こえてくるのは他人の歌声だ。そのうち、私は彼女に踊らせることすら苦痛になっていた。
機能追加以降のプレイヤー人口の増加でかなり儲ける事が出来たのか、ゲームはどんどん発展していった。有名なタレントを用いたCMを見かけるようにもなった。アイドル達による新たなCDシリーズも発表された。だが、どんなに儲かっても私の担当しているアイドルに声が付くことは無かった。
それでも、私にはこのゲームを止めることは出来ない。完全に彼女に惚れ込んでしまった私には。
ゲームセンターに行き、彼女の登場しないイベントの予告を確認し、彼女の登場しないガチャの更新を確認し、彼女の登場しないCDの試聴ページが出来た事を知る。自衛のため、CDの試聴は聞かない。そしてゲームを終了させる。
どうやら今度、新たな「アイドルマスター」が制作されるらしい。そこに登場するアイドルには、cvが実装されているそうだ。
そう思いながら、私は静かにゲームセンターを後にした。