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はてなキーワード: 資本家とは

2015-12-13

anond:20151213113528

べつに国がどうなろうが俺の知ったことじゃねーし、生産性が下がって資本家豚どもが落ちぶれればいいよ

2015-12-12

俺たちが働かないことで資本家豚ども

少し損する。みんなで頑張れば、豚どもを引きずり下ろせる!

2015-11-25

http://b.hatena.ne.jp/entry/borges.blog118.fc2.com/blog-entry-1667.html

育児介護に追われる必要パートする必要もなく、周囲にハイカルチャーしか興味ない人しかいない環境で生きてる専業主婦って

相当上流階級だろうし、そんな主婦の夫はサラリーマンじゃなくて資本家階級だろ。

中流程度だったらサラリーマンと同じく、主婦も色々な階層の人と付き合わなきゃいけないはずで。

上記の専業主婦と対比するのがサラリーマン、という時点で前提がおかしくね?これ。

あと「文化資本を持つ女はより社会的地位の高い男と結婚出来る」のではなく

「幼い頃から文化資本を身につけられるような環境で育つ上流階級お嬢様同類の男と結婚する」ってだけでは。

男は生まれ持った階級が低くても「成り上がり」が可能だから文化資本階級は必ずしも一致しないが

女は生まれ持った階級がそのまま一生変わらない傾向が男より強いから文化資本階級が比例すると。

2015-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20151123222912

増田がどのあたりの生活普通と感じているのか不明だが、タワマンに住んでベンツ乗ってるくらいの年収支出はこんなもんだ。


配偶者有り 子供2人

年収3000万 手取り2000万(月収換算166万)


住居費 30万(1億程度のマンションローン、あるいは家賃

教育費 20万(私立、塾と学資保険込み)

光熱費・食費など 20万(通信費交通費を含む)

旅行積立 30万(年2回海外旅行分、Yクラスビジネス想定)

車両費 10万(ベンツCクラス想定、駐車場込み)

夫小遣い 15万

嫁小遣い 10

被服費 10

遊興費、雑費 10

予備費 10万チョイ

だいたいこんなもん。貯金したけりゃどこかを削る感じだな。

別にこれでも余裕の生活って訳ではない。例えば子供が私学の医大に行くと借金か切り詰め生活が始まる。

ある程度金持ってると服も吊るしスーツという訳にはいかんし、付き合いのメシも3000円居酒屋はいかん。


家族持ちで余裕が出てくるのは年収5000万クラスから

スーパーカー乗り回して別荘持てるのは1億クラスかな。

まぁそんくらい取ってるやつは石投げれば当たる程度には居る。

生きるだけなら500万有れば十分だし、増田は600万だから問題はない。

しか会社員で居る間は、資本家投資家経営者と同じ生活不可能だな。

絶望しか無いと言ってるが、一国の首都貧乏しか居ない方が絶望だと思うぞ。

東京金持ちと、その召使の街なんだよ。

2015-11-16

ロボット人工知能により生産性が上がります

労働者階級仕事ロボット人工知能に取って代わられ、その利益享受するのはロボットという資本を所持する資本家層となります

ロボット仕事を取って代わられた労働者は、(その時点で)ロボットができないより創造的な仕事をするか、ロボットという資本の投下が見合わない、生産性があまり高くない仕事を選ぶしかありません。ロボット生産性や柔軟性はどんどん向上し続け、ロボットの所有者たちはどんどん稼いでいきますロボットを持たない大多数の人々が稼げる仕事はどんどん減っていきます

かくて資本家層と労働者層の貧富の差は加速して広がり、人類リソースを寡占する「持つ者」と、圧倒的多数の「持たざる者」に2分されていきます

然しながら、「持つ者」は賢く、圧倒的多数の「持たざる者」が爆発してしまうような不満を持たせることはありません。ロボットによって生産性底上げされる為、「持つ者」の安全を確保するための「防衛投資」も余裕をもって行えるようになります

或いは、「不幸な事故」によって「持たざる者」は減ってしまうかもしれません。「不幸な事故」なので仕方がありません。幸いにも「不幸な事故」に遭わなかった「持たざる者」たちは、画面の向こう側の悲劇を嘆きながら、自分とその家族ささやか安全毎日の食事に感謝を捧げるのです。

2015-10-30

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日本

共産党幹部は、そんなに高級車に乗り、豪邸にお住まいなのですか?

日本共産党の”赤い貴族問題”と言う陰の歴史から続く党幹部の豪勢な生活は変わらない - 日本共産党の赤い貴族問題

ソビエトロシア東欧

共産貴族 - Wikipedia

その起源ロシア革命にまでさかのぼる。ボリシェヴィキ指導者たちは、貴族資本家から没収した邸宅を所有し、別荘や専用列車なども所有していた。レーニンは、1921年5月19日スターリン宛の書簡

ゴールキ・レーニンスキエ - Wikipedia

労働貴族 - Wikipedia

「全ての労働者平等」の実現をその最大の目的においた共産主義社会主義が発展する段階で、

中央労働組合などに所属する一部の労働者が、

その運動活動過程権力や財力を得て、「全ての労働者平等」とは懸け離れた状態、そのような行為を行っている人物を指す。

ノーメンクラトゥーラ - Wikipedia

ラヴレンチー・ベリヤ - Wikipedia

Amazon.co.jp: ノーメンクラツーラ―ソヴィエトの支配階級

Amazon.co.jp: 新しい階級―共産主義制度の分析 (1957年): ミロバン・ジラス

「赤い貴族」とスカーフの思い出

ニセ「左翼」暴力集団 - Wikipedia

ソ連の行った計画的飢餓「ホロドモール」が残酷すぎる

弁護士会の読書:暗殺国家ロシア

Amazon.co.jp: 暗殺国家ロシア: 消されたジャーナリストを追う (新潮文庫): 福田 ますみ: 本

Amazon.co.jp: ロシアン・ダイアリー―暗殺された女性記者の取材手帳: 本: アンナ・ポリトコフスカヤ,鍛原 多惠子

プーチン露大統領は「汚職そのもの」、米政府高官 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

プーチン露大統領の秘密資産 関係者の証言 - YouTube

プーチン氏は「汚職の皇帝」 反政権指導者が批判 - YouTube


中国

太子党 - Wikipedia - ウィキペディア

中国「太子党」ら、海外蓄財400兆円は氷山の一角だ!

【中国高官・財閥】バカ息子 in USA 車はフェラーリ・ランボルギーニ・ベントレー・BMW【太子党・民青団】

紅の党〔4〕 フェラーリ事故で見えた現代中国エリートの肖像(朝日新聞) - WEB新書 - 朝日新聞社(Astand)

中国 海外逃亡公務員は2万人で持ち逃げ不正資金は17.8兆円│NEWSポストセブン

ロスに出現した中国“愛人村”、富裕層が高級住宅を買いあさり―中国メディア

先進国の移民歓迎政策と中国富裕層の不正蓄財処理が見事に合致

蓄財1.5兆円、周永康は中国一の汚職役人か:日経ビジネスオンライン

中国共産党幹部、京都・河原町に不動産保有、蓄財7000億円

中国の温家宝首相一族が巨額蓄財、総額27億ドル以上=報道 | Reuters

NEWSポストセブン|江沢民氏の孫が1500億円資金調達「金儲けに国家加担」と批難

中国次期最高指導者、習近平氏親族の資産3百億超か 米メディア報道

中国人気紙「急成長を遂げた」鄧小平氏の親族企業を報道「赤い貴族にも反腐敗のメス」 - (大紀元)

中国共産党“失脚”幹部が賄賂で買い漁った割烹旅館の行方は(社会)

「令計画失脚」に見る「赤い貴族」の栄光と没落:野嶋剛 | 中国の部屋 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

【パナマ文書】中国資産の密やかな流出 党幹部の親族も - BBCニュース

【パナマ文書の衝撃】習近平氏から毛沢東まで大物の名が続々 中国は慌てて隠蔽に走り、共産党機関紙の社説まで削除したが…(1/3ページ) - 産経ニュース

【パナマ文書の衝撃】中国の新旧指導者の親族らの名が 故毛沢東主席の孫の夫も 権威利用のビジネス風土(1/2ページ) - 産経ニュース

マンガで知るチベット問題

ルポ「亡命中国人」~電気棒で拷問。強制送還寸前で平穏を奪われた、ある男の告白

バンコク亡命中の中国人「共産党への怒りだけが生きる支え」│NEWSポストセブン

【閲覧注意】中国共産党による人民大虐殺 …『六四天安門事件』(写真65枚)

町山智浩アメリカ日記---「インチキというものは、放っておくと、トンデモないことになるという話。」

NEWSポストセブン|天安門事件ヒロイン柴玲氏 映画の裁判で5100万円支払い命令

香港、「反中」書店関係者相次ぎ失踪の謎:日経ビジネスオンライン


民主化自由化

[HowTo]中国のグレートファイアウォールを突破する方法 学術的アプローチで自由なインターネットに挑む「VPN Gate」

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

もう誰も覚えていないと思うけど、3年ほど前、ここに、"Hello world!"というタイトルエントリ投稿した。あの話の続きをしようと思う。

※このお話はたぶんフィクションです。実在の人物や団体とはあんまり関係ありません。

※前回のあらすじ:高校中退工場派遣プログラマホームレス自立支援施設プログラマ海外放浪職業訓練世界一周アプリを作る


あれから3年、いろんなことがあった。またプログラマとして働いたり、またホームレスになったり、福島除染作業員をしたり、本当にいろいろあったけど、 今回の主題にはあんまり関係ないのでざっくりはしょる。今回の主題世界一周についてである

はいつか世界を巡る旅をする。10年くらいかけて。わりと本気で。その計画を立てるためのアプリケーションも作った。でもそのアプリ正式リリース以降、開発が頓挫している。開発を進めるにあたって、致命的な問題があることがわかったからだ。それは、開発者である自身が、この世界について何も知らないに等しい、という問題だ。

開発者は、システム化する対象に関して、誰よりも精通していなければならない。業務用アプリケーションの開発なら、 その会社の業務フローについて、社内の誰よりも詳しくなくてはいけない。システム開発とはそういうものだ。そして今度の対象世界だ。すべての国だ。それを僕自身が知らなくてはならないのだ。

しかし世界は巨大で、そして複雑だ。

国連加盟国は現時点で193か国。それぞれの国の下に州や省や県があり、その下に市区町村があり、そういった階層的な行政単位以外にも、歴史的背景から自治区になっているところや特別行政区連邦直轄領もあり……。

そういや連邦ってなんだろう。なんとなく知っているようでいて、詳しくはわからない。王国共和国ってどう違うんだろう。国の形ってなんでこんなにいろいろあるんだろう。いやそもそも国ってなんなんだ。どうすれば「国」になるんだ。

国連に加盟していればいいのか。いや国連非加盟の国もあるじゃないか。国家の三要素(領域人民主権)を満たしていればいいのか。しかしそれを満たしていることを誰が認定するんだ。他国から承認があればいいのか。その他国は誰が国だと承認したんだ。政治的問題から国なのか国じゃないのかはっきりしない地域だってたくさんある。国とか国じゃないとか最初に言い出したのは誰なのかしら。

それは世界一周アプリの開発中に国データをちまちま作っていたときにも思ったことだ。もしかして「国」というのは、僕が思っていたほど絶対的で、はっきりしたものではなく、相対的で、曖昧ものなんだろうか。

からない。わからないことだらけだ。こんなもの本当にシステム化できるのか。複雑ってレベルじゃねーぞ。これが仕事だったら「うんこー☆」とかいいながら全力で投げ出しているところだ。しかしこれは仕事ではない。これは仕事ではないので、真剣に取り組まなければならないし、投げ出すわけにはいかないのである

だけど、 どうしたらいいんだろう。世界はあまりに巨大で、複雑で、茫洋としている。何かとっかかりが必要だと思った。基点が必要だと思った。人でも物でも事柄でもいい。それをとっかかりにして、基点にして、少しずつ裾野を広げていけばいいのではないか。そう思って、自分記憶を探ってみる。僕の基点、時間軸と空間軸の原点、それは子供のころ、ブラウン管の向こうに見た、落書きだらけの大きな壁だった。


1989年11月ベルリンの壁崩壊した。僕が9歳のときだった。ニュースは連日連夜、この話題で持ちきりだった。興奮気味に壁を壊す人たち、全身で喜びを表現する人たち、泣きながら抱き合う人たちもいた。世界中が大騒ぎになっているようだった。僕はその映像を、意味もわからずただぼんやりと見ていた。

それからしばらくして、社会科教科書世界地図が大きく書き換わった。ソ連という国がなくなり、新しい国がたくさんできたのだという。国がなくなる? 国が新しくできる? その意味もまたよくわからなかった。

時間軸は一気に飛び、ベルリンの壁崩壊から20年以上たったころ、僕は生まれて初めて日本を出た。半年かけて海外放浪した。特に目的もない旅だった。だからその場所に行ったのも、ほんの気まぐれだった。

ベトナムホーチミン市にある戦争証跡博物館ベトナム戦争記憶を後世に伝える博物館だ。旅の途中にふらりと立ち寄ったそこで見たものを、僕はいまでもフラッシュバックのようにありありと思い出せる。

銃器、対戦車地雷、その他さまざまな武器弾薬が「こうやって使われていたんだ」といわんばかりに、実際に使用している場面の写真と並べて展示されている。銃を突きつけられて悲壮な顔をしている男性、道ばたで血まみれになって死んでいる子供、虫の死骸のように雑多に並べられた人の死骸、そんな凄惨な写真がこれでもかと並ぶ。

何か、自分の中で価値観が急速に書き換わっていくのを感じた。頭の中がぐちゃぐちゃになって、いろんな言葉が浮かんでは消えていく。

資本主義

共産主義

イデオロギーとは何だ?」

そのとき同時に頭の中に浮かびあがってきたのが、子供のころに見たベルリンの壁崩壊ニュース映像だった。あれから20年以上たってようやく僕は、あの人たちがどうしてあんなに泣いたり喜んだりしていたのか、少しだけ理解できたのだ。


あの博物館で僕がもっとも強く感じたのは、「戦争悲惨だ」という事実ではなく、「どうしてここまでのことになったのか?」という疑問だった。人が人を虫けらのように殺す、その理由が知りたい。そこには絶対にそれなりの経緯があるはずである。東西冷戦とは何だったのか、僕はまずそれを知らなければならない。

しかしこうなるともう最初から世界史をやり直したほうが早いんじゃないかと思った。よし、時間軸を一気に人類歴史の始まりまで巻き戻そう。

まずは大河流域で文明がおこる。チグリス・ユーフラテス川ナイル川インダス川黄河。うわー、すげー懐かしい。そして農耕が発達する。食料を安定して収穫・保存できるようになると権力が生まれる。そこから世界各地で似たような権力闘争が延々と繰り返される。

特に印象深いのが「カノッサの屈辱」だ。十代のころ、学校でこれを習ったとき意味がわからなかった。この人たちは何をそんなに必死になっているんだろうと思っていた。いまならわかる。目的は、権力そのものなのだ。人の頭を踏みつけること、人を思い通りに動かすこと、それ自体が目的であって、権力によって得られる富や名声は二の次なのだ。それは自分の経験を振り返ってみてもわかる。ヤンキー世界でもエリート世界でも、どんな場所でもどんな階層でも、人間が集まれば、始まるのはいつも頭の踏みつけあいである。それが直接的か間接的か、下品上品かという違いはあれど、やっていることは同じだった。だから世界史に記されたこのくだらない争いの数々も、いまは実感を持って理解できる。

そして絶対的権力者である神によって凍結されていた歴史が、ルネサンス以降、急速に動き始める。宗教改革名誉革命フランス革命。それまで聖職者王侯貴族が持っていた権力が少しずつ引き剥がされていく。そしてフランス王国フランス共和国に。ああそうか、王国共和国の違いって「王様」がいるかいないかなのか。さらに現代の「国」という概念国民国家というのも、このころに生まれてきたもののようだ。人類歴史から俯瞰すれば、ここ200年くらいの「流行」にすぎないのだ。

しかしフランス革命って華々しいイメージだったけど、こうして改めて調べてみると、革命政権恐怖政治によって何万もの人間が処刑されていたり、何度も王政に戻っていたり、混沌としすぎていて、華々しいなんてとてもいえない血まみれの革命だったのだと気づかされる。

そんな混沌の中、産業革命を経て、歴史さらに加速する。権力のあり方も変わる。聖職者王侯貴族に変わって資本家が台頭してくる。資本主義が加速する。貧富の差が拡大していく。賃金労働者悲惨労働環境で搾取され続ける。暗澹とした空気の中、社会主義共産主義という思想が台頭し始める。ロシア革命が起こる。世界初社会主義国ソビエト連邦誕生する。

いままで社会主義ってあまりいいイメージはなかったけど、こうして順序立てて成立の経緯を追っていくと、歴史の中での必然性がわかる。みんな、もう誰も頭を踏みつけあわずにすむ世界が欲しかったのだ。だから既存の権力や富や労働のあり方を強制的に変える。そしてそれが国の形を変える。そうか、国の形ってこういうふうに決まるのか。

しかし計画経済ってなんだろう。どうしてそんなもの必要になったんだろう。と思って、初心者向けの経済学の本を何冊か読んでみた。めちゃくちゃおもしろかった。経済ってこういうものなのかと思った。市場経済では必ず景気は好況と不況を繰り返し、いつかどこかで恐慌を引き起こす。そんな繰り返しをさせないために、計画経済では政府の計画にしたがって商品を生産する。そうか、そんな経済の形もあるのかと思った。ずっと現代日本で生きてきた僕にとっては、市場経済があたりまえすぎて、市場自由がどうの規制がどうのといわれても、これまでピンとこなかった。「あたりまえ」のことは、対比されるものがないと、それを知覚することさえできないものなのだと知った。

その市場経済へのアンチテーゼとしての計画経済は、しかし破綻する。いつ、どこで、誰が、何を、どのくらい欲するか、なんてことを計算し尽くすには、リソースが足りなさすぎたのだ。結果が出ているいまだからいえることなのかもしれないけど、少数の頭のいい集団演算能力よりも、多数の平凡な人間無意識的な分散コンピューティング見えざる手)のほうが演算能力は遥かに高いのである

そして社会主義自体も破綻する。ソ連型の社会主義では一党独裁必要とする。しかし絶対的な権力は絶対的に腐敗する。それは歴史証明している。独裁政権必然的暴走していく。これも僕は経験として知っている。「いじり」がいつも「いじめ」に発展するのと同じだ。他人おもちゃにできる、自分の思い通りにできる、これは権力である。そして「いじり」は場の空気によって正当化されるので抑制がない。抑制のない絶対的な権力は暴走する。だから 「いじり」はいつも「いじめ」に発展する。企業内のハラスメント家庭内虐待も同様だ。人間は好き勝手にできる状況に立たされたとき、好き勝手振る舞うものなのだ。そうか、チェックアンドバランスってそのために必要なのか。絶対的な権力は絶対に生み出してはならない。権力は絶対的に抑制されなければならないのだ。三権分立を唱えたモンテスキューさんマジパネェすわ。

こうして自由主義資本主義矛盾への疑問から生まれた社会主義共産主義は、自身内包していた矛盾によって自壊していく。そして時間軸と空間軸はまた原点に戻る。冷戦象徴であり、永遠に世界を二分し続けるかのように思われていたベルリンの壁が、ささいな行き違いからあっけなく崩壊する。ほどなくしてソビエト連邦から次々に構成国が離脱し(国が新しくできる)、連邦は解体される(国がなくなる)。

天秤の片方から社会主義共産主義が脱落したことにより、その後、世界はまた自由主義資本主義へと大きく傾いていく。混合経済社会主義的な部分が次々と取り払われていく。その結果が、派遣法改正だったり、リーマンショックだったりするのだ。そしてそれらは僕の人生にも多大な影響を与えている。そうだ、これはひとごとではない。遠い昔にあった「歴史」でもない。僕がいま生きている「現代」の話なのだ

そうか、世界ってこういうふうに動いていたのか。少しずついろんなことがわかってきた。国とは何か。イデオロギーとは何か。なぜ法の支配必要なのか。なぜ憲法必要なのか。しかしそれよりも何よりも、ひとつ重大な事実を確信した。それは、世界のすべてを知ることは絶対にできない、ということだ。

ミクロ領域――個人の感情や行動、これはわかる。マクロ領域――世界市場や情勢、これもわかる。しかし両者がどのように関連しているのか、個人の感情や行動が、どのように影響しあい、どのような力学が働いて、世界市場や情勢を動かすのか、逆に、世界市場や情勢が、個人の感情や行動にどのような影響を与えるのか、それを計算し尽くすことは、誰にもできない。それは人間演算能力の限界を遥かに超えているからだ。

「俺は世の中の仕組みをわかってる」「裏の論理まで知ってる」と嘯く人にはたまに出会うけど、そういう人が本当に世界の仕組みを知っていたことは一度もない。本当にただの一度もなかった。陰謀論マクロミクロの間にある巨大で複雑な回路をショートさせただけの反知性主義にすぎない。僕はそんなチートに興味はない。僕は真正から正攻法で、その回路を解析したいのだ。そうでなければ意味がない。

ああ、そうか、経済学とは、それを解き明かそうとする学問なのだマクロミクロの間にある巨大で複雑な回路。それを解析するのが、経済学や、その他の社会科学なのだ。僕はそれを、もっと深く学ばなければならない。

進むベき方向性は見えてきた。しかしここからどうするか。独学ではもうこのへんが限界のような気がする。つぎはぎだらけの学習じゃなく、もっと体系的に学びたい。でもどうやって学べばいいのかがわからない。僕はまず、学び方を学ぶ必要があるのだ。それには、どうしたらいいのか。

頭の中に浮かんだのは、「大学に行く」という選択肢だった。


大学に行く。どうしてそんな選択肢が浮かんできたんだろう。これまで僕の中にそんな選択肢は存在していなかった。そのはずだった。これまでずっと金も時間もなく、ただ日々の生活に追われるばかりで、そんなことを考える余裕は一切なかった。そんなことを考えるくらいなら明日の飯の心配をしたほうがいい。ずっとそう思って生きてきた。

何より僕には自信がなかった。自分みたいな中卒の人間高等教育を受けたところで何の意味もないと思っていた。そんなの僕にはまったく関わりのない知識階級人間世界だと、大学なんて僕にはまったく何の関係もない、別の世界に存在するものだと思っていた。

でも思い返してみれば、その認識は少しずつ変化していた。いろんな仕事をしたり、あとさき考えず旅に出たり、プログラムを組んだり、文章を書いたり、そしてそれを不特定多数の人の目に晒したり、ずっと何かに追われるようにそんなことを繰り返してきたけど、その過程で、僕は何か大切なものを拾い集めてきた気がする。それはたぶん、自尊心と呼ばれるものだ。幼いころに失い、ずっと欠けたままだったそれを、僕はこの歳になって、ようやく取り戻すことができたのだ。

からいまは自分高等教育を受けることに意味がないだなんて思わない。大学が別の世界に存在するものだなんて思わない。ああそうか、だからいま、このタイミングで、「大学に行く」という選択肢が、僕の前にあらわれたのか。

あとはこの選択肢を選び取るかどうかだ。

いまの時代大学に行くなんてそんなにたいしたことじゃないのかもしれない。だけど少なくとも僕にとってそれは、とてつもなく勇気エネルギー必要なことだ。ホームレスになることよりも、右も左もわからないまま海外に飛び出すことよりも。

現実的問題もたくさんある。資金、学力人生の残り時間。いろいろと考え始めると、解決しなければならない問題が多すぎて、わけがからなくなってくる。もうどうでもいいじゃないかと投げ出したくなってくる。でも僕の中の何かが、そうさせてくれない。僕の中の何かが、そうじゃないだろうと責め立てる。

これには覚えがある。この熱には覚えがある。これは、あの旅の途中、自分の中に発見した、マグマのような熱量だ。感情になる前の感情。行動になる前の行動。名前なんてつけようもないほどプリミティブな衝動。僕はいままさに、それに直面している。そしてその熱量からは、どうあがいても逃げられない。それだけは確信できる。

だったらもう、覚悟を決めるしかない。本当にもう、そうするほかどうしようもない。

僕は大学へ行く。

そうやって覚悟を決めてみると、ものすごく気が楽になった。気分が軽くなった。

ああどうしていままでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう。その想いはずっと自分の中にあったのに。

僕は、「大学へ行きたかった」のだ。

続き→http://anond.hatelabo.jp/20150910220232

2015-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20150731173747

グローバル化効率化の先にあるのは、「豊かな資本家」だろうなあ。

ロボットが人を豊かにしてくれる未来は、暴動とか革命が起きた先くらいじゃないか。

この先人類全体が豊かになるためには、人権発明クラス革命必要な気がしてる。

2015-07-25

仕事を頑張れる人がうらやましい。

頑張れば頑張るほど、利益経営者資本家が吸い上げるだけと思うと頑張れなくなった。

あーむなしい。

2015-07-21

本質的に、左翼的政治社会運動と、株主(資本家)に対して利益を確保する義務を負っている企業とは相容れない。

バレバレ政治活動していたのに「そういうの」あからさまに気にしそうな大手金融財閥企業保守色が強そうな大手メーカーなどを志望する

そんな残念な大学生が本当にいるのかね、とも思うが。

一方で、そんな未熟な子らに対して、周りの大人は、ただその主張を自由だなぁ青春だなぁと、微笑ましく受け止め賛同するだけでいいのか?

本気で改革がしたいなら死ぬ気で勉強して官僚になった方が早いと思うし、世の中には「そういうの」気にしない企業もある。

もちろん気にする企業もあるし、そんな会社には、彼らは絶対入社しない方がいいに決まっている。

10年くらい前の知人の話、ある大企業の最終面接まで行って、最終面接で「君が代についてどう思う?」と聞かれた。

知人は決して極端なリベラリストではなかったが、当時の高学歴カルチャー寄りの大学生としてはごく普通リベラルさをもって

「歌うのも歌わないのも自由だと思います」と答えた。そして最終面接で落ちた。そりゃあ落ち込んだものだが、他の会社に何とか拾ってもらえた。

あとでインターネットで調べたところ、落ちた会社は、いくつかの、社員過労死裁判を抱えているような「大企業」だった。

まりそういうことなんだよな。「そういうの」ぐらいで入社試験ではじくような会社には、入っちゃだめ。絶対

2015-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20150715055341

あーなるほど。

こういう思考から自分に都合の悪いものに、資本家ブルジョワジー反動、メンシェビキ、インテリルンペンプロタリアート、ネトウヨ階級の敵と勝手なラベルを次々に貼り付けて、共産党従順労働者という名の奴隷以外は全部殺すという政策が出てくるわけだ。

2015-07-13

(親が金持ち貧乏かを問わず)全ての子供を平等に扱おうというなら分かる。

だが何故父親が同じで母親が違う異母兄弟場合限定するのか。本当に平等を叫ぶならもっと広く考えるべきであるし、そもそも母親が違う時点で遺伝子組成は同じではない。

子供に罪はない」と言いますが、金銭とは罪が無ければ当然に貰えるものではありません。親の遺産相続を求めるのは、働いていないのに給料をもらいたがるようなものではないですか。左翼が忌み嫌う、資本家不労所得と同じなんですけどね。

2015-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20150618224407

つうかね、その、オバハンの若い頃に当たるその時代でも、英国風二層社会とかを気にしている人は一定数いましたよ。

東西冷戦が終わったら資本家が強くなるってのは、当時から言われていたし。

ちなみに、例えば私はピケティは読んでないwそしてピケティの本を買った人はサカキバラくんの本も買っていると予測w

いずれブクオフにゼッカが大量入庫して投げ売りされるも誰も買わずロケロ、まで読めている。

その程度の簡単な予測ですよ。実際この話って。

2015-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20150524170259

この法が整備された文明国なら、殺してよい人の定義もそこそこちゃんとするだろう。

無理無理

政治家資本家は身内保護に走ってグダグダ

左翼は仲間が対象になりゃ陰謀虐殺叫びまわるし

内戦になるんじゃねえの

http://anond.hatelabo.jp/20150524153651

いや、奴隷制度は資本主義とは相性悪いよ?

奴隷消費者になれない。

資本家けが搾取するようになると、資本家だけでは消費が限られるので、消費者層が消えて全体が崩壊してしまう。

2015-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20150521115729

そもそも効率優先の管理化された大企業組織で、

10数年かかるような商品サービスの企画開発なんて

やらないでしょうよ。

1から開発するようなもの投資するより、

小企業か個人の開発したものをパクった方が早い。

大企業だけでなくスタートアップなどに投資する資本家もそう。

商品の種だけは無料で仕入れて(パクって)きて、

実行力のあるチームを組織して彼らにさせる。

けど、種をパクってきたサービスは大きく育たず、

大抵これで失敗する(投資資金を失う)

種を作った人への報酬などをケチった判断

失敗の元なんだけど…

どうも人間というのは、最初の種を作る人が、

心理的にも金銭的

(労力をお金に換算してしまうと想像以上の報酬コストになってしまう。なので、できれば無料が良い)にも嫌みたい。

2015-04-29

アニメーター低賃金機械との競争現実化しつつあることの現れ

http://anond.hatelabo.jp/20150429005010

アニメーター貧乏なのはアニメ市場に金が入り込まないから。その理由機械との競争現実化しつつあるから

 

言うまでもなくこの機械とはインターネットモバイルのことだ。AIではない。

インターネット上には、表現したい欲求を持つ誰かによる無償コンテンツで常に溢れかえっているし、

モバイルにはフリーミアムな見かけ上は無償コンテンツが溢れかえっている。

まぁ、ここ増田などが典型的なそれだ。

 

アニメ市場が拡大しないのは、こうした無償コンテンツと競い合うはめになっているから。

そしてアニメーター低賃金は、無償コンテンツ供給過多によるデフレーションによるものから。追い打ちとしてグローバル化にともなう賃金の均衡化もある。

これはインターネット性質からすると必然であり、対岸の火事と思っているおまえらの食い扶持だっていつこうなるかわからない。

これにやがてAIによって自動生成されたコンテンツが加わる事になる。

そしてそれらはコピーされフォークされ低コストにあるいは自動的に改変され情報生産コストは限りなくゼロコストに近づいていく。

kawangoはコンテンツは出し惜しみしろと言ったが、人間欲求(消費したい/表現したい)がこれを許さない。

 

コピーや改変によって無償の富が溢れかえるのはインターネット本質なので、アニメ業界を潰せみたいな考えを推し進めると

やがて情報に関わる全ての市場無償の富か自動化されたシステム代替されていくんだろうし、CGMをうながす機械コンテンツを生成する機械専有する資本家事業者が富を独占するんだろう。

というか市場というもの自体一種の人工的なシステム機械)なので、我々はもうシステム制御しきれず支配されて駆逐されつつあるといっても良いんではないだろうか。

その胎動みたいなのが、アニメーターみたいなコンテンツ生産者貧困なんだと思う。

 

言えるのは、労働法のようなルールは、テクノロジ由来のこの動きに比べ動作が遅すぎるので無力だし、ナイーブ市場原理に任せて潰せはディストピアまっしぐらなので間抜けだということ。

やるべきことは、自動化されすぎた世界における富の分配というグランドデザインを早急に議論検証実装することなんだと思う。

そうしないと強いAIなんかが現れるよりずっと前に、世界貧乏人で溢れかえるだろうし(すでにニートは6億人くらいいる)、貧乏人の中から出現するinsaneな人々が暴れまわる暴力時代が出現すんだろうね。

2015-03-20

久谷女子沿革 facebookより

久谷女子沿革】

 久谷女子昭和25年資本家久谷龍三郎によって創設された女学校です。

華族出身で高い教養を身につけていた龍三郎の妻、千鶴子はかねてより女子学問必要性を訴えていました。初代理事長を務めた龍三郎が昭和30年に死去すると千鶴子は二代目理事長となり、本学の運営や当時としては革新的カリキュラム改革に尽力しました。

 本学は、社会活躍する上での女性知的向上と作法習得を目指した先進的な女学校として、戦後向上心あふれる若い女子たちを勇気づけ、優れた人材を輩出してきました。

 1980年代以降は国内女学校として初めてコンピューターを授業に導入、デジタル時代女子教育を重ねてきました。21世紀を迎え、本格的なインターネット社会突入した現在も、WEB空間に於ける女性地位向上と行動規範確立を目指し、より実践的な指導教育を行っています

 本学の精神を広く伝えるために発行された「久谷女子便り」は激動のWEB時代にあって未来ある女子の指針をここに示します。

 気品教養、そして慈愛あふれるWEB女子であらんことを!

【本当の沿革は……】

2009年晩秋

  飲み会にて、唐突に「コミケで本を出したい」と言う話になる

2010年

  とりあえず夏コミの申込書を購入

2010年初春

  夏コミ申込みの締切りが迫り、対策本部が立てられる。

  猪谷千香・岡田育ねぎみそ・こへだが集まったが

  4人ともたまたま女子校出身であったがために、

  「サークル名は女子高っぽいもので」

  「なんとなく春高バレーで強そうな感じの」

  「横で九谷焼の展示やってるね」

  という脈絡の無い展開の下に、サークル名は『九谷女子』に決定。

  さして内容が決まらないまま、夏コミの申込だけは進行させた。 

2010年6月7日

  夏コミ当選告知が到着。

  しかし、申込時のミスで『久谷女子』と登録されたことが判明。

  校名(サークル名)変更を余儀なくされる。

  「WEB女子本」とテーマを定め、女子校出身者や、ワセジョなど

  何らかのカルマを背負った女子達に参加を呼びかけるに至った。

2010年8月15日

  夏コミにて「久谷女子便り」を創刊。

2010年12月31日

  冬コミにて「久谷女子便り第二号」発行。

2011年8月14日

  夏コミにて「久谷女子便り第三号」及び

  「久谷女子便り第三号のおまけ」発行。

気品教養、そして慈愛あふれるWEB女子であらんことを!

ぜひそうあってほしいものですね。

2015-02-21

経済学部出てるくせに、普通に就職する奴って何考えてるの??

ちゃんとマルクスとか勉強した?

労働者資本家奴隷ということを理解してれば、就職という選択肢は真っ先に消えるはず。

その上、今は就職しなくても様々なことで稼げるようになった時代だ。

就職するな。投資フリーランス起業しろ

2015-02-17

駄目人間この先生きのこるには

社会人になったら、働いて飯食って寝る生活が大半になるのかと思うと、大した労働無しにマネタイズする手段をゲットして適当に生きていくのも良さげに思えてくる。なんで皆そんなに働こうとするんだよニートのような生活がしてえよ。まあ希望職業が無い訳じゃないんだけど、労働自体価値を見出せなくなってから自己実現すんぞっていう精神が一気に削がれてどうでも良くなった。

てか早く技術的特異点が訪れて働かなくても良い時代が来てくれ。労働などというレガシー概念はとっとと滅べ。総武線死ね

から駄目人間特異点まで何とか生き延びて、それ以降は駄目々々に暮らすなり何なりすれば良いと思う。

 

特異点以降は一部の資本家以外殆ど人類ニートになるらしいけど、そういう世界では趣味重要であろう。だから能動的に生きてきた人のニート受動的にないしは無趣味に生きてきた人のニートとの生活格差が生まれると思う。

能動的にニートとして生きる為の一番の選択肢は何か創造出来る手段を持っておく事なんじゃなかろーか。要するに何でも良いのでブツを残せる(程度に極めた)趣味があれば生きのこやすいと思う。

後は来たるべく日を待ちつつ適当に働くなり何なりしたら良い。

 

いずれにせよ頑張って特異点まで生きろ。そこまで自殺しなかったら俺らの勝ちだ。

2015-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20150112210932

働いてくれないと、

資本家の金が勝手に増えないから

金持ち困っちゃう

 

少し仕事にあぶれる人作って生活苦にしないと、

低賃金保てなくなっちゃう。

 

ということで、

競争しろ奴隷ども。

2014-12-07

http://anond.hatelabo.jp/20141206233922

資本家が1のコストを払って2の利益を生むためのコマとして世の中に必要とされてるじゃない。

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