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はてなキーワード: 愛社精神とは

2017-04-17

何のために生きてるのか分からなくなる

わたし仕事のために生きてる訳じゃない。

生きるために仕事をしてる。

愛社精神だってない。

会社がどうなろうと正直知ったこっちゃない。

ただ、私の稼ぎがなくなるから倒産して欲しくないなと思うだけで。

なぜこんなに苦しまなきゃならない?

寝不足頭痛、数日ペースで来る発熱、全身の蕁麻疹、どうにかしてくれよ。

どうにかしてくれよ。

うちの上司

私が死んだ方が手っ取り早いか

2017-02-05

辞めた会社から民事訴訟刑事告訴検討している」と脅された愚痴

ただの愚痴と、いざという時に正式な資料をつくるための参考にする備忘録である

記述した内容は概ね事実そのままだが、説明すると長くなるような背景事情は省いたり、役職名などは便宜上適当に置き換えている。

前置き

最近、勤めていたA社を退職して、プチ競合のような、若干事業領域が重なる業種で独立起業した。


A社の事業は、エンドクライアントから発注を受けた制作物を、A社が持つ外注ネットワーク(外注先が自らA社のシステムに外注先候補として会員登録を行う仕組み)を駆使して制作し納品する、というクリエイティブ系のtoBサービス業である

A社には、この主力事業を統括する事業部長職として入社したが、社長と壊滅的に相性が合わず、短い期間で退社することとなった。

社長とその取り巻きから理不尽な陰口を言われ続ける日々のストレスはハンパなかった。

もしかすると僕が本当に陰口を言われるに値する無能だった可能性はあるが、それはこの愚痴の本筋とは関係がないので触れずにおく。

退職の際は、社長のさらに上位である会長に「独立起業したいと思っている」旨を相談した。近しい業種ということもあり、後々トラブルになることを避けるため、予定している事業内容の説明など数回の打ち合わせを行い、競業避止義務に関して退職時の誓約書の文面を一部書き換えてもらうなど例外的な対応もお願いしたが、すべて快く対応してもらい、最終出社日には「近い業界なのでこの先また何か縁があれば」と明るく送り出してくれた。

会長は若くしてこの事業を立ち上げて成功に導いた人で、歳は僕よりもだいぶ下だが、会話の物腰も柔らかく人当たりも良いため、人間としてとても尊敬していた。


先日、そんな会長から突然電話があった。

昼寝の最中だったので寝ぼけつつ電話に出ると、開口一番、聞いたことのない淡々とした口調で「増田さんのA社在職中の問題行為、不正行為について調査をしている」と言われ、

(1)「外注先リスト」のCSVデータ業務の基幹システムから書き出した

(2)外注先に接触を行った

(3)従業員の引き抜きを行おうとした

という3点を指摘され、「民事訴訟刑事告訴検討をしている」と告げられた。

弁護士先生の話では、刑事事件だと1〜3年の懲役になる内容ですね」「どう対処するかは弁護士先生や役会と検討して決定しますが、まずは当該行為をやめてほしくて連絡しました」とのことだった。(どう頑張っても民事の範囲にしか思えないのだが、何の罪の構成要件を満たすのかはわからなかった)

寝起きで頭が回ってないうえに意味が分からない点が多かったので、「とりあえずお話は伺いました」といったような中身のない返事をして通話を終えた。

「また連絡する」と言われたので『待ち』のつもりでいたのだが、「訴訟」「刑事告訴」だのと穏やかではないキーワードが出ていたうえに、よくよく考えてやはり言っていることの意味が分からずムカついてきたので、愚痴の吐き出しと、自分の中での記憶と事実整理のために本件に関する僕の見解を記録しておく。


(1)外注先リストを書き出したという指摘

A社の業務基幹システム(制作物にマッチした外注先などを検索するシステム)には、外注先DBの情報をCSVで書き出す機能がある。Excelなどでのデータ分析・加工や、メールニュース配信する際にメールアドレスを書き出して社外の配信システムに流し込むといった用途を想定しているものだ。

個人情報を含む情報であるため、セキュリティ上、この機能使用すると、データ出力を実行したユーザー名前と日時が記録されるようになっている。

恐らくはこの書き出しログ退職間際の僕の名前を見つけたのだろう。事実、僕は最終出社日の当日か前日かといったタイミングデータの書き出しを行っている。

が、それは社長命令によるプロジェクトでそのデータ使用するためだ。

具体的には、外注先向けの発注書といった書類を自動で作成・出力するシステムを組むというプロジェクトだったのだが、このシステムは基幹システムとはAPI等で接続されていないため独自に外注先DBを持つ必要があり、そのDBを構築するための元データとして、基幹システムから書き出したCSVを使用した。

このことは、僕の退職後にこの書類発行システムメンテを担当することになる人間への引き継ぎの際、外注先DBは基幹システムと同期していないため定期的に基幹システムから出力したCSVをマスターデータとして更新をかける必要があることの説明と、CSVデータをDBにインポートする方法の実演まで行っている。

確固たる理由があり、社長命令遂行するためにデータを書き出したのである。書き出しログが残っていて当たり前だ。

そしてこの話の面白いところは、この基幹システムに「CSV書き出し機能」の実装を決定し、仕様検討、要件定義を行ったのが僕自身だということだ。

そもそも僕は長年IT業界で勤めてきたため職種こそエンジニアではないもののWEB開発の基本知識はあり、職務上、直接本番サーバー上のDBにアクセスできる権限も持っていたので、このCSV書き出し機能使用せずともデータを丸ごとダンプすることが可能だし、sudoも打てるのでいざとなれば痕跡を消し去ることも可能だ。

痕跡を残さず直接DBからデータを抜ける権限リテラシーを持った人間が、「確実に足跡が残る」ように自ら仕様を決めたデータ書き出し機能使用するだろうか。しねぇよ。

足跡が残っている理由も社長命令プロジェクトのためだということは、書類発行システムを引き継いだ人間確認を取ればすぐ判明する話だ。

ろくに経緯調査もせず、ログだけを見て「データを不正に書き出している!」と脊髄反射的に反応したのであろう。

なお当然ながら、僕の基幹システムアカウントは最終出社日をもって停止させられている。


(2)外注先に接触しているという指摘

事実として掴んでいるのか、「リストを書き出したのだからきっと」と勘で言っているだけなのかは不明だが、外注先へのコンタクトは確かに行った。

A社時代にお世話になった一部の外注先へ「増田会社では制作を手伝っていただける外注先を探しております」といったメールを送ったり、僕の個人的Twitterアカウントでいわゆる「拡散希望」として外注先を募集した際にリプライやDMをくれた人の中に、偶然A社でも世話になった外注さんがいたりもした。

が、これらは問題なのだろうか。

クライアント」への接触(営業活動)をして、本来であればA社が受注していた案件横取りしたとかであれば、独立トラブル代表例だし、訴訟というキーワードが出てくるのも理解できる。

しかし今回問題と指摘されたのは「クライアント」ではなく「外注先」である

外注先候補の数が多ければ多いほど生産性も上がり有利な業界なのは確かなので、仮に(1)の外注先リストを不正に持ち帰ったりしていて、A社が持つ数千件の外注先に一斉に無差別メールでも配信したのであれば、それはそれでA社の資産であるリストを持ち出したという点で問題にでもなりそうだが、コンタクトを取ったのは信頼のおける仕事ぶりだったため名前認識していた人や、A社在職中に何度かやりとりをさせていただいていて交流があった一部の方々だ。(VCマネーも入り数億の資本を持つA社と、小学生お年玉みたいな資本金設立して従業員は僕1名の増田会社とでは事業規模も違いすぎるので、数千の外注など管理していられない。)

それに、外注先はみなWebサイトなどで「お仕事募集しています」と意思表示をしているフリーランスの方々である

コンタクトを取った際も、文面上「元A社の増田です」と言ったときはA社の問い合わせ窓口や僕の後任の紹介に加え「引き続きA社もよろしくお願いいたします」とフォローを入れたし、僕の名前を知らないであろう人には「増田会社と申します」とまったくの新規会社としてアプローチを行っている。

仕事を募集しているフリーランス増田会社が仕事の相談をすることがA社にとって問題になるのだろうか。「増田会社の仕事でスケジュール取られたら困る、損害だ」という理屈だろうか。それとも「この優秀な外注先を発掘したのはA社だ、だから増田会社は使うな」というジャイアニズムだろうか。だったら全世界に発信している「お仕事募集していますWebサイトを取り下げさせて、専属契約でもすれば良い。

こればっかりは「理解できない」としかコメントができない。もし僕の感覚の方がおかしいと思う人がいたらブコメででも教えてほしい。

(3)A社の従業員を引き抜こうとしたという指摘

これは正直ちょっと複雑な話ではある。

退職を社内告知する間際の某日、社外MTGの行き帰り、仲の良い(と、僕は思っていた)部下Aに「退職して、現職に近い業種で起業する」ことを打ち明けた。

それに対する反応は「自分も今のA社の環境に嫌気がさしている。先は長くないかもしれない。」というものだった。

僕が起業予定の会社計画などを話すうち、言われたのが「増田さんの会社で雇ってもらえたらA社辞めれるんですけどね」だった。

これは、正直嬉しい言葉だった。設立したての小さい会社で働くなんて、よほど相手を信用していなければできない。お世辞や冗談の類かとも思ったが、働くと仮定した場合の待遇の話や、増田会社での業務の進め方など、具体的な質問や話題が多く出た。「これは本気で考えてくれているのかもしれない」と思った。


従業員の引き抜きは禁止されているので僕自身が明確に「うちに来てくれ」と引っぱることは信義則に反するが、誰しも職業選択の自由があり、自らの意思転職をするのであれば法的にはA社が止める権利はない。

A社退職時には同業種へ転職禁止の競業避止義務についての同意書を書かされるのだが、以前別の部下から「競合のB社に転職したい」と相談されたときには、A社の管理部(人事・法務などバックオフィス統括部署)に確認を取り、「一応サインはしてもらってはいるが、A社の企業秘密を流出したりさせない限り実際のところ転職先に制限をかけることはない」と回答を得ていたので、今回の部下Aについても、社長、会長への事前の説明など、A社への筋を通せば実現不可能ものではないと考えた。

その後も、部下Aからは「増田さんの会社に入社するとしたら何月頃が良いとかありますか?」といった質問を何度か受け、温度感は維持しているもののとくに結論は出さないまま、僕は最終出社日を迎えた。

退職後して少し経った頃。この部下Aが本当に増田会社に転職してくるのかどうか次第で今後の事業計画も変わってくるため、一応「情報交換なども兼ねて近々飲みに行かないか?」とLINEで声をかけた。それ対する回答は「やはり転職お断りしたい」だった。

少し残念な気持ちはありつつも、「誰かの人生を背負わなくて良いんだ」という安心感と、それと正直、この部下Aの仕事ぶりに関しては若干の不安(仕事をこなすスピードなどは社内ダントツだが、細部が粗かった)があったこともあり、僕は「それなら仕方ないですね」とあっさりと承諾した。

飲みも、お互い仕事の愚痴ばかり言い合う生産性のない会になってしまいそうなので、またいつかにしましょうと返信し、この話は終わった。


しかし僕はこの断りの会話に少々の違和感を覚えた。A社在職中は毎日会話をしていた部下だ。微細な言葉選びの違いや、「なぜ急にこのタイミングでその結論に?」など、引っかかるポイントがいくつかあった。

僕の中で出した結論は、「増田会社に転職する可能性があったことがA社にバレている。かつ、A社からストップをかけられたか、A社に何かしらネガティヴ情報を吹き込まれている。」だ。

詳細を記すと長くなるので省略するが、退職間際に発生していたトラブル解決するため、独立することを打ち明けていた一部の取引先に対しては、「増田会社にそのうち部下Aが合流するかもしれない」と伝えていた。

前述の通り、増田会社への転職は筋さえ通せればやましい話ではないので、この連絡はA社のメールアドレスから堂々と送っている。

僕の退職後にこのメールログをA社が見れば「部下Aの引き抜きを行おうとしている」と受け取るだろうし、部下AがA社に「増田会社に誘われた」という表現で報告をしていたとしても同様だ。

しかしいずれにせよ、実際には「増田会社に転職していない」以上、A社には何ら損害が発生しておらず、この話をもって訴訟を起こすとは考えにくい。

よって、A社が言う「民事訴訟刑事告訴」は(1)(2)のいずれかに対してであり、この(3)については「このことも知ってるぞ」というただの威嚇でしかないと考える。

状況整理

ずいぶん長くなってしまったが自分の中でも忘れかけていたことを色々思い出して状況整理ができてきた。

まり現状こういうことだ。

A社は、社外秘情報である外注先リストの書き出しや、外注先への接触を理由として民事訴訟刑事告訴をすると脅してきている。

ストーリーとしては「リストを書き出し、そのリストを不正に使用し外注先に接触」と考えるのが自然なので、おそらく一番のポイントは「リストの書き出し」という行為を問題視しているのだと思う。

しかしこれは(1)で説明した通り業務上理由があって書き出したものであり、そのことは社内ヒアリングなどで容易に証明可能

唯一噛みつかれるとしたら、「業務上必要があって書き出したリスト私的に持ち帰ったのでは」という言いがかりをされる可能性だが、その証明責任はA社にあるので、社内回線の通信ログでも永遠に漁っていていただきたい。

警察官だって犯罪を犯すことがある」という話をされると身もふたもないが、事業部長として部内の情報管理を徹底させる役目も負い、業務委託先が情報管理に関する事故を起こした際には、監督すべき立場であるA社を代表してクライアントに頭を下げにも行った人間として、データ管理は人一倍徹底していたつもりだ。

それにPCの操作ログでも記録されていれば情シスにはファイル操作が筒抜けなことも理解しているので、ITリテラシーレベルは並以上ではあると自負している人間としては、そんな恐ろしいことに手を出す蓋然性がない。

いよいよもってA社の意図がわからない。

単純に増田会社の営業妨害をしようとしているのではないかと勘ぐりたくなるほど主張に穴がありすぎる。あと(1)〜(3)どれも民事の範囲内で、刑事告訴というキーワードが出てくる余地がない気がする。懲役1〜3年どこから出てきた。

余談

余談だが、僕はつい先日、「A社の競合C社が今度解散するらしい」という噂を聞いた時、A社の人間に「C社の取引先調べて営業かけるチャンスですよ」と伝えた。

A社に伝えず増田会社として営業をかけていれば、増田会社の利益になったかもしれない。

けれども、(社長や一部の人間はゴミクズだったが)A社には短い間ながらお世話になった恩があり、プチ競合のような近い業種での独立を許してくれた感謝という愛社精神があったからこそ情報共有をしたのだ。

今回の件は愛していたものに裏切られたような気分で、残念でならない。よく聞く「愛は憎しみに変わりやすい」という言葉意味がよくわかる。

実際、僕のA社への貢献(多少はしたと思っている)をすべて否定されたような今回の対応を受けて、A社への愛社精神は薄れ、いまは「嫌い」にシフトしつつある。

なんでこんな会社に自分人生の貴重な時間を費やしてしまったのか。


もともと、売られた喧嘩は買うし、やられたらやり返す性格の僕だ。

できることなら、A社がちょっとした脱税をしていたこと(A社自身認識してたのかどうかと、本日時点ではどうなってるのかわからん)や、一時期、DeNAで話題となったのと同様のパクリメディア運営し、ライターに「このサイトからパクれ」という旨の記述があるマニュアルを配布していたこと、社長が部下、従業員に対して「死ね」「殺したい」といった暴言のほか、人格否定系の誹謗中傷をしていること、その他様々なアレな話題を、便所の落書き掲示板にでも書いたり、しかるべきところに告発してやりたいくらいの気分だ。IPOを目指すと宣言している会社にとっては痛手ではあるだろう。(大人げないのと、後が怖いので実際はできないチキンだが)


それはさておき、A社には「エビデンスを残したいから先日電話でもらった話の内容をメールでくれ」と伝えているが、今のところレスがない。

勝ちが決まっている勝負なだけにその面での不安はないものの(弁護士費用とか考えると頭が痛いが)、待ちのストレスハンパないのでさっさと対応していただきたい。

2016-12-20

http://anond.hatelabo.jp/20161220162624

元増田です。

無駄に頑張って非効率企業を生きながらえさせてる元増田さんって

変革すべき全体から見るとただの「ムダ」、積極的に言うなら「悪」であるのでは…?

そんな簡単会社潰れるってことはないと思うけど、世の中そんないい会社ばかりってわけでもないし、ある程度は割り切りも必要かなと。

頑張ってる理由の一番は、やっぱり仕事かな。

そんなにこの仕事が好きと言うわけでもないけど、やりがいはあるんです。

お金にはあまり結びつかないけど、客室清掃の現場責任者としてやっていることが少なから質的な成果として得られるし。

会社から放ったらかしにされる分、かなり自由に出来るので、色々と楽しいんですよね。

あと、働いてるみんなの事も大事だし、メイドさんを含めたスタッフの何がしかの役に立ってたい。

色々と苦労してきたから、自然現場に対して愛着も沸いてしまいましたしね。

なかなかこれは人生ではそうは簡単経験できないと思う貴重さってのもあり、気持ちとしては辞めたくない部分もあります

 

でも、出来るだけ早く辞めるつもりです。

その為に、あまり問題なく次の人に引き継げるようにもしてきましたし。

 

会社会社の考えがあると思うし、うまくやれるならそれでやってもらったらいい。

ただ、別に私は愛社精神はないし、考え方も合わないし、しかしその考え方を押し付ける気もさらさらないというだけです。

所詮は雇われ人、こっちは辞める自由行使すればいいだけだし。

会社ってあくまでも経営者のものだし、経営者責任を取るべきものですから、私には関係ありません。

から電通みたいな考え方は大っ嫌いですね。

2016-10-30

ホワイト企業ブラック企業の境目

風邪ひいたら普通に休めるか

・きちんと年次休暇が毎年20日間付与されるか

・年次休暇取得に理由を求められないか

・土日祝日は当然休めるか

・仮に土日祝日に出勤した場合代休と割増分の給料をもらえるか

・盆暮れ正月GWSWはきちんと休めるか

食事休憩は1時間取れるか

残業代100%出るか

サービス残業が50時間以上ないか

残業代単価は割増されるか

ボーナスは月給の2倍以上はもらえるか

ボーナスは2回以上あるか

愛社精神を植え付けようと洗脳してこないか

人間ドック補助はきちんとある

人間ドックで休ませてくれるか

通勤補助が満額支給されるか

家賃補助が3万円以上支給されるか

離職率が3%以下か

労働組合がしっかり機能しているか

保養所施設が充実しているか

プロパー社員トップまで出世することは可能か(親族経営または役員が出向組などではないか)

2015-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20150415104254

愛は他人に相応の対価を払いもせずに働かせる為の方便じゃないよ。

増田みたいなのはブラック企業がやたら「愛社精神」を強調するのと同じ事。

搾取を愛と言い換えてるだけ。

2015-02-23

企業広報さんを見ていて思ったこと

あなたが思っているほど、会社製品サービスは世の中に認知されていません。

愛社精神大事ですが、客観的視点を持っていますか?


あなたが思っているほど、広告会社は何でもやってくれる存在ではありません。

資料転送するだけで、仕事が終わったと思っていませんか?


あなたが思っているほど、競合プレゼンに大きな効果はありません。

自社のことなのに、考えることを放棄していると感じませんか?


あなたが思っているほど、あなた広報スキルはありません。

夢のようなプランを言って広告会社を困らせていませんか?


あなたが思っているほど、広告会社は何もしてくれません。

広告会社は、お金さえもらえれば良いことをご存知ですか?

2013-10-21

生産性の問題の根底にある問題

最近ブームな生産性の話だけど、

現時点で生産性がある程度高い人がそれ以上生産性を上げるインセンティブがないのは確かに問題で、それも問題の一つなんだけど、

もっと問題なのが、現時点で生産性が低く、正直コストに見合うレベルに成果を出していない人が、現状に危機感を持たずに生産性を上げようとしないことなんじゃないかと思う。

解雇規制がある以上、こういう人たちのクビを簡単に切れない現状があるのは理解できるけど、

でもね、多少なりとも解雇なり減給なりの危機感をちらつかせない限り、彼らは不良債権として残り続ける。

給料以下の働きしかしていない人たちに給料を払い続ける以上、

給料より遙かに生産性の高い仕事をする人がいないと成り立たない仕組みになってる。だから生産性の高い仕事をやってる人たちは、その働きに見合わない給料しかもらえていない。

で、それなりに愛社精神がある社員がいるうちはなんとかなる。

現状に不公平感を持ち、下には下がいるんだからと、現状より努力を怠って生産性を下げるやつらが出てくると会社は傾く。

これ、生活保護と同じ。生活保護をもらえる基準の人たちが全員もらったら、生活保護の仕組みが崩壊する。だから生活保護をもらえるレベルでも我慢してもらわずにいてくれる人が90%くらいいないと、仕組みが成り立たない。こんな制度すでに崩壊してるんだよ。

から企業だって日本労働流動性がクソ高くて、さらに、生産性の高さをまっとうに認めてそれに見合う給料を払ってくれる会社が近くにあったら、生産性に自信があるやつらはみんな転職する。そしたら、年功序列型の企業は全滅。今の日本企業労働流動性の低さに助けられてなんとかなってるだけなんだよな。

2013-09-20

資金繰りが上手くいかなくなって職場経営が大変だから、下でも努力できるような改善案を上に提出しよう!」とか、ついに先輩まで言い出した。

経営を考えるのは経営者仕事

経営を考えるからこそいい給料取ってるんだし、代々世襲経営をしているんだから

確かに、職場経営破綻して一番困るのは、転職の難しい年齢に達した連中だろう。しかしだからといって、経営に口出していいわけがない。

ボーナスカットされるわ昇給がなくなるわであっさりとおたついて、くだらない改善案やら主婦みたいな節約案やらを提出するなど実にバカバカしい。

愛社精神を利用されてる事に気付け。どんだけ社畜なんだこいつらは。

給料をきちんと出す事ができなくなった時点で労働者からは、経営者無能経営破綻しているとみなされるのが当たり前なんだ。

その時点でもう、年齢的に転職が難しい奴も含め、全員が転職に向けて努力すべきなんだよ。

経営者の金遣いの荒さを横目で見過ごして、そして経営がうまくいかなくなったら仕事を手伝ってやって、一生足元を見られ続けるつもりなのか?

そういうのはもう愛社精神とは呼ばない。奴隷根性、と言うんだ。

俺は奴隷じゃない。

世間並みの給料すら普段からわず社会的責任のある職だから世間並み以上のモラルを要求するような仕事に、尽くす義理は何もない。

経営者労働者をなめてるからいつまで経ってもこんな、労働者馬鹿にしたような労働形態がはびこってるんだ。

金さえあればこんな下らない論議に一切付き合わなくて済むのに。金さえあれば。

2011-11-11

読売七日会・東京読売会合同総会(7月8日)での渡辺恒雄氏のあいさつ

 このたびの東日本大震災で、東北から関東の一部まで大被害を受けましたが、我が社も陸前高田坂井宏所長御夫妻とそのご子息および、各店の所長の御家族五人、YCスタッフ一〇人がお亡くなりになりました。深く哀悼の意をささげます。また、YC店舗は全壊六戸、半壊・一部損壊一七戸という被害を受けました。

 今回の震災の被害対策については、政府対応は誠に非能率で憤慨するところ大でありますが、グループ本社及び傘下各本社は、宮本副社長販売担当のもと、労力的にも、資金的にも迅速に対応し、その報告を聞いていささか心を癒されました。今後とも被災地YCの復興に全力をあげるつもりであります。また政府被災地全体にわたる救済、復興不手際については、紙面で厳しく批判し、督促してまいります

 さて、震災後の五月二十六日に、読売新聞週刊新潮無責任デマについて提訴した名誉毀損訴訟に対して賠償金の支払いを命ずる判決が出て、全面勝訴しました。

 この新潮報道では、二〇〇九年六月十一日号で、「新聞業界最大のタブー"押し紙を斬る"」というタイトルで、「読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに捨てられていた」と断定しております判決では「読売新聞においては"押し紙"が存在すると推察することもできない」として、新潮報道が全面否定されました。

 新聞が二割、三割、五割以上もの紙を配らずに捨てるというような不合理な無駄をしていれば、用紙代、印刷代、輸送費及び人件費の消耗で直ちに倒産しているでしょう。

 過去十年間の読売新聞決算報告をもとに数字を申し上げれば、この十年不況日本経済が停滞し、また新聞外のメディア特に電子メディアの普及等もあり、販売部数が減少したことは事実であります

 しかし、二〇〇二年三月期と、二〇一一年三月期の十年間の読売新聞の収支を申し上げると、販売収入は二六四九億円から96.61%の二五六〇億円に減少、その落ち込み幅は3.39%に過ぎません。その間のABC部数は一〇一五・二万部から98.74%の一〇〇二・四万部に減少、落ち込み幅は十年不況の中で僅か1.26%であります

 それに対し、景気を最も敏感に反映する広告収入は、一五〇六・九億円から53.16%の八〇一・二億円に減少、落ち込み幅は46.84%にも達します。

 それにもかかわらず、黒字経営を続けているのは資材、人件費の節減や、製造工程近代化、合理化による節減と保有株の配当収入不動産賃貸収入の安定もありますが、最大の原因は販売収入の減少が極めて僅かだったからであります

 週刊新潮の言うように、印刷した新聞の18%も捨てていれば、このような安定した販売収入はあり得ません。

 大きく言って、読売新聞収入構造は、販売6、広告2、不動産賃貸収入配当収入巨人軍等の事業収入2の割合です。そのうち二割を占める広告収入が十年不況で半減したのに、堂々たる黒字経営を続けていられるのは、ここにおられるYC所長の皆さまの日常努力による販売収入の安定でありまして、皆さまの献身的な愛社精神と堅実な経営努力に心から感謝申し上げます

 ちなみに、最近倒産の多発している米国新聞広告収入依存度は、七割から八割であり、これは宅配制度の不備によるものです

 さて、原発問題と今後の日本世界経済の問題について若干言及致します。

 現在稼働中の原発もいずれ点検による稼働中止になり、このままでは来年には、日本の全原発が稼働停止になります。もし、日本の電力の29%をまかなってきた原発が動かなくなれば、日本産業生産は縮小し、かなりの企業倒産し、失業者が増大し、税収は減り、国家財政破綻する恐れがあります

 菅首相は、現在9%の再生可能エネルギー20%とか25%に増大するという夢を語っていますが、彼の言う再生可能エネルギーのうち8%は水力発電です。これを増強しようとすれば、民主党政権の言ってきた「コンクリートから人へ」を逆転させ、ダム建設しなければなりませんが、それには五年、十年かかるし、また日本にはその適地もなく、コストは巨大になります

 菅首相の言う太陽光風力発電は、現在全発電量の0.5%くらいで、日本地理上、適地が少なく、風力発電は海上に巨大な浮体を作って乗せるほかなく、それも巨額な出費をもたらします。

 太陽光発電は、理想としては良いのですが、実際に広大なパネルを作ろうとすれば、それも巨費を要し、一朝一夕にできるものではありません。

 そうなれば、今問題になっている玄海原発のように、政府安全保証する点検済みの原発を再稼働させていく以外には、日本経済財政産業国民所得を維持する道はありません。

 今回の福島第一原発事故の原因は次々に解明されています

 私が枝野官房長官をはじめ、関係政府要人や専門学者達に聞いたところによると、福島第一原発事故は、地震によるものではなく、大津波によるものだということです

 つまり地震による揺れで原子炉破壊されたのではなく、大津波によって原子炉の冷却装置を稼働させる電源と冷却装置をつなぐ配電管が破壊され、冷却装置が止まってしまったこと、また海水を汲み上げるパイプ、そのための発動機の損傷もありました。

 海面上一〇メートルの所に作られた第一原発は壊れましたが、一五メートルの高台に作られた女川原発は、津波による被害がなかったので、今すぐにでも稼働できるのです日本海側、瀬戸内海側の原発は、二〇メートル津波かぶる心配はありません。静岡県浜岡原発も、完全な防潮施設を作れば安全になるでしょう。福島第一では電源を地下に設置してありましたが、浜岡では建屋の屋上に設置してあります

 福島第一の事故で、たくさんの人災的原因が明らかになりました。この経験と知識と高度な日本技術をもってすれば、耐震性は証明されている日本原発に対し、さらにどんな津波が来ても、外部電源とつながる炉の冷却装置を損傷しないような防御装置を構築することは可能でしょう。震災後四カ月たっても、こういう措置を稼働中止中の原発に対して取ってこなかった政府は、一体何を考えていたのでしょうか。

 ドイツ原発を中止したといっても、ドイツフランス原発から電力を輸入しているからできることです

 過剰な原発アレルギーで、日本の電力の三割を止め、節電とか自粛とかを連呼しているのみでは、日本はいずれ産業国家として世界三等国に転落し、貧困失業に悩まされるのではないでしょうか。

 読売新聞社は、この不況の中で、大手町の一等地に三三階の新社屋を建設します。首都直下型地震が来ても安全耐震性、非常の時の自家発電や、交通途絶対策としての非常食の備蓄等、完壁なビルを無借金で建てます

 私が社長に就任した二年後、借入金はピークで一六四一億円余ありました。社長就任以降今まで五六五四億円設備投資しましたが、現在すでに返済し、数百億円の預金があります。つまり、二十年前に千数百億円借金をしなければ、新規設備投資ができなかったのですしかし今、大手町に最新の建設技術の全てを取り入れた高層ビルを建てるのに、新たな借金は必要ありません。

 現在の我が社の基本的な経営体力は、皆さんの努力による安定した販売力、YCの店力、全従業員の愛社精神が基軸であります

 さらに、読売新聞の主張する税制改革案を含む財政経済社会保障産業政策等が、ポスト菅の内閣によって実現されれば、不況も解消し、広告収入の低落にストップがかかり、増収になり、その成果を皆さんとともに享受できるようになるでしょう。

 次に今回の読売グループ人事異動について説明します。すでに新聞等に細かく報道されているので、重点について述べます

 内山社長は昨年春、令夫人が大きな手術をして以来、術後が思わしくなく、そのショックで本人もいささか精神不安定になり、特に3・11の地震後の社務にはほとんどたずさわらないという状態になり、私宛に、夫人の看護に専念したいとの辞表が提出されました。

 内山君は私の永年の忠誠な部下であり、私には万感こもごも至る思いもありましたが、新聞社として緊急非常の事態の中、その辞表を認めました。

 老川東京本社長は定年に達していたので、グループ本社最高顧問としてグループ全体について指導してもらうこととしました。

 私は依然、事実上最高経営責任者として残りますが、八十五歳という高齢を考え、実務は白石二郎君に、グループ東京本社代表取締役社長を任せることにしました。白石君は、編集局長論説委員長、メディア戦略局長社長室長等を歴任、社務の全般に通じており、最適任と思います。また、政策理論家として社外でも評価されている早川準一君にグループ本社副社長兼副主筆として私を補佐してもらいます

 販売担当宮本友丘君は東京本社副社長に昇格、私の直轄下で、東西の販売政策を指揮してもらいます

 内山君の病気のこともあるので、八十五歳という最高齢で、事実上最高経営責任者である私の健康状態について報告しておきます

 今月、慈恵医大病院で、世界的な血管外科の大家として知られる大木隆生先生に、全身の内臓検査をしてもらいました。その検査結果の一部を読みます

 これは大木教授より読売診療所近藤所長にあてられた報告書です

 「渡辺さんは、息切れなどの症状もなく、極めて健脚です血液検査については、γ-GTが少々上っている以外、異常はありません。肝機能は極めて正常です

 次に、心電図と脈波検査を行いました。血圧は正常、閉塞性動脈硬化症がなく、脚の血流が良好です

 CT検査の結果、まず脳に関し驚くべきことに脳の萎縮が全く進行しておらず、頭がさえていることが見てとれます。脳動脈瘤甲状腺、嚢胞や腫瘍もありません。心臓肥大や大動脈石灰化もなく、極めて若々しい状態にあり、六十歳代くらいの若々しさと言えます。肺にはがん、腫瘍も認められません。極めて健康的な肺です膵臓が唯一の所見のある部位で、萎縮があり、前糖尿病と言えます。腹腔動脈、上腸間膜動脈、および左右の腎動脈に狭窄はありません。

 腰椎に高度の変形を認めます。腹部大動脈、腸骨動脈動脈瘤や狭窄病変などはありません。膀胱に異常はありません。現時点で治療を行う必要はないと思われます

 内臓脂肪が多く、膵臓が萎縮していますので、一層のカロリー制限と定期的な運動を続けられることは膵臓のみならず、高血圧、痛みのある膝関節にとっても良いことです

 最も素晴らしいことは、八十五歳と高齢であるにも関わらず、脳に萎縮が全く見られないことです人間にとって肝心な脳、心臓腎臓肝臓が全て六十歳代と思えるほどの若々しさです

 東京慈恵医科大学科学教授血管外科 大木隆生 読売診療所 近藤和興先生御侍史」

 以上が目下の私の健康状態なので、新社屋の完成する年、つまり米寿までは持ちこたえるでしょう。この世には小生が早く往生することを願っている人も少なくないようですが、その人達失望されても仕方のないことです

 最後に、ポスト菅の首相が誰になるかを予想することは、巨人勝敗予測よりも困難であることを告白してごあいさつと致します。

新聞新聞 2011年7月13日号)

2011-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20110308145522

自己申告どおりならそれは病人とか障害者の枠だからキーキー怒ってもしょうがないじゃん


個人の話として怒ってるなら、むしろそういう人を雇い続けるホワイト企業にいることを喜ぶべきだ

愛社精神から怒ってるなら、彼ら(社内の同類はきっと一人ではないだろう)を明確な障害者としてIRに使う方策でも考えた方が建設的だ


更に言えば、あんたはそれと同じ部署であることの幸運を知るべきだ

毎日手間がかかる?でも周囲の人はみんな事情知ってるだろ

一番辛いのはそういう人とやりとりしなきゃいけない他部署の人間なんだぜ

周囲に「先方がおかしい」と言ってもなかなかわかってもらえないし

クソみたいデータ貰って何度何度も聞きに来ないといけない

俺はそういう「クズ情報やり取りしなきゃいけない他部署の人間」だったことがある

地獄だった


あんたにもしちょっとでも余裕があれば

その上司が他部署の、とくに若手に迷惑かけてないか見てやってくれ

その上司を嫌いだとしてもその上司に迷惑掛けられてる他部署の人間に罪はないんだ

フォローしてもらったら本当に感謝するぞ

2011-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20110305170426

だが社会社会として保つ(=「崩壊」させない)ものってのは、社会への帰属意識(たとえば愛国心愛社精神、愛校心、などなど)なのか? それは違わね?

その手の「帰属意識には重要な機能があります(だから持つ必要があります)」っていうロジックの怪しさと押し付けがましさには辟易するよ

これ酷いな。

「お前ら、この社会をちゃんとメンテしとけよな、俺は嫌だけどw」か。

記念トラバしとこ。

http://anond.hatelabo.jp/20110305163800

だが社会社会として保つ(=「崩壊」させない)ものってのは、社会への帰属意識(たとえば愛国心愛社精神、愛校心、などなど)なのか? それは違わね?

その手の「帰属意識には重要な機能があります(だから持つ必要があります)」っていうロジックの怪しさと押し付けがましさには辟易するよ

パトリオットが自身の帰属意識を語るのは勝手なんだけど、「だからお前らも国を愛せよ」って要求は「愛国心を語る」ってのとは別の話だし、正当とは言えない

その要求に応えることは、無論適応的ではあるかも知れないけれど、とうてい筋の通った話じゃない

「攻撃者からの要求を飲めば楽になるんだからそうしろよ」って主張でしかない

2010-04-02

給料が発生してますから」とすまし顔で言う人事に。

残業代も発生してんだよ、払う気ねーだろてめー

低い愛社精神が更に低くなった。

2010-01-19

搾取を語るなら論文を読め

http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100118/1263799034

日本韓国統治は善政か否か」問題で久しぶりに面白いエントリーを読んだ。正直、日本韓国統治は悪だ、という議論は感情論ばかりが横行するので辟易していたのだが、こういう数字に基づいたエントリーが出てくるとちゃんと議論になる。実際、コメント欄でも、すれ違いはあるものの真っ当な議論になっているように思う。

でもさ、『ちゃんと学術的に認められた歴史書を読み直されるよう、お勧めいたします。』って書くならさ、もう一歩踏み込んでもいいと思うんだ。学問の主戦場たる英語論文の数々に。ここ20年間、様々な定性定量分析が積み重ねられてるのに、それを無視するなんて余りにももったいない

結局、日本韓国もこの件ではバリバリ当事者な訳で、どうしたって中立的な議論は出来ない。純粋に学術的に中立的な議論をしても、その裏の政治的思惑を勘ぐられるのがオチだ。なら、第三者たる欧米の、それも世界最高峰大学で教鞭を執る学者の議論を参照することは決して無意味な事じゃないはずだ。

それに、10年前と違って、我々はほぼ自由にこれらの議論にアクセスできる。Google Scholarで”Japan Korea colonization”を検索してみるだけでいい。10回くらいクリックすれば議論の形はある程度つかめてしまう。いい時代になったもんだ。

で、2時間ほど仕事をさぼって論文を流し読みした結論。それは、

日本韓国統治が善政だったかどうかはともかく、「その植民地政策が、他の帝国主義国家の政策とは明らかに異なる、有益なものであった」ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがある

ということ。ついでに言うと、欧米開発経済学者と何度か話した時も、この結論をある種自明のように語っていたので、現在でもこのコンセンサスは有効であるように思う。私自身は門外漢なので断言は出来ないが。

日本植民地政策の総論として、大体平均的な見解になっているのは、Bluce Cumings(シカゴ教授)の以下の下りだと思う。

エトウ教授日本の悪徳はヨーロッパの植民者のそれと何ら変わるところがなかった、と述べている。それは正しいのかもしれないが、一方でその美徳はヨーロッパ人のそれとは全く異なっていた。日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。少なくとも何人かのフィリピン人は、アメリカ植民地主義独立というゴールへと至るための良き教師であると信じていたが、日本は良き教師ではなかった。少なくとも幾人かはイギリスインドにとって自由民主主義の良き模範であったと信じているが、日本は良き模範でもなかった。日本がもたらした美徳の数々は、倫理的には(philosophically)正当化するのは難しいが、実際的には(practically)容易に受け入れられるものだ:軍事的成功、強力な国権の運用、急速な経済発展、そして近代的な工業セクター。それゆえ、1945年韓国人達は日本植民地主義に対する全面的な拒絶を唱えて解放を謳歌したが、その一方で日本がもたらした様々な影響からは抜け出すことが出来ないという、二律背反に直面することになったのである。

ちなみに、このCumings教授北朝鮮よりの言動が過ぎると批判を受けているくらいであって(英語Wikipedia参照)、決して日本よりのスタンスを取っているわけではない。むしろ、日本植民地政策は朝鮮政治的に分断される一因となったと書いている(人となりの雰囲気はこの辺りのブログで分かるかもしれない。http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20090208/1234060826)。それでもなお、36年間の日本経済政策については、むしろ肯定的な言及が多い。日本植民地政策についての興味深い言及もあるので、興味のある人は以下のリンクを読んでみると良いだろう。英語は平易なので、特に苦労なく読めるはずだ。

B. Cumings (1984), “The legacy of Japanese colonialism in Korea”, RH Myers and MR Peattie eds., The Japanese Colonial Empire: 1895-1945, Princeton UP.

http://brightrising.com/pdf211/week10/Bruce%20Cumings%20%27The%20Legacy%20of%20Japanese%20Colonialism%20in%20Korea%27%20-The%20Japanese%20Colonial%20Empire-%20p.%20478-496.pdf

似たような議論としては、

LG Reynolds (1983), “The Spread of Economic Growth to the Third World: 1850-1980”, Journal of Economic Literature.

G-W Shin (1998), “Agrarian Conflict and the origins of Korean Capitalism”, American Journal of Sociology.

CJ Eckert (1991), Offspring of Empire, U of Washington Press

などがまとまっている(最後のは読んでないが)ので、興味のある人は参照して欲しい。Google scholar検索すれば他にも沢山出てくる。個人的にはReynoldsが俯瞰的にまとめていて良いと思う(アクセス権がないと入手が困難だが)。

さて、ここからが本題だ。欧米の碩学達はなぜ「日本植民地政策は有益であった」と結論づけたのだろう。正直、上のリンクを読みやがれの一言で済ませてしまっても良いのだが、一連の議論がある程度まとまっている論文を見つけたので、以下で抄訳してみたい。プリンストン大学のAtul Kohli教授論文なのだが、まず彼は94年に「日本植民地政策は、戦後韓国経済発展に重要な貢献を成した」という論文を発表したのだが、これにS. Haggard(UCサンディエゴ校)、D.Kang(ダートマスカレッジ)、C-I Moon(延世大学)の3人が「いやいや日本の影響なんてたいしたことないから」という反論論文(以下HKM)を寄稿した。これに対して更に「いや、君たちの言うことはおかしい」という再反論をKohliが行った、という流れになっている。この最後の再反論の論文が短くまとまっていて論点も明確なので、これを取り上げてみることにしよう。

1.The economic records and legacies

HKMではKohli論文に対して4点の反論を試みている。まず、日本統治下での韓国経済成長と、終戦後韓国経済成長とを過大評価しているという点。『私の原論文では、主によく知られたS-C Suh (1978)のデータに基づいて、植民地時代の米の生産量は年率2%相当の伸びを示しており、その相当量が土地1単位辺りの収量の増加によると議論している。生産性の向上は、日本政府による計画的な灌漑、品種改良と肥料の使用を反映したものだ。

日本の行動が利己的なものであって、多くの韓国人はこれらの植民政策の恩恵を受けていなかったという不快事実に関係なく、安定的で近代的な農業生産の成長は植民地主義歴史の中でほぼ無類の成果であった。この経験韓国を他のアジア諸国(除日台)から一線を画す存在にした。そして、この経験はその後の韓国経済成長へ貢献する一要素となったことは間違いない。』

HKMはこれに反論を試みているが、『HKM自身が提示した資料によれば、1911年から38年までの植民下の韓国農業成長は3.17%増加しており、私の提示した数字よりも更に高い。』Dehliはなぜ彼らはこの事実をちゃんと議論しないのかと指摘した上で、もう少し細かい議論をしている。さらに他の研究を引いて、Myers and Yamada (1984)は1920年から40年までの農業生産の伸びを年率1.15%、S-C Suh (1978)は穀物生産が25年間で45%、米は30年間で100%増加したと推計しており、『これらのデータを前にして、植民政策下の韓国農業生産と米の生産が植民経済の基準から言ってかなりの増加を示したことを誰が疑うのだろうか?』と問うている。

『より重要なのは、これらの、特に米の生産の成長の源泉は何かと言うことだ。Suh (1978)とMyers and Yamada (1984)の双方が、この時期に耕地の大幅な拡大や、農業への労働者の大量投入は見られないと指摘している。これらが強く示唆するのは生産性の向上である。HKMは生産性の向上はあくまで緩やかなものに過ぎなかったと主張するが、30年間で60%もの生産性の向上(Suh, 1978)を緩やかと表現するのは不可能だ。籾付米の栽培パターンの変化は韓国農業に“生物学革命”が起こったことを示している:品種改良された種籾を使用する水田は倍に増え、肥料の投入量は10倍になり、灌漑された農地は年率10%近いスピードで拡大し続けた(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1894, Ishikawa, 1967)。

これらの改善明治時代農地革命の日本から韓国への計画的な普及の成果(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1984)であった。日本植民地政府韓国農業改革の努力によって、“近代的な農業革命が開始され”、日本台湾と同様に、“これはアジアにおける近代農業改革の端緒となったと言って良いだろう”(Myers and Yamada, 1984)。更に、他の研究者達が指摘するように、この革命は終戦後も引き続き行われた。これでもなお、「ユニーク植民地の運営は大戦後の韓国経済発展への足がかりとなった」ことを否定することが出来るのだろうか?』

日本工業政策の影響については、『HKMは3つの伝統的な-そしてあまり説得的ではない-理由から反論している。曰く、工業部門は殆ど日本人が所有していた。曰く、その殆どは北朝鮮に位置していて韓国経済発展には関係ない。曰く、どちらにせよ、朝鮮戦争であらかた破壊されたので関係ない。

日本人への所有権の集中という最初のポイントは説得的とは言えない。韓国1965年以降の経済成長においても、企業所有権はかなり集中していた。こっちは問題ではないとでも?日本資本について言えば、「外国資本ニ支配サレタ工業化ハ真ノ工業化トハ言エナイ」的な議論は、既に説得力を失って久しい。第2に、工業資本朝鮮戦争破壊されたという点は私が原論文で指摘済みの点である。繰り返すが、当時の工業資本の約半数は南朝鮮にあったのである。さらに、南朝鮮にあったのは繊維工場のような軽工業資本であって、北の重工業に比べて輸出産業としては離陸しやすかったはずである。』

Kohliは、更に反論として、脱植民地運動朝鮮戦争破壊からの急速な回復は、韓国人近代工業を運営した経験があったからこそであること、(2) 工業資本戦争破壊されたのは事実としても、知識は消え去らないこと、近年のRomer (1993)などの内省的成長理論においても知識の重要性が強調されていること、などから、日本植民地時代の「正の遺産」は韓国経済発展に寄与したとしている。

2. On the developmental state

政治プロセスの話をしているのだが、「てめーの読み違いだよ」という話なので省略。

3. On the origins of Korean capitalism

『主にEckert (1991)の重要な著作に依って、私は原論文日本植民地主義韓国資本主義が孵化するためのフレームワークを構築した、と論じた。』『HKMはEckertはある特定の例しか研究しておらず、日本植民地政策の影響がなかったとしても、韓国固有の資本主義がいずれ芽生えたはずだ、と主張している。』

これに対する反論として、Kohliは3点の反論を挙げている。(1) Eckert (1991)の“韓国資本主義日本の統治の下で、日本の公式な承認(official Japanese blessing)をもって花開いた”という議論は依然として受け入れられており、仮に例証の少なさが問題だとしても、多くの研究者がいくつもの例証を発見しつつある(例えば、Ho Su Yolの研究によれば、韓国企業家の数と、韓国人所有の企業の規模は、1930年代に共に増加している。(2) 歴史にifはありません。 (3) 『確かに、植民政府利己的な動機で動いていた。確かに、多くの企業日本人に所有されていた。しかしそれでも、その政府で、企業で、多くの韓国人が働いていた。そして、その過程で日本式の資本主義はゆっくりと、しかし確実に韓国に根付いていった。更に言えば、多くの韓国人起業家がそのビジネススタートさせたのはこの時期なのだ (Eckert, 1991)。確かに、有力な財閥企業の多くは大戦後に設立されている。しかし、資本主義というのはある日突然芽生えるものではない。多くの財閥企業(現代、三星Lucky Starなど)の創業者達が最初に事業を興したのは植民地時代なのである。』

5. On the state and lower classes

最後に、日本政府による朝鮮人労働者の使役の問題について。『私は原論文で、韓国での日本人は、きわめて抑圧的でそして日本自身のそれによく似た労使関係の構築に寄与した、と主張した。マネージャー達は若い韓国人を雇い、OJTを施し、愛社精神を植え付け、とんでもない長時間労働を要求し、そして国家権力を後ろ盾として労働組合政治的な活動を禁じた。さらに、“サンポ”システムで「産業愛国クラブ(industrial patriotism clubs)」を組織して経営者労働運動リーダー達を同じクラブの一員とし、彼ら労働運動リーダー達を経営者が雇い挙げる仕組みを作り上げた。この厳格なアメとムチのシステム日本人経営者に「生産性上昇よりも低い賃金アップ」という恩恵をもたらしただけでなく、政治運動を無視して生産性向上に集中させることを可能にした。この仕組みは韓国政府に受け継がれ、その高度成長期まではこの仕組みは維持された。』

以下結論が続くが省略する。残念ながら、この論文大学関係者以外はアクセス権がないので、興味のある方は大学図書館で以下を当たって欲しい。

A Kohli, (1994), “Where do high growth political economics come from?”, World Development.

S Haggard, D Kang, CI Moon (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a critique”, World Development

A Kohli, (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a reply”, World Development.

念のために書くが、別に権威ある意見が全てだと言っているわけではない。自分の足でデータを探して考えるのはとても大切なこと。でも、それだけではたどり着けない議論というのがあることも分かってもらえればありがたい。上で紹介したKohliは帝国主義経済発展が専門分野で、日々そんなことばかり議論する毎日を送っているはずだ。そういう人たちがたどり着いた「日本植民地政策にはありきたりのvices(悪徳)と、ユニークなvirtues(美徳)がある」という結論には、それだけの重みがあると私は思う。

2009-12-23

社畜っていうのか?

上司(45歳)に

「おまえは自分会社の商品って思っているのか」

って真顔で言われた。

適当に答えておいたけど、これって簡単にいうと愛社精神を持てというか、社畜になれってことなのだろうか。

自分会社の商品かどうかはともかく、会社では給料分の仕事をただやるだけだと思うんですが・・・。

こんな誤解を招くような言葉を平気で吐く人間の気持ちがわからない。

2009-09-04

うつ病日記②

2009年9月2日(水)

また、会社を休んだ。午前中には、病院に行った。内科に行った。会社を辞めたいと思うようになっている。何が原因なのかはわからないが、会社に対して愛社精神とかは元々持ち合わせていないのは事実だ。仕事をしたくないわけではない、会社の同僚・上司に会いたくないのだ。嫌いなわけではないが、関わりを持ちたくない。

2009-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20090602101403

レベルを高くしてる「だけ」なら低くすればいいだけじゃね?

絶対にこれは必要、って所から積み上げればいいだけで。

そうじゃなくて、必要な事なのに「難しくしてる」って言われたなら、説得力がないって事だ。

それをしない事で考えられるデメリットをつきつけて、そいつにどう対処するのか考えさせればいい。

グダグダ言うなら、その対処をそいつに一任すればいい。

個人的な経験だと、そういう言い方しかできない奴は、自分に振られると逃げるから、逃げれないように上手いタイミングで。

あと、メンバー全員に、そいつが対処責任者だ、と認識させるように。

最後に

愛社精神がなかったら、波風立てずにグダグダにするのも手だ。

そういうメンバー仕事して、

自分だけ生真面目に考えて、頑張って、楽しいか?

その頑張りは認められてるか?違うだろ?

そこが頑張るに値する場なのか、再考するのもいいぞ。

2009-04-14

自分会社プライド持って働いてたけど、最近愛社精神持てないなー。

「信頼してついていける」人ってなかなかいない。いてもすぐに幻滅しちゃう。

2009-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20090117233404

まあ、即戦力しか採用しなかった会社も相応にツケが回ってきてるだろ。

有能な人間ほど「この会社に育てられた」というマインド(愛社精神というか帰属意識というか)が極端に低下して、給料だけを基準に他社にあっさりいっちゃうわけだしな。会社自体が、当人のスキル(戦力)だけを基準に選んでるんだからお互い様だ。

2008-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20081015232924

派遣会社を擁護する人間派遣会社関係者しかありえない」的な思考をする人間が結構いることを、はてブコメントを見てるとよくわかる。随分と愛社精神旺盛で、地味ーな宣伝工作もあったもんだなw

2008-07-29

できる人(という本のメモ)

  • 完全主義者(自分でやらないと気のすまない人)はだめ。部下を信じるべし。
  • 質問はしまくろう。聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥だ。
  • まず軽い成功で、ジャブ。自信がついたら大きな事業を成功させるのだ。
  • つねに、失敗を確認して糧とする。
  • どうしたら成功するかより、どうしたら失敗するかを考える。そして逆を行けば良い。過去形にしてから学ぶ必要は無い。
  • 苦手な事をを積極的に行う。オールマイティになるべし。
  • 失敗を糧とすることも重要だが、気にしすぎて仕事ができなくなっては意味がない。一日で忘れることができる能力を身につけよう。
  • 相手先の社内事情に詳しくなる。
  • 「用事は忙しい人に頼め。」忙しい人間ほど、時間のやりくりがうまく、きちんと責任を果たしてくれる。
  • 常に仕事を100%こなせば良いということはない。上司が50%しか要求していない重要でない仕事か、120%要求する重要仕事かを常に判断すべし。
  • 縁の下にいてはいけない。縁の下の力持ちはいくら頑張っても、認めてもらえない。(その分その仕事をしている人に感謝しよう。けなしてはいけない。やる人がいなくなったら困る。)
  • 上司の心を読め。
  • 情報を得るためには、まず情報提供者にならなければ成らない。(自分が知ってても相手が知らない。相手が知ってても、自分が知らないことはたくさんある。)
  • 能ある鷹は爪を誇る。隠していてはいけない。
  • 昼になったら、昼飯という考えをすてよ。調子が乗ってきているのに飯を食う必要は無い。調子が落ちてから食え。
  • 面接は、例えば、「明るいさわやかな人間」を演じられるかどうかを見ている。性格を見ているのではない。
  • なにかあると会議を開くものは、その立案に自信が無い臆病者。会議をひらいて、みんなで決めたじゃないか。ということにしたいのである。→いい手だが、成功した時に、自分だけの手柄になりにくい。誰の案なのか覚えちゃいない。難しいところだ。
  • 反対意見が出たら、チャンスだと思え。負けてもいいから戦え。妥協案など出すな。妥協案は上司仕事
  • 批判するだけして、「じゃ、どうすればいいんだ?」といわれたときに何も根拠、代案がないやつは最低。
  • 会議には、自分の結論をもって望め。
  • 服装は、流行を追うのではなく、清潔感を与えるとか、行動的に見せるとか、意味のある服装にする。それがおしゃれ。
  • 政治家でスピーチを嫌がる人はいない。会議でも同様に自己PRと考えて進んで発言すべし。
  • 社内通、情報通であるというだけの人は、ライバルなどと思う必要は無い。
  • 製品よりも、まず自分を売り込め。第一印象で、頼りないなどと思われたらおしまいだ。第一印象は、永久に続く印象なのだから。
  • 相手の情報を集めて商談をするというのは微妙プライバシー調べられたらイヤな人もいるはず。
  • バイト意味無い。バイトするくらいなら、本業の勉強をしたり、人脈を広げたほうがぜんぜんいい。バイトで人脈広げるのならいいけど。
  • 最初に結論を述べて、その後その理由をいう。結論が最後だといらいら。
  • 長く書けばいいというものじゃない。むしろイライラする。簡潔に書くのが良い。楽だし。
  • 不言実行は、失敗したとき恥をかかないが、成功のとき印象が薄い。予告ホームラン普通ホームランのすごさの違いだ。予告せよ。ただし、自信がないのに予告したら恥かくだけ。予告しないで、「実は内心ではそうなると思っていた。」などと言ったら評価を下げるだけ。思っていたなら言え!
  • 毎日新聞をそのことについて考えながら読むと、人と違った視点でものを見ることができるようになる。
  • 知らないことは必ず調べる。
  • お世辞がうまい人は仕事ができる。ただしお世辞がゴマスリと思われた時点で終了。
  • その事業の予算はいくらぐらいまで出ますか。とかいつまでですか。とか何でも聞いてくる人は使えない。自分で調べてこれだけかかります。と理由と共に述べるのが良い。調べればわかるものを聞いてくるのはいけない。教える人も忙しいのだ。
  • 愚痴をこぼすから、評価されない。根本にあるものを解決しようとしていないのだ。
  • ストレスを貯めないには、仕事が面白いと思えるようになれば良い。もとい、そういう仕事に就けば良い。
  • 他人を誉めることができなと、その人の長所を吸収することが出ない。
  • 取引先で自分を大きく見せようとありもしないことを自慢する人は、信用をなくす。失笑を買うだけ。
  • 叱りかたで、上司の力量がわかる。しかるのが下手だったり、前に言ったことと違ったりすると恨みを買うだけ。
  • 常に基準を決めて、王道足るものを作る必要がある。
  • トップに上り詰めるにつれて、スタンドプレーが必要になる。相談では決められない。しかしもちろんその行為は周りから共感されるもの出なくてはならない。
  • 「アリの理論」働きアリの集団では、優秀なのが2割、落ちこぼれが2割、どっちつかずが6割になるという。さらに、優秀なのを集めてもまた、2:2:6になり、落ちこぼれを集めても2:2:6になるという。
  • 部下の提案が理解できなくても、その部下の説得になにかがあるときは承認すべし。社長の発想や能力を超えたものが無ければその会社社長以上には伸びない。そのために部下が率直に意見がいえる雰囲気を作るべし。
  • 部下からの話は、良い話も、悪い話もすべて耳に届くようにする。言い話のときに喜び、悪い話のときに不機嫌な顔をすれば、誰だって良い話しか持ってこなくなる。
  • 管理者は、部下の相談が、ただの愚痴なのか、本気なのかを見極めなくてはならない。ただの愚痴なら「大変だな。でもがんばれよ。」相談なら、仕事がしやすいように配慮する。ただの愚痴を間に受けていては管理者失格。
  • 部下を感情的にしかってはだめ。部下を育てるために叱る。ある有効な叱り方。失敗した人の部下をせめて、後でその人が「私の責任です。」といってくれば責任感のある人だとわかる。部下の前で叱るのは余り良くないし。
  • 本人が好きな仕事と、本人にあっている仕事が一致するとは限らない。むしろ嫌いな仕事のほうがあってるときも。
  • わがままを言う人は仕事ができる。なぜならわがままが通せるくらい仕事ができるようになる必要がなるから。
  • 自分の現在位置を知ろう。まず他人を評価して、それと相対的に自分を評価する。
  • 自分の上司をとばして、上の上司社長に直接案をいうことは、クビを覚悟。組織の手順を乱してはいけない。
  • 他人が立案した仕事もおもしろがることができる人になるべし。いやな仕事を好きになれる人は伸びる。
  • 横並び意識の妥協人間ではなく、「おれのおかげだ」といえる人が伸びる。
  • イエスマンを側に置くと気分が良いものだが、それではだめ。部下を利用して大きな失敗を防ぐ必要がある。いくらくだらない意見を言われても意見をいえなくするようなことはしてはいけない。馬鹿にしてはいけない。雰囲気作り。
  • 上司の機嫌をみる。悪いときに企画を持っていく必要は無い。
  • 誉められて有頂天になるのはだめ。誉められたときは最終目標への早道を考える。
  • 日本企業は原点主義(失敗を見る)である。
  • 運は努力の先にある。それを手に入れられるかは運しだい?
  • トラブルがあったときに自分で解決しようとすると報告が遅くなる。解決しようとするのがいつのまにか言い訳を考えてしまうからだ。
  • プライベートでも仕事考える人のほうがなんだかんだいって伸びる。でも家庭も大事。10対1。
  • 残業をするからといって、仕事ができる人というわけではない。
  • 取引相手によってスピード重視と品質重視がある。見極めるのは基本。
  • 仲間意識が強いのは良いことだが、それでは伸びていくことができない。自分だけは出るという意識が必要。
  • 偶然の成功はあっても、偶然の失敗は無い。失敗無ければすべて成功
  • 最悪の状況になっても対応できるように、常にあらゆる状況、場面を想定して仕事をし、その仕事本質を理解すべし。
  • 牛後よりも鶏口を目指せ。 
  • 自分の給料と人の給料を比べるのではなく、自分の能力に見合った給料か見る。人より多いからと喜んでいてはいけない。
  • 会社親友がいなくても問題は無い。競争なのだから。しかし、誰とでも分け隔てなく接することができなければならない。これは、特定の人と仲良くなる必要は無いということだ。
  • 仕事には自分の哲学が必要。考えがころころ変わってもしょうがない。しかし哲学を通そうと上司に逆らってもしょうがない。出世してから。
  • 本音と建前を使い分けるのは当たり前。本音ばかり言ってたら話にならない。
  • 愛社精神はいらない。そのときの仕事に全力を出せば良い。会社劇場仕事=芝居、社長監督、なら社長に就いていくのは必要。そして自分の意見も言う。芝居を本気でやるのも必要。でも劇場忠誠心を誓うのはあほ。

たぶん、6年ぐらい前に読んだ時のメモ。今読み返したらかなり影響されてたwww

2008-07-18

止まらない高度資本主義暴力

大量の失業者がいる状態は(゜д゜)ウマー なぜならそんだけ安く労働者が買い叩けるから。

労働者人生?そんな「哲学」は経済の問題じゃないですよ。

文句あるなら数値化してから言いなさい(笑)

効率の最適化、合理主義、コストの最小化とメリットの最大化…それが真理

その世界では誰もが「経済的な最適行動」を取るはずだと信じられてる。

つぶれかけた町工場がある。人生を金型作りにかけてきたお父ちゃんがいる。

寂れた田舎町がある。ご先祖さまから受け継いだ田んぼを丁寧に耕してきたおっちゃんがいる。

傾きかけた産業がある。現場は必死にかけずりまわって新しい企画を…新しい顧客を……。でもTOPはどこに売り払うか相談中。

それが経済最適化資本主義社会における真実

それに反することは悪、だってさ。

「シホンシュギ」は

人生を金型作りにかけてきたお父ちゃんに、明日からライン工やるのが当然でしょう、その方が費用対効果が高いんだから

昨日まで田んぼを耕してきたおっちゃんに、明日から田んぼ売って投資で生活しなさい、その方が費用対効果が高いんだから

傾きかけた産業で働くサラリーマンに、さっさと転職なさい、愛社精神(笑)とかマジで経済効率の敵だから

…という。

いや、マジで何様なの?あんた。

最近思う。

そんだけ。

2007-08-30

愛社精神

きょうもいちにち だいすきだったかいしゃと

すごせたわたしは とてもうれしそう

つきあかりがてらす かえりみち

とおいとおいむかし わたしはにゅうしゃしてた

まいあさおなじじかんに ほんのすこしだけ

みあげるしゃおく それだけでいちにちもってた

だけどちょっとずつ みたされてきたから

よくばりになっていくかも きょうもいっしょ

あしたもいっしょがいいよ

2007-08-20

愛なら

相手は異性じゃなくてもいいわけ

会社でもいいし

愛社精神と言うし

ぶっちゃけ異性なんてただの無力な個人

大企業に入ってその会社を愛するのが

本当に幸せだよ

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