はてなキーワード: ユナイテッドアローズとは
29歳で、お給料は先月27万にあがったばかり。それまでは26万円だった。
都内で家賃6万5千円の家に住んでいて、貯金は毎月2〜3万円くらい。上がったし、もうちょっと頑張りたい。
ボーナスは基本年2回。毎回6万〜7万ほど使って、あとは貯金してる。
貯金額は280万くらい。
あとはお母さんが小さい頃から貯めていてくれた70万円の定期預金があるけど、今後、自分が使うつもりはあんまりない。
2年に1回くらい、スキルアップのための講座に通うからそのたびに15万くらい消費してる。
あとは、35歳で満期になる終身保険に毎月8千円、掛け捨てに2千円払うくらい。
食費は、外出が多いのと移動の空き時間に仕事しなきゃいけないことが多いので、喫茶店のコーヒー代がちょこちょこかかる。夜はそんなに食べないけど、朝は野菜をたくさん食べたいからなるべく半額で、葉物野菜をたくさん買うようにしてる。食費は抑えてるつもりだけど、お菓子とかも買うし安すぎるってことはないな。
飲み会は週1、2回。
趣味は読書だけど最近は図書館使うし、月1、2冊程度しか買わない。
化粧品はドラッグストアが基本だけど、時々は百貨店ブランドでも買う。
服は、お客さまの前に出て話すことも多いし、割とダサすぎると仕事にも関わってくるのでそれなりに見栄えのいいものも時々はいるから、UNIQLOとユナイテッドアローズ組み合わせてなんとかがんばってる。
……って、今の生活の出費を色々考えながら電車に揺られてたんだけど、なんかこのままじゃだめな気がする。一生独身かもしれないし、急に子どもができることだってなくはないし。もっと貯金したり、資産運用したりするべきなんだろうか。
2016年1月1日、ファッション系YouTuber「げんじ」がクラウドファンディングにて100万円を募り、オリジナルブランド「LIDnM(リドム)」を立ち上げると発表した。
https://camp-fire.jp/projects/view/16389
1月2日現在、何と目標の100万円を超える金額を集めている。
一見、若者がジャパニーズドリームを叶えている瞬間のようにみ見えるが、これはちょっとヤバい。というかバカ過ぎる。
まずげんじとは何者か?というと、ファッション通販サイト大手ZOZOTOWNで有名なスタートトゥデイがZOZOTOWNの販促のために作った
コーディネート投稿アプリ「wear(ウェアー)」で20万人のフォロワーを抱える人気「ウェアリスタ」という存在である。
その看板を引っさげて最近はYouTubeに進出し、ファッション解説動画などで人気が出始めている。
ただ彼は元々、バカなのか確信犯なのかは分からないが、少し問題のある人物である。
まず彼は「ダニエルウェリントン」というちょっとした有名人にはすぐに商品を提供し、宣伝をしてもらう「インフルエンサー・マーケティング」ブランドを
いわゆる「ステマ」とは定義が異なるので、ステマーだという非難はどうかと思うが、ちょっと善悪の区別が付きそうにない、そういう側面を持った人物である。
そして彼はファッション解説動画の中で「9割の人からお洒落と言われるお洒落の法則を皆さんに教える」として
「キレイ目な要素・アイテム」(テーラードジャケットやスラックスなどドレスファッションに由来するアイテム)と「カジュアルな要素・アイテム」のバランスを5対5にすることを提唱している。
これを彼は「キレイ目とカジュアルの中和」と独自に呼んでいる。
しかしこれは分かる人にはすぐ分かるが、ファッションブロガーの「MB」氏が数年前から提唱している「ドレスとカジュアルのバランスを整えることでお洒落に見られる」という理論の完全なパクリである。
両者にはげんじが「5対5」、MB氏が「7対3」、げんじが「キレイ目」と呼んでいる要素をMB氏は「ドレス」と呼ぶなど相違があるものの、ネットで調べたことを完全なパクリとバレないように
語尾を書き換えて提出された大学生のレポートのようなもので、分かる人にはすぐに「パクリ」とバレるレベルである。
そしてそれ以外にもげんじにはMB氏の著書からの丸パクリと見られる言動が山積しており、2ちゃんねるの「ファッション板」などでは問題視されていた。
ただ、私は、げんじはMB氏のファッション理論を自分なりに解釈している部分も少なからずあると思うし、
別にYouTubeでそれを披露してもMB氏など知らないキッズ達が「げんじさんマジすげー!中和!中和!!」
などと時間を無駄にするだけであるので、「あぁバカだなあ」くらいに思っていた。
パクリだけどバレないと思っている大学生が「単位下さい」とレポートを大人に提出してきたら、それなりの制裁が待っているだろうが
バカな同級生にスゲースゲー!言われているなら特に何の問題もない。
しかしそんな彼が始めたクラウドファンディングはちょっとヤバイ、というかバカ過ぎるのである。
彼のブランドの進捗状況はクラウドファンディングの概要説明でこのように説明されている。
「そして今回本当にありがたいことに某超有名ブランドのデザイナーさんとタッグを組めることが決定し、
制作に関してプロの方を交えて今現在、物凄いことになっています。
まだお見せ出来る物は完成していませんが僕の全てを注ぎ、とんでもない物を作る予定です。」
これがブランドをこれから立ち上げようとする者の、ちょっとした告知ならまだ分かる。
が、仮にもこれは「ブランドを作るのでお金出して下さい」と投資を促す者の文なのである。
某超有名ブランドのデザイナーとタッグを組めるけど、名前は明かせない。
制作に関して凄いことになっているけどまだ見せられるものがない??
何を寝ぼけたことを言っているんだこいつは?という話ではないだろうか。
さらに目を疑うのは「クラウドファンディングをする理由」である。
「僕はブランドを作るにあたって『ただのファングッズにしたくない。』と強く考えてます。
僕のファンでいてくださる方は買ってくれて、僕のことを知らない人は別になんとも思わないようなブランドは絶対に作りたくないんです。
当然ながら上記のことも含めると本当にかっこよく本当に質の良いものを作ることが絶対条件です。
そして二ヶ月前、気持ちだけが先行し活動を進めていたら、ホームページ作成や生地開発、カタログ撮影等、様々な工程があることを知り、
実際にブランドを立ち上げるためには、合計で100万円以上かかることが最近になってようやくわかりました(驚愕)
上記「」内はすべて原文まま(驚愕)というのも私が勝手に入れたのではなく本人の弁だ。
え?「超有名ブランドのデザイナー」とタッグを組んだり、「制作に関してプロ」が関わったりしているのに、最近になって100万円以上かかることを知ったって!?
本当に驚愕だよ。
げんじくん大丈夫?騙されてない?と逆に心配になるレベルである。
そしてこの後、「到底僕1人の力ではとても賄えない金額です。。」
つまりお金がない、でも夢をあきらめたくないから金を出してくれ、という話になっていく。
だが、げんじを少しでも知る人ならこの説明に無理があることが分かる。
まず彼がYouTubeをおもに撮影している彼の自室(おそらくマンション)は、そこそこのデザイナーズ風マンションでそんなに家賃は安くないはずである。
(これに関して噂レベルで色々あるがあくまで噂なので真偽不明の情報は挟まないで話を進めたい。)
彼のYouTubeチャンネル登録者は19万人に達しようとしているし、約半年の期間で視聴回数 20,851,078 回を超える人気YouTuberである。
半年で2000万回の再生数だから、YouTubeに広告を貼ることでどれだけ少なく見積もっても100万円はこれから短期間にラクに稼げる金額である。
「ウェアリスタ」とは、単に前述したwearアプリで人気者である、という意味ではない。
スタートトゥデイにスポンサードされ、毎月10万円分洋服を提供してもらえるのである。
つまり今まで通りファッション動画を作りつつお金を稼ぐのは容易な環境に彼はいるのである。
それもアルバイトなどをしてコツコツやれ、などという古臭いことではなく、彼の場合はちょっと頑張るだけで稼げる環境に現にいるのである。
もし自分や周囲の人間に最大限の投資をしてもらった上でまだ100万円足りない、というのであればまだ100歩譲って分かるが、彼はその説明も何らしておらず
「とにかく100万円必要だからくれ」という一点張りなのである。
まあ仮に自身で最大限の出資を行った上でも100万円というのは今の彼からしたらそんなに高いハードルではないのは上記の分析からも明らかだし、
なんなら今持っている服をオークション形式で売るとかそういう方法もあるのではないか?
どう考えても「できるだけラクにバカな視聴者から100万円集めたい」という思惑にしか見えないのである。
私はクラウドファンディングというものを否定するつもりはない。
本当に優れたビジネスプランが「お金が無いから」というだけで断念されるよりは、こうした形で広く投資を募って継続出来るなら良い世の中になるのではないかと思う。
少なくともマネーの虎のように先見性があるんだか無いんだか分からない、
とりあえず成功したから偉い、みたいな社長共に頭を下げて投資してもらうよりは良い企画ではないかと思う。
しかし「本当は金持ってるし、ラクに稼げるんだけど、苦労したくないし、バカな連中から巻き上げられるならその方がいいや」みたいなノリのクラウドファンディングは
クラウドファンディングという分野の発展からしても害悪でしかないと思う。
最近は旅行に行きたいから金出してくださーい、みたいなクラウドファンディングが実際お金を集めてしまう。
例 「喜びの対価として集めたお金で旅行がしたい!欲望全開のクラウドファンディングを始めました」
http://www.iwata09.com/entry/okinawacloud
何千人、何万人とフォロワーがいれば、その中にそうしたバカみたいな投資をしてしまう人間がいるのは止められないことだと思う。
お金の使い方は自由だし、金持ちの道楽という言葉は大昔からあることだ。
アイドルと数秒握手するために千円払う人間もいるし、なんならなんの対価も無しにCDを買って選挙に投票する人間もいる。
人間はたとえバカと言われようとも、そういう金の使い方をしたい生き物なのだ。
しかし、そういった金の集め方をする以上、きっちり批判はされるべきだと思う。
ファッションというのは、「よくわからないから口が出せない」のか、
例えばイケダハヤト氏とか藤沢数希氏のようにネットでいつも叩かれている人たちのように批判されることのない分野である。
げんじのこのクラウドファンディングも、ろくな批判がなされないまま目標金額に達してしまい、次は300万だ!という話になっている。
そして今回のクラウドファンディングの決定的におかしい点を述べる。
彼がクラウドファンディング説明文で「しかし今では良質なアイテムが作れる環境があり、心から信頼している有名デザイナーさんとタッグが組めたことでその根拠なき自信が確かな物に変わりました。」
と述べた後に載せられている、デザイン画(https://cdn.camp-fire.jp/jbimages/16f24477-3a11-48b0-a0c3-70e198fbedb2.jpg)がある。
これはセレクトショップを運営する「ユナイテッドアローズ」が若者向けに展開するブランド「モンキータイム」のコレクション写真からのトレース画なのである。
デザイン画
https://cdn.camp-fire.jp/jbimages/16f24477-3a11-48b0-a0c3-70e198fbedb2.jpg
トレース元
http://www.monkeytime.jp/sp/special/2016aw_LOOKBOOK/images/style/17.jpg
http://www.monkeytime.jp/sp/special/2016aw_LOOKBOOK/images/style/11.jpg
http://www.monkeytime.jp/sp/special/2016aw_LOOKBOOK/images/style/3.jpg
http://www.monkeytime.jp/sp/special/2016aw_LOOKBOOK/images/style/12.jpg
それがこれから設立するブランドの洋服のデザインなのか、はたまたイメージでしかないのかはわからない。
しかしなぜ、クラウドファンディングという投資を促す説明でこのような既存ブランドのトレース画を載せるのか?
「パクリ」に対する根本的な意識を低さを表しているのだろうか。
そもそもこの設立されるブランド、一体何を作るブランドなのかすら明示されていない。
こんなめちゃくちゃなクラウドファンディングもなかなか無いレベルである。
げんじのメイン視聴者である中高生大学生はちょうどお年玉を貰う時期である。
そのお年玉から、大好きなげんじのためにと思ってこんなめちゃくちゃなクラウドファンディングにお金を出すものもいるだろう。
しかしこうしたクラウドファンディングはやはりそれなりの批判がなされるべきだ。
彼は
「そこで僕はクラウドファンディングというシステムを知りました。
始めはリスナーさんから資金を出してもらうことに強烈な違和感と申し訳なさを感じ抵抗を覚えました。」
と述べている。
彼は、2016/06/16に開始された国産ヒノキを使った木製乗用玩具「木馬の子」を量産する。というクラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/7852
に登場している。
このクラウドファンディングは華麗に失敗したようだが、少なくともこのようなクラウドファンディングに以前から関わっており、今回のブランド立ち上げで
クラウドファンディングを知りました、などというのは大嘘である。
このクラウドファンディングは彼と彼の信者たちだけの問題では既になくなっているのではないか?
ユナイテッドアローズおよびモンキータイムは、自身のブランドのコレクション画像のトレース画がこのようなクラウドファンディングに利用されていることを知っているのだろうか?
ZOZOタウン及びwearを運営するスタートトゥデイは、wearのフォロワー数等を背景にこのようなクラウドファンディングを行う者が出てきたことをどう考えるのだろうか?
げんじの所属するYouTuber事務所のuuumはこのクラウドファンディングを知っているのだろうか?
げんじを次世代のYouTube クリエイターを発掘・育成する支援プログラム【YouTube NextUp】に選んだYouTube及びグーグルは、YouTubeでこのようなクラウドファンディングが行わることについてどう思っているのか?
モラル違反や法律違反スレスレの問題行動を起こすYouTuberは数多くいるが、こうしたクラウドファンディングを始めたYouTuberは聞いたことが無い。
何より怖いのは彼を批判する声がネット上で大々的には上がらないことだ。
彼は若者の人気者だから、彼を批判すればそれなりの火傷を負うことは免れない。
おそらくげんじキッズ達に「げんじさんをバカにするなー!お前なんて中和してやるー!!」と中傷を受けるだろう。
もう一度これだけは言いたい
ファッションYouTuber「げんじ」のクラウドファンディングがヤバすぎる!いやバカ過ぎる!
ランニングと筋トレのおかげで最近になってある程度痩せてきたからそろそろ服装でも楽しみたいなあと思うこのごろ。
しかし多忙と肥満によりオシャレとは縁遠い生活を送ってきたからブランクが半端ない。
しかも予算の関係でBook Offや2nd Street、トレジャーファクトリーなどのセコハンショップにしか行けない。
という訳で自分の傾向と対策と新しいものを見つけたいと思い、数ある棚の中からつい手を取ってしまうブランドと絶対に手を出さない
ブランドをここにあげて、できればいろいろ意見を求めたいなとは思う。
一番信用しているブランド。着心地が好き。とはいえジジ臭いしちょっと高めな印象
・エルメネジルド・ゼニア
ヨーロッパ系では一番好き。EZ by zegnaも買ってた。縫製がちょっと甘い気がする。
・トリ・リチャード
マニアックだけどアロハシャツならここが一番。なかなか出てこない。
・R・ニューボウルド
・ダンヒル
ブルックスよりは高くなる。けど手に取ってみるといいことが多い。
・Jプレス
ブルックスに比べると格段おっさん臭くなる印象。というか五大陸とか含めてオンワードという感じ。
・ラコステ
セコハンでまともなのないだろうなあここら辺は。テニス部出身だから好きなんだけど。
・ベネトン
当り外れの幅がでかすぎてなんかその。
・ビームズ
・シップス
・ナノユニヴァース
本当にこの値段なのか感がどうしても拭えない。
・ユニクロ
・ギャップ
経験上徹底的に着潰すといえばここら辺。新品いった方が。
「ユナイテッドアローズ」や「ジャーナルスタンダード」はブランドではなくセレクトショップの名前だよ~。
「ユナイテッドアローズ」や「ジャーナルスタンダード」のスーツを買う金があれば「麻布テーラー」で仕立てられる。費用を抑えたければ「PSFA」のイージーオーダーもあり。
「ユナイテッドアローズ」や「ジャーナルスタンダード」のスーツってどこで買ってんの?
ちがうよ、全然違うよ。あんたの服選びじゃ救われない人が多すぎる。本当に服装で悩んで試行錯誤したことがあるやつなら絶対そんな答えは出てこない。元記事の最大の欠点、それは「標準よりやせ形であまり汗をかかない」人しか想定していないこと。ここ10年くらい、日本の男性ファッションは『細身できれいめ』のトレンドに縛られている。だから初対面の人から、「柔道部かアメフト部、それとも砲丸投げとかやっていた?」と聞かれる俺みたいながっちり目で汗かきな人間には選択肢がなかった。元記事のような格好をしよものなら、ピチピチの服が汗でビショビショになってすごく悲惨だった。じゃあどうすればいいかって?答えはこうだ。
「ユナイテッドアローズ」や「ジャーナルスタンダード」のスーツを買う金があれば「麻布テーラー」で仕立てられる。費用を抑えたければ「PSFA」のイージーオーダーもあり。
伊勢丹や高島屋に入っているようなメンズブランドは大抵サイズ直しのサービスをやっている。肩幅や手の長さに合わせてサイズを直しても、2〜3000の出費で収まる。サイズが合うものを探して何軒もさまようよりも選択肢が一気に増える。ゆったりサイズと揶揄されるユニクロだって、洋服のお直し屋さん的な店でで直せば驚くほど見栄えが良くなる。
3) 髪型
くせ毛だったり、汗っかきだったらワックスつけてセットしても、溶けたり崩れたりするので基本短髪に保つ。店は1000円カットでいいから最低月一通うこと。気になるなら2週間に1度でも良い。
4) 汗対策
下着は綿一択。ユニクロのAIRismみたいな化繊だと大量に汗をかいた時に吸収しなくて臭いの元になる。あとは腋にはデオナチュレつけとけ。まじこれ最強。
以上、元記事で救われない人向けの修正版を書いてみたが、いかがだろうか。特に、サイズをなんとかするには仕立てるか、直すしかない。今の日本のメンズファッションはマジで細身が多すぎるから。
■追記
元記事に違和感を覚えたので少し気合い入れて書いたら何人かからブコメをもらえてうれしい。
いろいろ思うところがあるのでいくつか返信を書いてみる。
・悲しいけど、標準体重まで痩せるのは前提条件だと思うんだよね。綿素材最高なのは完全に同意だが、そんなに元増田と違うこと言ってる?
サイズが重要だっていうのは元増田に同意。ただし、努力で何とかなる部分(腹をへこめるとか)とどうにもならない部分(骨格や汗かき、くせ毛等の体質)は分けて考えないといけない。どうにもならない部分が足を引っ張ってる人にはなんで最低限のことすらやらないのと小ばかにするのではなくて、別の解決策を提示することが必要なんじゃなかろうか?
そう、それこそが問題。平均からやや痩せ気味の人なら10の労力で手に入る清潔感も、標準から外れた体型、体質だと100の労力が必要だったりする。そして平均的な人から見れば必要な労力が全く見えないので無邪気な悪意をガンガンぶつけられる。そんなのおかしいと思わないかい?
ダサい人たちを救うべく脱オタテクニックが提唱されてから10年超。それからというもの、元記事のように数か月周期でわいてくるどこかで見た上から目線のファッション指南。そろそろ俺たちはこのループを抜けて次の段階へ進むべきじゃないのだろうか?
もうこれ以上ないくらい単純化したアドバイス。清潔感を与えて女性からも好感を持たれたい人向け。
服で自己表現とか考える人には向かない。以下に書くことは、あなたが服を選ぶときに脳みその稼働をどこに振り分けるかである。
服は正しいサイズで着た時の形を考慮して作られている。半分の男性はなぜか大きく着てしまう。
「上半身は肩でピッタリなもの、下半身は腰でピッタリなもの」これだけである。
肩・腰で合わせたのにお腹や太ももが合わない?ならば、その服は買わない。必ず合う服(店)があるのでそちらを買うこと。
単品でなくてコーディネート。8割の人が着る服でも、ジャケット・Tシャツ・パンツで組み合わせれば凡庸ではない。
「白・ベージュ・グレー・紺・黒」と「無地かシマシマ」。これ以外のモノを買う必要はない。
どうしても個性を出したければ靴で出すこと。変なマークとか英文ロゴとか、大人には不要。
肩と腰を意識しているのに、ここまで意識できている人は少ない。ほとんどの男性は長く着すぎである。
「手首は汚れない長さ、足首はたるまない長さ」これだけである。
短すぎると感じる人は、まだ背が伸びている小学校時代を引きずっている。女性は先端への意識が強いから、ここで清潔感を判断する。
試着して長過ぎた?ならば切ればいい。基本、長く作ってあるのだ。ここのお金と時間だけはケチってはいけない。絶対に。
「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル」「エディフィス」「ジャーナルスタンダード」「スーツカンパニー」を回るだけでいい。
ザラやH&Mは難しい。ユニクロや無印はカタチがジジすぎる。それ以外は高すぎるか偏っている。
サイズの話ばかりじゃないかと思うかもしれない。実際そうなのだ。
パッと見の「いい感じ」はサイズが作っているのだ。色でも柄でもロゴでもない。
まず価格の問題でセレオリ以上のブランドは選択肢にないとする。
そうするとファストファッションの類いになるわけだが、
H&MとかZARAとかは年齢考えるとないと思う。となるとユニクロ一択。あとは無印良品。
あんまり粗悪な生地は別だが、良質な生地ほど耐久性が高いというものでもない。
ユナイテッドアローズとかのセレオリレベルなら、ユニクロと使ってる生地自体に大差はない。
ユニクロは規模の効果であの値段では信じられないぐらい良質な生地を使ってるからな。
アローズとかが高いのはデザイン的に若者向け(マーケットが小さい)+スタイリング料+生産量が(ユニクロとかに比べて)少ない
つまり見込める顧客が少なく、どれ選んでも外さない程度にアイテムを絞っていて、コストを抑えられない
だけであって、品質は実は大差ない。
ついでに縫製もどうせどっちも中国だし、品質管理しっかりしてる分ユニクロの方が頑丈さでは上ではないかと思う。
というわけで、俺がお前ならユニクロ+無印+あとは古着で定番もの。を選ぶ。
で、雑誌だが、あえて言うならゲイナーだが、正直読む雑誌なんかない。
おっさん層向けになると、急に蘊蓄ばっかのオタッキーな世界になって、
そこまで服に拘りないけど、でもそれなりにオシャレには見られたい30代には意味がない。
というわけで、俺のオススメはさっき言った組み合わせ。
下記を一切の私情を挟まず実施してください。
①眉を整えます。眉用シェーバをamazonで購入し、一心不乱に全体を薄くしてください。終わったら毛抜きで眉の下部・端の方ををぶちぶち抜いて、2/3まで細くしてください。
②髪を切ります。美容院は妥協せず、青山・表参道・代官山界隈のカット7000円以上のところを選んでください。前日前々日は2徹でハードワークをし、当日は意識を朦朧とさせ、メンタルのストッパーを外していけば大丈夫です。髪型は、あなたと美容師が言葉を通じて意思を疎通するのは不可能ですので、必ず写真を見せて注文してください。一週間前に本屋に行き、メンズ雑誌をモデルの髪型だけに着目して片っ端からスクリーニングしてください。自分の理想に最も近い髪型決めたらiPhoneで撮っておき(雑誌はちゃんと購入してくだいね)、当日はそれを担当の美容師さんに見せてください。数点質問されますが、クローズドクエスチョンは全てYESで、オープンクエスチョンは元気に「お任せします!」と答え、後は泥のように眠っていればOKです。
③雑誌で知識を付けます。昨今メンズ雑誌も沢山ありますが、以下2冊を読めば大丈夫です。
・BEGIN 定番と蘊蓄について吸収します。定期的にベーシック特集が組まれているので、過去3回分位をAmazonでポチってください。短期集中で記載しているブランド名と歴史を全て覚えてください。定番には定番になった理由があります。「何故この服が定番になったのか?」と常に問いながら読んでみてください。
・POPEYE 2014年現在一番オサレな雑誌です。BEGINだけだと大企業の高給エリートが金とガリ勉知識で格好つけた感じになってしまうので、POPEYEで流行とセンスを補填します。POPYEは頭を一切使わずに、繰り返し繰り返し読んで(眺めて)ください。夜寝る直前と朝起きた直後にPOPEYEを読む、というのを習慣化し、潜在意識に刷り込んでください。
④服を買います。お店は、チェーンのセレクトショップの雄であるユナイテッドアローズとBEAMSに絞ります。他は2流です。慣れて来たら新宿伊勢丹メンズ館に行きます。百貨店は、金はあるけどセンスは皆無、みたいな人で溢れ返っているので実は行きやすいです。既に地雷を踏まないだけの土台はできているので、上記雑誌で見たことのあるブランド品を、定番7:流行3の割合で購入してください。サイズは気持ち小さめで。MかLか迷うな?って時はMです。なお、最近はセレオリ(タグにアローズとかBEAMSとか書いてあるやつ)が売り場の多くを占める場合もあるので、タグを見てそれらを丁寧に避けてください。
⑤着慣れます。買った服はガンガン着倒してください。最初は今までの愛着ある服にどうしても手を伸ばしてしまうかもしれませんが、絶対に新しく買った服だけを着てください。今までの服は、買った服の数だけ捨てていき、新陳代謝を促します(理想はさっさと全捨てですが)。人に会う前に、まず家や近場の散歩で丸5日は着るようにします。「今の俺最高にオサレだぜ」感は残酷なまでに他人にビンビン伝わるので、着ている服のブランド名を聞かれても確認するまで答えられない位、服への意識を無くしてください。
以上を機械的に実施すれば、あなたは必ずオサレさんと認識してもらえます。
服装には、ダサい・カッコいいともう一つ、情報収集能力の高さを表す服装というものがあります。ここで目指したのはそれです。あなたの出会う普通の人達の90%(特に女性)は、オサレの認識にグラデーションが無いので、センスのあるオサレと、情報収集能力で作り出したオサレの違いが分かりません。また、一般的に社会人でオサレと言われている人に対しても、上記を忠実に実践すれば、その人がどこで情報を得ていて、どこで服を買っているのか、ありありと想像できるようになり、オサレな人に物怖じしなくなります。
是非お試しあれ。
その金額だとキャバクラだと吸い取られて終わりだろ。
だったら、サービスが確定している分だけ、風俗のほうがマシだろ。
トーク力とか姑息さがあるならまだしも、ないなら、キャバはやめとけ。
とりあえず、ファッションは理解できるようになるまで1−2年はかかるから勉強する気があるかどうかだね。
とりあえずは、男はスーツのほうが楽だろ
まずは オーダーメードで10万以上のスーツを仕立てて、靴は1−2万、シャツも1−2万 ユナイテッドアローズかビームスかデパートかその辺で買えば?
時計は10万かそこらでいいと思う。2つぐらい。あとは、時計をしないならカフスがいいとおもう。東京の大丸がいいのそろえてる。
髪は青山の有名店で切ってもらえ。男な3週間に1度 行け。ついでにメイクのレッスンあるところで、メイクの仕方で眉の切り方を教えてもらって自分でできるようになれ。
どうでもいいけど30目前で女と別れるな。別れるなら20代前半までにしとけ。男も女も人生は1度しか無いんだお互い無駄になるだろうが。
先日、オタな友人が人生初の合コンに行くことになり、僕はその友人から「見た目を改造(俗に言う脱オタ)したい」との相談を受けました。
(というのも、かくいう僕自身が(自称)脱オタ歴9年であり、見た目改造に関して、色々と試行錯誤してきたからです。)
今回、友人の見た目改造計画が、思いのほか成功を収めたので、その記念に方法をまとめてみることにしました(僕なんかがファッションや脱オタを語るのは10年早いですがご容赦ください)。
行動に移しやすいように、方法はできるだけ具体的になるように心がけたつもりです。脱オタを目指す方に少しでも参考になれば、(あるいは、目指し始めるきっかけになれば、)幸いです。
さて、見た目改造(脱オタ)では、服装改造と髪型改造が2大要素となりますが、ここでは服装改造方法に絞ってまとめようと思います。
これから具体的な戦略説明に移ります。が、その前に、1点だけ事前説明させてください。
紹介する服装は、2chの某板住人や、あなたの周りの本物のおしゃれさんには、笑われるかもしれません (セレオリ(笑)、大学デビュー(笑)とか)。
でもOKです。目指す方向は、あくまで無難。僕達は、服にはこだわりが無い人なのですから。
むしろ、今回ターゲットとする女性がどう思うかが大事です。その点、今回ターゲットとする女性は、そこまで気にしないと断言できます。下手すれば、オシャレさんと勘違いされる可能性だってあります。
セレクトショップと呼ばれるお店で買いましょう。ユニクロとブランド品の中間くらいの服を扱っているお店と思ってください。セレクトショップとしては、ユナイテッドアローズ(United Arrows)、シップス(SHIPS)あたりが有名です。
セレクトショップは、駅ビル型ショッピングセンター、例えば、ルミネの中に入っています(新宿駅だと、東南口のルミネやFLAGSあたり)。
セレクトショップに入ると、店員が話しかけてきます。臆せず「XXを探してるんですが、良いのありますか」と聞いてみましょう。(持論ですが、脱オタにおいて、店員のセンスを借りることは重要だと思います。)
「無難で合わせやすいもの」をおすすめしてもらえば、ハズレは無いでしょう。もし、すすめられたものが、よくわからなかったら、「検討します」とか「あとでまた来ます」と言って逃げましょう。
相手から見えない部分は、お金をかけても無駄なので、極力ケチりましょう。ユニクロや無印良品で購入すれば十分でしょう。ユニクロなら肌触りも良いので一石二鳥です。
まず、肌着の選び方です。 肌着はシャツの下に着るインナーとして使います。肌着は、ユニクロのVネックシャツ(無地)を買いましょう。色は、ピンク、黒、グレーあたりが良いでしょう。
肌着は、極力外から見えないようにしてください(そのためのVネックでもあります)。もし見えてしまう場合、肌着の色が、シャツや上着の色と同じにならないようにしてください。
次に、靴下です。靴下は黒系のくるぶしソックスを買いましょう。
最後に、下着(パンツ)と、ベルトは、正直、何でも良いです(つまり、新たに買う必要は無いです)。相手に見えないように気をつけさえすれば。
アクセサリー類(ネックレスや指輪、ブレスレット)などは、仮に持っていたとしても、身につけないほうが良いです。センスの良い代物なら良いんですが、少しでもダサい要素があると、それだけで相手の減点対象になります。逆効果になるくらいなら、つけないほうが無難です。時計やバッグ、財布、眼鏡も同様です。ブランド品だったり、強いこだわりがあったりしない限り、家に置いてくるのが良いでしょう。
とはいえ、バッグ、財布、眼鏡については、身につけていないと無いと困るという方も少なく無いと思います。その場合には、以下の対応を取るのが良いでしょう。
今回紹介した方法では、服装だけで合計予算\60000とコストはかかります。それでも、かけたコストに見合った価値は得られると思います。
実際、冒頭の友人は、この方法で、無事見た目改造をし、合コンに参加した女子から、「爽やか系男子」の称号を得ることができました(後日こっそり聞いた話によると)。
また、友人は見た目改造で自信を持ったらしく、普段は奥手な友人が、合コンでは驚くほど饒舌となり、 本人的にも楽しいひとときを過ごせたようです(外面の変化が内面にも、好影響をもたらしたようです)。
以上です。みなさまが実りある秋を過ごすきっかけになればうれしいです。拙文を最後までいただき、ありがとうございました。
自分の文章を晒す訓練として、駄文を垂れ流しただけだったので、正直ここまで反応いただけると思っていませんでした。(少々戸惑っています。)
自分の考えに対して、率直なご意見をいただく機会はあまりないため、非常に勉強になりました。(厳しいご意見は、正直胃にくるのですが、どれもおっしゃるとおりだと思いました。)
反応・コメントくださった方に感謝いたします。
いただいたいくつかのコメントに対して、追記させて頂きます。(また長くなってしまうのですが)
もっともなご意見だと思います。ただし、今回の方法は、ある程度お金をかけることも重要なポイントです。
こちらもごもっともです。僕自身、最近はチノパンを履くことが多く、ジーンズはめったに履きません。
でも、個人的に最初のうちはどうもチノパンを使うのに抵抗があった(難しかった)ため、今回はジーンズを挙げています。以下、理由です。
髪型や眉毛も重要な要素ですが、服装よりも失敗のリスクが高い気がします。そのため、今回は服装について買いました。
ただ、個人的には、ワックスの使い方やら紙質で相当悩んだので、機会があれば、そのあたりを含めてまた書いてみたいと思います。(戦略自体は服とだいたい同じですが。)
どなたかがコメントしていたのですが、服装を検討する上では、僕の文章よりも、それに対する他の方のコメントをご覧になったほうが、参考になると思います。(色々、勉強になりました。)
ブランド品をかなり安く購入できる機会が増えた。
ユナイテッドアローズ、ビームス、ジャーナルスタンダード、ジーディーシー、エックスガールが安く購入できる。
景気低迷とデフレの影響だと思うのだが、
wikipediaによると
>>ブランドとは「焼印をつけること」を意味する brander というノルウェーの古ノルド語から派生したものであるといわれている。
とのこと。
つまり、家畜に印を付けて、「この製品はうちの農場で作ったモノだ」と
品質の良さをアピールするためのものだと思う。
つまり、信用力に由来する価値だ。
私が思うに、
消費者が「これが良いモノだ」と保証されているモノを買う『安心感』
と
普通のモノより高いものを持っている『優位性』『自慢』『自己顕示力』
によっている気がする。
外面を着飾ることにより
「あの人は、それだけのモノを購入するだけの能力がある」
富裕層が購入する商品を、低下層の人が購入できると、富裕層の自己顕示力が弱まる。
だがら、アウトレットモールやネット上で購入できるブランド品には、
一流ブランドが出品しない。
あくまで、二流ブランドなのだ。
この考え方が、これまでの常だった。
不況のあおりをまともに受けている。
現金が欲しくて仕方ない。
短期間で現金を手にするためには、
目先の在庫をさばくしかない。
でも、それをやってしまうと、
ブランドメーカーは、将来的に自分の首を絞めてしまうことになるのだ。
しかし、海外では、すでに、その禁断の箱に手を出してしまっている。
■GILT
http://www.beyondtherack.com/
ヒット商品が生み出されると、ものすごく売れる。
だが、ネットは違う。
簡単に国境を越えてしまうのだ。
今月の22日に日本でも一流ブランド品を格安で購入できるサイトがオープンするらしい。
■ブランディシモ
将来、ブランド品って無くなるのかもしれない。
いや、無くなるのではなく、
それをインターネットを使って情報共有し、購入に繋がるという、
こういう時代が終わったのかもしれない。
http://2chcopipe.com/archives/51302970.html
おしゃれクエスト -オタクファッション脱却指南書-というまとめが微妙に面白かったので、自分の場合どうやったか公開しておく。スペックとしては現在36歳独身男だ。
学生向けの激安ショップで友達とショッピングをしていた。イメージとしてはライトオンみたいなところだ。
3着くらいの服を持って、財布を見せて、これ全部欲しいけど金ないんっすよ!と言えばショップのおじちゃんやおばちゃんが1着くらいはおまけでサービスしてくれるような店が主な狩場だった。
この頃はオタクっぽい友人ばかりだったので、その中ではセンスがある、とかカッコイイと言われていた。ある意味黄金時代。
当然金がないのでオカンの買って来た服も大事な服だった。
ダイエー、洋服の青山、ジャスコの3つが全ての狩場だった。他は眼中になかった。
学生向けのショップではなく、ちゃんとしたスーパーで買うことがオトナだと思っていたような気がする。
ショップオリジナルっぽい意味不明なブランドの服をベースに、ハッシュパピーやラコステなどの高級服をときどきビビリながら買っていた。
当然一着5000円もするような豪華な服など買えるわけもなく、3000円くらいの服とオカンの買って来た服を長年織り交ぜながら四苦八苦する。
てんやなどのカウンターに座っても店員からはアウトオブ眼中で注文しても無視されるという空気のような存在として扱われ、ファッション経験値を貯めてレベルアップしなければならないと思い知る。
まず敵を知ることから始めようと、メンズノンノを買うようになる。
ファッション誌ではないが、BRIOも定期購読するようになった。
はじめはいわゆるモード系やヒップホップ系を見ると虫唾が走るような気持ち悪さがあったが、経験値欲しさからこれが正常なんだと念じながら頑張ってガン見して慣れるよう努力した。
半年ほどである程度ガマンできるようになったので、まずアニエスでシャツとパンツとベルトとマフラーを買った。
その後J-CREWでもパンツを買ったので、とりあえず人並みになれたような気がした。
丸井に入ったところまではいいが、組み合わせが分からないので、適当に目のあった女性店員に全身コーディネートしてもらった。
偶然にもそのブランドの関東エリアマネージャーという顔のきく人だったので、他の店舗に堂々と入っていって、これがいいとか似合わないとか着せ替え人形のように着せられながら、靴の合わせ方など色々とアドバイスをもらった。
その後は下着はVISARUNO、アウターはタケオキクチ、イーストボーイをベースにロートレアモン、ポールスミスなどを組み合わせていった。
調子に乗って全身丸井で固めてビームス、エディフィス、シップス、ユナイテッドアローズにも突入を試みたが、ことごとく店員にガン無視されてまだまだレベル不足だなと思い知った。
話がそれるが、ずっとジーンズはボブソンのふわふわソフトタイプだったが、この頃にはじめてエドウィンのスタンダードを買った。
渋谷西武や新宿伊勢丹にも出入りするようになり、ブランドの幅が広がっていき、スーツもマージマサトモやアレグリなど10万円コースで固めていた。
既にファッション誌はメンズノンノを卒業し、MRミスターハイファッションを見るようになった。
この頃買ったジャンポールゴルチエやヨウジのコートは今でも時々使っているが、美容室などで褒められることがありちょっと嬉しい。
美容室も当時考えられる最高峰のテレビなどで有名な南青山の美容室にしていた。むしろ青山周辺ならどこでもよかった。後悔はしていない。
そして難攻不落と聞いていたコムデギャルソンも難なくクリアし、このデザインいいっすねぇ!などと店員と談笑していたが、実際は何がいいのかさっぱりわかっていなかった。
そのためコムデギャルソンは買うだけ買って一度も着たことがない。
ここで突然事件が発生する。
調子に乗っていて罰が下ったのか、人口7万人程度のド田舎に転勤させられたため、服の購入頻度が一気に低下する。
出張先の駅ビルなどでワイズやイッセイミヤケ、グッチやエルメスを買う日々が続いたが、この時期は服オタから脱却するとても重要な期間であった。
クワを持ったおっさんが商店街を歩いていても、全身ヨレヨレのジャージやスウェットで歩き回る人々を見ても、特別違和感を感じないようになったのである。
さらに全く関係ないが生まれて初めてナンパをしたのもこの時期である。
特に作戦があったわけでもなく、我慢できなくなって突発的に声をかけてしまっただけなので当然瞬殺されたが、人並みの人生を謳歌していることに気付き興奮して夜眠れなかった。
美容室のおねーさんにアニエスやワイズが好きなら無印良品はどうかと教えられ、近くの無印に通うようになる。
下着やシャツは今でもメインに使っている。TPOを問わない無難な品揃えがうれしい。
狩場が少ない影響で欲しいと思う服がなくなり、イオンやライトオンでMFEやPLUS ONEを買うようになる。
売り場面積の都合で品揃えがいいので、極度のデザインセンスや品質を問わなければ思い描いたイメージに近い服を探せることが多い。
この時期には完全に頭の中がモード系からカジュアル系に移行していたため、ちょっとダサいかな程度にしか感じない。
イオンで捨て値で売り出されていた青島コートを買ったのもこの時期だ。
話題の国民服がたくさんあって驚いたが、フリースとヒートテック以外はあまりいいものが見つからない。
とくにグラデーションのネルシャツみたいな服の肌触りとセンスはひどいと思った。
まだまだ私にはレベルが高すぎて勝てる気がしない。
とりあえず初日なのでTシャツを買って次回につなぐこととした。