はてなキーワード: パートタイマーとは
獺祭を作っているメーカーは旭酒造という会社名で、山口県東部、岩国市にある。
地元が広島の私はUターン(Jターン?)就職も視野に入れて、旭酒造の会社説明会に行った。
内容は至って普通の会社説明会で、会社の事業内容やこれからの選考予定の説明を受けた。
桜井氏は社長にしてはかなり若々しかったので驚いた。スーツのよく似合う、カッコいいおじさまだ。
桜井社長は、売上げが伸びているので給料に反映していること、ニューヨークで酒蔵を作っている話などを語ってくれた。
事業説明を聞いているときはかなり魅力的に感じており、ぜひともこの会社で働きたいと思っていた。
ただ、旭酒造では10日間にわたるインターンに参加することが選考の条件らしい。
正直なところ、大学の近くの大阪に住んで他の会社の選考も受けている私にはかなりスケジュールが難しい。
その選考スケジュールを聞いた時点で、自分には無理かな、とは思っていた。
「毎年、女性の採用が1、2名ですが、女性は不利なんでしょうか」と彼女は質問した。
パンフレットを見ると、ここ数年は男性を10名以上雇っているにも関わらず、確かに女性は1人か2人だった。
「メーカーで力作業もありますので、男性が多くなる傾向はあります。ただ、私は女性の能力は男性と同等、特に差別することなく活躍できると考えております。」
どうせ女性を差別するなら、そんなタテマエを言わない方がよっぽどマシだと思った。
長時間の労働ができるか、という意味での体力ならば、性差よりよほど個人差の方が大きいだろう。
腕力で雇用を絞るのが合理的なら、東京医科大は数十キロのバーベルを持ち上げられることを入試基準に入れてしまえばよかったのだ。
「緊急時、患者を搬送する必要があるため」とでも理由をつけて。
全ての業務に腕力が必要なら、そういった能力主義も許容することができた。
しかし、旭酒造で女性が働いていないのかというと、決してそんなことはない。
私が工場を見学した際には、たくさんの女性が段ボールの箱組みやラベリングを行っていた。
昔、獺祭を特集したテレビ番組内(がっちりマンデーだったと思う。うろ覚え)では、品質管理を行う女性の姿を見た記憶がある。
杜氏のカンではなく、計測可能な数値で味を保っているとかで、そのデータ取りを行っていたのはパートの女性だった。
要するに、どうしても腕力の必要な力作業があることを理由に、正社員には男性を採る。たとえ、管理職になってからの仕事には腕力が必要でなかったとしても。
彼女たちは重要な業務を任されてはいても、それ以上のキャリアアップも給与のアップも望めない。
正社員の給与は引き上げたのかもしれないが、パートの給与は最低賃金に毛の生えたような、普通の時給だった。
もしかしたら、パートになるよりない当事者の主婦たちにとっては、旭酒造は働きやすい会社なのかもしれない。
でも、力の必要のない業務を全てパートの給料で済ませてしまえば、そこに正社員の女性が入社する余地はない。
この話は数年前のことなので、今は体制が変わってきたのかもしれない。
最近、世間で「女性が働きやすい会社」と呼ばれるものが、子育てに女性だけが時間を割くことを前提としていたり、時間の都合がつきやすい代わりに夫の収入無しではとても成立しないような薄給だったり。
そんなことが多くて絶望したので、今更のように思い出してこれを書いている。
ある自治体で精神病患者のコンサータやらストラテラやらの処方代を助成する仕事をしている。自立支援医療費助成(精神)というやつだ。
受給者証を渡すための申請書を書かせる仕事を窓口でしている程度だが、色々と思うところがあるので綴りたい。
1 助成される人の多くは…
窓口は平日だからか助成される人は高齢者、パートタイマー、被生活保護者などだ。リーマンは少ない。非政令市という土地柄もあるけど。
一般的に精神病(統合失調症、躁鬱病、発達障害等)は思考の癖みたいなのも影響していて慢性的なものだと理解される傾向があり、自分もそう思っている。いわゆる、鬱は逃げ、という考えもここから出る発想だろう。確かに、このご時世若者ほど自殺願望抱くだろうし、4人に一人は希死念慮どころじゃないと思う。マジ鬱ーとかよく聞くし。じゃなぜそんな一般的なことを病気としてしまい、税金使って(年収400万程度なら月の自己負担額が公費助成で5000円に抑えられる)しまうの?
コンサータとからそういうのは麻薬の一種だという見方がある。脳の活動に対する影響を考慮して製造されたものだから、あながち間違いとも言い切れない。だから服用しても麻薬として一時的な効果を得られるだけだろ、と。ここで思う。麻薬に税金使うの?おかしくない?
4 なんで国はそんなことに税金を使っているのか
ひとつは福祉政策としてだ。こういう世相でこれからも患者が増えるだろうことから、本人の健康のためにも、社会の平和のためにも治療が必要だ。
また、産業政策という見方もできるだろう。日本の製薬業界は競争力が高い。その業界に対する需要を国費で支えるのは問題ないだろう。
更に労働政策として、少子高齢化の中飽和市場で希望無き戦いを強いられているため、異常な労働環境を誇る日本を支えるためには、ヒロポンも必要だ。インターンとかで学徒総動員の様相を呈しているし、それでGDPが支えられるなら問題ない。例えヤク中になったとしてもだ。もちろんこの政策が頓挫する可能性はある訳だけれども。
何が言いたいかというと、もっと気軽に鬱病になって合法麻薬決めて人生を楽しもう。一億総躁鬱病だと自虐で笑えるくらいに。生活保護者みたいなクズや高齢者のような役立たずばかりにこの制度を使ってほしくない。以上、現場からのお願いでした。
ある自治体で精神病患者のコンサータやらストラテラやらの処方代を助成する仕事をしている。自立支援医療費助成(精神)というやつだ。
受給者証を渡すための申請書を書かせる仕事を窓口でしている程度だが、色々と思うところがあるので綴りたい。
1 助成される人の多くは…
窓口は平日だからか助成される人は高齢者、パートタイマー、被生活保護者などだ。リーマンは少ない。非政令市という土地柄もあるけど。
一般的に精神病(統合失調症、躁鬱病、発達障害等)は思考の癖みたいなのも影響していて慢性的なものだと理解される傾向があり、自分もそう思っている。いわゆる、鬱は逃げ、という考えもここから出る発想だろう。確かに、このご時世若者ほど自殺願望抱くだろうし、4人に一人は希死念慮どころじゃないと思う。マジ鬱ーとかよく聞くし。じゃなぜそんな一般的なことを病気としてしまい、税金使って(年収400万程度なら月の自己負担額が公費助成で5000円に抑えられる)しまうの?
コンサータとからそういうのは麻薬の一種だという見方がある。脳の活動に対する影響を考慮して製造されたものだから、あながち間違いとも言い切れない。だから服用しても麻薬として一時的な効果を得られるだけだろ、と。ここで思う。麻薬に税金使うの?おかしくない?
4 なんで国はそんなことに税金を使っているのか
ひとつは福祉政策としてだ。こういう世相でこれからも患者が増えるだろうことから、本人の健康のためにも、社会の平和のためにも治療が必要だ。
また、産業政策という見方もできるだろう。日本の製薬業界は競争力が高い。その業界に対する需要を国費で支えるのは問題ないだろう。
更に労働政策として、少子高齢化の中飽和市場で希望無き戦いを強いられているため、異常な労働環境を誇る日本を支えるためには、ヒロポンも必要だ。インターンとかで学徒総動員の様相を呈しているし、それでGDPが支えられるなら問題ない。例えヤク中になったとしてもだ。もちろんこの政策が頓挫する可能性はある訳だけれども。
何が言いたいかというと、もっと気軽に鬱病になって合法麻薬決めて人生を楽しもう。一億総躁鬱病だと自虐で笑えるくらいに。生活保護者みたいなクズや高齢者のような役立たずばかりにこの制度を使ってほしくない。以上、現場からのお願いでした。
大昔は「勤め続ける女」の比率もそんなもんだったんじゃない?あと、専業主婦の7割以上は途中からパートタイマーになってるからなぁ。
「全体」ってことはパートタイマーも入ってるんだぞ?入ってるうえで30%も稼いでない女が約半分。
逆に70%以上稼いでる女は2%-3%位。男にはパートタイマー専業の選択肢もない。
まぁ、どうしても主夫の地位を獲得したいと願うなら、それを願ってる人が前に進みたいと信念をもって社会を変えていこうよ。私も願ってるよ!がんばれ!
違うな。
後先考えず「女性の社会進出」なるジェンダーロール放棄をした者こそ責任を取るべきだ。
パートタイマーで、おばちゃんたちと働いているのだが、おばちゃんたちの会話は会話のようで会話でない。自分の経歴、子どもたちの事情を、笑顔で包みながらはなし、自分たちの幸せ自慢のドッヂボールだ。世間一般では幸せとは見なされない方のおばちゃんは、軽く片頬を引き攣らせる。
こういうとき私のようなコミュ障には、あまり話を振ると、向こうが可哀想だと思うせいか、今日はいい天気ねくらいしか、話を振らない。最底辺も悪くないなと思う。
あと、触れられたくないことを質問されたとき、質問返しが有効。〇〇で働いてたことがありましたが、あなたさまは?とか。こういう腹を割らないことをするから、コミュ障なんだけどね。
マウントの取り合いは人の性だと受け入れて、あとは人にどう思われてもいいと開き直ればいいのかな。
興味深く読ませていただきました。
当方元引きこもり。パートタイマー、老親のすねかじりをしている腐女子です。結婚というステータスを得たあなたは世間から見て正しいと思います。本人の気持ちなんて世間は考えないですよ。
私は好きに忠実に生きたあまり、人生で何も積み上げませんでした。自業自得です。選んだのはもちろん自分です。
今歯を食いしばって、世間から正しいと言われる生活を送るのがいいか、好き放題生きてこんなはずじゃなかったと泣きくらすのがいいか。
大昔の作品だし供給なんて耐えて久しいから、そこそこ絵を描ける自分が、参入してから、そこそこの評価を貰えた。
アフターやイベントのお誘いも貰っているけれど、遠方を理由に参加はしていないし、今後も参加する予定はない。
当方はアラフォーだけど、結婚していないので、いい歳して積まなければいけない人生経験をろくに積んでいないからだ。
仲良くしてくださる、主婦の神絵師神小説書きの方に、私なんぞがあえば、絶対にドン引きされる。
だらしなく肥えた体、親元で親の介護がいつか迫り来ることを知りながらぬくぬくと老親に面倒見てもらえるパートタイマー、リアルの友人からもすっかり相手にされなくなった幼稚な言動と行動、アラフォーと書いたが四十超えてる、不惑だ、不惑、こっちは生きる知識が乏しく惑いっぱなしだというのに。
自分の作品を今後もフラットに見てもらいたいので、そこに「わたし」という存在など邪魔なのだ。
勇気と粘り強さと思慮深ささえあれば、正職員にもなれたろうし、結婚も出来たかもしれない。
けれど、それができた若い頃は、社会が怖く引きこもりだった。努力が足りないのはわかっているが、四十超えた今、外に出て、自分のお金を貰えるようになるまで社会生活を営めるようになるまで、かなりしんどかったんだ。男性に好まれる容姿や行動、生態調査、プレゼンテーションまでの努力に手が回らなかったし、それはしたいことではなかった。それに、自分みたいな不適合者が子供を作ったら、自分に似せまいとするあまり、恐らく虐待に走るだろう。世の人が言う幸せをそこまでして欲しくないし、それをきちんと経験した世の女性や私の母を尊敬している。生まれてきてごめんなさい。死にたいんだけど、死ぬのが怖いんです。
ごめんなさい、話が暗くなった。御察しの通り、処女だ。しかも腐女子。
社会生活を送ろうと思ったのは、イラストを描いて、本やサイトを持って、妄想だらけのこの頭の中を、形にすることができたらなと思ったからだ。そのためなら、年下の人間の蔑んだ目や、あいつの人生よりはまだマシと言う世間からの視線も我慢できる。年上の家庭に疲れた人の言葉のサンドバッグにもヘラヘラ笑っていられる。
そういった視線を、今のジャンルで仲良くしてもらった神絵師さんや神小説書きさんから、注がれたら、あのキモい奴の作品など見れない、悪い意味で見る目変わるわとか思われたら、もう生きていけない。
日常ツイも極力しない、ツイッター内で声をかけられても当たり障りない返しをする、淡々と自分の理想をこめたブロマンス的なホモを描く、たまにプライベッターでえげつない漫画をおく。
交流も最小限でいい。私の裸踊りをしれっと見てくれるだけでいいんだってば。
はてなー「じゃあ辞めろよ」
↓
ぼく「辞める!と言ってその日に辞められると思っとるんか?」
↓
ぼく「数日前に決まって出ていくのが今週なんだが?」
ひょんなことからDラン大学を卒業した俺は、就職のためにあちこちの企業について調べるのが面倒だったから、とりあえず公務員なら安定やろと公務員になった。
大学にいる間になんか嫁が出来た。
配属と同時に地方に飛ばされた。
嫁は渋々内定先を蹴って俺の配属先近所でパートタイマーになった。
俺は1年間手取りの少なさと仕事の効率の悪さと、9人の人格者と1人の人格破綻者という公務員の黄金バランスに驚愕しながら働いた。
全国転勤ゆーても3年とか5年とかそれぐらいおきやし人によっては同じ地区にずっと居たりもあるしまあ何とかなるでーと聞いてのだが……
ついこないだ突然「君、1年目で悪いんだけど早速転勤な。行き先は◯◯(めっちゃ遠くの地方)だから引越しの準備しておいて」
マジでーと思いながら慌てて引っ越し屋の見積もりとったら「トラック増やせば間に合うんでーまあ100万ぐらいっすかねー」って言われた。
←イマココ
どうしたらいいか?
一応情報系の学部を出てるのでプログラミングは出来なくもない。Vue.jsでSPA作ってFirebaseにデプロイしたりとか、GASで簡単な集計アプリ作ったりとか、Unityでスマホ用の子供向けガラガラおもちゃアプリを作ったりとか、知らない技術でもチュートリアルから一歩先くらいまでは1、2日で使えるようになる。
でも、それだけでエンジニアになれる気がしない。
だって、それらは本当にチュートリアルの一歩先でしかないから。
それに職歴。どれも1年前後で辞めててかつ空白も多いマイナス職歴ばかり。
でも、プログラミングとか出来るのに職歴問わずのパートタイマーをやる気にはなれず、なんとかしてエンジニアの世界に潜り込みたい。
どうしたらいいだろう?
これはパートタイマーや専業主婦も含まれてるからか?と思い、企業規模別の平均を見てみるもやはり女性が100万ほど低い。
役職に就くとその分年収が上がるので、女性の役職者が男性と比べて少ないのか。
そういえば、どうして面接で男性ばかりとるのか、この職は女性に人気が無いのか?と上司に尋ねた事がある。
「面接をすると女性は先の事を見据えている人が少ないから、結果として男性ばかり取ることになる。女性の応募はある」とのことだった。
先の事、が何を意味するのかはわからなかったが、おそらく、自分の身の周りや目先の事だけでなく部署として会社としてどうやっていくか、リーダーやマネージャーとして現場をまとめていく展望があるのか、のような部分を指すんだと思う。
そもそも女性は責任のある立場になりたく無いものなんだろうか。
上司との面談の場で、リーダーに興味があるかと訊かれた時に、自分の年齢のひとまわり上の、それも男性の上に立つ自分を想像したとき、あまりにバランスが悪く思えて、いやあと言葉を濁したのを思い出した。
もしあの時自分が乗り気だったら任せてもらえたんだろうか。
上司の言う女性は先を見据えてない、には自分も含まれてるんだろうなあと、何週間か前の面談で伝えられた「言われた事はそつなくこなすし、仕事も速いけど」は、暗に指示待ち人間だと言われたんだろうかなあと。
時短勤務にはせず、フレックスを活用して子育てと仕事を両立している人も多い。復職後も上手いこと働いていけるだろう。
いちから職場の設営に携わりたい等、その特殊な環境をぜひ経験してみたいと云った理由ではなく「いちから人間関係が作れるからオープニングスタッフ募集は魅力的だ」との考えが応募の動機ならオススメしない。
パートタイマーの仕事を探していたところに小売業のオープニングスタッフ募集の求人を見つけた。私の応募動機は正に「人間関係をイチから作れる期待」によるものだった。
最初はスタッフ皆同列で和気あいあいと文化祭の準備&出店のようで楽しかったが、徐々に月の総勤務時間の多さに従ったカーストが出来上がった。
仕事の出来ないスタッフが勤務時間の多さだけで幅をきかせたり、家庭がうまく行っていないモラハラ気質がフルタイム契約していると最悪だ。人徳のあるスタッフがフルタイムに居たとしても毒の方が遥かに強く、短時間パートより疲弊するスピードは速くなりbotになるか追われるかの2択となる。フルタイムと言うだけで仕事の内容が伴わなくとも何故か偉い雰囲気を纏うことが許されるのは謎のシステムである。いずれこの者たちだけが居心地の良い環境が整っていくが、以下がその原因と過程である。
まともな会社なら従業員間の馴れ合いやそれに伴うイジメについては見過ごさず是正してくれるが、Fラン出身やバイトからそのまま他の企業を経験する事無く登用された世間知らずなど、質の悪い社員しか集まらない会社では職場崩壊への一途は必至だった。
元々パートの殆どは同期なので、先輩後輩がない中での関係が濃密で複雑になりがちなのは特筆すべきところだ、疑問に感じることがあっても指摘の仕方が難しい。お互いにイチから作り上げて来た担当部門なので、気に触る度合いが大きくなる。その為慎重な対応が必要であり社員を通してうまく指摘して欲しいと相談するも、ポンコツ社員だと不備を言いつけたと取られかねない行動を起こすのでその後は堪らない、相手のパートから仲間外れや無視をする等の業務に支障をきたす反撃を受ける事となる。間もなく渦中と成る人物は数名の結託したフルタイムパートに固定される事となり、あちらこちらでその派閥が同様の嫌がらせを行うのが状態化する。そして派閥外のパートを押さえ込むことに成功しカースト上位の「居心地の良い環境」が構築され、利用者へのサービスの質は完全に置き去りにされて行く。
その点中途で採用されるパート先は先輩後輩がはっきりしているので気が楽だ、余程環境のおかしい職場でなければ指導や指摘は素直に従っていれば良いし見当外れな事もまず無い。オープニングスタッフで作り上げた環境は他部門スタッフからの指摘そのものが見当外れな事が多々ある上に衝突しやすいのは先に述べた通りだ。
また既にある職場なら事前の視察も可能である事は想像以上に大きなメリットである。
既にオープニングから勤務し悩んでいる方は、何かおかしいなと感じたら直ぐに次の職探しをするのが良い。いくら待っても努力しても上司が変わっても会社の体質が末端を作っている為改善はほぼ期待できない。オープニングスタッフは好条件で募集がかけられている事が多く惜しいかもしれないが、疲弊しきってからの退職だと辞めてからも長く重苦しい気持ちを引きずり心の傷に悩まされる事になる。寧ろ辞めてからの方が環境の異様さを客観視出来るようになり新たな怒りが湧く程だ。
オープニングスタッフ募集へのエントリーを安易に考えている方、Indeed等の企業口コミも大いに参考になるのでもう一度良く考えて欲しい。
2019-01-22
■風嬢で一生が終わると思っていた
自分をMだと思おうとしていたが、どうにも違うらしい。多分私は馬鹿なだけだ。だからあらゆることを受け入れられるし、何をされても笑っていられるんだと思う。
中学生の頃男子にボロカスにいじめられていて、毎日「ブス」「キモイ」「しね」のどれかを聞くような日々を過ごしていた。それと同時進行で私はネット上で男に自分の性的な面をアピールして欲情されることに酔っていた。バランスを取っていたんだと思う。リアルではボロカスに言われてゴミ扱いされているけれど、ネットではちゃんと女として市場価値があるんだぞ、と逃げ場を作らないと自分が滅茶苦茶に壊れてしまうような気がしていた。
高校生になってもそれは続いた。
周りの女子は一気に垢ぬけていくけれど、私は馬鹿なのでなんでみんながそんな風に一気に女らしくなっていけるのかわからなかった。要するに私は容姿に恵まれないのみならず芋っぽいダサい女だった。そうなってくると今度は見た目の面でも顕著に美醜やセンスが際立ってくる。女子にすら「デブゴリラ」と言われる始末だった。
私はそんな風に現実が過酷化していくのと同じようにネットにのめり込んでいった。高校に上がりケータイを手に入れた私は遂に出会い掲示板(年齢や個人情報を登録する必要のない、実質出会い系サイト。多分当時はギリギリ合法)で自分を性的にチヤホヤしてくれるおじさんと性的なことをするためだけに会った。とはいってもおじさんが、私は処女だからと無駄に気を利かせてくれたから、挿入は無かった。それにしたって、私にしてみれば自分に対してリビドーを感じ我慢できず放出するだらしない男の姿はひどくセンセーショナルで、蠱惑的に映った。
それから色々な男とやりとりをしては性的なアレコレをした。それだけが私の自己承認欲求を繋ぎとめていた。
その中で私は奉仕型のMだとよく言われた。そうかもしれない、そう言われるならそうなんだろう程度に考えていた。
高校卒業後すぐ、出会い系サイトで知り合ったおじさんを迎え入れて、その人の精液と一緒にティッシュに丸めて処女を捨てた。
お金は貰っていなかった。今思うと本当に頭の回らない馬鹿だったと思う。どうせヤるなら売れるものは売っておけばいいのに。
私にとって私という女はゴミカス程度の価値しかなく、私の体は見た目の悪い玩具でしかなかった。
同時進行で卒業まで続いていたいじめが辛すぎて、大学進学をやめておくことにした。きっと私は大学でもうまくやっていけないとどこかで思っていた。結局股を開いてしか男とコミュニケーションが取れない私は「みんな」の言うように気持ち悪い存在なんだと、リアルとネットが実は地続きなんだと、そんなことに気付き始めたころ、私は既に疲弊し絶望に包まれていた。
適当な専門学校に進んだ私は一人暮らしの生活費を稼ぐために風俗店に入店した。
本番禁止店であったが、結局のところ誰ひとりとしてそれを守る人間などいなかった。それは嬢も客も一緒だ。
毎日が肉欲にまみれ、甘ったるい接客で何人もの男を相手し、日々脳みそがとろける感覚がした。私は遂に落ちるところまで落ちていくんだ、落ちていけたらきっと楽だとすら思った。そうしていくことが、いじめから始まった私の女としてのコンプレックスが報われるたった一つの道だとすら思った。私は男がリビドーを捨てていくためのゴミ箱に甘んじることでこの物語を終わらせよう。潮時と思える時が来たら死んでしまえばいい。
結局実習で馬鹿さが露呈してまたいじめに遭い、私の意識は急激に社会に引き戻されて、学校も続かなくなって実家に帰ることになった。
いじめから始まった色々な鬱屈は、いじめによって急激に収束し、結局田舎の芋くさい女に帰って来た。
自分が性的なコンテンツとして消費されていたのがウソみたいに、私は今淡々とパートタイマーとして働いている。
不思議なことに、潮時をとうに過ぎている気もするのに、私はまだ生きている。多分、これからも生きていく。
今思うと、若気の至りじゃ済まされないよなって、若くたって自分の頭で考えればもっとマシな道を選べたはずであると思う。当時は「コレしかない」と思っていたことでも、案外別の選択肢なんかごまんとあったりするんだと最近になって気付いた。
結局のところ私は変態性欲者でもMでもなく、ただの馬鹿だったんだと思う。
後悔は先に立っていてはくれない。多分、先に立っていたとしても無知な私はその啓示を無視するんだろう。私なんてそんなもんだ。
こんな体験談はごまんとあると思うけど、だからこそ似たような体験した人がコレを読んだとしたら「自分だけじゃなかったんだ」とか思ってもらえたらいいと思う。
そうして数週間が経ったある日。
「マスダさん、おかしいと思いませんか」
いつもと同じように仕事をしていた時、センセイはそう疑問を投げかけてきた。
「何がです?」
「何が……ってこの会社がですよ」
センセイはさも当然のように言ったが、母は要領を得なかった。
母はこれまで、経営だとか雇用だとかいったものとは直接の縁がない人生を送ってきた。
世間一般的な異変を察知することは出来ても、詳しくないものについては勘が鈍る。
母もその自覚はあったので、センセイが何を問題にしているのかは素直に気になった。
しかし、センセイから返ってきた言葉は、これまた要領を得ないものであった。
「完全週休2日制で、祝日も休み。給料が良い。労働時間は厳守。働いているときも割と自由がきく。休憩は頻繁にできる」
母は理解に苦しんだ。
そんな中で労働環境が快適だというのは歓迎すべきことだ。
なのに、センセイはそれがおかしいのだという。
「2階を見ましたか? 雑貨屋があって品揃えも多い。自販機もやたらと色んなものがある。自社オリジナルといっていますが、それにつけても安い。いや、食チケで払えるから実質タダですし。労基を大事にしているのはまだしも、福利厚生まで充実している。私たちのようなパートタイマーにまで、です」
「それの何が問題なんでしょうか」
「福利厚生は社員の満足度を上げたり、モチベを維持させたり、労働力の向上が主な目的です。あったほうがいいのは間違いないですが、費用対効果が不確かなので会社によってピンキリなんです」
「結構なことじゃありませんか。つまりホワイト企業ってことでしょう?」
「その“結構なこと”を、多くの会社はしたくても出来ないんですよ。最近できたばかりの会社がここまで厚遇なのは、経営として異常なんです。経営は常にコストとの睨み合いで、どこを削れるかいつも考えていますから」
主にこの人材を安く、雑に扱う企業を「ブラック」と呼ぶことが多い。
それに対して、この『256』という会社は人材に金をかけ、丁寧に扱う。
ホワイトといっても過言ではないのだが、センセイはそれをやりすぎだと主張していた。
「それだけ余裕があるってことでは? 急成長している会社らしいですし……ん?」
コストをかけるにしても元手がいる。