はてなキーワード: ネットユーザーとは
コメ農業のガチ表現をしにいった天穂のサクナヒメの攻略の一番参考になるのが農林水産省やJAなどのサイトになると話題になっていたが、
これらのサイトを攻略wikiと表現しているのは企業系攻略サイトのクソのせいだ
元々、ゲームの攻略情報は個人サイトでまとめられていたが、当然集合知のほうが効率がよく無料のレンタルwikiサービスに情報が集約されるようになり、多くの人が情報提供していた時代があった。
https://w.atwiki.jp/mhp2/ モンハンシリーズの黒wikiなどはかなり情報も詳しく特に有名だったかと
攻略サイトのPVの良さに気づいたWEBメディアが攻略サイトを作ったが、その企業のライターしか記事を編集しないただの攻略サイトのくせに
攻略wikiと僭称しだした。(gamewith、game8など)
本来のwikiのメリットである集合知による人海戦術のサイト構築もなく、PV至上主義のWEBメディアのクソなポイントを存分に発揮し何にも中身がない記事を量産した上で
SEOにも強いせいでゴミ記事が大量に検索上位に浮かぶネット界隈のゴミなのだが
企業系攻略wikiがwikiの名前を乗っ取ってからもう何年も経過しているため、ユーザーは攻略サイトの意味で「攻略wiki」と使っているのだ。
ここでwikiという言葉は「ギガが減る」のように本来の意味は無視されて使われているので今のネットユーザーはwikiがユーザー編集型という意味を持ってると知らない可能性は十二分にある。
人生で最初にネットに触れたのは2001年だか2002年だかのことで、俺はまだ中学生だった。
当時、ネットに接続する環境は既にある程度整っていたし、最初に触ったOSもWindowsXPだ。
それ以前の世界を知る先輩方や、年齢層の異なる人達の知識には遠く及ばないだろう。それは最初に断っておきたい。
あの頃はPCに触るのも初めてだったから、まずはキーボードやマウスの扱いを楽しみ、プリインストールされていたゲームで遊び、ネットに視野を広げてからは学校の友達との繋がりにもなった。
遊びの延長線上で個人サイトを作って隠しページなんかのギミックを披露しあい、やがては簡単なゲームを作ってみんなで遊んだ。
どんなに出来のいい(と自分が思う)ものを作ったって相互リンク以外からのアクセスは皆無だったから、設置していたカウンターは仲間内だけでキリ番目当てに必死に回している様な状態で、現代で言う「バズる」なんて現象はあり得なかった時代だ。
だからなのか、当時はネットを「議論するためのツール」とは考えなかった。
もちろんMSNメッセンジャーや個人サイトの掲示板やチャットを使って雑談することは多々あったし、某匿名掲示板を覗けばいくらでも論争してる人はいたけど、それはどちらかというと「お遊び」で、ネットのメインは創作活動だった。
いかに面白い情報を漁り、いかに面白いことするかに焦点を当ててネットと付き合っていた。
黒歴史としか思えない痛々しいポエムだって、読んだ人がきっと感心するだろうという自信を持って載せていた。
ああした世界観が長続きしないものであるということは理解している。
YouTubeが世に出て、ニコニコ動画が流行り、やがてみんな大人になって勢いは落ち着いて、色々と整備されながら世代は移っていく。そこに反感はない。
あの頃の世界の行きついた果てが、ロジックをこねくり回す、どちらが正しいかを決めるだけの合戦だと?
もちろん、これは俺の観測範囲の問題なんだろう。嫌なら見なければいい。その通りだ。実際、いつもはそうしている。
しかしお前ら、わかっているのか。
そこは「SNS」だとか「はてブ」だとかたいそうな名前がついているが、あの頃の個人サイトの掲示板やチャットの延長線なんだぞ。
僕は実は最近まで知らなかった。ゲームオタクの知り合いの話に出てきて知ったんだが……日本の闇を覗き込んだような心地になったよ。
日本でこの10年位……大問題になっている事件。ネットユーザーの問題行為をネタに複数の人物の誹謗中傷行為や個人情報の収集を繰り返し、住宅などに不正侵入するなどして撮影した画像・動画をネタにして、インスタントメッセージや匿名掲示板のチャットを使って公開する。最初に被害者となった男性が助けを求めた弁護士が所属する法律事務所の名前から「恒心教」と呼ばれているらしい。
世間では報道により単発程度の事件と思われているようだが、実際には既に100人単位の被害者が発生しているような状況だそうで、その中でも、2020年の高知大学・高知県立大学の爆破予告事件では一時期ニュースでも取り上げられる騒動となった。
とにかく、被害者の人数があまりに多過ぎること(すでに100人以上の被害者が発生しているとか)、被害者の多くがデジタルネイティブ世代位からの年齢層であること、加害者側も若い人物が多いこと、そして何より、この組織構造が未だ解明されていないこと……いやー、闇が深過ぎ。こんなことがあった、というか、あるんだなあ。
問題があったら消す。
あるゲームで、修正アップデートに新キャラのデータが含まれていることがわかった。
このゲームでは、海外ユーザーによるリーク(情報流出)が問題視されていた。
アップデートに画像などのリソースが含まれており、解析によって実装キャラがわかってしまうのだ。
これでは、運営の目論見通りに盛り上がらなくなるし、買い控えも起こる。
そこであるとき、アップデートの直前に、次のアップデートで実装されるキャラを公開した。
これはとても盛り上がった。
そして、今回打った手が、バグ修正のアップデートにリソースを含める方法だ。
直後に実装されることも発表された。
もっと賢い運営であれば、最初からロードマップを公開している。
ネットユーザーは思い通りには動いてくれない。
「サプライズに驚いてくれるはず」などと期待しないことだ。
集団ストーカーという単語自体はネットスラングとして2000年頃にはもう一般的になっていて、個人ホームページやBBSで自称被害者が告発や交流をしていた。
2004年頃のブログブームで、自称被害者が自分から主体的に発信できるようになって、この頃にはそういう方面に興味があるネットユーザーには十分に知れ渡っていたのではないだろうか。
自分自身は、2005年頃に「集団ストーカー被害を知っていますか」というビラが自宅のポストに入っていて、ネットスラングを初めて現実で見て衝撃を受けた記憶がある。
(どうしたものか、日本では「一つの中国」が話題になっています。)
https://mp.weixin.qq.com/s/JrzQf_Wn38AfDG1NxkIUfQ
ホロライブのライバー「赤井はあと」「桐生ココ」が配信中で台湾を国と呼んだ結果、
ホロライブは謝罪の声明を発表し、その中で「我々は”一つの中国”を支持します」と語った部分が注目された。
ホロライブは該当ライバーに対して、三週間の謹慎処分を下した。
ちなみに台湾でも四大紙の一つと言われる「蘋果日報」でニュースになっている。
日虛擬主播提「臺灣」踩碎強國玻璃心 經紀公司發「禁播聲明」
https://tw.appledaily.com/international/20200927/5RC2MPFH2NHD3L5FL4JAUSRDKY/
前回 → anond:20200914214630
自宅に帰った新入社員の増村は、苦渋に満ちた表情で会社から貸与されたばかりのタブレット端末を見つめていた。
(この会社に入ってよかったのだろうか…)
大学でソフトウェア工学を専攻し卒業研究にWebアプリケーションフレームワークをテーマにした増村は、Webエンジニアになることを志望して入社したのである。採用選考において、部署配属は研修後に決定するので志望するWebエンジニア部に配属されないかもしれないと面接官に言われたが、Webに関われるのなら何でもやりますと二つ返事で答えたのだ。入社してから気づいたことだが、Webエンジニア部は小規模な組織であり、会社としては広告事業に携わる営業マンや企画マンになることを新入社員に望んでいるのだ。
(こんなことなら、WebにこだわらずSI(システムインテグレーター)業界を志望すればよかったな…)
しかし、皮肉なことに増村には自信があった。はてなスター研修でトップの成績を収める自信が。増村ははてなブックマーク(以下、「はてブ」と略す)とはてな匿名ダイアリー(以下、「増田」と略す)のヘビーユーザーであった。自宅ではてブと増田に熱中するのはもちろんのこと、大学で講義の空き時間にもスターの通知や増田ユーザー数の伸びに目を光らせているほどであった。そんな増村にとって、羽手生部長の説明は退屈で的外れなものだった。俺が代わりに壇上に立ってスター獲得のノウハウを伝えてやるよと言いたいほどであった。
羽手生部長ははてなの会社経営や事業内容については同業他社としての見識を持ち合わせていたが、その名に反して肝心のはてブの知識があまりなかった。はてブの使い方を説明すると言い、プロジェクターにはてブのトップページを表示させて500ユーザー超のライフハック系エントリーを開き、
とスターをもらえそうにない互助会ブロガー文体のブックマークコメントを残した。そして、新規にブックマークを追加する方法についても説明した。新聞社のWebページからスポーツの記事を探し、巨人が逆転負けしたというニュースにはてブして、
前半リードしていただけに勝てると思ったけど残念です
という、これもまたスターのもらえそうにない残念なコメントをした。
新入社員もはてブを知っている者はほとんどいない感じだった。はてなスター研修を羽手生部長が説明した時も、「はてなってなんだ?」、「名前は聞いたことあるけど使ったことないな」というつぶやきがざわめきとともに聞こえたくらいだ。「ブックマークコメントはいくつしてもいいのですか?」、「アイコンは変更できるようですけど、変更してもいいですか?」などとあまり本質的ではない質問を羽手生部長にする者もいた。それに対して羽手生部長は同一ページのブックマークに二つ目のコメントを入れられないかを試行錯誤していたが、近くに立っていた武隈課長が1ブクマにつき1コメントしかできない仕様だと説明した。その流れでアイコンの変更方法も武隈課長が説明した。
武隈課長ははてブに対する知識はあるようだが、基本的に置物のように立っているだけで研修に関してはあまり実権がない感じだった。しゃべり方や所作に覇気はなく、閑散部署の名ばかり管理職といった風情だった。増村は羽手生部長ではなく武隈課長に以下のようなはてなスター獲得方法についてのクリティカルな質問をしようとしたが思いとどまった。
はてブの経験者だと感づかれたくなかったので、増村は何も質問しなかった。はてブをするものなら誰しも、はてなユーザーであることを隠匿するのは当然のことであろう。FC2・発言小町・ガールズちゃんねる・ふたば☆ちゃんねる・爆サイなどの利用していることを公言しづらいWebサービスのユーザーでも、人と場所を選び酒の席で興が乗った時ならばカミングアウトが許されるだろう。しかし、はてなユーザー(特に増田)であることを公言することは冗談では済まされない。ネット上で誹謗中傷を交わすだけに飽き足らず、現実世界で凶行に及ぶ可能性を秘めた危険人物扱いされてしまうがオチだろう。増村はその日、言いたいことをこらえながら研修の説明をじっと聞いていた。
ちなみに研修としては、スター獲得の最適解を追求するのが目的ではないと増村は感じた。どのようなコメントをすればネットユーザーの好意的な反応がもらえるのかを新入社員同士が競い合いながら探っていき、広報能力を向上していくことを人事としては望んでいるようだった。そのような研修で部署配属を決定するのもどうかと思ったが、研修する側も初めてのことを試行錯誤している感じだったので真意は測りかねた。
増村はタブレット端末をじっと見ながら考えた。はてなユーザーであることは絶対に悟られてはならない。だからと言って、稼げるはてなスターを獲得しにいかないのもプライドが許さない。それに、配属はどうなるのだろうか。スターを大量に獲得してトップの成績を収めたら志望通りWebエンジニア部へ配属してくれるのだろうか。研修で優秀だったからと本人の志望を無視して、Webエンジニア部でなく広告事業関係の部署へ配属するのではなかろうか。
――いったい、俺はどうすればいいんだ…。
その4つをとことん掘り下げてそこらの専門板に居るネットユーザーより詳しくなれよ。
1つですら達成できないであろうほど、どんな物事にも深みがあるんだぞ。
そしてそれらはリアルタイムで進歩していく、知識を日々アップデートしていかないといけない。
「しかない」なんて失礼千万だ。どの分野にも日々研究に明け暮れている人たちがいる。
普通の人だと、ソシャゲを3つ掛け持ちして全部をイベ完走しつつ最新の上位勢の環境についていけるプレイをすることですら実質不可能なんだよ。
さらに金と時間と気力に余裕があればその最新環境のノウハウをブログや動画でシェアしたり配信したり或いは専用のハードウェアやソフトウェアを自分で開発してしまったり。
楽しみ方は網羅しようとしたら無数にあるんだよ。
そういうポテンシャルがあるものを、ごく表層だけ撫でて「こんなもんか、これしかない」。
ネットには物事や他人の取り組みに対するリスペクトが微塵もない皮相浅薄なやつらが多すぎる。
4つのうち1つに「インターネット」なんてざっくりした区分を挙げちゃう時点でインターネットのことを何も分かっていないことは明らかだからそれには触れてやらんとして。
把握した上で実践は伴っているのか?
そういうことだよ。
VTuber星野ニアの事件は、あらゆる関係者が総じて自分のイメージ作り下手だった事に由来する地獄だと認識している。
まずは気の毒だった。同じハンドルネームの奴がわらわら登場したら自分だって嫌だし困る。
しかしながら起こったことは名前が被ったところまでであり、「名前を変更しなくてはならない」「アカウントを削除しなくてはならない」「同人絵師廃業」まで自分を追い込んだのは、他ならぬ氏自身だった。
例えばHNが被ってしまったとき、「名前が被ってしまった絵師wwwww」とネタ方向に持ち込むことや、Vtuber星野ニアから有償依頼を募集すること、あるいは自分もVtuber星野ニアになることだって出来た。
ある意味ビジネスチャンスに変わるポテンシャルすらあった事象なのだ。
それでも氏が選択したのは「被害者として嘆き、名前を変更すること」だった。このまま絵師として死んでいくことしか、もうできない。
Vtuber星野ニアにDM凸するなど、ファンとして下品で、やってはいけない事をした。
これは絵師星野の評判にすら関わる行動で、よかれと思って絵師星野に引導を渡す存在だった。
特に絵師星野のファンからのDMを晒したり、名前を変えてくれてありがとうといってしまった個体は、もはや中身たかが知れている。
星野ニアは群であり種族だ。このまま星野ニアというブランドそのものを貶め、傷つける可能性もあった。慎重に動かないと、星野ニアそのものが死んでしまうのに。
未だに問題に対しては沈黙を貫きつつ、Twitterは絶賛稼働中。その為批判が集まったり、同じ目に遭わせてやろうと名前を目浮津にするネットユーザーも増えてきた。
新しく命名する際、まず一回ググるだろうという時点で何かがおかしい。
そもそも氏の挙動には不審な点も数多くあり、説明責任を果たしておらず、悪い意味でその名を届かせてしまっている。
という訳で、全員が全員イメージを損ねるという結果で終わってるのがこの事件だ。
全員がもう少し未来予測をして動いていればこの事件は起こらなかったと断言しよう。
そもそも名前かぶりを気にしなかったかいると知っていてスルーした目浮津氏が、少し考えればこの事件を予想・回避できた。
絵師星野ニアは、対応を被害者に振りきらなければ、これは事件ではなくバズネタで終われた。
絵師星野ニアファンは、もう少しアプローチとその作用を想像すれば、自分の望む結果を引き寄せられた。
哲学の域に及ぶほどの話ではない。
なぜスターが嬉しいと思うのか。
それはその人が、スターを貰いたいと思ってスターを貰えるような文章を書く意識を持ちながらはてなを利用しているからではないのか?
だが、スターを貰うことを主目的としてはてなを利用していない人もいる。そういう人にとってスターは興味がないか、不気味な存在でありえる。
そもそも、素性の知れぬネットの他人からの評価を喜ぶということは、自己認識がネットの他人と同列かそれ以下の人間であるということだ。
スターを喜んで集めようとしている人は、暗黙にその「俺たちがネットユーザーだ」の如き認識を共有しているつもりになっているが、自分に一つでもネットの大衆の認識と相容れないスペシャリティを持ったことがある人であれば、そのような認識を共有する前提でもってスターを無条件に肯定的に捉える発想がいかにナンセンスなものであるか感じるところがある人も少なからずいるはずである。
アメリカがTikTokをbanにするということを喜んでいるネットユーザーもいると思う。
だけれど、これ、ヤバい。情報戦の観点でいうと、喜んでいるのはきっと中国共産党だ。
その理由を挙げていく。
2020年代の世界が、アメリカ+自由主義国 対 中国+自由の乏しい途上国、という対立構造になることは、誰もが知っているとおり。
冷戦と同じ構造だ。この中で勝ち抜くには、その中で共有された価値観がモノを言う。自由という価値観は、有事には弱い面がある(今回のコロナのアメリカと中国の差を見てくれ!)。しかし、時間が経つと自由を重視していない国に必ず優ってきた。理由?簡単だ。自由がない国はつまらない、そして、権力者が腐る。頭のいいやつはなんとしてでも逃げ出して自由のある国に動く。アインシュタインはナチス・ドイツから逃げ、グーグルの創業者の父親はソビエトから逃げてきた。
特に中国との差があるのが、表現の自由だ。アメリカとその価値観を共有する国は、表現の自由を絶対に大事にするべきだったのだ。TikTokで持っていかれる個人情報なんてたかがしれている。あんなのを諜報活動に使ったところで、アメリカ人のJKの何割が肥満かぐらいのデータしかでてこない。だったら、「価値観が相反する陣営のものだって、ウチでは使えるぞ」という自由を示した方がよかった。
ところが今回のbanは習近平が行ったGoogleのbanと同じ香りをさせてしまった。本当に愚かだ。Huaweiだけにしておけばよかったのだ。
TikTokをアメリカ人に使わせたら、ウイグルの人権問題を告発する動画をアメリカ人のJKに作られてしまった。あっという間にシェアされて、中国本土にも届いてしまった。あれこそ表現の自由のない国からすると厄介なユニコーンだ。WeChatなどのように、自由主義国と分断されたSNSが中国には大事なのだ。
日本の中でもTikTokをbanだ、と騒いでいる人には注意したほうがいい。騒いでいる本人が工作員だとは言いたくないし、おそらくありえないが、工作を受けてしまった可能性がある。非自由主義国が情報戦で相手に自滅させるには、まず相手を分断させ、かつ、自国へのアクセスを減らすことが大事なのだ。インフルエンサーに近づき、一見すると愛国主義的なことを吹き込み、そして相手国の価値観に反することを煽る。結果として、自国の―この場合は中国共産党の―価値が悪くないという『刷り込み』が完了する。
あのマンガに正解があるのか分からんけども、自分なりの解釈を書いてみたい。
『The Terrible Sea Lion』はSNS上でよく見かけるやり取りを揶揄したものであり、その本質はネットユーザーの公私に関する意識の差を描いている。
というわけで、マンガにおいては現実世界のものとして描かれているけど、これらはすべてネット上でのやり取りであると考えられる。
女性が屋外で不穏当な発言をし、それを相手方がたしなめている。これをSNSに当てはめるなら、パブリック上で問題発言をしている図となるだろう。それだけでなく、このコマからはそういった行為を犯す人間の意識まで読み取れる。
背景に注目してほしい。
そこに人はいるだろうか。あるいは、人の気のあるような場所だろうか。
否、だ。
これはSNSを(特に身内で使っている)人間に陥りやすい心理状態だ。
そこがパブリックな場所であっても、見えている世界が自分と知り合いだけの空間だと脳はプライベートな場所だと錯覚する。それが現実でのことなら、そこまでおかしなものではない。しかしネット上においては、ひとっこ一人いないように見えても、そこには無数のネットユーザーがいるのだ。そして、それを可視化する方法はない。
何気なく呟いたら、見知らぬアカウントからメンションが飛んできた時のそれだ。
ネット上には物理的な距離はない。遠くからこちらに向かってきて、気さくな返事と共に「失礼ですが…」と話しかけてくるようなことはない。話しかけられてから、それが何者であるか知る、というのがネットにおけるコミュニケーションの始まりだ。
とはいえ女性にとってアシカの行為は、自分の家に土足で上がり込んでくるようなものに感じるのだろう。FF外から失礼…するな! というヤツだ。3コマ目以降の背景が屋内となっているのは、つまりそういうことだ。プライベートモードにしたのに、どうやってか入り込んできたスーパーハカー描写ではない。
女性とアシカ。両者はどうしてここまで話がかみ合わないのか。それがネットリテラシーの差であり、ネット上での公私の捉え方の違いなのだろう。
自分の発言に責任を持つことは重要ではあるが、はたしてそれは無制限に拡大していいものか。見知らぬ相手に自分の発言を説明する義務があるのか。あるいは赤の他人の発言に対して説明させる権利はあるのか。全くないとは言い切れないが、『The Terrible Sea Lion』のようなシチュエーションの場合はどうだろうか。
個人的にはないと思う。責任を感じた時だけ行動すればそれでいい、とも。
アシカが就寝中や食事中にやってくるのは大袈裟な表現ではない。今や現代人にとってスマホは必須であり、そのスマホからは常にSNSの通知が届いている。つまりこれはそういう表現だろう。
インターネットによって生活時間が違う人どうしでも気軽にコミュニケーションがとれるようになった、と言えば聞こえはいいが、このマンガにおいてはそれが地獄にもなることを描いている。
まあぶっちゃけ、さっさとブロックしてしまえばいいんじゃね? とも思うんだけど、このアシカが単体である保証がないところがザ・インターネットなのだ。
自分なりの結論として、シーライオニングがどういった行為を指すのかと言えば、相手が議論を嫌がってるのにしつこく議論を吹っかけてくる行為、あるいは、ソフトなネット付き纏い行為って感じになるだろうか。
ネットでは現実での人種性別は何も関係なくただ一人のネットユーザーになれるのも良い所の一つだろうに
僕は周囲に女性っぽく見られたいな…と思っていても多分男だとバレバレなんだと思う
これは「そうよ!実は私は女なのよ!」と吹っ切って演技が出来ないのも問題だと思うけど
ネットで「俺男だけど~」って普通に性別を騙れるネナベ女性は本当に凄いなあって思う、女性は嘘が上手いからだろうけど
お前実は女だろう?って突っ込まれても逆ギレして「いや俺は男なんだが?」って言い切れるあの胆力は本当見習いたいなあ…と思う
腐男子自称する女性や「生物学上は女=精神は男ですが?心にちんこ生えてるしな」とか度胸あるなあ…って本当ただただ憧れるばかりです