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2019-06-20

高知県人口減と脱藩マインド

高知県人口が70万人を切ったニュースで思い出した話がある。超少子高齢化人口減と都市地方格差が進んだ結果、進学への情熱が薄れてきているという話。

昔は「良いところに就職するために、いい大学に入る。そのためには私立進学校に行く。」というのがエリートセオリーみたいなものだった。

だが今は、そんなセオリーが崩れている。いや正確には「無理してまで良い大学に入らせようとは思わない」「そのために私立進学校に行く必要はない」という認識小学生中学生の親世代にあるのではないか

高知県高校大学

その前に、高知県大学高校(及び中高一貫校)の事情説明しておく。

まずは高校

進学実績の点で私立公立かで言えば、私立2校が秀でる。土佐と学芸のことだが、但し中学受験クリアした者に限る。

1990年代当時の感覚では、

  土佐>=学芸>土佐塾(ここまで私立中高一貫)>追手前(県立)>その他県立高校とか明徳とか

であった。

それが今はどうだろう。県立西高校と県立南高校が統合され、南西高校になるかと思いきや公立中高一貫高知国際中学高校になった。

老舗の中高一貫校である土佐や学芸にとっては脅威であるしか母体西高校の色もあり、英語教育に力を入れているスーパーなんとかハイスクール指定されている。昔ながらのThe私立進学校は、特色ある公立校に押されつつあるとみられる。

次に大学

高知県にある4年制大学国立大学法人高知大学と、高知県大学、そして高知工科大学の3つしかない。

かつては高知医科大学があったが、高知大学合併して高知大学医学部になっている。

たった3校しかない高知県内の大学で、理工系に限ると、もはや高知大学高知工科大学の2択だ。更に機械電気情報といった工学系となると高知工科大学しかない。

理系の進学先

受験難易度の点で見れば偏差値46程度の高知工科大学であればわざわざ難関私立進学校に入らなくても良い。むしろ公立学校の方が家計財政的に助かる。

筆者は土佐高校卒業だが、当時人気だった進学先のひとつ岡山大学であった。遠すぎず、近すぎない大都会岡山である

あるいは首都圏関西の様々な大学であった。同級生や年の近い先輩後輩の進学先ら帯広畜産大学から琉球大まであったし、海外留学していったのもいた。ほぼ100%が進学志望なのは今も昔も変わらないと思うが、志望大学バラエティに富んでいた。しかし今や地元志向が強すぎる。

もちろん地元高知大学の人気も高かったが、今はそれ以上に高知大学志望が増えているという。

「もうちょっと頑張れば、もっと良い大学に行けるのに」と先生が勧めても、生徒や親が浪人を嫌がり、より確実性の高いところで落ち着こうとするのだ。

あるいは、「もうちょっと頑張れば」というなら理学部から医学部進路変更する。でも本当に医者になりたいのか?安定した職業を求めているのではないか

まり冒険しなくなった。脱藩マインドが薄れているのだ。

言っておくが国立高知大学高知工科大学も、決してチンケなFラン大学ではない。だが、やれハーバードMITスタンフォードだ、東大京大だ、早慶阪大だ、MARCH関関同立だと比べると田舎大学感は否めない。

そして環境。圧倒的に人が少な過ぎて、異なる価値観に触れる機会が都会とは雲泥の差なのだ。月とトイレの方のスッポン。多感な学生時代を、世田谷区人口にも満たない県人口田舎で、刺激の少ない学生時代を送ることになる。

高知から出るだけで消耗する

どこかのうん○こトマトブロガーのせいではない。たとえば高知から東京大学に進学するとなると、それだけで大変だ。平均世帯収入の低い高知から物価の高い東京一人暮らしとなれば、不景気ないまおいそれと出せない。筆者なんか6年も通ってしまったのだ、どれほど親に金を使わせたか

まり金が無い

余裕がないのだ。一年浪人させて県外の良い大学にいくよりは、現役で高知大か工科大に行き、県庁市役所に勤めることこそが、堅実な将来であることに疑いはない。でもそれで新しい時代が切り開けるか? 消耗しないように高知に残り、消化試合人生は「負け」ではないがそもそも勝負をしていないのではないか

高知県私立進学校に告ぐ

少子高齢化と取り返しのつかない人口減に対応するため、私立進学校も変革の時を迎えている。

ちなみに、土佐高校昭和半ばからずっと1クラス50人×6クラスである。どう考えても多すぎる。学費を上げてでも人数を減らし、きめ細かい教育ができるようにすべきだ。脱藩マインドが低い者は公立校に任せ、県外や海外へ送り込める少数精鋭の人材育成校に転換した方がいい。脱藩マインドを持つ者に磨きをかけろ。世界は広い。冠する土佐藩の名に叶って欲しい。

でもそうすると、優秀な人材はどんどん高知から離れ、高知県ますます衰退の一途を辿ることになるジレンマがある。

2018-06-04

通信制高校に行くなら高認試験の方が良い話

まあ全日高校から通信制高校に行く人も居るかと思います

その後、専門大学に進学を考えている場合高認試験の方が100倍良いと言う話をしようと思います

通信制高校レポートスクーリングテストがありますが、テストは事前に回答が配られ、スクーリングスマホで遊んでるなど正直言って適当です

そんな所に年間50万円以上のお金を使って行く必要はありません。通信制高校に行くくらいなら高認試験から進学した方が100倍安いです

費用通信制高校卒業までに150万円以上掛かりますが、高認試験ならなんと8500円。 150倍お得やぞ

要するにな。通信制高校お金が掛かり過ぎなんや高認文部科学省実施しとる試験から安心やし

通信制高校に掛かる費用を他に回すことも出来る。更にスクーリングレポートをやる必要もない

高認はもよりの市役所教育から受験必要書類を貰って応募してテストを受けるだけ

テストは年2回あって普通は一発合格出来るから安心せーや。シマリス高認対策本買ってやれば余裕で合格出来たわ

進学せん奴は通信でもええやけど工業高校じゃあるまいしロクな所に就職出来んから進学した方が良いぞ

専門大学で途中で中退したら中卒というリスクもあるんやが、通信行って中退するリスクもある訳

高い通信行って更に専門大学中退するのに比べたらマシや。それに高認なら背水の陣で専門大学に通えるからお勧めやぞ

結論通信高校から高知大学に行くのがええで🙋

2017-10-24

若者保守化論の誤り。維新リベラル自民改革派認識、と世論調査

18・19歳、自民に4割傾く 立憲民主高齢層支持多く:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22561000S7A021C1EA2000/

日経記事話題になっていて思い出した選挙前のラジオですが、若者保守化論に関して是非とも紹介したい内容なので途中からですが文字に起こしました。

2017/9/12(火)ザ・ボイス 宮崎哲弥×北田暁大

https://youtu.be/l7_mlqvCB8s?t=15m11s

北田安倍内閣支持率東大生で高いっていう記事が流れてきて、実際そうなんですけど。上がってるんですよ昔より。東大生は強いものに巻かれるんだなって左派的な人から批判があったんだけど、同時に他の大学と比べてみて一般的にどうかっていうと若者全般がそうである。どっかの調査でもありましたけど若者自身保守化していると言えるのか、現状の閉塞感みたいなものに関して安倍さんの方を革新と見ている可能性がある」

宮崎読売新聞早稲田大学研究所と一緒にやった世論調査があって、50代まで(50代以上の意)は共産党革新リベラルだと評価するんだけど50代を境にして(下の世代は)一転して保守的だと共産党を。じゃあ(下の世代にとって)一体何がリベラルかって言うと維新が1番リベラル

北田「そうなんですよー」

宮崎維新イメージって50代を境にして(50代以上からは)保守だと見なされてしまうと。これが典型的に表れているようにリベラル保守っていう言い方っていうのが世代で違っている。特に50代を境にして全然違っているということになるんですね」

北田「50代までは恐らく冷戦までは通用したような右左とかタカ派ハト派論理政党名と繋ぎ止めているんですけど、40代から怪しくなり始めてもう20代30代になると大きく変わってきてしまっている。この状況を踏まえないと従来型の左右というかリベラル保守という分け方もそろそろ賞味期限というか少し組み替えないといけないんじゃないかと思うんですが、少なくとも左右の対立項が大きくイメージが変わってるのは確かなんですよね」

宮崎「うん」

北田宮崎さんがおっしゃって頂いたやつは今の中央公論の最新号で高知大学遠藤先生たちによる『世論調査にみる世代間断絶』っていうのがあるんですけど、今みたいなお話がでています。19歳から29歳は日本維新の会を1番リベラルだと思っていると。先行世代からはなかなか不思議な構図に見える。そのあとも面白い研究をされていて本来であれば社会学者がちゃんとやるべきことなんですが、安全保障社会的平等ジェンダー質問項目を元にどういう軸が区別指標になっているか子分析っていう手法でやってるんですけど、そこに3つ出てて安全保障の軸、社会的価値観女性社会進出差別)、第3に税金負担の軽減とか自国利益の強調とか経済的な側面というか自国のあり方のような・・・

宮崎はい

北田「この3つの軸を出されて研究されているんですが、これが綺麗に当てはまらないんですよね。民進党なら民進党とか自民党なら自民党とかパッケージ対応してなくて。経済とか社会的なところで凄く我々から見ればリベラルな態度をとっている若者が、安全保障では我々から見るとタカ派的なことを言っている。どちらも共通してたぶん現状を変えていくというような意識では一貫しているんだと思うんですね。これ分析する側が旧来型の軸に頼っているようではおそらく民意をつかめないのではないか

宮崎遠藤さんが取り上げているかからないけれど、同じ調査の中で50代以下の人政党イメージについて改革積極的消極的か問うているわけよ。1番改革積極的だと評価されたのがなんと自民党。次が維新。あとの政党っていうのは改革に対して消極的であるという評価。つまり私より下の世代、50代より下の人たちが何に着目してリベラル保守と言ってるかというと経済体制改革っていうのが積極的かどうかが鍵になっていると思うのよ。それがなぜそうなるのかというと、20年も続いたデフレ。先輩たちが就職難で就職氷河期で喘いできたのを見てやっと自民党が変えてくれたという実感に根ざしたものではないかという気がするんですけどね。どうですか」

北田「間違いないと思います民主党岡田代表だった時代リベラル懇話会という形で・・・

宮崎代表でいらっしゃる。今でもこれは続いてるんですよね」

北田「今でもです。勉強会みたいなものを何度かやらせて頂いたんですが、その時に簡単世論調査をしても安保法制で盛り上がる前くらいか分析してても民意は明らかに経済を重視していて、政党支持率経済政策の推進というのは関係が強いんですよね。一貫してそうなのに何で今ここでアベノミクスを超えるアベノミクスをやるって言わないの?っていう」

宮崎アベノミクス内部で考えても消費増税マイナスだったし2013年以降は第2の矢っていうのはちゃんとやってないわけ。GDP比で財政を考えても明らかに緊縮財政になってる。ここを突いてこんなんじゃ駄目だって言うのこそがリベラルだろって私はずーっと言っていて。リベラル懇話会経済政策提言の中にもそのことが書かれているのに何でリベラルはこれを受け入れないの?」

北田「そこが本当に私も分からないというか。安倍政権パッケージングとか安保法制とか・・・

宮崎「そういうのを全部評価するとかまったくなくて、少なくとも第1の矢と第2の矢を評価して第3の矢に成長戦略ではなくて再分配政策もっと多様化政策を持ってくるべきだ」

北田アベノミクスを超える財政出動をするぞっていうような、金融緩和についてはあるジゲン次元?)を設けて消費税についても上げるなんて問答無用な話でそういうジゲン次元?)をつけて考えていく。再分配の仕方を再考していくっていうのがイギリスでいうとねコービンとか、ポデモスとか世界標準的な左派普通になってるハズなんですよ」

宮崎「金の問題重要なんだけどそれは単純に金の問題じゃなくて、そうやって人々の所得が増えていくことによって貧困率だって下がっていくし人間生き方多様性可能性、ケイパビリティアプローチですよ。アマルティア・センが言う。それを増やしていくことがリベラル理念に適っているんだっていう。何でコレが日本では通用しないの」

北田「それを私も聞きたいっていう。あまりにも安倍さんとの対抗軸を立てたいっていうのか強いのか、民進党DNAの中に刻み込まれているのかどうか知りませんけど、少なくともやるべきことというのは緊縮の話ではないし、アベノミクス批判ではないハズですよね。政治家だけだったら敵味方の論理で話が分からないでもないんですが、論壇とかに出てるような左派とかリベラルっていう人たちが経済っていう問題を軽く見ている感じというか、経済問題をを考えなくても他の部分こそが大切なんだっていう。もちろん大切なんですけど、経済問題宮崎さんがおっしゃったように人々の可能性とか潜在能力みたいなもの平等を図っていく上で重要な要素であることは間違いない」

宮崎あなたがね『現代ニッポン論壇事情』の緒言の部分で言ってることがさ、経世済民思想にして卑しい事柄でも何でもなく自由権社会権という基本的人権に関わる重要社会的行為なのだと。これは本当にリベラルと自認していらっしゃる政治家言論人に拳拳服膺してもらいたい」

アナウンサーリベラルの偉い学者さんとかそういう方々は武士は食わねど高楊枝じゃないですけど・・・

宮崎「食えてるんですよ。あの世代の人たちは食えちゃってるんだよ。豊かさは限界だろうとかさ」

アナウンサー清貧思想とか」

宮崎「そう清貧思想とか。若いやつは公徳心ねえなぁとかさ」

アナウンサー江戸時代に戻れとか」

宮崎「そう江戸時代に戻れとかさ。ほんっとに無責任なこと方言するわけ」

北田「でも若い人は絶望してなくて経済指標がよくなったら嬉しいし雇用状況が良くなれば満足度があがっていっていて、それなりに彼らなりに合理的に見ているわけですよ。成熟してこんな成長いらないとか思ってるのは正直な話、若者じゃないんですよね」

宮崎「50代よりも上。だから俺の世代よりも上の人達ですよ」

アナウンサー「逃げ切っちゃえる人達

北田バブルでおいしい思いをしてバブルへの絶望みたいのが過度な形で出てるような気はしますけどね」

宮崎「それもあるでしょうね。でも彼らはバブル受益者だったわけじゃん」

北田「そうそ受益者で、だからこそ割れた時の記憶が強烈なんでしょうけど、だけど、それを20年間散々下の世代が味わってきたわけだから逃げ切りは私は許されないと思います。それと団塊の中でも逃げ切れるの一部ですよ。だから社会保障問題重要になってきて財源論だって色んなところで議論が出てるわけ。逃げ切れる成熟しましょうなんていうことは正直申し訳ないけども呑気な話だと僕は思います

宮崎「高度成長しろなんて一言も言ってないし不可能

北田「だーれも言ってない」

宮崎「でも2~3%のパイを増やす政策を取らなければだんだん縮小均衡になって1番割を食うのは若い世代弱者。この人達ですよ」

北田「だから僕は成熟社会論というのは冷たい冷徹思考だと思いますよ」

宮崎「でもこれがイギリスのギデンズが唱えた第3の道とかさ・・・

北田あんなの新自由主義ですよ」

宮崎「だから左派版、新自由主義でしょ。そういうのと一緒に上の世代の人たちの・・・固有名上げるなら民進党前原さんの頭にね固着しちゃってるんだよ」

北田前原さん聞いてるなら経済だけどうにか考え直して頂けないでしょうかっていう気持ちが。僕は枝野さんに心配していたんですが、枝野さんがこういうこと言うんだってブレイディみかこさんと松尾匡さんと対談している時にニュースが入ってきて、枝野さんがこんなこと言っている!って衝撃を受けて」

宮崎賃金を上げるために赤字国債発行するとかさ、ここでは私は枝野支持です」

北田「僕もびっくりしましたよ。それが一番求められていることであり、簡単思考で言うと経済椅子の数が決まったゲームと考えずに成長していくことによって維持できるっていう、そういうシステムだってことを考えないと公正性とか格差問題も広がっていくだけと思いますね。だからこれはリベラルというよりソーシャルと言った方がいいかもしれませんね。ヨーロッパ型のソーシャル

宮崎ソーシャルって話をすると、もう少し先の話。フォワード・ルッキングしないといけないと思うので言うと、井上智洋って知ってる?マクロ経済学者。汎用AIが開発されて簡単に言うと色んな産業分野に汎用AIと汎用ロボットが広がっていって失業がどんどん増えていくと。そのとき何が必要かというと、経済構造っていうのは消費の部分がなければ成り立たないでしょう。消費っていうもの担保するためには所得を与えないといけない。でも失業してしまったりどんどん賃金が下がっていけば当然消費も縮退していくわけ。それを補填するためにベーシックインカム必要だと。汎用AIができるかは別にして産業部門で色々使われることによって人減らしがどんどん起こっていくということはほぼ間違いないですよ。その時にどう対処すべきかっていうことを、今この経済政策で、生物学の前適応じゃないけどもやってるような気がするの。今の長期停滞に対処するのならその政策の延長線上でその状況にも対処できる。その観点から言うと消費税って駄目だと思うんだけどな」

北田「だめだめだめだめだめだめ。少なくとも今は駄目で、経済社会の中でどう位置づけるのかっていうのを考えないといけなくて。公正かどうかっていう比較分析社会学は得意なんですけど、財源どこかとか国債どうする金融政策どうとかそこがないんですよね。不平等を見つけるのは上手いんだけど、それをどうやったら直せるかって言うと財政を均衡させるしかないって話になっちゃう」

宮崎経済学者連携して・・・

北田「そう、やるべきだと思いますよ」

宮崎「だからリベラル懇話会北田さんの試みというのは本当に重要な試みだと思っております

 
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