はてなキーワード: サーベイとは
検索だとGoogleで検索しても引っ掛からなくなり、日本語だけでなく英語でも引っ掛からなくなってきている。
サーベイ論文が無いかはチェックするが、あるジャンルとないジャンルはある。
ないと自分で探すことになる。
論文はまだGoogle scholar、Dimensions aiで検索すればいい。(Microsoft Academic Servicesはなくなってしまった。)
問題は企業が絡んだ場合で、世界中でどれだけの企業が参入しているかってのは探すのに苦労する。
あと流行りではないものも苦労する。例えば画像処理で機械学習使ってない物がどこまで進んでいるか探すのは今大変だろう。
Evernote、超整理術、ツェッテルカステン、コーネル式ノートといったのは過去話題になった。
だが、いまいち良くなった気がしない。
Webクリップは便利になったが、溜めた後の整理方法は全然進化していない。
はてブ?はてブで整理できている人がいるなら、どうやっているか教えて欲しい。
1つずつ、どのまでが事実か、筆者の考えかの整理や、数式をMathematicaで確認やら、図の作成やらをしないと後で使い物にならない。
そしてこの投稿は明らかにムスリムに対する偏見に満ちている。…とかは悪質な誘導。だって別に禁忌じゃないんだから。イスラム教においてはこれが禁忌であることを前提とする書き方は全くおかしいし、調べない人ならイスラム教では罰せられる行為だと誤認するでしょう。
投稿者が調べない人本人であると分かっているにも関わらず、あたかもわざとやっているかのように書いている。明らかに悪質な誘導だろう。
誤認している → 禁忌であることを前提とする。の単純な構図であることにその文章を書いていてなぜ気づかないのか。
境界線上のケースを持ってきたいなら、まずちゃんと背景を調べてから持ってきなよ。「マイノリティのことを考慮する必要が」とか言うけど、そのマイノリティに対して無知と偏見をむき出しにするのは全く不誠実極まりないからね。
誰しもが英語に通じてるわけじゃないし、その投稿自体は無名の思索者によるたった四行で書かれた疑問だ。誰もが初めから無知に自覚があるわけではない。自分で調べるよりも詳しい他人に聞いた方がよっぽど早く正確な情報を得られる。それと同時並行して自分でも考えているのだから、真実に対してこれ以上誠実な態度はない。サーベイの能力差を無視し、勇気ある学習者の足を引っ張る態度こそ、全く不誠実極まりないからね。
追記:いま気づいたけど、言い訳をダラダラと追記するぐらいなら『イスラム教においては緊急時にAED(なりCPR)を行うことは許されている』ことをまず追記しなよ。本当にどうしようもない…。わざとだとしたら非常に悪質な行為だと思う。
いま気づいた難癖をダラダラと追記するのこそ、本当にどうしようもないダブルスタンダード…。
追記では思考停止に陥っている人々の不誠実さに腹を立ててるのであって、考えたり調べたりしない人々に安易に正しい情報だけ与えるのは主義に反するんだろう。
ある宗教は堂々と女性を差別的に抑圧するのに、他人は自分の主義主張を曲げてまで宗教をフォローしなければならない。そんなことを個人に強いることこそ非常に悪質な行為だ。あなたが指図しているようなことをしなければならない理由はありません。
ネットを通じて色々見られるようになったので、活用できている人はいるのだと思う。
Webのどこかには転がっているとか、検索キーワードを思い出せなければ見つけることが出来ないとか、個人的に困っている。
タイトル詐欺のような物に一喜一憂するのにも、もうしんどくなってきたし、
togetterのような一見まとまっているようでいてまとまってないのを後から追いかけるのも疲れてしまった。
サーベイ論文のような物ができれば良いと思っているが、検索だと同じ記事のコピーばかりが出てくるようになって、網羅性を担保するのが難しくなったと感じている。
ブックマークをつけておく、Webクリップとして残しておくといっただけでは、後々活用できないというのは経験済みで、
代わりになる方法が見つけられずにいる。
最近だと日本語と英語だけ見ておけばなんとかなっていたが、最近だと中国語発のも増えてきた。
中国語発信で定点観測するサイトを探すだけでも、日本人の自分にはかなり労力がいる。
翻訳機能を使って中国語で検索かけるが、ニッチな専門でそれなりの頻度で更新されるサイトに出会えない。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/sn-jp.com/archives/76206
まずこのsn-jp.com:Share News Japanというのは典型的なビジウヨサイト。
投資家向けケーブル&ネットTV放送局の日経CNBCのトップページに「お知らせ」小窓があり定期的に投資家サーベイと銘打ったアンケートを行っている。
これで1月27日~1月31日に行われたアンケートの議題が「岸田政権、支持しますか?」。
これの結果が出たのが2月8日で、https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/1914355
ネットアンケートで重要な投票総数(他のアンケートと比べる為)、投票数推移(拡散動員の有無を推定する為)、リファラのデータが無い。
またこのアンケートはマクロミル社のアンケートフォームサービスを利用したかなりお手軽なもの。https://questant.jp/?Qcid=SL-QT
このアンケートサービスには欠点があり、多重投稿を防ぐ仕組みがクッキーだけである。IPアドレスなどの照合はしていないのでクッキーを削除、またはプライベートモードだと多重投稿可能。
名前や職種などの入力項目は無いので選択肢式4問だけの回答で投稿可能。一回投稿あたり3~5秒程度。
https://markets.nikkei-cnbc.co.jp/watch/vod/38420
途中で「途中から我々が見た事も無いような凄いツイッターでの拡散が見られた」「集計に時間が掛かった」と言っている。一般的なマスコミの調査と違いアクセスできる人が誰でも自由に回答できる」とも。
その後に「株式市況も関係していると思う」も言っているが無理やり感が強い。
twitter.com/DJKazu11/status/1510163300205572099
Share News Japanは数年前にヘイトまとめサイトの広告剥がしのターゲットになり、ドメイン変更&タイル表示化して見た目を整えたがそれ以前はこういう感じ。
web.archive.org/web/20161016000235/http://snjpn.net:80/
フェイクニュースの一例: web.archive.org/web/20190123105020/https://snjpn.net/archives/75083
ネットアンケートが動員を受けて台無しになるのは15年以上前からの事で、そんなのを社会調査にする、その結果を信用するというのは馬鹿のやる事というのは既に常識。
その上でマーケッティング上の呼び水としての軽いアンケートツールサービスが出てきているのに、それを社会調査に使うというのは3週以上回った周回遅れの馬鹿である。
多重投稿を防ぐ仕組みが無いのはどうでもいいアンケートさせてついでに自由回答フォームから客のアイデア貰いたいからだ。他のマスコミが結構な金額払って社会調査会社に依頼するのはそうしないとまともな数字が出ないからだ。
更に番組ではこの愚行を認めずに誤魔化し「社会的情勢的にもあながち間違いではない」等と愚劣な理由付けしているのである。
そしてその結果を「日経CNBC調べ」というハク付けに使われて転載されてしまった。
ネット調査で動員があった場合、このハク付け名義借りまで見通して動機を形成している。ハク付けじゃない場合は「TIME誌の表紙に田代まさしが」的に権威との落差が面白がられる。つまり動員受けた媒体は棄損されるのだ。
それすらない馬鹿スタッフを雇用して社のブランド掲げさせているのが日経なのだ。馬鹿である。
今日の朝刊 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA012620R00C22A4000000/
日経の一部門がこんなリテラシーゼロの馬鹿調査をやって、当然に動員を受け、その結果を誤魔化しながら発表し、まんまとハク付けに利用され流布された。
こんな馬鹿が人様の金の投資先指南出来るはずがないだろ。実に馬鹿だ。
生き馬の目を抜く世界のはずだが、抜かれて見えなくなってしまったのだろうか。
マスコミ各社はこのみっともない馬鹿顛末を紹介し、取材を申し込んで貰いたい。
他社も15年前には慣れないネットで色々やらかした筈だが、それを何周遅れかで未だやってるのだ。
馬鹿すぎて笑える記事になるしネットリテラシー指南としても有用だ。
いやぁそれにしてもこんな周回遅れのネットアンケ社会調査問題なんてのをまた見る事になるとはねぇ。
はじめまして.UEC18のExit(@ExitBowie)です.普段はゆ虐を嗜む鬼威惨としてTwitterにおります.
この記事はUEC Advent Calendar 2021の16日目の記事です.昨日の記事はしらたきさんによる「pwndbgについて」でした .
無限にprintデバッグばかりやってる自分から見ると雲の上の記事でした.
さて,開始1行でAnonymous Diaryの特徴をふいにしてしまいました.アドベントカレンダーの参加は初めてですが,その初めてを増田に捧げることにしました.
他のAdvent参加者のドメインを見るとnoteやはてなブログ,独自ドメインのサイトなど個性がでていいですね.
ありそうな質問
Q. なんで増田なの?
と,思ってたんですが...サーベイの結果,先行研究が見つかってしまいました...
Q. なんで遅れたの?
A. 増田の下書きがサーバーに保存されているものと思って,自宅PCで下書き書いたままラボ泊してました...
(ガチの「やったけど持ってくるの忘れた」です)
Q. ゆゆっ!
A. ビキィ!!
本稿では,卒業さえできれば教員免許取得が確実となった私(ExitBowie)が教員免許を取るために追加で必要となった出費について調査した.
筆者の先行研究(【電通大新入生へ】教職はいいぞ - 未ざらし紀行)では,教職課程の履修に追加料金が必要ないとしているが,実際に免許を取る際には細々とした出費も多くある.
そこで,それらの合計を計算し,免許のための出費を明らかにした.
出費を頑張って思い出した.思い出せなかった分はTwitterやGooglePhotoの記録やAmazon,メルカリ,ヤフオクの購入履歴を確認した.
本稿における出費の対象は教員免許取得を目指したしたことによる追加の支出とする.したがって教育と憲法やコンネトのような,教員免許取得には必須だが卒業所要単位に含まれる科目の教科書への出費は対象外とする.
内容 | 出費 | 備考 |
---|---|---|
図書 | ||
スタンダード教育心理学 | \496 | 中古.教育心理学の教科書.aoym先生の教育心理学はマジで面白いので免許取る気ない人にもおすすめ. |
教育の制度と歴史 | \200 | 酉(@FIREd146)と町田のブックオフ行ったときに見つけた教育原理Aの教科書 |
社会を結びなおす | \562 | 新品.一部ではシャカムスと呼ばれる教育制度論Bの参考図書.「わかっていたはずのことがわからなくなる楽しさを経験できる」 |
自ら学び考える教職教養 | \780 | ブックオフで買った教育課程編成論Aの教科書.この本の内容を輪講プレゼンテーションした. |
情報科教育法 改訂3版 | \900 | ヤフオクで買った情報化教育法Ⅰの教科書.筆者はなんと,久野靖(@ykuno) |
実践マルチメディア | \333 | マルチメディア処理の教科書.明らかにメルカリの外れ値価格で買えた(けど使わなかった) |
数学Ⅱ Advanced | \300 | 教育実習先の教科書.メルカリで買った. |
図書小計 | \3571 | |
その他費用 | ||
介護等体験費用 | \11098 | 特別支援学校へ2日,福祉施設(だいたい高齢者施設)へ5日間赴きます.そのための費用と体験ノート(強制購入)を合わせた価格だったはず. |
教育実習費 | \12000 | 実習校への上納金.学校によって価格差あると思う.本当は2万だったけど,電通大が上限8000円を払ってくれるので差額の12000のみ支払った. |
免許発行手数料 | \9900 | 免許1件あたり3300円必要.私の場合,中学数学・高校数学・高校情報の三種のチーズ免許特盛に温玉付きだったので9900円. |
その他費用小計 | \32998 | |
合計 | \36569 |
以上.
教科書は中古でそろえたので安かったですが,事務手数料などはバカにならないですね.免許はいらないけど教職科目は履修したいという人は安上がりで済むと思います.
ただ,教科書を新品でそろえても5万程度で中高数学と高校情報の教員免許が取れるのは魅力的と言えるのではないでしょうか.
特に,教員免許更新制度が終了確定演出きているのでアツいと思います.とりあえず取っておきましょう.
教職課程履修のメリットについては(ここ)にまとめています.1,2年生の方は今から始めても間に合うと思うのでいかかでしょうか?
あと本当はもっと画像URLモリモリだったんですけど,スパム判定になるらしく泣く泣く消しています...
明日はおか(@oka_0429)くんの記事「iPadだけで大学生活を乗り切る。」です.彼はFF外ですが,ときどきツイートが流れてくるのを拝見しています..
教育実習校でiPadの貸し出しがありましたが,なかなか便利でしたね.私的には価格から考えると買いたいとは思えませんでした...
やりたかった分野の研究室で優秀な人が揃っているところだった。
なんとか進学できたが、実力不足をカバーできなかった。研究計画もろくに建てられず、先輩の研究を引き継いで、無理くり新規性を作っていた。
学部の研究室で研究計画やサーベイをやっておらず、研究のやり方がよく分かっていなかった。
そんな研究室に嫌気が指して、他の院の研究室に進んだが、ぬるま湯に浸かりきっていた自分にはついていくことができなかった。
ちゃんと教授に相談できていればよかったんだが、コミュ障で悩んでいることを相談がうまくできていなかった。自分の直接の指導教官のグループでの不在が多かったことで話しづらかった理由だった。
実力不足を感じていたこともコミュニケーションをうまく取れないことに拍車をかけていた。
また、私の研究は最先端のトピックから外れていて、最新の学会論文と結びつけることが難しく、最新の英語論文を読むことを怠けていた。
そんな状態で研究をしようと無駄に手だけを動かしていて、就活を先延ばしにし、見事に失敗してしまった。
なんとか受かった会社からバイト依頼が断りづらく、修論直前まで行っていた。
その研究分野には大変魅力を感じており、今でも関われたことは良かったが、本当に不甲斐ない結果しか残せなかった。そのことは本当に後悔している。
「査読が終了していない」んじゃなくて、そもそも査読っていうのはそういうものなの。
「論文として載せる価値がある」というのは「絶対的に正しい」ことを意味しないの。査読が担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの。(もちろん、正しさに対する一定以上の信頼度がなければ「論文としての価値」も認められないけど。)
科学的な正しさというのは、ある瞬間に100%正しいと認められるものではないの。論文が掲載されて、その後の研究者コミュニティによって引用を繰り返され、一人一人の研究者がそれぞれの価値観でもって「この論文は正しいor間違っている」と判断し、サーベイを寄稿したり教科書が執筆されたりすることによって正しさが認められていくものなの。
そもそも論文が掲載されるというのはゴールじゃなくてスタートなの。
君はきっとリーマン面のタイヒミュラー理論も、p進タイヒミュラー理論も知らないでしょ?「宇宙際タイヒミュラー理論」というのは単に数体上のタイヒミュラー理論のことで、細かい技術的なギャップがあるのかないのかは専門外の私にはわからんけども、少なくとも「トンデモ」扱いするバカがいたらそいつは数学者ですらないバカだと一発でわかるよ。
複素数で可能ならp進数でやる。p進数で可能なら数体でやる。というのは数論幾何学の王道中の王道で、パッと見「できそうだな(具体的にどうやるかは知らんけど)」というのが普通の数学者の認識。その応用があるかないかは後から考えることで、ABC予想が解けてるのか解けてないのかは私にはわからんけども、少なくとも理論としては間違いなく面白いものだろうとはわかるし、「俺も一生に一度はこういう論文書きてぇなぁ」と思うよ。
今更音声なんて、という感じがするが、いざ制御しようとすると調べても出てこない。
世の中に色んなプラグインが出ているが、自然な修正をするのはない。出ているのは機械っぽくするのばかりだ。
論文に関しても探し方が悪いか、サーベイが足りてないのか、出てこない。
そもそもどうして機械っぽい音声になるのか、原因を可視化出来ていない。
AIに関しても、誰かの声を再現するという方向ばかりで、誰でもない声にするというパラーメータや制御方法は出てない。
しかもAIでありがちなアーティファクトが気になって仕方ない。
画像だと回転させたり、縮小したり、切り出したりして学習データを水増しするが、
音声の場合、音を高く/低くするといった制御が不自然になってしまうため、学習データ水増しも用意ではない。
だってさ、自らの市場価値が歳をとり若さを失うにつれ下がっていくのに焦って婚活してる女に捕まるなんて、地獄以外の何物でもない。
三十路過ぎて焦って婚活してる女、そもそも若かった学生時代に何してたんだ?と誰もが疑問に思うだろ?奴らは学生時代サークルのイケメンの先輩とか、ハイスぺリーマンに犯されておまんこ気持ちいい状態になってなってたんだよな。奴らと結婚するってのはイケメンやハイスぺによって使い古された穴をありがたく頂戴するってことなわけだ。いや、さすがにそれは俺のプライドが許さない。というか逆に許せる奴いるの?
というか、プライド云々以前に俺の物は短小だから多数のチンポに犯されてゆるゆるになった穴に入れても大して快感を得られないんじゃないか?というアクチュアルな問題もあるわけで。
そうは言ってもかれこれに2年間彼女がいないんで、セックス不足による苦痛が毎日著しく、婚活女が現れたらあっさり篭絡されてしまう可能性がある。それを防ぐために何ができるか?と考えると去勢しかない。キンタマがなければ性欲もなくなるわけで、婚活女が現れたところでおそらく動じることはなくなるだろう。性同一性障害を装えば安全に医者にキンタマとってもらえるかな?MtFの症状を研究するために論文をサーベイしないとなあ。前サーベイしたところによると、MtFはFtMと違って個人間で症状にばらつきがあり同一個人の症状も通時的に安定していないという話だからそこまで頑張らなくてもMtFのフリができる気がする。
「結婚は人生の墓場」が口癖だった大学時代の先輩(コミュ障チー牛。年収一千万)がコミュニティの中でヤリマンとして知られてた小太りの女との結婚報告をFacebookでしててその衝撃のあまりくだらない文章を書いてしまった。
過去に経験したとある大手企業の研究開発の実態について書いておく
研究開発のスタートは1月から。1月に何をやるかテーマを決める。AIを使った〇〇とかIoTを使った〇〇みたいな感じ。
1月にやるのはテーマ設定だけ。サーベイもしない。する奴もいるけど基本的に採択されるかどうか分からないからやらない。
このへんで予算取りが始まる。この研究テーマにはいくらかかるか精査しろって言われ続ける。
で、系列子会社にヒアリングして基本的に何人割り当ててくれるかを聞く。AIが分かる人、IoTが分かる人、みたいな感じで人員確保する。
確保できなかったらテーマはなくなる。自分でやるようなやつはいない。
予算が確定する。ここで採択が決まる。このテーマはOK、このテーマは保留。基本的に保留は非採択。ただし、どうせやることになる。このへんは後述。
稟議資料をひたすら作って稟議にかける。内容のことは誰も分からないのでお金についてのことばかり議論する。
稟議を通過すると晴れて研究がスタートする。このへんからようやく調査が始まる。調査するのは系列子会社の社員。
ただ、系列子会社社員も自分でやってないので空中戦になることが多い。
最終的には孫請けの更に下っぽいとこの社員と話をする。会話が通じなくてキレそうになることが多い。
もう最初の方で上手く行かなさそうということはだいたいわかり始める。
なので失敗の言い訳をひたする続ける。「AIには限界がある」「IoTだと品質が悪い」とか書いて終わり。
かなり筋のいい研究テーマを作っても、実際にそれを実施するのは孫請けとかのやっすい給料の社員なのでできるわけがない。
プログラムもろくに書けない社員がS級社員として請負しててAIとかをコピペで作る。
で、当然動かないけど直し方分からない。「AIには限界がある」と報告書に記載して終わり。
こんな予算の無駄遣いしてて怒られないのか?はい、怒られます。ただ、そんなに怒られません。
で終わり。経理側も設備投資だからそんなに気にしない。そもそも大した額じゃない(全体から見たら)
よくわからないけど店ハズレ引いたんじゃないの?
すごく思うことがあるんだけど、接客業をプライドを持って出来ない人は
プライドを持って対応している人の邪魔になるので辞めたらいいのでは感
というか時給・給与に関わらず馬鹿らしいと思っていることは時間の無駄なのでしない方が良い
よく海外では適当云々っていうけど個人経営と一部アパレルだけで大手やフランチャイズはそんなことないぞ
スリーアウトとかあるし、
しかもお優しい日本と違って接客業やっているなんて向上心のカケラもないなんて米国あたりでは平然と言い放つぞ
ネイティブは『こんなことで真面目に働くなんて馬鹿らしい』って態度だから、技能職じゃないのに勤務先支援の元ビザが取れた時代があったそうな
開口一番、医者は僕に病名を告知した。予想通りの病名。驚きはもちろん、悲しみさえわかなかった。むしろ若干自分のことが誇らしくすらあった。ここ数週間医学論文を読み込みたどり着いた結論と一致していたからだ。診断の意味するところは一つだった。僕は、もうすぐ死ぬ。緩やかに、けれども確実に。一つ一つ、できて当たり前のことができなくなりながら他人よりもずいぶん早いペースで死という端点へと近づいていく。「自発呼吸」というピースを最後に残して、パズルからはピースが外れていく。それを防ぐ手立て――治療法――は存在していなかった。
病院から彼女と一緒に暮らすマンションへと向かう帰路で、僕はこれまでの自分の人生を、積み重ねてきた努力を思い返した。教授に詰められながらゼミで論文紹介をしたっけ。巨大なコードベースからなるプログラムの不可解なバグの原因を何週間もかけて追究したっけ。診断が意味していたのは、これまでの自分の努力の収束先だった。大学院で身に着けた英語論文をサーベイするスキル、もはや複雑系の様相を呈する巨大なソフトウェアの不具合をデバッグするなかで向上した問題解決能力、それらのおかげで英語の医学論文を読み解くことができたし、近頃の体の不調の原因を特定するに至ったのだと思う。僕がこれまで努力してこれらのスキルを獲得したのは、自分の死期と死に様を人よりも早く知るためだったのか?僕は自嘲した。自分がこれまで生きてきたのはうまく死ぬためだったのかと思うと妙に可笑しかった。
連続な時間軸上で物事は連続的に変化する。そのどこに境界線を引くかは恣意的にしか決められない。しかしそのことは境界線という概念そのものを否定するものではない。何手目からという合意が必ずしもとれなくともチェスの対局には常にエンドゲームがあるように、人生には常に晩年がある。医師が診断を下した瞬間に晩年が始まったと僕は解釈した。そして僕にはまだ、晩年の概形を定めるだけの力は残されていた。やり遂げなければならないことがあった。晩節を汚さないために。手遅れになる前に。彼女と、別れる必要があった。
「なんのつもりー?」彼女は無邪気に笑った。本気だとは微塵も思っていないかのような口ぶりだ。僕が信じていたように、なにがあっても僕たちの愛は揺るぎない、そう彼女も確信しているようだった。「ねえ、それ冗談だとしても面白くないかも」彼女が眉間にしわを寄せて言った。彼女の目を見ることが出来なかった。「ホントに理解できないんだけど……どうして?」妥当な疑問だった。しかし僕は返答に窮した。本当のことなんか誰が言えようか?僕の人生でこれから待ち受けていることを告げても、彼女はそれを受け入れ、最期まで寄り添うことを決断してくれるであろうことは明らかだった。僕たちのあいだに存在するものは極めて純粋な形の愛だと断言できた。だからこそ、愛する彼女にそんなことをさせるわけにはいかなかった。君が男女平等主義者なのは知ってる。でも最後に一度だけパターナリスティックに振る舞うことを許してほしい。残念ながら僕には君と一緒に思い描いた未来を歩む能力は、君を幸福にする能力は与えられていなかった。でも君が不幸になるのを防ぐことはできるんだ。僕の世話をする以外の未来が君にはあって、君はそれを選ぶべきなんだ。言うべき言葉は明らかだった。彼女の目を見据えて言った。「実は、他に好きな人ができたんだ」それを聞くなり彼女は目を見開き息を飲んだ。
それから三年の年月が経過した。秋の柔らかな日差しが窓から差し込んでいた。窓際でいつものように目の動きをキーボード入力に変換するソフトを使ってWebブラウジングをしていたところ、あの日別れを告げた彼女の SNS 投稿が目に留まった。ウェディングドレスを着た彼女がとびきりの笑顔で写っていた。様々な種類の感情が同時に生起した。混沌のなかで最初に言語化できたのは「これでよかったんだ」という思いだった。祝福する気持ちを表現しようとしたが笑顔がうまく作れない。涙が頬を伝う感覚があった。しかしそれを確かめるすべを僕はとうに失っている。ちょうど暖かな日差しが運んできたまどろみに身を任せて僕は眠りに落ちた。