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2024-05-13

とあるアプリゲームの話

最初に言っておくが。私は誹謗中傷をするつもりは全くない。

ただ、作品を読んで「不快だ」と感じた気持ちを書き記したいだけだ。故に、その作品名や作者については記さない。

ただし、詳細は触れないが、物語簡単説明登場人物には触れるので、作品を読んだ事がある人なら分かるかもしれない。

(この記事がそこまで読まれるかはともかく)

だが、もし分かる方がいたら。見解をうかがいたいものだ。

件の作品は、集団自○を企てるサークルの話だった。SNSで知り合い、とある島に集う事になった彼等の群像劇…というか。

高校生社会人、様々な立場人物が登場するが、それぞれの動機には強弱があるらしく、その描写がわりと書かれていた人物と、ほとんどない人物がいた。

…というか。まず言わせてくれ。主人公的な男子高校生の行いが、まずアウト。自分告白してきた女子高校生乱暴するのだから


その場面(文章)は高速スキップした。見るに耐えないからだ。何故こんな場面を入れたのか。最初不快はここだった。

いや、不快云々より、普通に犯罪行為に該当すると思う。

いくら相手告白してきて、好意があったかもしれなくても、相手同意の無い行為犯罪しかない。


それを最初に「そうした行為を推奨する目的ではない」と断っていても、誰でも簡単インストールして読めてしまうようなゲームに入れた時点で問題があるだろう。


この作品に限らず、不快表現をするアプリゲームが多すぎる事にも辟易している。

総じて言えるのは、「ゲームを遊ぶ人への配慮不足」。文章にせよ、映像にせよ、目にした人がどんな気持ちになり得るのか。


全ての人への配慮が難しいとしても、せめてセンシティブ話題や、デリケートな内容を扱う時には、配慮や注意をする努力必要だと思う。その努力が、作品の中ではあまり感じられなかった。


作品テーマというか、作品を通じて言いたかった事が何なのか、よく分からない読後感も不快だった。


作者自身あとがきで「正解を書きたかったわけではない」というような事を書いていたが、扱うテーマが重たいものである以上、その書き方や提起の仕方には、もっと配慮必要であると感じた。


共感を呼びたいのか、投げ掛けたいだけなのか。描き方や配慮の浅い作品では、メッセージ性に欠ける。


現に、私はただただ「不快だ」という感想しか残っていない。作者や製作陣の頑張り…には申し訳ないが。


要は、中途半端なのだ。多くの登場人物を入れすぎて、一人一人の内情を想像する余地も少ない上、場合によっては理不尽に、残酷に命を奪われる人物もいる。


今、振り返ってみても、結局作品を通して何が言いたかったのか、よく分からないという一言で終わってしまう。


賛否両論が分かれるテーマはいくらでもあるが、あまり考えなしに投げ掛けるだけ、というのは無責任に思う。


(考えなしに、とは言ったが、作者の考えが全く無いわけではなく、確か設定資料?やら、あとがきやらに書いてあった気はするが、重さを感じない言葉だったので覚えていない)


他にも、人妻に接近し過ぎる独身男性や、グロテスク描写快楽殺人犯など、不快な要素は多々あったが。


申し訳ないが、二言申すなら、描写不足。配慮不足。これに尽きる。


人の生き死に、特に自ら望むような場面を描くのであれば、直接的な表現も含め、心理描写は本当に慎重に描くべきだろう。


敢えて軽いタッチで…という姿勢なら、描き方が浅すぎて伝わらないし、描く必然性が薄れる。


総じて、後味の悪い印象を覚えてしまった。ふと他の方の反応が気になり、レビューを見てみると、不自然な好評価コメントが並んでいた事に驚いた。


私の価値観押し付けるつもりはないが、この話はそうした次元コメント以前に、不快という感想が勝ってしまった。


残念ながら、不快と感じた事自体議論余地はない。私にとっては、何故この作品に高評価が付いているのか、といった事の方が疑問ではある。


これもこの作品に限った事ではないが、作品に何らかの共感や感動を覚えた人々の感性は、必ずしも共通する部分ばかりではない。


皆、自分に置き換えたり、単純に好きなキャラクターがいたから等、感想の抱き方も千差万別だ。至極当然だが。


しかし、昔から「名作」「素晴らしい作品だ」と言われる数多の物語において、多くの人々が共通して「良い」と感じる部分があるのも確かだ。故に名作は色褪せない。世代時代も越えて愛される。


ゲームに話を戻せば、私が生まれる以前のゲームにも、沢山の「名作」は存在する。


願わくば、そうした名作に浸り、感想を書きたいものだ。

2024-05-12

Droomから一生退去できなくて困っている【ほぼ解決

【TL,DR】


【注意】


【序章5/13】

来月引越しをするので大和アパートから退去することになった

大和アパートは2回目だから前回と同様にスムーズにいくはずだったが、まさか契約者番号ではじかれるという意味不明事態となった

ダイワリビングは去年あたりから解約に関してそれまでの手続きサイトから別のサイト手続きをする仕様になっている

その新しいサイトがあまりに使えない

契約番号の具体的な場所が明記されていないからだ

紙の契約書や旧サイトの番号も違う

サイトIDでもない

それっぽい「SMSを見ろ」というメッセージに従っても書いていない

あらゆるページを確認するもどこにもヒットしない

特に意味が分からないのは、契約番号を入力するところに「上部賃貸契約番号を入力」とでているが、そもそも上には何も書かれていない点

当然、そこに契約書に書かれている番号を入れてもヒットしない

唯一わかっているのが7桁なだけ


当然問い合わせているけど、ダイワリビングは数年前から極度に対応が遅くなっているので、下手すると数か月単位で待たされる

最寄りの営業所は終日連絡がつかず、ほぼ無人状態

たか契約番号を知りたいのに、なぜ問い合わせが必要なんだ

これで退去日を大幅に過ぎてもその分だけ請求されたら普通に訴えるレベル

こんなひどいシステムを作っているところと早く分かれたい

というか引っ越しさせてくれ

追記5/13】

わかったことがある

恐らく契約番号が解約サイト(新My-Droom)のIDと紐づいていない

試しに以前住んでいたアパート契約番号を入力したら、解約申請中と出た

以前住んでいた大和リビングアパートをA、今住んでいるのをBとして

Aは何故か解約サイトと紐づけられて認識されているけど、Bはそうではないということだ

解約したいはずのBは元々存在したMy-Droomでは情報が出てくるが、それと直接関係のない新My-Droomには載っていない

ようはこれらの新旧サイトがうまく連携しておらず、古い情報だけ残っているから俺は一生解約ができない


なぜこうなってしまうのかは予想がつく

新My-Droomのサイトは「氏名・生年月日・電話番号」だけを入力して登録する仕組み

まりこの時点で現在住んでいるアパート情報自分名前等と紐づいていないと、いくら契約番号を打ってもヒットしない

普通契約者番号に各種契約者や電話番号がぶら下がっているはずだけど、ダイワリビング場合は氏名や電話番号の持ち主をキーにしているらしい

この主キー現在のBの物件がぶら下がっていないので、永遠にヒットしないわけ

たぶんシステム担当者登録時に氏名や生年月日等が間違っていたんだと思う

契約者側にとっては契約番号等を調べる必要がないか安全に思えるが

そもそも業者側が入力ミスをしているかデータを紐づけていないということになればこんな事態になるんだよな

担当営業所とはここ数か月まともに電話も通じていないので、おそらくこの非常事態にも対処できないと思う

というか本社担当者にこの状況を説明しても通じるとは限らないんだよね

ダイワリビングって3年ほど前に組織編成があって結構変わったらしいので、昔のようなきめ細かいサポートは一切ないと思う

というか解約ができないって訴訟に発展しそうだけど大丈夫か?

【原因判明5/14】」

結論IDが2種類あった

以前のアパートAと現在アパートBで何故か解約専用のサイトIDがそれぞれ作られていて、自分はAのIDで入っていたか無効になっていた

理由は単純だし自分に落ち度がある

ID管理は徹底しないといけないな

しかそもそもダイワリビングUIUXが酷すぎることを無視はできない

松屋タッチパネルが分かりづらいと一時期話題になったが、そんなものを遙かに超えるえげつない仕様



契約物件によってIDが異なるのはまあわかる

ただし、解約専用のサイトを合わせると計4つも必要となるのはどう考えても混乱の元だ

しかも解約サイトは単に契約番号を入力して解約するもの申請する機能くらいしかなく、マイページ等に住んでいる建物情報とかがあるわけではない

Amazonも大概分かりづらいけど、少なくともそのアカウントが何を買ったりしているかは分かるようになっている

ダイワリビングのはわざわざ解約専用サイトを作っておきながらそこを見ても何も分からない

これが自分が混乱した一番の原因だった

エラーメッセージも明らかに不親切だし、IDが2つあることを理解しても探すのが非常に大変だった

結論大和ハウスのDroomの契約システムは悪すぎるので自己防衛するように


【第2ラウンド5/14】

IDはわかったし解約作業に進めた

さて入力がだいたいすんだね

あ、退去日は日曜で申請したけど駄目なのね

土曜日にするか

じゃあ最初に戻ってやりなお……「解約申請中のため再申請できません。申請内容を修正したい場合担当営業所へご連絡ください。」


ちょっとまてやおまええーーーーーー

解約申請UIもかなり酷いのだが、そもそも俺は解約申請の内容を保存をしただけで申請ボタンを押した記憶は一切ないんだが???

その証拠メールに解約の通知が来ていない

内容を一度保存したらその後の修整を一切受け付けないし、あまつさえサイトを使えないか営業所にいけだと?

おまえんところの営業所日中ほぼ不在だしどうやっても連絡つかないんだよ

というか何で、申請中途半端なのに受付終了しているんだ?????

さっきから殺気が止まらんのだがどうしてくれる?????

解約申請専用のサイトなのに解約申請死ぬほど難しいってKFCでもこんな下手くそシステム作ってないぞ

なんなんだよ、解決したはずが完全にフリダシじゃないか

もう二度とDroomつかわな

【幕間】

なんか伸びているけど、結局は営業担当電話することでしか解約できそうにない

というかその営業と繋がらないってのが困っている

なんで?

繋がらないかシステムでやろうとしたらフリダシとかまじで労力の無駄

なんだこの罠の多さ

解約詐欺ってのがあるけど、これは純粋システムが酷すぎるだけ

【補足】

色々言われている中で「不動産屋に行け」というのがあるね

その不動産屋もとい仲介業者がその営業所なの

ダイワリビング管理している(たぶん)している物件を街の不動産屋ではなく、直接営業所を通した契約しています

なので今回の場合は、不動産屋=ダイワ営業所



【第3ラウンド】

さて良いお知らせと悪いお知らせがあります

まずは良いお知らせから

とりあえず営業所には電話通じました

あちらも忙しかったのでしょう

頑張ってね

自分も少し配慮すべきだった


悪い知らせは、そこはもう賃貸関係やっておらず、中央オペレーターに繋ぐよう言われたことです

そこ、繋がらないんだよな〜

もうさ、町の不動産屋通じていないかオペレーターと話すしかないんだよ

内容証明送るにしてもどこだよって感じ

まだまだ続きそう


【ほぼ解決

とりあえずオペレータに繋がって、現時点で解約申請完了していることが分かった

正直、あの画面で申請完了しているとは全然からないんだけど、ショートメッセージを見たら確かに受付済みとなっていた

立ち合いの日程は変更可能なようだけどそれは別に営業所から連絡来るらしい

なので一応解決

自分勘違いもあったので全てがダイワリビングのせいではない

また自分のようなケースに該当しない人もいるだろう

ただ、やはりあの解約サイトの作りはとても悪いと思う

改善点がいくつもあるので列挙していく



結論

このサイト作りかけだと思います

素人からみても即興Bootstrapで作ったような見た目と、きちんと仕様理解しないで動けばよいやの精神実装したと思われる杜撰UI

これらを解約したいというたった一度きりの行為のために熟知して使いこなすってのはやばいでしょう

マニュアルヘルプ機能が充実していれば良いんですが、全然いか役に立ちません

2つサイトがあるのは契約関連全般を新しいシステム統合する過程なのかもしれません

しかそもそも従来のサイトスムーズにできていたことをわざわざ分ける理由利用者にはありませんし、解約システムだけで全て完結もできないので無意味システムです

きちんと統合するかしてほしいです

また、この解約システムの苦情は営業結構件数受けてるらしいですが、改善する気がなさそうです

末端が被害を受けるのはいつでも変わりませんね

営業所さんには電話でねーって言いましたが、あれから2回くらいやって繋がりましたし、問い合わせにはきちんと答えてくれたので大変助かりました

ありがとうございます

そしてダイワリビングちゃんと改修してくださいね


オチ

これで追記最後

なんだかんだ言って解約申請スムーズにいったのはちょっと驚き

というか何千件と扱っている大手マンパワーで何とかしちゃえるんだろうな

やはりというか営業所もこのシステムの評判の悪さは重々承知らしい

さら自分場合契約した営業所賃貸業務から撤退して問い合わせ先が変わるという珍事にも見舞われるし、過去にDroomの契約があったりとよくない条件が色々とそろっていた

いろいろと調べて解約周りの情報が出てこなかったけど、ほとんどの人は解約なんてのは興味ない作業だし、多少不便でもスルーするからでしょうね

ほとんどの人は「いくら退去費用請求された」や「建付けが悪い」という部分だけ見ているので、こんな解約システムがよくないとか書くわけがない

まあ文字だけでは伝わりづらいけど、やってみればわかります

イライラするし細かい部分が本当に手抜きだし

解約詐欺と言えば導線が複雑で一向に解約につながらないという、狙った悪意が問題になるけど、今回のは単純な手抜きや未整備の問題なのでそれ以前かと

というわけで全人類みな大和のD-roomを人生で一度は契約しよう

ああ、これでダイワさんともおさらばですか

寂しいな

??「えっと、君が買った戸建てね。あれ、ダイワハウスの建物から

………

ダイワハウスさん、これからよろしくお願いします!

anond:20240512200453

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ(その二)

LOOPERS -ルーパーズ-

宝探しが大好きな主人公が、永遠に続く夏休みに巻き込まれしまう、疲弊する仲間たちを宝探しゲームの魅力で前向きに成長させるノベルゲーム

位置情報を使った宝探しゲームの魅力が本作の大きな主題で、いわゆる「謎解き」が何故楽しいのかを掘り下げるストーリーは、ある意味ではミステリ評論的でもあり、非常に興味深かった。

作り手はいじわるで解けない謎ではなく相手レベルに合わせた解ける謎を愛を持って提示すること、解く側は愛を持って作っていると信じること、この二点への議論が丁寧に何度も行われており、なるほど納得する箇所も多かった。

物語としても、永遠に続く夏休み満喫する楽しいパートと、それを否定して前向きになることを希う苦しいパートとのバランスがよく、ボリュームこそ少ないが過不足はあまり感じない、いい作品だった。

(と僕は思うが、完全版ではエピソードが増えるらしい)


金色ラブリッチェ

普通男子市松央路が某国王女とひょんなことから知り合いになり、いろいろな事情彼女を始めとした上流階級が通う超エリート校、私立ノーブル学園に転校する学園ラブコメ美少女ゲーム

魅力的なヒロインが多数登場するものの、市松央路がまさに主人公していき、自分の「金色」を見出していくストーリーは、美少女ゲームにとらわれない王道のまっすぐな面白さがあった。

そんな無数に広がる夢を追う若者の瑞々しさと、とあるヒロインにまつわるビターな展開とが、良い意味で後味が残る作品になっていた。

オープニングテーマ歌詞明日宇宙飛行士になって大気圏外で愛を叫ぼうか」が端的にこのゲームの良さを示しており、口ずさむたびに主人公の市松央路の未来を考えてしまう。


金色ラブリッチェ ゴールデンタイム

金色ラブリッチェのファンディスクで、それぞれのヒロインのアフターストリーと、追加ヒロインルート、そしてゴールデン独自ルートが楽しめる。

特に前作ではルートがなくサブキャラ扱いだった、年下ながら主人公教育役でビシビシと厳しく指導してくれるミナちゃんルート追加が嬉しかった。

前作はビターで苦いエンディングもあったが、今作は塗り替える万事がすべてうまくいくハッピールートであることが、開幕早々に示唆される。

多少、いやかなり無茶な設定が唐突に出てくるが、どんな過程だろうと金ラブリッチェをハッピーエンドに締めてくれたのは嬉しく、これはこれで大好きな作品だ。


災難探偵サイガ~名状できない怪事件~

ハードボイルド探偵サイガが、謎と事件がひしめく奇妙な地方都市「祭鳴町」を駆け回る短編連作形式ノベルゲームで、コメディ調の明るいゲーム

探偵事件、謎とミステリの建付けではあるものの、そうそうにリアリティラインと軽いノリが明かされ、本格パズラーでないことが明示される潔さが良い。

サイガ相棒となる性別不明助手レイの可愛らしさは素晴らしく、キャラクタの性別を問わない魅力的なシーンが多くあって印象深い。

はじめは打算で助手になったレイが、いつの間にかサイガと分かちがたい関係値を築いていくシーンは感動的で、名コンビとして末永くシリーズ展開して続いてほしいと願っている。


ファミレスを享受せよ

数名の客と無限に飲めるドリンクバーしかないファミリーレストランに閉じ込められた主人公が、ひたすらに雑談をし続けなにかを変えていくアドベンチャーゲーム

とにかく同じく閉じ込められた他のキャラ雑談をしていくことで話が進んでいくのが独特な味を出している。

情緒溢れる風景描写するテキストに、何かを示唆するような哲学的な会話と、何も示唆しないただの雑談とと、雰囲気重視の芸術的考えオチ系のゲームかと思いきや、しっかりと設定の開示がされ明確なストーリーの筋があるのが面白い。

徐々に明かされる設定の妙も良いが、魅力的な会話劇がたまらなく、主人公ガラスパンキャラ名前)のカップリングはひときわ心に残る良いものだった。


和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE

非常に荒い抽象的なドット絵事件捜査を行うアドベンチャーゲームで、をスマートフォン向けに発表されていた3篇と、移植独自のエピーソードの計4本楽しめる。

殺人事件捜査をする刑事という王道中の王道が導入ながら、なかなか一筋縄はいかず、お約束に縛られないストーリー面白かった。

ルックドット絵もそれに一役かっており、この絵柄だからこそ出来る表現もあったりして、やれることは全部やるような圧すら感じる。

謎解きの過程よりもサプライズに寄った作風は、テキスト主体アドベンチャーゲームでは珍しく、良い意味プレイヤー探偵乖離した、独特の魅力があった。


○好き

月姫-A piece of blue glass moon-

直死の魔眼という人、物を問わずそれを殺す線が見える奇妙な体質になってしまった遠野志貴主人公新伝奇ノベルゲームで、同人ゲーム月姫リメイクバージョン

全ての人の死が見えるため独特の価値観を持つ遠野志貴が、月が出ている間は決して死なない吸血鬼の姫アルクを見たとき、死の線が見えないため美しいと感じ、彼女と行動を共にすることになる。

この物語の導入部分で一気に引き込まれ、一息に遊び終えてしまい、かなりのボリューム作品なのに物足りなさを感じてしまった。

真祖の姫、死徒二十七祖魔法使いなど気になる設定が数多く登場するのも興味深く、特に死徒二十七祖がその「原理」を開示するところは、めちゃくちゃ格好良かった。

(まあ、原作では5ルートあったうちの2ルートしかいから、主人公の生まれ秘密とか、妹の秘密とかは不明だしね)


境界領域

南極遭難した調査隊と、何故かメッセージのやりとりが出来るようになり、彼女たちに文章を送付することでストーリーが前に進むアドベンチャーゲーム

メッセージアプリを模したタイプゲームで、家庭用ゲーム機では少ないが、スマートフォン向けゲームでは結構流行っていたジャンルだ。

システムの都合上、一切キャラクタのデザインなどは画面に登場せず、テキストだけで淡々と進むが、しっかりとそれだけでもキャラ愛着が湧くし先が気になる。

サイエンスフィクションらしい、未知の技術を踏まえたストーリー面白く、しっかりした丁寧な作品だった。


探しものは夏ですか

母方の実家帰省した主人公が、奇妙な言動少女出会うことから始まる一夏のボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲームで、原作スマートフォン向けのゲームだがケムコインディーゲームパブリッシュする流れで移植したバージョン遊んだ

ボリュームはそれなりだが、登場人物がかなり絞られているため過不足はあまり感じず、ヒロイン真琴の魅力は十二分に伝わってきた。

導入こそ嫌な奴だが、少しづつ絆されていき、関係値がどんどん出来上がっていくのは、青春ものらしい良い展開。

中盤で一気に作品雰囲気が変わり、ハラハラする展開が始まるが、主人公真琴関係を疑う余地なく信じられるからこそ、このタメの部分も楽しく遊べた。


慟哭、そして…

原作セガサターン美少女ゲーム脱出ゲーム(今風の言い方で昔はこんな呼び方じゃなかったかも)を組みわせた作品で、それを遊びやすリメイクしたバージョン

プロバビリティ殺人大好きマンが建てたとしか思えないデストラップ満載の奇妙な館に閉じ込められた男女が、恋愛しつつ館の謎を解き明かしていくストーリー

ストーリーを楽しむというよりは、フラグを建てたり建てなかったりの、フラグ管理ゲーム性を楽しむタイプのアドベンチャゲームになっており、各ヒロインごとのエピソードはそれなり。

本筋となる記憶喪失少女にまつわるエピソード郡は文量も確保されており面白いので、手を抜くところと力を入れてるところの加減がはっきりしていたゲームだった。


サスペクツルーム~警視庁門前署取調班~

警視庁に新たに設立された取り調べ専門の部署、そこに配属になった女性刑事真野ハルカ主人公に様々な事件を取り調べだけで解決していく短編連作形式アドベンチャーゲーム

いわゆる閉鎖劇を期待するが、案外普通現場には赴くし、周辺の捜査や聞き込みを行うパートもあるので、普通ミステリアドベンチャーゲームとあまり有意差異はなかったかもしれない。

しかし、テンプレ感があるのは3話までで、後半の4話と5話は取調専門部署独自設定をうまく利用した展開が続き、見どころもおおかった。

シリーズ化もできるだろうし、続編では最初から今作後半のクオリティでやってくれれば、もっと好きになれるかもだ。


FatalTwelve

死を前に運命女神によって生きながらえた12人が本当の生を求めて「女神の選定」というゲームに挑むノベルゲーム

そんな緊張感溢れる導入ながら、女子高校生のありふれた日常と、女性だけの三角関係から来る恋の鞘当てが話の主題になっていく構成面白かった。

特に三角関係パートを陰ながら支え「女神の選定」とは無関係なのにメチャクチャ苦労する小熊真央ちゃん活躍は目をみはるものがある。

最終的にはこの二つの路線主人公ヒロインの生きて叶えたかった未練に直結していくため、無駄描写になっていないのも面白かった。


送り犬

奇妙な犬、送り犬にまつわるホラーエピソードがいくつも収録されたサウンドノベル

サウンドノベルらしく、ルートごとに世界の設定レベルで変化していくため、多種多様ストーリーが展開していく。

ホラーベースではあるものの、コメディサイコスリラーと色の違うものに加えて、視点人物女子大生、その友人、ストーカー警備員ポメラニアンと多様なのが面白い。

メインの主人公が親元を離れて一人暮らしをする女子大生なので、親の目無しセックス有り略奪愛有りの大人なやり取りが多くあるのが面白かった。


大分・別府ミステリー案内 歪んだ竹灯篭

ファミコン風のレトロドット絵サスペンスドラマのようなストーリーが楽しめるコマンド選択ADVミステリー案内シリーズ第三弾。

今作は自殺した女性の足取りを追う丁寧な展開で、落ち着いた雰囲気の中、少しづつなぜ被害者自殺したのかの心の在りようを探っていく。

シリーズを通しての観光パートや、名産品に舌鼓を打つパートなどは健在で、大分県の名物たっぷり楽しめる。

社会的テーマを問う部分も、とってつけた感は薄く、しっかりと本題の謎と密接な関係にある点が良き。


臨時終電

終電に乗れなかった主人公臨時終電と名乗る謎の電車に乗り込んだことから始まるホラーノベルゲームで、携帯電話専用ゲーム移植版で千羽鶴シリーズの第三弾、シリーズではあるが、作品間の繋がりは薄く、今作独自世界観やキャラクタが楽しめる。

今作では、一つの大きなシナリオがありそこから分岐する形式で、同じ電車に乗り合わせた複数人と力を合わせつつ、シナリオザッピングしながら進めていくのが特徴。

原作媒体携帯電話なので小さいゲームではあるが、本格的なサウンドノベルをやろうとする気概が伝わってくるし、実際フラグ管理や、群集劇めいた作劇の妙など、かなりシッカリしたゲームになっていた。

メインから離れた設定のシナリオも用意されており、そちらではコメディSF恋愛ものなど、ホラー以外のバラエティ豊かなエピソードも読めるのが良かった。


RPGタイム!~ライトの伝説~

小学生男子のけんた君お手製の自作RPG放課後に遊ぶという”テイ”が面白い、アドベンチャゲーム。

小学生が作ったという建付けのルックが徹底しており、手書きノート、筆箱やボールといった小学生のお道具を使ったシーンなど、見てるだけで小学生らしさが伝わり凝っている。

けんた君がその時々ですべてのシーンを演じてくれるのが、作中作めいた構造の妙を感じれて面白い。

テキスト主体ではなく、その時々シーンに応じた操作方法になる多様なゲーム性があるが、ステータスを増減させたり、複雑なフラグを立てたり、アクションプレイングが求められたりといった、他ジャンルの要素はあっさりめで、あくまでアドベンチャゲームではあったと思う。


いづみ事件ファイルVol.3湯宿編

携帯電話専用ゲーム移植版で、物語としてのミステリー、というよりは推理クイズ体裁シリーズ第三弾。

今作はシリーズを通してついにストーリーらしいストーリーが導入され、普通面白かった。

とはいえ、相変わらず推理クイズのような謎とあらすじの関係性が薄い点は気になりはしたが、ストーリーがよければ全て良しなのはこのジャンルならでは。

シリーズを通しての馴染キャラたちにも変化があるなど、続きが気になる終わり方ではあるが、移植されているのここまでなので、続きの移植G-Modeさんお願いします。


ナイトハイク

アウトドア初心者新人ライターキャンプツアーに参加するホラーノベルゲームで、携帯電話専用ゲーム移植版で千羽鶴シリーズの第二弾、シリーズではあるが、作品間の繋がりは薄く、今作独自世界観やキャラクタが楽しめる。

ホラーストーリーが主軸ではあるが、ルートごとに全く異なる設定になっていくタイプストーリーで、コメディ、伝記、スリラーサスペンスなどが楽しめる。

視点人物ヒロインに変わるパートもあり、そちらではまた異なったエピソード郡が待っているのも面白い。

全体的に人が死んだり傷ついたりする残酷な話が多いものの、やったやられたのバトルシーンのような読感のため、ある意味カラッとした山らしい内容が多いのが特徴的。


探偵・癸生川凌介事件譚 あねの壁

携帯電話で展開していた探偵癸生川凌介事件シリーズの第十一弾。

今作からシーズン2と呼称されており、今までとはシナリオライターさんが異なるし、作品中でもいつもの面々の登場も少なめ。

五作目の「昏い匣の上」で登場した、都市伝説ライター弥勒院蓮児が視点人物になっているため、情緒的な文章が多く、謎解きも動機の側面が多め。

シリーズキャラである癸生川凌介が登場するときに思わず、ホッとしてしま空気感が変わるのが面白かった。


探偵・癸生川凌介事件譚 泣かない依頼人

携帯電話で展開していた探偵癸生川凌介事件シリーズの第十二弾。

中学校舞台複数事件が発生し、それぞれを追っていく複雑なシナリオ

謎を解き明かす過程よりも、それぞれの事件における被害者加害者の心の在りようを深堀りしていく操作が多く、人間関係の妙を楽しむタイプ作風だ。

短い文章ながら、身勝手な悪意で他人を振り回す残酷さがしっかり情緒かに描かれており、操作を通じてドンドン嫌な気持ちになっていく悲しいストーリーだった。

Xの自称風俗嬢匿名

アレ全部業者なのに真に受けてる奴多すぎて怖い。

客やホストにこんなメッセージ送られた、送ったってラインDMの衝撃的な内容のスクショ晒してるアカウントよくいるし大体万バズしてて、その引用を見るとマジレスしてる奴ばかり。

この引用してる奴も業者なのかな?

一見取り留めない風俗嬢の内容だけどこうやって自作自演オモシロメッセージを作って親近感持たせて興味を持った女にDM風俗斡旋するスカウトアカウントだって気付かないの?

日本人アホ多すぎでしょ…悲しくなる

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

X(旧Twitter)のAIのGrokにはてな匿名ダイアリーについて解説してもらった

X (以前は Twitter として知られていました) とはてな匿名ダイアリー (「はてなダイアリー」または「はてな交信ダイアリー」としても知られていました) は、いくつかの類似点を共有していますが、異なるニーズ対応する 2 つの異なるプラットフォームです。

X は、ユーザーが「X 投稿」(以前は「ツイート」)と呼ばれる短いメッセージ投稿し、対話できるようにするマイクロブログおよびソーシャル ネットワーキング プラットフォームです。人々がニュース意見を共有し、他の人と会話する場所です。 X は世界的なユーザー ベースを持ち、リアルタイム情報フローと、著名人、友人、組織フォローして交流できることで知られています

一方、はてな匿名ダイアリーは、日本ウェブサービス会社であるはてな提供するプラットフォームです。ユーザー匿名投稿できるブログ サービスで、投稿者の身元よりも内容に重点を置いています。このプラットフォーム日本で人気があり、2006から存在しています。人々が自分の身元を明らかにすることなく、自分の考え、感情経験自由表現できる場所です。

要約すると、X は公開アカウントと非公開アカウントを組み合わせてさまざまなトピックを共有および議論するためのグローバルなマイクロブログ プラットフォームであるのに対し、はてな匿名ダイアリー匿名性に重点を置いたブログ サービスであり、ユーザー自分の身元を明らかにすることな自分の考えや経験を共有できます

母の日プレゼント

私の母は「母の日はやらなくていい」と事前には言うのだが(遠慮とかではなく、事情があって配慮してほしいという理由)、いざ当日を迎えると「母の日なのに何もないなんて寂しい」「冷たい子だね」と言って責めてきた。

やらなくていいって言ってたから…と言うと、「そう言われてても何かやるものでしょ」みたいな感じだった。あげたらあげたで、「やらなくていいのに」と言って、さも自分は期待していなかった風を装う。

大人になってもそれは続いた。母の日以外に、父の日や両親の誕生日も同じようにプレゼント感謝言葉を半ば強要されていて(母からやりなさいと毎年リマインドが来る)、そう言った家族関連のプレゼント行事が大嫌いだった。やらないと嫌味を言われるという義務感でプレゼントを選んで、義務感でおめでとう、いつもありがとうメッセージを送っていた。家族イベントが近づくと憂鬱になった。

過去形なのは親と関わりを絶ったから。もちろん理由はこれだけではないけれど。

夫はプレゼントを期待しないタイプで、でもあげるととても喜んでくれる。そうなるとこちらもどうやったら喜んでもらえるかとか色々楽しみながらプレゼントを選べた。自分家族へのイベントが楽しめるんだなと妙に安心した。

2024-05-11

頂き女子生産してるのは男なんだよな

女ってだけで男の倍以上苦労するんだよ

コンビニレジ立ってるだけでキモいメッセージ書かれた紙渡されたり、おつり渡す時に手をぎゅっと握りしめられたりするんだぞ

そらこんなキモい思いしなくちゃいけないんだったら金ふんだくろってなるよ

anond:20240511075549

あのCM、話だけ聞くと軽快にポン!と潰して薄くなってiPhoneに!

みたいな映像かと思ったらメリメリと明らかに破壊意図で壊してるし

苦悶の表情で潰れる絵文字までいるし破裂する血飛沫もあるし

破壊殺戮みたいな攻撃性高いメッセージが明らかで驚いた

もちろんCM作るプロがそんなの意図せずやってるわけないよね

 

どういう狙いだったのか気になる

このCMが受けた世界線に飛んで担当者どや顔で狙いを説明してる記事を読みたい

なんか無神経だったというより楽器とか文化かに劣等感でも持ってるのか?くらいの変なCMだった

2024-05-10

スタレ2.2更新分をこれから進める人よ

俺はボイス全聞きと軽い探索、道中の書籍含むフレーバー読みつつで11時間かかった。

筆舌に尽くしがたい凄まじい内容だったが、これを楽しみ尽くすために見落とし注意点がいくつかあるので、ネタバレに極力配慮しつつそれを伝えたい。

道中の書籍

序盤の探索中に少しずつ拾える『クロックボーイとキャプテンリボルバー』の寓話、上中下の3冊分は読みながらメインを進めると意味が分かるかもしれない

オーディションルート選択肢

予告番組でも言われたようにオーディションに参加することになるが、審査の1段階、2段階でそれぞれ2つのルートと、付随する個別マップがある。

選ばなかったルートマップはメイン終了後に受注できる一般クエスト「熱砂の休日」で体験できるが、メインクエストでいった場合との違いは、同行者(ホタ←白字反転)のセリフからボイスが消えている点と、実体ではなく幻像のような再現になっている点だ。

1段階は演技派ルートアクションルートに分かれるが、演技派ルートに入ると選択肢でわざと間違ったものを選んだ時の同行者からツッコミボイスなどが多めに聞ける。逆にネットリプレイ動画を見るつもりなら、選択する人が少ないアクション派を選ぶのもいいかもしれない。

2段階目はハヌとクロックボーイの分岐になるが、ハヌのほうだと同行者からニヤッとできるセリフが聞けるかもしれない。

3段階目の決戦は形式上は2ルートに分かれているが、メイン上ではどちらを選んでも内容に差はなく、かわりに会話中の選択肢によって戦闘回避するか交戦するかで分岐する。またそれによってアチーブメントも違う。

月明かりの下で休む

オーディション後、回想で「時計屋」の記憶をたどって最後車椅子に向かって歩むシーンがあるが、そこでクエスト一覧を開くと普段のようなあらすじではなく、長いメッセージ的な文章が読める。

見逃してもさして理解に影響はないが、見ておくとクライマックスがより印象的になるかもしれない。クエストの行動目標上記タイトル文になっているので目印に。

見逃した人用にXでスクショ貼ってる人がいた https://twitter.com/yoshi_otakatsu/status/1788198850953683305

ブラックスワンの5択

ボス戦後ブラックスワンとの会話で5択から正解を当てるところで、いきなり正解を当てても悪くないが、間違いを選んだ時のスワンから補足解説を聞きたい場合は正解の(←白字反転)を最後に選ぶといい。

怒りの総務省 迫られたLINEヤフー

自民党の一部議員は「名実ともに日本インフラとしなければならない」と話し、経済安全保障上の重要から厳しい措置を求めていた

プラスメッセージ・・・

この議員ソフトバンクの株もってんやろなぁ

https://finance.yahoo.co.jp/quote/9434.T?term=1w

anond:20240509105701

相手の行動の全部が気になり、些細な動作の一つ一つに自分へのメッセージが込められていると思い込み言葉や行動一つ一つに過剰に振り回され、そして「自分がこんなに好きだから相手自分のことを特別に思ってくれているに違いない」と勘違いする

割とマジでどうすればそこまで他人に強く興味を持てるようになるのかを教えてほしい

そこまで他人に興味を持ったことは多分人生で一度もない

2024-05-09

人を好きになる経験がないと何がいけないのか

追記ブコメに『(恋愛経験ではなく)「人を好きになる経験」の話に言い換えられる』とあり、しっくりきたのでタイトルを変更しました。

色々あると思うけど、一番は「恋をしている時、どれだけ自分がアホになるのか」を身を以て経験していないこと、これが良くない

人間恋愛状態に陥ると本当にアホになる。相手の行動の全部が気になり、些細な動作の一つ一つに自分へのメッセージが込められていると思い込み言葉や行動一つ一つに過剰に振り回され、そして「自分がこんなに好きだから相手自分のことを特別に思ってくれているに違いない」と勘違いする

これはハッキリ言って避けられない。人間に、引いては生物全体にプログラムされた思考回路

なのでその状態になるのは仕方ないが、肝心なのはいか自分がアホになるか」を身を以て体験することだ

人の恋愛話を聞くと「どうしてそんな滑稽になれるのか」と思う、けれども恋愛自分ごとになった時、自らもまたとんでもないアホになっている。アホになるまいとしてもこれは防げない。気付けばアホになっている

お酒を飲みすぎた人が「まだ酔っていない」と言うのと一緒で、あるいは低体温に陥った人が矛盾脱衣をするのと同じで、状態異常によって判断力思考回路が捻じ曲げられた結果、冷静だったら絶対にやらないことをするのだ

中学校同級生が恋をし、舞い上がり、そして振られるという痛々しい出来事を目の当たりにしなかった人はいるだろうか。人によっては、その時に「自分絶対恋愛なんてしないぞ」と誓った人もいるだろう

しかし人は初めて恋をしたら必ずそうなる。本能的な高揚感とバラ色の未来の前払いに酔いしれて、世界一気持ち悪い存在に成り果てる。だからその洗礼を受けるのは若い時の方が良い。20歳を過ぎる頃には笑い話にしてもらえる

そして恋心に振り回された人だけが、恋心の厄介さと手に負えなさを知り、少しだけ自分客観視できるようになる

本気の恋をすると人はアホになることを知り、恋をしている自分おかしくなっているということを自覚し、そこでようやく恋を乗りこなす準備ができる

段々恋心を手なづけながら、相手自分を好きになってもらう技術距離を詰める技術を学び、自分の魅力や立ち位置自覚し、失恋した時の自分はどうなってしまうのかを体験し……これでようやく「恋愛事故らない人間」になれる

一朝一夕はいかず、そして非常にダサいこの修練の時間を、できれば学生時代に修了させておくのがその後の人生を楽にしてくれる

中学で笑われたものは、成人式の頃にはやらかしを笑い話にできる

高校で笑われたものは、大学卒業する頃には笑い話にできる

大学で笑われたとて、就職先でそれを笑い話にできる

ある程度人生を進めた人にとって、恋に向き合うことは通過儀礼であり、やらかしを笑いこそすれ、向き合った本人を笑うことはない

なのでどんなにみっともなくても、成人するまでに一度はガチ恋しておいた方が良いし、もちろんそこで失恋しても闇のストーカーにならずに上手く切り替える方法も学び、火傷をしない恋愛方法を覚えておくことが推奨される

恋愛自動車学校は働き出したら難しい。思春期の頃のプライドの前に恋を諦めることなく、果敢に挑戦する若者が一人でも多くなることを祈るばかりである

2024-05-08

安楽死導入してさ

死ぬ直前に盛大な披露宴開くのとか良くない?

人生振り返るスライドショーやって、孫とかがメッセージ読み上げて、美味しい料理食べて酒飲んで、みんなにお別れ言って、その後で死ぬ

なんかいい感じの名前つけて流行らせたいな

ニューヨークタイムズのJ.K.ローリング擁護記事

https://note.com/sws_jp/n/n6c66ebe6aa8f

ローリングトランス差別的なことは何も言っていない。彼女性別不合の存在に異議を唱えてはいない。証拠に基づく治療医療のもとで性別移行が認められていることに反対したことは一度もない。トランスジェンダーの賃金や住居の平等否定していない。彼女トランスジェンダーを「危険さらしている」という証拠はなく、彼らが存在する権利否定しているわけでもない。

彼女のかつての批判者の一人を例にしよう。以前ローリングトランスフォビアだと非難したジャーナリストのE.J.ロゼッタは、昨年 『J.K.ローリングによる20トランス差別発言』という記事を書くよう依頼された。12週間の調査の後、ロゼッタは 「真にトランスフォビックなメッセージは一つも見つからなかった」と書いている。そして「人々は間違った魔女を燃やしている」と宣言した。

例えば最近レズビアンでありフェミニストでもあるスコットランド国民党議員ジョアンナ・チェリーは、トランス女性としてたった3ヶ月生活すれば性別違和の診断を必要とせず、申告だけで女性であることを法的に証明できる「self-ID」法のスコットランドでの可決に公に疑問を投げかけた。彼女職場でのいじめ殺害予告に直面し、国会での最前列議員から外されたことも報告した。「この議論に参加することを恐れている人もいると思う。発言すればトランスフォビアの烙印を押されることが多いから」とチェリーは言う。

ローリングの率直さは、まさにこうした目的のためにあるのだとフェルプス=ローパーは言った。「多くの人がローリング自分特権を利用して弱い立場の人を攻撃していると考えている。しかし、彼女弱者権利のために立ち上がっている」

トランス思想って、シオニズム批判ユダヤ差別すり替えイスラエルそっくりだよね

anond:20240502134211

結局GW終了と同時にメンタル限界を迎えたので諦めて退会しました。

8日間でいいねくれた女性は9人、うち実在と思われるのが6人、メッセージに1通以上返信返してくれたのが2人でした。

そして全員から24時間以上返信がないことを確認したタイミングで堂々退場。対戦ありがとうございました。

私みたいな汚物年収400しかないのは男の頭数に入らないという貴重な知見を得ました。今後は異常独身男性を名乗るのを控えようと思います

でも私みたいなのに少しでも真面目に返信くれたお二人には感謝してます。その二人には良い彼氏ができますように。

2024-05-07

ゴジラ-1.0いうてそんなおもろいか

ワイ、ゴジラにはVSビオランテから入ったおっさん

アマプラ配信されてたので世間的に絶賛されていたゴジラ-1.0を視聴

ワイの中ではシン・ゴジラを超えられたようには思えん。

ゴジラ映画としてはたぶん初代からの正道なんだろうなーと思うけど、中身として何をメッセージにしたいのか、ちょっと??

映像効果はすごかった。波しぶきとか、一昔前の特殊効果ってなんだったんだろうな、って感じ。

そんだけ。

anond:20240507200548

フィクションタバコ喫煙描写は今のままでいいのだろうか

前々から気になってるんだけど日本漫画喫煙描写がめちゃめちゃ多い。

少年漫画もそうだし女性向けでもちょっとワルくてかっこいいオトコはよくタバコ吸ってる。

ジャンププラスなんかの読切でも渋いオジサンとか「元殺し屋主人公」みたいなキャラみんなタバコ咥えてるでしょ。

絵や内容的に作者は10かせいぜい20代だろうなーって作品でもそんなだから驚く。

最近VTuber若い女性が「タバコはカッコいいよね〜」と話してるのも見た。

表現規制せよ!

と言いたいのではないけど若い世代にここまでタバコが「カッコいい記号・オトナの記号」としてポジティブ認知されてることに危うさを感じている。

健康に悪いなんてことは重々承知だろう。

それでも子供の頃に見る漫画アニメがこれだけ「タバコはカッコいい」とメッセージを発し続ければその印象は一生残る。

機会が来れば手を出してしまう。

ワンピースサンジがアメリカだとタバコ規制されてるのは有名だと思う(アニメ限定?)。

ハリウッド映画でも喫煙シーンがほとんどなくなっている。

やりすぎだと思っていたけど子供への影響を考えたらあれが正解なのだろうか。

なるほど、では殺し屋教育に悪いので登場させてはダメですね

もちろん海賊ダメですね

あれもだめ、これもだめ、それもだめ

フィクションなのにそれって面白いですか?

追記フィクションタバコ喫煙描写は今のままでいいのだろうか

前々から気になってるんだけど日本漫画喫煙描写がめちゃめちゃ多い。

少年漫画もそうだし女性向けでもちょっとワルくてかっこいいオトコはよくタバコ吸ってる。

ジャンププラスなんかの読切でも渋いオジサンとか「元殺し屋主人公」みたいなキャラみんなタバコ咥えてるでしょ。

絵や内容的に作者は10かせいぜい20代だろうなーって作品でもそんなだから驚く。

最近VTuber若い女性が「タバコはカッコいいよね〜」と話してるのも見た。

表現規制せよ!

と言いたいのではないけど若い世代にここまでタバコが「カッコいい記号・オトナの記号」としてポジティブ認知されてることに危うさを感じている。

健康に悪いなんてことは重々承知だろう。

それでも子供の頃に見る漫画アニメがこれだけ「タバコはカッコいい」とメッセージを発し続ければその印象は一生残る。

機会が来れば手を出してしまう。

ワンピースサンジがアメリカだとタバコ規制されてるのは有名だと思う(アニメ限定?)。

ハリウッド映画でも喫煙シーンがほとんどなくなっている。

やりすぎだと思っていたけど子供への影響を考えたらあれが正解なのだろうか。


追記

昔に比べれば喫煙率は下がっているのはそう。

ももっと下げられたのでは?

本当に一部の物好きしか吸わないレベルにしなきゃいけないのでは?と思うんですよね。

個人自由とはいえカジュアルに手を出していいものでもない。

百害あって一利なしなのですから

そのために社会いくらタバコ危険性を啓蒙してもフィクションが与えるポジティブイメージの力が大きいと無意味になってしまう。

2024-05-06

はじめてセックス(未遂)した

当方アラサー処女ゴリゴリ喪女腐女子容姿は多分中の下くらい。ぽっちゃりで誤魔化しきれなくなってきたデブ

女子校育ちで恋愛沙汰にとことん縁がなかった。そもそも自分恋愛するという意識がなかった。

転職したとか色々あって人生の実績解除を求めてマチアプ始めた。ヤったのはそこで会った人。普通に良い人だ。

普通にメッセージ重ねてデートして告白されてホテル入った。

慣れてないことを散々アピールたからすごく手加減してくれた。有難い。良い人だと思った。

それはそれとして、気持ち悪いとも感じた。

アレコレ聞いてくるのもAVかよって笑いそうだったし、キス気持ち良くはなかった。というか他人の唾液は臭い不快

生の男性器初めて見た。包茎だった。かわいいと思った。

いざって時になって相手が勃たなくて挿入はなくて終わった。アルコール入ってたからだと言ってた。私もそう思いたい。

お互い容姿に恵まれた方じゃないしなんて滑稽なんだって思った。

交際には発展したのでこれからもこういうことするんだろうな。嫌じゃないけどひたすら滑稽でキモいな。

それはそれとしてドキドキしてる自分もいる。

めんどくせーな処女

今後のこと考えたら本当にめんどくさくなってくる。あーあ。

anond:20240506115921

ここで俳句解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアル相談した方がいいよ。

…というのは、俳句は滅茶苦茶コンテクスト文脈)に依存する芸術からだ。短歌31文字が対決的な文化(歌合せとか)を成立させてきたように「向き合う他者」に言葉を届ける能力もつのに対して、俳句は仲間内のような座の中で成立してきたように「コンテクストを共有する仲間」の間で盛り上がるタイプの道具であり、背景となる文化文脈を共有していないことが多い現代社会特にネット上)では、説明したところで、「そうとは限らないのでは?」みたいな突っ込みが山ほど入るのが目に見えてる。「なんでそう言い切れるの?」「必ずしもそうとは限らない」etc……いやうるせえわ。俳句ってそういうモンなんだから仕方ねえだろ。


それを踏まえた上で、可能な限りの解説をするぞ。長いので暇人向けだ。ちなみに、調べて作者名見て「あー」(嘆息)と声が出そうになってあと調べるのはやめた、から、ほぼ推測のみで書く。まあ、ちょっと古い昭和俳句だわ、くらいに思いながら聞いてくれ。ちなみに、俺はこの句、一読して「短歌的な俳句だ。それだけに、短歌増田が感心したのは分かる」と感じた。俺自身は、こういう俳句は作らないと思う。理由は後述する。

「ここで昼餉(ここでひるげ)」

初手から6字で字余りだ。字余りについては今更説明しないが、基本的にはあんまりやらない。なぜなら、基本的にはリズムを壊したり重たくしたりしてしまうからだ。わず17字でつくる詩で、およそ1/3のリズムが崩れかねないというのは、かなりオソロシイことだ。逆に言えば「その危険を押してでもやりたい」と作者が判断したときだけ、リスクを背負ってやる。素人にはあまりお勧めしない手法だ。さて、作者はわざわざ字余りをして、「さあ、この辺(の場所)で昼飯にしようかな」というメッセージを伝えているわけだ。何とも人を食った話だが、昼飯の場所が決まっていないということはこの人が日常の中にいるわけではないことを暗示してる。まあ、単に定年で暇になって毎日あちこち公園やらデパートやらで飯を食ってる爺さんという可能性もゼロではないが、後で出てくる夏という季節にそんなことをする爺さんもあまりいないだろうから、ここで作者はそれなりに若く、夏の最中に野山を歩き回っていると推測される。これで一気に「作者の年齢、場所、状況」に関する情報が得られるのだから、字余り使った値打はあると言えばあるが、それ以上に作者がここであえて句のリズムをもったり重たくさせたのは、「いい年したおっさんが夏の昼間にハイキングしてる」という「のんびり感」を演出しようとしたためであるかもしれない、とも推測される。その意味では、この初句、のんびりして見えて人を食ったような、それでいて計算もあるやり手の初句だ。ちなみに、この初句、体言止めで切れる。俳句はやはりどこかで「切れる」ことが推奨されるが、それは句の焦点をはっきりさせるためだ。句切れの前に焦点があるか、後にあるかはケースバイケースだとしても。

ただ、それにしても「ここ」が山とか自然の中、は分かったが、どんな場所なのか、また、ここで昼飯にしようと思ったのはなぜか、作者はいまどんな気分なのか、とかは分からない。それは、続く部分で種明かしされる。(よって、ここでは句切れの後、つまり「種明かし」パートが句の焦点だと考えられる。)

「真赤な夏の/花佇つゆゑ」

最後に「ゆゑ(故=理由)」とあるが、普通に考えたらこれまた俳句では普通やらないおきて破りである。句の中でこういう「理由の明示」みたいなこと、ダメだろ普通。なぜかというと、基本的にカッコ悪いからだ。たとえば「閑けさや岩にしみいる蝉の声」を、「蝉の声岩に染むゆえ閑かなり」とかやったら、なんかいろいろ台無しだろう? ネタ晴らしというかなんというか、たとえそういう意図を込めていたとしても、言わずにそこを感じさせて感心させるところがさあ、まあ句の仕掛けなんだから、答え言っちゃったらもう何かダメじゃね?とふつうはまあ思うんだよ。でもこの句はもう少し進化した句で、理由を言っちゃった上で「え?それが理由になるん?」と読み手に突っ込ませることを狙った作品なのだな。突っ込みさせた上で、「え……理由…?………になるんか、…ならんこともないか、うーん、なるほど」みたいな。最初のんびり路線がここで効いてくるわけだ。作者は「それが理由なん?」という突っ込みに対して"のんびり"という姿勢をとることで「それが理由ですが、何か?」と返してきているわけだ。そうやって自信満々に言われるとなんかこっちが間違ってる気もするし、そう言い切られたらそうかなあ、と少し納得感がないでもない……と思わされた時点でもう作者の術中に落ちているのだ。この作戦、小難しく解釈しようとする人であればあるほどハマる。

もっとも、そういう、突っ込みさせつつセルフ納得もできる「微妙な線」を狙うのはなかなか難しい。だから、それを実現させるために作者は2つほど仕掛けをしてる。

一つは「真っ赤な夏の花」だ。これ、普通なら夏に咲くそ花の名前を入れる部分だよな。たとえば朝顔ならアサガオ向日葵ならヒマワリ……だいたい花の和名なんてそんな長いものじゃない。少なくともただ花それ自体を指すのに9字も使うのって、俳句始めたての人の句なら真っ先に直されそうな部分だ。でも、その上でだ。聞いてみるけど、この花何だろうな? 日本の、ハイキングで行くような野山に、真夏に「真っ赤」な花なんて咲いてるか? あとで「たつ」という言葉がある以上、人の背丈程度には高さがあってすっと伸びた草花だ。さて何だろう? 作者の答えは「知らん!」だよ。知らないから「真っ赤な夏の花」なのだ。おいおい、そりゃねえだろ、と読者に突っ込ませておいて、そこで作者はぬけぬけと「だからここで飯にするんだ、悪いか?(ニヤリ」とやってくるわけだ。無責任適当にやってるように見せながら計算もあり、でも基本的楽天的天衣無縫な語り口の句だ。それが初句の「のんびり」加減と相まって、この句に独特の雰囲気を醸し出していることは否定できない。なんだったらここで笑い出しちゃうような面白みがある。

二つ目は「佇つ」だ。学のある人をこれで引っ掛けようという腹だ。この字、音数から考えれば「たつ」と読ませているのだろう。だがこの字に原則として「たつ」の読みはない(少なくとも家にある広漢和辞典(全四巻)でみる限りはない)。一般的な読みは「たたずむ」で、じーっと立っている、という意味だ。「たつ」に宛てたのは、その意味を合わせて感じさせたかたからであろう。花はいつまでもじーっと立っているのだから人間が「立つ」のと同じ字でない方がいいんじゃありませんか、というか、「佇む」には途方に暮れて立ち止まる、みたいなニュアンスも漂う。何か、その夏の花が所在なくじっと立っているので、仕方なくしばしのひと時を一緒に過ごす、みたいな感じだ。なんだろう、ひょっとしてこの「真っ赤な夏の花」というのは、山道を歩く途中で一緒になった、真っ赤なサマードレスを着た女性か何かの比喩なんではないだろうか、みたいな、そんなちょっと色気みたいな解釈深読みが(実際、俳句読みはその手の暗喩創作をよくやる)この「佇」一字から立ち上ってくるのである。そうなると、花の名前が特定できなかったことも、何だかそのための仕掛けであるようにすら見えてきて、うーん、と悩まされるのだ。当然、そこまで考えての、このルール違反用字である

結果、山歩きの途中花の下で飯食うかあ、というだけの句が、俄然ストーリー性、物語性、ロマンスの色彩まで帯びてくる。が、もちろん現実にはそんなことはないのであって、実際ただ飯をくっただけなんですけどねー、という緩い種明かし(そもそもそんなロマンスが勃発したら俳句なぞ作っている暇はないので)を前提に、その幻想を楽しむ、そんな句ということに落ち着くわけだ。

そんな風に、この俳句はなかなか外連味(けれんみ)のある、仕掛けとイメージてんこ盛り、物語調の俳句で、実に面白いと言えば面白い、一般的俳句の目指すところとはちょっと外れた句だ。一般的俳句もっと、瞬間的、即物的、断片的に風景を切り取るのが基本なので、まあ普通は「季語感情」でつくるとこから始めるのが適切だろう。この句も、山道で赤い花に出会った瞬間の感情を句にしてると言えなくもないが、それにしてはいろいろな仕掛けが人を食っていて、また、無用物語調で独特だ。一般的俳句なら、たとえば「握り飯ハイビスカスの色に染む」とかでいいわけだが、この句はその瞬間の風景以上に、遊び、のんびり感、山道を歩いてきてよいしょと腰を下ろすそのしぐさ…からああ花がきれいだな、という一連の感情を全てこの一句に込めようとしてるのだ。これを17字でやるのは、本来かなり無理筋なので、普通はもうちょっとワンショットに切り分けようとしたりするか、あきらめて短歌にいくかするだろう。その無理をやってる(そして、そこそこ成功もしてる)のがこの句の面白いところで、たぶん短歌増田が感心したところなんじゃないか

まあ、こういう句、狙って作るのはなかなか難しい(ちなみにこの作者・中村草田男は、こういうのをやたら作るのだが、ひどい失敗も多いので有名な人だ)。そういう意味でも、まあなかなかない句ではあると思う。あと、何も知らずにいろいろ書き飛ばしたので、もっと知ってる人から突っ込み入れてもらえたら感謝する。

とある観光地で聞いた話

信じるか信じないかはあなた次第で。

GW中に行ったとある国内観光地での出来事

同行者が若干スピ好きで、パワースポットを案内してくれる女性ガイド個人ツアーをお願いした。

どんなもんかなと思ったが解説が丁寧で人柄も良かったし楽しかった。

で、その女性ガイドは「見えるひと」なんだそうで、オプションで「おつなぎ」をしてくれた。

守護霊を見るか、親しかった故人からメッセージをもらうか、みたいな感じ。

守護霊って誰にでもいるというけど、スターとか有名起業家とかはその数も多いんだって

応援隊みたいなもので何かあったとき助けてくれる存在から守護霊の数が多い人は常に大勢から応援されアドバイスされ、

なんか困ったときにも救いの手が無数にあるってことらしい。

それを聞いてちょっと羨ましく思った。

大谷翔平サンには守護霊何人いるんだろ、とか。

で、自分も同行者も守護霊を見てもらった。

同行者には中国人商人3人がついててずっと喋ってるらしい。

同行者は話好きなのでらしくて笑ったけど、その雰囲気を見て言ってるんじゃないかとも思った。

自分は「今見えるのは1人です」って言われてちょっとがっかりした。

守護霊はどこかへ出かけてるときもあるから」って言ってたけどフォローじゃないのかな。

先祖にあたる女の子なんだそうで、絵を描いてくれたらおかっぱに着物で、座敷童みたいだなと思った。

まあそれはいいんだけど、女性ガイド曰く「女の子が、あなたが困っていると言ってる」と。

それで「知らない人から悪口を言われたことはありますか?」と聞かれた。

すぐに思いついたのは少し前にネット上で叩かれたこと。

詳細は伏せるけど、炎上してインフルエンサー個人情報拡散されて、まとめサイトにまとめられて叩かれた結果何が起こったか想像してもらえれば大体合ってる。

正直あんまり思い出したくない話だし、ましてや初対面の相手に言いたくない話なので、自分は「いやー、どうでしょうねー」ってはぐらかしたんだよね。

そうしたらその女性ガイドが、

インターネットの中は念が行き来しやすいです」って言った。

ネットことなんて言ってないのに。

まあ現代で「知らない人から悪口を言われる」状態って、大体インターネットのことかもしれないけどビビった。

なんか自分も生き霊飛ばされてる、みたいなイメージがずっと頭にあったから。

ここからは、その女性ガイドが言ったことの自分なりの要約。

メモとかとってなくて一度聞いただけの要約なので、ちょっと間違ってるところとか、自分勝手解釈しちゃってるところもあるかもしれない。

インターネット世界は目に見えないものだけど、目に見えないものにも念は宿るし、生きる。

大勢の念が集まっているので、それはそのうちに合体・成長して生き物みたいになる。

昔はよく、古い鍋とか皿が妖怪になるって言われたけど、今はインターネットの中に妖怪がいるみたいなものだって

それでその妖怪寄生先を探している。なぜかというと、そのほうが行動しやすいから。

幸せなパワーはパッとその場で散りやすいけど、悪意はジワーってシミみたいに残る。

悪意の念の方が圧倒的に強いので、基本的インターネット妖怪は悪意妖怪

悪意妖怪は仲間を増やすために、寄生先にもっと悪意を書き込ませる。

寄生先は人格を乗っ取られちゃって、今は悪意妖怪ネットの中だけじゃなくて現実にうじゃうじゃいる。

同行者がじゃあ悪意妖怪普通人間を見分ける方法はあるのかって聞いたら、○色と○色を好むようになるって言ってた。

これ何色か書いたら「お前それあのアイコンインフルエンサーのこと言ってるだろ」ってなるから書けねえ。すまん、適当想像してくれ。

Twitter連想させる青とか黒ではない。あまり暗いイメージの色ではない。

あとその女性ガイドから忠告っぽくパソコンの前で「○したい」「○にたい」とか考えない方がいいと言われた。

悪意妖怪寄生先に選ばれるからだそうです。みんな気をつけてね。

自分が叩かれまくったとき「こういうことしてくる相手はどうせ現実世界幸せじゃない」って考えようとしたんだけど、

悪意妖怪の話がマジなら、悪意や不幸は伝染して増えていく一方じゃね?って思う。

[]5月5日

ご飯

朝:なし。昼:なし。夜:サラダ生ハムチーズ、旨辛チキンパスタドリアワイン。間食:グミ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

秋田男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花

ファミコン風のADV2020年技術で全力で作るミステリー案内シリーズの第二弾。

前作黒真珠で魅せた骨子はそのままにボリュームを増大させており、だいたい3倍ほどのプレイ時間になっていた。

ちょけた態度をとるがやるときはやる相棒ケンと、寡黙なセンパイコンビ秋田県に潜む謎を追いかけるサスペンスドラマ風のストーリー

パズラーのような謎解きは必要なく、ひたすらに聞き込みと現場調査を繰り返す足で稼ぐタイプミステリが楽しめる。

観光旅行に来ているわけではないと言いながら名産品や郷土料理に舌鼓を打ったり、地元で自慢の名所を楽しんだりする行楽パートも相変わらずと、前作の良かった点が踏襲されている。

キャラクタの面では、ケン警察学校時代の恩師の茂木、同期の如月の2人の刑事が同伴者として活躍してくれる。

特に如月20代後半の仕事が出来るキャラだが、女性キャラなだけに“ツンデレ”のような態度を見せたり、時々方言が出るなどのわかりやす可愛いポイントがあったりと、メーンヒロインに相当する有り様だった。

ケン辛辣な態度を取り嫌味を隠さな如月が、古い刑事ながら優しい茂木さんにたしなめられつつ、ケンにもほだされていく、そんなパッケージが繰り返され、如月がデレていく過程は良き。

今作の特徴はなんといってもボリューム

大規模な詐欺集団を追うために秋田に行くのだけど、その前段の東京事件からすでに歯応えのある捜査必要

秋田に着いてからも、詐欺事件を追っていたはずがいつの間にか殺人誘拐、果てには全く別の土地への捜査と、二転三転し続ける。

この捜査をしていく過程面白いと言えば面白いのだけど、正直少し辟易する場面も多かった。

というのも、今作はファミコンドット絵ルックを徹底するために、基本的ひらがなカタカナ表記され、漢字が使われない。

(メインキャラの名前や超重要証拠品は数少ない例外)

その上、メッセージウインドウが小さく一度に表示できる文量も少な目。

なので1クリック辺りの情報量そもそも少ない構成になっている。

コレ自体は工夫のしどころで悪いわけじゃないんだけど、今作ではここの工夫が足りていなかった。

端的に言えば無駄テキストが多すぎる。

真面目な捜査中にちゃらける相棒ケンに始まり個人的私怨から情報無駄に渡さな如月に、手を変え品を変え情報を出し渋り雑談を繰り返す容疑者たち。

(雑談の中でヒラメキに繋がる会話もないではないが……)

ボリュームは前作に3倍と書いたが、はっきりいって中身のある文章の量は変化していない印象だ。

もちろんギャグが合わないだけでそこまで強くマイナスするつもりもないが、テンポ感の悪さは否めない。

これだけ文量があるにも関わらず、掘り下げ不足な容疑者や、唐突に出番がなくなるキャラに、奇妙な謎だけ提示してなんの種明かしもない事件など、消化不良な箇所も数多い。

特に留置所に捕まっており自供をはじめた人間弁護士との面会した後に自殺する、それも2名連続でという大きな謎が、脅迫の2文字だけでアッサリ終わるのは流石に彼らに自供されるのが困る話の都合が見えすぎる。

ストーリーをあらすじにすれば見所はたくさんあったはずなのだけど、実際に遊んでいる最中は、とにかくこのテンポの悪さが目につき続け、物語への没入感が著しく阻害された。

悪しきに語ってしまったが、ファミコン風のルックで2時間サスペンスドラマをやるという骨子の面白さは健在。

テンポの悪さと消化不良な展開も期待感からハードルが高くなってしまった故に、悪く見えた部分もあるかもだ。

次作になる3作目も購入しているし、ファミコンADVという骨子そのものへの好きの気持ち否定することはなかった。

如月ケンのなかよくケンカする男女関係に、最後の重苦しくも少しだけ救いのある展開に、魅せる背景描写など、良い見所もあったので、今後の改善に期待したい。

メッセンジャーアプリって、、、疲れる。

なんか現代人失格のような気がするけどLINEとか使うと、、、疲れる。

もうやりとりするのがね、億劫で、、、。

これを書いたら、どういうふうに読み取られるんだろう?とか気になり始めると嫌になってくる、、、。

相手からメッセージも、どう解釈したらいいんだ?と考え始めると疲れてくる。。。。。

LINEとかなくなったらいいのに、、、。

2024-05-05

青山剛昌プロフェッショナル感想ツッコミ

子供ピュアなどと語られるところから始まった青山剛昌プロフェッショナル

あつ森で6時間かけてつくった潜水艦を見せてきゃっきゃしていたので言いたいことはわかる。

先生仕事の苦労は文字ベースでは語られていたが、実際映像と声で見ると想像を絶する。

漫画を描くときの細かい様子も思ったよりも静かで、以前アシスタントが言っていた入ってはいけない部屋がこれなのかと分かった。アシスタントは鶴の恩返し的なことを言っていた。

以下、コナンオタが驚嘆したりつっこみながら見たところ。

・1日18時間仕事をしている、という話だが、あつ森の6時間はどこいったんだろ…。まあNHK側は実際にこの日18時間仕事したと言いたかったのだろう。今は6時間寝てるそうです。

徹夜して映画脚本全チェック追加した話が予告にあったのにカットされていた。というかSNS予告にある映像ほぼ無い。

同人解説してるやつ予告にすな。放送しろ

仕事以外興味がない的なキャラ付けをされてた気がするが、毎クール推理ドラマラブコメドラマ網羅したり、アニメもチェックしているし、話題作の映画はだいたい見ていたり、艦これマニアだったりするわけで 「わりとミーハーでは?」と思う。

・グッズ修正は流石に驚いた。ボイスメッセージやボイスドラマ学習まんがに目を通しているのは知っていたが、グッズ監修は、はんこ押してるくらいのもんかな…って。

安室スピンオフへの「もう自分で描け」レベルストーリー含む鬼修正を思い出した…薄々勘付いていたが人に任せられないのだろう。

放送ではアシスタントいない感じになっていた。いる。嫁の名前が和葉の人とか出てほしかった。

・まだ自炊をしていて安心した。昔はHPアシスタントレシピ載せたりしていたが、今はリモートになった気配もあったのでカレーしか食べてないんじゃないか心配していたのだ。

・年々机の散らかり方が熟している気がする。

剣道少年だった…のシーンでシャアコスプレシーンはさむのは流石におかしいと思う。

・合間に実写の映像はいるのは劇場エンドロールシーンのオマージュだろうか。ドキュメンタリーとは全く関係なかったが、原作アニメで印象的だったロケーションが所々使われていた。

単行本に載ってないサンデーの内容を放送するの草

・「ラブコメミステリーは相性が悪い」一番言っちゃいけない人でしょう→あぁ…安室をRX7に…?伏線回収完了じゃん…

・一番悩んでたシーンがラブコメパートで笑った。

青山が倒れる2015年までのエピソードほとんど触れられてなくて勿体無い…現役青山がどれだけ天才的だったかもうちょっと教えてほしかった。

ナレーショントリックは使い尽くした」3年目くらいからずっと言ってると思うw凄いのは全トリックをどこで使ったのか覚えてるところです。

・描くの適当になった…のところで、まじっく快斗の表紙ズームおもしろかった。めっちゃ大変らしいよね、キッド衣装舞台描くの。

最後イベント青山無償ファン地元サービスで行っていることをアピールしてほしかった。

・調べたらスペインで本当に人気があるらしい。あの人がXで説明していた。いつか映画サクラダ・ファミリアを爆破しよう。

・洗面台にGUMが大量に並んでたの気になった

お菓子そんなに好きなんだ。イメージなかった。

・「見られるから喫茶店作業できない」それはそう。

長生きしてほしい。

長生きしてほしい。

白馬声優石田彰に戻るんだ!?

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