2023-12-17

[]12月17日

ご飯

朝:朝マクドマクド揚げたお芋さんを食べたで。昼:イカフライ。豆菓子クッキー。夜:納豆軍艦オクラ軍艦ツナマヨ軍艦サラダ軍艦たまご。おみそ汁。間食:なし。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

境界領域

あの阿智太郎脚本担当シルバースタージャパンよりリリースされたチャットツール風のUIで楽しむノベルゲーム

元々はスマートフォン向けゲームだったがSwitch移植されたバージョンプレイしたので感想

南極で発生する謎の電磁波調査していた隊員達から突如プレイヤーの元へ救助を求める連絡が入るという余談無しのホットスタート

何故プレイヤーの元にチャットが届くのか、謎の電磁波はなんなのか、何故遭難したのかなど、魅力的な謎が開幕から引き込ませてくれる。

そしてプレイヤーの選択肢チャットツールへの投稿という形で物語に影響を与えていくのが面白い

チャットツールUIを模しているだけあって、キャラクタ立ち絵や背景絵やスチル絵といったグラフィカルな表現はいっさいない。

かろうじてチャットツールの背景の色と、書き込み吹き出しの色が数少ないアクセントになっている。

しかし、ケレン味ラノベ作家ゲームライターとしても実績がある阿智太郎作家性で補われており、物足りなさは感じなかった。

キチンとこのチャットツールUIで魅せるストーリー展開に、わかりやすキャラを立たせる端的なエピソードにと、安易流行りに乗ってるわけじゃなく、境界領域からこその魅力に繋がってたのが好印象。

特にキャラ立ちについては立ち絵がない、全体のボリュームは少な目というマイナス点がありつつも、バッチリ決まっていた。

読者のパートナーになる女子大生責任感の強い隊長、太っちょの学者独身を気にする妙齢女性、謎多き探検家ベタな設定だけに会話だけのテキストでもしっかりとやりたいことがわかって良き。

パートナーキャリーは良くも悪くも普通女子大生だが、人に感化されやすく流されやす性格なので、チャットツールへ読者が投稿した選択肢を受けてコロコロと機嫌が変わるのが可愛らしい。

南極遭難してひとりぼっちな極限状態だが、人好きのするコミュニケーション能力高めで陽気な気質が伝わってくる良いキャラだった。

また30代前半で結婚に強い拘りを持つケイトさんには、ちょっとエッチな展開が待っており、スチル絵も立ち絵も無いからこそ、僕の頭の中ではエゲツないエッチ想像の羽ばたいた。(おしむらむら舞台南極である点、蒸し暑いジャングルにすればよかったのに)

ストーリーとしても数時間で終わる少な目なボリュームの割には、サイエンスフィクションらしい壮大な展開が待っておりそれなりに楽しめた。

スムーズ物事が展開するパートが多く、じっくりと議論をして整理するパートがないのは僕の好みとは違っていたが、このスピード感も良い意味ではサクサク遊べて楽しい面もあった。

良くも悪くも値段相応の出来ではあるが、赤点は見当たらないそつない出来が良い感じな作品だ。

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