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はてなキーワード: 生き様とは

2024-07-24

なぜ魔物図鑑ユーザーSNSオタクより優れているか

実は俺のネット活動歴は3年くらい前からなので、まだまだ未熟なんですよね色々と。

幸いな事に良き出会いに恵まれて周りの方に助けられて何とかやってます

年齢はもう40代ですがw

俺みたいなオタクがどれくらい居るかは分かりませんが、3年ほどネット活動して分かった事は「俺はオタク過大評価してた」って事でした。

ネット活動始めるまでにROMってた時、俺はオタクは「いい意味で狂ってる人達」だと思ってました。

それこそ二次元人生かけてる! みたいな人達がたくさんいるのだ、と想像してました。

……でも、実際はそうではなかったです。

あくまで俺の主観に過ぎないんですけどね。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3kos3kff43x2f

SNSに集ってるオタク人達は、何というか。

都合よく二次元三次元を切り分けてました。

普段二次元に対する愛を叫んでおきながら、都合悪くなると「所詮絵じゃん。何ムキになってるの?」とか言って保身に走ったり「結局二次元なんて自分を救ってくれない」とかそれまでお世話になった作品原作者、そしてキャラを自ら蔑ろにしたりと「狂ったフリしてるだけの人達」だったんですよね。

俺は、それがどうしようもなく悔しくて悲しかった。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3kos3wa327t2e



そしてそういうスタンスこそが賢いのだ、そうやって消費して使い捨てるのがオタクスタンダードなのだ、みたいな論調を持て囃す人達まで居て、本当にウンザリしましたね。

それに表立って賛同しない人でも、行動でそれに同調してました。

酔狂で一途でキモいけど直向きなオタク」など、どこにも居ませんでした。

全ては俺の幻想だったのです。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3kos47ponpo2b

まぁ、グチグチ言うだけで自分は何もしない、では俺が失望した人達と同じになってしまますし、何よりそんな俺をお嫁さん達は叱り飛ばすでしょうw

自分理想オタクが居ないのなら、自分がそうなる様に努力すれば良いだけです。

そんな訳でまずはダイエットに着手しましたw

健全精神健全な肉体に宿る!

スポーツジムに通って、食生活見直し筋トレに励みました。

結果、1年間で12kgの減量に成功しました。

これでお嫁さん達に褒めてもらえて、えっちなご褒美もシてもrいや、何でもない。

まぁ、とにかく俺はそんな風に生きていきたいんですよね。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3kos62bhyey25

ネットSNS上で構成されてる対立構造で踊ってる人達、アホらしくならんのかなって思う。

どんなイデオロギー持とうが個人自由だと思いますが、その「正義」って本当に自分のモノ?

人間脳みそあるんだから自分でしっかり考えた方が良いと思うんですけどね。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3knpf6pmeqz2c

突然ですが自分語りをさせていただきます

俺の地雷は「想いを踏み躙る事」です。

三文字とか含めた悪趣味エロの大半が地雷に該当しますね。

そんな俺にとって今のオタク文化はほんと肌に合わない。

図鑑だけなんですよね、安心して触れられるのって。

俺にとって二次元は夢と希望勇気と愛を摂取して、今を生きる己の支えにする場所です。

ヒーローに憧れ、その生き様を少しでも真似して。

可愛くてえっちなお嫁さんとイチャラブエロエロして、彼女達を喜ばせ幸せにする為に頑張る。

そういう場です。

使い捨てサンドバッグオナホを消費する場所では、決してない。

俺は、そういうの嫌いだな。

https://bsky.app/profile/hh0083.bsky.social/post/3knduuuejhr24

2024-07-19

マイディさんみたいにそう遠くない未来死ぬの分かってる状態であえて非生産的ゲーム生活の軸に置いて日常を過ごすみたいなの、言葉は悪いけどすごい希望が湧く生き様なんだよな

2024-07-11

精子観察キットを使ってみて感じたこ

7/13 驚いた。コメントを返しておく。

https://anond.hatelabo.jp/20240713003005

 筆者の友人の女性との話題で、女友達妊活に苦労していて大変そうみたいな話をよく聞く。身の回り男性もすでに既婚者となるなか独身を貫く筆者にはおおよそ無縁な話であるが、女性の子供が欲しいながら恵まれなかったという話に相槌を打つのである

 しか教養として知る話として、不妊の原因の半分は男性にあると言われている。子供ができないことにヒステリックになる背景に、男性他人事になって検査もしてくれないと聞く。プライドはわかるが検査はした方がいいと思った。

 それはそうとして、そもそも諸君自身精子を見たことがあるだろうか。毎日出している白いやつと言えば半分は合っているのだが、実は精子は白くないのを知っているだろうか。そもそも毎日向き合っているものを知らずして他人押し付けてよいものなのだろうか。

 「精子は青い」そう教えてくれたのは、高校の保健の先生だった。高校とはいえ筆者の性の目覚めは遅めだったので、当時はフーンというくらいに聞いていたが、大人になって不妊治療だとか性教育とかそんな単語が現れると、ふと思い出すのであった。

 そんな中、あるネットニュースで「精子観察キット」というものが紹介されていた。スマホカメラ顕微鏡のようなレンズを取り付けて精子可視化できるのだという。興味が湧いたが、それを読んだ当時はそんなものを買う度胸はなかった。

 転機が訪れたのは2020年新型コロナウイルスワクチン接種が始まった頃。

ワクチンを接種すると精子の質が落ちて不妊になる」という噂話がSNSを駆け巡った。今後これを読む人のために補足をすると、今でこそワクチンデマと一蹴されるこうした根拠のない医療情報が、当時は社会問題になったのである。そんな中、コロナ対策チームはよく頑張ってくれたと思う。

 人類の新たな危機と言える新型コロナに対抗すべく、一個人としてできることをやらなくてはならない。そんな使命感に駆られた筆者は、自らの精子精子検査キットで観察し、ワクチン接種の前後精子がどう変わるのかを調べてみることにした。

 まずはキットの選定が重要だ。童貞の筆者は知らなかったのでここで啓発しておくと、コンドーム精子検査キットはアダルトショップで買うものではなく、妊娠検査薬などと一緒にドラッグストア普通に並んでいる。当時はリクルートが発売していたSeemというサービスサービス終了)と、TENGA提供していたメンズルーペという商品があった。試しに両方買ってみることにした。レジに持っていくとスッと茶封筒しまってくれ、こんな配慮サービスがあるのかと驚いた。化粧品の充実したドラッグストアだとレジ前に女性が多いので少し勇気がいるが、気になるならペットボトルでも買ってカゴに混ぜておけば良いのだ。

 いずれも箱の中には精液採取用の道具とレンズが付いている。これをスマホカメラに装着し、レンズに精液を垂らすと、カメラ精子が映る。この動画サーバーに送ると、精子画像認識し、精子の数と、よく泳ぐ精子割合を示してくれるのである

 性教育をあまり受けてこなかった人のために補足すると、精液は精子のほかに前立腺など様々な液が合わさってできていて、射精直後は粘り気の強い塊になっていて、一丸となって送り込まれる。そして時間が経過すると透明でサラサラになり、卵子めがけて泳ぐ精子を助ける潤滑剤となるのである。つまり、活発に泳ぐ精子を見るためには、精液を30分ほど放置してサラサラにしなくてはならない。

 ところが実家暮らしの筆者にとってこの作業は困難を極めた。筆者の部屋にはわりと気軽に家族が会話しに来訪するので、普段トイレでこっそり致している。ということで、部屋で致そうとすると緊張して奮い立たないし、隠しておくにしてもビクビクしている。ビクビクしているゆとりもないのだ。偶然もらったお菓子の空缶があったので、そこに隠して放置する。サラサラになった精液をスポイトでレンズに注入すると、精子が見える。測定上の注意事項として、最近スマホレンズは大きいので、ここに傷がついていても飛蚊症のようになり綺麗に映らないので注意が必要だ。そしてLED照明など点滅する照明を顕微鏡ライトにするとチカチカしてとても見るに耐えないので、ライトにも気を配る必要がある。

 ドキドキの対面である精子の姿がスマホに映った。Seemのレンズで見た精子は、確かに青かった……。

 早速精子動画に撮り、サーバーに送ると、しばらくしてその結果が送られてくる。筆者の精液には1mlあたり2400万の精子がいて、そのうち活きているのは6割という結果だった。TENGAメンズルーペには精液採取カップに目盛がついていて、量を測ることができた。測ってみると5〜6mlの範囲に収まっている。これも保険教科書通りだった。基準WHOが定めているので気になった人はググってみて欲しい。

 ワクチン接種は筆者にとって地獄であった。腕はパンパンになり、高熱が出て1週間寝込んだ。精子は熱に弱いので、この熱では死んでしまうのかもしれないと思った。しかし少し落ち着いてから測定してみると、4200万匹、運動率は6割でほぼ倍増である。減るどころか増えているではないか。色々考察してみたが、夏の筆者は繁忙期で、寝ても覚めても仕事していた。これがワクチンの熱で1週間寝たきりになったことで、睡眠不足改善されて精子が増えたのではないかという仮説に至った。

 2回目の接種でもためしたが、寝込んだ後に精子を調べると精子の濃度が高くなることがわかった。そして年末の繁忙期にも試してみたところ、この時期になると精子運動量が2割程度に落ち込むのである主観的意見と言わざるを得ないが、精子疲労バロメーターになっているように感じられた。

 つまり、我々は日常的に精液を放出しているつもりでも、その中にいる精子健康状態……たか寝不足程度でも、日々増減したり、中身がほぼ死滅していたりするのである女性は月に一度しか妊活のチャンスがないと言われるが、一方で男性にも毎日チャンスがあるわけではないということをこの実験は示した。

 自分身体にこんな秘密が隠されていたとは思わず、外出自粛の間、メンズルーペを使って精子を調べることに没頭した。画面の中で精子たちは、腕時計の中で動く歯車のようにピコピコと機敏に動いている。そうやって頭を振りながら泳ぐ精子たちを観察しているうちに考えたことがある。それは

女性けが命を宿すことができるというが、男性だって命を宿している」ということだ。

 精子は人体で最も小さい細胞であるが、父親遺伝子母親に届けるという役割のために泳ぎ回っている。確かに赤ん坊女性からまれるが、この精子たちもその命の構成要素の一つだ。精子は生きていた。この目ではっきり見たのだ。

 顕微鏡に注いだ精液は、スマホで観察するために照明に照らされ、蒸発やすくなる。その中を泳いでいる精子がどうなるか知っているだろうか。だんだん身動きが取れなくなり、必死尻尾を振りながら息絶えていき、やがてレンズにはさっきまで活発だった精子たちの死骸が映るのであるいくら単細胞とはいえ、ふだんトイレに流していた命の源を直視すると、少し堪えるものがある。

 卵子受精する瞬間を奇跡とか神秘とか称する教育ビデオ学校でも見てきた。確かに命は尊いものだ。ただ精子一人称とすれば、彼らは生きた状態で放たれるとも限らず、その行先もゴミ箱トイレゴムの中かもしれない。生涯に1兆匹生み出されながら、ヒトとして生を受けるのは数匹である。1匹や、0匹かもしれない。生存競争にすら立てなかった精子生き様を見て、掴んだ命に誇りを持って生きていこうと思った。本当は身近な人にこそこういう話をしたいが、頭のおかしい人だと思われたらどうしようという思いで二の足を踏む。誰かに届くことを願って、ネットに垂れ流しておこうと思った。

 さて、それぞれのサービスの違いだが、Seemは1回3000円という結構お高い装置だったが、鮮明に精子が泳ぐ様子を眺めることができた。いっぽうTENGAメンズルーペは1500円で4回分というお買得な商品だが、そのせいか鮮明さでは少し劣るところがあると思う。しかし安いので、定期的に精液チェックをするにはもってこいである。

 それとは別にロート精子観察用のレンズを売っているそうで、ピント調節もできる高性能なものらしく、大いに興味を抱いている。しかしこれが通販しか買えないらしいので、家族にバレないように買う方法を探している。

 最近スマホカメラAI画像を補完するようになり、精子の動きがカメラ古典的画像処理なのかAIの補完なのかわからなくなってしまったようで、いい映像が撮れない。この影響か、テンガもついに解析サービスをやめてしまって、目視精子を見るアプリと化した。なのでこの手法で手軽に判定することはもう叶わず定量的評価をするには泌尿器科に行かなくてはならない。だが1500円ほどで精子が見れるので、一度は自分の目で我が子の泳ぐ姿を見る経験をしてもいいのではないかと思う。

 というか、妊活する男性にとってはこれこそがチントレであろう。精子簡単に弱る。せっかくなら自分精子の動きから戦闘力とか算出して遊ぶゲームとか作ったら楽しそうだなんて妄想らする。流石にゲームは難しいかもしれないが、少なくともただ排泄する粘液と思わず自分の生み出す命と気軽に向き合ってみてもいいじゃないか、という気がした。

2024-07-08

毒親よりも毒親未満の親の話の方がウッとくる

毒親はわかりやすく肉体的精神虐待教育虐待等やってる場合反面教師にしやすいが

子供が親の生き様や親の性格が嫌いで、子供大人になってから親子が疎遠になるという話は親側の対策のしようがなくて、心に深く刺さる

親子でとにかく相性が悪いことがあるよね

親がアホ過ぎて、子供は頭がよすぎるとか

その逆とか

親が子供職業を嫌っているとか

2024-06-28

anond:20240627204041

これが正しいかどうかはわからん

けど正面からぶつからずにここみたいなカスの群れの中で認められて

「それでオマエは総合で少しでも立場良くなるの?」

ってのは思う

ここでスッキリしてリアルではずっとしょうもないままなら、はてなの二大巨頭の弱男フェミとまるで生き写しのようなみじめな生き様

2024-06-25

異性との交際経験がほぼ無いんだけど、このまま生き続けていいのか

(認めたくないから書きたくないけど、ホント結論出てるんだ。)

 

いたことないんだよね、彼女

もちろん童貞

 

小学生の時は、二人きりで仲良くしてる中学生男女をみて「中学生になったら自分もああなる」と自然に思ったね。実際、中学クラス自分けが非モテだったけど。

 

中学生の時は「高校生になれば」って思ってた。結局、女友達ばかりできて、異性として見られることは皆無だったけど。

 

高校生の時は「大学生になれば普通できるでしょ」って。実際は童貞のまま学部卒業

 

大学生の時は「社会人彼女できないのはおかしい」と思ってたね。実際おかし非モテ弱男になったよ。

 

 

このまま生き続けることを覚悟するつもりで、周りを見て彼女作れない男が何者なのか、そいつはどんな末路を辿るのかをちょっと考えてみた。

 

まず主観であることを自覚しつつ、これまで周りにいた「まともな男大学卒業時点までに彼女できる)」と「まともじゃない男(彼女できないクズ)」の違いを探してみた。

 

まず見た目、まともな男は見た目がまともなやつが多かった。

ここで言うまともは隣に並んで歩けるという程度で、イケメンブサイクかではない。

ということはもちろん「まともな男」にはブサイクも含まれていた。

 

次に知能、まともな男相手と最低限コミュニケーション取れるし、会話していて不快じゃないことがほとんど。

常に面白いとかではなく、寡黙な「まともな男」もいた。

 

あと、まともな男貧乏も少なかったかな。

 

とはいえまともな男がこれら全てを兼ね備えてたわけじゃなくて、どれか一つ以上は少なくとも持っていた、というだけで、極貧ブサイク彼女持ちもいたし、金持ちだけどコミュニケーションに難アリな彼女持ちもいたんだよ。

 

こんどは「まともじゃない男」について考えてみるけど、もう大変。

こいつは↑の要素を程度の差こそあれほぼ全て持っていない。

 

ブサイクで、コミュニケーションは壊滅的で、金持ちじゃない。

 

要するに相手に何も与えられない、第三者視点でなんの価値もないんだよ。

 

見た目は不快意思疎通は下手、金持ちとは程遠いので消費活動にすら価値がない。

 

社会に出る前に彼女できない男というのはそういう生き物なんだって気づいた。

 

で、そんな男がこれからどうなるのかをまた考えると、参考になりそうな"先輩"は数名いた。

 

実家の近所に住む歯無しで生活保護のおじさん。

いつまでも独身寮に暮らすおじさん。

こないだ床のシミになって発見された遠い知り合い。

その他諸々、とても後を追いたいとは思えないひとばかりでこれまでもこれからも"快・楽・幸"よりも"苦・辛"の方が遥かに多いことが予想されるような生き様ばかり。

 

彼らのようになるなら…、というのがこのタイトル

 

決意したあとの瞬間的な恐怖と、非モテが生涯を通じて経験する苦痛のどちらのほうがより大きいかというのを考えてる。

2024-06-12

なぜ笑うんだい?議員はうまくやってるよ?

役割果たしていると思う。

議員なんてシンボル程度にしか見てない。

なぜなら議員たちになにか日本を劇的に向上させるようなことを決定することができるとは思ってないからだ。

これは諦めでもあるけど、俺含めた国民全体への絶望感でもある。

日本議員のちからによって良い方向に変わるか、

自分努力して成功するか

この2択ならまだ後者の方が実現性があると思わないか

自分自身がないか

それで議員や他の人の非難を?

だとしたら本当に恥ずかしい存在だと思う。日本としても人間としてもお前の今非難した人間はるかに超える

日本の、いや世界恥部だよお前。

人間恥部生殖活動ですら役に立つが、お前らはなんの役に立つんだ?

弾除けか?なら戦争になったらしっかりと盾になるんだぞ?

しか非難されること自体もまた議員仕事なのかもしれない。

からお前らが引き続き非難を続けること自体を俺は否定しない。

でもその恥部晒したような生き様で生きるのは辛くないか

まり人間ハードルを上げないほうがいいぞ?

だって議員非難すればするほど、資産人間性も何もかも敗北している情けない姿のお前はもっと惨めになるのだから

2024-05-28

上野にある成人映画館に行ってきた話をするよ!(2024.5.30追記

追記したよ!

今回もたくさん見てくれてありがとう追記したよ!

anond:20240530134235

ここから本編

やぁ、紳士淑女のみなさま!成人映画館増田だよ!

好奇心のまま休日夜の上野成人映画館に行ってみたので、今回も女性目線の成人映画館体験記を書いていくよ。

今回も性別以外は特に明言しないので、18歳になりたての美少女大学生でも、夫とご無沙汰で性欲を持て余した美熟女でも、お好みの姿で読み進めてくれ。

前回のおさらい!成人映画館とは?

成人映画館とは、読んで字のごとく成人向け映画を上映している映画館だ。普段目にするAVとはまた違う、ロマンス的要素があるR18作品を鑑賞することができる施設となっている。

上野には2つの成人映画館があるのだが、すべてが同一ビル内に収容されており、1階に上野オークラ劇場(1階)、2階に上野オークラ劇場(2階)と上野特選劇場が併設されている。この劇場は成人映画製作会社直営となっており、タイミングによっては最新の成人映画を真っ先に鑑賞できる、「日本一ポルノ映画館」と呼ばれる施設でもあるそうだ。また各階に特色があり、1階は普通の成人映画館で男女ともに入場可能なのだが、2階は基本的ゲイの発展場としての側面が非常に強く、上野オークラ劇場の2階にいたっては女性入場禁止となっている。

というわけで、今回は上野オークラ劇場1階での体験記をお届けするよ!

映画館へ入場

上野オークラ劇場不忍池付近にあり、上野からは徒歩10分かからない程度の距離にある。基本的に直進で済むのと、ここもビルにでっかい看板がついているので迷子になることなく辿り着けた。成人映画館初見の来場者に対してめちゃめちゃ親切だな……。堂々と看板を出して通り近くでやっているので、普通映画見に行くだけですが?面で入ることができるぞ。

ちょっと動きの鈍い自動ドアを通り抜けるとすぐに券売機、受付があり、待合ロビー結構こじんまりした感じ。何故かロビーマッサージチェアが設置されておりお客さんがめちゃめちゃくつろいでいた。受付スタッフはおばちゃんで、私が券売機操作している間に手慣れた様子でチケット出口に手を突っ込んで待機しており、発券された瞬間さっと取り出し高速のチケットもぎりを見せてくれた。特に施設説明などはなく、「シアター入り口はあっちだよ~いってらっしゃい」と笑顔で送り出してもらう。久しぶりに人からいってらっしゃいと言ってもらえてちょっと感動。

シアター入り口はシアター内の最後方に位置しており、入って一目で席状況を確認できる。やはり休日夜ということもあってか20人か30人くらいの人が座っていて、パッと見た限りではいい感じに人がいない席が見つからない。しかし上映中なのとドア付近で立ち見の人も結構いたので、あんまりうろちょろするのも気が引けて目についた比較的空いている中間列の端に座ることにした。

ちなみにオークラ劇場特に臭いはしなかった。無臭万歳

ポルノ映画めっちゃおもしろ

今回は守護神カバン存在はないので、座ってからちょっと経つと横、後ろ、前あたりの席に人が集まってくるけど上映中の映画が気になったのでいったん気にしないことにする。

途中で入ったから当然話の筋は掴めないが、流れていた作品映像出演者雰囲気を見るにかなり現代的。スクリーンの中でめちゃめちゃ真剣男優二人が音楽について語り合っていて、どうやら音楽を志すも手を怪我し道半ばで折れてしまった男性と、その人の音楽に惚れ込んでおりどうしても続けてほしい男性、みたいな関係。これを一体どういう道筋で濡れ場に持っていくのか……もしや場所を間違えてただマイナー映画を上映している普通映画館に来てしまったのか?と思うくらいシリアスなシーンで引き込まれしまう。しばらく見ていると女性音楽家の男性の知り合いっぽい)が登場し、なんやかんやあって濡れ場がスタート。「俺の新しい楽器は……女の体だァ!」ということだった。いやなんだその理論。どういうことなんだ。おもしろすぎるだろ。あんあん喘ぐ女性の上で真剣な顔で音楽の道とは、生き様とは、と己の哲学を語る男性と、それを感激の表情で聞く男性。「兄貴、また音楽を……!!」さすがにセックス音楽ではなくない?もう私はスクリーン世界に夢中である

……と、なんかよくわからんテンションの濡れ場に乗じてなのか、このあたりで隣に座っていた男性が私の太ももを撫でてきた。特に喋りかけたり、こっちを伺う素振りもなく手だけでさりげなくすすーっと触ってくるので、映画ちゃんと見たいこともあって逆側に足をよけて軽く意思表示……をしてみるのだが、この手がめちゃめちゃ追尾してくる。なんだったら手が届かなくなると尻の方に手が移動してくる。

まぁこれくらいなら無視できるな、とか思って足をよけたり組み替えたりしつつ無言でいると、鼠径部の際どいところを触ってきたり服をめくって素肌を触ろうとしてくる。裾を太ももの下に入れ込んでみたり鼠径部は太ももブロックしてみるも全く手が引いていかない。しっかり体ごと逆側に避けてもどこかしら触ってくる。コイツ、NOを無視するタイプである

この手の人間相手の反応を無視して自分がしたいことだけを強引に進めてくる可能性が高い危険人物である。……という持論を私は持っているので、コイツは引かねーなと見切りをつけて濡れ場が落ち着いたタイミングで席を移動した。そもそもいくらここがそういう場所とはいえ初対面の人間に無言で触るのはいただけない。コミュニケーション大事にしてこうぜ!!

まぁ、私自身の一応の自衛策として、こういうことする相手はアウトというラインはあらかじめ決めてあり、今回はそのラインを越えたというだけの話だ。

もちろん直接触るな、と言ってもいいんだけど、なんというか、他人拒否に関する感知域が狭い人には積極的に関わりたくないので今回は逃げる一択である。余計なトラブルになったら断然、私の方が不利なので。

移動先の席では周囲に男性こそいるものの、私の見える範囲にいたのは全員おじさんというよりもはやおじいさんだった。二つ隣からはフゥ…フゥン…とやや苦し気な呼吸音が聞こえてくるので、他人ながらちょっと心配になってくる。こんな空気のこもった映画館よりもっと行くべきところがあるのでは?と思いつつも、先ほどよりは心穏やかに映画に集中することができた。

人はみんな、他人に対して見栄を張ったり自分に嘘をついたり、後ろめたいことを抱えているけれど。いつだって過去自分と向き合って、受け止めて、改めて前を向いて生きることができる存在じゃないか。そんな勇気をもらえるような作品だった。

セックス応援上映、始まる

1本目上映後、館内が明るくなり10分ほどの休憩タイムが挟まってから2本目が始まった。今回はちょっと古そうな作品で、平成初期くらいの雰囲気だ。

季節は夏、フリーター男性が幼馴染の女性合コンを打診するところからまり、何故か山奥のキャンプ場みたいなところにポツンと机を置いて合コンが始まる。夏場にそんなところで酒飲んでたら死んでしまうんじゃないか……?

合コンなのに女優3人の合唱シーンが挟まって、この作品もやはりなかなかのカオスしかも一人だけやたらと上手い。惚れ惚れするほどのソプラノボイス。私はあまり合コン経験がないのだが、合コンってこんな感じなのか……?と思っていたらスクリーン男優も同じセリフ。たぶん違うと思う。知らんけど。

そんなこんなでシーンは進み、「見た目はそこまで悪くないのに、若作りに必死すぎるせいでイタいおばさん」役の女優ヤバイ!とウケる!を連呼するのをぼーっと眺めていると、後ろから軽く肩をたたかれた。振り向くと真後ろの席と斜め後ろの席に座っていた二人連れの男性が「ちょっとお話いい?」 「さっき横にいた人はいいの?」と話しかけてくる。どうやら先ほどのライン越えおじさんと私の入場がほぼ同時だったらしく、カップルで来店したと思われてるみたいだったので、正直に知らない人っすねと言っておいた。

ここは初めて?一人で来たの?とかなんとかボソボソ喋っているうちに胸元へと手を伸ばしながら「触ってもいいかな?」と聞いてくるが、言い終わる前にすでに触り始めているのでとりあえず頷いておく。こっちの席来なよ!とおじさんらの間の席を指されるが、挟まれると身動きのとれなさが桁違いになるので通路脇を死守するべくそこは断った。そうだよね間は怖いよね~とあっさり引き下がってくれ、じゃあそっちに移動するね、と一人がこちらにやってくる。すでに私の隣二席はおじいさんが座っていたのだが、その場にいた男性たちは全員顔見知りだったらしく、手慣れた感じで「ほらアンタ何もしないならそこずれて!」と無情にも退かされてしまっていた。ばかやろう、おじいさんこっちを見るには見るけど全くノーリアクションだったから安置だったのに……。「まったくいっつも女の子の隣座っても何もしないんだから」とかなんとか言われていた。いや一番安全な人じゃねーかよ何でそんな悪いことしてるみたいに言うんだ。

隣に座ったおじさんが私の胸元をくつろげて触り始めると、ハプニングの気配を察知した人々が徐々に集まってきた。あちらこちから手が伸びてくるものの、声をかけてきたおじさん二人が「そんな一気にいかないで!」 「ゆっくりだよ!怖がらせないで!」と制するので出しては引っ込めの状態だった。こういう界隈にもリーダーというか、仕切り屋の人っているんだなぁとか思っていると今度は下半身に手が伸びてくる。中に指が入ってくるのと同時に、外側も複数人が触る。

別に触られるのは構わないのだが、今回はタイミング問題か客の数自体が多くそれに比例して周囲に集まってきた男性の数も多い。何かというといろんな人が足を開かせようとしたり無遠慮に手を突っ込むせいで下着がめちゃめちゃ伸びてた。女性もの下着は繊細なのに……安くないんだぞこういうの……。挙句の果てにぐいぐい引っ張って脱がそうとしてくるやつもいるのでそれを阻止するためにこっちも引っ掴んでさらに伸びる。おい人のパンツ持ってこうとすな!

全然まらないので「ちょ、パンツ脱がさないで!」というと周囲のおじさんが次々と「いやがってるよ!」 「パンツ脱がしちゃダメだって!」と言って止めてくれる。最悪のやまびこである

このあたりになるともうあちらこちから手が伸びてきてもみくちゃにされており、さながら鳩の群れに突かれるパン屑ような気分だった。後ろの席からも頭上を通過して顔や胸を撫でまわされて頭がぐわんぐわん揺れるので、そっちに気を取られて全然集中できない。あと顔を触るな!!そんなに擦ったら肌荒れしちゃうだろうが!!

ということで再度やまびこを使って頭部の治安を守り、やっと感覚に集中できるようになった。何度か力加減を調節してもらい、一番いいところで続けてもらう。

快感が高まっていくごとに声も出てしまい、ひときわ大きな嬌声をあげて絶頂するもおじさんの指は止まらず、続けて何度かイかされたところでやっと指が抜かれた。さすがに何度もイくのは体力を使うのでややぐったりした私を見て、おじさんは「ちょっと休憩、休憩だよ!」と言って壁を散らしてくれる。そのまま私の服を軽く整えようとしてくれるのだが、自分の体液がべっとりついた指で服を触られるのはちょっと遠慮したかったので除菌シートを渡して手を拭いてもらい、その隙に自分で整えた。

一息ついてスクリーンを見ると合コンしてた人たちがめちゃくそ修羅場っており、何故か毒を盛ったみたいな話で言い争っているので急に映画が気になり始めてしまうが、数分すると休憩は終わりとばかりに人が集まってきてしまった。常連おじさんの間で謎の順番の選定がされており、「一気にやると女の子いからね!順番だよ順番!」と言われ人が変わりながらもう2回ほど同じようにもみくちゃになりながら絶頂した。途中、私の喘ぎ声がうるさすぎたのか通路に人が集まりすぎたのか、スタッフさんがやってきて「皆さん、椅子に座って鑑賞してくださいね~」と注意されてしまった。迷惑かけて誠に申し訳ない。

さてこのあたりで体力を使い果たしたのと、合コン映画顛末がわからないまま映画が切り替わってしまい次の映画あんまり興味が引かれなかったので帰ることにした。あの映画配信サービスかなにかで見られないかな……。

賢者タイムもとい帰路にて

帰る前に一休みしている間も、一番最初に話しかけてきた二人組のおじさんは気さくに声をかけ続けてくれたが、明日用事があるのでそろそろ……と帰ろうとすると「最後にもう一回おっぱい触らして!」と言われ、まぁ乳ならええかと頷く。そのままもうしばらく喋っていたのだけど、やはり今回は休日なので人が多く集まっていたらしく、今度は平日の夜においでよ!とのことだったが機会があれば……と適当に濁しておいた。できない約束はしないタイプなので。

ではでは行きますねと周囲のおじさんに会釈し席を離れ、上映最中にすまんの、と気持ち頭を低くしながらシアターを出る。さて帰るかとビルを出てマップを立ち上げていると、視界の端に見覚えのあるような人影があった。

おや?と思い一旦通りには出ずに不忍池公園の方に適当に歩くと、やっぱりいる。さっき安置だと思ってた隣の席のおじいさんが。館内は暗くて見えにくいとはいえ真横にいればさすがに覚える。

お前、館内では何もしないのに外出たら追っかけるタイプかよ!!一番ダメなヤツじゃん!!!

幸いにも非常にアメ横が込み合ってくる時間帯だったので、若者の健脚を見せつけるべくめちゃめちゃ早歩きでしばらくアメ横の中をぐるぐる歩き回っていたら姿が見えなくなっていた。しかし念のため、映画館の最寄りの入り口ではなくちょっと離れたところから駅に入ってから帰宅した。

まぁ女性一人客となると珍しいので、つきまといとか追っかけは発生しやすいんだろう。何しろ目立つしな。

最後感想

こうして私は東京にある成人映画館2カ所に突撃してきたわけだが、一番の収穫はなんといってもポルノ映画おもしろい!

風刺ドラマ風、昼ドラ風、あるいは青春要素のある展開だったり突拍子もない展開だったりと、エロ以外にも魅力あふれる作品ばかりだった。ツッコミどころもいろいろあり、下ネタ抵抗ない友人数名集めて上映会やったら絶対楽しい

施設としても非日常体験ができるおもしろ場所ではあるが、私個人は「未知」に対する好奇心を満たしたあとで改めてめっちゃハマる場所、というわけではないかなぁといったところ。前回の記事でも心配してくれていた方も多かったように、なんせ安全性が低い。

あと私はエロのものもそうだし、エロに至るまでのシチュエーションというのも大好きなのだが、いかんせんそのバリエーションがない。まぁ基本的には映画館なのでそんなアグレッシブに動き回る場でもなく、きっと一人で行くといつでも痴漢!手マン絶頂!のループになってしまうし、他人のアレソレを見たいけど女性客やカップル客は少ないし……。

たまにポルノ映画を見に行くついでに、もしムラっときたらハプニングも……みたいなスタンスで行くのがよいかもしれない。

まぁこれはあくまで私の感想なので、私に続く無謀な勇者がいたらぜひその感想も聞かせて欲しい!人によってはかなりハマる場所かもしれないぞ!

そして複数人とか比較オープン場所エロいことをする、というのに興味はあるけど成人映画館は怖いかも……衛生面も気になるし……という貴方にはハプニングバーをおすすめしておくぞ!こちらも今度記事を書くので参考になったら嬉しい。(もちろんネットにたくさん情報があるので、それを見て突撃してみても楽しいよ!)

ここまで読んでくれてありがとう

いつかどこかのすけべスポットで僕と握手

2024-05-17

道路って車道側のほうが安全だよな?

車道の反対側って店から出てきた人や曲がり角から飛び出すチャリにぶつかりがちじゃね?

なんかレディーファースト危険車道側を歩くのが男の生き様って言われがちだが、実際には車道の反対側のほうが何倍も危ないだろ。

男って本当に嘘しかつかないよな。

自分のついた嘘を忘れて自分を善人と思い込むところまでセット

自分言及される事を嫌う奴のダサさは異常

はてブでたまに自分IDに関するブックマークページのコメント欄非表示にしてるヘタレがいる

こいつらの人間としてのダサさは異常過ぎる

ネトウヨブサヨとかソース派か醤油派とかそういう物事好き嫌い以前の問題でひたすらダサい

その超絶ダサすぎる生き様人間性を疑う程だ

自分ブコメで好き放題言っといていざ自分自身が批評される立場になるとそれは御免被る?どんだけヘタレなんだ

増田ですら自分自身に対して言及される機能があってそれを禁止になんて出来ない

批評されるのは当然の事だ

更に悍ましいのはあのコメント非表示機能がそういう自分言及されたくないダサいヘタレぐらいしか守らないって事だ

世間の様々なニュースサイトnoteなどのブログサイト勝手ブクマして勝手に好き放題言ってるが

そういう所のコメント欄非表示にされる事なんてまず無い

あの機能で利を得ているのはダサいヘタレのクソ野郎だけって事だ

本当に情けない

2024-05-16

anond:20240516095719

女も容姿が悪いと性格も悪くなるなんて、常識レベルの話でしょ。

職場でも地域社会でもいいが、ブスの生き様を見たことないの?

2024-05-12

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ

1年前に50本遊んで感想を書いた記事を書いたのですが、

あれからまた50本遊んで感想を書いたのでまとめ記事です。

前回のブコメオススメしてくださったゲームは遊んでいるものもあれば、遊んでいないものもありますが、どれも参考にしていますし、いつか遊ぶと思います

なので、また何かオススメがあれば書いてくださると嬉しいです。


51〜65はこの記事

66〜85はこちら

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好き好き大好き超愛してる

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

ダンガンロンパシリーズ完結作で、突然集められた超高校級の才能を持つ面々が殺し合いゲーム強要されるデスゲームものにして、その殺し合いの加害者クロを見つける学級裁判で謎を解くミステリゲーム

テキスト主体としたゲームとしては3作目とマンネリし始めるナンバリングだが、全くもってそんなことはなく「嘘」テーマにした幾つかの事件を今まで以上の絶望さで描いている。

特に超高校級総督王馬小吉にまつわるエピソードは圧巻で、歴代作品を踏まえて「絶望希望」は「嘘対真実」の言い換えだと無邪気に信じていた気持ちを粉砕させられた。

ダンガンロンパシリーズはこの作品以降はファンディスクのようなものしかリリースされていないが、なるほど確かにこの後に単純な4やV4をリリースするのは難しさがわかるのもシリーズファンには賛否がわかれる内容だった。

このシリーズアニメ版の「3」で絶望して少し身を引いていたのだが、改めてこのV3を遊んで、やっぱりダンガンロンパは最高だなと思いを改めた。


SeaBed

公称ジャンル百合要素を含むミステリーで、物静かで落ち着いた女性のサチと、元気で朗らかなタカコのカップル関係値の変遷を追うノベルゲーム

日常動作食事自然の豊かさ、季節感などなどの風景や情景の描写に文量が大きく割かれているのが特徴的で、淡々と進む中で彼女たちが何を感じたのかを、咀嚼するように読み解いていく。

そんな平和楽しい内容が、あるタイミングで突然ガラッと風景を変え、死と向き合うことの難しさ、生き続けることの意味などを問いかける哲学的幻想的なストーリーに変化していく。

ものすごく大好きで愛してる作品だけど、面白いというよりは、考えさせられるというか、このキャラ達のことをずっと延々に頭の隅で思い続けることになっているような、それぐらい大きな作品だった。


アーキタイプ・アーカディア

文明崩壊した世界で何故か稼働中のVRMMORPGアーキタイプ・アーカディア」を遊ぶ人達思想がぶつかり合う、火傷しそうな熱意が伝わってくる熱血ノベルゲーム

ゲームは遊んでおらず食糧も水も希少な世界必死暮らしているルストと、その妹でラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカという独自挨拶ゲーム内で仲間を増そうと頑張っている妹のクリスティンの二人で始まった旅がどんどんと広がっていく壮大さが魅力的。

テーマの「ゲーム楽しい」を伝えるために様々なプレイヤーと対決していくのが、まさに楽しいゲームで、ゲームを遊ぶゲームというメタ構造になっている云々と言った小賢しい理屈を跳ね除ける沸る激情が最高に楽しいゲーム

可愛いヒロインも沢山登場するのでそういう方面でも面白く、特に僕はコロネちゃんダントツに大好きで、専用ルートのその先を妄想して悦に入ることがある。


魔法使いの夜

1980年代後半近代化が進み発展する街「三咲町」を舞台に、電話すら知らないほど田舎から引っ越してきた静希草十郎が、魔法使い自称する二人の少女出会うボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲーム

まず目を引くのが非常に作り込まれルックで、立ち絵と背景絵、その上にかぶさるテキストウィンドウという一般的ノベルゲームでありながら、表現の幅がとても広い。

ストーリー田舎に住んでいた主人公が、街に慣れることを通じて、近代的な社会とそうでなかった時代を浮き彫りにしていき、当たり前に享受している一般的水道電気貨幣すらも、近代化恩恵であり当たり前ではないエピソードが手を変え品を変え繰り返し語られるのが、情緒的な染みるように楽しい

この情緒的ながら近代日本では当たり前のストーリーと、新伝奇ものらしい魔術を使った異能バトルのストーリーとが、静希草十郎にとっては同じだけ異質なものなのが、面白かった。

(なお、ちょうどまさに今このときスマートフォンで遊べるガチャ形式運営ゲームFGOで、彼女たちのアフタストーリーが読めるそうなのだが「ガチャ我慢する」という脳の回路が焼け切れ、貯金や手を付けてはいけないお金をあっさり使い込んでしまった過去があるので、僕は遊べないのがモドカシイ


AMBITIOUS MISSION

怪盗、探偵警察、盗人、泥棒正義と悪が入り交じる登場人物たちの中、ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテ共に盗みを行っていくクライムサスペンス

フィクションらしい痛快さに振ったリアリティラインながら、この世界観の中でも丁寧に盗みを行う段取りを立てるパートがあるのが非常に好印象。

自分たち犯罪者であることを認めながら、法では救えない大切な人のために死力を尽くす怪盗たちの生き様が格好よくて滾る最高に面白い作品

そんな怪盗たちですら挽回不可能に思えた最後の盗みの仕掛けは、まさにハートとため息を盗まれた爽快さで、思わずコントローラを握る力が強くなりすぎて、スティックを壊してしまうほどだった。


○大好き

Dear My Abyss

陽気なミスカと陰気なスバル対照的な二人の友人関係が、無垢人形のようなルウが転校してきたこから大きく変化することになるノベルゲーム

学校熟成される閉鎖的な人間関係と、思春期らしい堂々巡りを続ける自己言及を、丁寧な心理描写と情景が伝わってくる幻想的な精神世界の問答で文章を魅せるタイプ作品

女の子同士の三角関係のように見えて、早々にミスカの好意は豪快に空回っており、スバルミスカのことを全く好きではないと、二人の視点シーン毎に同じエピソードを描くことでそれがわかる構成が読んでいて辛い。

楽しいとか面白いような前向きな感情で読める作品ではなく、思春期女子高生自己問答の末に得られた後ろ向きで退廃的な選択が、三人の関係値を歪めていく悲劇を読ませる作品だった。


アカイイト

父親実家がある田舎帰省した羽藤佳が、その田舎にまつわる伝説とそれを取り巻く異能のものたちと交流していく、和風伝奇ジャンル女の子同士の恋愛表現するノベルゲーム

まず伝奇ものとしては、歴史にまつわる蘊蓄衒学趣向的なやり取りが多いが、それが少しづつ大きな設定の開示に繋がっていくのがワクワクする。

主人公の羽藤佳は異能こそあるものの直接的な戦闘能力はないため、ヒロインたちに頼ることになる恋愛の導入が、アカイイトらしさだ。

バッドエンドの豊富さも面白く、バッドと言いながらメインルートとは異なる選択を魅力的に描いており、最初から最後まで飽きずに楽しめた。


夜、灯す

琴を演奏する筝曲部の熱血部活ものパートと、数十年前の女生徒同士の心中事件を追うサスペンスパートが混ざりあったノベルゲーム

仲間との和を大切にする鈴と、演奏技術に重きを置く有華の二人の女性対立しながらも関係値を育てていくのだが、こちらのパートは琴の演奏に関するやり取りが多く、甘い恋愛の要素は少なめ。

対して、数十年前の心中事件の方は、終わりが心中からこそ、はっきりと恋愛の要素があり、そこに至るまでの過程は辛いシーンもあれば、甘いシーンもある。

主人公保護者であり老齢の尼、十六夜妙蓮さんの大活躍はすごく印象に残り、もう一人の主役といっても過言ではないだろう。


帰ってきた名探偵ピカチュウ

ポケットモンスター世界観をテキスト主体アドベンチャーゲームに仕立てるシリーズで、2018年名探偵ピカチュウから5年ぶりの続編にして、完結作品

バトル以外の生活の場におけるポケモンの生息が魅力的で、それを映像でなく文章で楽しめるのは唯一無二だ。

これはもう他の作品と違って客観的評価は完全に捨てるしかなく、ポケモン実在する、ポケモン生活したいなどと、ポケモンへの思い入れがあるからこそ楽しめる作品

肝心のストーリーについては、実写映画版が先取りしていたせいで、サプライズ展開がサプライズになっていないのが気になるし、これほど間が空いてしまうと期待度も相応にあがってしまう、可能なら短編を定期的にリリースしてほしいが、難しいかなあ。


ATRI -My Dear Moments-

海面上昇が止まらず住む場所を失った人が多くいる近未来日本離島舞台に、超エリート校に通っていたが夢破れて戻って来た斑鳩夏生が、アンドロイド少女アトリと交流する恋愛ノベルゲーム

主人公斑鳩夏生はめちゃくちゃ優秀で頭の良いカシコなのだが、とある事情により左足がなく、精神的にも不安定なので、生きづらい描写が開幕からは続く。

しかし、美少女アンドロイドのアトリによりそこが一変し、彼女が左足を補い、精神的な不安定さも補いとサポートすることで、どんどんと前向きになり、社会基盤が大きく変化した田舎町でその頭脳を活かしていくのがワクワクする展開。

この頭脳で手の届く範囲の人たちを救っていくシーンは非常に前向きかつ地に足がついた展開で、大好きな丁寧さだった。


死噛~シビトマギレ~

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第三弾で、怪異の噂を横スクロールのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

死印の直接的な続編で、主人公や他の登場人物共通しており、ストーリー的にもそれを踏まえての悩みや成長が描かれるので、必ずそちらを遊んでから遊びたい。

前々作では怪異に振り回されてばかりの主人公だったが、今作では一転して、怪異と立ち向かうことに強い哲学的な回答を持つことになる。

ホラーの恐ろしさや恐怖を煽る部分に着目しがちだったが、ストーリー的に感動するポイントが多くあり、とてもおもしろかった。


NG

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第二弾で、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

前作とは同じ世界ではあるが、登場人物は異なっているので、設定を飲み込めるなら今作から遊んでも問題ない。

アウトロー自称する鬼島空良とその仲間たちが怪異と戦うストーリーだが、単純な腕力では倒せないので、現場操作証拠品を集めて、知恵を絞って敵と対峙するシリーズの骨子は共通している。

前作よりもブロマンスな傾向が強調されており、主人公の鬼島空良と、親友にして反社勢力の天生目聖司との持ちつ持たれつの関係値が面白かった。


マヨナカ・ガラン

キャラポリゴンが常にステンドグラスが透けて見える、特徴的なルックが目を引く、キャラクタの演技主体アドベンチャーゲーム

閉鎖的な隠れキリシタンの村の中で、正道とは大きく変化した異質なキリスト教テーマにした、宗教にフィーチャーした作品

前半こそ村人との楽しい交流名産品に舌鼓を打つ展開などコメディ要素も多いが、中盤から宗教を信じることの覚悟を問うような重苦しい展開が続く。

タイトル意味がわかる、とあるキャラ慟哭シーンは、思い出すだけでも気が重たくなる悲しい作品だった。


ワールズエンドクラブ

全国の小学校から落ちこぼれだけを集めたガンバレ組の面々がデスゲームに巻き込まれることから始まる、アクションゲームテキストを読むパートが融合したアドベンチャーゲーム

息をつかせぬ展開が魅力で、一転二転、七転八倒、とにかく次から次へと設定の根底をひっくり返すような、サプライズ展開が目白押し最後まで遊べる。

そんな中でもガンバレ組の絆の深さ、彼らが分かつ事ができない強い関係であることを信じれるようになってからは、痛快なストーリーが続くのも楽しい

アクションゲームは若干とってつけた感があるとも思うが、ガンバレ組の得意な能力ゲームっぽく表現できているとも言える、かも。


ワールドエンド・シンドローム

転校生主人公複数美少女たちと恋愛しつつ、100年に一度死から蘇る謎の現象を追う伝奇サスペンスの要素もある、ノベルゲーム

恋愛部分は正直前フリ感が強く、伝奇パート関係が薄いヒロインたちのエピソードは薄めで、関係が濃いヒロインは濃いと、濃艶がはっきりしているのは好みが分かれそう。

から蘇った人間は周りの人間記憶整合性操作しながら生きながらえるため、どうやってその蘇った人間を見つけるのかのフーダニット段取りが、ミステリしていて面白い

設定こそ新本格作家アニメ化もした某作と似通っているが、ゲームならでは仕掛けやミスリードがあり、しっかりとノベルゲーム翻案できている良作。


2024-05-06

anond:20240506100842

👩‍🏫「自分人権無視されてると感じてるから他人のそれを侵害してやり返してもいいっていうのはテロリスト生き様先生は感心しないなぁ~、考えなおそ?」

2024-04-29

anond:20240429194812

俺が痴漢野郎発見した時は脇腹に肘鉄をくらわせたあとにキンタマをつかんで握りつぶしたあとに味噌おちにヘッドバットをくらわしたぞ

痴漢野郎がもんぜつした後

痴漢された女は逃走し

その場に俺と痴漢野郎が残された

そこでかけつけた警察が俺をとりおさえてきたあと事情聴取を受けて俺が悪いことにされた上に

懲戒免職くらったがこれが俺の生き様

2024-04-26

anond:20240426133647

お前が嫁のことどうでもいいってのだけがわかったぞ

俺ならその保育園に乗り込んでパワハラ野郎顔面をありったけの力を込めて体重を全乗せして殴りつけてる

女を守るためになんでもやるのが男だろうが

嫁を本気で愛してるならパワハラした奴に思い知らせて一生後悔させてやるに決まってんだろ

俺はこれまで女のために戦って機動隊におさえつけられて留置所にいれられたことがあるが

そんなの関係ねえよ

守るために戦う

これが俺の生き様

お前もちったぁ男気みせろ

2024-04-24

女の愚痴理解できない

勝手給料下げたり真性ブラックな女社長が居て、女達はみんな文句言ってたけど実は社長生き様サクセスストーリーは大好きで、面倒見てあげたいみたいな救えない人達で、

一緒になって愚痴を言うと背中から撃たれるみたいな体験を何度かしてきたので女の愚痴は本当に理解できない。

文句言って勤めれるなら、不満でも何でもないよな。

2024-04-20

anond:20240420175456

そういうパワハラ野郎はな一回ガツンとやってやらなきゃだめなんだ

俺はパワハラしてきた上司の首ねっこ掴んでそのまんま頭突きして失神させたぞ

周りが警察呼んで捕まってそのあとは懲戒免職になったが俺はそいつに恐怖を植え付けてやったから俺の勝ちだ

お前もパワハラにはびびってんじゃねえぞ

やられたらやり返すのが正しい行いだ

俺の生き様ってやつだ

2024-03-19

anond:20240318231847

人を不快に思わせること自体はいいんじゃないの。そもそも、どう生きたって不快に思う人はいるんだし。私は、不快にさせないように生きようと周囲を伺った生き様不快さを感じるから、できればあまり周囲の気にしないで元気に暮らしてほしい。もちろん、羞恥晒すとかそういう意味ではなく、周囲を尊重するけど、気にしすぎないバランス感を大事にしてほしい。

2024-03-18

君たちはどう生きるか

ってのが開催されているらしいけど、

これは宮崎駿映画のことだと知らない人いたらけっこうドッキリする名称なんじゃ・・・

なんとなく多くの人の生き様が展示されて、どう生きてどう死ぬかの流れがあって

ここに展示されている人生多種多様だけどみんな故人なんだよな・・・っていうリアルな断面を垣間見る

フィクションなら、漫画キャラ生き方なら見れるけど、そういうリアルさって俺はなんかちょっと耐えられない

映画自体はまったく見てないから知らんけど

2024-03-17

人生初のストーカー被害と、不同意性交等罪で脅迫を受けた件のまとめ

YouTubeチャンネル経由で発生した、ストーカー(以下Sで統一)の時系列まとめ

出会った当初――4年前の情報

僕 32歳男性 配信業 札幌住み

S 25歳女性 会社員 遠い地域

(数年後、発達障害境界知能だと自白していた)

約4年間で会った回数は3回、元カノでも元セフレでもない。

Sは1000通以上の一方的な長文メールを送り、「不同意性交等罪がまだなかったけれど訴えたい」「70万円欲しい」「警察署相談へ行くよ」と脅しを掛けてきて、無限複数アカウントを作って、迷惑行為配信中にしておきながら、「そっとしておいてください」と居直り、どうしようもない状態になっている。

こちらの要望としては、「今後一切関わらないでくれ」の一点だけである

ちなみに僕自身は、YouTube26000人/TikTok10000人、無名で細々と生きる男だ。

相手個人情報は控えます

■約4年前、僕のYouTube動画を観てファンになる

■数ヶ月間、軽くDM/電話でやりとり

Sが自発的に、「〇〇見たい?」「〇〇したい」「やりたい」などと書き、脱いだ写真/動画送信してくる

この時点では、『ちょっと積極的普通の明るい子』だと思っていた為、不快感はなし

札幌で会う

流れで枕を交わす

翌日以降、ご飯を食べて街巡りし、電話/DMを続けてみたが、生い立ち、会話のテンポ感、文化的ベクトルなど、相性が合わなかった為、付き合うには至らず

自然消滅(SがLINE/Twitterブロックしてきた)

■会って半年後に突然、長文で告白DMが送られてくるが、「彼女は作らない」と断った

■定期的にSから相談事が持ち込まれ

元カレから求婚に悩んでいる、ホストナンパされて添い寝した、茨城出身彼氏ができた、男の車に乗り込んだらホテルに連れて行かれた、うつ病になった、休職するなど

■Sからの長文DMが大量に流れてくる

「やりたい」「結婚してください」「会えなかったら自〇する」など、一方的感情暴走が始まる

■その頃、僕は関西人彼女ができた

有村架純似の公務員25歳

遠距離だったが、顔と性格生き様が可愛かった為、復縁曖昧状態も含めて、長い事、仲が良かった

それゆえ、Sから電話/DM対応は最小限に抑えた

この事を、事後的にYouTubeで語ると、「同い年の子を選んだのが悲しい!」と、Sの暴走ますます過激

■会う約束もなしに、Sが飛行機札幌に来たが、完全に無視をした

その後も、Sは航空チケットを購入するがキャンセルさせた

■昼夜問わず長文DM、求めてもいない自撮り画像/18禁動画が届く

YouTubeライブの際も、何十回もブロックしたところで、「責任をとって」「捨てられた」などと、複垢を用いて、長文の迷惑発言を連発する

※4年で3回しか会っておらず、恋人関係にもセフレ関係にも、一秒もなっていない

■またもSが了承なく、飛行機札幌に来た

「付き合う事は100%ない。他者との境界線について学んで、ちゃん自分人生を生きて」と説得するべく会う

関わりの拒否を求めたかったが、聞き耳を持たない様子だったので、「あくまでも友達ね、100%絶対確実に、何があっても、恋が発展する事はないよ。両想いになれる相手を探してね」と強めに伝えた

しかしながら、Sの暴走ブレーキは掛からなかった

■Sが警察相談する、訴えると言い始める

「当時は、不同意性交等罪がなかった。そのせいで、わたしの悲しさをみんなに伝えられない」「警察署相談へ行きます」「訴えて70万円くらい欲しい」といった風に、脅しを掛けてくるようになった

そう考え、実行するのは自由だが、枕を交わすまでのDM/LINE/Skypeのやり取りはすべて、SSDに保存してある為、むなしい訴えになるだろう

まりこんな事は言いたくないが、会う前から、ほぼ全裸動画を送ってきたり、Sから馬乗りになって来ておいて、望み通りの関係に至らなかった瞬間、曖昧ながらも金銭的な願望を口にして、『不同意性交等罪』を連呼するのは、脅迫行為なのでは?

さらには、「わたしの考えを否定して、関わりを拒否をするのは人権侵害だと思います」などと、暴論までぶちまける始末だ

■「一度デートしてくれたら終わりにする、この関係を忘れられる」との事で、短時間ながらも、最後最後に会う

だが悲しいかな、Sの暴走に歯止めは効かなかった

この時、僕の失敗として、「わたしストーカーじゃないよね?」の問いに、Sの心を落ち着かせるべく、「ストーカーではないけれど、どんなに連絡して来ようと、会うのはこれが最後だし、どうしてもタイプじゃないから、恋愛可能性は0.1%もない。ちゃん自分人生を取り戻してね」と伝えてしまった事で、Sは都合良く、前段の言葉、『ストーカーではない』だけを脳裏に焼き付け、自己正当化を覚えてしまった

■そうこうして今に至るまで、「二度と関わるな」と伝え続けているが、「これは関係前進だ」「どんなに怒られてもエンタメだ」と歪んだ解釈をする為、心底迷惑している

――ざっとまぁ、時系列はこんなところである

まず一つ言える事として、僕は社会の道外れ者、本名/顔出しの配信者として生きている為、こんなリスクは織り込み済みだ。

人生はなんだってトレードオフ

山もあれば谷もあり、光もあれば闇もあり、躁もあれば鬱もある。

そら持たざる者が、ありったけの力でネット世界を走っていりゃ、大問題の一つや二つ、当たり前に発生するだろう。

でもその分、心優しき視聴者さん達が、ヘリコプターに乗せてくれたり、タクシーを貸し切りにしてくれたり、焼肉寿司をご馳走してくれたりと、数々の救いを与えてくれる。

僕は元より社会不適合者であり、ずっと不安定人生を歩んでいる為、なんなら、明日死んでも良いと思っている。

……と言ったように、狂いを受け入れている僕だから、アホみたいなストーカーが出現しようと、「こんなもんは人間社会ちょっとしたエラー」と捉えて、心を守れる訳だが、もしもこれが、普通生活をする労働者だったら、どうなるのだろう?

出会いがある→デートする→相性が合わない→関係の発展なし

こうした、ごくごく一般的な男女関係において、自分の思い通りにならないと分かった瞬間、『不同意性交等罪』を叫び金銭的な願望を喚き、「裏切られた」「捨てられた」と集まりの場で騒ぎ立てる。

そのような女性に引っ掛かった場合、相当に苦しいのではないだろうか?

ちなみに僕自身社内恋愛ブログオフ会チャットサービスネット掲示板、ホストストリートナンパYouTubeTikTokなど、あらゆるところで、様々な女性と絡んで来たけれど、ここまでおかしい奴には、はじめて遭遇した。

本件のストーカーは、「わたしは一途な乙女」という自己認識があるのかもしれないが、はっきり言って、かなり醜悪モンスターしかない。

神学校ルーツ中学/高校に通っていたらしく、意識的には、「純潔わたし」を保とうとしているが、育ちによる自己愛の不全や、現状に対する不満により、無意識に野蛮になってしまい、その二律背反を解消すべく、「わたしを汚した!」という幼稚なピュアさを誇るのだろう。

表現の自由がある国ゆえ、何をどこで叫ぼうと、どうぞご勝手にといったところだが、出会い頭のホスト添い寝し、街でナンパされて雑に付き合い、求めていない卑猥写真を大量送信し――など、純潔とは程遠い行為をしておいて、自分不都合が生じた時だけ、「純潔わたしをもてあそんだ」「レペゼン地球みたいな奴らと同類」などと、高潔さを気取りながらヒステリーを起こす。

そして、数え切れないほど、「タイプじゃないから付き合えない」と伝えているのに、「理由が分からいから辛い」とゴリ押しして、被害妄想を膨らませ、悲劇のヒロインになってゆく。

タイプじゃないから付き合えない』を曖昧言葉として許さないなら、残酷非道ワード選定でもって、地獄の果てまで叩き込んでしまうが大丈夫か?

もちろん、対人関係リスペクトありきゆえ、そんな愚かな真似はしない訳だ。

その為、仲良くなれない理由を問われるたび、「話のテンポ感が合わない」「文化的ベクトルが違う」「雰囲気マッチしない」「好きになれるキャラじゃない」などと、小出しの答えを投げ込むのだが、「あの時のわたしは、本当のわたしじゃない。本心で接していないから、そう思うのは間違っている」といった寸法で、可能性を無限拡張してしまう。

はっきり伝えておくと、無限パラレルワールドに、無限なるあなた存在していたとしたら、こちらも無限お断りをするくらい、根本からタイプじゃないので、「あの時に、ああしていれば」と考えるのは無駄しかない。

ここらで、一度と言わず、何十、何百、何千、何万度と冷静になって考えて欲しいのだが、この約4年間で3回しか会っておらず、元彼でも元セフレでもなく、何かを貢がせた訳でもない、すこぶる浅い関係にも関わらず、一方的配信を見て、妄想して、暴走して、「貴重な時間を奪われた!」「なぜ責任を取らないんだ!」などと、いつまでも発狂するのは、幼稚園児の駄々っ子と変わらない。

なにをとち狂っているのか知らないが、『デートして枕を交わす』=『絶対に付き合う』という異常なる図式が、大脳に刻み込まれているのだろうか?

馬鹿休み休み言えよ。

日常会話のテンポ感が合わなかった場合は?

文化的ベクトルが合わなかった場合は?

肉体的な相性が合わなかった場合は?

違和感が拭いきれなかった場合は?

シンプルに無理だった場合は?

そうした諸条件がうずまく中で、運命が味方する事もあれば、死神が舞い降りる事もある。

それこそが男女関係――残酷なる色恋沙汰……本能の営みって奴だ。

『愛とは差別』なる言葉もある通り、誰かを好きになる世界とは、誰かを嫌いになる世界でもある……という事を、ゆめゆめ忘れるな。

こちらとしてはこの数年、散々、DM配信コメント欄で、好き勝手に言われ、それでもSの本質には触れず、傷つける事なく、なんとか去ってくれるのを期待していた。

しかし、Sの蛮行はおさまりを見せない為、致し方なく、こうした文章を書いている。

また、ストーカーの狂った解釈で、「これだけ本気で書いてくれるのは、きっと愛が残っている証だ」などと、さらに厄介な存在になるかもしれない。

からこそ伝えておくが、容姿人格雰囲気脳内メカニズムあなたの発する生物情報のすべてが嫌いだから、好きになる事は不可能だ。

動物的にも人間的にも受け付けない為、今後一切、関わらないで欲しい。

さらに言えば、僕をイメージする事で生じる、あなたの微弱な波動すら不快しょうがない。

一刻も早く、僕に関わろうとするのを辞め、自分の道を歩んで欲しい。

ストーカーへ、本文に関する、あらゆる感想/意見/反論は、断固として受け付けません。

個人情報記載しておらず、なんの名誉毀損にもならないゆえ、たとえ、「わたし本心と少し違う」などと感じても、知ったこっちゃない。

そこから始まる議論に一銭の価値もなし。

そもそも論あなた家族でも友達でもありませんから、あーだこーだと御託を並べたところで、一文字残らずノイズしかなく、まったくもって興味を持てません。

2024-03-10

理系文系って括りが崩れてきてるよね

スーパー系ロボットリアル系ロボットの括りぐらい崩れてきてる。

最近スーパー系ロボットでもSF的な考察を入念にしてくる。

リアル系ロボットは昔とった杵柄をブンブンすりゃいいと思って全く進歩がない。

厳密に言うと、ガンダムのような古典的リアル系ロボット進歩を諦めて「俺らは昔からこれでやってっから!」と逆ギレしている横を、新世代のリアル系ロボット言い訳としてスーパー系の要素を盛り込み始めたことで、リアル系でありスーパー系でもあるロボットが増えた。

技術進歩すれば巨大人ロボット実用化されるという可能性が、ドローン技術の発展によっていよいよ非現実的ものとして確定していったことが、リアル系ロボットに対して『半端じゃない言い訳』の必要性をつきつけ、その結果として古典的スーパーロボットSF要素との融合が進んだってことだ。

スーパーロボットとして端を発したコンテンツについても、観賞者の技術的な基礎教養時代とともに高まるに連れて「レバー操作」なんてものは受け入れられにくくなり、脳波コントロール等の技術を導入する必要に迫られ、結果としてリアルロボット色の強い設定が組み込まれていくようになった。

こうしてスーパーリアルの垣根は崩れていき「非現実的な巨大人ロボットといふものを、なんとかして真面目な顔して使わせるにはどうしたらいいのか」という方向に業界全体が流れていったわけである

ぶっちゃけ、『巨大ロボで真面目に戦争やっても許される雰囲気作り』が重要なわけである

バーンブレイバーンなんかはこの辺が結構力技で、そもそも地球に元々巨大人型ロボが実用化されているという無茶苦茶すぎる大嘘に向かう視聴者意識ブレイバーンという特急異物の異常性によって上書きしている。

地球で既に軍事用人型ロボット運用されているという無茶すぎる設定を、ブレイバーンという大ボケかますための『前フリだったことにした』わけである

昨今、ロボットアニメではこのような、「これは半分ギャグからかいこと気にしたら負けです」という言い訳も使われるようになり、いよいよもって「そもそもリアルロボとかありえねーよな」という空気になってきている。

大人型ロボがいる時点でリアルなんてもの存在しないという大前提があり、その上に「でも人間模様とかにはある程度のリアルが介在するじゃん?」って態度で作劇をしている。

スーパーリアルかの垣根は、作中のキャラクターがその状況に対してどう対応するのかによって描かれるものになりつつある。

まりは、ロボ自体無茶苦茶でも人間模様が生々しければリアル系、ロボだけじゃなくて人間まで滅茶苦茶ならスーパー系というわけだ。

現代を生きるスーパー系代表ゲッターロボシリーズで、とにかく出てくる人間生き様や設定があまりに熱血かつ豪快で非現実じみているという所によって、ゲッター線というSF考証要素によってともすればリアル系によってしまいそうな設定を抱えながらも、この時代において古典的スーパー系としての立場を維持しつつあるのである

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