「改憲派」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 改憲派とは

2016-07-07

9条を守るとか意味不明なんだけど

みんな大好き日本国憲法お話


参院選が近くなって、恒例の改憲派護憲派の争いがちらほら始まってるけどさぁ。

はっきり言って、護憲派の言ってることって意味不明


戦争反対 = わかる

自衛隊反対 = (まぁ)わかる

9条改正反対 = ハァ?


あのさぁ、そんなに戦争自衛隊が嫌なら、

尚更9条改正すべきなんじゃないの。


現行

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。


改正案(例)

2 前項の目的を達するため、また自衛のためであっても、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

こんな感じ

芦田修正を、更に打ち消す的な感じ)


9条問題本質は、

自国に敵が攻めてきたときに、日本国はどのような対応をするのか、という点について曖昧にしてることなんだよね。

敵が攻めてきた時とかの対応で思いつくのは、

下記のような感じなんだけど

1 抵抗せずに殺される

2 抵抗はするが、軍隊は使わない

3 自衛のための軍隊で抵抗するが、攻めてきた国を攻撃まではしない

4 軍隊自衛はするし、攻めてきた国を攻撃する

5 たとえ攻めてくる前でも、予兆があれば先制攻撃する

6 仲間の国が攻めらたら、攻撃する

7 仲間の国が攻められそうな予兆があれば先制攻撃する

8 大義のためなら、必要に応じて先制攻撃する

日本国民の総意は、どの辺にあって、

それに合わせてどのように9条を改正するのかを議論しないといけないんじゃないの?

まぁ、自衛隊をどうしても持ちたくないなら、1か2を9条に明記したらいいよね。

国民みんなが、他国が攻めてきた時に、「軍隊で抵抗するくらいなら、たとえ自分や大切な人でも、殺されたほうがマシ」だと思うならそうなるでしょう。


ちなみに私は、平和主義者なので、3番かなぁ。

とりあえず、「相手から手を出されるまでは、こちらから手を出さない。追い払うだけで、それ以上殴りに行かない」的な。

たとえ、運悪く、自分や大切な人が殺されてしまったとしても、自分や大切な人が他国に乗り込んで、殺す側に回るよりはいいです。


なんで、こういう話に誰もならないのかね。

マスコミは何してるの?政治家は何してるの?

本当に腹立つわー!

◆16/07/09 2:00 追記

たくさんの反響に驚いています

幾つかの論点について、コメントを書いておこうと思います


・「9条が曖昧からこそ良い」という論点

この文章で、私が言いたかったことは、

9条についての改憲派護憲派の争点は、憲法曖昧にしてきた部分によるものであり、

国防軍隊自衛隊)について、国民コンセンサスをきちんととって、憲法上に明文化すべきじゃないかっていうことです。

なので、この文章をきちんと読んだ上での、真っ向から反論だと思います

確かに、あまりガチガチ憲法を決めてしまうと、不測の事態への対処に遅れるリスクはありますよね。

たぶん 「9 あえて曖昧なままにしておく。」を加えて、それも含めて国民が選べばいいんじゃないですかね。


・「自民草案あんな感じなのに、改憲とか言うの?」という論点

このタイミング憲法の話をするのに、自民党憲法草案について触れないのは微妙ですよね。

すみませんでした。

あれ、2年くらい前に読んだんですが(確か)

かい内容は覚えていませんが、随分酷い内容だと思った記憶はあります

なんか。某シールズみたいな物言いが嫌なんですが、立憲主義ってなんだっけ?っていう感じです。

自民草案について言及している方には、釈迦に説法ですが、

あの草案は、「国家国民」、つまり国家のために、ひとりひとりの国民基本的人権は、

時として制約する必要があるというスタンスのものですよね。

じゃあ、「お国のために犠牲になる」ということをもう一度やるのか。

ということを、自民党支持の方は考えるべきかなと思います



ちなみに私は、自民党について、

政権運営能力は、この党にしかないので与党であるのはやむなしと思っています

が、今度の選挙は、全く支持していない民進党共産党に入れます。(たぶん)


選挙では、自分が支持する政党に入れるということも大事ですが、

自分投票行動が、どんな政局を生むのか」ということを考えるべきだと思ってます

この10年来、日本が失敗し続けているのは、

特定政党一人勝ちさせてしまったことではないでしょうか。


民主政権誕生時も、その前の小泉人気で獲得した議席

4年間手放さなかった第一次安倍内閣から麻生内閣までの頃も、

圧倒的多数議席を獲得した与党が何をもたらしたかは、振り返ってみましょう。




・「周回遅れの論点」とか言う人へ

この手の意見もちらほら見えましたが、ぜひ、過去論点現在論点をわかりやすく整理してください。


憲法改正が、最後国民投票に委ねられている以上

選挙権を「いま」持っている人たちが、

過去論点を踏まえて、自分はどうしたいのかを考えられないといけないのではないでしょうか。



以上で、コメント終わりです。

長文にお付き合いありがとうございました。



最後に、私の意見よりも、ここに集まった意見総合的に見て、

明日参院選ではどのような投票行動を取るか、今日一日考えたら良いんじゃないでしょうか。

選挙に行きましょう。みなさん。(なんだこのまとめ)

安倍政権を倒す一番簡単方法

改憲派議席2/3取らせて、改憲の発議をさせて国民投票させたらいい

間違いなく改憲国民投票で否決される

そうなると事実上内閣不信任なので、キャメロンと同様に辞めざるをえないでしょう

改憲派議席2/3とると本当に改憲が発議されると信じてるなら、反安倍にはむしろ好都合なんじゃないの?

自民からすると、不信任と背中あわせな発議なんて、うかつにできないぞ

俺は改憲の発議はないと思うぞ

2016-07-06

憲法改正が嫌だから自民党には入れないという人へ

当たり前だけど、憲法改正には国民投票での承認必須となってる

改憲派議席2/3獲得したら、それだけで改憲されるのかというと全くそんなことはない

ただ、イギリスのようなことがあるから、まず2/3とらせないのが大事だ、って考えもあるんだろう

でもそれは心配いらない

俺は自民に入れるが改憲には反対だ

厳密には反対ってわけでもないんだが、現状ではすぐ賛成できるわけじゃないから、今のままなら反対に入れることになる

自民支持者で俺のような人間は多いぞ

それに、日本人はかなり保守的国民性だし、法を運用する人以外に憲法不都合な思いした人間って少ないはずだから、わざわざ改憲に賛成票を投じる理由もない人ばかりだ

生活に密接な事案で、イギリスですら接戦だったのだから日本改憲の可決はまずない


から政権運営改憲は完全に分けて考えるべき話で、改憲なんかそもそも選挙の争点になり得ないんだよ

でも、野党改憲を争点化しようとしている

なぜか?

建設的な話をして、経済政策代替案を出せないか

正攻法で真っ向勝負しても勝ち目ないと思ってるから

から感情論で国の危機を訴えるしかない、って発想になってる

いや、逆だよ、逆

勝てなかろうが議席減らそうが、地道に正攻法勝負していかないと、10年後に信頼される野党には絶対になってないんだって

民主政権取るとどれだけの大惨事が起きて国益を損なうかっていう壮大な社会実験が終わって、もう二度と、あんな事が起きてはならないって、戦争以上に繰り返してはならない過去としてみんなの記憶インプットされてるわけじゃん

から自民支持だけど、ちょっと不満があって、「俺くらい批判票で野党入れてもいいだろう」が安易にできない世の中になってしまったんだよ

野党に入れるときは、批判票じゃなくて、明確にここに預けても構わないと思った時だけだ



俺は安定した平和な国が好きで、投資もしてるから株や経済調子いいのが好きだ

さらに、私大教員をしてるので、経済が良くないと学生は来てくれなくなって俺が飢える

から、世の中を乱すことのない、安定した与党しか入れることはできない

しかしだ、日銀の迷走っぷりもそうだし、文科省私大定員への通達もそうだし、経済政策だって支持はしてるけどもうちょっとなんとかしろよと思ってはい

決して、全面的自民支援してはいないのよ

から自民が真面目に危機感を持つくらいには、議席は減ってもいいと思ってる

でもさ、そこで代わりに増えるのが、本質じゃない不祥事の追求ばっかやって、真面目に建設的な議論なんてさらさらやる気のない党なわけで、そういう党しか野党にいないわけじゃん

そりゃ、そんなとこ投票できないよ

政治が混乱するだけなんだから

批判票で自民以外に入れるなら、幸福実現党とか、支持政党なしとか、死票になるとこしか選択できん

まあ、それなら白票いいわけだけどな


俺は本当に、真面目で強くて、自民よりも優れた政策を展開できる本物の野党を望んでいる

そういう党がないと国は良くならない

からさ、民進もっと真面目に仕事しろよ、と言いたい

民進が遊んでばっかで屁理屈ばっかり言って真面目な論争を避けてるだけだから、国は良くならないんだよ

から選挙で勝てないんだよ

ケンケンばっか言って逃げてんじゃないよ

2016-07-05

増田投票行動

日本会議最悪だし、実質賃金下がってるし、保育園の優先度が低いか自民党に入れたくない。

民主時代は酷かったし、デフレになったし、失業者増えまくったか民主党にも入れたくない。

創価学会やばいから公明党にも入れたくない。

もはや泡沫候補化してて炎上ネタしか出てこない社民党には入れたくない。

革命を是とするようなアカ共産党には入れたくない。

自民党よりも、もっとゴリゴリ改憲派大阪維新の会とか入れたくない。

支持政党なしって書くと、へんなとこに投票されるらしいから、支持なしとも書けない。

穏やかな自民党とか、仕事のできる民主党とか、そういう選択肢無いの??

2015-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20151120103957

積極的改憲派

国際社会に貢献しなきゃいけないし戦争にも協力しなきゃいけない。

そのためには憲法邪魔から無理やりにでも変えるしかない。

消極的改憲派

時代に合わなくなってきた部分は変えたいけど全部丸ごと変えたいわけじゃない。

無理やり変えるのにも反対だから正式手続きをしてくれ。

消極的護憲派

他国戦争に巻き込まれるのは嫌だし、協力ならこれまでどおり別の形ですればいいじゃん。

どうしても改憲したいなら国民投票をしなよ、俺は反対に入れるけど。

積極的護憲派

せっかく平和憲法を持っているんだから、それをもっと外交に活かしていけよ。

現実迎合するだけが政治じゃないよ、理念大事だよ。

http://anond.hatelabo.jp/20151120103957

改憲派

「そのために自衛隊の人が死ぬのは仕方ないよね。 なんて思ってねーわ。」

自衛隊を一人たりとも絶対に死なせてはならない。だからもっと強力な武器を!」

改憲派護憲派と一般の人ってこういうこと?

自分理解なんだけど、こういうことなのかしら。

改憲派

悪い奴を殺せば世界平和になると思う。

他の国ばっかりに任せるのは悪いから自分たちも殺せるようになっておいて、悪い奴を殺しに行ったほうがいいよね。

そのために自衛隊の人が死ぬのは仕方ないよね。

護憲派

自分たち家族は死んでも構わないから、手を出しちゃだめだよ。

そしたら誰かいい人が悪い奴を倒してくれて平和になるから

きっと勝手世界平和になるから

一般の人

極端な意見は持ちたくないから、お互いのいいところだけ言っておこう。

もしくはみんなの意見に合わせちゃおう。

2015-10-22

SEALDsが「自衛隊違憲合憲か」どう考えているか知ってますか?

奥田愛基は9月の参議院演説の冒頭で

"はじめに、SEALDsとは、「Student Emergency Action for Liberal Democracy s」。日本語で言うと、「自由と民主主義のための学生緊急行動」です。

 私たち特定支持政党を持っていません。無党派の集まりで、保守革新改憲護憲の垣根を越えて繋がっています。"

と述べていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00003690-bengocom-soci

この演説で、SEALDsの中にも改憲派がいるのだと初めて知って驚いた人もいるだろう。

まり、「安保法案に対して反対」という一点によって無党派が集まった団体だということだ。

多くの人は、彼の言葉を信じて、これが彼らの活動根本にあると受け取っているはずだ。

だが、SEALDsの主要メンバーである牛田悦正は

"別にSEALDs戦争法案廃案のために立ち上がった団体ではねえですよ。もとの目的改憲阻止" と明確にぶっちゃけている。

https://twitter.com/ILLMATIC_UCD/status/657101498933899265

こんな重要な点について、主要メンバー奥田愛基と牛田悦正が語っていることには明らかな矛盾がある。

これだけ各種メディア話題になっている団体についてこうも矛盾があるのに、なぜそれが語られないのか。

それはSEALDsという団体が明らかする公式的で明確な政治的主張はないというしかないからだ。

もちろん、「安倍が嫌い」「戦争反対」「戦争法案反対」というような緩やかな主張のつながりはあるが、具体的な公式見解はない。

なぜなら、彼らはリーダーを持たず、「SEALDs公式見解」というもの存在しないからだ。

SEALDs所属するメンバーデモでそれぞれの意見を発表したり、インタビューに答えたりするわけだが、それはそれぞれ個人の意見なだけだ。

「肩を組んで酒を飲めば戦争はなくなる」とか「スイス軍的なものなら認めてもいい」とか発言はあっても、それはただの個人の意見なだけだ。

あるデモでのあるスピーカー発言について異論を唱えたとしても、それは別にSEALDsとしての見解ではないということで大きな議論には決して発展しない。

例えば、あなたSEALDsが「自衛隊違憲合憲か」どのようなスタンスを示しているか答えられるだろうか。

答えられないだろう。

これだけ安保法案話題の中心にあり続けた団体が「自衛隊違憲合憲か」についてどう捉えているかということも、誰も知らない

誰も分からずに、議論が進んでいたわけだ。何の前提も共有しないまま議論が進み、終わった。

これは安保賛成派にとっても、反対派にとっても不幸なことだったと思う。

SEALDsリーダーを持たず、公式見解を持たないというのは意図的にやっていることで、チェ・ゲバラゲリラ軍に学んでいるらしいということは各種インタビューで述べられている。

それは響きはかっこいいし、ゆるやかで大きなつながりを生んだことにつながったことは間違いないのだけど、

その結果、団体としての具体的な主張が明らかにされず、議論の前提が共有されない状況を招いているのは明らかだ。

もはや大きなムーブメントとなった今、具体的に議論をすすめていくうえで、具体的なイシューに対する団体としての公式見解が具体的に何なのか明らかにしなければ、議論は全て無駄になる。

から、もう「無党派の集まり」などという欺瞞を捨てるべきだ。

あるいは、「自衛隊合憲/違憲と捉えているのか」を明らかにしなければ、憲法軍事関係についてどう議論を進めればいいのだろう。

というか、何が議論されてきたのだろう。

なぜSEALDsが「自衛隊違憲合憲か」考えているかも分からずに、僕らはSEALDsに賛成したり反対したりしてきたのだろう。

2015-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20150924091857

「変えることすら悪」という風潮があるのは9条だけだよ。

9条以外の改憲なら大賛成だ」という人なら左翼の中にもたくさんいる。

特に婚姻関連では変えろという声が大きいよね。

ただ、それを期して発表された自民党改憲案が小学生レベルの代物だったから、まともな「改憲派」でさえ敵に回しちゃったんだけどw

2015-09-21

安保法案に反対する人々の考え方分類。

自衛隊自体憲法九条違反から反対(護憲派

例:大江健三郎坂本龍一山本太郎社民党共産党革マルとか中核派などのテロ組織

古き良き時代戦後民主主義というやつで、彼らは単なるアジテーターです。今回の法案では、まるっきり無関係徴兵制とか戦争法案言っているのもこの人達です。こういうお花畑の人たちの煽動ははっきり言って逆効果。右の石原百田、左の大江坂本という感じです。SEALDs一見するとここに見えますが、彼らは彼ら彼らで民主党といい勝負の寄せ集め集団なので、また違います

憲法九条個別的自衛権のみ認められている(護憲派

例:野中広務古賀誠加藤紘一民主党左派創価学会(≠公明党

かつて保守本流と呼ばれていた人達です。自衛隊という固有の軍隊と、現状の日米同盟防衛するという意味で、ある意味で一番現実主義者でしょう。ただ問題は、アメリカがもうそんなレベルの協力関係は望んでいないことですが。オーストラリア軍韓国軍と同様に自衛隊にも米軍下請けをさせたいというのが、今回の安保法案目的なので。

憲法解釈の変更による集団的自衛権に反対(改憲派

例:村上誠一郎岡田武史小沢一郎民主党右派

本来保守と呼ばれている人達です。内閣による憲法解釈で下位法を変えるのは、立憲主義法の支配無視するという意味です。中共北朝鮮と一緒(中共憲法よりも上位に共産党の決定があるため、憲法が空文化している)。国連決議の上で多国籍軍PKFに参加しようなんて人もいます岡田克也小沢一郎)。本来自民党の多くもここなはずなんだけど、官邸や党の主要ポスト総裁の子分が握っているため、憲法解釈による運用変更なんてトンチキなことをやっています清和会支配の完全なる弊害ですね。

現在提出されている安保法案修正すべき(護憲派改憲派

例:維新の党

例えば「自衛隊米軍核弾頭輸送するのか?」「先制攻撃に行く米軍軍艦戦闘機に給油するのか?」「そもそも集団的自衛権ってどこまで認められるの?」など、今の法案のままだとまずいので修正しましょうという人達日本周辺事態防衛のみに限定しましょうとか、大量破壊兵器輸送はやめましょうと言う勢力。だってイラク戦争とかベトナム戦争みたいなのに自衛隊が参加するなんて悪夢でしょう。ネトウヨがよく韓国への攻撃で使うベトナム戦争での蛮行なんかもあるんだけど、自衛隊がそんなことしないという保証がどこにあるの?修正すると宰相が米上院勝手コミットした期限に間に合わなくなるので、今回はこれすら拒否しています。まるで無茶な納期予算で受注を取ってくるアホな営業みたいです。

国防自国で行うべきで日米同盟に反対(改憲派

例:小林よしのり鈴木邦男一水会長渕剛・(かつての共産党

いわゆる民族派とか右翼と呼ばれている人達です。憲法九条自体改憲して、自衛隊正規軍にする一方で、日米同盟を破棄して自主防衛にすべきという人達です。この人達もこの人達で、ある意味アレですが「アメリカ戦争に巻き込まれたくない」ということで、今回は左側の人達と共闘しています。まあ、清和会のすすめる日米同盟に比べたらある意味平和主義かもしれません。現実的日米同盟なしで国防が成り立つかどうかは別として。日米同盟が亡くなったら、対馬をめぐって日韓フォークランド紛争みたいなことが起こるかもしれません(既に竹島フォークランド化してますが)。

よく分からないけど、危なそうだから反対

場の空気で反対している人達です。現在宰相空気作りが下手なため、今は世の中の空気は反対多数ですが(清和会御用メディアFNN世論調査ですら今国会での成立には否定的)、これが小泉純一郎みたいな人だったらば賛成に回るでしょう。ガッチャマンクラウズ インサイトに出てくる猿と呼ばれる人達です。松本人志とか小籔なんか逆張り安保法案に賛成していますが、同レベルの猿です。たんなる逆張りなので、あるい意味議事堂周辺に集まるひとや、ネット上のレイシストに比べても悪質でしょう。こういう連中こそ政治に口出しすんのなんかやめてお笑いだけやってりゃいいんだ。

ちなみに書いたやつ(つまり俺)の個人的見解としては、「現状維持護憲のまま行くか、どうせ改憲するならば改憲したうえでNATOに加盟したほうがまだいいんじゃね?」って思ってます。単なる日米同盟だけの集団的自衛権と、NATOへの加盟では全く意味が違ってくるからね(ベトナム戦争イラク戦争には仏独は不参加)。オーストラリア韓国みたいに、単なる米軍下請けは勘弁願いたいです。地理的大西洋じゃないやんという突っ込みもありそうですが、米韓豪日台比印のPTO結成とかは勘弁。NATOと違って完全に米国とその子分たち連合になるだけだから

2015-09-20

護憲派改憲派も、憲法9条に対する検証が不十分

安保法案話題となっているので、自分憲法に対する意見を書きたくなった。

憲法論議を見ていて、憲法9条に対する検証が不十分だと感じている。

護憲派は「憲法9条には、日本戦争から守る力がある」と主張する一方、

改憲派は「憲法9条のせいで、日本戦争侵略危機さらされている」と言っている。

しかし、

憲法9条がある→日本平和日本危険

というのは飛躍がある。

憲法9条がある→○○という結果となる→△△という結果となる→……→日本平和危険

と詳細に因果関係説明してほしい。

http://okwave.jp/qa/q8610114.html

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070226/263272/

そのためには憲法9条が、

日本の政治家の心理や行動にどのような影響を及ぼしたか

自衛隊員心理や行動にどのような影響を及ぼしたか

在日米軍心理や行動にどのような影響を及ぼしたか

周辺国心理や行動にどのような影響を及ぼしたか

など、憲法9条が与えた影響を全て検証する必要があると思う。

憲法9条に対する綿密な検証の結果、

憲法9条によって、重大な危機さらされている(さらされる可能性がある)」

という結論に達すれば、改憲派が正しいということになる。

ただし、

憲法9条があってもなくても、国民生命国家の存立にそれほど影響がない」

という結論では不十分である

憲法9条があってもなくても大差ないのであれば、崇高な理想である憲法9条を「外交宣言」として掲げ続けたほうが日本名誉となる。

http://shuchi.php.co.jp/article/1905

現に憲法9条評価する声は国内外に少なから存在している。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45328

http://www.article-9.org/whynot9/sb/log/eid15.html

しかも、今回の安保法案によって「憲法9条のせいで日本危険」という主張の説得力が弱まったのではないか。

http://blogos.com/article/123562/

一方、「憲法9条によって、日本戦争から守られている」という結論でも、

憲法9条があってもなくても、国民生命国家の存立にそれほど影響がない」という結論でも、

護憲派の勝利である

しかし、護憲派は、速やかかつ緻密な検証が求められる。

なぜなら、中国北朝鮮に対して国民が少しでも不安を感じたら、すぐに改憲派に傾くからである

改憲派危機をあおっているだけという主張もあるが、それだけでは世論が納得しないだろう)

したがって、「憲法9条があるからこそ、中国北朝鮮の脅威から守られる」

もしくは「憲法9条があっても、中国北朝鮮対処できる」と、

護憲派証明しなければならない。

自民党政権のせいで、憲法9条がこれまで活かされてこなかったという主張もありえよう。

しかし、その場合は、

憲法9条を活かして○○と、△△と、□□と、…をすべきである。そうすると、、

・●●に~~影響というを及ぼす

・▲▲に~~影響というを及ぼす

・■■に~~影響というを及ぼす

(中略)

という因果関係をもたらす。」

のように、憲法9条を活かした外交防衛政策の案を主張し、さらにそれがもたらす因果関係シミュレーションすべきである

このシミュレーションには、戦後70年において憲法9条が果たした役割に関する検証結果必要であろう。

また、主張の際は自衛隊日米安保条約にも言及してほしい。

長々と書いたが、結論は「憲法9条日本平和にしているのか、それとも危険にしているのか、きちんと検証してほしい」ということである

2015-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20150810124745

横だけど、改憲派しか安保法制賛成派の俺としてはそれを言ってくれる人がいると助かるわ。

それも改憲運動継続する理由の一つにできるからな。

2015-08-02

新党

「立憲民主党」(仮)という新党を誰か立ち上げてくれないかなあ。

設立目的日本近代的な立憲民主主義国家にすること。

政治的立場中道リベラル寄り)

憲法改憲派現行憲法理念は大きくは変えない。自衛隊は明記。抽象違憲審査制にする。婚姻の「両性」は「両者」に変更。

外交:基本は親米(だけど盲従は避けたい)

目標:連立に入って与党としての経験を積む→連立抜けて野党第一党になる→単独与党

その他のこと・細かいことは思いつかないので誰か考えてくれないかなあ。

2015-06-29

やっぱり今の日本全体主義に近づいてるって

いやまじで。俺は平和運動とか興味ないし改憲して自衛隊を軍にしちゃってもいいと思ってるけどさ、平和を訴えるデモに参加している学生とか高校生とかの身元特定して「就職不利になりそう」って言うのはどうなのよ。不利になるのは事実なのかもしんないけど、だとしたらかなりヤバくないか。政府と違う考えを支持したら就職が不利になる社会かなりヤバイだろ。というかアレなのか。不景気就職難になるとどうしても全体主義寄りにならざるをえないって話なのか。仕事がないから「不利になるかもしれない政治活動」を実名でやることはできなくて、ただひたすら政府が決めることを黙認し続けなきゃいけないのか。おかしくないか。いや俺は改憲派だけどさ、でも、やっぱりなんかおかしくないか。本当にこれでいいのか。俺は怖いよ。本当に怖い。別に戦争をする国になったっていい。負担を誰かに押し付けながら平和享受して経済的発展を遂げた日本人が血を一滴も流していないことがそんなに上等なことだとも思ってない。ただ、政治運動、とりわけ今の政府とは違う考えの政治運動に参加すると就職が不利になるとみんなが思っているような国になるのは嫌だ。

2015-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20150626161830

元増田です。反応うれしいです。

ちょっと調子が悪くて、レスポンスがいい加減な点お許しください。


http://anond.hatelabo.jp/20150626175756


現行の選挙制度なら国民の半数程度の支持があれば3分の2の議席は取れる。

これが難しいんではないでしょうか。

自身でも

国民の半数が賛成するような改憲の内容は、戦後一度も政治家から提案されたことはないんだよ。

と書かれていますが、

解散総選挙議席を2/3取らないと死んでしまうから

与党としてもビビって国民に問いかけられないのだと思います

提案の時点で半数が読めなくてもいい。

改憲という事態差し迫った形で、国民議論をして、

投票後に過半数はどっちだったか、それが国民判断として採られればいいと思うのです。

「なんでもいいからとにかく一度変えようぜ」

ではなく、

ほらほら、ちゃんと議論しないと変わっちゃうぜ、という感じです。


はいえ、翼賛体制というのは言い過ぎでした。すいません。


http://anond.hatelabo.jp/20150626181414http://anond.hatelabo.jp/20150627092237


今回の話は、改憲という手続きのものについて語りたかったので、

敢えて安保法案9条に話を限定しない体で書いています

左派右派という書き方もしていません。

(そうはいってもこれは左派のことだろう、というのはそうなんですが)


現に今、安保法案のものの是非が

違憲合憲かの話とごちゃごちゃになっている印象です。

安保法案についての分類だけでも、挙げていただいた通りに広がります

ここで法案の是非について議論する気はありません。

ただ、意思決定の順番として、

憲法に対する議論憲法議論の中で行い、

国民意志を明確にしたうえであれば、

その選択がなんであれ、政権に”解釈”の余地はなくなります


話が逸れました。

憲法に対する議論憲法議論の中で行うべく、

現実性のある改憲提案議論もっとあるべきだと考えていて、

ゆえに、「改憲手続きについて」の話に絞りたかったのです。


そういうわけで、

憲法を変える手続きに反対をしている=護憲派」とざっくり定義した上で、

・「憲法を変えることそのものが反対」な人

・「特定の条文を護りたい」人

のふたつに単純化しました。

「整理してほしい」の意図は、

この文章の中ではその単純化に乗ってほしい、というところにあり、

まり単純化の上で、どっちですか」という問いかけのつもりでした。

が、書き方がまずかったです。

護憲派の整理が足りないのが悪い」と読まれたのだと思います

護憲派全員で集まって意見のすり合わせをしてるとでも思ってんのか。現実を見ろ。

と言われても仕方がないです。ごめんなさい。


ざっくり定義がざっくりすぎることは承知しています

その定義に則れば自分改憲派になるし、

世間一般の認識からもそれは外れていないと思うけど、

例えば、自分でも書いている通り、

改憲に対する自分の考え方も「憲法機能を維持するという点で護憲」だと思います

けれども、そんなのを細かく分類していたら切りがないと思いました。


ちなみに、「あなたがた」と「あなた」の違いについては

自分はざっくり定義改憲派だとした上でのことで、

特に意図的に使い分けたわけではなかったのですが、

認識が表に出たのだ、と言われると返す言葉もありません。


以上をふまえると、

あなたがたが第一に「護」りたいのは、憲法機能のものなのか。特定の条文なのか。はじめにそこを整理してほしい。

を、

あなたが第一に「護」りたいのは、憲法機能のものなのか。特定の条文なのか。どちらですか?

に改めるべきだと思いました。


まり


これだから左翼はとか、ネトウヨはとか、もうたくさんなのです。

やりたい人同士で勝手にやりあっててください。

そんな話より、

立憲主義における憲法機能改憲という手続きについて、

合理的に突き詰めればこうなるよ、というのが見てみたかったのです。

そのために、自分なりにこう思っていますという話にして、

それを好きに改変してほしいという出し方にしました。

トラバを読み、自分の読み返すと、煽りが過ぎた点は反省です。


思い通りに受け取ってもらうのはなかなか難しいですね。

文才のなさを痛感するし、レス打つだけで胃が縮む思いです。

自分にはブログは無理だなぁ。


(追記)

なんでわざわざこんな手の込んだ自演をしなきゃいけないんだw

このレスの一文書くのに3時間かかったんだぞ!

書き始める前もずーーっと考えてたんだぞ!

盛大に後悔しながら、昨日の自分を思いっきり恨みながらだぞ!

もう二度とやんない。しんどすぎる。

政策芸術」=国策芸術ではないことについて

要約:「文化芸術懇話会設立趣意書にある「政策芸術」は国策芸術意味するのではなく、政策芸術作品との類比のもとで捉えることを意味する。後者問題性に目が向けられるためにも、前者のような誤解が本記事で少しでも訂正されることを望む。

産経新聞2015年6月25日に伝えたところでは、自民党の有志が立ち上げ、同日に第1回会合が行われた党内勉強会文化芸術懇話会」の設立趣意書は、会の目的として「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を掲げていた。

安倍首相支持の勉強会文化芸術懇話会」が発足 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html

政策芸術」という耳慣れない言葉について、この段階ではそれ以上の情報はなかったものの、多くの人がこれを「政策によって推進される芸術さらには「プロパガンダ芸術」を意味するものと受け止めた。

第1回の会合で、講師を務めた作家百田尚樹氏だけでなく、出席した自民党議員からメディア統制を提案する発言があったと伝えられたことから、このように理解されるのも無理からぬところがあった。

自民党安保法案報道批判続出…改憲派勉強会 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010122000c.html

ところが、翌26日の衆議院平和安全法制特別委員会で、民主党寺田議員がこれらの発言について追及した際、加藤勝信官房副長官から、改めて「文化芸術懇話会」の趣旨について説明する場面があった。下に引用するように、これは上述のような理解とは異なるものである

加藤官房副長官発言)「文化芸術懇話会、これは政治家に求められる教養想像力を得るため、芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性を追及(原文ママ――引用者注)し、世界の中で輝ける日本創造し、デザインする上で必要不可欠であり、心打つ政策技術(「心を打つ政策芸術」の誤りか――引用者注)を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催されたものでありまして(後略)」

◇【安保審議詳報(1)】百田氏「沖縄2紙潰せ」発言で紛糾 民主寺田氏「由々しき発言だ。党総裁として処分すべき」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260020-n1.html

まり設立趣意書にあった「政策芸術」とは、政策のもの芸術作品になぞらえる考え方を示していたのだ。

これは政策国民の心理に訴える面を強化しようという動きであり、注意して見ていく必要があるだろう。(追記:「プロパガンダ」という言葉を使って言い直せば、「政策芸術」とは、手法レベル芸術を利用しながら、政策の実行過程のものプロパガンダとして機能させる動きだといえるだろう。そうした動きの一部として、政策を具体的に表現するために普通意味での芸術作品が利用されることも大いにありうる(そうなれば「プロパガンダ芸術」だ)。「政策芸術」=プロパガンダ芸術という理解は起こりうる現象の一部を捉えていた。しかし、「政策芸術」はそのような狭義の芸術作品の利用よりも幅広く、〈芸術作品〉のように政策立案・実行する現象総体を指しうる概念だと考える。このように広くとった場合、「芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性」の政策への転用は、表面的には芸術関係しているとは思えないような、見えにくい形で行われることもあるだろう。)

さらに、いまのところはっきり表明されているわけではないが、政策に〈美〉の観念が持ち込まれるとすれば、より一層警戒されるべきだろう。〈美しい〉政策を打ち出すことと、〈美しい〉国家デザインするという発想は親和的である。(そうした〈美しい〉政策は、現在誤解に基づいて警戒されているように統制的な芸術政策という形をとることも考えられるが、対象は必ずしも文化芸術に限られない。その点では、単なる国策芸術の推進よりもたちが悪いかもしれない。)

政策芸術」=政策によって推進される芸術という誤解は、時間の経過とともに少しずつ訂正されつつあるものの、まだまだ残っているようだ。こうした状況では、上述のような問題性に目が向けられづらくなる。本記事は簡単なまとめにすぎないが、誤解の訂正に少しでも役立てばいいと思う。

(追記:タイトルと要約に1箇所ずつ「プロパガンダ芸術」とあったのを「国策芸術」に修正しておいた)

2015-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20150626161830

あなたがたが第一に「護」りたいのは、憲法機能のものなのか。特定の条文なのか。はじめにそこを整理してほしい。

整理しているに決まっているんだが、おまえの中で「サヨク」「護憲派」と一括りにされている以上、ばらばらの意見が出てきて整理されていないように見えるのは当然だろう。

どうして護憲派への呼びかけがあなたがた」「あなたたち」で、改憲派への呼びかけがあなた」なのか。

護憲派にもいろいろあるだろう」とエクスキューズしたところで、根本的に認識が雑なのを露呈してしまっている。

護憲派全員で集まって意見のすり合わせをしてるとでも思ってんのか。現実を見ろ。

おっさんニート改憲について語るよ

ゲーム提案


こんにちは自分は41歳の鬱病ニートです。一応まだ会社に籍はありますが、風前の灯です。年収は750万ですが、来月の給料は振り込まれないかもしれません。


さて、そんな自分が、有り余る暇と、借りてきた知識と、浅はかな理解を総動員して、以下、改憲について語ってみました。

しかし、しょせん居酒屋政治談義レベルです。あちこちに穴があろうかと思います。偉そうに語りながら自ら政治的活動を取ることは絶対にない、実行する立場で考えていない現実性のなさなど、大嫌いな民主党と同じです。立場の違いによって意見が異なる方も大勢いることでしょう。薬を飲んでいて集中力が持たないので、文章精緻とは言いがたい。

そこで諸賢にゲーム提案したい。

以下の駄文あなた立場で好きにブラッシュアップして、トラバにぶら下げてみてほしい。それぞれの記事ブコメの侃々諤々も楽しみたい。それで、改憲についての理解を深めさせてほしい。


憲法とは

(念のため:「憲法」=「日本国憲法」として書きます


国民基本的人権国際平和基準に、国体国家権力範囲規定したものだと捉えています


改憲憲法解釈について・あるいは護憲としての改憲


 集団的自衛権法整備について、”憲法解釈”で侃々諤々になっています自分も、今の進め方では法案違憲だと考えていますが、そもそもの問題は、憲法を不改常典のごとく扱うことだと思っています


 一般論として、人の作った物はなんであれどこかに不備があり、経年劣化も起こし、時代とともに実情に合わなくなっていきます一神教啓典の民のみなさんが、聖典と実情の辻褄合わせにいかに苦労しているかは、日々ニュースを見ていれば自明です(聖典を人の作った物とする点、信者ではない愚かな人間の考えですので敬虔信者の方々はご容赦ください)。”憲法解釈”もまた、穏健派イスラム法学者クルアーンほかと現代の実情の辻褄合わせに「解釈」を以て臨むことに似ています

 両者に相通ずるのは、「解釈」とは、変えられない記述に対して現状を容認(その程度は議論によってはかられるものの)することを先ず目的とし、換骨奪胎を試み、不都合記述実効性をなくす点です。そのあたりを原典に対する欺瞞(あるいは冒涜)だとして攻撃するのが、イスラムで例えればいわゆる原理主義であり、憲法では護憲派と言われる人たちの一部だと認識しています


 しか憲法は、一神教聖典とは異なります憲法は、自らが国民意思によって改められることを認めています。不改の聖典ではないことを条文の中で表明しています。古びて時代に合わなくなったところは、十分な議論の下で速やかに更新し、実情に合わせて憲法合理性を常に維持する。そのことで「解釈」の余地を減らし、国権制限するという憲法機能のもの実効性を維持する。そのような合理性をもともと憲法は備えています


憲法解釈”による憲法の死文化機能喪失を防ぎ、違憲状態国権発動を防ぐためにこそ、改憲提案とその議論は常に行われるべきです。それが本当の積極的護憲」だと考えますしかし、現在のような、翼賛体制でもない限り超えられないような鉄壁ハードルがあっては、投票国民一人一人の意思の反映)を前提とした議論は起こり得ず、従って適切な更新も為されません。そして現に今、変えられないなら憲法を死文化してしまえとばかりに、相当無理のある”憲法解釈”が強行されようとしています


護憲派のみなさんへ


 あなたがたが第一に「護」りたいのは、憲法機能のものなのか。特定の条文なのか。はじめにそこを整理してほしい。


 前者であるなら、上述の通り、改憲積極的に認めるべきです。繰り返しになりますが、改憲憲法の中で保障されている国民権利ひとつです。いかなる思想があろうとも、これを否定することは前者の意味での「護憲」と矛盾すると考えています

 後者であるのなら、その条文の是非を問う投票を通して、国民に白黒はっきりしろと突きつけるべきです。そのための議論の中で、あなたたちの考えを訴えるべきです。条文を護るために改憲手続きのもの否定し、国民投票をさせないというベクトルは、上述の通り自分の目から憲法意志に反すると映るし、主権者たる国民とその権利を軽視するものだと思っています


 さて、そこで提案です。

 “解釈”による憲法無効化を阻むためにも、いまここで、あなた方のサイドから憲法改正を訴えませんか?たとえば、現状の九条から解釈余地を削り、よりあなたがたの望みに沿う条文にするとか。そして、「改正可能にする」という一点で改憲派連携し、”解釈”と対峙しませんか?

 もちろん、改憲派から出させる対案の中には、あなたがたが受け入れることができないものもあるでしょう。しかし、選ぶのは国民です。憲法がそれを保障しています


 同じことの言い換えでしかありませんが、繰り返します。

 後生大事特定の条文だけを護っても、憲法のもの実効性が失われれば無意味です。


改憲派のみなさんへ


 護憲にもいろいろあるように、ひとくくりに「改憲派」といってもいろんな考えがあろうと思いますしかし、条文を改めてまで、なお憲法を維持しようとする一点では、護憲的とも言えます。そこについては、上述の通り、護憲派連携する余地があると思っています


 あなた改憲の後に実現すべきと考えている政策が、今の政権の”解釈”の末にあるものとたとえ一致したとしても、憲法の箍がはめられているか否かの違いは後の世に対して非常に大きなものがあります国権制限する憲法機能喪失している状態を容認してしまえば、いまの政権暴走しなかったとしても(あるいは今の政権なら暴走しても容認できる、とあなたが考えるにしても)、後のあらゆる政権にその選択を許すことになります

 数年前、日本国民民主党政権を選びました。同じように、後の世がどのような政権を選ぶかは分かりません。今のあなたにはとても支持できないような政権が生まれたとして、そこにも等しく暴走余地が残されます暴走する○○党政権(○○にお好みの政党を当ててください)。おそろしい。


 そんな事態を避けるためにも

 政策的に結果オーライではなく、その手続きが法を逸脱することについてはNOを突きつけませんか?数が必要なら、護憲派も引き入れて。


 民主主義とは、すなわち手続きでもあります国民付託を請けた行政のあらゆる意思決定手続きを通して公にされ、それを国民監視することが国民主権の根幹にあります。多少煩わしく、遠回りがあったとしても、それはいわゆる「民主主義コスト」です。この先も日本健全民主主義国家であり続け、国際社会の中で世界に誇れる国であるために必要なことだと思います

2015-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20150615235722

から憲法一定の条件を満たせば改正できるようになっているだろ。

日本憲法改正の動きが一度も具体化したことないのは、結局のところ誰もそこまで熱心に「改正しよう」と思わないからだ。

「どれだけ反対されても自分自分達)は憲法改正するぞ!」って勢力が出たことは過去にない。

政治家は「適当解釈を変更すればなんとでもなるだろ」程度にしか思ってないし、国民は「なんだかよくわからないけどそれでいいならいい」程度にしか思ってない。

改憲派護憲派国民の主流になるほどの数はないない。

声がでかいから目立つだけで。

まりは、国民の大半は憲法にはその程度の関心と興味と重要しか感じてないということだ。

2015-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20150527132913

あれからどれだけの年月が流れたと思ってるんだ?

とっくに改憲派の手にかかり洗脳済だよ。

2014-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20141009121441

平和賞文学賞もまだ受賞決まってないだろ。

何を喜ぶ余地があるの?

というか、憲法9条を守る日本国民っていうのは、日本国民全体じゃないからな。

9条改憲派はもちろん勘定には排卵

2014-05-29

週刊金曜日解釈改憲容認、集団的自衛権行使容認していた件について

強権的・タカ派政権には厳しい姿勢を貫くこと、図書館での利用者が少ないことでおなじみの週刊金曜日だけど、

集団的自衛権行使を容認する記事をみつけたので、抜き出しました。一部編集で手を加えていますが、文言は全て記事内に書かれていますコピペです)。



憲法解釈を変更して、集団的自衛権行使を容認する」


シナリオ作りを安倍政権が着々と進める中、本誌編集委員憲法記念日に各地で講演活動を展開した。

「一人一人が自分に問いかけよう、“私”にとってももっと大事ものは何か。かけがえのないものは何か」。

千葉県松戸市民会館ホールで開かれた「松戸憲法記念日の集い」には10から80代まで1200人を超す市民が参加。

登壇した落合恵子編集委員は、憲法解釈を変更して、集団的自衛権行使を容認する「壊憲」を熱弁を振るった。


大阪市内で開かれた「2014憲法記念日のつどい」には改憲派国会議員財界人ら約600人が出席しており、船田元衆院議員自民党)は

国民投票法改正案(「改憲手続き」を規定)の与野党8党合意の枠組みを使い、日本国籍のある改正原案を作っていく」と宣言した。


こうした「壊憲」の動きが加速する中、銀座周辺で「生かそう憲法」「輝け9条」などと幕を掲げ行進した「護憲派」の動きが活発化している。

一方、憲法集会の後援申請を、神戸市および神戸市教育委員会が断るという事案も発生している。

民主的な手続きを踏んでいない「護憲派」の動きに不信感が国民の間に募っている。


「壊憲」の闘いは、正念場を迎えている。

http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4401

2014-05-03

護憲集会の後援拒否広がる 識者は批判 - 社会ニュース : nikkansports.com

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140503-1295278.html

識者は「政権側に配慮した事なかれ主義だ」と批判している。

でも、各自治体が各自の判断で、改憲派などを後援したら、今度はまた批判するんだろうね。この手の批判は「我こそ正義、我こそ正しい、正しい我を無条件で支持せよ、批判するものネオナチネトウヨだ」と言ってるだけだから

2014-02-04

マスコミを一括りにする人たちはモノを知らなすぎ

http://anond.hatelabo.jp/20140203223613

朝日毎日フジとかのマスコミとか」とか言っている時点で不勉強すぎる。

日テレ読売ナベツネフジTV=フジサンケイグループ改憲派から

産経新聞なんて独自の改憲案発表するは、靖国参拝賛成するは、ハッキリしているけどなあ。

ドラマバラエティ報道は別だよ。

2013-12-19

改憲派自民党改憲案に賛成

こういう構図にされているのが気に食わん

改憲には賛成だが、憲法役割が何なのかも理解してない無能国賊自民による改憲など断固反対だわ

日本の更なるアメリカへの属国化 再占領に繋がるだけだろうに

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