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2013-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20130122131752

かつて

http://anond.hatelabo.jp/20120910223759

投稿した東大OB増田だが、

>僕「やっぱりダメだよね。でも、僕は組み込みエンジニアで終わりたくない。

ゲーム業界に興味あるしWebにも興味があるんだ。チャレンジしたいんだよ」

ストレートに妻に打ち明ける勇気が羨ましい。

自分などは、土日を人脈形成に使うことさえ、妻的に許されない状態。

ここで質問だが、新潟増田は、エンジニアスキルは、どんな感じなの?

自分の腕で、600万円700万円稼げるスキルがあるなら、夢にチャレンジ

してもいいんじゃない?と思う。

ダメなら、また別の会社に拾って貰えばいいんだし。

ところで、日経夕刊最終頁の連載小説女性主人公面白いセリフ言ってたなあ。

人生が楽しければ、生活は楽じゃなくてもいい」

ナナメ読みだが、確か売れないミュージシャンと一緒になった女性が、

妊娠発覚した途端、「赤ん坊のために音楽を捨てて生活費を稼ごう」

とする彼氏に愛想を尽かして別れる、というストーリー

なので、日経小説的に言えば、「生活を取るか、人生を取るか」だよ。

陰ながら応援するよ。

2013-01-03

全部捨てられた

日本国内で数年遠方に滞在して、そこからさらに数年海外で過ごした。

この1月から実家近辺の勤務になり、ようやく帰ってこれたとほっとしたのもつかの間。

「あんたが留守の間に引っ越しが決まってね。部屋のいらないもの捨てといたから」

そう母親に言われて覗いた自室には、ほとんど物がなかった。

自分がこの部屋を使うようになってから25年以上。

ここ5年くらいは上に書いたように部屋を空けていたから、実質20年。

その間にため込んだあれこれは、ほぼ何も残ってなかった。

幼稚園の時に気に入っていた本も、小学校の時の教科書で1冊だけ大切に取っていたものも。

中学校の時に書いた自作小説友達に読ませたりして固定ファンもいた作品たち…も。

高校からつい最近まで、ちょっとづつ集めていたとあるミュージシャンのCD50枚も。

大学時代にせっせとバイトした金で買った高い専門書も。

初めて買ってもらった文庫本も、家族旅行お土産も、

文化祭とき友達に書いてもらった寄せ書きも。

荷づくりの関係で、部屋には空き箱や空の袋が大量にあったし、

大きな家具はまだそのままだった

から、事態の全容に気づくのが遅れた。

最初は、気づいた順に、あれがない、これはどうした、といって母親に尋ねた。

その都度、ごめんねと謝られて、問い詰めると引っ越しのために仕方なかったんだと逆切れされて。

釈然としない思いのままとりあえず怒りを収めていた。

でも、とうとう、気づいてしまった。

全部捨てたんだ。小中高校大学卒業証書以外、全部。

もう、火事にでもあったとしか思えなかった。

全て焼かれて無くなってしまったとしか

ネットで見た、鉄道模型を捨てたら精神的に壊れてしまった旦那の話を思い出した。

同じだ。

こんなの、正気でいられるわけがない。

自分の物が何もない部屋は、自分の部屋なんだろうか?

日本に帰ってきたばかりで逆カルチャーショック真っ最中なのに、さらにこの仕打ちは堪える。

自分の帰る場所は一体どこにあるんだろう。

1月11日追記:

トラバくれた人ありがとう。大体予想していた内容(酷いorむしろ感謝すべき)だけど、それでも誰かの反応を貰えるだけで有難かったし、落ち着けた。

物の量では、要らない物>>>>大切な物だし、引越の際には結局捨てないといけなかっただろうから自分の代わりに捨ててくれたと言うのは正しい。

ブクマでは事前連絡が無かった事が問題って書かれてたけど、海外ですぐ帰省できる距離じゃなかったし、言われてもどうしようもなかったと思う。

実は、上の日記を書いた後、母親にどうしてありとあらゆるものを捨てたのか、尋ねてみたんだ。

やり取りの詳細は書かないけれど、最終的な母親の言い分は

「本当はこの思い出の場所から離れたくない。でも、事情があって引っ越さないといけない。

自分だって引越のためにたくさん思い出の物を捨てた、自分だって辛いんだ」

だった。

まとめてしまうと味気ないし、理由になっていないのも一目瞭然だけども、

目の前で時折涙を見せながら切々と語られて、とにかくその気持ちだけは理解できた。

「ただ、いくら自分が辛い思いをして捨てたからって、独立した子供の所持品を巻き込まないで欲しい。

なにより、捨てるとき自分で取捨選択できるのと、ある時突然無差別に無くなるのとは全然違う。」

気持ちは分かるけどもと前置きしつつ、この二点だけははっきり説明して、納得させた。

ついでに、逆カルチャーショックについても説明したけど、こっちは信じてもらえなかった。

その後もまた別の部屋の荷造りなどをしたのだけども、そこでのやり取りから

この人は、子供自分とは異なる価値観を持って、違った人生を歩むということが頭では分かっても、

感覚として受け入れられないのかもなあ、と思った。

自分の思い出の品々は、引越の片付けと言いつつ、本当はその辺の葛藤に巻き込まれて捨てられてしまったのかもしれない。

2012-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20121229002321

知り合いでプロミュージシャンは数人居るけど、親は音大出てないよ

そいつら皆、素はワナビーだった。ずっとワナビーだと思う。

お前は根本的に言い訳君なんだろ

2012-12-04

ライドシェア「乗ってこ!」の思い出

どうでもいい話だが、以前ライドシェアの「乗ってこ」というサービスを何回か利用したことがある。

ライドシェアネット上でドライブ相乗り相手を探すサービス一定程度の謝礼を支払うのが一般的。

で、何回目のライドシェアか失念したが、同乗相手が「元ヤクザ?」というケースがあった。

或いは、ミュージシャンとかフリーターなど数名が同乗相手で、

「一応、普通正社員です」と自己紹介するのが、なんか気恥ずかしいという雰囲気になったこともある。

大学卒業以来、1箇所に勤め続けているなんて、スゴイですね」と

ホメ言葉なのか何なのかわからない言葉を頂いた。

勤務先会社名に話が発展し、某上場企業です、と正直に話したが、

そこで相手が「少し引いてしまた」感じがする。

ライドシェアって、どちらかといえば、正社員正業者が利用するものじゃなく、

フリーターとかミュージシャンとか芸人崩れとか、あるいはヤンキーヤクザとかが

多用するものなのかなあ。

誤解しないで欲しいのは、自分

「だからライドシェアを使いたくない、オススメできない」というんじゃなく、

ライドシェアに乗れば、自分とは違った世界人種交流できますよ」というメリットの方を強調したい。

特に正社員正業者の人で、「でも少し刺激が欲しい、アドベンチャー体感したい」という人にオススメ

あと、車中会話が出身高校/大学とかの話に発展しなくてよかった。

出身大学の話になってしまうと、適当ウソを付かなければならなくなる。

その場で正直に「●●大学」(某有名大学)と答えると、完全に「引いて」しまわれそうだったから。

2012-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20121116230515

そもそも前提が成り立たないだろうけどな。

特にあの声優日本生まれだから、そんな奴に血税を投入するのかという批判は免れない。

現にあれほど「韓流」ブームが演出されてるのに、日本生まれで日本育ち(そして日本在住の)過去に活動していた韓国籍タレントミュージシャンその他芸能関係は全くと言って良いほど「韓流カテゴリから外されてるだろ。なぜなら彼らは「生粋韓国人」じゃないから。

2012-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20121022010411

ちょっと警察擁護する。

ニュー速でも、真犯人の擁護をするようなのがたまにいて、マジで知能レベル疑ったわ。

この事件のために捜査員が余分に100人投入されるってことは、

他の事件の捜査がそのぶん、遅くなるってことだ。

捜査員が100人いれば、在日韓国人の李 容疑者みたいなチンピラを3人は捕まえられるだろうな。

チンピラを3人つかまえれば、それだけ怪我人や死人が減るだろうな。

警察仕事を妨害するのは、救急車を通せんぼするのと同じ。

真犯人がやっているのは、救急車のいたずら電話10000回に相当する重罪。

そのせいで、救急車が遅れて、

身内にけが人や死人が出たら遺族としては「真犯人死刑にしてほしい」ってくらいの気持ちになるよね。

何がいいたいかっていうと、真犯人はさっさと自首して素直に実刑くらっとけってことです。

@@@@ ここから真犯人へ対する文通 @@@@

既に社会に対する問題提起は終わったはず、

ニュースでも大々的にとりあげられたし、

日本サイバー犯罪史にそれなりに名前を記す事にも成功した、

これ以上隠れる事に意味がないだろう?

いまのうちに自首した方が格好もつくし、減刑もしてもらえてお得、合理的だろう。

少なくとも、このまま、怯えながら暮らし続けて 2-3ヶ月後に ブザマに逮捕されて負け組としてテレビ報道されるよりは合理的だろ?

ロックミュージシャンだってそうだよ、

落ち目になる前に負け組になる前に、引退(事故で死んだり)した方が名前が残る。

@@@@

模範的ニュー速民より

2012-09-15

指揮者音楽家)って職業結構儲かる

ずいぶん昔に流行った「13歳のハローワーク」に書いてある内容で気になったから書いてみる

ハローワークによると日本指揮者だけを職業にして生活できる人は10人にも満たないそうです。

一般的な収入をいくらと定義するかわからないけど、そこそこ儲かるのでここに書き留めたい。

特定さけるけど年齢と現在収入を言うと

年齢は30代。出身大学は私立音楽大学。指揮科ではないです。

年収結構幅があるのだけど大体ここ数年だと650~900万円くらい。貯蓄は1800万円を越えたぐらい。

月額の収入手取り換算してると35万円~80万円くらいになる。

収入に幅が出てしまうのは、自営業不安定さだと思う。自分病気になったり倒れたりしたらそれで

しましだし。

主な仕事だと

録音、音楽教室、国が絡む事業、舞台関係、ピアノアマチュア公演、アマチュア指導プロ公演の仕事

成り立ってます

録音について

劇伴といわれる仕事だったり。まずは歌手とか芸能関係の人のCDのバックミュージックの録音。丸1日くら

スタジオで録音に携わります指揮者というより前に立ってアンサンブルをまとめる仕事必要かと言わ

れれば必要だけど、斜陽産業だと思う。某テーマパークの録音とか、需要自体はまだまだ10年くらいあると

思う。

ギャラは今のところ悪くないけど 月々10万円くらいは何かしら録音がらみの仕事がある。

あとスタジオに呼ばれるミュージシャン結構固定されてくる。1つの楽器ができる人よりも1人で3つ~4つ

できる人だと、かなりの率で遭遇する。

音楽教室

よく小学校とかにプロの人たちが1時間くらい体育館とかで演奏するやつ。

地方プロは定期公演だけでなくてこういう地方巡業みたいなのします。これは比較的ギャラ安いので自分

のような定期公演を振れない指揮者に回ってきます。ギャラは限りなく安いけど、うまく気に入られれば大

きめな公演に使ってもらえる。ちなみに若手の仕事なので少し昔より減ってきたかなという感じ

これも月10~15万円くらいの収入で大体移動とか含めて3日とか使うケースがある。いろいろな地方にいける

ので音楽家になってよかったと実感できる・・時もある

国が絡む事業

から支援金が出て海外に行く仕事発展途上国とか日本よりクラシック音楽が盛んじゃない地域に教えに

いったり。月々には換算できないけど50万円くらいが1年のどこかのタイミングで入る

舞台関連

短期の仕事舞台オーケストラピットに入って歌手に合わせて指揮をしたりミュージカルの指揮とか

名の知れたタレントが主演している舞台は期間も長くて比較収入が良い。1日の公演数にもよる。

昼夜公演のほうがギャラは高くて、大体2万円~5万円くらい。スポンサーも年々音楽に関わる予算が厳しい

ので1公演1万円というギャラもある。人気タレント地方巡業はギャラが厚め。

アマチュア公演

クラシック愛好家は細く長く続いているので、若手の指揮者自分のような中堅の主な長期仕事になる

常任指揮者が1つあれば少なくとも指導料で年間100万円くらいは確保できるのが良い。ただしアマチュア

平日の夜か土日しか練習できないので、仕事バランスを取らないと年中仕事することになる。

本番を1つ15万円くらいでやっているので定期公演が3回あれば1つの団体で45~50万円くらい。

アマチュア指導

素人さんのオーケストラ指導に行く。本番は振らなくても練習を組み立てる指導でのギャラ。これは短発

だけど気に入られれば年間で1020回は1団体あたり呼ばれる。これも平日夜から土日。1回のギャラは安

くて10000~25000円くらい(交通費込みの場合も)

プロ公演

これが定期的に入れば一番良いと思う。価格オケの規模によって違うけど数回のリハーサル含めて結構

費用効果が高い。50万円~85万円くらいと幅がある。プロのいいところはリハーサル回数が少ないこと。

だけどプレッシャーが痛いね個性的社会の縮図。あとチケットノルマも課されるのでこれも重圧

オケから自分への効果は「集客」だからね。指揮者だけで100人から200人の集客できるとそれなりに重宝

はされる(動員数よりもチケット販売数のほう)

ピアノ

これはど単発。録音で人が足らないときピアニストに頼むにもギャラが出せないくらいの時に借りださ

れる。大体半日~1日の拘束で8000円~10000円くらい。人脈つくりと割り切るとやっていける

以上です。

アマチュアの公演を年に3団体くらいと音楽教室プロの客演の仕事が年に1回から2回と録音があれば十分に

暮らしていける・・・・くらいです。

音大でて無職かいってる人がいるので逆に気になったのでここに書いてみた。年間1000人くらい音大卒が

量産されるのでプロの一線で活躍するのは無理だと思うけど。自分のように才能なくても誠実に努力すれば

これくらいはいけるという記録を残したかった。

2012-09-02

アラフォー独身の同僚

40代で今まで結婚したことがない同僚がいます。男の人で若はげです。毛深いです。職場でお弁当を頼むとき、必ず一人でも一番安いお弁当屋さんに頼みます。それだと事務員さんに手間取らせるってことが分かっているのに頼みますあいさつがすごく声が小さいです。あるミュージシャンが大好きで時間があると職場の昼休みでもない時間帯にYoutubeでその動画を見ています若い男の同僚にはタメ口を聞きますし、自分が教えてやるってスタンスでとても偉そうで声も大きいです。しかしそれ以外の声は「は?」って聞き返されるくらい小さいです。態度の大きい年下にはあまり話かけません。

若い女の子に目がありません。毎年3月発情期、って噂されるくらい、あらゆる若い女の子に声を掛けまくります。見境なしです。その情報は常に我々に共有されています。普段から若い女の子に対しては密室に近いような空間セクハラ発言をします。たとえば給湯室、たとえば誰もいない廊下、たとえば夜遅くなってからの他にだれもいないコピー室。それらの情報は常に共有されていて、危ないという共通認識が張られています上司相談しても「季節性のものから」と相手にしてくれませんし、所詮デートにもさそってこれないレベルなので全員受け流しています。4月、5月になるとだんだんおとなしくなりますが、飲み会では自分の言うことを聞くだろう同僚に絡みまくります。そして記憶を無くします。そしてセクハラ発言をしまくります

ものを食べるときにくちゃくちゃ音を立てます。汗臭いです。話題があまりなく、ゴシップが大好きです。

そんな教師がいます

愚痴です。とても嫌なだけです。

でも同性の同僚(妻子持ち)は表面上ただただかばます。内心馬鹿しまくってるくせに。

2012-08-28

Idea」を聴いただけでわかった菊地創のある強烈なコンプレックス

その言動が幼稚すぎて今話題になっている作曲家、菊地創が自画自賛している曲eufoniusIdea」を聴いた。

曲を聴いてすぐわかった。

 

この人は楽器が弾けない人なんだ、と。

 

そらく「さわれる」レベルキーボードくらいなものだろう。

(電子鍵盤は指を押し当てるだけで音が鳴るから作曲初心者にはもっとも容易い)

だが決して「弾ける」というレベルに扱える楽器は菊地創にあるまい。

彼はライブでも両手で弾くようなパフォーマンスはできないのではないか

 

ある程度、音楽をきちんとやっている者なら簡単にわかることなのだが、

全く楽器を弾けない人の作る曲には特徴があって、すぐに判別がつく。

音楽的な美しさがない。あるいは欠けている。

 

この場合の「音楽的な美しさ」とは何かというと、それは「響き」である

例えば“ただ音が鳴っているだけの状態”を「音楽」と定義出来るかどうか?

生まれて初めて玩具ピアノを与えられた幼児が、がむしゃらに鍵盤を叩いて音を鳴らすそれは音楽か?

 

答えは時と場合によりイエスでもある。

しかしそれを音楽作品として、美しい音楽として扱われるべきものとは到底言えない。

 

eufoniusIdeaはいかにもPC上でデータをいじって作った曲だなと感じた。

まるで自動生成されたような旋律がただ鳴っているだけだ。

機材があれば誰でも出来るレベルの作りこみ程度だし、オリジナリテイも感じられない。

1つ褒めるとすれば音色自己主張していたくらいだろうか?

他の曲も聴いてみたがどれも同様に「ただ音が鳴っているだけ」のものだった。

 

念のため裏付けとして菊地創について調べた。

使用機材を見るとやはりデジタルメインで作っていて、楽器と呼べるもの電子鍵盤しかない。ピアノではない。

鍵盤は指を押し当てるだけで音が鳴るし、これだけの機材があって弄る方法さえ知っていれば

適当に音を鳴らして誰でも曲を作ることが出来るだろう。

 

Wikipediaによると彼は転調の多用や独特のコード進行が特徴であるそうだが、

それも作曲初心者が一番初めに思いつくようなオリジナリティの出し方で、余りにチープな試行である

もし自分の中に美しい音楽の響きが備わっていて、それを自分のものとして提示できるならば、小手先で自己主張はしまい。

 

私は決して、楽器が弾けない音楽家それ自体を批判するわけではない。

楽器が弾けずともデジタル環境で素晴らしい曲を作る音楽家は何人もいる。

そうした人たちが様々な試行錯誤の果てに、楽器演奏では得られなかった新しい美しさを提示することも往々にしてある。

 

だが、ただ機材をいじって音を鳴らしたら出来た「音が鳴っているモノ」には試行錯誤過程も、何も感じないのだ。

聴くだけで「これは子供ピアノを叩いてるだけと同じだ」ということがわかるからである

楽器メーカーが機材のサンプルとして収録してユーザー提供するような試聴曲にも作りが劣る。 

菊地創はおそらく、いい音色で音を鳴らすだけのその程度が作曲だと思っているだろう。

  

では以下に挙げられた彼の発言から、彼の音楽観について考え、少し検証する。

(http://togetter.com/li/362865)

  • 「オレと耳勝負します??」

 彼は自分の耳の良さが自慢らしい。おそらくは自分が誇る機材への自信だろうか。「耳」であって自分の「腕」の自慢ではない。

  • 「みんな音鳴らし過ぎですねぇw 音厚くしなきゃ不安なのはさ、メロに自信が無いから♪ だよっ!」

 これは上述の「音楽の美しさ」である「響き」を彼が理解できていない証拠ともとれる。

 一度聴けば耳から離れない程のメロディセンスも彼には無いようだが。唯一耳に残るメロディ菅野よう子の曲との著しい類似が見られた。

 (また余談ではあるが、常に他人を罵倒していないと不安なのは自分に自信が無いから♪だろう。)

  • 「一度でいいか音大行ってみたかったなーぁ♪ 音楽的に広がったような、逆に狭まってたような、どっちかなーぁ」

 彼のプロフィールを読むと初めに記してあるのが専門学校コンピュータミュージック科との事であった。

 幼少の頃から楽器ではなく、入り口から楽器素養があったわけではなさそうである。なるほどコンプレックスを裏付ける。

 メロディ試行錯誤するプロミュージシャンへの発言がこれ。

 美しい響きを求めて、メロディを作り変える音楽家(作曲家)がなぜ苦しむのかが彼には理解できないだろう。

 彼は「音が鳴る機械を叩いて鳴らすこと」が音楽だと信じているかである

 誰でも機械を使えば自動生成的に音が鳴る状態を簡単に作れるし、追求のために苦しむこともない。

 

まとめると、菊地創の音楽は、彼の中にある豊かな音楽から紡がれたものとは言いがたく、それを感じることが出来ない。

ただ指先で鳴らしたら鳴った音を組み合わせ、マウスで弄ったら何となく出来たような産物である

もちろん彼自身が心地よく感じる音色に鳴る程度には調整されていることだろう。

そこにはせいぜい音色の美しさがあっても、音楽の美しさはない。

故に音楽としての価値が見られない。

 

また彼が常に他者を罵倒していないと気が住まない理由がコンプレックスによるのは改めて言うまでもない。

とにかく色んな人間罵倒して自分が上なんだ、自分あいつらとは違う、と思い込まねば自信を保てない。

そうした奇行の原因は彼のアイデンティティーに関わる根深いコンプレックスにある。

 

彼は、良い機材を集めて、良い音色を鳴らして何となくそれっぽく作曲することは出来るが

自分の中にきちんと音楽の美しさを蓄えて、それを自分の形にして人に提示することが出来ていない。

ちょうど他人をおちょくるような感じで、ぞんざいに音の連なりの生成はできるが「きちんとした音楽」を作れないのだ。

 

彼はまともに楽器を奏でることが出来ない故に、きちんと音楽に向きあうことから逃げたままだ。

彼自身もそれは強烈に自覚している。

ゆえに音楽学校へ行きたかったなどと反実仮想をする。

 

また菊地創はサイトトップに(CDジャケットではあるが)ピアノ画像を載せている。

ピアノはおそらく彼のコンプレックスの表れで「ちゃんとした音楽」の象徴だ。

もし自分に自信があるならば、普段使っているデジタル楽器写真を載せればいいと思うのだが。

そうした写真サイトの中に全く見られない。まるで隠したがっているように。

 

ピアノ写真トップに載せているのはもちろん無意識だとは思う。

だが彼は自分を「ちゃんとした音楽家」として人に見せたいが故にあのピアノトップに飾っていることだろう。

なぜなら自分が「ちゃんとした音楽家」などとは到底違うことを彼自身が一番理解しているからだ。

 

菊地創よ。

君は「eufoniusこき下ろしてみて下さい! 音楽的な視点(笑)」などと言って自らを鼓舞したが

はっきり言って、菊地創の作曲、そして菊地創の自信作は音楽として評論するに足りないレベルのものだ。

 

もし音楽家として、また人間としてきちんとやり直すつもりがあるならば

からでも遅くないから、バイエルからでも始めてほしい。

 

天才の君は「その必要が俺には無い」などとまた妄言を吐くだろう。それも想像に難くない

だが音楽家として、人間としてやり直すチャンスはもうそこにしかない。

君のその強烈なコンプレックスはこれから先、誰を罵倒しても決して埋まらないのだから

 

人も、世の中も、音楽もなめたまま生きるのはもうやめなさい。

 

追記

http://anond.hatelabo.jp/20120829082037

以下に私の音楽観を追記しました。

2012-08-08

http://www.jame.or.jp/musicmoralism/comic/index.html

西暦2035年音楽を取り巻く環境は大きく変化していた。違法アップロード違法ダウンロードの進展により、音楽業界収益バランスは大きく変化し、音楽市場規模2000年代初頭に比べて10倍にも増加していた。音楽を中間業者を通して販売するという概念は廃れ、クリエイティブコモンズライセンスにより誰もが自分言葉で、直接自分音楽を口ずさめる素晴らしい世の中になっていた。

また、新人ミュージシャンとなるために必要な才能というハードルは無くなり、誰もが自分メッセージ音楽で伝える機会を持つようになった。「何故音楽はこんなに自由になったのだろうか?」若者たちは真剣に考えた。いつの時代若者たちは音楽を愛している。そして、「音楽の自由を守るために、自分たちには何ができるだろうか?」このような自覚が、日本ほとんどの若者の間に芽生え始めていた。

そのような時代の流れの裏には、「Music Creative Commons keepers」の活躍があった。ネット環境の整備により容易に音楽違法アップロード違法ダウンロードが繰り返された2010年代を重点的にパトロールし、クリエイティブ・コモンズライセンス化を促した事で、音楽の自由を日本音楽事業者協会から守っていたのだった。

変わったのは道徳の基準じゃなくて情報拡散力だろ

毒舌キャラゆえの」とか「不用意な発言」とかそういう問題かあれ。

障害者オナニーさせてウンコ食わせてバックドロップしてたのは事実でしょ?


もし「作り話です」「ジョークでした」っていうクズ十八番の逃げを打っても

剥き出しにした差別意識は嘘でもなんでもない。


「当時の世相では許されてたからうっかり喋っちゃっただけで…」っていうけど

なんか物凄い革命が起きて価値観法律がひっくり返ったと言うわけでもなし

「十五年前の発言に責任を問うな」っていうのはンなアホなとしか言いようが無い。


インタビュー当時だって小山田の発言は全てが純然たるクソだろ。

それ以前に殆どは明白な犯罪じゃん。

 

当時と今の世間で変わったのは道徳の基準じゃなくて情報拡散力・情報記録力。

当時はミュージシャン雑誌インタビューなんてマニアック信者しか読まなくて

信者からどんなクズ発言でも「小山田カッコイイ!」とか言って誰も批判しなかった。

世間に許されてたんじゃなくて、信者に許されてただけ。

信者以外は小山田の発言なんか知りようがなかっただけ。


当時だってだって

信者以外の人間に見せれば「とんでもないクズ」「犯罪者

という感想になるしかないのが小山田人間性と発言だよ。

時代のせいにすんな。

http://anond.hatelabo.jp/20120808084210

2012-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20120728234924

29歳でフリーバンドマンがさ、

「好きな仕事が来ない。プライド的にももうキツイ

ショーパブディナーショー、もう嫌だ。

メイド服のガキのお遊戯会以下の下手くそな歌に合わせてギターを弾いたって、夢に近づけるとは到底思えない。

音楽で食ってけるだけまだマシだけどさ・・・そろそろ潮時だろうか。」

なんて相談されたらさ、俺なら「辞めろよ」って言えちゃうと思う。

食えないとわかってる仕事に就いてる人が、「辞めたい」と言い出したら、俺は「辞めろよ」と言っちゃう

よくわからないくせに言うなんてというけれど、よくわからいからこそ、「食ってける」か「食ってけないか」だけで「辞めろよ」と言っちゃう

よくわからない奴は黙ってろというなら、最初から相談こと自体がどうなのかと。

「非正規でつらい」に対して、なんのアドバイスもできない。

非正規で食ってくことが辛いのは百も承知であるが、かといって正社員になる方法を教えてあげられないし。

でも、「ミュージシャンで辛い」と言われても、ノーコメントか「辞めろよ」の二択。

「嫌なら辞めろよ」とレスがついて、それになにか驚くところがあるわけ?

「そんなことないよ」って言ってもらいたかったら、そういう気休めを言ってもらえるサービスがある。

名前キャバクラという。

弱音を吐いて「俺ってダメだ」と言えば「そんなことないよ」と根拠なく勇気づけてくれ、自慢話をすれば「すごーい」と目を輝かせてくれる。

承認欲求を満たし、擬似恋愛を楽しめ、そんな夢の時間がたった1時間あたり1万円!

2012-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20120728232621

全くわからん

上に書いている増田がいるが、

ロックギタリストになるぜ!って女性が、寝たら演歌歌手でならCD出させてやる、って言われて悩むのは、贅沢?

F1ドライバー目指してた人がタクシー運転手になって悩むのは、贅沢?

人々の支えになりたいって夢見た宗教家が、テロ活動をさせられて悩むのは、贅沢?

夫を支えたいって思う妻が、しょっちゅう豪遊して帰ってくる旦那に悩むのも贅沢?

これだろ。

ミュージシャン自分のしたい音楽できてるなら全くあてはまらねーよ。

ロックギタリストになるぜ!って女性が、寝たら演歌歌手でならCD出させてやるっていわてる状況を、ミュージシャン音楽やれるんだからいいじゃん、で片付けれるか?

2012-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20120728232621

ぜんぜんわからん

ミュージシャンとかよく知らないし、そういうよく知らない世界で苦労している人のことを気安く「嫌なら辞めれば」って言えちゃうのってすげえ鈍感だと思うけど。

まあ産婦人科医者とかだったら「嫌なら辞めれば?婦人科で生きていけるでしょう」って言う気にもなるけど。

http://anond.hatelabo.jp/20120728222606

ポスドクミュージシャンに読みかえると、辞めたきゃ辞めれば?って言いたくなる気持ちがわかると思う。

2012-07-12

目立つだけで叩かれる

http://anond.hatelabo.jp/20120711184905

ホント日本に住んでる? 日本社会ってのは「目立つ行為をした」というだけで、いたずら電話がじゃんじゃんかかってきたり、家にゴミ投げ入れられたり、郵便物が泥水にまみれたりする国なんだよ。

何にも悪いことなどしてない。むしろ、社会常識的には「良いこと」をしていても、そういう目に遭う。有名なミュージシャンが、ずっとストーカー行為に悩まされていたのを知ってる?

一歩家を出たら、周りは敵だらけだと思って、少数の味方と小さなコミュニティーで仲良くやっていくのが、大半の日本人生き方

そして、和を乱す奴が出てきたら、石をぶつけて叩き殺そうとするのが、日本ムラ社会

2012-07-05

ロック反原発

反原発運動が今までにない盛り上がりを見せている。

だってもちろん関心をもっているし自分なりの意見がある。

でも反原発運動の中には行き過ぎた意見も多く、そんなのに触れるたび辟易する。

からそういう連中と同じにされたくないという思いがあって積極的に参加できない、したくない。

でもなぁ

そういう連中を支持してる特区ミュージシャンも多いんだよな。

しかもそれ好きなミュージシャンなんだよ。

遺影とか賞賛したり大飯のデモ時代が変わる!とか言ったり。

俺ああいうのが嫌でしょうがないってのに。

音楽と思想は別物と思いたいけど割り切れないし、むしろロックは密接だし。

今年も夏フェスに幾つか行くんだけど、フェス自体がそういうのをよしとするような雰囲気になってないかちょっと心配だったり。

なんだかなぁ

いままでロックに助けられたこともたくさんあったんだけど。

紫陽花革命?あの言葉出てきて一気にきな臭くなったね。

2012-07-01

人数

デモや集会の人数で色々と齟齬が出るのはいものことであるけども…。


あいデモの人数って一体どうやって数えているのだろう。

例えばミュージシャンライブであるとかマラソンの参加人数を数えるのは簡単だ。

参加者は”一斉”に”一定の定められた区画内”に集まるのだからそれを数えればいい。

というより数えるまでもなく、チケットエントリーの数を集計すればいいだけの話だ。

しかし、ああいデモではそうはいかない。

動きは流動的で何処から何処までが参加者なのかもはっきりしないだろうし、

いつ来ていつ帰っていくのかもやはりはっきりしないだろう。

そういうわけで、ああいデモの人数集計なんて端から無理であるように思える。

というわけで、警察発表の”1万7千人”は一体どうやって数えたんだろうか。

まさか、何処かに人員を配置して野鳥の会的な数え方をしたんだろうか。

それとも航空写真とかで人口密度*面積的な見積なんだろうか。

1万7千、と千の位まで指定しているのだから、それなりにちゃんとした

数え方をした結果のように思えるが…。(とはいえ1000人単位も十分に大雑把ではあるが)

主催者側の発表の方はまあ本人の印象と願望を垂れ流すものだろうから(ry

2012-06-23

音楽に身銭を切るということ

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851

この増田を読んで、音楽大好き人間のおれからすると、「あぁ、こういう人が音楽業界ダメにしたんだな」とは別に思わなかった。

音楽業界ダメになったのは、そもそもこんな「責任者探し」なんかをしてしま音楽市場に関わる全員だということにまず気づくべきだ。

ことは、佐久間正英さんのブログに端を発する。

音楽家音楽を諦める時」

http://masahidesakuma.net/2012/06/post-5.html

これにケチをつけたのにケチがついてそれにケチが…というのが流れ。

この一連の流れでまず問題なのは、「いい音楽」の定義があやふやなまま書かれていること。

どうしようもないことだが、万人に共有される「いい音楽」の定義など存在しない。

から必ずどこかの側面を切り取って、暫定的にでも定義しないといけない。

ここでは、どうも「良い"音質"」や「満足の行く機材や環境」で作られた音楽のことを指しているように思われる(もちろん定義されてないからよく分からない)。

次にカメライターを自称する「かさこ」さんのブログ記事に移る。

「金がないから「いい音楽」作れない?~ビジネス感覚なき職業音楽家末期症状

http://kasakoblog.exblog.jp/18220333/

こちらでは、低予算でつくられた「高品質音楽」がうんぬん。

まり予算とは関係なく、いい音楽は良いんだ、と言いたいらしい。

なるほど確かに、お金をかければ良いというものではない。

1000万のストリングスだろうが、200万のストリングスだろうが、そこに聴手が差を感じなかったら、意味のない800万かもしれない。

では、高品質音楽とは何なんだろうか。誰がそんなことを決めるんだろう? その定義がない。

次にバトンが移るのが、増田匿名ダイアリー)。

「金がないから「いい音楽」作れない?~ビジネス至上主義の末期症状

http://anond.hatelabo.jp/20120622221514

なんか論文テイストタイトルで、かさこさんのブログ商業主義の極みみたいなもの見出し、ボロクソに書いている。

まり商業主義」だからダメなんだ、ミュージシャンが良いと思ったものだけを作らない。

また作っても全然評価されないようにした商業主義が悪い、といって、マスコミ叩きもついでにやってしまう辺りが可愛い

増田に求めるのは酷かも知れないが、さすがに音楽歴史をあまりに知らなさすぎて苦笑する。

ビートルズ商業性のない芸術だとか言ってる時点でもうあまり喋らない方がいい。

ここでの「いい音楽」の定義は、歌い継がれる事だそうだが、歌い継がれるということは大衆商業的に成功たからなのでは…と、これ以上は突っ込みどころ満載なので次に行こう。

音楽業界ダメにしたのは「レコード会社」じゃなく「アーティスト」だろ」

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851

まず音楽大衆娯楽なんだ、日本にとっては!と強く断言している。

が、この国のみならず、音楽は全世界宗教や娯楽、芸術と深く結びついていて不可分の存在だろう。そもそもなぜそれらが同時に成立してはいけないのかが分からない。

ある人からすれば芸術に聞こえるし、ある人からすれば宗教的な境地に達するものもある。もちろん娯楽にもなる。音楽とはそういうものではないのだろうか。

また、大衆迎合せず、自分たちの好きな音楽のみを作り続けるミュージシャンを「アーティスト」とカッコで括り、どういうわけか彼らが音楽業界ダメにしたことになっている。が、論拠がない。

実際、これだけ著作権ダウンロード法律が話題になっているのに、もっとも関係する「アーティスト」は何も声をあげない。

自分意見すらいわないのに、「アーティスト」って本当に「アーティスト」って言えるのかね?? 

これが一番意味不明だった。なんで「アーティスト」は法律の問題に触れないといけないのか。そしてそもそも声を上げたかどうかちゃんと検証していない。ただ自分の聞こえる範囲内でいなかっただけなのに、一般化している。むちゃくちゃな主張だ。

この記事では、つまり大衆に向けてしっかり受ける音楽を作ることが「いい音楽」で、自分たちの好みや主義を通すことが音楽業界破壊したということになる。また極端な話だ。

このように結局、「いい音楽」というもの定義されないまま話が進むから、何の実りもないケチの付け合いになっているのが残念だ、と、流れを概観して思う。

最初にも書いたが、もう犯人探しなんかしている段階じゃない。敢えて言うなら全員が犯人なんだと思う。ぼくも君も含めて。

少なくとも、ごねたところで、現状はどうにもならない。

確かに、音楽の状況は変わった。

音楽コンテンツに支払う金額は少なくなった。当然のように市場は縮小する。

予算が下がる。確かに音質は落ちる。ストリングス楽団を必要するような高予算音楽は簡単に作れなくなった。

ただ、予算音楽の質と比例しない。ぼくはミックスと音質がクソみたいな初期BUMPOFCHICKENが好きだ。ハイファイで澄んだ音質の新曲は聴きすらしなくなった。

からといって悪い訳ではない。ぼくにとっていい音楽でなくなったBUMPの新曲は誰かにとってのいい曲になっただろうから

こんな風に変わっていく現状の中、レコード会社の人たちはレコード会社で、ミュージシャンたちはミュージシャンで各々の問題を考えて欲しい。

ぼくは門外漢なので何も言えない。ぼくはリスナーからリスナー目線ものを言う。

ぼくは、単純に音楽もっとたくさん聴いて、たくさんお金を落とせばいいと思う。

CDが売れないのが問題じゃなくて、音楽市場お金が流れない現状があるなら、それは結局のところリスナーが財布のヒモを縛っているからだ。

お金を落とす価値のあるミュージシャンがいない、本当に良いなら喜んで金を出す。よくきく言い訳だ。

違う。逆だ。お金を払って、身銭を切って買った音楽から真剣音楽を聴く。せっかく払ったお金をムダにしたくないから。

いま、音楽は猛然と無料化の方向に向かっているが、それでは絶対に音楽業界は良くならない。なぜならリスナーが育たない。


音楽はタダで聴けてはいけない、とは言わないが、やはりそれは限定的であるべきだ。

ここはちょっとレコード会社ミュージシャンに向ける。

イタチごっことは分かっているが、もし本当に無料違法ダウンロードされることが音楽市場お金が流れない原因だとするなら、

人件費を割いてでも、YouTubeニコ動などのストリーミングサイトを巡回する人員をもっと設けるべきだと思う。

先程にも書いたが、音質と楽曲の良し悪しの判断は必ずしも道を同じくしない。

音質が多少悪くても楽曲が気に入ってしまえば、タダを取るリスナーが多い。

そして、音楽が安くなることに関してだけは、大賛成。今、iTunesなどでは一曲が200円かそこらで買える。

作り手には申し訳ないがリスナーからすると、やはりこれくらいが限度だと思う。CDちょっと高すぎる。

逆に、ダウンロード販売などで安く手に入る音楽在庫もっと拡充しないといけない。

iTunesなどで販売されていない曲がユーチューブでタダで手に入るとか、さすがにそれはユーチューブ使うよ。

まりリスナーは身銭を切って音楽をきくべき、と同様に、身銭を切りたくなるような仕組みをレコード会社ミュージシャンは考えていかなくてはならないだろう。

少なくとも、パッと思いつく上記のようなことはできないといけない。

それをするお金がない、というのなら、音楽業界は衰退の一途を辿ることを甘受するということに他ならないだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851

書いてたら色んなトラックバックへの反応でごちゃごちゃなったけど

結局のところ、音楽業界の衰退は需要供給の問題なんだろうよ。

ビックなスターになって金持ちになってやるぜ的なミュージシャンも居たし、金なんてどうでもいいんだ俺の歌を聴け的なミュージシャンも居た。

ミュージシャンがどういう意図で曲を作ろうと需要があれば売れる、なければ売れない。

そもそも何を芸術と感じるかは人それぞれの感性の問題だし、それを基準に考えるのもナンセンスな感じだな。

今の音楽業界が衰退したのはメディアの普及でCDを買う需要が減ったからじゃないかと俺は勝手に思ってるし、何より消費者トレンドとしての音楽に飽きたんだろう。

現に大衆音楽芸術()音楽流通され続けているのだから音楽業界の衰退を語るに芸術()を混ぜて考えるのはなんかおかしい。

経済として語ったほうがいいんじゃない

日本音楽というのは、アーティストが、とか、業界が、とか

http://masahidesakuma.net/2012/06/post-5.html

http://masahidesakuma.net/2012/06/post-6.html

http://kasakoblog.exblog.jp/18220333/

http://anond.hatelabo.jp/20120622221514

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120623/1340426744

芸術音楽も、なんとなく理解してるつもりになっている」というのが今の日本人感覚なんじゃないかと思う。

欧米場合芸術音楽には明確に宗教的なニュアンスが含まれていると思う。そういう宗教起源という文脈の元に現代芸術なり現代音楽があって、その文脈を大衆が理解している、という差が日本との大きな違い。

西洋が何百年もかけて積み上げてきた文脈をうわべだけすくって、ビジネスにしようとしてもそれは波があるから売れない時もあるだろう。

音楽業界音楽好きな人は、1から文化のものを作っていくつもりでアプローチしていかないとダメだと思う。だから、機材やら音作りに投資するというのも違うと思う、そういう職人的なこだわりが受け入れられる土壌がそもそも無かったという事にもっと早く気付くべき。

そもそもアマチュア楽器演奏者が少なすぎる、またアマチュアの地位も低すぎる。楽器メーカの数なら世界屈指の国のはずなのに……。

それとやっぱり、ミュージシャン音楽家を志した動機「初期衝動」として「モテたかたから」というのはダメだと思う。だってジョンレノンが同じ事言ったらきっとみんな幻滅する。でも日本人アーティストはみんな言う、プロになっても「今でもモテたい」から音楽やってますと言いかねないぐらい声高に言う。でも最近アーティストは言わなくなったのでそれだけで昔より信頼できる。

変わったなと思うのは、確実に昔にくらべて「モテたい」と表明する事がダサくなっている、若い人にほどその傾向がある。彼らは生まれながらに潤沢な音楽情報の中育って、かつ流行に惑わされず音楽を聴けるので、彼らの時代が来たらきっと日本音楽はまた次のステップに進むのだと思う。

金がないから「いい音楽」作れない?~ビジネス至上主義の末期症状

業界ダメにしたのは「レコード会社」じゃなく「アーティスト」だろ

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851

反論キター!と、思ってテンション上がったけど、反論がバカ過ぎて残念だ。とはいえ、とても重要なことを気付かせてくれた。それについても書く。まずは反論から

アイドルの曲が消耗品だって? ちゃんと現実をみてるか? AKB482010年8月に発売した「ヘビーローテーション」が、年を越した2011年に何枚売れたか知ってるか? 12万枚以上売り上げて年間ランキングの52位だぞ。当然、握手券なしでだ。


消耗品という意味を理解していない。ちゃんと読んで理解してほしい。おれが言ってんのは「10年後、20年後も売れるか?」ということだ。それについては、以下の増田が書いているから読んでくれ。

http://anond.hatelabo.jp/20120623033908

それに、そもそも、ビートルズアイドルだぞ? 『4人はアイドル』というアルバムがあるのを知ってるか?


あなたは「自称アイドル」ならば、世間でもアイドルとして通用すると思っているのか?

評価というのは本人がするもんじゃなくて、周りがするもんなんだよ。世間一般にはビートルズロックバンドで通っているだろ。現に2010年にClassic Rock Roll of Honour Awardsにノミネートされているだろうが。AKBを何度も引き合いに出して悪いが、彼女らがロックグループですって言っても通じない。それと同じだ。うん、前の記事でも書いたけど、別にAKBは嫌いじゃないよ。彼女らは彼女らで頑張りゃ良いと思う。

日本という国において、「音楽」が「芸術」であったことは一度もないんだよ。いつだって「娯楽」だったんだ。大衆娯楽なんだよ。

芸術」になりえないほど、日本人にとって音楽というのは身近なものなんだよ。カラオケが一番良い例だ。

日本人にとって「音楽」とは、聴いて、歌って、騒いで、楽しむものなんだよ。これほど、音楽を楽しむ民族はいないんだよ。


いや〜、本当バカだね。まず、芸術は娯楽の延長なんだよ。逆に言うと、娯楽から派生していない芸術なんてないんだよ。音楽だって娯楽。絵だって娯楽。小説も娯楽。じゃあ、娯楽が芸術化する要因は何かというと、それは技術だ。アート(芸術)の語源はtechné(テクネー)やarsアルス)といい、それは「技術」として訳される。それが技術的に素晴らしいものだったり活動を広義の意味アート(芸術)と呼ぶようになった。

で、日本という国において、「音楽」が「芸術」であったことは一度もないというならば、日本音楽を評価したことは一度もないのか?

あるだろ。近代で言えばレコード大賞過去はよく知らん。しか日本の伝統音楽が残っていることを考えると、「技術的に優れている」と評価されたか伝承されてんだろ。

安室奈美恵がいい例。彼女が売れていた時期の曲は、まさしくカラオケソングだった。歌いやすく誰でも聴ける大衆娯楽だった。


安室奈美恵が売れたのは、曲そのものが良かったということと、安室奈美恵の歌唱力とダンスだろ。安室奈美恵の曲を手がけた小室哲哉は、本当にすごいアーティストだよ。書くの面倒だからWikipediaの記事をコピペする。

業界人の評価

小室さんの影響で邦楽の低音域を拡張されたことによって日本向けだからと遠慮する必要がなくなった」(GOH HOTODA)[62]。

小室君は日本人の耳・メロディライン・転調・アレンジリズム感・ビート感を教育しちゃった」(坂本龍一)[† 18]。

「昔は入って行けなかった領域にも、コンピューターを使ってどんどん入って作っていく。本当に奥行きが深い」(森進一)[66]。

コード解釈がすごく独特なのに、明るい響きであり、踊りながら歌うのにピッタリ」(マーティ・フリードマン)[67]。

小室さんは、リズム感覚でいって、最後メロディの良さを置いている。それがすごくオシャレだなと思う」(YOSHIKI)[68]

東洋人が好むコード進行が全くなく、アジア人には聞き慣れないものを大胆に取り入れて、それをヒットさせていた。それが不思議だった」「ヒップホップをやりながらもきちんとピアノで曲を書いている」「電子音楽とバラードの両方を行き来できている」「抒情的なバラード感性ダンス音楽感性の両方を兼ね備えている」(J.Y.Park)[8]

テレビ等で流しづらい音楽をたくさん世に出したことで後々のミュージシャンがやりやすい様にしてくれた」「コンピューター人間味の部分を消そうとしても、小室さんが鍵盤を弾いているパートは絶対に加工できない・真似できないな、と思う」(中田ヤスタカ)[69]


小室哲の曲は単に「娯楽」の領域を越えた「アート」だ。「分かる人には分かり、分からない人も楽しめる」という素晴らしいアートだと思う。それに加え、安室奈美恵の歌唱力とダンスがミックスされ、大ヒットした。いま安室奈美恵ほどの歌って踊れるアーティストって、どれほどいるんだろうね。

その後、R&Bテイストを取り入れて「芸術アーティスト)」化していく。音楽玄人の評価は高まるが、一方で売上は減少した。

後期の安室奈美恵の曲はカラオケソングとしては難しいからだ。


CDが売れない昨今、安室奈美恵の「Checkmate!」というアルバム33.6万枚売れた。まぁ、確かに昔ほどは売れていないが、それでも上位の売上げだ。しか安室奈美恵デビューして20年経つが、上位の売上げを維持している。これはなぜか?

それは安室奈美恵というアーティスト消耗品じゃないからだ。「アーティスト」としての技術を着実に身につけていったから、未だに根強い人気あるのだ。

で、最後にすごく重要なことに気付いた。

先日、アジカン後藤が、テレビ秋元康と対談し、テレビに出ない理由を「音楽番組がバラエテイ化しているから」と答えていた。

なるほど。いかにもアーティストらしい答えだ。


これ、売れなくて悲鳴を上げているのは、アーティストじゃなくてレコード会社やその周りなんじゃね?ということ。アジカンテレビに出れば売れるということは分かっているだろう。でも、出ないということは「別に売れるために音楽をやっているわけじゃない」という理由ではないだろうか。それに宇多田ヒカルPVを全部公開したり、アルバム勝手に出されてTwitterでキレているのをみると、「あっ、こいつもう売れなくて良いんだな」と。他に例を挙げるとすれば、GLAY控訴を起こしてまでレコード会社を離れた。このことを考えると「アーティスト」は「好きな音楽を作りたい」という当たり前の原点回帰をしているだけじゃね?

そう考えると「音楽業界の衰退」は長期にわたって売れる「アーティスト」を無視したビジネス至上主義による自滅ということになり、「アーティスト」が好きなおれにとってはなんとも「ざまぁwww」な話だったりする。

ただ、一昔前に比べて「アーティスト」を探すのが面倒になったけどね。だけど、それも今の時代Groovesharkとか使えば、良い「アーティスト」は簡単に見つかるようになったから、さほどアーティストの発掘に困ってはいない。

だけど、やっぱり実際にそういうアーティストがどう思ってるのかは気になるところだな〜。「昔も今も売れていないアーティスト」じゃなくて、「昔は売れていたけど、今は昔ほど売れなくなった」というアーティスト意見が聞きたい。GLAY増田に書けば良いと思うw

はい、誤字脱字は確認しません。以上!

http://anond.hatelabo.jp/20120622221514

http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-1935.html

秋元つんくはね、やっぱりミュージシャンなんですよ。楽曲的なクオリティは、今までのアイドルの中ではモー娘。最高峰だと思います音楽的なレベルで言うと」

田中「あぁ、そうなんですか」

秋元AKBは、音楽的なクオリティっていうよりも、みんなが楽しめる音楽はどのへんかってことでいくじゃないですか」

田中「うん、うん」

秋元カラオケで歌ってもらうには、とか。盛り上がるのはどうだろうかって。でも、つんくアーティストとして、『今、この音楽をやりたい』っていうのが先に立つんですよ」

田中「あぁ、そういうことかディスコ音楽をやりたい、とかね」

秋元「そうそう。だからクオリティ高いし。いつも最先端にいるし」

消耗品」と「芸術品」で分けるなら、前者がAKB後者モー娘。ということか。

2012-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20120619031518

知人のミュージシャンは腕に入れていますが物腰柔らかい温厚な人ですよ。

いくら温厚な人物でも他人に不愉快にする可能性の高い彫り物を入れてる時点で

一歩引いてしまうけどね。

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