はてなキーワード: 無責任とは
夫がそんなに子供欲しがる人じゃなくて良かったね。色んな考えを持って、予測して、それで子供を持つことに後ろ向きなのは仕方がない。無責任に産んでネグレクトする親より全然良いと思うよ。
正直、もうこの増田書いてだいぶ経つし、大量のブコメやトラバきてるし、そもそも、今の増田には、全部読む時間つくるのは大変だと思う。
私も子育て中の身だからわかるーつらいよねーとかって無責任な慰めは、もう今の増田には、いらないよな。
だから、私がこの増田を読んで思ったことを私がスッキリするためだけに、とりあえず書き置きしておくよ。
他の優秀な発達障害者の話って、どうしても耳にするよな。この増田についた言及だけでも、学者になったとか、IT関係につとめれるとか、色々書かれてる。
平均からこぼれ落ちたら、特別な能力一点突破に夢を見て、希望持ちたくなるものだから、もしも、増田が我が子に特別な能力開発(例えば音楽とか絵とか)で一点突破教育を望んでいるのなら、それはそれで参考になるところもあるかもしれん。けど、元増田の文章読んだら、今の増田の子育ての余裕度では、正直、仮に我が子にギフテッド寄りな才能が潜んでいたとしても、引き出してやれん。下手すれば、お互いにつぶれてしまう。てか、現に限界こえてるわけで。
療育受けさせてるのは、すごく立派だと思う。世の中には、我が子の障害をかたくなに認めれん人間もおるから。
増田が我が子に望んでる普通って、要するに、流行りの生き方の型のひとつや。
それができないってことで絶望するのは、増田が母親としての役割とか、娘としての役割とか、妻としての役割といった、役割に縛られてるからやと思う。そんで、自分で自分の期待値上げまくってるんや。だから失望する。
でな、ひとつ訂正させてくれ。
あなたの息子さんは、誰の役にも立たない息子さんではないで。むしろ、生きてるだけで、めちゃくちゃ周りの人らの役に立ってる人間やねん。
税金つかう理由引っ張ってきて、財務省が刷りまくった銀行券をつかう理由つくってる。税金つかって申し訳無いなんて思うな。むしろ、税金は、使ってナンボや。
生きてるだけで、飯食って、服着てるわけやん。それだけでも農家やスーパーは食料品売れて金もらえて飯の種なってるし、子供服メーカーや子供服売り場の人間は仕事できてご飯食べれる。それだけやないで。療育に通ってるということは、療育関係の先生やってる、発達障害専門家の医者やったり、作業療法士だったり、言語療法士だったり、いろんな人間の仕事つくってて、飯食わせてるねん。
仕事なかったら、みんなヒマや、仕事がないから金もない、今日明日の食い扶持どないしよーっていうて、困るんやで。
それを君の息子の困ったところを助けることで、お金もらってて、仕事もできて、張り合いのある毎日送りながら飯食えてるねん。
母親の役割投げる方法自体は、他のコメントにもあるよな。離婚して夫に親権渡すとか、児童相談所に相談するとか、児童養護施設に預ける手続きとって、施設に預けてしまうとか、親に預けてしまうとか、増田が働きに出るとか。色々言われてるけど、ここの人間は、読んだ内容踏まえた上で、言うしかできないで。基本的に、話聞いたから助けてぇので息子さん預かりたいんですーとか思っても行動できん。だから、無責任な言葉になるのは、どれも一緒や。
この増田かけるだけの環境はあるのだから、とりあえずアフィリエイトブログ書いたり、noteやって有料記事出してみてもええと思う。そしたら、ちょっとお金増えるし、書いてる間は、ちょっと落ち着くのかもしれんから。
なんでもええから、母親の役割を投げ出して、他人に預ける勇気を持ってほしい。
そんで、ゆっくり寝て休もう。
ひとりで抱え込まずに、開き直って、他人に預けまくるんや。
そしたら、息子さんも成長しやすくなるし、お母さんやってる増田も余裕ができる。
余裕がでて、はじめて、療育も効果出るし、なんか才能あった場合は伸びていけるわけだから。
何も才能なかったとしても、それで当たり前やねん。なんも才能もないわ、リスクも取れないわで、バイトでしのぎながら、家庭も持てずにウロウロしてるだけの人間だらけやねんから。もちろん障害持ってない人間がやで。
そんでな、今どきな、就職はまぁとにかく、結婚できるとか子供できるとかは普通じゃないねん。めちゃくちゃ優秀な人らやねん。
君ができたから普通やと思ってるかもしれんけど、周りの人も結婚したり子供できてる人間でかたまってるのかもしれんけど、今は少子化言うてるくらいで、結婚する相手もいないし、もちろん子供もいないし産む予定もない世界の方が数多くて普通やで。
サラリーマンはムリでも、会社の社長ならなんとかできる人も中にはいてて、増田の息子さんがそういう人かもしれんから。
頭の片隅には置いてほしくて書いたけど。
で、たとえ、息子さんが、障害年金で暮らす未来だったとしても、その障害年金使って周りの人を養ってる一面もあって、ちゃんとみんなの役に立ってる人間なんやでってことは覚えといてほしい。
キレイゴトに聞こえるかもしれんけどさ。
もうさ、生きてるだけですげぇじゃんレベルまで、期待値下げな。
そしたら、怒りもわいてこなくなってくる。
夫や親が頼らせてくれそうなら、頼ろう。
頼れない人間だらけのリアルだろうけど、そんときは、その不満バンバン書いたらええねん。増田で書いただけでも、こんなにたくさんの人間反応してるやん。匿名だから、なんもできないけどさ、もしもSNSとかで、マネタイズできそうなところだったら、なんかやりたい助けてぇ共感から、なんか送ってくれる人間だったり、実際に凸って息子さん預かります!みたいな人間も出てくるかもしれん。
それで、見ず知らずの人間の好意からの手を、今の増田は、じゃあお願いしますっつって、息子投げれるんか?
問題は、実はそこやねん。
迷惑かけられてもええでって人間が出てきても、増田が預けてもええかって気にならなかったら、救われるもんも救われねーの。
だから、今の増田にとって、必要なのは、母親を休んだり、母親を辞める勇気な。
預けて休みなよ。
最後まで読む時間つくってくれて、ありがとうございます。
右派叩きはわかる。政策批判もわからないではない。首相の人格が気に入らない、なるほど。そういう視点もあるかもしれない。
意味不明すぎる。何らかの理由で辞めたいとして、「このタイミングで」「持病を理由にして」辞めることに何の利点が??
一期目も同じ理由で辞めてて印象が悪い理由をあえて使うか???
無責任って批判も意味不明、健康不安があるのに権力にしがみついてるほうがよほど無責任では??
あるいみ、安倍政権的、素人の国民の言うことを聞けば、国が豊かになると考えて、
自分の意見を持ち、相手の意見を聞く政権がいいから、どんな政権がいいではなく、こんな政権がいいというタイプ
だまってたら、30年間いわないから、いうね。
腐女子やけど、高校生の時に初めて作った携帯サイトに掲示板を付けた
ただ単に当時はサイトと言ったら掲示板を付けるのがデフォルトっぽい空気を感じていたし、御多分に漏れずフォレストページでも簡単に掲示板を付けることができたからコンテンツの1つとした
ただそれだけだ
ただ紙に丸ペンとコピックで描いたの絵の写メを載せていただけだったが、なぜか掲示板には書き込みがあった
私はリア友でもない他人のサイトの掲示板に絵の感想を書き込もうなどと考えたことがなかった
このロジックでよく考えたらそもそも最初から掲示板を付ける必要がなかった
なにも考えていなかった
知らん他人と絡むのは怖いからリンクページなどは絶対作らないと思った時点で掲示板をコンテンツに入れるべきじゃなかった。アホだ
なぜか私のペンネームにそっくりな名前で書き込む人もいたし(私が〇〇、相手が〇〇ぽん)、たまたま似たペンネームなのかな?と思うようにしたかったけど書き込み頻度も高い
とても穏やかな文体で決して荒らしなどではないとはわかるのだがどうしても怖かった
こんなガキの絵を褒めてくれる優しい人はたまたま娘の携帯を見てサイトを見つけたリアル私の母かな?と本気で思っていたし今でも少しはそう思ってる
まあ、リアル私の母はそんなふうに携帯サイトの掲示板を使いこなしたりできないのだけど
そして褒めてくれるのが好意だろうと、逆に怖い。だって顔も知らん人だよ?私におべっか使う必要はない
それが怖い。この気持ちに共感してくれる人を遠くから見つけることができたらとても嬉しいくらい、インターネット世論から外れた感情かなと思っている
Twitterとかでも「感想を送らないと同人作家は筆を折る」みたいな私と正反対の極論の方が大きく聞こえるからね
あと知らん他人とインターネット上で、特に私の絵を媒介して絡むのは嫌だがリアルで知らん他人と話すのは好きだ
インターネット世論で嫌われがちな絡んでくるショップ店員と話すのが大好きだ
まあそれはアパレルの販売員ではない裏方だからというのもでかいけど、美容師とか、旅行中にその辺にいる人たちとかと話すのも好きだ
でもインターネット上で私の絵を媒介して絡むのは嫌だし、リア友でも相手が私の絵を変な持ち上げ方してくると徐々に気まずくなるのもうわかったから自作の同人誌渡す時はでかい声で「絶対感想とか言わないでね!」と言う
「感想いらないなら不特定多数に絵を見せるな」みたいな極論も聞いたことあるけど、私は自分の絵も漫画も好きで並べておきたいし、サイトを作ったり新しいSNSに登録するのも好き
勿論localhostにネットには上げてない小学生の頃からの絵を全部ずらっと並べたサイトだって作ってるよ
でもコンセプトごとに厳選した絵を載せるサイトをワールドワイドウェブに置いて、自分以外の誰かが私の絵を見てる形跡を発見して、どんなふうに見たのかなって生ログのページ遷移時間から想像するのが好き
でもよく知らん他人から接触されるのはいかに相手にとっては好意であろうとまじで怖い
私は好きで趣味で描いてるだけだからこれ以上改善してどうこうとかはそんなに思わんし、技術的に悩む時はあるけどそういう時は絵の上手いリア友に相談してるから不特定多数のご意見は不要だ
好きな「趣味」という大枠の中にコアとなる好きな部分と付随する苦手な部分があるのは多くの場合に有り得ることだ
その大枠から苦手な部分を限りなく取り除いて濃厚なコアだけ味わいたいじゃん
好きなことしたいなら苦手なことも受け入れろなんて根性論今時昭和すぎるでしょ
そんなわけで私からしたら「絵」と「不特定多数のご意見・ご感想」にはなんの関わりもないよ
勝手にセットにしないでほしい
まあこれもイマジナリーエネミーを勝手に見て心が騒いでるってだけなんだけど
いくつかの携帯サイトを作った高校生時代が終わり、大学生になると有料鯖を借りてPCサイトを作るようになる
長年ねらーで同人板の影響を多分に受けていたため同人サイトとは言え連絡先が1つもないのは無責任と思っていた
そしてメールフォームや拍手は感想を送りやすいが業務連絡用と書き添えたメールアドレスのみなら感想を送りにくいらしい
私は〇〇○★yahoo.co.jp(★→@)のような表記がダサく感じて嫌だったので、しっかり@込みでメールアドレスを画像にして貼った
画像ならコピペできないし一文字一文字打ち込むのは絶対にめんどくさいからよっぽどの不具合がなければ誰も連絡を取ろうとはしないだろうと踏んだのだ
クソめんどくさい。適当にお礼を言ってスルーしたかったけど多分これが営業ってやつだろうと思った
勝手な妄想が膨らんで相手をフォローしたり相手の作品に10点入れた方がいいのかなという圧を勝手に感じた
もうそんな妄想をしてしまう自分自身が嫌だった。だからとにかく私に触れないでほしかった
この頃にはだいぶ学習できてきていたのでかなりお触り禁止感の演出ができていたのではないかと思う
大体の人が黙ってRTいいねだけしてくれるし、bioで予防線張ってるから直リプも無視し放題だ
一言感想の空リプ引リツは結構あるけどこれは割とおもしろかった
どうやら私は感想メールに返信しなきゃいけないという義務感の発生が最も嫌だったらしい
でも積極的に感想欲しがってると勘違いされたら困るから絶対に反応しないしマシュマロとかは絶対置かない
Twitter見てると前述の「感想を送らないと同人作家は筆を折る」みたいなツイートがバズるのをたまに見かけるけどどうして?
個人的にはそういう極論を持ってる人ってごく一部で、大半は感想はあったら嬉しいけどなくても別にって人、そして感想不要って人も見かけよりは多いと思ってる
私は過去の経験から「感想不要」と明記せずとも感想を送りづらい雰囲気を出すことに長けてきたと思う
でもわざわざ不要と書くのはなんか怖い
感想を欲してやまない、でも全然もらえなくてほぼ飢えてるような過激派、同ジャンルでも目立つからついついヲチってるけど、目視したわけでもないイマジナリー感想不要の人を脳内ででっち上げて「嘘つき」とか「聖人君子を気取ってる」とか罵ってるもの
こっちからしたら私が「感想ください!」って言う方が嘘だし、人の好意を受け入れられない私みたいなタイプの感想不要人が聖人君子とはとても思えないけど
本人はほしいもんはほしいって言わなきゃもらえないって発想に捉われてるみたいだけど、逆にあの攻撃性の発露こそが「感想を送りづらいお触り禁止感の演出」の極致にすら思える
私は割と詳細なウェブ性格診断みたいなのの結果を見るのが結構好きだ
感想を欲しがるのって診断結果を早く見たいような気持ちと近いのかな、と勝手に想像している
確かになんかそういうののプロが私の漫画を読んで心理分析とかしてくれるならすごく興味ある
お金払ってでも頼むと思う
そういうことなのかな?
でもインターネット上で誰かに感想を送るであろう人の大半は心理分析の素人だろうし、別に感想って大部分は心理分析じゃないし、私はいいかなあ
?今までの騒ぎに、だまってみていたからこそ、無責任というわけだが。自民党を応援してきた人間にも言えよ。お前のせいでアベが辞任する。こんな無責任な総理を選ぶ政治家を選ぶな、クソ自民支持者って
辞めろ辞めろと文句言って足を引っ張るだけの人たちが、
の大合唱。
安倍総理って、バランス良くよくやったと思うよ。懐や後ろから裏切りの弾丸を撃つ輩がいる中、頑張ってくれたよ。
人事部長という役職名ではないが、似たような名称のポジションだった。
問題のある社員への指導教育だったり、人間関係のトラブルに決着をつけたり、罪を犯した人間を罰したりする機能だ。
それに比べれば、勤怠管理だの、給与の支払いだの、社会保険の手続きなどは子どもの遊びに思えてくる。
今でも夢に見る。
後悔がある。どうしてあの時、もっとやれなかったんだろう、やらなかったんだろう。
どうして、あの人の心に寄り添うことができなかったんだろう。どうして、自分の思う正しさを貫くために上位の役職者を説得しなかったのだろう。
そんな後悔を吐き出したくて、はてな匿名ダイアリーに投稿することにした。
事案は4つある。そこまでぼかしてはいない。私自身と向き合うためには、真実を吐き出さないと意味がないからだ。
彼女は現場の仕事をする職種だった。現場といってもそこまで肉体労働ではないけれども、専門職なのは間違いない。
ある年から、その仕事を外注に出すようになった。このままでは失業することになるが、組織として無責任だということで事務職に職種変更となった。
結果は想像のとおりだ。てんで話にならなかった。
料金計算を間違えた請求書を送るし、システム上の顧客情報を誤編集するし、よく交通事故を起こすし、難しい質問がきたら硬直して動かなくなるし、気分の浮き沈みが激しい。
職種変更してからは、1年毎に様々な部署をたらし回しになった。当時の私は人事部長でも何でもなかったけれども、1年毎に異動するパターンの人なんだな、というありきたりの感想だった。
こういうタイプの人は、適合する部署が見つかると十年単位で同じ部署に磔になる。いい部署が早く見つかってほしいな、と思ったのを覚えている。
4つ目の部署だったと思う。この部署は、基本的に事務が主体だが、肉体労働の仕事もあった。
彼女は、あろうことか肉体労働のポジションに充てられてしまったのだ。木を切ったり、ごみを運んだり、池に浮かんだ鳥や鼠を回収したり…
一度だけ、見たことがある。ごみ処理場のダストシュートに軽トラックが止まっていて、60から70くらいの老人達(シルバー人材センターの会員だと思う。派遣労働者ならもっと若いことが多い)が伐採くずをダストシュートに投げ込んでいたのだが、その現場で彼女も仕事をしていた。
泥まみれの作業服。トラックの荷台の上で、えっちらおっちらと伐採くずをダストシュートに放り込んでいた。
ひどい話だろう。でも、当時の私はそうは思わなかった。その部署には肉体労働ができる男性が足りていなかったので仕方がない。そう思っていた。真奈美さんの上司は男性だったけれども、管理監督職がそんな仕事をすべきではないと素朴に考えていた。
労働組合の女性部が人事研修課に怒鳴り込んできたのを今でも覚えている。「どうして女性社員にあのような仕事をさせているのか」、「あなたたちには法的な正しさ以外は理解できないのか」といった内容だった。
その後すぐ、真奈美さんの職場を覗きに行った。上司に怒られている最中だった。周りの社員は何も言わないでいる。むしろ失笑していた。仕事が早いわけでもなく、制度が高いわけでもないので当然の結果だったのかもしれない。
翌日、私は課長に相談に行った。「真奈美さんはあのような状況ですし、肉体労働で女性の社員がケガをしたらうちの課の立場が悪くなります。今年度末で異動させた方がいいと思います。早ければ来月にでも」といった内容だった。課長は、「急ぎの案件ではない。そのうちまた検討する」と言っていた。
それが12月の初旬だった。この3週間後に真奈美さんは死を選んだ。死因は延べない。
今でも夢に見るのは、課長に相談をした場面だ。どうして、「うちの立場が悪くなる」という理由を述べたのだろう。「真奈美さんの健康が心配です。大事になる前に手を打ちましょう。今すぐに異動させるべきです」となぜ言えなかったのだろう。
なぜ私は、正しい行いができなかったのだろう。
事案2 結衣さん(当時18才)
性格は明るめだったと思う。高い声の人で、社内で大声で笑い過ぎて注意を受けることがあった。
配属されたのは債権管理の部署だった。知能テストで理数分野の点数が高かったのと、定型的な業務が中心の部署なので、新人に相応しい配属先だと判断された。
問題が起こった。配属されて3か月が過ぎた頃、人事に連絡が入った。「あの子は服装が派手過ぎる。あれではお客様の前に出せない。試用期間中なのにあれはひどい」というものだった。
先輩や上司が注意しても直す気がなく、それどころか、注意した男性の先輩をハラスメントで人事に訴えると威嚇したという。
結衣さんのいる部署の前を不定期に通ってみると、いくつかのことが判明した。
実際、派手な装いだった。髪は金髪だったし、ピアスをしていたし、ひらひらのスカートを身に着けていた。
接客態度もお世辞にもよいとは言えなかった。お客にため口になったり、自分1人では手に負えないのに先輩に相談せずに不動産会社に怒られていた。
人によって態度が違う。若手社員に対しては強気だが、お父さん風(?)の優しい雰囲気の社員の前では借りてきた猫のようにおとなしい。
結衣さんに対して研修室で面談を行った。当時は役職がついていた私と、課長(事案①と同じ人)と、結衣さんの直属の上司がその場にいた。
本人が言うには、
・変な格好で来ているとは思わない
・仕事に来る服装は自分で選びたいし、他人が口を出すのはおかしい
・この格好が自分らしい。学校でも、アルバイト先でも文句を言われたことはない
結衣さんは、最後には「努力します」と言ったけれども、金髪が直ることはなかった。服装は大人しめになった気はしたが、私にはファッションのことはわからない。彼女と同年代の女性社員に廊下でやんわりと聞き取ったところ、「反省する意思はない」とのことだった。
私は反対したが、すでに人事のトップである総務部長まで話が通っていた。あとは役員級が承認するだけだ。
さて、当時の手帳を見ながらこれを書いているわけだが、その中には彼女に対する個人的乾燥として、こんなことを書いていた。
自分の意志があって動いているように見える。高校生で3年間アルバイトをしながらうちの入社試験に通ったのはすごいし(※当時の弊社の高卒入社倍率は30倍程度だった。おそらく今でも)、3人の年配社員に囲まれても自分の意見を貫いたというのも尊敬できる。うちの娘や息子を見ていても思うが、彼女は優れている。ぼんくらじゃない。うちの子ども達が情けなくなってくる。でも、うちの会社とは相性が悪い性格なのは否めない
結衣さんは、その後どうなったと思う? ここに記している時点で読み手は察しておられるだろう。
久保になったのだ。試用期間で切られた。
あの時、研修室で「あなたを本採用できない」と伝えた時の彼女の面持ちは今でも覚えている。一瞬、歯ぎしりをしたように見えた。眉間に皺を寄せたと思ったら、すぐに平時の顔つきに戻った。淡々とした声の調子で、「わかりました」と言っていた。涙を浮かべるのを我慢していた。
…それから、私は結衣さんを首にしないために何をしたと思う? なにもしなかった。
『まさか、総務部長やそれよりも上の人間が、高卒の子を半年で切るという意思決定はしないだろう』
手帳には記していないが、私は当時、こんなことを考えていた。情けない。今でも結衣さんの顔が脳裏に浮かぶことがある。
そのことがあってから、「別の会社でうまくやれていたらいいな」とずっと考えていたし、ずっと祈っていた。
真奈美さんと違って、結衣さんの夢は見ない。良い知らせがあったからだ。政令指定都市の職員として働いていることがわかった。
知ったのは偶然だ。回覧物に閲覧済のシャチハタを押している時、偶然に名前を見つけた。
あの時の安堵を言い表すのは難しい。心の底から安心できた。この日は早く家に帰る予定だったが、変更して居酒屋に寄ることにした。
事例3 和也さん(当時20代後半)
発達障害と呼ばれていた。私には診断能力はないが、周囲の評価はそうだった。
ある時、彼が直属の上司を怒らせてしまった。その上司は、一般市民その他の重要人物が観ている前で怒鳴り声を上げたのだ。私も見ていた。イベント会場だった。彼が指示を守らなかったのが原因のようだ。
その上司と和也さんは偉い人から大説教を受けた。後日、彼の指導教育を人事で受けることになった。
事前の報告書によると――まず、空気が読めない。他人が喜ぶとかイラつくとか、そういったことを予想できない人だった。
会話能力が低い反面、言語での表現能力は高い。文書ドキュメントの作成能力は社員の平均を超えていた。特に、プログラミング能力が秀逸であり、エクセルの帳票データを改良しては、これまで半日かかっていたものを20分で~みたいな改革を進めているとのことだった。
文章やレイアウトのこだわりが非常に強く、人が気にしない箇所でも時間をかけて修正する。かと思えば、オフィシャルな文書で使うべきではない表現(見積りあざッスヽ(^^)など)をメールにしたためることもあり、取引先からやんわりと注意を受けることがあった。
彼と面談した頃は、人事研修課長と呼ばれる立場になっていた。実際に面談してみて感じたのは、論理性が高いということだった。すべての言葉に理由を付けようとする。とりとめのない理由もあれば、よく考えているものもあった。
「職場の和が乱れるのはどうしてだと思う?」という質問に対しても、「理由は不明です。非常識なことはしていません。でも、ほかの人と自分の感じ方が違うのはわかります」と答えていた。
ほかにも多くのやり取りはあったが、どうにもおかしい点があった。
彼の発達障害についてだ。当時は発達障害という言葉が流行り始めていた。今ほどには一般的な言葉ではなかったと思う。
彼は発達障害なのか?という疑問を持った。というのも、発達障害に関する書籍を読んだところ、真の発達障害では弊社の面接を突破することは不可能だと確信したからだ。
彼との面談では、イラっとすることはあったものの、怒りの感情とまで呼べるものは湧いてこなかった。彼はその実、他人に配慮することができるのではないか?
つまり、発達障害を装っているのだ。本来的には、別の何かであって、それが原因で周りとの不和が起きている。サイコパスとか、ソシオパスとか、反社会性障害とか、当時は色々と調べたが、素人に結論を出すことはできなかった。
ひとつだけ、わかったことがある。『演技』ができる人間だということだ。
彼の採用面接の記録を見たところ、今の状況とはまるで異なる印象が記されていた。例えば、個人面接では溌剌とした雰囲気だとか、グループ討論では司会を務めており、周囲と協調しながら自分の意見を主張できる~といった内容だ。
グループ討論というのがポイントだ。個人面接では、面接官との相性次第でどうにかなることもある。それが合否の大半を占めるといっても過言ではない。しかし、集団面接の相手は同じ受験者だ。その中でリーダーシップを取って、しかも面接官3人すべてから高評価というのは、これまでの彼の社内評価と矛盾している。
この問題については、根拠を示して解決できるものではなかったので様子見とした。彼は不和こそ引き起こしているものの、能力自体に問題はなかったからだ。小さいミスは起こすようだが、大きいミスの経験はないし、頭の回転も速かった。それに、弊社にとってプログラミングができる人材は希少だった。
彼と彼の部署は結局、不和を乗り越えることはできなかった。和也さんの態度にキレた別の上司が、彼に対して暴力行為を働いたのだ。それを見ていた一般市民が警察に通報し、社屋の前にパトカーが停まった。
半年後、和也さんは転職した。退職面談の記録によると、次に行く会社ではプログラミングの専門職のようだった。IT業界には詳しくないが、はてなブログでもたまに見る名前の会社だ。
彼にとっては、よい結果になったのかもしれない。でも弊社にとっては違う。あれから、社内インフラ等の整備に関する部署が新たに誕生したし、私が退職する間際も情報関係の業務ができる人材は常に足りない状態だった。
今思えば、電算管理システムを担当している総務課にでも異動させてやればよかった。そうすれば、あんな事件によって心が傷つくこともなく、今でも働いていたのかもしれない。
【追記】
昨日の夜にはてなブックマークの人気エントリーに入っているのを見ました。
今では、この日記を消したい思いでいっぱいです。
私は結衣さんのような人に憧れていたのです。
権威や、周囲の空気に流されずに自分を保ち続けようとする姿が羨ましかったのだと、日記を書いている最中に自覚しました。
誤字や脱字が多くなりましたが、修正はしません。このままにしておきます。
ご意見をいただいた皆様への感謝を込め、はてな匿名ダイアリーのコメントの一部に個別に返信します。
※全員へのコメントを考えていたのですが、やはりどうしても途中で切れるので一部としています。ご容赦ください。
長文なので0かな、と思っていました。
今は消したい思いです。
性別に関係なく、上司や周りに空気に逆らえる人間が眩しかったんだと思います。
ただ、若い子なので、自分の感情をぶつけて周りを不幸にすることがあったのは間違いないです。
死なないで。今すぐこの増田をプリントアウトしてもしなくてもいいから病院に行って。 あなたに必要なのは医療です。 読み物としては面白かった
もう少し考えたいと思います。
面白かったのなら幸いです。
彼は発達障害を演じていたのではなくて、定型発達の一般人としての振る舞いを求められて、都度学習しては演じていたのだと思いますよ 発達は本来の自分のままに過ごすと問題を起こ...
彼は頭の回転が速いタイプだったので、面接対策の本をよく読んで勉強していたのかな、とあなたのコメント読んでいて感じました。
突然久保になる結衣さん
日曜日の朝、「お前はなにをしてるんだ?」と恥ずかしさでいっぱいになりました。
率直な印象を書くと、自分ができることを過大評価している感じがするね。本人に起こったことは、本人の選択によるところが大きく、他人がしてやれることなぞはたかが知れているも...
でも、期待が働いてしまうのです。
例えば、ビリヤードの玉が転がっている最中に、横からちょっと力を加えると別方向に・・・みたいな。
自分の力で助けてやりたい、何とかしてやりたいと思うのです。
叶わないことの方がずっと多いのですが。
大事なところで失敗を繰り返してきました。
体力がそこまでないタイプの人でした。
とある中小企業で総務平社員(だった)も罪を告白してみる 人事部長さんの後悔を見て、自分の過去(数年前)がフラッシュバックしたので、総務平社員だった自分も勝手に懺悔の意味を込...
返信させていただいております。
昔の、たとえばサザエさんの波平とかが働いている会社では こういうった和也なんかはトンチの受け答えで 「あらそれもそうねえ、あはは」で居場所を作ってもらえていた気がする ...
今はどこの会社も余裕がありません。
適合できない人が生き残りにくくなっています。
退職鬱の症状はなかったのですが、最近になって、当時のことが頭をもたげてくるのが苦しくてしかたがありません。
こんなことを試さざるを得ないほど苦しいのです。
各事例については、当然ぼかして書いています。
誤字なのです。この年になると、体調がいい日と悪い日との落差がひどいのです。
事例1~3を書いた日は頭の回転が鈍く、こんなことになってしまいました。
それ以後の内容については誤字が少ないはずです。
弟子に取れるのは、一人に付き、一人、教室じゃねーんだ。そいつの人生に責任をおうっていうことなんだ。なめんな。
私はNEWSのファンだ。なんであんなにスキャンダルの多いアイドルを?って人に言われるけど、すきなものは仕方ないです。私には魅力的に見えてる、今も。
手越はリハーサルまで終了し、後は本番を控えるだけのコンサートツアーを放ったらかしにして退社した。
今年のツアーは4部作の完結編で起承転結の「結」にあたる作品だった。
正直手越はこのツアーを終えたら脱退するのかな?という感覚はあった。これは今思い返してみればというものではなくて、明確に当時からあったのだ。私の周りのオタクも口には出さないが薄々感じていたのではないかと思う。
新型コロナウイルスの拡大により、ツアーは延期になった。そこから先はお察しの通りに事は進んだ。
退所後の手越はあるいみ「手越らしく」残る3人のファンや4人のNEWSのファンだった人、そしてジャニーズアイドルとしての手越祐也が好きだった人の神経を逆撫し続けていた。
ああ、3人と事務所は手越を野放しにしていると思っていたのは間違いだったのだな、管理した上で溢れ出てくる奔放さだったのだなと思わせるほどに、1人になった手越は自由に、やりたいように振る舞った。まさに迷走。
暴露本もそのひとつ。手越は全て赤裸々に話す事が必ずしも誠実とは限らないということをわかってなかった節がある。赤裸々に話したほうはスッキリするかもだけど、こっちは聞きたくないことを嬉しそうに話していたようだ。褒めればいいってものじゃないし、書き起こしたライターにも問題があるのか、上から目線で書かれてるように見える。
まあここまで長々と手越への不満に近い感情を書いてきたが、オタクというのは良くできたもので2ヶ月たつと新しいNEWSに慣れ始めるのである。
同時に手越への関心も薄まり、怒りとかそんな感情はもうない。そもそもオタクが怒る資格なんてない。かつてのファンとして、成功してくれればいいなとは、ささやかながら思っている。
ジャニオタ人格を切り離した現代社会を生きるものとしての視点から今回の脱退をみると、まあ、仕方ないよなぁとも思うのだ。
元来アイドルというのはファンによって成り立つ一方でファンによって縛り付けられる。
オタクは無責任にもアイドルやグループの永遠を願う。アイドルにとっての本当の幸せとは何かなんて知りようもない。オタクの幸せとアイドルの幸せは本当の意味で両立できるのだろうか…
転職したいなぁーキャリアアップしたいなーとジャニーズアイドルだって思うのではないか
ジャニーズは旧世代に取り残されたかのように終身雇用制度を押し付けられている。ファンの手で。転職を重ねてキャリアアップしていく(と言われている)時代である。無理があるよなぁ終身雇用…
(まあ、あの事務所はあんまりやりたいことやらせてくれないのは終身雇用が無理な理由の一つとして大きいよね)
アイドルやグループに続いて欲しいと願う事は、応援し、好きな人に対して全時代的な働き方をするよう押し付けている。アイドルに対して、彼ならもっとできるはずの何かを諦めさせようとしている。そのことをオタクとして理解しとくべきだと思う。