はてなキーワード: ネズミ講とは
私の友人の配偶者は、アムウェイが生活の中心になっている自営業の男性である。一応、本職は詩人(!)らしいので、ここでは彼をポエットと呼ぶことにする。
私とポエットは「友人の配偶者」以上の関わりは一切ないのだが、それにしては私はポエットのことを実によく知っている。というか知らされている、SNSを通して。ポエットはSNSに非常に熱心なのだが、これはポエットに限らず、おそらくマルチ商法系の人たちの特徴ではないかとおもう。(いかに自分が良い仲間に囲まれて、良い生活をしているかをカモにアピールする必要があるのだろう)
そんなポエットのSNSを怖いもの見たさ半分、ひそかにヲチしている私なのだが、先日の投稿はさすがにモヤモヤのキャパを越えたのでここに吐き出したい。
簡潔に書くと、ふだん詐欺のような商売にコミットしてゴミみたいな詩を売りつけているポエットが、小学校の道徳の授業にゲストとして登壇し、あろうことか子供たちに人生を説いていた。そして、それはおおむね成功だったようで、ぜひ他の小学校にも自分を呼んで欲しいとアピールしていたのである。
まず本題の前提として、このポエットは詩人は詩人でも、路上詩人であった。路上詩人。すでに若干の懐かしさをともなう響きだが(まだいるんですかね?)、彼は路上で相田みつをのような詩を、相田みつをのような字で書いて売っていた。一枚1000縁とかで。
ちなみにこの「路上詩人」という全国で同時多発的に発生したかに見えるムーブメントには仕掛け人がきちんといて、月亭方正の元相方のてんつくマン(軌保博光)である。
話が少しそれるが、現在このてんつくマンという男はありとあらゆるマルチ商法に関わっていることで有名な反社会的人物(マルチジャンキーとも言うらしい)である。このてんつくマンが相田みつを風の応援歌のような詩を路上で描くスタイルをつくりあげ、路上詩人スクールを開講し、その生徒達が全国の路上に座った。ポエットもそのひとりであった。
ここまでの説明で、ポエットがどんな詩を描くのかはだいたい察しがついていることと思う。
「君の目が輝いているのは、君には自分のやることが見えているから。君が歩いた先に道は続いていく」
う~ん、ゴミ!
まあどれをとっても、だいたいこんな感じである(これは私の創作です)
冗長になってきたので、ここからはポエット(アムウェイ)が教育の場に立つことについて、率直に思ったことを箇条書きにする
・なんだこの授業。なにが悲しくてアムウェイのディストリビューターから人生を学ばなきゃならないんだよ、アホか。(もちろんアムウェイということは伏せて、詩人という扱いで登壇しているのだが、その詩もクソだろ)
・教員の裁量が大きいのも考え物だ(どうやら教員の独自の判断でポエットを招待した模様)。教員がトンデモだと、拡散力がやばい。決められたことだけ教えていたほうが、教員にとっても生徒にとってもラクだし安心ではないか。
・つか、こんな「生きるについて考える」といったふんわりしたテーマの授業しかできないなら道徳いらない。その時間、算数でもやらせよう。
ちなみに教員がその道徳の時間中に、生徒たちに「生きるってなんだとおもう?」と聞いたら、「神様からの宿題かな?」という返答があって、その教員は痛く感動したそうです。オエーーーーーーー
おわり
追記:ちな大阪の小学校。見てきたように書けるのは教員とポエットの双方がそれぞれ詳細をSNSにアップしているため。
この授業、ただの道徳の授業ではなかったようでその後、他校の教員たちの前で研究発表する機会もあったらしく、それも本人談によると大好評だったらしい。外ヅラだけなら日本一の百戦錬磨のアムウェイ・ディストリビューターに、ピュアな教員たちが丸め込まれる様が目に浮かぶようである。
というわけで、小学校に経歴が謎の胡散臭い詩人がやってきたらそいつだからヨロシク。
【さらに追記】みなさんブコメありがとうございます。かねがね→おおむねに修正しました(恥
ツリーから。ほんとに。今後このポエットは「教育現場からもお墨付きをもらってます」つって活動していくんだろうなあ、と思うとイライラしてくる。
ちなみにこのポエットは相当やり手なようで、芸能人(Jpop系。武道館ライブできるレベルの)にもツテがかなりあるっぽい。よくある下っ端のディストリビューターが「芸能人と一緒に写真撮っただけで友人面」というレベルではなく、公式でコラボグッズを作ったりするレベル。まあそのタレントもアムウェイなんでしょうけどね。
ポエットが特に親しくしているタレントのなかにRIZEのJESSEがいて、彼の投稿記事にも頻繁に登場していたんだけど、逮捕されてから一切言及がなくなってたのは少し笑った。
ブコメから。「"ガッカリ感が一線を越えた" ってのがよくわからなかったんだけど」
いままでの、このポエットの投稿記事において、モヤモヤしたりガッカリさせられるものはいくらでもあって(というか基本的には詐欺師とカモの観察記みたいな様相なのでそんなのばかりだが)、そのガッカリ感を味わうこと自体はヲチの醍醐味でもあった。
だけど学校の授業という子供にとって選択の余地のない場所にポエット(アムウェイ)が進出してしまった&これからもどんどん進出したいという意思表示をしていることが自分にとっては一線を越えて、増田を書くに至ったという感じです。
【2/18追記】
ブコメから。「アムウェイ売りつけて生活してるって事は話術はプロレベルなんだし講演が好評だったなら詩人の素質ある気がするけどな。」
詩人の素質は?だが、話術がプロレベルなのは確か。ポエットには数回しか会ったことないけど、会うたびに話術だけでなく「こんなに気がきく男性はなかなかいない」と行動の全てに驚かされる。人当たりは最高で、世間的にはイケメンの部類。アムウェイ以外の、なにか営業職をやらせても成功していただろうな、と思わせられる。アムウェイで成功する人ってこんな人なんですね。
それに対比するかのように、ポエットを囲んでいる信者は「アムウェイしか居場所がないんだろうなあ」みたいな冴えなさである。
ブコメから。「てんつくマンか。漫画家の山田玲司が一時期心酔してて、てんつくマンのマルチ商法の宣伝に関わってたりしたな。懐かしい」
てんつくマンの最盛期ってもう10年くらい前になるのかな。たしかこのポエットがてんつくマンに出会って、路上詩人スクールに通ったり、てんつくマンとアフリカで植林したり、てんつくマンとカンボジアで井戸掘ったりしてたのも約10年前の出来事だったきがする。てんつくマンが10年前に全国に蒔いた種がいま、こういう形で花開いてるわけですね。オエーーーーーー
ブコメから。「詐欺とネズミ講が認定されない限り断罪されないのでネットリンチで我慢しな。あんまり正義が勝たないのが現実さ。」
これは本当にそう。ツリーにもあったけど、アムウェイが違法ではない以上、これらの活動についての批判は「なんか気に入らない」というお気持ち以上の正当性はないんだよね。
サービス設計に様々な指摘を受けている。
その中のひとつに、友だちや知人を紹介してウーバーイーツで働き始めると、紹介者がインセンティブを貰える仕組みがある。
元マスダにおいても、紹介によるインセンティブにまつわる言及がある。
自分が調べた限り、ウーバーイーツの紹介コードを使った際のキャッシュバックは以下サイトで28500円だった(元マスダの登録地である名古屋で最大のキャッシュバック率)。東京であれば8万円の紹介インセンティブに対し、キャッシュバックが76000円とかなりの高額だ(規定条件:30日以内に50回配達にてインセンティブ対象)。参考:https://toys-hop.com/uber-eats-regist/
理由は後述するが、キャッシュバック率はサイトによってかなりの差が生じている。
自分(紹介者) ⇔ サービス側 ⇔ 友人 であり、提供される金額の高に差はあれど、サービス側が双方に支払う。
例えば、ジムに友だちを紹介したら、自分と友だち双方に1000円のクオカードをプレゼント、などである。
自分(紹介者) ⇔ サービス側(双方に報酬を支払い) ⇔ 友人
極端に言えば、自分が知人に支払わなければ(支払う約束をしなければ)、全額紹介料を貰い受けることも可能である。
様々なトラブルや公平性を期すのであれば、ウーバーイーツ側が自分と友人の双方に半額ずつ割り振って入金すればいいだけだ。
当然、紹介された友人も規定回数の仕事した後にしか、インセンティブを受け取れないため、ウーバーイーツ側は個人情報も銀行口座情報も把握しているため、双方に支払う事自体により生ずるコストは大したものではない。
ウーバーイーツのインセンティブ設計に、一見合理性が無いように見える。
ここには、新規配達員の獲得に対する大きな意図と、彼らのメリットが存在していることが見て取れる。
基本的に、紹介コードを介したインセンティブは、分配することを前提にしており、ウーバーイーツの社員も、友だちと折半するなどのアドバイスを行っている。
にもかかわらず、「サービス側 → 自分(紹介者) → 友人」というインセンティブの支払い形態を採用している。
これは、インセンティブの分配を紹介者に任せることで、競争を生むことを意図していることが考えられる。
最大8万円と高額なインセンティブを人参に、紹介者に強いインセンティブを生じさせ、更には他の紹介者とキックバック率を競わせる目的があると考えるのが普通だ。
単純に4万円ずつを双方に支払うよりウーバーイーツにとっては間違いなくメリットがある。
つかこれって短期のネズミ講…もといMLMじゃね?紹介料とキックバックの稼ぎが主なのだから
https://b.hatena.ne.jp/entry/4675531806527889730/comment/snare_micchan
MLMは親・子・孫・ひ孫と連鎖することがサービス設計に盛り込まれ、継続報酬が発生する。
紹介インセンティブは、親子に1度だけ発生する報酬であり、ピラミッド状の上下関係はない点が大きく異る。
このような採用形態は、リファラルリクルーティングと呼ばれ、近年、成功事例が増えつつある採用形態の一つだ(2017年の記事に以下言及があり、ここ5年程度で浸透してきたと思われる)。
アルバイト・パート採用にかかる平均コストは、2009年の約29,000円/名から、4年で1.7倍の約52,000円/名にまで上昇
情報源の信憑性はともかく近年の人件費の上昇をみるに、採用コストも上昇している可能性は大いにありえる。
これらから考えられることは、ウーバーイーツが採用しているリファラルリクルーティングのインセンティブ額(東京で8万円)は的を外れた金額ではないことが分かる。
東京でのインセンティブで8万円とそれなりに高額であり、ウーバーイーツ側も当然定着率などを含めたコストを算出しているはずだ。
単純にこの紹介料だけを目的とした配達員だけが集まってしまっては、コストをまかないきれない。
例えば、1回配達の平均単価が2000円と仮定すると700円がウーバーイーツの受取額だ。
配達員側の支払い計算方式と、お店側への請求計算式は異なるが、このうち30%程度がウーバーイーツの収益源(粗利)である。
700×0.3=210円
どう考えてもウーバーイーツ側にとって割の合わない制度設計になってしまう。
当然、長続きする人もいるので、平均の配達回数見込みが1000回と仮定すると1回あたりに占めるインセンティブ額は80円となる。
人間関係が希薄なウーバーイーツの仕事において、紹介料を貰い受けつつ、友人をサポートすることを期待しているとも捉えることができる。
リファラルリクルーティングを取り入れている企業のメリットとしても帰属意識が高まることや採用コストの低減を目的としている。
ウーバーイーツ側にとって割とリスキーな設計には感じるものの、合理的な仕組みなのではないだろうか。
当然、ウーバーイーツにとって配達員の生殺与奪権を有するので、約束したインセンティブを支払わないなどの際は、警告を出すことも考えられる。
この友達紹介インセンティブの設計以外にも、ウーバーイーツの制度設計はEvilとの評判(主にブコメ)で散見された。
もちろん、マルチサイドプラットフォーム(BtoBtoC)の支配者・プラットフォーム提供者として至らない点はある。
だが、意図的にEvilになろうとしているよりも、仕組みの設計が未熟が故に、トラブルを拡大してしまっている根拠がいくつか存在している。
少なくとも、採用コストから見るに[配達員の使い捨て]は合理的でない。が、結果的に使い捨てのようなしくみになっている部分もある。
俺はいっぱいいるし、多かれ少なかれいる人が多いと思うんだけど
でも例えば5人で行動してて1人の事凄い嫌いだとしても
ほかの3人といて楽しければそんなに気にならないでしょ?
それでも気になるなら10人、50人、100人、1億人って増えていったら気にならなくなるよ
例えばミサイルでも大地震でも何でも、何か大きな事が起きて身近な人も、道行く人も、交通機関も公共施設も、なにもかもパニック状態だったら自分だけ平静を保ってられると思う?
無理でしょ
みんなが楽しい気分になればそのうち楽しくなるでしょ!
どうやったらみんなを楽しい気分に出来るかって言われたらわかんないけど
身近な人だれか一人を楽しい気分にすることなら、まぁ無茶ではないでしょ?
俺みたいな友達もいない人は難しいかもしれないけど、それでも本気出してみたら昔の職場の人とかなんかそういうの出てくるでしょ。もしそれでも出てこないなら道行く知らない人でもいいの。
そしたらその一人がまた誰かを楽しい気分に出来れば1億人なんてすぐじゃない?
ネズミ講と一緒だよ
愛されたい人とか愛したい人とか
寝てたい人とか働きたい人とか
世の中には色んな人がいるけど
楽しい気分になって嫌な気持ちになる人なんていない、これはみんなそうでしょ?
凶悪事件の犯人がどうこうとか、近隣の国がどうこうとか、自国の政治がどうこうとか、文句なんて探したらいっぱい出てくるけど
楽しい事も探せばいっぱい出てくると思うよ
どうせ文句言ったって犯罪はなくならないし、君の声は近隣の国にも自国の政治にも届かないよ
そんなことに声をあげるエネルギーがあるなら、みんながとなりにいる人を楽しくさせた方が素敵じゃない?
友人がネットワークビジネスを始めたらしい。
儲けられないのは分かってるよ、仕事も続けるし
損はしない仕組みだから始めてみたんだ
こういうビジネスに抵抗のない友人を勧誘するつもり、当然無理強いはしないよ
友人はざくざくと砂利を蹴りながら、普段通りすらすらと質問に答えてくれた。インターネットどっぷりの自分とは違ってSNSもあまりやらない友人はそもそもネットワークビジネスの存在を知らなかった。だから、ネットワークビジネスに対する世間のマイナスイメージも知らなかったし、"なにも知らないくせに批判する人々"に対する嫌悪感を露わにしていた。
話の通じない無知な人間に苛立つ友人を前に、最後は曖昧に頷くことしかできなかった。
お節介でしかないけれど、友人が加入したネットワークビジネスについてしっかり調べてまた話してみたいと思う。ハマらないですぐに辞められるなら別に良いと思うけど。
なにか良い方法はないのかしら
聞けば前々から上司や得意先の人に誘われており、興味を持ったそうだ。
さぞ高尚な趣味なんでしょうと詳細を聞いたら、その教室のチラシを渡された。
手品か何かだと思い、不器用だからやめときなさいと止めたがどうにも違うらしい。
なんでもトランプゲームの一種だそうで(名前はなんとかブリッジ?みたいな感じで長ったらしかった)……
それならポーカーみたいな賭け事では?と、おっかない思いが頭をよぎる。
そうはいっても、トランプにできることなんてたかが知れている。
息子が友達と遊んでいた、大富豪やババ抜きと同列なんでしょう?
それをまあ、大の大人がむざむざ教室なんかに通って習うなんて!!
トランプじゃないにしろ、なんちゃら王とかなんちゃらバトルとか。
ああ言うカードゲームは何の足しにもならないってさんざっぱら息子で見てるはずなのに。
きわめつけはその会費。
夫が言うには、会員費やら教本やら大会費やらで更にかさむこともあるらしい。
どう考えても夫は騙されている、悪い勧誘にハマっているに違いない。
大体、世界的にはメジャーな娯楽だって言ってるけれど、そんなもの聞いたことがない!
きっと上役の付けた良い宣伝文句をそっくりそのまま信じ込んでいるのね、ああお馬鹿。
ぴしゃりと言ってやりました。そんな怪しい教室とやらに出すお金なんかうちにはない。
やだやだ、もう中年も半ばなのにそんな遊びに興味持って散財するなんて恥ずかしくないですか???
もうちょっと『いい大人、分別ある旦那』だと思っていたのに、幻滅しました。
赤っ恥旦那に、残念な思いです。
お前ら超叩いてる。当然だ。
でもさ、最先端は朝活とか読書会とかっていう名前でリアルにやっている。
オンラインで月額¥3,000とかでやってるのはお前らが超叩いてくれてるから、普通のネットリテラシーがあれば引っかからないだろう。
でもさ、朝活とか読書会ってのはリアルで5-10万円を巻き上げるみたい。
そんで、親玉の高額セミナーを何回も受けて、認定資格を貰えると、自分でセミナーを開いていいのでそれで儲かりますよっていうネズミ講。
当然上納金が発生するわけでしょう。
アムウェイとかこういうやつの子ネズミ達っていうのは、ネズミ講だっていうのをわかっていて、それを利用して一儲けしてやると思ってやっているのだろうか。
でも、そうだとしたらさ、増田式超速読術とかって何か適当に変えて自分が親玉になってやればいいじゃんね。実際に何とか協会とかいうのが乱立しているんだし。
子ネズミになったところでカモられるだけ。
それとも、こういう読書術ってのに心酔しているんだろうか。でもさ、お前ら凡人がちょこちょこっとセミナー受けただけでできるようになる読書術に何万も払うようなバカが世の中にそんなにいっぱいいるわけないだろ?ネズミ講はネズミが無限にいなきゃ破綻するから禁じられているんだぜ?こういう人達が老人になるとおれおれ詐欺とかでもカモられるんだろうな。
http://www.hatena.ne.jp/rule/rule
第6条(禁止事項)
ユーザーは、本サービスを利用するに際し、以下のような法律違反行為を行ってはなりません。
無限連鎖講(ネズミ講)を開設し、またはこれを勧誘・運営する行為
不正アクセス行為の防止等に関する法律に違反する行為、電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法第234条の2)に該当する行為をはじめ、当社及び他人のコンピューターに対して不正な操作を行う行為
ユーザーは、本サービスを利用するに際し、以下のような社会的に不適切な行為を行ってはなりません。
人種、民族、信条、性別、社会的身分、居住場所、身体的特徴、病歴、教育、財産及び収入等を根拠にする差別的表現行為
倫理的に問題がある低俗、有害、下品な行為、他人に嫌悪感を与える内容の情報を開示する行為。ポルノ、売春、風俗営業、これらに関連する内容の情報を開示する行為。
迷惑行為、嫌がらせ行為、誹謗中傷行為、正当な権利なく他者に精神的被害・経済的被害を与える行為
自分以外の個人や会社、団体を名乗ったり、権限なく特定の会社や団体の名称を使用したり、
架空の個人や会社、団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物や会社、団体と業務提携や協力関係があると偽ったりする行為
他者になりすましてサービスを利用したり、情報を改ざんする行為
反社会的勢力等の活動を助長または反社会的勢力等に利益を供与する行為
その他、公序良俗に反するかあるいは社会的に不適切な行動と解される行為
感じ悪すぎるので、
https://i.imgur.com/EIvg9bI.png
保存してます。
ことの後悔を延々としている。
Yさん送別会でのことだ。
バイト先の、一つ年上のYさんの話。
Yさんは地頭が良く知識や技術があるのに、ギャンブルにハマりネズミ講に手を出して借金を抱えている元フリーターだ。
面白く優しい性格や、決して欠勤しないタフさから、バイト仲間からの人望も厚かった。
私も彼のことがとても好きで、もっといろんな顔を見たいとちょっかいを出していたし、向こうからも時折構ってくれていた。
会って2ヶ月くらいの時に、ご飯行きましょとダメ元で誘ったことがある。
「いいよ、行こうぜ」という快諾に心躍らせたのも一瞬、彼の背後にはバイト仲間の暇な男性陣がニヤニヤ立っていた。
私の乙女心まんさいピュアピュアラインメッセージは、知られたくない所に晒されていたらしい。
悔しくもあったけど、みんなで行ったカラオケもまぁ、楽しかった。
その一ヶ月後に私はとある男性と恋に落ちて、付き合うことになる。
筋肉で攻められるセックスがすごくて、私は彼に夢中になったけれど、バイト中にYさんに絡むことはやめなかった。
バイト仲間との飲み会の時にカレシができた報告をすると、誰よりも目を丸くさせていたのは隣の席のYさんで、間髪入れずに「どこが良かったの??」と聞いてきた。
「てっきりYさんのこと好きなんだと思ってました」と年下の子に正解を言われて、彼氏を最上級に持ち上げた後、Yさん、好きですよと雑に告白した。
そこから季節が一巡しようとしている。
Yさんとシフトの日には気合を入れて化粧をし、深夜に店を閉めた後はYさんの家の方角までちょっと付き添って適当に話をして、踏切の前でさよならして少し遠い家までチャリを飛ばして、大雨の日にはYさんが「今回だけだからな」と車を出して家まで送ってくれて、二人で暇なバイトの休憩時間は一緒に動画をみて、みんなでよく行くボーリングやラーメン屋でも食べて遊んで笑って、酔ったYさんからラインがきても動じずに返して、飲み会で私の足を舐めてきても笑顔で許して、ふと「動物園行きません?」って聞いてみたらめちゃめちゃフラれて、
トータルで言えば仲良くやってたと思う。
でも私は常に、もっといろんな顔がみたいと思っていた。
Yさんの送別会があったのだ。
時間ギリギリに入って行った私はYさんからは遠く、でも楽しい席だったのでワイワイ喋っていると、向こうから「あいつうざいんだよな」「服の色同じじゃん」と絡んでくるくるくる。
後半戦になり気づけば彼は隣に移動してきていて、顔やスタイルを褒めてきたり、反対に性格をこき下ろしてきたり、女子が送った花束を私に持たせて写真を撮ろうとしてきたりと、随分私のことがお気に入りのような動きをしてくれる。
宴会の場で、彼も調子がよくなっていたし、私もまた調子よくなっていた。
二次会のカラオケで彼の酔いは加速し、本能のままに動く妖怪のようになってしまう。
隣に女の子が入れば抱きしめ、頬にチューをし、寝言のようなことを囁き、知ってる曲が流れればマイクを求めて這い始める。
言うことは支離滅裂で、全てを百楽しんでる姿、私はそれが面白くて仕方なかった。
うるさくて聞こえないって顔を寄せれば「チューしちゃうからこっち寄ってくるな!俺チューしちゃうから!」と理性と戦う所とか、急に理性に負けてチューしてくる所とか、普段絶対言わない言葉で顔や仕草を褒めてくる所とか、頭を撫でてると急に手首を噛んでくる所とか、無闇矢鱈に踊り出す所とか、また急に理性に負けて押し倒して首筋を舐めてくる所とか、人がお酒に飲まれた姿を記録するのって最悪だと思うけど、言葉にして思い出しただけでも笑えてくる。
廊下で今更真面目な顔をして「キスしていい」と聞いた妖怪からのキスは、とろけてしまうかと思うほど柔らかくて、びっくりした。
柔らかさもそうだし、圧や動きもすごく気持ちよくて、べろはふれてないのに、なんでこんなに動揺してしまうんだろうっておもった。
彼氏のこととか明日の就活のこととか全部忘れてセックスしたいって、おもった。
妖怪はなおも続けようとしたけど、後ろからバイト仲間にみられているのを伝えて終わりにした。
とにかく気持ちのいいキスだったので、帰りのエレベーターにYさんと二人乗り込みもう一度させてもらった。
今度は入り込んできた舌が熱を持っていて、とてつもなく気持ちよくて、もう多分会えないであろう寂しさが溢れて、ドアが開く前に「私Yさんのこと好きだったんですよ」と言ってみた。
笑って、冷たい外気にやっと触れて、ようやく私は冷静になって、もう素直にYさんを家に送り届けて自分も帰ろうと決意した。
Yさんは皆の目を盗んで二人で抜けよう、ホテルに行こうと必死に画策してた。
そして他の仲間の協力もあり、無事に半勃起のYさんを家まで送り届けた。
帰りにラーメンを食べて、方向が同じ人とタクシーに乗って帰宅した。
タクシーの中で携帯を開いたら、Yさんからの不在着信が2件と、私の彼氏をdisる内容のメッセージが入っていた。おやすみなさいって返しておいた。
翌日になると彼は綺麗さっぱり昨日のことを忘れていて、ただ何かあったことだけは察してきちんと謝ってきました。ちゃんちゃん。
ただどうしても私は、あの唇の柔らかさだけは忘れられない。
住んでいるところは都会に近い田舎で、主婦が多い住宅地だからかエステが多く、検索すると10件ほどヒットした。
エステ(広義)も含まれていたので、候補になったのは3件。高いところ、安いところ、中間のところ。中間のところを予約しようとした。
ふと思う。エステというと料理教室よろしく勧誘が多い印象がある。選択肢のなかの
中間のところはチェーン店で、独自のヨガだとか水素水だとかなんたらかんたら書かれていて、検索してみるとネズミ講の一種のようだった。
話は逸れるが、学生のときに休みの日だけ、サイト運営という名の口コミ作成のバイトをしていた。業務内容はそれだけではなかったが、入ってから知った。自社サイト運営という言葉に騙されていた。同じ人間が何人かの口コミを作成する。人を騙して金を取っている気にしかならず、すぐに辞めた。教わったポイントはいいことだけを書かないこと。悪いことも書くこと。
その会社の人たちは人の書いた口コミをアレンジしてどこかに送る。そんな仕事もしているのに、みんな宗教やネズミ講はきらいだった。わたしが断れずに道端で野菜を買わされた話をしたらみんながそれはよくないと言った。
それを思い出して、もう一度検索してみるとそのエステはそこそこ有名なネズミ講だった。
結局、変なところに金をかけてしまっても額が少ない一番安いところを予約した。
90分コース。数千円。個人情報を書く。顔を知られている状態で嘘を書くのはなんとなく抵抗があってわざと汚い字で書いた。住所は書かず、電話番号だけ。
はじまって5分。ここで使用しているのは全て同じところのものという話がはじまる。この時点でやってしまったと思った。
比較対象がないからわからないけれど値段分以上の満足感は得られた。話は途中から寝てるふりをしたりしなかったり。
頭が働いてなかった。
「少しならあります。」
ここから何か簡単な実験とか市販のものにはどんなに悪影響なものが入っていておそろしいか、信用できないか、これを知っても今使っているものを使い続けたいと思うか、そういう話をぶっ続けでされた。
最後にこれだ。
・こちらの商品は紹介制となっていて普通に購入することができない。
・身体のことを思うなら是非買ってみてほしい。
・購入回数が増えるほど得になるから
勧誘に関するところ以外とっても親切で気の利く人だった。
友人にもマルチ漬けのお家の人がいた。全員販売人?みたいな。自分のいいと思うものを人にとってもいいと決めつけるのが怖いし洗脳されている人を見ると辛くなってしまう。
すぐには決められませんというようなことを伝えて、申込書だのなんだのを持ち帰った。なんで私が罪悪感を感じるんだろう。でもあの人たちが悪人だと思えなかった。しかし私は絶対にああいうものは使いたくないしそれにお金を払いたくない。
助けたいというのは上から目線的表現だし、本人は助けてほしくないかもしれない。そういうのは置いておくとして。
まだ直接勧誘されたわけではない。
自分の住んでいるところとは離れていて、だからまだ勧誘されていないわけだが、手取り15万というのがどのくらい厳しいのかはわからない。
別の友人伝いで聞いたところによると、マルチ商法に誘われて加入し1月ほどで、すでに30万近くをつぎ込んでいるらしい。
シャンプー、サプリ、家電などを購入し、知人に勧めているそうだ。
「永久権利」「今ならまだ人が少ない(から儲かる)」と、聞き覚えのあるようなキーワードの連発。
「商品を売買しているからネズミ講と違って捕まらない」というのが持論らしいが、勧誘であることを告げずにアポを取っていることが違法だということは知らないらしい。
なければ俺がその第一歩になりたい。なる。