はてなキーワード: ジェネレーションギャップとは
夫が海外出張で、独身謳歌中と公言していたのがいけなかった。金曜日のランチ後、後輩女子から「今晩、お暇ですよね?」と尋ねられ、嫌な予感がした。私の悪い予感はよく当たる。確率だとか前頭葉がどうだとかいうツッコミはいい。理系卒だし、そんなことは知ってる。
合コンで当日欠員が出たから参加して欲しいと頼まれた。数合わせで呼ぶな、失礼だろうと笑って言うと、彼女は男性側幹事がお目当てで、どうしても彼の顔を潰したくないと、いつになく真剣な顔だった。彼女は埋め合わせに高級イタリアン・ランチという餌までぶら下げた。
だけど、その日は服も化粧も地味だったし(いつものことだけど)、いくらなんでも当日に言われても絶対無理だと断った。後輩は服は全然それで問題ないです、化粧品は貸しますからと、最後は土下座までしそうな勢いだった。化粧品の貸し借りはないなと思ったけど、彼女にはいつも仕事で面倒かけてたから最後は渋々了承した。
合コンなんてもう3年くらい行ってなかった。その時の合コン参加者のうち20代後半は、私と男性側の1人だけと聞いた。他は全員が20代前半だ。合コンの20代前半と後半って、結構、ジェネレーションギャップが出る。私は逆のパターンで合コンに出たことがあるけど、男子トイレで酔った男性たちが大声で年上女性をディスってるのを聞いた。だから了承はしたけど、めちゃくちゃ気が重かった。
終業後、会社近くの百貨店で派手目のブラウスを買った後、トイレに入って着替え、背に腹は代えられないから後輩の化粧品を借りて化粧し直して、髪をセットして、香水をふった。そして、心の中で夫に謝ってから結婚指輪を外し、着替えた服と一緒に鞄にしまった。実戦でないとは言え、参加する以上は戦闘モードに入らないと後輩にも他の参加者たちにも失礼だ。
後輩は準備万端整った私を見て、「20代後半なんて、言われないと絶対わかりませんよ」などとお世辞のつもりか言った。確かにそれは事実だったけど、わざわざ言うなお前もすぐそうなる。
合コン会場は料亭のような和食料理店だった。襖で仕切られた広めの貸し切り座敷で、その中央に掘りごたつとテーブルがあった。男性側はもう全員揃っていた。相手は全員、某大手総合商社務めと聞いていた。
その面々を見て死ぬほど驚くいた。同じマンションの同じ階、3軒隣のご近所さんの旦那さんがいたからだ。ご近所さんどころか、両夫婦全員同い年で家族ぐるみの付き合いしてる人だった。20代後半の男性ってその彼のことだった。私と彼の奥さんは親友みたいな間柄だったから、私は自分のことは棚に上げて、合コンになんか参加している彼に物凄く腹が立った。彼が私を見て目を見張り、一瞬、気まずそうな顔をした。それでもお互い素知らぬふりをして初対面の挨拶した。
食事もお酒も美味しく、商社マンたちの話も面白くて、私もそれなりに楽しんだ。
席替えタイムに説教してやろうと思っていたのに、全然、彼とは隣の席にならなかった。その間に、私は2人の男性からアピールされたけど、男探しが目的ではないから適度に相手をして、他の女の子たちの後方支援に徹した。私がいたからか、彼も同じような感じで振る舞っていた。
結局、席替えタイムで彼とは隣同士になれず、最後に残り者同士でやっと隣になった。周りの若い子たちはそれぞれカップルになり、掘りごたつに脚突っ込んだまま畳に寝転んで話をしていた。後輩も念願叶って幹事の彼と仲良く楽しようにやっていて私も嬉しかったけど、中には人目も憚らずキスまでする輩までいた。さすがにそれは彼が注意した。今ってそんなにオープンなのかと軽く、いや、かなりのジェネレーションギャップを感じた。そんな中、私と彼だけは座って話をした。よく男前の性格と言われることのある私でも、近所の旦那さんと寝転んでは話せない。
「こういうのよく参加してるの?」
隣同士になった途端、私が聞くはずだった質問を彼は私の耳元で囁いた。二人で内緒話でもしているような感じになったからか、それとも彼の言い方に少し棘があったからか、なぜか私は動揺してしまった。私は結婚してから合コンに来るのは初めてだし、後輩に頼まれて仕方が無かったと彼にだけ聞こえるように言った。
説教してやろうと思っていた彼に、逆に言い訳をしているようになった私がモヤモヤしてたいら、彼は「そうだと思った。よかった。」と言った。年齢的な場違い感と、私の生真面目さを知ってたから想像は付いていたらしい。実は、彼も私と同じく欠員補充の参加だと言った。彼の奥さんが翌週まで沖縄出張なのは私も知っていた。年齢的場違い感ってなんですか、生真面目って馬鹿にしてるんですか、わかってたなら最初からそう言いなさいよ、よかったてどういう意味ですかと私が冗談めかして問い詰めると、彼はただ笑うだけで、私の質問には一つも答えなかった。私は服も化粧もいつもよりかなり派手目で、そんな格好を家族付き合いしている彼に見られるのは恥ずかしかったけど、気遣いなのか無頓着なのか、彼はそういうところには一切触れなかった。
その後は、お互いの仕事や学生時代の話をしたり、内輪話をひそひそ声で会話したりして時間を過ごした。彼と二人きりで話したことなんて初めてだった。家族で付き合いしているくらいだから、もともと彼の印象は悪くなかった。その日は最初は気まずかったけど、彼の人となりをよく知ることができて、それまで以上に彼への好感度は上昇した。ただ隠れて二人だけで会っているようで、そのことには夫や彼の奥さんに対して少し罪悪感があった。彼がどう感じているのかはわかならなかったし、そんなことを聞いてはいけない気がした。
突然、「墓場まで持っていく秘密」という言葉が頭に浮かんだ。そんな言葉を思い浮かべた自分に深刻に考えすぎと自分でツッコミを入れ、酔っているに違いないと思い、そんな自分が急に可笑しくなって、危うく一人でけらけら笑い出しそうになった。間違いなく酔ってた。
気が向いたら続きを書きます。
古臭くて20代が書いてるようにも令和6年の話にも見えないと書かれてしまった
生成AIに聞いたら一部の表現が古いと言われたから、確かに私の文体は古臭いのだろう
コメントした人は「令和6年の話」と書いているからおそらく年輩の方だろう
そういう人たちがどこで20代の文章を読んでいるのかには興味がある
年の離れた異性の友達がいるのかもしれない
先日、ピッコマで「北斗の拳」が1日限定全話公開してたので読んでみたんだが、本編はもちろんのこと、時代を感じる部分があって面白かった。
一気読みなのでうろ覚えも多くてすまんが、平成生まれのオタクから見たジェネレーションギャップをまとめてみる。
・男女の区別がはっきりしてる
男とは!女とは!というカテゴリで括られていて「男に生まれたからには」「女としての幸せは」みたいな性別による話が多い。基本的に男が戦っていて、女は戦わないし、戦っても弱い。進撃の巨人とかキングダムみたいな強い女は出てこない。(ユリア実はめっちゃ強いかと思ってた)
基本的に「女子供」は絶対に殺してはならず、守るべき存在。殺すのは相当な外道というポジション。「女子供を殺す奴は人間じゃねえ」って主人公サイドが言ったり。「俺は女でも殺すぞ!」みたいな脅し文句を悪の象徴として使ったりする。鬼滅では老若男女が喰われているが、女子供を喰っていることだけに非難が集中するわけじゃない。子供に対する不可侵はまだありつつも、薄れてきている感覚かもしれない。
・男は守ってもらえない
ヒーローと一般人という区分よりも、男と女子供という区分が強いので、男である限り一般市民でもあんま守ってもらえない。妹を人質に取られると兄は必死になって助けようとするが、それが弟になると「あいつにも死ぬ覚悟ができている」とか言って助けないパターンになる。男に厳しい。悪役に殺されるモブも男ばかり。男が殺されて女子供が殺されそうになった頃に主人公が助けにくる。男も助けてくれ。ヒロアカで女子供しか助けてもらえなかったらすごい違和感ある。時代なのか?
舞台は世紀末だけど性暴力的な言動や描写がほぼない。美人キャラ捕まえた悪役がいうセリフも「美人を捻り殺すの好き」みたいな感じで「俺のものにしてやるゲヘヘ」みたいな感じじゃない。誘拐しても無理やり襲わない。最近の方がそのあたりはエグい。
ビンタしないし文句言わないし口数も少ない。平成の暴力系ツンデレヒロインとは違う。多少の反抗はありつつも基本は受け入れていく姿勢で寛容。ユリアは母性が強く、みんながそこに惹かれている設定なんだが、それを大々的に語られていることが衝撃だった。周囲に「母性に惹かれてる」って思われるのってあの時代的には普通なのか?恥ずかしくないのか?「あの人、ユリアの母性に夢中なんだね」って言われるんだよ。性癖みんなに把握されてるようで自分なら取り乱す。
・命より誇り
かっこよく死ぬ!というスタンスというか。命よりも誇りを取る。掟とか伝統もかなり大事。美学に命かけてる感じ。昨今の作品はわりと命を大事にしている。主人公サイドは特に「掟を守って死んだら元も子もないねーだろ!?」みたいな型破りが多い気がする。北斗の拳ではかっこいいやつほど命をかけてるので、メインキャラがばんばん死んでく。死ぬペースも速い。
・親子の親は死亡フラグ
父親はだいたい死ぬ。母親もときどきしぬ。親が死んでも、子が受け継ぐみたいな価値観が強そう。親子キャラだから死なないだろ、主人公が助けてくれるはず!みたいな前提で最初は読んでたけど、最後の方は子がいるってことは死にそうだなと思うまでになった。最近の漫画や映画は子どもを一人残して死なないパターンが多いかも?
・ラスボス系が子孫を欲しがる
カイオウが「子をなす」ことを望んでいるのが意外だった。DIOとかヴォルデモートとか鬼舞辻無惨とか、ラスボス系は不老不死になって自分が永遠になる!みたいな思考が多いので。子供を作って受け継ぐみたいな人間的な営みを望むのが意外。上記の親子の価値観と近いところがあるのかも。
数か月に1度くらい長文を投稿するが、そこそこバズっている(今年は数十から数百だった)著者が、釣りに頼らずはてな匿名ダイアリーでバズるには、次の条件が必要だと示す。
当たり前のことかもしれないが、その一つずつについて具体例を挙げていく。
なお、ここでいう釣りとは、虚偽の出来事を書くことと、他人の神経を意図的に逆なでしてブコメを稼ぐ方法の両方を指す。
筆者はこの方法を取らない。嘘をつくことで、起きなかった出来事で人々を怒らせたり不安にさせたりしても意味がないし、他人を不快にする表現を多用することは、政治的に対立する・相反する利益を持つ相手との対話の窓を閉ざすので有害だからだ。
ヤバい過激派の意見ばかり見てきた著名人が、その反対側の過激派に染まってどんどん視野が狭くなり、どんどん口汚くなっていくのを何度も見てきており、うんざりしている。
暗い話はやめよう。以下が本題だ。
参考資料にも書かれているが、1000を超えるブクマを稼ぐのは、魂の叫びがほとんどだ。
具体的には次の増田がそうだ。
素人童貞の32歳が彼女を作ろうとマッチングアプリを使ってみた結果
この増田は明確に誰かを非難することもしていないし、口汚く罵ることもしていない。つらい中で前向きな結論を出し、行動に向かっている。にもかかわらず、あまりにも深い悲しみが伝わってくるのでバズったのだろう。何百人もが一言書かずにはいられなかった。
個人的経験だが、数百程度のブクマだとツイッターでちょっとバズる、せいぜい数十のRTがされるくらいだが、1000を超えるブクマを稼ぐと、5chやyoutube、個人のブログなどでも言及される。ツイッターでも数千RTされているのを見た。
【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編。
ベストセラーであった「三体」を読んだ読者に向けての記事だが、母数が大きいのでかなりのブクマを稼いだ。
とはいえ、これだけ書くにはある程度の読書量が要求される。言い換えるならば、読書習慣が無いとだめで、一朝一夕に書ける内容ではない。少なくとも数か月の準備がいる。
積み重ねが必要であり、簡単にバズることを目指している書き手には向いていない。
フィギュアスケートの見せパン、新体操のレオタード、陸上のブルマー
こちらもそうだ。
多くの人がテレビで触れる女子スポーツ選手の衣装について、「なぜ?」と思ってもネットで調べても細かい経緯はまでは出てこないことについてまとめられている。
また、ブルマ増田がブコメを稼いだのは、上記の共感性も理由だ。
つまり、国民の多くが学校に通っており(学園物の漫画やドラマが途絶えない訳だ)、ジェネレーションギャップに驚いたことがあり、保守であれ革新であれ自分なりのジェンダー規範を持っている。ブルマーというのはすべての条件を満たしている話題だ。
ネット記事なんかでも昔の学校と今の学校の違いなんかが定期的に特集されるのもそれが理由だ。
これらは有益な経験談であり、健康問題ということで共感性も稼いでいる。
もしこうなったら……の対処法は誰もが関心を持っており、ブクマを稼ぎがちだ。
今までに紹介した増田の多くは、「文章がうまい」というコメントがある。
文法の誤りの有無、明確な主語と述語、必要以上に複文重文を多用しないのも大事だが、同じくらい大事なのが起承転結またはIMRADに従った文体だ。
冒頭に何について述べるかを書き、論理的に経緯を書き、結論を示す。
何が起きたかをだらだらと書くのではなく、短くしていいところはどしどし省略する。
そうしないと、よほど引き込まれるような文章を書く才能がない限り、そもそも読む気にならないだろう。
ただし、これは文章力のせいなのか、健康診断あるあるでウケたかは不明だ。
ちなみにこれを書いたのは自分だが、意図的に登場人物の性別をぼやかし、男性とも女性ともとれるようにしている。そのほうが共感されやすいようだ。
参考資料にも投稿数の少ない朝のほうがバズるのではと推測しているものがある。
しかし、本記事はちょっとした実験として、夕方に投稿することにする。
【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて
就寝時には400を超え、翌日は461、昼までに471まで行った。その後は数日かけて481件で止まったようだ。
【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編
昼休み前にファーストブクマして(11時半過ぎにくらい)、昼休みを過ぎても伸びなかったが、ある時点で3ブクマを超え、帰宅間際に30に伸び、みるみるうちに40になった。電車の中で80を超えた。帰宅時間とバズるのが重なったか。帰宅間際で100。その後はぐんぐん伸びて行って翌日には700を超えた。
それ以上細かい記録は取っていないが、通勤時間・休み時間・帰宅時間・夜あたりに伸びている。ある程度の内容があり、かつ運が良ければセルクマでバズることも考えられる。
長い文章になると読むのが面倒なので、章や節に分けるといい。
具体的には「*」を使った見出しだ。
また、場合によっては太字を用いるといい。
現に、上の三体の記事は、本のタイトルや著者名で太字を用いている。
多用しすぎると鬱陶しいのでほどほどに。
以上。
ジェネレーションギャップなんだろうけど、会社の35以上の人ってなんか会議で一言多い。プロジェクトの説明の会議なのに「この案件を持ってきてくれた人はこの会社の営業とn年になる付き合いで〜」とか、まぁフェイク入れてるけどそんな「確実に覚えておいた方がいいのか、全く使わないのかわからない基本的にはどうでもいい情報」が多くて、話が長い。
口頭で言われたものは自信満々には言えないからどうせ上司に「あのときxxxって言ってたのでそれをふまえてyyyしたいんですけどいいですか?」って聞くことになるし、だいたい本人も誰に何言ったか覚えてないのでどうでもいい情報が生かされることはほとんどない。
28くらいの人がリーダーのときはそういうことがないことが多い気がしてて、補足情報には「脱線ですけど」とか付けてくれるし、大事なことは初めにはっきり伝えてくれるので分かりやすいと感じる。そういう人はちゃんと自分の上長との面談時に今のリーダーやりやすいですって伝えてるので、どうかスタンスを変えずにそのままでいてほしいと願ってる。
IT Mediaに「おばさん構文で何が悪い」という記事があり読んでみた
「おばさんのLINEの文章」が若者に毛嫌いされているという話なのだが
実際は、年齢を重ねた女性への蔑称「おばさん」についての怒りがメインだった
気持ちは分かるが、そうやって年配を嘲っている若者も光の速さで年老いるのだ
誰もが通る道
とはいえ、自分が若い時に年寄りを嘲ったりしていたかというと、「ない」
何故なら年配など眼中に無かったからだ
眼中に無い理由は「年配が自分たちのフィールドに居ない」からだ
そこでジェネレーションギャップが悲劇になる
本来は交わらないところに融合が起こってしまっているのが間違いなのだろう
(まあそれを間違いと取るか有意義なことと取るかは考え方次第だろうが)
もっと時代が進めば気にならなくなるのか、永遠に気になるのか、わからないな
いま「おばさん・おじさん」と呼ばれている人間は、若い頃にネットにどっぷりだった世代だろう
ある程度成熟しきってからPCに触れている人間と、喃語を喋っていた頃からスマホに触れている人間とでは文化が違う
前者はまるで手紙を書く様に長文で物事を伝えたい。後者は長じても二語文くらいでやり取りを済ませたい
これはもう仕方ない
どちらかが片方に合わせる必要も無い
好きにやればいい
そして冒頭に述べた通り「長文うぜえ」って言ってる奴も直ぐに老いて嗤い者になるのだから、ババァもジジィも怒りをおさめるが良い
ジェネレーションギャップって不快さ含めて本当にただただしょうがないな
現代のうだつの上がらない30歳=不定職者、恋人いない、ドルオタ、弱者男性
1990年代初頭のうだつの上がらない35歳=マイホーム、マイカー、サラリーマン、専業主婦の嫁、子供2人、ペット
が「同じ時間軸」で対決するの相当キツかったわ
現代の30歳弱者男性の過去にしんちゃんが乗り込んで「友達」になってくれる
これってクレしんと一緒に歩ってきたクレしん世代のことを表現してるわけじゃん
共働きの両親に放っておかれても、いじめられててもそこにしんちゃんはいたんだよっていうさ
クレしん見てる時だけは笑えてただろっていうさ
でも、過去の遺物ザ・強者男性のヒロシがただただ必死に生きてきた現代の30歳を応援するパート。
まーじでキツかった。
心底うるせええええええええあああああああああああしねえええええええええええって思ったわ。
少なくともお前にだけは現代の弱者男性の気持ちなんかイチミリもわからんだろ。
「俺も嫁さんの尻にしかれて子供もやんちゃで大変なんだよwお前も大変だよなw」
とか言われたらマジでブチ◯すわ。
50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。
その店は居酒屋とバーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサンの常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサンは常連側である。
そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである。
その子もオッサンも会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミングで乾杯をした。
ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレート→ロック→ハイボールの順番で飲んでみるらしい。
「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」
ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である。
メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。
出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。
お店のカラオケでジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトはオッサンの心を鷲掴みにした。
歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃんが歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である。
そしてオッサンとノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンはノニちゃんにハマり、ノニちゃんにシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンとノニちゃんが隣に座った日はノニちゃんの会計はオッサン持ちになったりしたのである。
連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。
ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。
ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい!天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職や会社都合退職ではないと本人から聞いた。
店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンはノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。
すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。
以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。
それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんのスピードは元々それくらいだ。
長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。
この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。
そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。
そして次のお店でホテルに行かないかと提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。
ノニちゃんは友達にも連絡して友達の危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。
ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。
そしてその次の記憶は警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。
少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。
仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。
ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。
50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。
その店は居酒屋とバーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサンの常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサンは常連側である。
そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである。
その子もオッサンも会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミングで乾杯をした。
ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレート→ロック→ハイボールの順番で飲んでみるらしい。
「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」
ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である。
メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。
出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。
お店のカラオケでジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトはオッサンの心を鷲掴みにした。
歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃんが歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である。
そしてオッサンとノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンはノニちゃんにハマり、ノニちゃんにシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンとノニちゃんが隣に座った日はノニちゃんの会計はオッサン持ちになったりしたのである。
連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。
ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。
ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい!天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職や会社都合退職ではないと本人から聞いた。
店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンはノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。
すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。
以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。
それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんのスピードは元々それくらいだ。
長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。
この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。
そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。
そして次のお店でホテルに行かないかと提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。
ノニちゃんは友達にも連絡して友達の危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。
ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。
そしてその次の記憶は警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。
少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。
仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。
ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。
「言っていい言葉と言ってはいけない言葉のリストを作って欲しい」「靴下の色を指定して欲しい」「眼鏡の形を指定して欲しい」
「授業を受ける時の姿勢を指定して欲しい」「「読んでいい本を指定して欲しい」「やっていいゲームを指定して欲しい」
学校教師だが、上記のような要望はここ2、3年ほどで実際に言われたことである。
私は32歳で、教職の中では若い方だ。ジェネレーションギャップなく、『子供の気持ちが汲める』サイドの人間であったと言っていい。
デジタルネイティブだしね。ゲームや漫画の話題も、大分近い距離で出来る。
だが、上にあるようなルールを決めてくれ、とにかくルールを、という考え方には戸惑いを覚えている。
ルールを減らしてくれ、だとかこのルールは理不尽だ、大人の言う事は間違っている。子供の気持ちを知らないで、勝手な指示をしやがって。
そういった感覚で子供時代を過ごしてきたし、ちょっと前の世代までは実際、共通認識としてそういう感覚を共有出来ていたと思う。
だが、最近はとにかくルールで決めてくれ、というのだ。委員長気質の子だけでなく、普通の子も、学力の低い子も、不良っぽい子も、そう言うのだ。
地域性なのだろうか、と考えていたのだが、研修で会った別の地区の教師たちも、「言われてみると確かに」という認識であった。
軽く、『ルールなんてない方がよくない?』といった旨のことを子供たちに聞いてみたことがある。
子供たちは、「ルールがあった方が便利」とのことを笑って言っていた。
便利とはなんだろう。ルールとは、行動を縛り、不便を感じさせるものではないだろうか。
基本的に、『決まりは守りなさい』と指導しなければならない立場だからこそ、ガチガチにルールを増やすようなことはしたくない。
自由に伸び伸びと育ってほしいと思うのだが、私の考えは間違っているのだろうか。
それ以上に、どうしてこういった風潮が生まれてきているのか、気になっている。
こわーーいけどジェネレーションギャップを感じなくもないから、根っこの根っこの部分では分かり合えなさそうな悲しみを感じた
地方実家住まい非モテだけど、県営の結婚相談所で結婚できたので、忘れないうちにまとめておく。
27歳、160cm50kg、ガリメガネ、長男、地方国公立大卒、中小企業勤め、年収380万円、実家住まい、年齢=彼女いない歴、童貞(風俗行ったことない)
良いところなんて一つもないどころか、マイナス要素が多い。
自分から提供できる価値はほぼない。なのでお相手に求める条件を低く設定して婚活に挑んだ。
お相手に求める条件
年齢幅は自分の年齢+-5歳以内、
これだけである。
年齢については10歳上でもいいと思っていたが、婚活本にジェネレーションギャップどうこう・・・端的にいうと交際成立の可能性かなり低いとあったので、年齢幅は狭めている。もし成婚に至っていなかったら、幅を広げていただろう。
そして見た目については、条件を作らなかった。こちらもイケメンでも高身長でもない。歳を取れば顔や身体なんて皆平等に老けてしまうし、体型なんて数年で変わってしまうものだ。なので気にしないことにした。
そう思っていた時代もありました。
顔に関しては、下限値が自分の中にあることに気づく。上から目線で大変失礼だが、プロフィール上で、この年齢でこの顔はないな、と思ったことが2回もあった。自分は選択肢をかなり広く取ったつもりだったが、「美人じゃなくてもいい」という考えであり、「美人でも醜女でも気にしない」という意味ではなかったのだ。自分もまた典型的な婚活失敗男性の要素を兼ね備えていた。運良く、その要素が芽生えないお相手に会えただけだった。
さて、こちらから提供できるメリットはほぼ無いが、無いなりにできる範囲で自分のスペック(プロフィール)を少しでもよく見せようと、ネットや本を見て2つ変えた。
① 相談所登録まで知らなかったが、年収表示が50万円刻みで、登録時年収が350万円〜399万円になる。本業でも副業でもいいから、あと20万円年収を増やせれば400万円〜450万円の一個上のランクに入れる。幸いにも登録後に昇給があり、残業も増やして410万円稼いだ。源泉徴収票出してプロフィールを変えてもらった。なので、婚活途中で年収が書き換わってる。
②実家暮らし。こればっかりはマイナス要素しかない。ただし、大学4年間は実家から離れた大学に行ったので、まがいなりの一人暮らし経験はあった。なので、ネット情報を真似して「実家暮らしですが、大学時代は一人暮らしをしておりました。」と付け加え、少なくとも一通りの家事をしたことはあるアピールはした。この作戦の効果があったかは正直不明だ。
こんな私でも成婚したので婚活成功となる。嫁に会うまでは1年と2ヶ月だった。かかった結婚相談所利用料は2万円+証明書類(独身証明書等)発行費くらいだった。県営なので安い。もちろん飲食費や交通費は別途かかる。
この期間でこのスペックで仮交際までいった人も紹介しておく。全員性格に難はなかったことも記しておく。
1人目
同い年(27歳)、160cm、痩せ型、正社員年収400万円〜450万円、実家住み。
条件だけで言えば、おそらく私が会える範囲での最高位の方。残念ながら性格不一致で1ヶ月半で交際終了となった。
2人目
33歳、170cm、痩せ型、正社員年収350万円〜400万円、一人暮らし。
条件はかなり良好。ただこちらも性格不一致で、2週間で交際終了。
3人目
25歳、155cm、痩せ型、派遣社員年収200万〜250万円、実家暮らし。
仮交際中の話から、婚活理由が「親のため」とわかり、唯一私から交際終了とした方。相手の実家から結婚前も後も色々過干渉されるだろうと思ったからだ。
4人目
嫁。
詳細は省くが、性格や価値観も合うと感じ、真剣交際へ。そのままゴールインである。
以上、成婚まで会った方達だ。
1年と2ヶ月で4人しか会わなかったのか?と思われるだろう。そう、それくらい私の価値はなかったのだ。もちろん待ちぼうけなんてしていない。自分から申し込みをしてこの人数なのだ。打率は計算したくない。
あとあまり会えなかったのは、県営の結婚相談所は民間相談所と違って「男余り」なのもあると思う。男性:女性が6:4位である。40代50代の女性の登録者もいるので、私が求める年齢層の実数はもっと減る。
婚活本やネット婚活情報にもある通り、女性は男性に一定程度の経済力を求める。男性が10万円とか100万円単位での金額を支払わないと入会できない民間の結婚相談所なら、経済力はある程度担保される。一方の県営の結婚相談所は、私のような年収が高くない人でも簡単に登録できる。結果、年収の少ない男性ばかりになり、女性からしてみれば面白くない相談所なのだろう。
そんな中でも、なんとか成婚までは辿り着いた。単純に運とタイミングがよかっただけだと思ってる。でも何事も成せば成る。仮に成婚までいけなかったとしても、4人あるいはもっと多くの女性とお茶して食事して映画見たりできたのは、私の人生で初めての経験だった。学校、職場では持ち前の非モテで、悪い意味で何事もなく終わっている。そんな私の人生で、県の結婚相談所は、女性と色々する貴重な経験を与えてくれたし、なんとか成婚までできた。
結婚を希望してるけど、結婚相談所の料金が高すぎて加入を諦めてる方は、今いる県や区や市が、結婚相談所を運営していないかチェックしてほしい。ちょっと調べた範囲だけでも全国津々浦々あるようだ。料金体系は公営だけあって大抵手が届く値段だ。登録されてる女性が少ないかもしれない。でも何もしないよりかはマシだ。頑張れ。