はてなキーワード: 研究室とは
これはフィクションです.実在の人物,団体などとは関係ありません.
今,大学院で研究室にいるんだけどハブられてるっぽい.なんとなくそれに気づいたのは向かいの席の奴が急によそよそしくなったこと.以前に一度いじめを受けているので知っているが,これは黄色信号.だいたいいじめとかって中核にいる奴と傍観している奴の2通りいて,向かいの奴は性格的に傍観しているタイプ.中核にいる奴らが陰口叩いているところを見て自分に矛先が向かないように保身のために無視し始めたりハブり始めたりする.今回は多分,中核にいる奴らがある程度大人なので,本人の目の前であからさまにハブいたりしていない.なのであまり気づかなかったが,傍観している奴があまりにも不器用であからさまな態度とってきたのでわかった.そんでもって今日陰口叩かれているのを聞いて中核にいる奴が判った.
1つは研究室内の同期が1人が数ヶ月前に中退したこと.彼は元々態度に問題があったため研究室内での評判が悪かった.で,まあありがちな話ではあるが,結束を高めるためのターゲットとなり,めでたくハブられて病んでしまってやめてしまった.特に彼と親しかったわけでもないが,陰口叩かれているのを見ててなんとなく居心地の悪さを実感していた.訳あって研究室内でちょっと外れているのがのが俺なので,次ターゲットにされるのは自分だなとちょっと思っていた.多分これから激化するだろうなということでヤバい.
もう1つは俺が今,うつ病真っ盛りってこと.これとは別件で文字通り布団から出られなくなって病院行ってうつ病であることが分かってた.正直言ってこの件のせいでパフォーマンスがだだ下がりしてる.進捗がヤバい.自殺願望はないが,研究室行くのがちょっとつらくなってきている.幸い,別のコミュニティにも参加しているので,そっちに逃げることでなんとかなるかもしれない.
で,感想なんだけど.人間誰しも合う合わないあるし,人間集まれば一枚岩にはどうしたってなれない.そんなことは百も承知である.でも人の悪口を共有し始めると上記のようなことが起きるんだなあ,みんなそこまで他人に興味があるんだなあなどと思ってしまった.
こっからは妄想.この状況で思い出したのが若松孝二の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」.ここで描かれているような分派は言ってみれば人間の本性なんじゃなかろうか.研究室は言ってみれば研究内容で分かれたセクトなのかもしれない.当然その中は一枚岩たり得ないし,その中で不満が生まれるのもある程度は仕方のない.でも勘違いした連中が不満のない仲良しクラブを作りたがって枠に当てはまらない人を暗黙のうちに「総括」して,だから彼は研究室内で「敗北死」したんじゃないかな.決して死人が出たわけじゃないけど,なんかそう思った.
ああ,ここまで書いてて思ったが,やっぱり病んでるな,自分.全部被害妄想で,本当は誰も自分のことハブたりしてないじゃなかろうか.たまたまタイミングが悪かったりしただけなんじゃないだろうか.そう思いたい.大体,赤軍と研究室を結びつけている時点でどうかしている.端的に言って頭おかしい.人間社会に向いてない気がしてきた.
訳が分からなくなってきた.
ほんと、馬鹿だった。馬鹿が調子に乗って良い研究室に入ったことが間違いだった。
どんな場所でも馬鹿が馬鹿でいていい期間ってあるはずだと思っていたんだけど、そもそもそれがおかしくて、
同期たちは自分よりも遥かにできる人間たちで、研究室に所属した瞬間から自分には居場所も同レベルの人間も、低レベルな自分を支えてくれる人間もいないと感じた。
なにより、研究室にいる人間たちがすべての面、たとえば研究以外の社会性、人間性、ユーモア、もう、本当にすべての面で優秀だったのがつらかった。
いっそ馬鹿にしてくれたほうがまだよかったんだ。そっちのほうがまだ気が楽だった。責めるところがあるから。本当に完ぺきで、責めるなんてことできなかった。
へらへら笑って楽しく会話をして、できが悪い自分にも分け隔てなく接する傍らで、毎週のように何らかの業績が生成されていく空間だった。
そこにいて、何も生み出せずにいる自分は存在意義がないように感じた。
自分について指導してくれる方も本当に優秀で、だからこそこの人の時間を奪うことがつらくてたまらなかった。
自分が研究室の誰かに時間を使わせるだけで1stTierレベルの業績が数時間数分数秒と発表が遅くなっていくのが手に取るように分かった。
自分を騙し騙し今まで居座っていたけど、いざ修論を書く段階になってそれが一気に襲ってきて本当にもうなんか無理だなこれと思って増田に書き始めている。
実際、ろくな業績もないくせにこの研究室の卒業生ですって名乗るのもおこがましい。変な話、逆の意味で学歴詐称をすることを本気で考え始めている。
あの研究室卒業でこれもできないのかと思われるのも嫌だし、これであの研究室を卒業できるのかと思われるのも嫌だし、
もっと言うと「卒業させてもらったんだな」と思われるのがわかりきっている。こいつはダメなやつなんだなって思われるんだろう。
結局は自分が何もできなかったのが間違いだったし、全部自分が悪かったんだよ。それに気づくのが本当に遅かったんだ。
研究室に入り自席のそばに来る度に、私が座る椅子じゃないなと思うようになった。もっと優秀で意欲溢れ自分から学び質問できる、そういう学生が座るべき椅子だった。
少なくともそれは自分ではないことだけは確信している。だから、私はさっさと修士辞めるべきだったんだと思う。辞めてどうするかなんて知らないけど、辞めたほうがよかったんだと思う。
辞めたほうが、よかったんだろうと、本当にそればっかり頭に浮かんでくる。もっと早くいなければよかった。もっと早く消えていればよかった。そうしておけばよかったんだよ。
日本では、つらそうにしている=がんばっていると見られる風潮があるとネットのどこかで読んだ。
実家がサラリーマンではなく自営業だったので、世間一般の普通の家庭のことはわからない。
もちろん大社長の息子というわけではないが、子供二人が大学に進学でき、年に1回程度の家族旅行で海外に行けるという意味では恵まれた家庭だったと思う。
大学に入ってからは自立のために家からの仕送りをもらわずに生活をしてみた。もちろん最終的に困ったら仕送りがもらえるというセーフティネット付きではあるが。
そこでわかったことは、プライドとか他人からの賞賛ということを抜きにすれば、お金を稼ぐ方法はいくらでもあるということだ(もちろん法を侵さずに)
自分は東大生だったのだが、ネットで色々と言われているが、基本的に東大生というのはなんだかんだでやはり優秀である。
でも、そんな彼らでも就活の時は本当に悩んでいるようだった。
たぶん彼らはどこででも生活していけるような優秀な能力をもっているにもかかわらず、親が官僚であったり、大企業の部長クラスであったり、大学教授であったりするので、それに見劣りをしない就職先かつ同期と比べても見劣りがしない就職先を探すので必死なようであった。
僕は親がサラリーマンでなかったことから、スーツを着てネクタイを締めて就職活動をする、またはその後そのような格好で働くということが想像できず、いわゆる普通の就職活動をドロップアウトした。
研究室の知り合いの知り合いの人がつくったベンチャー企業に誘われて、とりあえずそこで9ヶ月くらい働いた。
9ヶ月しか働けなかったのは僕がクビになったわけではなく、そのベンチャー企業が潰れたからだ。そもそもベンチャーとはそういうものである。
つぶれた会社ではあるが、自分一人が暮らしていくには悪くない給料をいただいていたこともあり、僕はあまり悲嘆にはくれなかった。大学時代の同期が慰労会をしてくれたが、給料も悪くなかったし、いまは失業手当もらってるし、生活には困っていないと僕がいうと、別の人種を見るかのように驚かれた。
それからまた大学時代のバイト先のツテをつかって、別のベンチャー、ベンチャーというか会社設立から5年以上経っていたし、社長はIPOもバイアウトも考えていなさそうだったので、正確に言えば中小企業なのだが、そこで働くことになった。
とにかく社長が明るくて人格者だったので、自分としてはとても気に入った職場だった。
そこでも自分が思うに、悪くない給料をもらえていたし、大学時代から付き合っていた彼女とも結婚し、現在3歳の娘がいる32歳のおっさんになった。
ある程度フレックスな働き方を許してもらえているが、基本的には9時ごろに会社に行って、22時くらいに会社を出るような生活をしている。疲れた日は18時ごろに退勤する。土日は働かない。
こないだ大学時代の学科の同期の同窓会らしきものがあり、久々に20人くらい集まった。5人は転職していたし、流動化は高まっているんだろう。
30代になったことで、このタイミングで家やタワマンを買うのはお得かどうかだとか、自分は社内で出世コースに乗れているのかどうかだとか、みんなそんな話をしていたが、自分は早く家に帰ってゼノブレ2してーとしか思っていなかった。
自分が最初の会社で失業した時に慰労会をしてくれた友人が「そういえばお前は最近どうなの?」と聞いてきたので上記のような話をしたところ、みんなが固まった。
そして年収も聞かれたので答えたところ、更に固まった。要は、僕がもらっている年収は彼らと比べて遜色がなく(もちろん少ない、少ないがバカにできるほど少なくないということらしい)かつ楽そうな恵まれた生活をしているをしているということらしい。
ある友人が決定的なことを言った。「お前の人生、ほんと甘いよなー。オレらと比べてイージーモードだわ」
一瞬カチンときたが、とはいえ彼らの話を聞いていると、たしかに辛そうな人生を送っていそうだったので、それもそうだと3秒後くらいに思い返し、冷静になって「そうだね。オレの人生、あまあまだわー」と答えた。
僕は怠惰であり、彼らのように身を粉にして働くことができないんだと自覚している。
一方で、そんなに私生活をつぶしてまで働く必要あるかと思ったりする。いや、面白い仕事ならいいんだけど、上司の飲み会につきあうとか、忘年会の幹事をするとか、そういうのは無理だ。
というわけで、僕は今の働き方に満足しているし、仮に会社が急に潰れたとしても、「まぁそういうこともあるだろう、あの人格者の社長だからなぁ」と正直思っているし、そうなったらそうなったで、また職を探せば良い。最終手段、家庭教師でもプログラミング教室でも、なんでもやっていこうと思えば生きてはいけるものだ。
それが他人に対して威張れるような生活ではないことはわかっているけど、他人に威張ったり、承認欲求のために自分の人生を潰したり、そんなことをするのは馬鹿らしいなと思ってしまう。
でも、なぜか増田にはこういうことを書いてしまった。やっぱり承認欲求なのかな。反省。
早く家に帰ってゼノブレ2やりたい。
まあ、要するに「考え方が逆」なんだと思った。
では、「100億円の巨大プロジェクトを作って全額投資する」みたいなやり方なのだと思う。
それで、上流から金を流してやれば、という話なのだけれども、末端までに金が流れてこない、というオチ。
大地は乾いているので(比喩表現)底辺に到達する水分などわずかなのだw
飢えた狼だらけだw
なんて世界だw
では、リスクヘッジをして、100億円を100分割し、個々の研究室に渡された1億円の用途は自由にする、好きに使って良いと。
もちろん、横領して好き放題遊ぶ人もいるだろうw
ただ、そもそも、好きで研究している究極の研究マニアがアカデミズムに残っている訳で(特に理系は)、研究家の「遊ぶ」という意味は、多分にして、研究室で好きにいじり回せる、という話だと思う。
仮に、大当たりの研究の成功率が1%だとしても、帳尻は合うんじゃないだろうかw?
(中当たりが10個でも良いが)
仮に、大当たりの研究の成功率が0.1%だとしたも、1000億円で事足りる。
それに、横領して好き放題遊ぶとしたら、研究成果は出ない訳で、優秀な人材も集まってこないと思う。
(そういう研究室に集まってくるのはやはり浪費好きの人間達だろうし)
単に投資が下手なんじゃないですかね?
最初に著者の経歴を書くと、
学部卒業後、SIerで2年弱勤務→某大学院修士課程進学(旧帝大より1ランク下)
という流れで、現在修士1年です。ストレートで来ている人とは、2年ほどの差はあります。
今回は、社会人にとっては特にイメージしにくい『大学院入試に突破するにはどうしたら良いか?』
大学院生活とか就活については、また別なタイミングで意欲が湧いたら書きます。
※MBA等の社会人向け大学院は当記事は対応していません。ご了承ください。
一般入試という手が真っ先に上がりますが、時間がとれない社会人には相性が悪いです。
しかし、社会人入試といっておきながら、通常の学部生と全く同じ受験科目の場合もあるので、
そこの確認はすべきです。
ちなみに、働き始めてから数年であれば学部時代の成績を元に推薦入試を受けるという抜け道もあるので、
募集要項を見つつ検討してみて下さい(社会人で推薦入試で入ったのは私だけでした・・・)。
推薦入試で受けると社会人で課されている小論文すらなくなる大学院もあるので、格段に入りやすくなります。
という訳で、オススメ順は
となります。推薦入試を受けれそうになかったら社会人入試で合格を目指しましょう。
ちなみに、どのレベルの大学院を受ければ良いか?という話ですが
大学院入試の倍率で見て1倍を下回っていれば、合格基準に達していれば全入ですので
目安としては中堅国立・MARCH以下は全入のところが多いです。
しかし、心理学系etcの大学院はネームバリューによらず倍率が高いので、
倍率はちゃんと確認した方が良いです。
それらよりネームバリューで上の大学は、ペーパー試験を考慮する必要があり、
先ほど述べたように、大学院入試はかなり門戸が広いので社会人経験を持ち合わせていれば
ただし、より注意すべきことは、『受け入れ先の研究室に枠が存在するか?』という
問題です。受け入れ先の指導教官(=教授)にOKを貰えないと、いくらペーパーで点数がとれても、
試験的に大丈夫そうな専攻×自分の興味のある研究室という2つの視点で調べ、
大学に願書を提出する数カ月前に、受け入れ先の指導教官に一度会えないかアポイントをとるべきです。
何故直接会うことを薦めるかというと、受け入れ先の指導教官に直接会った時に
入試に合格するためにするべきこと(ペーパー含め)も教えてもらえるからです。
ですが、入学してから思うのは、本当に研究が好きでないと大学院生にはならない方が良いです。
学歴目当てで受験すると、貴重な2年間を棒に振るのでオススメしません。
私が入学してから思っていることとしては、学部時代よりも勉強意欲の高い方が多く設備が整っているという点で、
2018/01/18 追記
遅くなりましたが、励ましのコメントありがとうございます。頑張ります。
旧帝大の情報系の研究室を可もなく不可もない業績で出て、今年の4月からまあまあ大手のIT企業で働いている。
来年あたりから採用面接で学生と話すことになるかもしれないんだけど、表題の件についてインターネットの人達に聞いてみたい。
研究室でも、あるいはTwitterでも優秀(ここでは、たとえばトップカンファレンスにほぼ毎年論文を採択される程度の能力を指す)で口が悪い人はそれなりにいる気がする。そういう人ともし面接で話すことになったら、どう評価すればいいんだろうか。技術的に色々知っていて、日夜最新のトレンドに追いつくどころか更に先を行くために勉強/開発/研究に取り組んでいるが、自分がよくないと思ったものに対して「それゴミでしょ」などとバッサリ否定するような人を。
たとえば研究室にいる優秀な後輩は(その人が認めている)優秀な人とは普通に会話しているが、自分のような冴えない人間には冷淡で、Twitterで「研究室で〜〜する奴がいる、クソ」とその日あったことを書き込んでいる(指摘自体は正しいので業界の人からは共感のふぁぼやRTを貰っている)。業界内の知り合いに対しても、論文や何かの発言が気に入らなければ「こいつ何言ってんの?」と公言し、ツイートする(指摘自体は正しい、以下略)。それでも、業界内の極めて優秀な人からは能力が買われているので、あちこちからオファーがあったらしいし来年からは超エリートコースに進む。
今のところ、会社でよく接触する範囲ではこのような人間はいない。違う部署にはいるかもしれないが十分に観察していない。
個人的には、正直言って隣の席にはあまりいて欲しくない。コミュニケーションを取るたびに「そんなん使っているの? ありえないんだけど」とか人格ごと否定されるとQOLに大きく影響するからだ。ただ、優秀な人であれば多分話していて楽しいんだろう。
会社としてはこのようなエンジニアを採用した方が総合的な技術力は上がる気がする。潜在的な炎上リスクを抱え込むかもしれないけど。
「会社の風土による」「先輩に聞け」「優秀なら合わなきゃさっさと内定辞退なり転職なりするだろうし、とりあえず採用しておけ」などと言われるのは目に見えているが、まずはインターネットの人達が一般的にこういう人達をどう評価しているか(自分なら採用したいと思うか)聞いてみたく投稿しました。
よろしくお願いします。
追記:20180124
多くのコメント頂きありがとうございます。ちょっと昔に書いて忘れていたので、気がついたらホッテントリ入りしていてかなりびっくりしました。
「口が悪い」=「遠慮せずにコメントする」という解釈をしている方が何人かいたのですが、今回の定義からは少し外れています。
今回の増田では、「口が悪い」=「同じ内容でも言葉のチョイスが悪い」を指しています。
たとえば、「〜〜するやつはクソ」という後輩のコメントも「〜〜はしない方がいいと思う」ならまだ受け止められました。
「そんなん使っているの? ありえないんだけど」も「それ使うなら、これ使った方がいいんじゃない?」と人格否定をされなければ、ごく普通のまっとうなコメントだったと思います。
東北大学の秘書の雇い止めの危機を伝える新聞記事(http://www.asahi.com/articles/ASKC16D0XKC1UNHB00P.html)が話題だ。大学関係者としての想像だが、雇い止めは誰も望んでいないはずだ。秘書本人はもちろん、研究室の教授や関連する学部の事務職員なども、できることなら続けてもらいたいと思っていることと思う。それでも雇い止めの危機は来る。
ブックマークコメントでは「雇い止めとかふざけるな、無期雇用にしろよ」という論調のコメントも多い。お怒りは尤もである。尤もなのだが、話はそう単純ではなく、仕方がない面もあると思う。
原因は、教授や大学組織の心意気の問題ではなく、大学の予算のシステムにある。建前の上では、(労働契約法の)趣旨に反した雇い止めをこれから行うというよりも、(大学の予算制度の)趣旨に反した継続雇用をこれまで行ってきたと言える。およそ大学で働く人の実感とはかけ離れているが、かけ離れているが故に問題である。
どういうことかを説明するには、大学の予算の話をしなければならない。面倒だが付き合っていただきたい。
研究室で秘書を雇うとなると、まず間違いなく、人件費の原資は「競争的資金」のはずだ。競争的資金とは、各研究者が研究計画(「こういう価値のある研究を、こういう計画で実施したいと思うので、これだけの予算を下さい」という申請書)を提出し、その中で優れたと判断された計画に予算が割り当てられるという仕組みだ。競争に勝って予算が得られれば、研究計画に関する事務をお願いするために、秘書を雇う(ことがある)。雇い止めとの関係で言えば、ポイントは3つ。
だから2~5年は雇う約束ができても、ずっと雇う約束はできない。そもそも、5年を超える秘書業務は建前上は存在しないのだ。記事の秘書の方は勤続12年だそうだが、建前としては、4つか5つの研究計画の実施の事務処理を行ってきたはずだ。3年+3年+3年+1年+2年とか、そんなところだと思う。(労働条件通知書には、どの研究計画の業務を行うかが明記してあったと思う。確か。だから、研究計画の切り替わりの前後での仕事は、書類上は、「従事すべき業務の内容」が違う別の仕事ということになる。たぶん。)
無期雇用にするのが難しいのは、こうした建前の現行システムのせいだ。建前に忠実に従うと、5年以内での雇い止めがおかしいのではなく、3年+3年のような研究計画を跨いだ連続した雇用の方が歪んでいることになる。そもそも、「雇い止め」ではない。本来の職務は「3年間の研究計画に付随する事務」という時期に限りのある業務で、約束した仕事が終わったので雇用契約が満了するだけなのだ。次年度から新しい研究計画が動き出すかもしれないが、それは別の話。皮肉なことに、原理原則に従うと、雇用の期間は5年よりも短くなり、雇用の不安定性は増す。建前上は、無期雇用が相当な仕事はない。誰も得をしない。
じゃあ、どうしたらいいのだろうか。
「競争的資金に落ちたので、来年度は雇えません」というのが解雇の正当な理由になるのであれば、さらにそのことが各大学の執行部の共通認識になれば、無期雇用への切り替えを恐れて5年で雇い止めをする必要はなくなるのではないだろうか。ちなみに、無期雇用は必ずしも終身雇用は意味しない。業務が明確に定められていて、その業務がなくなってしまうのであれば、無期雇用者の解雇も認められるはず。したがって、「研究計画の遂行に係る事務」のみを業務にしていた場合、「競争的資金に落ちた」は正当な理由になってもいいと、個人的には思う。労働法務は素人だけど。東北大学の教授くらいになると、競争的資金も安定して取れるので、本当に解雇が発生するリスクは大きくない。一方で、現実の秘書業務は研究計画との紐づけが若干緩く、研究計画との関連の薄い研究室の運営業務もお願いしていたりするので、そういった所は改める必要があるのかもしれない。
※ 研究室の秘書の雇い止めと類似の問題として、学科の有期契約の事務職員の雇い止めがある。秘書業務は建前上は研究計画に紐づく期間に限りのある業務だから、研究計画の終了で雇用契約が終わることも止む無いが、学科の事務は恒久的に発生する仕事で無期雇用が相当だと、個人的には思う。また若手研究者の雇用の不安定性の問題もある。
※ 今回報道された問題は、全国の大学で目にできる、ありふれた問題だ。また新しい問題でもない。2012年の段階から議論されてきている(例えば http://d.hatena.ne.jp/scicom/20120422/p1)。
仕事がつらい
だから本来は残業代がつくんだけど、時間を管理するシステムが会社にはないので残業代はない
「俺みたいにもっとたくさん働けば楽になるよ」
どうかしてるぜ
修士課程時代に週7で研究室に行って、不眠になって教授に責められて精神科に駆け込んでから僕はもう無理しないと決めた
週に100時間も働いて、ケロっとしている奴の気がしれない
どうして僕はこんなに弱いのだろうと思う反面、やっぱ労働時間はちゃんと規制してよと思う
悪いが僕はキッチリ土日休ませてもらうぜ
報道がとても信じられなくて、続報を集めていたところ、Yahooニュースのコメントに内部を知る人物の書き込みを見つけた。
私は広島大学で勤務していたこともあるし、先生の市民講座を受講したこともある。
みんなでお誘いして一緒に日本酒を飲みに行ったこともある。そのときは、陽気な楽しい酒で、酒に飲まれるような飲み方ではなかったように思う。
南極観測隊の隊員だった頃の話、宇宙の生命体に対する考察、極限で生きる生物の話、野口聡一さんと競った宇宙飛行士の試験の話、大好きな日本酒の話、やる気のない学生の話、大学の煩雑な事務作業の話…。
まだまだやりたいことがたくさんあるんだというすごい熱量を持った先生だった。
テレビ出演も増え、これからますます有名に、そしてたくさんの業績を積んで行くだろう将来がなんだか誇らしかった。
一緒に市民講座を受講していた小学生の男の子が「将来先生の研究室に入りたい!!」と意気込んでいたのを切なく思い出す。
先生は「僕はもう退職してるかもしれないけど、どこかで一緒に研究できるのを待ってるよ」と。
私が知るのは先生のほんの一部でしかない。ネットのコメントを鵜呑みにすべきでないこともわかっているが、もし書き込みが事実なら、あの報道はあまりにも一方的でやりきれない。
「科学界のインディ・ジョーンズ」が学生に暴行 広島大
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00000020-asahi-soci
M*****
内部の方から聞きましたが、(学生の方がよっぽど悪質なようですが)そもそも大学がきちんと事実確認しようとしないのが問題のようです。
悪意に満ちた勝手な言い分でも一旦主要マスコミに流れると、教授側ができることは限られてしまいます。
見かけ教授が悪いような印象を広めれば社会的ダメージは相当なもの。
今回、学生は過剰に守られてるようです。
しかし言ったもん勝ちの社会にしてはいけないし、それこそ、この学生が変な学習をしてしまうことになり、教育上も非常にマズイです。
HARU*****
学生さん、今勝ち誇った気分でいるかも知れないが、君のやったことを多くの人は知っている。今回の件は君にとって大きな傷になった。
その想いを理解できないと理不尽と感じ逆恨みする者が現れるのも分かる気がする。
でもいずれ理解できるようになる者も多いはず。
長沼教授にはこれを教訓に、なるべく敵を作らないようにして欲しい。
その点、今まで多くの人が気を揉んでいた。
どうか自分の為、周りの為に。 <h3>o- *****</h3>
マスコミ各社,揃いも揃って学生(とその親)の嘘を鵜呑みにして事実と相当かけ離れた報道をしていることに呆れ果てる。
院生は長沼教授が大嫌いで,たびたび,わざと怒らせるようなことをして挑発してた。
この時もルールを守らず叱責を受けたことに逆ギレして自分から胸ぐら掴みに行き,話さないので教授が足払いしたら尻餅をついただけ。
広島大学は内部調査をきちんとせず,学生の嘘を鵜呑みにして教授を不当に処分した。
馬乗りになって首絞めたりなどしてないし,他の学生どころか本人へのハラスメントもない。
「ハラスメントはなかった」と当初彼は言っていたのに突然主張を翻したのは誰かの入れ知恵かもね。
なぜ大学がそうまでしてこの親子を守るのかが最大の謎。
モンペ対応を誤って親子を図に乗らせたことを誤魔化すため?それとも弱み握られてるか逆に何かもらってる?
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20171109-00000106-jij-soci
y******
真実を知っている人はたくさんいる。
ルールを守らない,再三の指導にも従わないなど態度が悪いから叱責されたのにそれを逆恨み。
自分からつかみかかって足払いされ,尻餅をついただけ。腰の骨折などしてない。
レントゲンでは見えないくらいのごくごく小さなヒビが入っただけ。翌朝には普通に歩けた。
彼はおそらくこういうチャンスを狙っていたのだろう。大嫌いな長沼教授を陥れるために。
もしかしたら都合よく編集された「録音テープ」とかも週刊誌に売り込んでるかもね。
警察にも大学にも(親にも?)嘘の証言を繰り返してるうちに,「嘘もつき続ければ真実になる」とか思っちゃったのかな。
あなたの思い通りになるほど世の中は甘くないです。
先に学生から教授に飛び掛かって暴力行為を行ったのがこの事件の原因じゃないですか。
ただ、この学生の普段の異質さに気づいているのは自分だけではないはず。
https://ヤフコメ.com/comments.html/20171109-00050017-yom-soci
sbr*****
船上実習で貴重な水を使って禁止されてる洗濯してるとこ見つかり注意され、突然つかみかかって周囲が止めてもやまず先生はやむなく足払いで制止。
その時も頭打たないよう先生がかばってたらしい。で痩せた学生は尻餅で骨にごく小さなヒビ。
数日は普通にしてたのに下船後に急に騒いで自分で救急車呼んだ。
親は医者、で、この診断。
【yahoo知恵袋】
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12181913037?__ysp=6ZW35rK85q%2BF
natsumi228490
真水が少なかった調査船で禁止されていた洗濯をわざと教授の前で始め、それを咎めた教授に学生が掴みかかった。
その手を解くため教授が足払いしたところ、尻もちついて小さなヒビ。それだけ。
ところが、このチャンスを狙ってましたとばかり、親とともに大騒ぎ。
以前付き合ってた彼女はガツガツ系男子が嫌いで、そういう男から連絡があると「こんなキモいのが来た」と文面も全部見せてくれてた。
大学を卒業して数年経ってからまったく連絡をとってなかった研究室の先輩がいきなりデートのお誘いを送ってきたり、いきなり下ネタや冗談でホテル行こうとかLINEしてくる男がいたり、女性はいろいろ大変だなぁと思った。
それらを流す技術がものすごく高い子だったのでどうしてと聞いたら「男は今の彼女に振られたり、狙ってた子に彼氏ができたりしたときに、それを埋めるために、安易にいままで出会った女の中でそこそこいいと思う女に連絡をしてくるスパムみたいな習性がある」と言っていた。