2017-12-03

社会人を辞めてフルタイム大学院生になる選択肢 -大学院入学編-

最初に著者の経歴を書くと、

学部卒業後、SIerで2年弱勤務→某大学院修士課程進学(旧帝大より1ランク下)

という流れで、現在修士1年です。ストレートで来ている人とは、2年ほどの差はあります

今回は、社会人にとっては特にイメージしにくい『大学院入試突破するにはどうしたら良いか?』

というテーマについて書こうと思います

大学院生活とか就活については、また別なタイミングで意欲が湧いたら書きます

MBA等の社会人向け大学院は当記事対応していません。ご了承ください。

1.社会人合格するための入試形態概説

一般入試という手が真っ先に上がりますが、時間がとれない社会人には相性が悪いです。

まずは社会人入試での受験検討すべきです。

しかし、社会人入試といっておきながら、通常の学部生と全く同じ受験科目の場合もあるので、

そこの確認はすべきです。

ちなみに、働き始めてから数年であれば学部時代の成績を元に推薦入試を受けるという抜け道もあるので、

募集要項を見つつ検討してみて下さい(社会人で推薦入試で入ったのは私だけでした・・・)。

推薦入試で受けると社会人で課されている小論文すらなくなる大学院もあるので、格段に入りやすくなります

という訳で、オススメ順は

推薦入試社会人入試一般入試

となります。推薦入試を受けれそうになかったら社会人入試合格を目指しましょう。 

ちなみに、どのレベル大学院を受ければ良いか?という話ですが

大学院入試の倍率で見て1倍を下回っていれば、合格基準に達していれば全入ですので

現在学力とは関係なく頑張れば入れます

目安としては中堅国立MARCH以下は全入のところが多いです。

しかし、心理学etc大学院ネームバリューによらず倍率が高いので、

倍率はちゃんと確認した方が良いです。

それらよりネームバリューで上の大学は、ペーパー試験考慮する必要があり、

相応の学力必要になります


2.入りたい研究室に必ず相談しよう

先ほど述べたように、大学院入試はかなり門戸が広いので社会人経験を持ち合わせていれば

学部入試に比べれば入試自体はかなり楽です。

ただし、より注意すべきことは、『受け入れ先の研究室に枠が存在するか?』という

問題です。受け入れ先の指導教官(=教授)にOKを貰えないと、いくらペーパーで点数がとれても、

口述試験で落とされます

試験的に大丈夫そうな専攻×自分の興味のある研究室という2つの視点で調べ、

大学に願書を提出する数カ月前に、受け入れ先の指導教官に一度会えないかアポイントをとるべきです。

何故直接会うことを薦めるかというと、受け入れ先の指導教官に直接会った時に

入試合格するためにするべきこと(ペーパー含め)も教えてもらえるからです。


以上の2つに注意すれば、入試問題なく合格できるでしょう。

ですが、入学してから思うのは、本当に研究が好きでないと大学院生にはならない方が良いです。

学歴目当てで受験すると、貴重な2年間を棒に振るのでオススメしません。

私が入学してから思っていることとしては、学部時代よりも勉強意欲の高い方が多く設備が整っているという点で、

入学して本当に良かったと思っています

2018/01/18 追記

遅くなりましたが、励ましのコメントありがとうございます。頑張ります

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