はてなキーワード: 毛玉とは
順調で問題のない自然妊娠・出産・育児について、ネガティブなことを言っています。ひとによってはとても気に触る内容だと思いますので、自衛をお願いします。
薄々「不妊」の2文字がちらつき、ひとりこっそりググり始めたところで自然妊娠、出産した。
客観的にはごくごく平均的か、順調な部類だろう妊娠・出産・育児の2023年度だった。夫や親族との関係、職場環境は恵まれていたが、そりゃあ先進国は少子化するわな〜とも思った。
いわずもがなつわりはつらい。妊娠前に漠然と想像していたのは猫が突然毛玉を吐くような、日常生活に「嘔吐」が足されたものだった。実際なってみるとつらさの本体は、なんとなく過ごす「日常」の全てが「吐き気がする時間」に塗り替えられることだった。
数割の確率で流産するという妊娠初期がつわりのピークなので職場にどこまで報告するのか迷いながら、まともに働けない体になってしまったのだとばかり感じた。
膨れていく腹は皮膚が張り裂け、赤紫にひび割れる。お産の瞬間にはお股の穴が肛門に向かって裂ける、あるいは予防的に鋏で切られる。
黒変していく乳首は、マッサージと称して指先三本で少し痛いくらいまではさんでつねって、産後に備えることが推奨される、ニキビを深追いしたときのような黄色く透き通ったベタベタした汁がにじみ出る。
自分の内臓に、ひとひとりの命が掛かっていることがプレッシャーだった。断続的な胎動が2時間とだえているときは胎児の命が危ぶまれるので急いで病院へ、とはいえ30分あくのは胎児の睡眠サイクルであり正常。胎動が弱ったときも病院へ、ただし臨月になると弱く感じることもありそれは問題無い。
食事の不摂生をすれば悪い影響を背負わせるかもしれない。睡眠時は仰向けはリスクがある、うつぶせなんてしたくてもできない、左を下にしてシムス体位と呼ばれる格好を。心肺機能は圧迫されるが体力は落ちないように。
産気づくその瞬間まで8〜9ヶ月間ずっと何事もなくとも、お産のその数時間でのトラブルもありえる。狭い産道を抜けるのは子供にとっても負担で、その瞬間に障害を負うことがある。「羊水塞栓症」といって破水後に発症する原因不明・母体死亡率6割の病もある。
日本のお産の1/4が帝王切開で、これは内視鏡手術やカテーテル手術が発展した現代において珍しく大きく腹筋と内臓とを切り裂く手術だ、3kgの胎児を、腫瘍と違って無傷のままで、まるっと取り出さなければならないのだから。
産休育休でキャリアが、とか、つわりが重いとか軽いとか言う以前に、母体にメリットが無さすぎる。新しい命が産まれる、ひとひとりが無から育まれ出会える奇跡を前には些事ではあるんだろうけど、男性がうらやましくて仕方がない。現代医療のおかげで母体の死亡率は限りなく低くなっているけれど、母親の死亡率が「限りなく低い」に対する、父親の死亡率の限りのない低さよ。
代理母出産ビジネスの、金で人権を買う感覚の先進的っぷりに目眩がする。人工子宮が実用化してほしい。透析なんかと比べても遠く遥かハードルは高いとは聞くけど。
妊婦健診や出産には補助金が出るし、有給休暇とは別枠で必要な休みは取っていい制度はある。(実際のところ大抵の病院で補助金以上の支払いが発生するし、休みを取る心苦しさはおぼえてしまうけれども。)こういった、必然的に生じるマイナスをゼロをする制度は整えようとされている。でも、本音を言えばゼロでは割に合わない。代理母ビジネスで動く金の半分ぐらい夫から妻へ、男性から女性に動いてほしい。いくらか知らないけど。代理母ビジネスが適切な額なのか知らないけど。
閑話休題、こども家庭庁までもが「妊娠は病気じゃない」と言ったが、私自身という個を尊重すればするほどに、孕むという行為は私自身を損なうものだと感じる。
妊娠、怖かったし、やだった。いいことなかった。夫との間に新しい命が生まれて大切な家族に出会えたことは望んだことだけど、それ以外の…、私自身のことを考えた時に、妊婦であることに良いことなんていっこもなかった。心身がつらくて、体が醜くどんどん変形して、私自身ともう一人の命にリスクと責任が生じただけだった。上手く言えない。伝わるだろうか。
妊娠初期、つわりが辛かった時期に、周囲のごく一部の人たちに妊娠を伝えると皆「おめでとう」と言ってくれるのに泣きそうだった。周りの人から祝福されないとやってられないと思った。私が吐き気に苛まれ続けるコレはめでたいんだ、喜ばしいんだと周りの人が皆で言ってくれないと。
じゃあ私は今後避妊を徹底して第二子以降はナシで、かというと、それも断言できない気持ちも正直ある。メリットデメリットや打算計算で妊娠はできないなと感じた。子供はかわいい。両腕にすっぽり包まれてなお空間の余る命を抱きしめていると、そういう脳内物質がドバドバ出るのを感じる。こんな可愛い子供に会えるならもう一人産みたいのが本音。こんな可愛い子供に会えるなら。
https://i.imgur.com/zGQ7pPb.jpg
https://i.imgur.com/LYnmRBj.jpg
なんで女は毛玉に厳しいの?
友達がいる。小中が同じで、ずっと一緒にいた。いつも冗談を言って私を笑わせてくれた。鍵を忘れた彼女を、よく家に招いて一緒にゲームをしていた。母も彼女が好きで、たくさんのお菓子や果物でもてなした。暖かくて楽しい日々。
中3になって、私は塾に缶詰になって、遊ぶ時間が減った。彼女とはあまり将来の話をしなかった。彼女は勉強が苦手で、勉強しようと考えたことは無いようだった。それをハンデとは思っていなかった。そしてそのまま地元の荒れた公立高校に進学した。偏差値は40を切っていた。
私は必死に勉強して、憧れがあった少し遠い私立に通うことになった。卒業式の日、もう会わないかもね!とふざけ合った。これからもたくさん会えると思っていたからこそだった。
高校生になって、会うのは2.3ヶ月に一度くらいに減ってしまったけど、それでも定期的に出かけたり、私の家でのんびり過ごしたり、以前と変わらぬ尊い時間を過ごした。
この頃から、彼女は地面に尻をついて座るようになった。何がいけないのかわからないといった顔をした。ボディピアスが増えた。ごみを道に捨てた。深夜のストーリー更新が増えた。同級生との喫煙をインスタに載せて、別室登校になった。
私と離れている間、どんな場所で、どんな人たちと一緒にいるかわかるような気がした。それでも、暖かくて、明るくて、優しい彼女のままだった。寂しかった。
数年後、私は大学生になっていて、彼女は専門学校を卒業して、バーの個室で知り合ったというベンチャー企業に就職した。一般事務として採用されたと言っていたけれど、4月になると配属されたのは車で1時間半走らせたところにある契約先の店舗だった。
夏になって、彼女はうつになったから仕事を辞めたと言った。夜にドライブに連れ出してくれた時にそれを聞いた。彼女が働いている時に、飲酒運転がばれた、遅刻したら怒られた、眉ピアスを注意された、ちょっとくらいいいじゃん、と度々愚痴っていたので、いずれ辞めるのだろうな、とは思っていた。
仕事を辞めて時間ができた彼女を、一度大学にこっそり招いた。私の大学はお洒落して大学に通う学生が多いので、彼女にもそれを伝え、バレないように馴染む格好で来て、と言った。当日彼女は、毛玉だらけのスウェットで現れた。お気に入りだと言うドンキホーテの健康サンダル。禁煙の校舎内でタバコを吸い、講義中椅子に足を乗せる。注意しても、また何がいけないのと不思議そうにしていた。大学の同級生の、あぁ、そういう子ね。という目。友達を恥ずかしいと思いたくなかった。それでも彼女のことは大好きだった。
後から聞いたことだが、退職するにあたって、契約書が良くわからなかったが、100万くらい払わされた、と言っていた。父親が法学部だから、なんとかしてもらうと言っていた。でも結局、彼女は貯金を切り崩して、100万円ほど支払ったようだった。
クラブの男に性病をうつされたらしかった。病院には行っていないようだった。代わりに痩身エステを契約していた。
私はただ、大げさに普通を装った。彼女は私の事を何にも興味が無いやつだと言うので、そうするのが良いと思った。
最近、彼女はよくTwitterで死にたいと言うようになった。死にたいのか、現状を変えたいのかわからないから、いつも通り銭湯に誘った。
友達がいる。小中が同じで、ずっと一緒にいた。いつも冗談を言って私を笑わせてくれた。鍵を忘れた彼女を、よく家に招いて一緒にゲームをしていた。母も彼女が好きで、たくさんのお菓子や果物でもてなした。暖かくて楽しい日々。
中3になって、私は塾に缶詰になって、遊ぶ時間が減った。彼女とはあまり将来の話をしなかった。彼女は勉強が苦手で、勉強しようと考えたことは無いようだった。それをハンデとは思っていなかった。そしてそのまま地元の荒れた公立高校に進学した。偏差値は40を切っていた。
私は必死に勉強して、憧れがあった少し遠い私立に通うことになった。卒業式の日、もう会わないかもね!とふざけ合った。これからもたくさん会えると思っていたからこそだった。
高校生になって、会うのは2.3ヶ月に一度くらいに減ってしまったけど、それでも定期的に出かけたり、私の家でのんびり過ごしたり、以前と変わらぬ尊い時間を過ごした。
この頃から、彼女は地面に尻をついて座るようになった。何がいけないのかわからないといった顔をした。ボディピアスが増えた。ごみを道に捨てた。深夜のストーリー更新が増えた。同級生との喫煙をインスタに載せて、別室登校になった。
私と離れている間、どんな場所で、どんな人たちと一緒にいるかわかるような気がした。それでも、暖かくて、明るくて、優しい彼女のままだった。寂しかった。
数年後、私は大学生になっていて、彼女は専門学校を卒業して、バーの個室で知り合ったというベンチャー企業に就職した。一般事務として採用されたと言っていたけれど、4月になると配属されたのは車で1時間半走らせたところにある契約先の店舗だった。
夏になって、彼女はうつになったから仕事を辞めたと言った。夜にドライブに連れ出してくれた時にそれを聞いた。彼女が働いている時に、飲酒運転がばれた、遅刻したら怒られた、眉ピアスを注意された、ちょっとくらいいいじゃん、と度々愚痴っていたので、いずれ辞めるのだろうな、とは思っていた。
仕事を辞めて時間ができた彼女を、一度大学にこっそり招いた。私の大学はお洒落して大学に通う学生が多いので、彼女にもそれを伝え、バレないように馴染む格好で来て、と言った。当日彼女は、毛玉だらけのスウェットで現れた。お気に入りだと言うドンキホーテの健康サンダル。禁煙の校舎内でタバコを吸い、講義中椅子に足を乗せる。注意しても、また何がいけないのと不思議そうにしていた。大学の同級生の、あぁ、そういう子ね。という目。友達を恥ずかしいと思いたくなかった。それでも彼女のことは大好きだった。
後から聞いたことだが、退職するにあたって、契約書が良くわからなかったが、100万くらい払わされた、と言っていた。父親が法学部だから、なんとかしてもらうと言っていた。でも結局、彼女は貯金を切り崩して、100万円ほど支払ったようだった。
クラブの男に性病をうつされたらしかった。病院には行っていないようだった。代わりに痩身エステを契約していた。
私はただ、大げさに普通を装った。彼女は私の事を何にも興味が無いやつだと言うので、そうするのが良いと思った。
最近、彼女はよくTwitterで死にたいと言うようになった。死にたいのか、現状を変えたいのかわからないから、いつも通り銭湯に誘った。
かなり良くできていた話で面白かったけれど、遠い映画館から帰る途中、YouTubeで映画のレビュー聞いてたらマジで自分の思ってるのと違って んー? となったらここに自分の感想を置いておくことにする。
市子と北くんと長谷川の関係だけど、北くんも長谷川も市子にとっては特に変わらない存在だと思ってみてた。長谷川は何も知らないから市子に大事にされてただけで、3年間も素性を確認しないでそばにおいてくれる男なんてそんないないから、だから恋人だっただけの話で、北くんは全部知ってるから、あんな扱いまだったってだけで、結局市子は市子として誰かを愛せる実績を得た瞬間、市子って名前を捨ててさらっと戸籍を取得しに行ってる。
長谷川のことなんてたまに思い出すくらいの話でもう必要としてないと思うんだよなぁ。
でも警察にあんな顔写真あったら普通に冬美になって生きていくの難しいと思うけど。
あと杉咲花が可愛すぎるのかなんか知らないけど、市子の着てる服が全部高そうで集中できなかった。大体全部高そうに見えた。もっと毛玉まみれの服着てないと、シチューに肉入れたれやってなる。
夕方に味噌汁の匂いがするーの冒頭のセリフ。質問なんだけど夕飯に味噌汁でる? 我が家は味噌汁は朝だったから そんな街から味噌汁の匂いすることある?!??ってなった。
セーターに毛玉ができることを避けたいから、セーターを着ているときには摩擦をなるべく起こさないために子持ちのマストアイテムリュックは持たないし
抱っこひもはもってのほかだし
なんならアウターすらも着ることを避けたりする
この間は、わざわざハンドバッグを持ってセーターを着ていったが
4歳娘がなにかと不満を持つ度に私が着ているセーターを引っ張ってきてまじで精神的に苦痛過ぎた
わたしほど毛玉発生を気にしている人は少ないと思う。わたしも20代のときはセーターをうまく扱えていなかった
外を歩いていて、セーターを着て、リュックを背負っている人を見ると「ヒェッ」ってなる
背中にも肩にも毛玉ができるけどいいのかそれ!と言いたくなってしまう。コットン100%のニットならまだ……まだいっか…ってなる
スウェットは子育てのための戦闘服だから娘に引っ張られても、赤子にミルクをはかれて汚されても「まぁ……(許容)」だし
リュックでもなんでも背負うし
セーター、ニット大好きで集めたくなるけども、これらの服にハンドバッグを合わせてなんのためらいもなく着れるようになるにはあと何年かかるのだろう
誰にも言えないからフィクション混ぜつつここに書く。乱文です。
私のスペック
20代半ば
見た目は普通だと思いたい
私が好きなのはイベントに参加すればオンリーワンCPになるようなキャラ達で世間的にはマイナー。でもpixivには作品件数がないわけではない。
ある日pixivで何度も読んでいた小説の作者さんのTwitterアカウントを見つけて即フォローした。その作者さんが表題の方で仮にAさんとする。
Aさんのツイートは主に仕事の愚痴であんまり見ていて面白いものではなかった。しかしAさんは私のことをフォロバしてくれてよくいいねやRTなどの反応をくれた。やがて通話をするようになって、Aさんとはたまたま家が近かったこともあり会うことになった。
会う前にAさんは「喪女なんですけど大丈夫ですか?」とDMで言っていた。保険だったんだと思う。そんなこと言われてじゃあやめときますとか言わないし言えるはずもない。私はAさんの作品が好きだから、喪女だろうと何も関係がなかった。
実際に会ったAさんは本当に絵に描いたような喪女だった。脂ぎった髪に毛玉の着いた真っ黒な服、すっぴんに眼鏡でなにより身体が大きい。100キロ近いと思う。
でも人格に特別問題は無いだろうと思って、Aさんとは定期的に会うようになった。
オタク話だけでなくプライベートな話もした。Aさんは同人特有の怖い話を沢山持っていて、その愚痴を聞いたりもした。Aさんは押しに弱いようでそういうのに巻き込まれがちらしい。Aさんはヤバめの話の通じない人間を引き寄せやすいようだった。
まず、Aさんに近づくと脂臭い。毎日髪を洗っていないのだと思う。イラッとする。
そして太りすぎているためか呼吸音がうるさい。イラッとする。
喋り方もボソボソとしていて、声が小さく聞き取りづらい。イラッとする。
Aさんは小説だけでなく絵も描くのだが、それがなかなか酷い。自分の中高生の頃の絵を見ている気持ちになって直視できない。デッサンがどうとかの前に配色センスが絶望的だ。
同人をやってない人の前で萌え語りをしだす時がある。やめてほしい。空気が読めないタイプなのかもしれない。
などなど、挙げ出すと沢山ある。
でも私のいるジャンルは人が少ないし、Aさんの小説は好きだ。悪い人ではないと思う。ただ、私にとっての「いい大人だったら最低限こうであれよ」という像から外れたところが多いために気に障ってしまうのだと思う。
少し距離を置きたい。でも界隈は狭いし、彼女の小説は好きなのだ…。
以上、愚痴でした。
アグリーセーター、クリスマス用のダサダサセーターを買いたい!と思ったのだが
0歳、4歳の子供がいると難しい
リュックのショルダーストラップとトップスの摩擦のことを考えると、セーターやニットが怖くて着れない
ハンドバッグだったらいけるかと思いきや、4歳の子供は母親の着ている服がどんな素材でも何円で買ったものでも容赦なく引っ張ってくるんだよね
自分の子供との接触がない行事に参加するときはここぞとばかりにオシャレブラウスやニットを着る
毛玉ができにくい綿100%のスウェットが最強の子育てパートナー過ぎてスウェットばかりの日常である。顔もずっとすっぴん
働いていたときは週5日で化粧をしていたというのに
もちろん真性童貞。
5ヶ月前にXでソープ嬢のアカウントを見て「こんな可愛い子がいるなら素人よりソープの方がいいな」とソープに行くことを思い立った。
ただ、その時の俺は非常に終わっていた。
喫煙により歯は黄色くなり、ヘビースモーカーでしょっちゅう咳き込む。
伸びっぱなしの髪が目に被ったら千円カットで魚屋の親父風スポーツ刈りにしてもらい再び数ヶ月伸ばしっぱなし。
服は6年間以上着ていてタバコ臭いであろうヨレヨレのTシャツ、毛玉だらけのニット、シワシワのパンツ。スーツは親父のお下がりに高校時代のローファー。
このまま風俗に行けば間違いなくオクサレ様だ。
また、いくら働いていると言っても一気に数万円のお金を飛ばすのは気が引ける。終わった後に後悔しそうだった。
そこで半年間、一ヶ月ごとに11000円を貯めつつ、それと並行して「オクサレ様」から「普通の非モテ男」くらいまでにはステップアップしておくことにした。
以下やってきたことを綴る。
レントゲンを撮られたり針で歯をチクチクされた。最低限夜の歯磨きはしていたので幸い虫歯はなかったが、お姉さんにフロスをされるとものすごい歯垢が取れて恥ずかしかった。その後回転する硬いブラシでヤニや歯石を取ってもらい綺麗になった。
新しい歯ブラシ、歯磨き粉、フロスを受付で買って三ヶ月後の予約をして帰宅。
禁煙はすぐに断念したのでアイコスを購入した。歯科衛生士さん曰く「紙と電子じゃ汚れ方が全く違う」とのこと。咳き込みも減ったし、他人の紙タバコの臭いに敏感になったので少しはマシだろう。
昼の外食を辞めて休日に5日分作った冷凍の作り置き弁当を持参。足りないボリュームは朝食(ご飯と味噌汁)を食べるようにして補う。夜も外食せず宅食サービスを使った。
現時点で体重が17kg減り、特に顔まわりが見違えた。おまけに風邪未満のような怠さが殆どなくなった。
色々調べたり妹や数少ない知人女性に聞いた結果「男性の服装は加点を目指さず減点されないようにすることが重要」と考えた。
星野源を若干参考にしつつ白T、スウェット、カーディガン、ニット、デニム、スラックスなどを無印とユニクロで購入した。全て無地で黒、グレー、ベージュなどの落ち着いた色を購入した。
それと昔は白かったが今は真っ茶色のバンズのスリッポンを捨ててアディダスのスーパースターを2足買った。
これは余談だが久しぶりに若者のいる商業施設に買い物に行ったらエナメル肩掛けカバンとマジックテープの財布が嫌になったので2ヶ月目に革のチェストバッグと財布を買った。服装に気をつけ始めたら親父のお下がりブカブカスーツとローファーも恥ずかしくなったので青山でスーツを作って革靴を買った。
髭を剃るのが億劫だった理由の1つが肌が弱い上に髭が濃く、荒れたりはしないが剃る時痛かったこと。また前述したように羽虫や大便が毛に絡むほどの剛毛で不便だった。
敏感肌はもちろんニキビやアトピー持ちの人も受け入れているというクリニックに行って相談しスキンチェックしたところ「問題なくできる」と言われたので陰毛と脇以外の脱毛を申し込んだ。陰毛と脇毛だけは男のプライドで剃りたくなかった。現在まだ途中だが、髭を剃らずに放置してもポツポツと生えているくらいになった。
近所の美容室のサイトが女性の写真ばかりだったのでInstagramで男性をカットしている動画をアップする店を見つけ、伸ばしっぱなしの状態で行った。
妹が命を差し出せるほど好きだというBTSのジョングクという男性の写真を見せて「こんな感じでお願いします」と言った。笑われずに了承してくれて安心した。
セルフセットに苦戦したが2回目に行った時「カチューシャで前髪をオールバックにしてからスプレーをかけてバンダナを取り髪を下ろす」というセット方法を教わり、簡単で理想的な感じになったので専らそうしている。
喋る前に「あ」「あの」という癖があり、また伝えたいことをテンパって上手く伝えられないと言う悪癖があった。この五ヶ月間、市民プールの受付やコンビニで店員さんに「お願いします」「ありがとうございます」と言ったり、職場の人に自分から挨拶したり、昼休みに公園や休憩室に逃げず会話に混ざったり、斉藤さんというアプリで男女問わずダラダラ会話したりしていた。
意識していたためつっかかりや「あの」がかなり減りテンパることも減ったので、ソープの女の子から質問されたり雑談されてもとりあえず返答することはできるだろう。
職場の人や家族から「彼女出来た?」と聞かれたり、電車で女性が隣の空いている席に座ったりしてくれるようになったので、とりあえずオクサレ様は卒業出来たのではないかと思う。
俺は来月童貞を捨ててくる。
流行りのファッション(これって冗語か?)、お洒落な格好、みたいなものに反感があって、俺は逆にお洒落度の下限、逆ファッションリーダーになるぞっつう気概を持って生きてる
こう思うようになったのは、大学時代に友達が受けた講義で教授が言っていたらしい言葉がきっかけだ
「ファッションに気を遣わないのでは、獣と同じですよ」 だいたいこういうニュアンスだ
ファッションに気を遣うのは人間だけ、人間らしさの大きな要素にファッションがある、そういう話だと思う
ぶっ殺すぞ
俺の実家で飼ってたネコは日がな一日自分の身体をベロベロやって毛並みを整え、たまに毛玉を吐いていた
コイツ、おのれの身体を舐めて毛並みを整えるくらいしか娯楽がないのか?なんて矮小な生命なんだ、と俺は思っていた
何に見せんのかもよくわからん(去勢されてたし…)のにずっと毛並みを気にしているネコの姿は、高校時代、休み時間の半分くらいを男子トイレの鏡に向かって髪を整えるのに費やしていた長髪のヤンキーに通じるものがあった
ああファッションってネコの毛繕いと本質的に同じなんだな、というのが俺の至った結論で、俺はこの結論にけっこう満足していた
それがなんだ ファッションは人間にのみ許された特権なんですゥ〜? フザけんなよ むしろ逆だっつうの
砂の城を築いて壊す、みてえなことをやってるほうがまだマシだ 万物の霊長としての矜持がすこしは感じられる
身体に巻く布の色や形を変えて喜んでるのは、ネコの毛繕いと同程度の営みで、魂のレベルが低い
冬は毎日同じダウンジャケットを着て、下に着るのは中学生の時から着てるダルダルのトレーナー
それが人間らしく生きるってことだ
着飾りたい その気持ちに蓋をして、逆に着飾らないこと どうすれば一番着飾らないでいられるかを考える いや、考えない
なにも考えないってことなんだ
あっでもこれ逆に快不快しか判断基準がない下等生物っぽさがあるな
やっぱ、考えましょう
どうやったら着飾らないでいられるかを考えるってことだ
これは、「着飾らないオレを見て!」とか「ありのままの自分を評価してくれる人がいるハズ!」みたいな話ではない
逆だ
着飾らないことで、よりモテなくなる
そのまったく無意味な営為を、確かな意志・自我をもって完遂することで、ひとつ万物の霊長としての矜持を貫くことができる
俺はそう信じています
清潔じゃなくて清潔"感"って言ってんのが大事なんだよね
「髪のセット」「ムダ毛処理」「歯の白さ」「服に毛玉、ヨレ、シワなし」あたりが清潔"感"
清潔にする=臭さとか見た目の汚さとか、清潔"感"も一部向上するからわかりにくいのかな
身だしなみを整えてるかどうか、小綺麗にしてるかどうか
清潔感の話になると出てくるアドバイスを聞く限りどう考えても清潔かどうかって関係ない
清潔感のある格好って顔面、体型、衣服等のトータルコーディネートで美しい格好をしろって意味だよな?
そしてこういう話をするとさ風呂は入れとか洗濯しろとか的外れなアドバイスを始めるやつが現れるのはなぜ?
お前さっきまでどう考えても「清潔」の意味で「清潔感」って言葉を使ってなかったでしょ
なんでこの言葉おかしくね?って言う時だけ「清潔感」の意味を変えるの?
ブコメを読んだら、清潔感の具体例として「髪のセット」「ムダ毛処理」「歯の白さ」「服に毛玉、ヨレ、シワなし」をあげて「だから美醜じゃない」と結論づけている人がいてビビる
それ全部外見の美醜の話でしょ?
髪はボサボサでも洗ってるなら清潔
ムダ毛も同じ
服も同じ
追記を書いた後にも清潔感の具体例として美醜の話をしておきながら、結論として「美醜じゃない」と言い出す人が現れるんだが
髪型、服、メイク、爪、靴、鞄、歯のホワイトニング……全部美醜じゃねーか
これらが「清潔か」ではなく「美しいか」で「清潔感」を評価してるだろ
本当に何なんだこの人たち