はてなキーワード: 人殺しとは
子供が〜したらどうするの?
と、子供を持たないでお前の人生どうするの?の違いがわからんやつか
ってこと言うような親がいるってことだよ
子供居なきゃ介護して貰えないじゃん=子供に介護してもらいます
って言ってる親
「八月の光」には、ブラウン(ルーカス・バーチ)という箸にも棒にも引っかからない小人物が出てくる。
主人公の一人であるリーナを妊娠させて逃亡し、逃げた先でもう一人の主人公クリスマスがやっている密造酒の販売に手を貸し、さらにクリスマスが殺人を犯して懸賞金をかけられると、懸賞金欲しさにクリスマスを売る。
ブラウンは「悪党」以前に、鼻先5センチくらいのことしか考えられない人物として描かれている。「犯罪のための相棒として選ぶにしても、何もブラウンを選ばなくてもいいだろう」と言われるように、クズであるが悪事を働くには考えなしすぎるという人物なのだ。
はしっこそうだが軟弱な感じのハンサムな顔立ちで、口の端に小さな白い傷痕があったが、その傷痕は何度も鏡に映して見られてきたように見えた。(略)
「シムズはあの野郎に仕事をやったが、人をひとり雇ったとはいえないぜ。ズボンを雇ったのでさえないや」(略)
「あの男を見ていると、ラジオを積んだ自動車みたいだと思うね。自動車の中で誰かが喋っているけど何言っているのかわからなくてさ。自動車はとまってどこへ行く様子もない。それでよく見てみたら、誰も乗っていないんだ」(略)
「俺は馬を思い出すな。暴れ馬じゃない。ただの役立たずの馬だ。牧場にいる時は、そこそこいい馬に見えるが、誰かが馬具を持って門をところへ来た時にゃ、いつも泉の中へ入って水を飲んでいやがる。足はけっこう速いが、馬車につなごうとしたらいつも蹄に故障があるんだ」
「雌馬には好かれそうだけどね」(略)
「ああ。でも雌馬が忘れられないほど惚れ込むような奴じゃないよ」
あまりに長くそんな風に生きてきたので、この男の人間の中身は全部ばらばらに拡散してしまい、半透明の重みのない殻だけが残り、それが風に吹かれるまま、何も考えず、あてもなく、あちこち漂っているだけなのだと思われた。
ブラウンはそれなりに働いた。
バイロンの考えでは、人間の中身がほとんど残っていないから、うまくサボることさえできないのだった。
ほかのことでも上手にやるにはやはり能力がいる。盗みや人殺しもそうだ。
だがブラウンはそういうことはしないだろう。(略)
目の前の物事を長期的に判断する回路がない、そしてそれを実行する力もない。
抉られたな…
心当たりあるので
「自分は反省してる(あるいは無実と言い張ってる)のにお前たちは責めた(追求した)、心が折れました、精神病になりました、自殺しますね」って感じの宣告してるの、本当に多くなったと思う
最近でもそんな感じの事例が複数起きて、それがわかりやすく言語化(ティンコンカンコンする、など)されたが
こういう「お前らが追い詰めたから死ぬね、お前らは人殺しだ」って感じの宣言は「脅迫」になるんだろうか
マジで死んだ事例もおそらくあるんだろうけども
こういうのは脅しとして成り立つのかな、それとも周囲のオモチャにしたりリンチしてる(?)側が悪として裁かれるのかな
よくわからんわ
他人のものを勝手に使えない状態にした(容易に手の届かないところに置いた)なんて、単純に財産権の侵害でしょ。刑事罰の範疇だよ。器物損壊罪かな。たとえば、他人のものを隠したりして使用を制約してしまうことなんかも器物損壊。物の本来の効用を害した時点でアウト。別に物理的に壊す場合だけに当てはまるわけじゃない。今回だと、「ベビーカーから発生する、新幹線から降りたあと子供を乗せて運ぶという便益を壊した」と言えば分かりやすいかな。というか、どういう神経してたら他人の財産を勝手に毀棄隠匿しておいて刑事罰にならない可能性があると思ったかの方が分からん。人殺して、「でもあいつムカつくやつだったんですよ、何か罪になりますか」って言ってるレベルだよ。
育児経験者達が、私もこうなっていたかもしれない、こうなる前に助けられなかったのか等々語っていると揶揄しに来る。
父親が子供を殺したら叩くくせに母親が子供を殺したら批判しないと。
しかしそれは父親の子供殺しが育児ノイローゼなど追い詰められた状況なことがほぼ無いからだ。
育児に手のかからない年頃の子の口答えに怒った等のエグい虐待の末ばかりだ。
例えば母親が寝たきりになったが、介護していないことを怒られるのが嫌で医療にも福祉にも繋げず介護もせず、糞尿まみれになった布団の中で凍死させた事件なども、息子に同情的な記事が書かれていた。
多分これをやったのが娘なら息子の時ほどの同情は得られまい。
統合失調症の妹を殺した兄も同情されまくっている。
前にあった子殺しを逆転して、妻が三子育児に関わらず、夫は鬱になり全く眠れず発作的に一人殺した事件などがあった場合、同情されまくるだろう。
DQN男は、かわいい子がいると見境なく発情し、攻撃的に接し、DV洗脳で性奴隷にしようとするケダモノだ。
だから、DQNとか見ると、露骨にかわいい子ばっか叩いて、さも嫉妬ブスの好感を得ようとしながら、異常性欲を満たそうとする。
逆に、性欲を感じない相手、ブスや腐女子なら、特に性格が悪くて屑な奴ほど持ち上げて、表向き女に甘い風に見せかける。
もちろん、飽きて邪魔になったら、どんな酷いやり方でもして捨てる。
風俗に売り渡す、外国に売り飛ばす、ヤク漬けにして廃人にする、樹海や海の底で始末するなんてのは、ヤクザと知り合いな奴なら平気でやる。
「20代のうちにこれ読んどけ」とか「本を読んでない俺が薦める本」とか、そんなの見てたら俺も本紹介したくなったからするわ。
1999年に埼玉県で発生した桶川ストーカー殺人事件を追った週刊誌記者のルポルタージュ。事件が事件だけにこういう言い方は不適切かもしれないが本当にとんでもなく面白い。こんな酷いことができる人間が本当に存在するのか、警察はここまで人間の命を軽んじるのか、マスコミは面白おかしく報道できれば事実なんてどうでもいいのか……、とにかく最初から最後までずっと衝撃を受けっぱなし。この世界の見え方がぐわんぐわんと歪み、最終的に気持ち悪くなってくるほどの恐怖や憤りを覚えた。また、文庫版あとがきにも言葉を失った。打ちのめされる読書体験がしたい人は読むべき。
「人間って生き方下手すぎるだろ、ちょっと動物見習ってみろよ」みたいな本。半分漫画、半分解説文で猛烈に読みやすいから気軽に何度も読み返すうちに大好きになっていた。゛「生存戦略」がテーマのビジネス書”と紹介されているが、バリバリのビジネスマンから完全なる無職まで、老若男女誰もが普遍的に楽しめて勇気づけられる内容になっているのがすごい。
世の中なんてクソくらえ、と思っている人にはこれを読んでほしい。世の中には「世の中なんてクソくらえ」と思っている人が割と大勢いて、その中でも哲学者中島義道はかなりクソくらえパワーが強い人間。中島が嫌いなのは「常に感謝の気持ちをわすれない人」や「自分の仕事に誇りを持っている人」、「けじめを大切にする人」など。普通だったら良いこととされる考え方の中にある欺瞞や建前を丁寧にあぶりだしてすさまじく罵倒する。「わが人生に悔いはないと思っている人」に対して「ああ、そう思いたければそう思いなさい!そう思って、さっさと死んでいくがいい!」とブチギレまくっている。中学生の頃にこの本を読んで価値観を根底からひっくり返されるような衝撃をうけた。
はいきました、直木賞作品。小説には゛奇妙な味”という、まあ今ではほとんど死語になりつつあるジャンル?があって、阿刀田高はその名手。なんとも後味の苦いブラックユーモア満載の短編が13話入っているのだけれど、文章とオチのキレがすごい。ありふれた日常風景から導入して途中に「おや?」と思い、その違和感がいつの間にかとんでもない事態になっている。やっぱり短編小説は読みやすいよね。作品世界に慣れて没入し始めた時に終わってしまうので物足りないこともあるけれど、これはどの作品も大体最後は破局的な結末でスパっと終わるので読後感が爽やか。
めっちゃふざけたタイトルだが、中身はめっちゃ理系!マジで想像以上に理系。文系の私にはさっぱりわかりませんし、もはや何が書いてあったのかすら全然覚えておりません!しかし何というか、宇宙人と出会った時に恥をかかないためにはどういう教養を身に着けどんな会話をすればよいのか、その会話の先に何が待ち受けているのか。そんな考えたこともないようなシチュエーションを解説してくれる宇宙会話ハウツー本として不思議な魅力がある。講談社ブルーバックスという自然科学、科学技術系の新書シリーズの中の一冊。
光文社古典新訳文庫。その名の通り『カラマーゾフの兄弟』とか『方丈記』とか古今東西の古典的名著を、今生きている言葉でとても読みやすく出版してる神シリーズがあり、その中から出会った一冊。一言でいえば若い男女が愛の炎に燃えて駆け落ちする話、なのだがとにかくエネルギーがすさまじい。ああ、お互いのことが好きで好きで堪らないけどとにかく金がないから親から金借ります、その金使っちゃったので友人騙して金借ります、だめだ金足りないから詐欺します、どうやら彼女が浮気してるぞこのビッチめ、ごめんやっぱり愛してるよチュッチュ♡、そうこうしてるうちにまた金なくなったから人殺します……、最初から最後までやりたい放題でものすごい疾走感、最高に面白い。驚くのはこれが300年前の小説だということ。
小学生の頃図書館で読んで不思議な気持ちになった漫画。猫と人間が同じことをしゃべる世界で、性格が終わってるデブ猫ヒデヨシとその友達のテンプラやパンツたちの日常の話。最近久しぶりに読み返しているがヤバい、毎回最後のコマで泣きそうになる。降る雪の上を歩ける靴を履いて「ほんとうに・・・粉雪は冬の散歩身だね」って……(´;ω;`)。別に感動的な話ってわけでは全くないんだけれど美しくて。余韻って言葉はこの漫画のためにあるんじゃないのかってくらい、毎話余韻がすごすぎる。
無人島に一冊だけ持っていくとしたらこの本を選ぶ。40年近く前の本だが、この本はそれだけ長い間日本全国津々浦々、大都会の本屋で、片田舎の図書館で、おじいちゃんちの本棚で、様々な人にひっそりとけれど強烈に衝撃を与えてきた名著。「ものぐさ精神分析が本当に面白くて」みたいな話を、全く別々の3人から聞いたことがある。日本人について、歴史について、性について、すさまじい筆力でぐいぐいと独自の理論が展開されていく気持ちよさ。今読み直してもその理論が社会にピタッと当てはまってしまうような鋭さ。今後もずっと読み続ける一冊。