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はてなキーワード: バイオとは

2014-05-21

パーマネントを捨てるか悩む

田舎で悲しくなるような環境パーマネント助教についてしばらく経つ。

つらかったポスドク時代と比べると、のどかで、細々ながら研究の真似事みたいなことはできて、非常にありがたくはある。

しかし、これでまともな研究と言える研究なんてできるんだろうか、この先、研究環境も次第に整っていくんだろうか、とか思うとこわい。

こんな田舎で、子育てしていくことも怖い。

いま、知り合いに、非パーマネントのポストだけど口きけるかもしれない、って話をもらって、すごい悩んでいる。

研究者としては、行くべきなんだろうと思う。

行ってダメなら死ねばいい、みたいな気持ちを、研究者としての覚悟というならね。

しかし、人生として考えると、本当にそれでいいかわからない。

いまのような、まともな研究環境じゃないところで、文句いいながらのんびり生きていくことが、幸せだったなと思う日が、年を取ればくるのかもしれない。

でも、こんな絶望的な田舎での平穏って、人生を賭してまで守るべきものなんだろうか?

それは全然そうは思えないんだよなあ。

妻と、じきに生まれるであろう子供には人生を賭せるけども。

もしその話がうまくいけば、それなりの都会で、故郷に近いところに帰れる。

こういう、当たり前のものが当たり前にある環境に妻子を暮させてあげることが、妻子のためのような気もする。

田舎の死んだようなパーマネントにしがみつくことが、妻子のためかはわからない。

妻も、一生ここで暮らすのは勘弁かも、って言っている。

しかし、こんな環境に長くいたら、非パーマネントだとしても出ていくことは困難になりそうだよな、と思うと焦る。

最悪のケースを考えると怖いのはやまやまだが。

助教スライドできたら任期は再任もマックス含めれば10年以上、特任助教みたいなのだと、ポスドク逆戻りってことだよねえ。

はあ。

うーん、どうしようね。

いまは一応パーマネント獲得してるわけだけど、バイオ系の惨状を忘れたわけではないからなあ。

威張れないような悲しいポストだけどね。

2014-05-17

豹変する男

昨夜の男は、普段は至極常識的紳士先生なんだけど、

興奮すると急に暴力的になるやっかいなたちだ。

普段がやさしいだけに、セックス中のバイオレントな本性を見ると恐ろしさが増す。

昨夜は首を絞められ、乳首をかまれながら激しく犯された。

「悪い俺が出てきただろ?」

「怖い?」

怖いっていうか痛い。

痛いの嫌いだからやめて。

たぶんこの人は、女をモノみたいに扱うことに興奮するたちなんだろうね。

きっと女に対する激しいコンプレックスがあるんだろう。

女に馬鹿にされるんじゃないかとか、見下されそうで怖いとか

普段は女にびくついてる分、セックス中に女に復習するんだろうね。

何人もの女への復習を、私が身代わりになって受けている気分で、

男がすこしかわいそうになった。

いろんな男がいるものだわ。

いとをかし

2014-05-14

悲報!!STAP細胞を含んだサルが逃走、生態系に甚大な影響を与える恐れw

ありとあらゆる器官に変形する万能性を秘めたSTAP細胞を投与されたサルが、

逃走したと探偵ファイル報道をしている。

http://www.tanteifile.com/diary/2014/05/14_01/

ハーバード大学のバカンティ教授らはNature論文発表直後に「STAP細胞移植した脊髄損傷猿が著しい回復をした」と発表した。

基本的に少なくとも霊長類を用いた移植実験では施設倫理委員会承認必要となる。マウスならばそれほどでもないが、

犬以上の大動物なら厳しい審査になる。今回の場合、彼所属のBWH(ハーバード大学医学部関連病院の1つ)で審査がなされているはずだ。

よって、理研はバカンティ教授らと病院広報STAP細胞関連の動物実験に関する審査資料の情報開示請求を行えばいい。

そこには「ハーバード産のSTAP細胞STAP幹細胞)」に関する記述が詳細に書かれているはずだ。日本では理研STAP細胞

STAP幹細胞)に関する議論しかされていないが、ハーバード大学STAP細胞STAP幹細胞)があったか否かがこれでわかる。

さて、関係者によれば「上記の猿は逃げた」とのこと。

もし、それが本当ならば大事である

参考画像

https://pbs.twimg.com/media/Bngu1GNCEAA3Ggs.jpg

http://livedoor.blogimg.jp/manaboomax/imgs/7/1/71771629.jpg

http://blog-imgs-68.fc2.com/j/i/j/jijimonster/jijikaijyuu36.jpg

日本バイオ株を暴騰させたバカンティと小島教授の会見動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22787445

[niconico:sm22787445]

2014-05-11

SE負け組

私は15卒工学部所属バイオ修士です。

残念ながらメーカー研究職の内々定は無理でしたが、

先日SIer大手内々定を何とかいただけました。

ぶっちゃけ現在生物研究にそこまで未練も興味もない私は、満足して就活を終えようとしました。

でも連休あたりから両親や大学の先輩、同級生負け組扱いされます

ITブラックからやめとけ、そもそも修士まできたのに企業科学知識が生かせないなんてむなしい」

どうも周りはそういうので、いやいやながら就活を続行しています

結局まだまだ大学コミュニティの中ではITって白い目で見られるんですよね。

下手に高学歴なので色々期待されてる部分も少なからずあると思います

しか生物専攻だとメーカー研究職のつぶしがきかないんですよ。

どこも採用人数少ないし、正直今後メーカー2次募集内々定なんかとれる気がしません。

来週明けは大学にも企業説明会にも行く気がでなくなってきました。

SEってそんなにおもしろくない職業ですか。

プログラミング経験で畑違いの専攻の修士の私には、そんなにSEって似合わないですか。

何よりも大手内々定なのに、SEというだけで負け組扱いされることが悔しくてなりません。

勝ち組」になりたいです。

でももう、私は就活負け組なんですね…

内々定とった今になってこんなに悩むとは思いませんでした。

みなさんなら、就活続行しますか、それともやめますか。

2014-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20140508224243

とりあえず、日経バイオテクONLINE Vol.2050が

調査委員会の主張をわかりやすく説明してくれてる。

弁護士は興味ないから知らん。

2014-05-06

stap細胞は、ありません!

バイオ修士卒。

研究職にはついていない。

論文はある程度読み取れる。

stap関連のあれこれはそれなりに追っている。

という立場で話をします。

とにかく声を大にして言いたいことは、これはサイエンスコミュニケーションにかかわる問題だということです。

科学者コミュニティ(だいぶアバウトなまとめ方ですが、便利なので使っていきますからすれば、

小保方さんが随分と悪質な捏造を行ったことはほぼ確定ルートと言って良い状況と思います

ここで修士を出た程度の僕があれこれ書き散らすまでもなく、

理研や有志の方々がいずれ粛々と事実を明らかにしてくださることでしょう。

そしてその結果得られた見解科学者コミュニティ共通のものとなることに、

(そこまで専門性の高い知識がなくとも判断できる程度の捏造があるので)それほど困難はないはずです。

周囲の方々についての見解はばらつくことと思いますが、

少なくとも小保方晴子という人の科学者としての信用は既に地に落ちていて、再び浮上することはないでしょう。

科学者コミュニティの中では。

しかし巷の人々に聞けば、

「よくわからない」「結局stap細胞があればOK」「佐村河内は悪いけど小保方さんはかわいそう」「理研の偉い人に利用されて、尻尾切りね」

と言いますよ。尋常ではない割合の高さでこのどれかが返ってきます

それこそがこの問題のすべてといっても過言ではない。

からこそ僕たちはこんなにもこの件に関して憤っているのではないですか?

この問題がここまで広がったことの一因は、最初の時点での広報戦略でしたが、

それ以上に寄与したのは小保方さんのとった事後対応でした。

理研疑義についての会見を開いた後、あれだけ不利な状況で弁護士を雇って反論会見を開くなどと、

度肝を抜かれたのは僕だけではないはずです。

しか世間の大多数の人々はこれを信用した。

小保方さんという人は一般の人々に対する訴えかけが本当に上手だった。

一方で理研の会見から、一般の人々が何か読み取ることができたでしょうか?

僕はそう思いません。

小保方さんが不正をしたんだぞって雰囲気が、理研の会見にはほんとになかったな…。

これだけわかりやす不正を、これだけ沢山の人々が認識できずにいることは、

大変に由々しき事態だと思います

からないことを印象だけで判断し信じこんでしまう人々にも問題はありますが、

仮に分野外の人がこの問題に感心をもち、実際何が起こっているかを独自に調べ始めたとして、

ことの本質理解できる状況に、現状なっていません。

この件に関して発信される情報ほとんどが、一般の人々に対する意味をなしていないのです。

例え話を使って上手に解説してくださっているブログ記事もいくつかありますが、数が少ない。

とにかく科学者の皆さんは、慎重で、控えめで、それは本当は素晴らしいことなのですが。

そりゃ、根拠となる資料は沢山公になっていますよ。

今回問題になった小保方論文だってオープンアクセスになっているし。

けれど真にフェアに問題を議論するためには、生命科学論文作成実験作法についての教養を身につけ、

論文を始めとする膨大な資料に全てあたってから論じなければならないわけです。

ぶっちゃけ僕でもそれを徹底的にやるのは結構しんどい

「あれだけ堂々とstap細胞あります!って言い切ってんだからたぶんあの子悪くないよ」って、なりますよ。

から科学者コミュニティが今しなければならないことは、ただ事実データを列挙することでも、

専門用語を駆使して不正検証していくことでも、他の研究者不正を洗っておくことでもなくて、

自分フィルターを通して、この問題を一般にもわかる言い方で伝えていくことだと思っています

本当はこれを、記者の方にやっていただきたいのですが…。

小保方さんばかり追及してないで他の研究不正も、という主張の方もいらっしゃいますが、

stapの件は全く他と異なる特殊な問題だと僕は考えます

内容のお粗末さもさることながら、

こんなに沢山の日本人が認識している研究不正は他に例がなく、

著名人にも小保方さんを的外れ擁護している方が散見されます

挙句山中さんにまで飛び火して、科学のものに対する信用の崩壊にさえつながろうとしている最中に、

悠長に他何人もの論文を調査して、「悪意のある捏造」の定義を詰めている場合ではないです。

不正を精査するなと言いたいわけではないです、念の為

ただそれを丁寧にやればやるほど専門化が進んで、コミュニティ内部でのみ効力を発揮することになっていくはずで、

少なくとも結果わかったことをそのまんま発信する意味ほとんどないと思います

正しく正確であればいいってものじゃない。

もちろん、

研究不正を防ぐため、あるいは明らかにしてこれを罰するために何をすべきか。

研究ができればいいというものではない、研究者間の人間関係権力争いのあれこれ。

W大学博士課程指導のお粗末さ…(これは本当にありえない)

など、

今回の件が提起する問題は山とありますが、研究不正はこの件に限った話ではないです。

ことstap論文問題について特筆される問題は、一般に対する訴求力です。

これに尽きます。このことをもっともっと問題視していただきたいと考えます

僕の拙い文章で、うまく伝わるでしょうか。

から、「stap細胞は、ありません!!!!」とこちらも言い切ってしまうくらいでいいと、思うんですけどね…。

2014-05-05

技術革新ってこれから起こるの?

環境問題とか資源問題は技術革新でどうにかなるって偉い人が言っている。

でも、本当に起こるのか?

みんな誰かが技術革新を起こしてくれると他力本願だ。

みんなゴミみたいなwebサイトアプリを作って金を集めることに一生懸命だ。

バイオベンチャー証券取引所上場して金を集めて後はシラネだ。

ウェラブル端末だってスマートフォンが小さくなっただけ。広告屋広告ベタベタして大した進歩もなく終わらせそう。

ウェラブル端末もVR端末もスマホも結局リノベーションであってイノベーションではない。

アイデア勝負なだけの世の中じゃ技術革新なんて起こらない。

暗い未来が来そう。

2014-04-28

STAP朗報 脳梗塞報道され姿を消したSTAP論文共著者がTWINS所長に昇進

STAP論文共著者の大和雅之氏はSTAP細胞の発案者であり、小保方晴子指導教授杜撰博士論文審査である

その大和氏は2月5日に「博多行きの電車乗ったなう」とTwitterで書き込んだのを最後Twitterから姿を消し、

重要学会を次々にキャンセルし表舞台から完全に姿を消していた。すでに5月バイオ展もキャンセルされている。

大和氏が姿を消した2月5日と偶然にも同じ日に、STAP論文電気泳動不正がPubPeerというサイトで初めて指摘されたために、

STAP論文不正の追求を恐れて姿をくらましたのではないかと疑うものもいた。

しかし、3月24日週刊現代では「心労から脳梗塞を起こして都内病院入院中でSTAP問題の確認作業ができない状況である」と報道した。

ところが、その脳梗塞で重篤が心配されていた大和氏がTWINSの所長に昇進したらしいという朗報が飛び込んできた。

TWINSとは早稲田大学と、東京女子医大が共同で運営してる日本初の「共同大学院である

このTWINS小保方晴子大和氏と岡野光夫氏(日本再生医療学会理事長)に師事し学んでいる。

コピペ論文でも手軽に博士号をとれるとして人気の研究拠点である

TWINS東京女子医大側のホームページの表示では4月23日までは岡野光夫氏(日本再生医療学会理事長。小保方の指導教授)が所長と表記されていた。

しか4月28日現在サイト更新され大和雅之氏が所長に昇進していることが確認できる。

2014年4月23日までのgoogeキャッシュ

岡野 光夫 所長、当学副学長教授

http://www.peeep.us/8b9375ac

現在のページ

大和 雅之 所長・教授

http://www.twmu.ac.jp/ABMES/ja/memberlist

また、1週間前の4月21日大和氏のTwitterアカウントが削除され投稿内容が全て削除されたことがわかった。

現在大和氏のtwitterにはアクセスすることができない。

https://twitter.com/yamanyan/

大和氏はSTAP細胞の発案者で、1月末に産経新聞にこのように語っている

「刺激で万能細胞が作れるというアイデアは、ハーバード大チャールズ・バカンティ教授と私が2010年に

それぞれ独立に思いついたことだが、小保方さんのように一生懸命やる人がチームに加わらなかったら、

今回の発見は数年単位で遅れていたと思う」

小保方氏は大学院時代から大和氏と共にSTAP細胞研究をはじめていて、

STAP細胞研究について大和氏は相当の事情を知っていると思われる。

http://anond.hatelabo.jp/20140225162613


6月5日追記

1度削除された大和氏のツイッター現在プライベートモードで復活されている。

ツイッターアカウントは削除後30日以内に復活させることができる仕様になっている。

プライベートモードで復帰後数回ツイートをしたようだが、ツイート数が表示されツイート数が更新されることに気づいたらしく、

現在はすべてのツイートを削除している。

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420145957

これはお金スピードの勝負、ってわかってる分野ってあるじゃん特に生物系は。

山中先生にはほんとお金を集中してくれ、ってマジで思う。

再生関係は頭は要らない。投資額がすごく大切。

あと抗体関連もそう。

これはすごく同意する。

でも一方で、この分野ってグラントを引き出すために誇大広告を打ち過ぎてる気がするよ

このままだと、またバイオバブルは弾ける。

AIと同じ軌跡を辿るんじゃないかって思う。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140413

でも、こうも考えられます。もしかすると彼らは、「画期的未来がすぐさま実現可能であると言わざるを得なかった」のかもしれません。

そうでも言わないと、スポンサーから巨額の資金が引き出せないからです。

そして、資金調達のために過大な目標をぶち上げてしまったがゆえに、早々と研究結果に失望したスポンサーを、これまた早期に失ってしまうという羽目に陥った可能性もあるのです。

このSTAP細胞の一件以降は、それは本当の現象なのか?実用化は可能なのか?ということは厳しく精査されるんじゃないだろうか。

もちろんSTAP細胞は論外だとしても、生物系の研究実用化が厳しい研究だらけに思う。

半分くらいの研究死ぬんじゃないかって思うよ。

バイオベンチャー株価とかなんかさ、STAP細胞とぜんぜん関係ない業務だって、あれ関連の報道で上がったり下がったりしてたじゃん。

ヤフーファイナンス掲示板の議論とか見てると、本当に素人が思惑で買ったり売ったりしてるだけ。

だれも理解して投資なんかしてないよ。

投資家が少し頭良くなったら、みんな資金引き上げるよ。

独法予算だって似たようなもんだと思うよ。

予算を決める側はきっと、研究理解なんかしてない。

夢物語にのせられてるだけだよ。

化けの皮が禿げたら、誰も金なんか出さなくなるよ。

たとえ、今はまだ夢物語だけどこれはお金スピードの勝負、っていう案件だろうとも。

2014-04-13

みなさん理研一般公開ですよ

こんなご時世ですが研究所見学に行ってみませんか?

4/14 - 4/20 は「科学技術週間」だとかであちこちの研究所一般公開されています

裳華房さんがまとめてくださっているみたいなので以下リンク

http://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html

住まい地域を探してみてください。

どこも 4/18 - 4/20 あたりに集中していますね。

以下、理研など 一部コメント

4/19 理化学研究所 和光地区 (埼玉県

http://openday.riken.jp/

残念ながら小保方さん(発生・再生科学総合研究センター神戸はいませんが、野依さんくらいならそこら辺ウロウロしているかも。

理研大っ嫌いだという人も行ってみてはいかがでしょうか。研究者バナナの皮投げるとかでもいいから

毎年ここは一般公開に力をいれているかお勧めです。

見に行く人は事前チェックしてどこを回るか計画を立てておくべし。



4/18-19 理化学研究所 バイオリソースセンター (茨城県つくば市

http://rtcweb.rtc.riken.go.jp/openhouse26/index.html

ここに行くなら泊まりがけでいろんな研究所を回るのがお勧め

wikipediaによるとつくば市には 300 あまり研究機関があるのだそうで

4/18-4/20一般公開する研究機関の数もすごいことになっている

もう個人の好みで好きなところに行くといいよ。

とりあえず僕の好みだと以下。

4/19 筑波宇宙センター JAXA

http://fanfun.jaxa.jp/event/detail/1436.html

もはや説明の必要がない。

4/20 高エネルギー加速器研究機構

http://www.kek.jp/ja/PublicRelations/Events/ScienceWeek/

加速器見学できるよ。

ところで毎年売っているグッズのセンスが非常に良いです。研究者が関わっていると思えないセンスの良さ。売り切れるのも早い。

ちなみにここの食堂は「栄養定食を食べ続けた人が栄養失調になった」ことで一躍有名になりました(特定業界において)。

業者さんは毎年のように変わっていますがそのクォリティーは・・・その、察してください。山奥にて安価で食事をつくっている業者さん達の苦労が忍ばれます

何が言いたいかというと食事に期待しないで。

つくば見学に行く人へ注意事項

研究機関ものすごく離れているので注意。筑波大学内をバスで移動するようなところです。

事前に良く地理をチェックしてください。

当日は無料巡回バスシャトルバスが走るので各研究機関サイトで確認して下さい。 (リンクPDF)

東京と違ってそこら辺をタクシーが走っていたりしません。タクシーは止めるものではなくて電話で呼び出すものです。

万が一の時に備えて携帯に登録しておくといいかも。

大曽根タクシー - 配車室TEL:0298640301

松見タクシー - 配車室TEL:0298511432

4/18-19 日本科学未来館無料開放日)

http://www.miraikan.jst.go.jp/info/1404111216538.html

こちらも説明の必要はないかも。

理研関係ないけどオススメ

どこもかしこSFカッコイイ!いや、サイエンス・フィクションじゃなくてサイエンスのものなんだけど!

行ったことのない人はぜひ行ってみるべきです。

将来研究者になるかもしれない中高生の方へ

一般公開に行ったら、そこにいるボスっぽい人に「研究者になりたいです」と声をかけてみてください。

こんなかんじで喜ぶと思います。良い出会いになれるかもしれません。

ポスドクじゃなくてボスだよ!ポスドクにそんなこといったら涙目なっちゃうかもよ!)

ちなみにリンク先の橋本先生理研をすでにさりましたが、「研究者の展示」自体は続いています

今年もあると思います。たぶん。(なくなってたらすみません

2014-04-08

STAP細胞論文共著者で小保方晴子氏の恩師の大和雅之氏が深刻な病状

細胞シートの権威として知られ、小保方晴子氏の大学院時代指導教授でもあり、小保方氏の博士論文審査したことでも知られる大和雅之氏が、

重大な病気である疑惑が浮上している。

stap細胞論文疑惑が初めて浮上したのは2月5日だが、期せずしてその2月5日から大和氏はtwitterからメディアからも姿を消している。

週刊文春などの報道によると心労のため脳梗塞入院してるとのこと。すでに1ヶ月以上先の学会キャンセルされていることが分かった。

日本再生医療キーマンとしてメディアに出演し続けた大和氏の不在は、再生医療未来に暗い影をなげかけている。

3月2日日本獣医再生医療学会特別講演をキャンセル

1. 「再生医療本格化のための細胞シート工学

清水達也 (東京女子医科大学 先端生命科学研究所

大和雅之先生体調不良のため、代演頂くことになりました。

http://jvrm.jp/sokai9.html

■3月4日日本再生医療学会座長キャンセル

https://twitter.com/darasugo/status/437935360165695488

3月17日バイオアセンブラ第6回シンポジウムキャンセル

A03班 班長

東京女子以下大学先端医科学研究所教授

大和雅之

http://megalodon.jp/2014-0316-2048-12/bio-asm.jp/symposium.html

A03班

東北大学大学院歯学研究科教授

鈴木

http://bio-asm.jp/symposium.html

4月25日日本病理学会総会キャンセル

レクチャーシリーズ病理学へのヒント

大和雅之(東京女子医科大学 先端生命科学研究所

岩田 隆紀(東京女子医科大学 先端生命科学研究所

http://megalodon.jp/2014-0317-2051-37/www2.convention.co.jp/103jsp/program.html

http://www2.convention.co.jp/103jsp/program.html

5月14日バイオ展 学術会議キャンセル

BIO-1

東京女子医科大学

先端生命科学研究所

教授

大和 雅之

http://megalodon.jp/2014-0403-1547-31/www.bio-t.jp/Symposium/

東京女子医科大学

先端生命科学研究所 循環器内科

特任講師

松浦 勝久

4月4日付。講師が変更となりました。

http://www.bio-t.jp/Symposium/

http://anond.hatelabo.jp/20140225162613

STAP細胞論文の共著者大和雅之さんに何がおきたのか。重要学会を次々

2014-04-04

STAP細胞論文の共著者大和雅之さんが脳梗塞。欠席続く

最後まで追試を続けてた香港のチームも、ついに匙を投げ、

すでに一片の希望もないSTAP細胞

その共著者である大和教授は、ツイッターマニアとして知られていて、学会座長をつとめてる最中に「座長なう」と書き込むほど熱心である

ところが2月5日を最後にtwiterを休止している。

大和雅之 ‏@yamanyan 2月5日

博多行きの電車乗ったなう

http://twitter.com/yamanyan/status/430856361170067456

この投稿最後毎日欠かさず続けていたtwitterは停止しており、

博多行きの電車で何があったのか話題を呼んでいる。

東京女子医大大和雅之教授もいつまで博多行きの電車乗ってるんだよ。

https://twitter.com/pontaro2008/status/436877660795326465

また重要学会キャンセルが相次いでおり重篤な病気ではないかとの懸念が強まっていた。

3月2日日本獣医再生医療学会特別講演キャンセル

3月4日再生医療学会総会座長キャンセル

3月17日バイオアセンブラ第6回シンポジウムキャンセル

4月25日日本病理学会レクチャーキャンセル

一部の人によると2月5日から追求が始まった「STAP細胞論文画像加工問題」との関連を指摘する声もある。

大和教授小保方晴子大学院時代指導教授として知られ、また博士論文審査者としても責任が追及されている。

2014年2月5日米国時間)Pubpeerで、 Nature Article論文電気泳動画像不正疑惑が浮上する

http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_5586.html

しかし、週刊新潮週刊現代報道によると脳梗塞を起こし、STAP論文の確認作業すらできない深刻な病状であるとのこと。

「心労からか、脳梗塞を起こして都内病院入院中」

(都内大学所属する研究者)とのことで、問題の確認作業ができない状況だという

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38749?page=3

2014-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20140401155841

中国企業って、金儲けのためならバーリトゥードだよな。

模造品ビジネスのことだけじゃないぜ。

いや、それだって凄いけど。

命知らずじゃないとあのディズニー様の著作権侵害はやれんしw

たとえば、中華企業役員とか顧問とかにアメリカの元政治家を起用するとかさ。

そんでもって下請けブラック企業とそこの労働者まるごとアフリカに輸出して、開発援助の見返りに独占契約っていう名の資源強奪とかさ。

しかもそれが元国営企業だったとか聞くと、もうクラクラするよ。

死刑囚つかって新薬の臨床実験とかやってるのって、アメリカ中国くらいだろ。

既存ジャンルでこれだもん、ITとかバイオとか、前例も法も追いついてない分野でアメリカ企業中華企業ガチ喧嘩がみれると思うと胸熱だよ。

2014-03-28

少子化対策を考えてみた

少子化の直接原因は以下の2つ

女性社会進出による独身高齢女性割合の増加

子供に金がかかる


対応方法はそれぞれ

女性社会進出→保育所の増設

子供に金がかかる→税金控除、給付金


行政は上の二つを懸命にやっているわけだが、なかなかうまくいかない。

親にとって安くて安全保育園はべらぼうに財政負担になるし、給付金やるって言っても、

子供一人2000万かかんのに、100万、200万もらったところで焼け石。だから構造を変える必要がある。


そもそも少子高齢化の問題は、高齢者への支出に対して、稼げる人間が不足するという問題だ。そのためには支出を減らすか、稼ぎを増やすしかない。ちなみに支出が増えることはあるが、減らすことは非常に難しい。お医者さんと薬屋さんの稼ぎの源泉だから、そうやすやすとは殺させてくれない。いろいろ処置して搾れるだけ搾り取ってから死なせる仕組みになっている。だからこっち方面は(本当は大問題だが)いったん保留。


稼ぎを増やすためにどうするか?

その対策の一つが、稼ぐ人間を増やすということ。

それで、どうやって稼ぐ人間を増やすかってところで、女性社会進出、少子化対策移民検討とかやろうとしてる。

先にも書いたが女性社会進出と少子化対策は両立させることは難しいが、これから述べる方法で解決できる。


高校を2年制と3年制にする。

普通高校を2年制にする。極めて頭のいい子供金持ちの子供は3年制にする。

割合は2年制が8割強、3年制が2割弱ぐらいになるように調整する。

3年制に進んだ子供は今まで通り、大学デカルトとかヘーゲルとかの教養を学び、大学院専門課程を学びエリートとして国を運営する。必然的に一流大学のみ残る。


■国公立専門学校を作る

国が強化したい産業プロフェッショナル養成学校専門教育学校)を作って、その学校学費はタダ(税金で賄う)にする。

この学校は2年制の学校卒業した人が入れる。選抜試験を経て入学が可能になる。2年制卒業生の80%をカバーするぐらい作る。

専門教育学校っていっても、普通に介護看護農業建設から、高度なバイオ金融工学のような専門教育まで幅広く行う。たとえば歯科医外科医なんかもこっちにする。

ジャンルによって卒業年数は異なる。卒業後は、国が強化中の産業から仕事にありつけないことはないし給料もよい。


養成学校組を希望する親は、子供一人2000万とかいうバカげた教育費を抑えられる。

大学無駄時間を無くして、プロとしての意識技術を持たせた上で、早く社会人入りさせて、若いうちに安定した給料を得られるようにする。

若さと金があれば子供が産める。産んで育てた後も手に職を持っているから働ける。


今は頭の悪い子でも大学に行かせるために2000万払わなければならないから、それを恐れて子供が作れない。

頑張って子供作って大学行かせても、その子供はデカルトとかヘーゲルの話聞いてもピンと来ないけど、中途半端リベラル教育を注入されて、頭が悪いくせに頭でっかちで、仕事できないくせに権利ばかり主張する人間なるから、気づいたら35歳で妊娠適齢期終了ですよ。

2014-03-19

早稲田卒が話す、早稲田剽窃文化について。

早稲田大学理工学部卒の者です。

私は大学院は他大学を選んだため、早稲田の理工の大学院へとは進学しませんでしたが

卒業研究の際に早稲田の理工で院生と一緒に研究した経験があるため「早稲田理工の研究文化」にも一定の知識があります

そして、https://twitter.com/JuuichiJigenさんなどにより、あまりにもひどい疑惑早稲田がかけられているため、匿名ダイアリーにまとめさせて頂きます

早稲田大学剽窃文化はあるのか

ありえません。少なくとも私の研究室では「絶対にそれは許されな」かったですし、他研究室でもそれを許す風潮はありません。

また、授業でも再三「剽窃はやってはダメなことである」という話をされます

例えば、「Technical Writing」という英語論文を書く授業で散々「剽窃は行ってはならない」という話を耳にタコができるほど聞かされるため、「それがダメであることを知らない」こともありえません。

https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、「早稲田大学では、博士論文の背景(IntroBackground)は他人の論文コピペ(盗用、剽窃)しても良いという文化が普及しており」とTwitter上で明言していますが、これは「全くの嘘」です。

早稲田大学では「捏造文化」があるという謂われない疑惑蔓延していますが、これは一切ありえません。

しかし、早稲田大学では実際に剽窃論文がどんどん出てきているではないか

私は、国立と私立の間で「授業で行う剽窃についての教育」の質の差を一切感じませんでした。

そのため、早稲田理工出身者の私が言うのもおかしいですが、もし仮に「博士論文において剽窃蔓延している」とすれば、これは「早稲田理工のみの問題ではない」と考えます

剽窃についての授業が行われており、それを聞いた上でなお、剽窃を続ける者が居る。」

ということを考えれば、他大学博士論文でもこのような剽窃が行われている可能性があるというのは明らかです。

https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、(おそらく注目を集めるために)早稲田大学剽窃のみをひたすら調べているようですが、

大学における剽窃も調べてみて頂けたらと思います

早稲田のみならず、多くの大学博士論文が(特にバイオ系でしょうか)一定の「剽窃」を行っているものだと考えます

しかし、剽窃を行った小保方さんは『早稲田大学博士課程』で学んでいるのだから…」

と仰る方も多いでしょうが、小保方さんは博士課程では「東京女子医大教授大和雅之教授」の元で研究しており、博士課程のうちの大部分を「ハーバード大学医学部チャールズヴァカンティ教授」の元で過ごしています早稲田博士課程のみで学んだわけではありません。小保方さんの剽窃癖を「早稲田の理工に剽窃文化がある」と結びつけるのはいささか無理がある主張だと考えます

まとめ

以上のように、私は「早稲田理工には捏造文化は無い」と断言しますし、

早稲田博士論文には剽窃がある」という主張に関しては、「おそらく他大学博士論文にも同程度の剽窃が見られるだろう、これは早稲田のみの問題ではないのでは」と考えます

https://twitter.com/JuuichiJigenさんがもし、それでも「早稲田のみに剽窃文化があり、他大学にはない」と主張されるようであれば、他大学剽窃についても調べて見てはいかがでしょうか。

これらの件に関して、早稲田理工出身の多くの方が「早稲田捏造を良しとされたことはない」と感じたと思います

前回の増田に上がって居た「早稲田では捏造がよくある」などといった文章に対しても、「そんなことはなかった」と主張される早稲田理工卒の方が居らっしゃったようにも記憶しています

今こそ、早稲田理工卒の方は自身の「早稲田理工での研究室経験」を周りに発信する時ではないでしょうか。

私が知る限り、剽窃をよしとしている研究室は一つもありませんでしたので。

慶応に比べると、早稲田理工のレベルは低いよ

剽窃ダメなのは研究者としての最低限のモラルの問題で、こんなに必死に反論しなくちゃいけない状態自体が異常。

あと個人的なイメージですが、理系特にバイオ系に関しては、慶応に比べると早稲田って相当レベル低いと思うよ。

学会とかで見てても、研究レベルもやる気も明らかに劣ってる。

2014-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20140313101224

高校生物IIで教わった内容をもっと知りたい、勉強したいと思ったのでバイオ系を選びました。

から思うと、専門の教科書に基づく授業を受けて、どんどん新しい知識を吸収できた基礎課程が一番楽しかったです。

「やりたい事」が「研究」ではなかったということなんでしょうね。

今でも生物系の話は興味ありますニュースになれば色々調べながら見ますよー。



分野は違うが自分も似たような感じだったのでよく分かる。

しかし「研究」に興味が持てなかったのは、結局「勉強」が足りなかっただけだと自分は思っており、その点で、「勉強」は好きだけどやりたいことは「研究」ではなかった、という話はちょっと違うと思う。

ほんとにその分野の勉強が好きなら、授業を受けたり、先行研究論文読みまくったりするうちに、自然ツッコミどころがわかってきて、それが自分研究になったりするもんだ。

そうならなかったのは勉強が足りないからであり、すなわち勉強が好きではなかったということで。

「今でもその話題には興味あります」っていうのは、「AKBに興味あるのでニュースおっかけてます」「アニメに興味あるのでニュースおっかけてます」というのと変わらない。

では勉強が嫌いだけど授業の成績は良かったという人はどんな大学にいけばいいのかといえば、秋田国際大学みたいに就活指導に特化したようなところや、医学看護薬学みたいな資格仕事に結びつくようなところを目指すべきだった。そういえば最近大学中退して専門学校に入り直す学生が増えているとかいニュースを見たな。

自省を込めて。

2014-03-13

リケジョではない、あるアホな女の話

STAP細胞の騒動を見ていて、自分大学時代を色々と思い出して死にたくなったからここに吐き出す。

個人的なろくでもない思い出話なので、騒動の新たな情報を得たいとか、アホな人間の話にイライラする人はそっ閉じしてください。

私は小保方さんとほぼ同世代で、あの頃はバイオ学科が雨後のタケノコのようにポコポコ新設されていて、私もそのひとつ入学した。私の入った大学では1・2年が基礎課程で、それが終わると研究室に配属される。大学院に進学しなければ、3・4年の2年間、研究に取り組むことになる。

配属された研究室指導教官合理的な人だった。入室後の面談でまず、進学と就職のどちらを希望するのかを聞かれた。公務員志望だと答えると曰く、2年じゃ大した研究はできない、まして就活が忙しい時期はほとんど学校に来られないだろう、だからあなたにはまぁ厳しくしないよ、とおっしゃる事実、2年間で叱られた記憶ほとんどない(何度か呆れた顔はされた)。一方で、進学する同級生は、かなり厳しくしごかれていたように思う。

「どうせ2年でいなくなる学生」の扱いに困ったのは教官だけではなかった。研究室教員は1人しかおらず(もちろん研究員テクニシャンもいない)、学生指導は上級生が行った。私を指導してくれた先輩は、とりあえず実験をさせておこうと思ったようだ。私は、毎日言われるがままにPCRしまくり、ゲルを作りまくり電気泳動しまくっていた。特技はチップ詰めだった。

研究とはなんぞや、実験の意義とはなんぞや、データとは、統計とはなんぞや。アホで怠惰で意欲のない私は、そういったことに自ら興味を持つことはなかった。したがって、「質問には答えるけど、聞かれなければ教えない」というスタンスだった指導教官や先輩との相性はすこぶる悪かった。疑問も持たずにひたすらPCRしまくり、気がつけば4年生になった。

4年生になると、教官にはっきりと「公務員試験が終わるまで、週1回の論文ゼミ以外は来なくていい」と言われた。どこまでもアホな私は、その言葉を額面どおりに受け取って、本当に週1回しか研究室に行かなくなった(就職希望同級生でも、もう少しは行っていたように思う)。夏も終わり頃、公務員試験に全て落ちた私は研究室に戻った。その頃には、私は立派なお荷物学生となっていた。

復帰後は進学希望同級生の下に付くことになった。相も変わらず実験の意義を理解していない私は、リクルートスーツ白衣羽織り、ひたすら培地を作り、細胞の世話をし、あとPCRをした。

指導教官就職希望学生に対し、最終的に学科卒業研究発表会だけ出ればよく、卒論を書かなくてよいと言っていた(カリキュラム上、提出は必須でなかったらしい)。が、4年生の初冬、全員提出するよう方針転換された。まあ当然だろう。私は大慌てで論文を書いた、というよりも、でっちあげた。先輩の修論コピペし、よく撮れた泳動画像を使い、細胞蛍光画像からは都合のいい部分を切り抜いた。私は、論文の書き方どころか、データの取扱いすら学んでいなかった。

こんな私でも卒業が認められ、なんとか就職も決まった。もちろん研究職ではない。その後いろいろあって、今は大学で学んだこととは一切関係のない職場に勤めている。

今でも、科学の話は好きだ。科学に関する本やテレビ番組は好んで見るし、科学館のようなところも行く。自分で言うのもなんだけど、これでも学業の成績は良い方だったのだ。要は、教科書的な「おべんきょう」は好きでも、自分で何かに疑問を持ち、それを追求することの適性はまったくなかったのだろう。

小保方さんの華々しい(今となっては物悲しい)会見の後、にわかに「リケジョ」という言葉クローズアップされた。文系出身の同僚に「増田さんもリケジョだよね!」と笑顔で言われると、違うんだ、やめてくれ、と居たたまれない気持ちになった。私はただ理系学部卒業しただけで、科学作法も何も身に付けていない、ただのアホな女だ。

今回の騒動は残念だけど、これで「リケジョ」という言葉が巷で取り沙汰されなくなると思うと、少しだけホッとしている。

(念のため、この話は私というアホな女の一例であり、立派な女子学生女性研究者大勢おられます。どうか「これだから女は」と一般化しないでくださいね。)

(追記)

watapoco とても面白かったけど、学業の成績良かったら公務員試験は受かってると思った。

筆記は通ったんです(言い訳

(追記2)

rosaline やりたい事もないのに何故その学部を選んだのか、なんてツッコんじゃいけないのかな(後略)

高校生物IIで教わった内容をもっと知りたい、勉強したいと思ったのでバイオ系を選びました。

から思うと、専門の教科書に基づく授業を受けて、どんどん新しい知識を吸収できた基礎課程が一番楽しかったです。

「やりたい事」が「研究」ではなかったということなんでしょうね。

今でも生物系の話は興味ありますニュースになれば色々調べながら見ますよー。

(追記3)

話題になっている↓この記事に共感できる箇所があったので追記します。

早稲田大学の理工系におけるコピペ文化について

研究室基本的に1人しか教授がおらず、そこに多いときは1学年12人配属になる。つまり学部4年・修士課程1年、修士課程2年だけだとしても学生は30人強いる。そんなにたくさんの学生がいて、教授の目が行き届くはずがない。

早大ではない某私大でしたが、この人数比はおおよそ似たようなものでした。全体にもうちょい少なめ。旧帝大出身の人から研究室あたりの学生数が2~3人/年だったと聞いて驚いたのを覚えています(向こうも驚いていた)。

今となっては、そりゃ圧倒的にリソースが足りないんだから先生だって進学/就職スクリーニングするわな…としか思えません(ちなみに、進学はさらに内部進学/外部進学でスクリーニングされます。これも仕方ない)。

ブクマたくさんありがとうございます同意くださる方がいらして少しホッとしました。

同時に、じゃあ私たち(と言ってしまます)のような「理系テーマの『お勉強』がしたい」高校生は、どんな大学の、どんな学部を目指せばいいんでしょうね? 放送大学ぐらいしか思いつきません。

2014-03-12

そろそろバイオ業界パンドラの箱に触れてしまって消される人が出てくるんじゃないか

2014-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20140306150525

もしこれが本当なら俺は日本バイオ研究の実情に絶望するぞ。

そ ん な の は 機 械 化 す れ ば い い だ け の 話 だ

海外(とくにアメリカ)ではまずそうする。

そういう発想が出ない、出ても(おそらくカネの問題で)実現できないということに絶望する。

バイオ大学院生なので、小保方博士には注目してしまう。

そんな小保方博士は、ねつ造だなんだとたたかれたので、実験手順を公開した。

確かに、突っ込みどころを見つけたくなるようなセンセーショナルな内容だし、図だって言われてみればなんだかなあ、という感じの論文

しかも再現性が取れないとの話。トリッキー研究だ。

しかしだ。

私が思うに、彼女神の手の持ち主かつ非常に自分の手の動きに敏感だから、こんなトリッキー研究ができたんだと思う。

彼女は「ピペッティングの刺激が細胞ストレスになるから幹細胞ができる」と判断したから、ここまで研究を進めた。

これはtwitterで歩弥丸さんが言及していらっしゃるが、尋常ではない

https://twitter.com/hmmr03/status/428738964174819328

ではなぜ尋常ではないのか?

それはおそらく、自他ともに認めるずばぬけた実験の正確さと、すばぬけた手の動きへの敏感さが小保方博士にはあるからだろう。

「ピペッティングの刺激が細胞ストレスになる」という判断はおそらく、

・ピペッティングマイルドだったとき幹細胞化した細胞が少なかった

・ピペッティングが粗暴だったとき幹細胞化した細胞が多かった

というデータに基づくものだろう

ではピペッティングをしてる人にお聞きしたい。

・多少の指の力や、ピペッティングスピードや丁寧さを加減することができても、各操作の力やスピードの違いを覚えているだろうか?

・その違いを数量化して、実験結果に照らし合わせられるだろうか?

さらにその違いを比べて議論できるほど、精度の高いピペッティングを普段からできているか

ちなみに私はどれにもいいえと答えますwww

皆さんはどうだろう?

私は使えない人間なので外れ値なんかも知れないが...

もし彼女のような感覚と手腕が多くの研究者にあれば、そうとう生命科学進歩するだろうなあ。

というわけで、そこまでの人間はめったにいないので、ほかの人が再現するのが難しいんじゃないのか、という気もする。

もし小保方博士神の手なら、実験手順だけでなく、全世界ダメの手にピペッティングを教えた方がいいと思う。

2014-02-26

バイオ業界こえーーーーよ

どんだけの利権が絡んでんだよ…

2014-02-23

もう一つの小保方論文ストーリー

ちょっと小保方氏のSTAP細胞周りのことが賑やかになってきましたね。このことに関連してちょっと興味深いことが分かってきたので、僕も自分はてなブログに書こうかやめようか考え中♩(by タルトタタン)だったんですが、さすがにこれは増田案件かなー僕まだ院生から消されちゃうかもしれないしなーと思いここに書く次第です。

さてさて本題です。小保方論文についてはNatureに出たSTAP細胞論文とTissue Eng. Aの論文について不正疑惑が出てますが、その陰に隠れてNat. Protocol.に2011年に出した論文でも怪しい点が指摘されているんです。それが、この図

Fig.5aのNumber of B cellsとFig.5bのNumber of neutrophilsの値がクリソツすぎる。違う細胞種を異なる条件で実験してるのに、この一致ぶりは奇跡奇跡のリンゴ奇跡ンゴ。SDは一致しないけど、いずれにしてもエラーバー小さすぎ。他の論文がいわくつきなので、これも故意によるものじゃないかと疑ってしまレベルっすよね。

しかし話はこれだけじゃ終わらないんですね。

この論文の内容は培養した細胞移植用の細胞シートを作ってマウス移植したら成功しましたよーというもの。で、ここでは実験が再現できるようプロトコールを詳細かつ正確に書かなきゃなりません。なんせ、掲載ジャーナルNature Protocolsなんだから。にもかかわらず、まー内容のクソなこと。ざっとあげると、

1 マウスの株を記載していない

2 免疫能力をもたないマウスを使っているはずなのにT細胞が見られる

3 論文方法では全てのマウスラット適応できるはずがない

などなどです。なんでこんな怪しいデータ+クソ内容な論文Nature姉妹誌に載っているのかわけワカメですね。

実は、この論文のコレスポ著者はT京女子医科大のO野教授。小保方氏の大学院生時代実質的指導者なんですね。O野教授日本再生医療学会理事長でもあり、この世界権力者でもあるんです。SHI・KA・MO!自身が社外取締役になっているバイオベンチャー企業大株主なんです。

このバイオベンチャーはこの論文にもあるようにO野教授らが開発している細胞シートを事業の柱にしています。当然のことながら知名度の高いジャーナル論文が載れば会社宣伝効果は甚大ですから会社の株も上がって株主もオイシイ思いができます。にもかかわらずこの論文の<Competing financial interests>のところには<The authors declare no competing financial interests.>とか書いてあってマジパネェっすO野教授。ちなみにSTAP細胞論文が出た後はこのベンチャーの株はストップ高になりました。いやすごい。

この論文意図的不正が行われたかは不明です。しかし、論文データは怪しいわ内容はクソだわで、いい加減なブツであることに変わりはありません。金銭的インセンティブが働いたためにいい加減な内容の論文投稿したことは大いにありえるんじゃないでしょうかね。でもって、こういう指導者のもとで教育を受けた小保方氏のその後の論文データに対するワキの甘さっつーかいじくり方っつーのもそういうところから来てるんじゃないかなーと思ってしまうわけっすよ。

ノバルティスの件もあるし、バイオ業界はもう腐るところまで腐ってきてんじゃないかと思いますね。どうなんですかね。理研も早く何かアナウンスしてほしいですね。とりあえずソレ待ちですかね。

それじゃ僕はこの辺で。逃げろー!

2014-02-22

面倒くさがり屋の末路についての研究

何もしないことは防衛機制であるだろうか

バイオロジカルな説明は適切か

うんちっちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!

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