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2020-10-02

保護犬と過ごしたリモートワーク生活

https://anond.hatelabo.jp/20200324160510

保護犬の成犬を引き取った話の続きです。

このご時世なのでリモートワーク暮らしとなって以来、今年初めて飼い始めた犬と接する時間が増え、様々な経験発見があったのでここに記す。なお俺も嫁も子供の頃から犬も猫も大好きで子供の頃は住宅事情大人になってから仕事事情も加わり一度も飼う機会のないまま歳月が過ぎ、今年念願の初めての犬を飼い始めたのだ。なので「そんなことも知らなかったのか」とか「そんなの当たり前だろ」とか思うことも書くかも知れないがそこはご容赦頂きたい。なお「保護犬と過ごした」と過去形で書いたのは単にリモートワークが終わって今は出社しているからで、犬が死んだわけではない。元気いっぱいである。

名前

嫁は最初から「〇〇〇〇」と名づけて日常ではそれをもじって「〇〇ちゃん」と呼ぶつもりだった。要するに例えば「八兵衛(仮)」と名づけて「はっちゃん(仮)」と呼ぶようなものである。俺は保護施設で呼ばれていた名前の方が本犬が混乱しないんじゃないかと思ったが、実際には杞憂であった。

犬は自分名前何となくではあるがすぐ認識した。いやこの犬が並外れて賢いだけなのかもしれないが、響きとアクセント認識したのだ。窓際のカーテンの下に寝そべる犬を「こうすけ(仮)!」と呼んでもキョトンとした顔でこっちを見ている。だが自分名前である「八兵衛(仮)!」と呼ぶと尻尾をびたんびたんと床に叩きつけ始める。「はっちゃん(仮)」と呼んでもだ。ただ「こうちゃん(仮)!」と呼ぶと同じようにびたんびたん始めるので、そこまで精密な理解ではなさそうである。そして俺が「呼んだだけだよ」と言うとやがて「用もないのに呼ぶなよ」と言いたげに前足に顎を乗せそっぽを向くか「まあそう言うなって、ほらボールだ」とボールを咥えて寄って来る。

抱っこ

大好きである。ただしこの犬、体重が27キロある。それでもお構いなしに乗ってきて抱っこをせがむ。向かい合うように縦にする抱っこでもいいのだが、人間で言うお姫様抱っこが好きだ。ただし俺たち(特に嫁が)が立った状態では瞬間的な抱っこしかできないことを学んだか、ソファ椅子に座っているときに膝の上に無理やり乗って抱っこさせる。この習慣があるから後述のSkype中での乱入もし始めたのかもしれない。

動物は相当リラックスした状態でもない限り仰向けにならないと思うのだが、この犬はいつまでもお姫様だっこ仰向けになって反り返る。それをこちらがしばらく放置していると顔をこっちに向けて「おい、なでなではどうした」と催促してくるのだ。ちなみにひとしきり撫でてもらうと体を反転して「今度はこっちね」となる。

スカイプ

リモートワークになって以来、家のPCSkypeを使うようになった。基本的にはチャットを開きっぱなしで通話はあまりしないのだが、たまに通話していると犬が不思議そうに寄ってくるようになった。何か四角い画面に向かって俺がペラペラ喋っているのをずっと観ていたからだとは思うが、やがてあの着信の「ぽんぴんぽんんぴんぽんぴんん(わかる?)」アラームが鳴るといそいそと隣の部屋から来るようになった。始めは遠慮がちに机の下にもぐり込み、俺の膝の間から俺の顔を見上げてるだけだったのだが。やがて俺の膝の上に飛び乗り無理やり座るようになった。

ちなみにこの犬、レトリバーポインター雑種と思われ結構大きい。そして俺もやや大柄ではあるもの大型犬を膝で愛でるほどの巨人ではない。と言うことは犬にとって俺の膝の上でこの姿勢は窮屈だしおさまりが悪いはずなのだしかし無理やり俺の膝の間に無理やり座ると画面に向かって「こんにちは犬です」とやるようになった。画面の向こうの相手は高確率で「おお!可愛い」と笑顔になっているはずだ。なぜ「はず」なのかと言うと俺の視界は犬の後頭部で阻まれいるからよく見えない。

定時連絡も含め一日4~5回のアラームが鳴るたびに犬は家のどこにいても駆け寄って来て、そのうち2~3回はこのように割り込んで来るようになった。

散歩とお供

犬は散歩が好きである。もちろん運動が嫌いな犬もいるだろうが概ね犬は散歩が好きであり、うちの犬も好きだ。しか毎日朝晩の散歩をしているうちに気づいたことがある。それは散歩大事なのは距離よりルーティンであることだ。うちの犬散歩道路に出て左に曲がり、家のある区画を一周するショートバージョンと、同じく右に曲がって河原まで行くロングバージョンがあるのだが、いずれのコースときも上機嫌である。まるでパトロールをするかのように「うむ、この電柱今日もいい匂いだ。この草むらもいい匂いだ。よしここでうんちすることするからちょっと待ってくれ」と言った具合にだ。蛇足だがうんちしてる所をこちらが凝視していると「何見てんだよぉお前はうんちしないのかよぉ」と、上目遣いのとても情けない表情になって面白いからつい凝視してしまう。ちなみにおしっこときはそうでもない。

そんな日々のルーティンコースから、たまに飼い主の都合でちょっと寄り道するため違う道に行くと、犬がこっちを見上げる回数が増える。さすがに踏ん張って抵抗まではしないものの「ん?こっちか?どうした?」と何度も見上げてくる。その寄り道が犬とは関係のない飼い主のランダムルーティンで、やがてその道を覚えたとしてもそれでも犬にとってはそれは「散歩から「ご主人のお供」に切り替わるのだ。実際寄り道をすると犬はトイレをしない。

いずれの散歩から帰宅でも犬は家が近づくと引っ張り気味に前に出て、道路から正確に俺の家に入り玄関でばっちゃばっちゃと水を飲む。そうだよな、わかってるんだよな、ここはお前の家だから当たり前だよな。

獣医

好きでも嫌いでもないが、他の犬が吠えても「ん?犬が吠えてるぞ?」と言った様子で相手にせず、おとなしくおすわりしている。だが俺のそばにぴったり体を寄せて座ってる所を見ると緊張はしているようだ。ちなみに俺も嫁も緊張している。獣医に来たのは、昨日の夜の散歩で何かを踏んだらしく後ろ足の猫で言う肉球と呼ばれるゴワゴワプニプニした所から血を流していたからだ。帰宅してからすぐにお湯で洗ったし血も止まったが大事を取って獣医に来たわけだ。リモートワークで良かった。

ちなみにここの獣医患者を呼ぶとき増田さん」とは呼ばず「増田さん、犬くん」と呼ぶ。そうして呼ばれて診察室に入ると、いかにも動物大好きって顔に書いてある初老先生と、奥さんだろうか険しい表情の看護師さんがいる。とりあえずライス国務長官イメージして欲しい。俺が抱きあげて犬を診察台に載せ、ライスが犬の頭の横から肩にかけてなだめるように撫でると犬も落ち着いたようで軽く尻尾を振った。すごいぞライス

昨日起きたことを説明して、そしてこの犬の出自や、俺たち夫婦が犬をずっと飼いたくて遂に飼い始めたんだけど飼い方がおっかなびっくりになりがちなことまで話すと、先生はまず犬の傷口を診て「傷もふさがってるし綺麗ですね。問題ないと思いますがしばらく無理させないように」と言ってくれた。そして「僕は犬猫にはどんな症状でも必ずやるんで」と触診を始めた。するとライスが青いピッタリした手袋の包みを取り出して先生に渡すと、犬の向きを変えて正面から軽く犬の上半身を抱く押さえる感じで抱きしめた。「はい犬くんお尻を失礼」と手袋をはめた先生がも尻に指を突っ込んだ。ライスの肩越しから見える犬の表情は絶望的になり「おい!ご主人助けて!こいつ俺のお尻を!俺のお尻が!!」と言わんばかりに、暴れたり唸ったりはしなかった分、目だけが鬼気迫る圧力必死に訴えていた。

最後に犬にあげてはいけない食べ物リストという小さな紙を渡して診察は終わった。やはり初めて飼うことを伝えておいて良かった。このリストを見ると「まあそうだろうな」という品目が並んでいたので、俺が「これに書いてませんが魚の骨とかはいいんですか?鶏の骨はなんかガラスみたいに胃の粘膜を傷つけるとか聞きますが」と言うと「一番怖いのは中毒です。そのリストにあるものを与えると高確率中毒症状が出ます。あとはあげ過ぎです。それと鶏の骨の成分で内蔵を傷つけるなんてありません」と言う意味の答えを頂いた。嫁が真顔で「ケンタッキーの骨と〇〇の手羽先はあげていいんですね」と俺の家の食生活をつまびらかにするような質問をするとライスが「あそこの手羽先おいしいですよね!」と笑った。ライスもあそこの手羽先を食べるのか。

犬との暮らし

実は俺たちはそろそろ子供を作ろうと思ってる。いわゆる妊活って奴だ。しかし、すぐにできると思ってたのだが少し時間がかかっている。まだ医者相談するほど深刻なそれではないものの、嫁がほんの少し不安に思っているようだ。なので俺は嫁を安心させる意味本心の両方からこう言っている。

「犬がいる暮らしって本当に楽しいなあ!面倒なことも含めて楽しい!」

だって本当なんだから

2020-08-07

母親が死んだ

享年47歳、子宮頸がんだった。

数年間の闘病生活のうえ死ぬまで懸命に生きた。

先日10年経ったが、いくつかの後悔が折に触れて思い出されるためここに書いて供養したいと思う。

家族の形や関係性は多様だと思うので、一個人の感想だと思って読んで欲しい。

先によかったことを書いておくと、母親ホスピスなどに入らず死ぬ前日まで自力風呂に入り、自分の布団で寝て、そして自宅で息を引き取ったので幸せだったと思う。

自分家族全員で最期の看取りができて本当に良かったと思っている。

うちは3兄妹の5人家族雑種の犬が1匹で自分長男。当時高校生大学生スマホはまだ持っていない時代

自分は闘病期間中大学生になったこともあり、長期休暇には病院への送迎や入院中の見舞いなど介助をする時間がたくさんとれた。

海を見にドライブに行ったり、浮腫んだ足をオイルマッサージしたり、手をつないで病院を歩いたり、寝る前に話をしたり、たくさんの時間を過ごせた。

生前母親も見舞いに来た友人らにそのことを話していたらしく、四十九日で来訪した母の友人からそのことを聞いて泣いた。

ここからが本題。

この10年でよく思い出す後悔は2つ。

一つはツナおにぎり

母親から最後メールが「ツナおにぎり買ってきて」だった。

スーパーでの買い物帰りに母親からメールを受信し、コンビニに立ち寄った。その日は母親の好きな手巻き寿司ツナがなく、三角おにぎりツナしかなかったため自分おにぎりを買って帰らなかった。

帰宅しそのことを告げると残念そうな顔をしたが、柔らかく煮たうどんを作ったら美味しそうに食べていた。

その翌々日、母親は亡くなった。

自分最後に来たメールが「ツナおにぎり買ってきて」だったこと、

それを叶えてあげられなかったことがのどに刺さった小骨のように引っ掛かっている。

から私は今でも墓参りに行くとき手巻き寿司ツナを買っていく。

もう一つは車に乗るのを急かしてしまたこと。

当時階段を上るにも、介助をしたうえで手すりを使ってゆっくりしか上れない程になっていた母親に対し、

次の予定があった私はノロノロと車に乗り込む母親につい大きな声を出してしまった。

やっと乗り込んだ母親椅子に座ることも確認せず、スライドドアを叩きつけるように閉めた。

大した予定でもなかったのに、どうして優しくできなかったんだろう。

乱暴に支えた母親の腰周りの感触スライドドアの重みがまだ手に沁みついている。

母親が死んだらもっと楽しく美しいことばかり思い出すと思っていた。

しかし実際は、もっと若いころの話を聞いておけばよかったとか、色んな料理を作ってあげればよかったとか、

目的のないドライブに行ったり、犬をなでさせてあげたり、新しい歯ブラシおろしてあげたりすればよかったとか、

そんな自分を責めるようなことばかりこの10年思ってきた。これじゃ母親もうかばれないだろうと思う。

幸せだったと死んでいった母親に、自分は今こんなに幸せなんだと子を紹介する。

このお盆を節目にしたいと思う。

2020-07-31

ネコが居なくなりました

GWが終わった次の日。

私は連休が終わったのか続いているのか判らないような、だらだらとしたリモートワークで家に居たが、

前の日から水を飲みにいく体力さえ無くなっていた猫は、

朝まではトクトクと鳴らしていた心臓を止めてしまった。

彼は雑種捨て猫だったが、

元気だった半年前までは、私が仕事から帰ってくると問答無用テーブルに飛び乗り、

頭突き、腕の押さえ込み、眺めているタブレットへの座り込み、おしり擦り付けマーキング等、

私を様々な攻撃の標的にする程、人懐っこかった。

世間は再びコロナ禍が酷くなり、今年の豪雨ではあちこちで甚大な被害があり、

私も生活に様々な影響を受けたけれど、彼の居ない世界線は退屈だ。

(2020/08/01 追記

コメントブックマークありがとうございます

「死んだ」を「居なくなった」と表現するのは回りくどい、というご指摘がありました。

かに拙い表現だと思います

ただ、もう一度、何処かで会おう、という願いがそういう言葉を選んでいたものとご理解頂ければ幸いです。

2020-07-23

anond:20200723232052

逆で低いレベルの親が存在するからいけない

動物に例えるなら、血統書付きのショードックだったから、奇跡ミックス犬(雑種犬)だったから、素晴らしい犬だったのではなく

素晴らしいオーナーから犬も素晴らしかったって話

 

ダウンでも大卒になり職につく子どもいるのに、

健常者なのに大学進学が叶わず・叶ったとしても職につけないような養育をする親らが無批判放置されるのは

儒教の影響のある国々だけじゃねぇのかなって思う

実際、日本は異常なまでに親権が強い(親権停止は僅か20件程度。欧米は軒並み1万件越え)

 

そもそも論として大卒〜で引っ張ってきたのはアメリカ団体のヤツなんだけど、

アメリカだって健常者でも大学へ進学出来ないヤツはい

そういうことだぞ

2020-07-08

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

こんのぉぉぉ 雑種ときがぁぁぁぁぁ

 

 

 

      ↓ ざしゅっ

2020-06-22

2万日前に生まれた男

まれて2万日目を迎えた。覚えていたわけではないが、Googleカレンダーリマインダで気づいた。節目なので、いったん今までの人生を振り返ってみる。1965年まれおっさんである

動物大好き

  • 自分人生を考えるうえで、動物愛は欠かせない。
  • 物心つく前に家で犬を飼っていた。小さい自分がその犬にまたがっている写真が残っていた。その犬の記憶はない。
  • 幼稚園の頃、家に白いモルモットがいた。死んでしまたことは覚えているが、その時は悲しいという気持ちはあまりなかったと思う。
  • ちょうど小学校に上がる頃に近所のお寺から雑種の子犬をもらった。3匹子犬が産まれて好きなのを選んでよいということで、白黒のメスをもらった。子供時代をずっと一緒に過ごし、大事なことはすべてこの犬から学んだといっても過言ではない。この子は19年と長生きした。
  • アパート暮らしをしていた大学3年の春、アパートの押し入れで猫が出産した。生まれたのは2匹だが、気づいたときに1匹は死んでいた。それがショックで、残りの一匹を大事に育てた。外飼いで、部屋にも自由に入れていた。
  • 翌年は4匹の子猫が生まれた。ある時急に4匹ともいなくなったが、詳しいことはわからない。結局、大学卒業の時に残っていたのは母猫だけであった、最後のお別れは部屋で一緒にご飯を食べた。
  • 34歳の頃、当時住んでいたアパート周りで子猫が3匹生まれた。近所に人がご飯を上げていたらしく、うちでは何も出さなかったが、うちの部屋にはよく遊びに来てくれた。
  • 今は、地域猫保護NPOに参加している。といっても、自分は家の周りの猫の面倒だけを見ている。外飼いであるが、家にも自由に出入りできるように、できるだけ窓を猫一匹分開けている。冬は寒いし、夏は虫が入るし、雨の時は泥だらけになるし、苦労は多い。思い出してみると、自分実家を出て、犬が亡くなった後、実家でも外猫を家に自由に出入りさせていた。血は争えないものである
  • 今では猫の外飼いが推奨されないのは重々承知してる。NPOでも、譲渡会で譲渡した猫は室内飼いを必須としている。しかし、すべての猫が譲渡できるわけではない。

家、家族

学校仕事

体のこと

趣味

こんなところである

2020-06-10

ねこの種類を色でいうなそれは色だろ

雑種だろMIX❤ってかわいこぶんな

どんな色してようが血統書なけりゃただの雑種

2020-05-24

[]

土曜

病院いったら1時間まった

人は少ないと思ったのに、診察券だけ出して外にいる人がかなりいて、途中からどんどん人がはいってきておいおい・・・と思った

あと途中で先生が15分くらいトイレいきやがった

薬は13時すぎたから後日もらうことにした

時間外で割増になるからね土曜の13時以降は

ドラッグストアにいったら外で雑種柴犬もどきがつながれておとなしくしてた

近くで車の警報音がなってたからそっちのほうをじっとみてたけどほえたりはしてなかった

からでたら犬いなかったけど少しいったらおじさんが犬連れてたからよかった

ACBいって小さい個包装のドーナツが5個100円で買うか迷ったけどガマンした

昼は病院いくまえにチョコたべてかえって焼きそば食べた

日曜

暑い

植えたばかりのひまわりがしんなりしてる

みずやってもすぐ乾く

ラーメン食べた後17時くらいまで昼寝しちゃった

あーあ

野良猫にえさやってる家が近くにあってそこにねこきてて水をのんでた

2020-04-28

実家の猫、十七歳になった

親戚が拾ってきた野良猫からまれた、雑種の、インスタ映えしないような柄の猫

接見ると非常にかわいいのだが写真写りがいかんせん悪い

正直、生きられてもあと一、二年かなと思うのでできるだけ顔を見たいし直接触れたいのだが

実家には気軽に帰れる状況じゃないし親に頼んで写真をたくさん送ってもらうかなー

2020-04-16

anond:20090321134516

2についてはペットはお店やブリーダーから買う物だから雑種と接する機会がないんだよ

買ってから去勢するのが当たり前になってるし

2020-04-15

猫は可愛い

猫を3匹飼っている。

小姑みたいな性格だけど私に甘くて毎日添い寝してくれる長生雑種と、基本的にボディタッチが嫌いで人間にも慣れないけど家族にはたまにデレてくれるメインクーンと、いつでも誰にでもデレデレですぐお腹を見せるスコティッシュフォールドの3匹。みんな違ってみんな可愛い

3匹は鳴き声も違う(雑種はンニャアオ~(低音)、メインクーンはギャアオン!(かわいくない)、スコティッシュはンミャアオ!ンッニャッニャッ(高音))し、お気に入り場所も違う(雑種は私の部屋のベッド、メインクーンこたつスコティッシュソファーの上のクッション)けど、1つだけ同じことがある。

3匹とも異様におやつが好きなのだ

おやつは銀のスプーンカリカリシーフード(かつお節入り)だったり、モンプチの缶詰だったり、全猫待望のちゅーるだったりと多種にわたるが、このどれもが大好きなのだ

なので私がちょっとカサカサ音が鳴るものを出すと、おやつだ!おやつがもらえるぞ!みたいな雰囲気でとことこ寄ってくる。3匹とも目をきらりとさせて、それ○○の?○○のやつでしょ?と走ってくる姿は、控えめに言っても世界一可愛い

雑種は我先に食べたがるから、すぐに走って寄ってきて私の膝の上に乗り、ねこぱんちで手を攻撃してくる。さっさとよこせや感が漂っていて可愛い

メインクーン雑種の後ろで次は私ですみたいな感じでスタンバっている。じっと雑種の口元を見ているが、たまにうずうずして私の顔を見て目を細めてくることがある。可愛い

スコティッシュは意外と賢いので、雑種メインクーンの逆側で足を揃えて待っているが、たまに辛抱たまらず膝の上に乗って鳴いている。お前重いんだよ(推定7キロ)。可愛いよ。

私はただグミとかこんにゃくゼリーとかを食べたいだけなのに猫がとことこ来るものから、可愛くて根負けし1日1回はおやつをあげてしまう。だから多分猫も、この女のところにいけばおやつがもらえると思っているのだろう。そういう所も可愛いよ。

2020-02-29

一軒家に引っ越したので、犬を飼うことにした

夫婦そろって犬が好きだ。

去年の暮、ペットを飼える家を借りて、ようやく犬を飼えるようになった。

ペットショップの犬ではなく、保護犬にするつもりだ。

 

その後、街中の里親募集イベントに行ってみた。

猫のほうが多いイベントだったが、ポメラニアンダックスなど子犬も数頭おり、人々の注目を集めていた。

そんな子犬たちのケージから少し離れたところに、成犬が一頭、寝そべっていた。

ポインターかールデンレトリバー雑種だろうか。

俺たち夫婦が近づくと、成犬はごろんと仰向けになった。腹を撫でてやった。

 

子犬たちは確かに可愛かったが、ポメラニアンダックスもいわゆる座敷犬というやつで、そこまで好きな犬ではなかった。

妻に意見を求めると、「どの子可愛いけど、あなたはどう思う?」という返事。どうやら妻も似た考えらしい。

 

もう一度、成犬を見に行った。

さっきと違って成犬はひどく興奮し、立ち上がって何度も尻尾を振った。

俺たちはこの成犬を貰うことにした。

年齢は三歳ぐらいで、山深くに捨てられていたそうだ。

2020-02-28

一軒家(借家だけど)に越したので犬を飼うことにした

俺は犬と猫が好きだ。嫁も猫と犬が好きだ。だからずっと犬を飼いたかったのだが住宅事情仕事関係でずっと飼えなくて、去年の暮に満を持してペット可能の借家を借りることにした。

家は多少ボロいのだがペットOKの条件で探したのでそこは文句なく、中村珠緒似の大家さんに犬を飼っていいか尋ねると「もちろんいいですよぉどぼぼぼぼ」と中村珠緒みたいに笑って許可してくれた。

果たして犬を(願わくば猫も)飼うべく俺たちがまず認識を共有したのは「保護犬(猫)にしよう」ということだった。ここでは生体販売がどうのとか言うつもりはない。ただ、可哀想な子を可愛がろうと思ったのだ。

いくつかの里親募集イベントネットで調べて二人で出かけてみたが、なんか色々と条件を付けられ「それ必要なのか?」って思うようなものまであって、いくつかのイベントを見送ってはめげずに別の里親イベントの予定を作っていた。

その犬に俺たちが出会ったのは、やや騒々しくある比較都市部で行われたイベントであった。その日は猫がやや多めだったが、それでも何頭かい子犬たちがせわしなく動き回り訪れた里親希望者や冷やかしに愛想を振りまいていた。成犬であるその犬、おそらくポインターとかゴールデンレトリバーとかの雑種とおぼしきその犬は子犬たちのケージから少し離れた位置で、子犬目当てで来た人たちに社交辞令的に撫でられては子犬ケージに向かう彼らを見送りながら静かに寝そべっていた。

俺たちも子犬が目当てであったが、とりあえずこいつを一応ひと撫でしようとしたら、俺たちを見るなりその犬は何故か突然ゴロンと仰向けになり腹を撫でるよう促してきた。俺も嫁もそうかそうかと撫でまわしてから子犬ケージに行ったのだが、どうにもその犬が気になる。吠えもしないし立ち上がりもしないでこちらをずっと見つめている雑種の成犬が。

子犬はどの子も可愛かったが、一つだけひっかかった(気に入らないとまでは言わないが)点は、どの子ポメラニアンとかダックスかいわゆる座敷犬系の犬で、どうも俺の中での犬好きメーターがレッドまでは行くが振り切りはしなかったのだ。嫁に意見を求めると「どの子可愛いけど、あなたはどう思う?」と返してきた。こいつがそう言う言い方をするときは「私はピンと来ないんだけどあなたがいいならいいよ私はピンと来ないけどね」と言うときなので、何となくだけどあの成犬が気になると伝えたらありがたいことに「あれね!あれも可愛いよね。それに成犬だからもしかして子犬より手かからいかな?」と好感触だった。

俺たちが再度あの成犬の所へ近寄ると、さっきの腹見せゴロンのときとは違い「え?え?また俺の所へ来た?もしかして俺のこと好き?!」と興奮気味に立ち上がり激しく尻尾を振りながら前脚を足踏みし、俺たちの歩みがもう待ちきれないとばかりに何度も上半身を上げ下げし始めた。(この上半身の上げ下げと言う表現で伝わるだろうか)

俺はもちろんだが、予想外に嫁が気に入ったので、この推定年齢3歳という犬を引き取ることにした。

引き取ると言ってもその場で決定ではなく、トライアルと言って数日預かって様子を見てから(予防注射などの経費を負担した上で)正式に引き取るというプロセスがあり、後日その犬が俺の家にトライアルに来た。とりあえずどこでトイレをしてもいいようにとペットシートと雑巾を手に持って家の中に犬を入れると、多少遠慮がちではあるがそれでも「お?お?ここはどこだ?これはなんだ?」と2DKの小さな家の中を好奇心旺盛に歩き回る。3周くらいしただろうか、手に持っていたそれとは別にバスルームの前に「ここにしてくれるといいな」と嫁が敷いておいたペットシートの上に犬がおしっこをした。トイレトレーニングは済んでいるとは聞いていたが俺と嫁が「えらい!えらい!」と誉めると「だろ?だろ?」と嬉しそうに寄ってきた。ちなみにこの犬がトイレで失敗したこと今日に至るまでない。

一緒に暮らし始めて気づいたが、この犬は常に俺か嫁を見ている。必ず目が合う。窓辺に寝そべっていてもこっちと目が合うとずっと見ている。そして次第にカーテンに隠れた尻尾がぱんぱんぱんぱんと床を叩き始めてやがて「そうかボールか!ボールを投げたいんだな?」とボールを咥えてこっちに来る。俺がいないときも犬は洗濯機の前に座って、洗濯をしている嫁を笑顔で見上げて「手伝おうか?」と言いたげに尻尾を振る。散歩に出ると(嫁のときもだそうだ)、俺の一歩か二歩前を歩きながら俺を見上げる。あまり激しく引っ張ろうとはしない。やや大きめの犬だから運動量必要だろうと自転車散歩すると今度は別人のように走る走る!「もっとだ!もっと早くこげ!何なら俺引っ張るぞ!」と言わんばかりに飛ぶように走る。そして飛ぶように走りながらもやはりチラッチラッとこちらを見上げる。

俺と嫁が食事していると(食卓構造上俺たちは並んで食事をしている)テーブルの向こう側から鼻だけが出てきて鼻の孔がひくひくしている。ソファに座っていると俺たちの間に飛び乗って来て俺に頭、嫁に腹を向ける。言っておくがこの時点ではトライアルである。とにかく「賢くていい子」なのだ職員の人は「トイレちゃんと訓練済みです」とだけ言っていたが、ここまでいい子なのは訓練によるものじゃなかったのか?持って生まれ性質なのだろうか?

そして俺たちはもうとっくに気づいていた。この犬は愛されたいのだ。愛されても愛されても愛され足りないのだ。事前に遠まわしに事情を聞いたがこの犬は山奥につながれて捨てられていたそうだ。つながれた理由はおそらくはついて来ようとするからだろうと。保護されたあとも、子犬たちと比べれば確実に成犬の自分里親敬遠する経験も沢山したのだろう。だから最初接触したときお腹ゴロンをしたのがこの犬にとっては毎回最初最後のチャンスで、一番可愛い所を見せなくてはいけない勝負ときだったろう。そして何度もその勝負に敗れた末に、遂に俺たちが現れたのだ。

俺は嫁にこの犬を引き取りたいと言ったら「というか私はじめからそのつもりだから」と返ってきた。嫁がこの犬を俺と同じように気に入ってくれて良かった。はじめから決定権が俺になかったのはこの際どうでもいい。

そんな日々の様子を適当写真に撮って(この作業約束だった)送るトライアルの期間が終わり、引き取りの意思最終確認とき、俺たちが当然のように正式譲渡希望すると、職員の人は「まあそうだと思ってました!」と笑った。俺たちの送り続けた写真がやたら多かったのと、写真うつる犬が一枚残らずカメラ目線だったのでこの犬は(もちろん飼い主としての俺たちも)大丈夫と早い段階で判断してもらっていたようだ。

一通りの手続き書類や経費の支払い)を済ませて正式にうちの子になったこの犬に名前をつけよう(トライアル間中施設で呼ばれてる名前で呼んでた)としたら、嫁がすでに決めていた。いい名前だ。俺の意見など無用だったみたいだがいい名前だ。

今日からお前はうちの犬だ。

2020-02-01

anond:20200201212644

猫のコスプレをしているホモサピエンスではなくて

白/虎柄/キジ雑種のイエネコ(Felis silvestris catus)

特に純血種じゃないのになんかやたらデカいイエネコ

特に何もしていなくても見ていて幸せな得した気分になる

福を招くのが犬ではなくて猫なのはわかる

犬派だけど特に何もしていない犬みても幸せな気分にならないもの

はしゃいでるとか喜んでる犬は幸せな気分になるけどな

ところで映画キャッツは観るべきなんか?

2020-01-29

犬の思い出

大学生の時、鹿児島離島バイトをやっていた。

民宿の泊まり込みで夏休みうぇーいしてくる連中の相手仕事内容で、

時々、男同士で喧嘩や、レイプまがいの事件もあったりしたが、それ以外は平和だった。

ある時、民宿のまわりを野良犬がやってくるようになってきた。

ビーグルのような灰色茶色雑種

誰かが餌付けしちゃったようで、また餌でもくれるのかといった顔をしてやってくる。

痩せてかわいそうなので、時々飯をあげていた。

ある時、5人づれの女子大生が1週間泊まりに来た。

そのうちの赤いネガネのふちをしたオタクっぽい女の子が一人が犬嫌いだった。

僕は彼女が好きになった。

ごはんをたべてから、浜辺でふたりきりになって盛り上げっているところにその犬がやってきた。

女の子は犬が気になって仕方がなくないようで、ちらちら見て、

なんとか犬をやってほしいと懇願してきた。

犬をどうにかして。お願いどっかへ犬をやって。ああ、犬が怖くてしょうがないということだった。

僕はその辺にあった流木を片手に近寄った。

犬はまた餌でもくれるのかとおもい、

無邪気に、はーはーと舌をだして僕に近づいてきた。

若さとは性欲のことだと思う。

僕は流木をおもいっきり振りかざし、犬の頭をめがけて殴った。

犬を殺って欲しいから、犬を殺るのだ。

鈍く頭蓋骨が折れる音と、波の音がかさなって目の前の死んだ犬が現実のものじゃないような気がした。

生きていれば動物なのに、死んだら物体になるのが、

不思議哲学的ななにかを得た気分になっていた。

メガネ女の子は、目の前で犬が撲殺された事実が、

急に怖くなったのか、そそくさと逃げていった。

僕はおいかけることもなく、棒をもったまま呆然と立ちすくした。

その日は何故か勃起したまま収まらなかった。

2020-01-16

anond:20200116235031

すごくよくわかる

大型犬系は牧場動物園になると思う

中型犬保護犬みたいなのやってるとこならいそう(雑種犬がいるから)

大型犬雑種犬すこ🐶

2020-01-09

犬クソ看板

児童館に併設された公園に突如でかでかばーんと犬クソ看板が現れた。

ここでフンをさせないで、フンは持ち帰って下さい的なアレ。

公園と言っても遊具はなく誰でも入れる空き地って雰囲気のゆるいスペースで、児童館を利用してないであろう中学生キャッチボールをしたり、私も誰もいないときにたまに犬をロングリードで走らせていたりした。

そこに新年早々犬クソ看板が設置されたのだ。

しかしドキリとした。

もちろん私は絶対犬クソ回収奥様なので、フンは絶対さないのだけど、

あらぬ疑いをかけられた気がして、なんとなく入りにくくなってしまった。

遠回しに犬はお断りってことなのかもしれない。

犯人目星は付いてる。

近所の多頭外飼いの猫ちゃんたちだ。

家主と直接話したことはないけれど、飼ってるのではなく集まってくる猫に餌をやってるというスタンスらしい。

飼い主という自覚が無いのでにゃん白宣言なんのその。

今日もいつの間にか増えた新顔の子猫と、目ヤニダラダラの痛々しい猫ちゃん日向ぼっこしてる。

公園は1ブロック先で、砂地なので格好のトイレスポットなんだろう。

先日公園に犬を連れて入ったとき猫フンだらけだったもの

うちの犬は何故か猫フンを食べたがる食糞ガールなのですぐ分かった。(悩ましい。どうすれば

うわ、やば、猫フンバイキング状態やんけ!となって、すぐに退散した。

そして、しばらく近づかないでおこうと思った矢先に犬クソ看板が設置されたのである

ってことを一筆書いて郵便受けに入れとこうかと思ったんだけど、その勇気も出ず。

しかし、ウチのウンコ回収するの賢く待ってるガール(と私と夫)がフン撒き散らしの濡れ衣を被ってる気もして非常にモヤる。

もちろんウチ以外の犬がやらかしてる可能性もあるのだけど、ご近所目につく限りではそんな雑に飼ってる家も思い当たらないんだよなー。

・おじさんが結構マメ散歩してるチワワーズ

・外飼いで暖かい場所を見つけるのが上手な雑種の白い女の子

うちの犬が完全片想いな豆柴

・どーんと構えた主感醸し出すゴールデンおじいちゃん

パートナーのラブが死んでからちょっと寂しそうな黒ラブ

・完全室内飼いだけど外に向かって超アピールしてくるダックス

ときどきウッドデッキブラッシングしてもらっているキャバリアーズ

家族以外は全員殺すマン忠誠心の塊の柴

私が把握してるのは近所でこれくらい。

誰も公園では見かけていない。

やっぱウチだと思われてるのかなー?クソー!

どうしたものか。

2020-01-06

犬のおまわりさん

警察「これは秋田犬、これは柴犬、これはシベリアンハスキー、これはドーベルマン、これはゴールデンレトリーバー、これは土佐犬、これはマスティフ、これはブルドッグ、これはパグ、これはチワワ、これはパピヨン、これは…雑種だな」

2019-12-25

さよなら

きょうの朝、父から電話が掛かってきた。
実家の愛犬が旅立ったという電話だ。
8時15分に旅立った、と。

もうみんな覚悟はできていたと思う。
12月の頭からほとんど歩けなかった。散歩も母に抱っこして連れてもらっていたとのこと。
そのうち1日のほとんどを寝て過ごすようになった。
わずかに起きている時間に、なんとかゴハンを食べさせようと大変だったようだ。

しかし3日ほど前、ついに咳がひどくなってしまい、寝ることもできなくなったようだ。
家族も寝ずに付き添ったが、一晩中苦しそうに咳込んでいたそうだ。
その様子を見て、家族は安楽させようと決意した。
私にも、「もう安楽死させるけん。連絡しとく」と電話があった。


彼女は私が実家を離れてから買い始めた雑種犬だ、
それまで実家では犬を飼ったことはなかったのだが、妹が飼いたいと言い出したらしい。

実家で犬を飼い始めて初めて帰省した日、迎えにきてくれた妹が道中で「あの子が喜ぶよ!」と言ったのを覚えている。
「喜ぶも何も、向こうは俺のこと知らんやろ」と言うと、「弟と同じ事言うとるね」と言って妹は笑った。
その言葉に私はなんとなく閉口してしまった。

実家に着くと、その子はその場でグルグル回ったり飛びかかってきたりした。
犬に詳しくない素人にも分かるはしゃぎ振りだった。
後に分かったことだが、その子は外の物音や知らない人には吠えまくる人見知りの子だった。
どうして一目も会ったったことのない自分が歓迎されたのか、不思議気持ちだった。
それからお盆正月に帰った時だけ、この子と一緒に散歩に行くのが楽しみだった。


「病院先生が何て言わすか分からんけど、安楽死させようと思う」と電話を描けてきた父は気丈だったが、言葉の端は声が震えていた。
私もただ「分かった」と言うしかなかった。

しかし数時間後、また父から電話が掛かってきた。
「先生酸素室に入れて様子を見ましょうって。安楽死させようとか、言えんかった。」
なんとなくホッとしたような、バツの悪そうなその声に、ああ、これこそ自分の父だと思った。

それから3日、愛犬は頑張った。
幸いにも咳は止まって落ち着いていたらしい。
だが、もうゴハンは食べてくれなかったとのこと。

だからもうみんな分かっていた。
予想はできていた。

でも、悲しい。


最初に具合が良くないと聞いたとき、もう一回正月に帰るときに会いたいなと思った。
でも具合の経過を聞くうち、なるべく苦しまないで欲しいと思った。
安楽死させると聞いたとき、仕方ないと思う一方、家族の心は大丈夫なのかと心配になった。
自分の考えは常に浅はかで、常に付き添って面倒を見てきた家族は数十倍、数百倍の負担があったに違いない。

あの子が死んだのはとても悲しい。
でも家族に見守られながら、安楽死でなく、比較的安らかに旅立ったことには、
とても勝手ながら、ある意味で良かったと思っている。
もし安楽死をしていれば、家族は今後ずっと悩まされていただろう。
それは安楽死が死の権利として正しいという事とはまた別の話だ。決めた側には、必ず苦痛が伴うものだと思う。
年に2回会うだけの私が悲しいのだから家族の苦しみはなおさらだ今日クリスマスイブ。
みんな幸せに満ちあふれているような雰囲気だ。
でも実際には人の数だけ、喜びも悲しみもあるのだろう。
誰かの記念日は、誰かの命日でもある。
こんな気持ちSNSには吐き出せなかったので、ここに吐いてみた。

それでもこういう日は、多くの人にとって幸せな日であってほしい。
とりわけ、子どもにとっては。
メリークリスマス

さよなら

<きょうの朝、父から電話が掛かってきた。

実家の愛犬が旅立ったという電話だ。

8時15分に旅立った、と。>

<もうみんな覚悟はできていたと思う。

12月の頭からほとんど歩けなかった。散歩も母に抱っこして連れてもらっていたとのこと。

そのうち1日のほとんどを寝て過ごすようになった。

わずかに起きている時間に、なんとかゴハンを食べさせようと大変だったようだ。>

<しかし3日ほど前、ついに咳がひどくなってしまい、寝ることもできなくなったようだ。

家族も寝ずに付き添ったが、一晩中苦しそうに咳込んでいたそうだ。

その様子を見て、家族は安楽させようと決意した。

私にも、「もう安楽死させるけん。連絡しとく」と電話があった。>

<彼女は私が実家を離れてから買い始めた雑種犬だ、

それまで実家では犬を飼ったことはなかったのだが、妹が飼いたいと言い出したらしい。>

<実家で犬を飼い始めて初めて帰省した日、迎えにきてくれた妹が道中で「あの子が喜ぶよ!」と言ったのを覚えている。

「喜ぶも何も、向こうは俺のこと知らんやろ」と言うと、「弟と同じ事言うとるね」と言って妹は笑った。

その言葉に私はなんとなく閉口してしまった。>

<実家に着くと、その子はその場でグルグル回ったり飛びかかってきたりした。

犬に詳しくない素人にも分かるはしゃぎ振りだった。

後に分かったことだが、その子は外の物音や知らない人には吠えまくる人見知りの子だった。

どうして一目も会ったったことのない自分が歓迎されたのか、不思議気持ちだった。

それからお盆正月に帰った時だけ、この子と一緒に散歩に行くのが楽しみだった。>

<「病院先生が何て言わすか分からんけど、安楽死させようと思う」と電話を描けてきた父は気丈だったが、言葉の端は声が震えていた。

私もただ「分かった」と言うしかなかった。>

<しかし数時間後、また父から電話が掛かってきた。

先生酸素室に入れて様子を見ましょうって。安楽死させようとか、言えんかった。」

なんとなくホッとしたような、バツの悪そうなその声に、ああ、これこそ自分の父だと思った。>

<それから3日、愛犬は頑張った。

幸いにも咳は止まって落ち着いていたらしい。

だが、もうゴハンは食べてくれなかったとのこと。>

<だからもうみんな分かっていた。

予想はできていた。

でも、悲しい。>

最初に具合が良くないと聞いたとき、もう一回正月に帰るときに会いたいなと思った。

でも具合の経過を聞くうち、なるべく苦しまないで欲しいと思った。

安楽死させると聞いたとき、仕方ないと思う一方、家族の心は大丈夫なのかと心配になった。

自分の考えは常に浅はかで、常に付き添って面倒を見てきた家族は数十倍、数百倍の負担があったに違いない。

の子が死んだのはとても悲しい。

でも家族に見守られながら、安楽死でなく、比較的安らかに旅立ったことには、

とても勝手ながら、ある意味で良かったと思っている。

もし安楽死をしていれば、家族は今後ずっと悩まされていただろう。

それは安楽死が死の権利として正しいという事とはまた別の話だ。決めた側には、必ず苦痛が伴うものだと思う。

年に2回会うだけの私が悲しいのだから家族の苦しみはなおさらだ

今日クリスマスイブ

みんな幸せに満ちあふれているような雰囲気だ。

でも実際には人の数だけ、喜びも悲しみもあるのだろう。

誰かの記念日は、誰かの命日でもある。

こんな気持ちSNSには吐き出せなかったので、ここに吐いてみた。

それでもこういう日は、多くの人にとって幸せな日であってほしい。

とりわけ、子どもにとっては。

メリークリスマス

2019-12-24

さよなら

<きょうの朝、父から電話が掛かってきた。 実家の愛犬が旅立ったという電話だ。 8時15分に旅立った、と。> <もうみんな覚悟はできていたと思う。 12月の頭からほとんど歩けなかった。散歩も母に抱っこして連れてもらっていたとのこと。 そのうち1日のほとんどを寝て過ごすようになった。 わずかに起きている時間に、なんとかゴハンを食べさせようと大変だったようだ。>

しかし3日ほど前、ついに咳がひどくなってしまい、寝ることもできなくなったようだ。

家族も寝ずに付き添ったが、一晩中苦しそうに咳込んでいたそうだ。

その様子を見て、家族は安楽させようと決意した。

私にも、「もう安楽死させるけん。連絡しとく」と電話があった。

彼女は私が実家を離れてから買い始めた雑種犬だ、

それまで実家では犬を飼ったことはなかったのだが、妹が飼いたいと言い出したらしい。

実家で犬を飼い始めて初めて帰省した日、迎えにきてくれた妹が道中で「あの子が喜ぶよ!」と言ったのを覚えている。

「喜ぶも何も、向こうは俺のこと知らんやろ」と言うと、「弟と同じ事言うとるね」と言って妹は笑った。

その言葉に私はなんとなく閉口してしまった。

実家に着くと、その子はその場でグルグル回ったり飛びかかってきたりした。

犬に詳しくない素人にも分かるはしゃぎ振りだった。

後に分かったことだが、その子は外の物音や知らない人には吠えまくる人見知りの子だった。

どうして一目も会ったったことのない自分が歓迎されたのか、不思議気持ちだった。

それからお盆正月に帰った時だけ、この子と一緒に散歩に行くのが楽しみだった。

病院先生が何て言わすか分からんけど、安楽死させようと思う」と電話を描けてきた父は気丈だったが、言葉の端は声が震えていた。

私もただ「分かった」と言うしかなかった。

しかし数時間後、また父から電話が掛かってきた。

先生酸素室に入れて様子を見ましょうって。安楽死させようとか、言えんかった。」

なんとなくホッとしたような、バツの悪そうなその声に、ああ、これこそ自分の父だと思った。

それから3日、愛犬は頑張った。

幸いにも咳は止まって落ち着いていたらしい。

だが、もうゴハンは食べてくれなかったとのこと。

からもうみんな分かっていた。

予想はできていた。

でも、悲しい。

最初に具合が良くないと聞いたとき、もう一回正月に帰るときに会いたいなと思った。

でも具合の経過を聞くうち、なるべく苦しまないで欲しいと思った。

安楽死させると聞いたとき、仕方ないと思う一方、家族の心は大丈夫なのかと心配になった。

自分の考えは常に浅はかで、常に付き添って面倒を見てきた家族は数十倍、数百倍の負担があったに違いない。

の子が死んだのはとても悲しい。

でも家族に見守られながら、安楽死でなく、比較的安らかに旅立ったことには、

とても勝手ながら、ある意味で良かったと思っている。

もし安楽死をしていれば、家族は今後ずっと悩まされていただろう。

それは安楽死が死の権利として正しいという事とはまた別の話だ。決めた側には、必ず苦痛が伴うものだと思う。

年に2回会うだけの私が悲しいのだから家族の苦しみはなおさらだ

今日クリスマスイブ

みんな幸せに満ちあふれているような雰囲気だ。

でも実際には人の数だけ、喜びも悲しみもあるのだろう。

誰かの記念日は、誰かの命日でもある。

こんな気持ちSNSには吐き出せなかったので、ここに吐いてみた。

それでもこういう日は、多くの人にとって幸せな日であってほしい。

とりわけ、子どもにとっては。

メリークリスマス

さよなら

きょうの朝、父から電話が掛かってきた。

実家の愛犬が旅立ったという電話だ。

8時15分に旅立った、と。

もうみんな覚悟はできていたと思う。

12月の頭からほとんど歩けなかった。散歩も母に抱っこして連れてもらっていたとのこと。

そのうち1日のほとんどを寝て過ごすようになった。

わずかに起きている時間に、なんとかゴハンを食べさせようと大変だったようだ。

しかし3日ほど前、ついに咳がひどくなってしまい、寝ることもできなくなったようだ。

家族も寝ずに付き添ったが、一晩中苦しそうに咳込んでいたそうだ。

その様子を見て、家族は安楽させようと決意した。

私にも、「もう安楽死させるけん。連絡しとく」と電話があった。

彼女は私が実家を離れてから買い始めた雑種犬だ、

それまで実家では犬を飼ったことはなかったのだが、妹が飼いたいと言い出したらしい。

実家で犬を飼い始めて初めて帰省した日、迎えにきてくれた妹が道中で「あの子が喜ぶよ!」と言ったのを覚えている。

「喜ぶも何も、向こうは俺のこと知らんやろ」と言うと、「弟と同じ事言うとるね」と言って妹は笑った。

その言葉に私はなんとなく閉口してしまった。

実家に着くと、その子はその場でグルグル回ったり飛びかかってきたりした。

犬に詳しくない素人にも分かるはしゃぎ振りだった。

後に分かったことだが、その子は外の物音や知らない人には吠えまくる人見知りの子だった。

どうして一目も会ったったことのない自分が歓迎されたのか、不思議気持ちだった。

それからお盆正月に帰った時だけ、この子と一緒に散歩に行くのが楽しみだった。

病院先生が何て言わすか分からんけど、安楽死させようと思う」と電話を描けてきた父は気丈だったが、言葉の端は声が震えていた。

私もただ「分かった」と言うしかなかった。

しかし数時間後、また父から電話が掛かってきた。

先生酸素室に入れて様子を見ましょうって。安楽死させようとか、言えんかった。」

なんとなくホッとしたような、バツの悪そうなその声に、ああ、これこそ自分の父だと思った。

それから3日、愛犬は頑張った。

幸いにも咳は止まって落ち着いていたらしい。

だが、もうゴハンは食べてくれなかったとのこと。

からもうみんな分かっていた。

予想はできていた。

でも、悲しい。

最初に具合が良くないと聞いたとき、もう一回正月に帰るときに会いたいなと思った。

でも具合の経過を聞くうち、なるべく苦しまないで欲しいと思った。

安楽死させると聞いたとき、仕方ないと思う一方、家族の心は大丈夫なのかと心配になった。

自分の考えは常に浅はかで、常に付き添って面倒を見てきた家族は数十倍、数百倍の負担があったに違いない。

の子が死んだのはとても悲しい。

でも家族に見守られながら、安楽死でなく、比較的安らかに旅立ったことには、

とても勝手ながら、ある意味で良かったと思っている。

もし安楽死をしていれば、家族は今後ずっと悩まされていただろう。

それは安楽死が死の権利として正しいという事とはまた別の話だ。決めた側には、必ず苦痛が伴うものだと思う。

年に2回会うだけの私が悲しいのだから家族の苦しみはなおさらだ

今日クリスマスイブ

みんな幸せに満ちあふれているような雰囲気だ。

でも実際には人の数だけ、喜びも悲しみもあるのだろう。

誰かの記念日は、誰かの命日でもある。

こんな気持ちSNSには吐き出せなかったので、ここに吐いてみた。

それでもこういう日は、多くの人にとって幸せな日であってほしい。

とりわけ、子どもにとっては。

メリークリスマス

2019-12-04

IDコール雑種呼ばわりしてくる人

「思い上がったな雑種

「分をわきまえよ雑種

こんなことをIDコールでずっと言ってたら今頃「低能先生」じゃなくて「ギル様」になってたんだろうか

2019-11-22

anond:20181002232214

家族全員ネッコ、イッヌすき。アッネは秋田イッヌ、アッニは雑種ネッコ、私は保護イッヌと保護ネッコを一匹ずっつかってまっす。

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