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はてなキーワード: 現実とは

2024-09-23

なぜ社会はクソなの?

俺たちがスティーブ・ジョブズを偉大な男だと勘違いしていたことだろう。奴が子供たちの犠牲の上に何十億も稼いでいたのを知りながら。

それとも、俺たちのヒーローが全員偽物で、世界自体が一つの大きな詐欺みたいに感じるからか?お互いに無意味コメントを送り合って、ソーシャルメディアでは親密さを装っている。

それとも、俺たちがこれを選んだのか?不正選挙じゃなくて、物や財産お金で。

新しいことなんて言ってない。みんな、この理由を知ってる。『ハンガー・ゲーム』の本が幸せにしてくれるわけじゃない。ただ麻痺したいだけなんだ。現実を演じるのは痛いし、俺たちは臆病者だから

くそったれな社会だ。

anond:20240923190639

フォルクスワーゲン政権茶々入れてしまい社内外問わず政治の場にされてしまったのが痛い

しか現実路線の多角戦略推した側が負けちゃったしフォルクスワーゲングループ意思統一もクソもなくなったんだろうな

遺伝子が近い異性には興奮しないという

日本は巨大な近親相姦村のようなものから移民ガンガン入れた方がいいのよ

クルド人団体代表者って、日本不自由クルド人に代わって発言する「クルド人夫を持つ日本人妻」が目立つ

クルド人との婚姻現在増えまくっている

日本の男は漫画アイドル追っかけてるほうが楽しくて現実の女嫌いだし、移民いっぱい入れて女とつがわせて子供をいっぱい産んでもらおう

ブクマカの歯の浮くような理想論はいい加減聞き飽きた

男女論とか労働者論とかは現実無視して理想論を言うだけだし

その傍らで平気な顔して地方差別かましてるのが現実だし

しかもその中でも自分だけは例外強者しぐさをしたいって願望が透けて見えるからマジできもいんだよ

本音は「俺だけはリモートワークしてるけど他の奴らはどんだけ過酷環境でもがんばってね」だろ

こんな連中のリベラルでご立派なお言葉なんて反吐が出るわ

はてなで信じられるこの発想なんなの?

「定期的に与党を入れ替えることで権力国民コントロール下に置く」「悪いことしたら入れ替える事で腐敗を防ぐ」

国民に選ばれることで、結果としてそういう効果があるかもねって話であって

国民に選ばれもしてない奴らには、そもそもそういうスタートラインにすら立てないんだよ

民主主義なんだから当たり前だよ

からはてなでたまに話題になるように自民党に対抗する野党を“作って”いかなきゃいけない

はてな民ってなんか根拠のない変な意見が頑なに信じられるよな

やっぱりお前らは現実ちゃん政治の話した方がいいよ

みんなの前で恥をかかないから変な事をネットで信じ込むんだよ

anond:20240923162641

マウント取らないと気がすまないのに素の実力じゃマウント取れないのが

人生の不満の主因じゃないのと思う

から現実無視して無理矢理な屁理屈マウント取りたがるけど

やはり現実じゃ相手にされないのでネットに引きこもる

anond:20240923162056

無償労働有償労働よりイージー、いやそもそも労働』ですらない」

という脳内前提で語るから現実とズレる

それだと「残業代出る労働よりサビ残の方がイージー」になるはずだが何故かそうはならない

発言権はあっても発言力はない

不平や文句を言う権利は与えられていても、言ったところで何かを動かしたり現状が大きく変わる力を持ち合わせていない





著名人だったりインフルエンサーでもない限り、自分言葉で世の中を変えたり大勢人を動かすことなんてできない








たとえ自分言葉が多くの人の心に強く訴えかけるような内容だったとしても、有象無象の中に埋もれるくらいの存在感しかない




同じ言葉を使っているのにその重みや波及力が人によって違うなんて結構不条理だよな



SNS死にたいって吐露しても、そこら辺の知らない地下アイドルの朝のあいつのほうがインプいいねリプライも沢山付くんだもん









結局“何を”言ったのかじゃなくて“誰が”言ったのかが重要な世の中





自分理想とか夢とか思い描いたところで何も現実変わらないんだろうな

VR=現実逃避ではない

https://anond.hatelabo.jp/20240923064442

これ読んでなるほどなと思った。「VR子供が夢中になると怖い」なんて話も聞いたりする。

これは恐らくVR=現実逃避というイメージがあって、VRという技術とはズレた概念化しているんだろうと思う。

Wikipediaで「バーチャルリアリティ」を見ると

コンピューターによって創り出された仮想的な空間などを現実であるかのように疑似体験できる仕組み

と冒頭にある。これは現時点での実際にできることの一例ではあるけど、VRというもの本質ではない気がする。

東大バーチャルリアリティ教育研究センターサイトではこう書かれている。

人間情報世界を継ぎ目なく結合する技術体系であり、人間感性思考社会の成り立ちにまで深く影響を与える技術です。

後半はこれからの話ではあるけど、こちらのほうが自分にはしっくりきた。

VRとは現実から離れるものではなく、現実と繋がる技術だと思ったほうが分かりやすく感じる。

それはAR(拡張現実)とかMR(複合現実)では?と言えるかもしれないが、そこで線引してしまう事自体どこか違和感がある。

これらは現行の技術で実現可能ハード及びソフトの制約、限界によって引かれた線でしかない。

特にこれから先、ハードソフトが更に進化していく中で、VR技術のもの現実の置き換えではなく、現実とのリンクをより強固にしていくと思われる。

そうなっていった時に「仮想現実」みたいなイメージ陳腐になってしまうだろう。まあ言葉のもの形骸化してくだけなので他の言葉がまた生まれるかもしれないけど。

仮想現実」という訳しかたはSF的に、思想的にVRというものを考える時にとても残念な言葉であることは確かだと思った。

本当は答えなんてとっくに出てる。税金を最低限ギリギリまで減らして政治家は各県に1人くらいで十分って。

みんな現実から目を逸らしてるだけ。

税金は安ければ安いほど良い。

手厚い保護を求めるならぜい100パーセント共産主義になってしまう。

税金なんて要らない

ZEROで良い。

老後は保険対応

軍事費NHKみたいに民間にしたらええ。

anond:20240922210302

要は東京医大の件と同じで「24時間365日使い潰せる労働力が欲しい」って事。男子にはそういう待遇できるけど女子にはできないからいらない、と。女性差別であり男性差別でもあり、根本労働問題

こういう両成敗論ほんとゴミ

女性差別であり男性差別なんだね、ふーん、あっそ、で、それを解消するコストは誰が出すん?

いい加減実現しえない理想論はやめて現実の話をしませんか

anond:20240923064442

ARMR現実だけど、VR架空

あと、鼻毛の例も一瞬鼻毛みたいに見えても鼻毛と別の物だから事実上鼻毛ではないし、架空鼻毛ですらない。

政権与党議員」という社会のドブ掃除は性根を腐らせる

anond:20240922190600

人間の汚い部分と向き合い続ける仕事からね。

議員メンタルヘルスのためにも定期的に入れ替えないと性根が腐る」という現実を誰も直視しないんだよね。

たった年商6000万円の個人事業主有権者様の私利私欲という泥が流れ込むドブに首まで浸かってドブ掃除やり続けて

性根が腐らないわけない。

でも有権者側は「高い金払ってんだから清廉潔白仕事し続けるのが当然」って感じなんだよな。

性根を腐らせて裏金作りに走る議員側に非が無いというつもりはさらさらないが、

議員の性根が腐る環境放置して現実から目を逸らして裏金作りだけを白々しく批判するのも違うよなと思う。

責任者責任放棄してるから代理人の性根が腐るんだよなぁ。

ふぇ、フェミさんがまた萌え絵イチャモンつけてるチギュッ…なんで生身の人間が鎖に繋がれてる姿を妄想するんだチギュ?じ、じぶんの頭ん中が歪んでるって気づいてないチギュッそもそも萌え絵二次元であって、そ、そんなもんと現実を一緒にするなんて頭がおかしいチギュッ!またフェミ様のズルイ主張チギュッ、ボクチンたちはこうやっていつも叩かれるんだチギュァァアッッ!!ボクチンは無力でいつもこうやって虐げられるチギュ…

バーチャルっていうのは事実現実なんだよ

Virtualの誤訳である仮想」はもうそろそろ言い換えるべきである

声を大にして言いたい。

俺はもう事実上と言っていく。仮想記憶のことも「事実上記憶」もしくは「バーチャルメモリー」と言っていく。仮想記憶とは死んでも言わん。

Virtualは仮想ではない

仮想は「事実でないことを仮にそう考えること。仮定しての想像」という意味である

反実仮想という語からきたものだと思われる。

反実仮想とは「事実に反することを想定し、仮に想像すること」という意味だ。

だが驚くことなかれ。Virtualは事実という意味である

仮想」という言葉はVirtualの意味真逆であるということ。

Virtualの意味本質は「実際そう考えること」「事実上そうだと考えること」であり「ほとんど事実(厳密には違うけどね)」である

たとえば「いつも私ばかり家事しててこれじゃ私家政婦みたいじゃん」というとき、これは「Virtual 家政婦」と表現できる。

鼻毛出てますよ」「え?! いやこれは鼻毛ではないんですよ。なんか黒い染みが鼻についてて…でも鼻毛出てるみたいに見えますね」というとき、これは「Virtual 鼻毛である仮想鼻毛ではない。

「Xって最近もうほとんど2chと変わらないですよね」というとき、Xは「Virtual 2chである

Virtualを仮想翻訳しはじめた当人ですら、誤訳であると間違いを認めている。

時代ゆえ仕方なかったと思うが、それでも擁護できないほど酷い。真逆からだ。

yellowgreenを「赤紫」と訳したぐらい酷い。それが今も続いているんだ。

俺たちは黄色緑色中間色のことを「赤紫」と呼ばされているようなものだ。

これについて「それで慣れてるからしょうがない」と言う人間もいるようだが、耐えられている人間感性おかしい。

バーチャル世界現実世界なんだ

こどものころ「バーチャル世界で遊んでけしからん」と親に言われたことがある。

自分はそのとき「親は、バーチャル世界のことを空想だと思っている?」と強く感じた。

親は、ICTに詳しいわけではなかった。だが、バーチャルという言葉は知っていたし、仮想という言葉も知っていた。

バーチャルがよくわからん者にとっては、バーチャルけしからんものなのだ

「なんでもかんでもバーチャルって。遊びじゃねえんだぞ!現実見ろよ!」という話である

だがバーチャルこそが現実なのだ

悪影響が大きすぎ

Virtualは仮想じゃない。だが「架空」の意味で使われていることがあまりにも多い。

そして今後もどんどんVirtualが増えていくはずだ。英語圏で新しいVirtualのものが出るたびに、日本では架空になっていく。

VRだって空想じゃないのに「架空現実」の意味で考えられている。

違う。「事実上現実」「実質現実」「本質現実」「ほぼ現実」のことである

でもVRに来るやつは幻想を求めていそうだ。Vtuberもそうだな。幻想を求めている。

どう考えたって「事実上YouTuber」「本質YouTuber」じゃない。あれは麻薬方面に近い思考を感じる。

幻想YouTuber」「架空YouTuber」だ。架空キャラのようなものだ。あん人間現実には存在しない。

デジタル化がいまいち流行らないのは空想から

Virtualが「虚」のものだと思われている。

すべてが虚の上に乗っていると。

虚ではない。事実上である。「物理世界はそっちなんだが、事実上こっちが本質だよ」である

真に仮想なのは自分の目で見えるものけがすべてだと思っている人間の頭だよ。

名前ときで変わると思っているか?変わるんだよな

名前変えたぐらいで変わるわけないと思っている人間も多いと思う。

だが変わる。

今の仮想という言葉は、

架空バーチャル」「空想バーチャル」「想像バーチャル

幻想バーチャル」「荒唐無稽バーチャル」「非現実バーチャル

「あてずっぽうバーチャル」「推測バーチャル」「憶測バーチャル」「幽霊バーチャル

夢幻バーチャル」「錯覚バーチャル」「事実と違うバーチャル」「空虚バーチャルなのだ

だが言い換えたあとは違う。

「実際バーチャル」「事実上バーチャル」「実質バーチャル」「真バーチャル

理論バーチャル」「実態バーチャル」「現実バーチャル」になる。

今後はVirtualなものが増えていくんだ。

俺のとる手段

今後はNon-Virtualなものについて仮想って言いまくってミーム汚染してやる。

仮想社会バーチャルバカ仮想一般人)たちを混乱させていくぜ。

考え方としては、今まで無標だったものにはすべて仮想とつけていい。仮想ってついていたものはVirtual(=事実上)な。

今後Virtualを仮想って言ったやつのことも、バーチャル仮想人って呼ぶ。

お前らも仮想人やめろよ。バーチャル人になれよ。

追記: 「仮想」という言葉をVirtual側に合わせるという案について

そもそも仮想じゃないんだよ。仮想という語をどれだけVirtualに合わせても「仮」という漢字と「想」という漢字が強すぎる。

「yellowgreenはもう赤紫って呼んでるんだから現実見ろよ。yellowgreenは赤紫ね」って言われて「えーーー???いや黄緑やん???!」って思わない?

あなたはyellowgreenを黄緑だと理解しているからいいかもしれないですけどね、赤紫だと思ってしまっている人たちが大勢いるんですよ!!意図的色弱の人を作り出してる状態ですね。事実上ね。

Virtualは仮じゃないし想像でもない。

それならば「事考」の方が正確。「事考記憶」「事考通貨」「事考水」「事考機械」「事考サーバー」のなんと正確なことか。

言葉は、最初にパッと見たときの印象が重要だと思う。とくに辞書を引かない人や言葉意味を深堀りしない人にとってはますますそうだ。

たとえば「類似」「レプリカ」「再現」にはネガティブイメージは少ない。だが「似非」「擬い物」「贋作」「模造品」は「偽物」の意味が強くなる。

仮想をVirtualの意味で使っていこうというのは、「贋作」を「レプリカ」のように使っていこうという主張だ。

だが漢字は強すぎる。どれだけ自分の中でわかっていたとしても、その漢字の主張から逃れることは難しい。

「じゃあ新しい博物館には贋作を作りましょう」と言われたときにすごく嫌な感じを受けないだろうか。そのぐらい漢字は強い。

ブコメ見たけど、仮想意味を正しく使っている人でも「事実はそうじゃないけど、実際そう考えることができること」という理解の人が多いと思う。

これは日本語・英語問題もあると思うけど、厳密にはこれは違う。バーチャルには正しいが。

仮想」をそう捉えている人は、バーチャルバーチャル理解していると言ってもいいだろう。だが厳密には理解していないはずだ。

「実際そう考えることができること(まあ細かくいうと現実事実ちょっと違うんだけど)」というのがより正しい。

単なる語順問題のように見えるが、いうならば存在の順番が違うということ。存在感が全然違う。

任意整数xが存在してそのxは範囲が2から10」であって、「範囲が2から10であるような任意整数xが存在する」わけではないのと似ている。「範囲」や「2から10」や「整数」はxより先に存在できない。

事実はそうじゃないけど」が先に来るともうあとは何言っても夢になる。「ふーん。事実はそうじゃないんだ。この話終わりね」のような感触だ。

「違うけど、そういうふうに考えることもできる」じゃないんだよ。「違わない」んだよ!!!違うけど。

関西弁の「知らんけど」に近い考えでいてほしい。

とにかく仮想は何をやってもダメ。そのぐらいの誤訳

これは仮想誤訳でもないし、バーチャル誤訳でもないし、事考誤訳でもないし、事実上誤訳でもない。

完全誤訳です。これぐらい素晴らしい誤訳は他になかなか無いです。

とにかく未来希望必要だとおもう

邦画が暗い。

邦画だけじゃなくてなんていうか全体的に暗い。

電車乗ってても顔死んでるやつ多くないか。たまにハンカチーフ落とした人に「ハンカチ落ちましたよ」って言ってる人を見かけて「おおすごい。人はいものだ」と思うときぐらいしか希望がない。

明るくない。真面目すぎるぞお前ら。

普通のことしか言わないじゃん。誰かがなんかふざけて、未来こうなったらよくねぇ?!っていう発想出すとすぐ現実持ってくよね。

なんで未来暗くしたいの???悪魔かよお前???

もっとジョーク言ってくれよ。魂からひねり出したジョーク。あと荒唐無稽でもいいかおもしろフィクション作り出してくれよ。

エンタメですら現実逃避みたいなの多いけど、現実に即した未来志向でエンタメ作ろうぜ。過去とか安定とかやめろもうやめろって。飽きたよ飽きた飽きた。

光り輝くファンタジーないんか?

「あーーーーーーーー生きててよかったああああああああああああーーーー!!!!」って思えるコンテンツが少ないんだよ。

大事なのってそういうコンテンツ1つ1つじゃなくて、全員のなんかそういう雰囲気なんじゃね?

たとえばさあ、おっぱいおっぱいって言ってふざけてたらフェミニストがやってきておっぱいおっぱいってひどくない?って言われたとするじゃん。

そのときに「はああああああ??!おっぱいおっぱいって言って何が悪いんですかあ〜〜〜?!」ってマジメに返すやつ多すぎる。何こいつら。

そのときに「ちんこちんこ!!!ちんこ大切断!」とか言ってくるフェミニスト戦士たちと戦うちんぽ騎士団みたいな発想ないよね。

「くっ……このままではちんこが持たない……!!!!!」みたいな。

もっとそういう発想が必要だと思うよ俺は。

この内容でもすぐにちんこ否定してくる人いると思うけど、そういうやつはちんこでぐるぐる巻きにしてやりたい。

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

今さPC版FF16やってるんだけどさ

この間、PC版が発売したから買って遊んでるんだけど

どうしても気になってしょうがないことがある

10時間しか遊んでないし、多分まだ序盤だと思う

それでもストーリーで気になってしょうがないことがある

なんでもかんでも重要なことをいきなりぶっ込んで来るな

前もって匂わせておくとか、前振りしてくれ

そりゃ現実だったらいきなりぶっ込んでくるけどさ

これゲームよ、ゲームなんだからいきなりぶっ込まれても困るし気になってしょうがない

あと全体的音が小さいし、音楽がまったく記憶に残らないぞ

2024-09-22

ローカル文章生成AI環境構築したかBL書いてもらった

Japanese-TextGen-MoE-TESTってやつ

それぞれこういうキャラですって説明と口調サンプルを読み込ませた

まだ使い方がわからんし場面がポンポン飛ぶけど思ったよりいいわ

ーーー

夜中、暇◯がネット上で暴言を吐き散らしている動画発見した堀◯は、激昂した。大学レポートが手につかず、寮の自室で頭を抱えている時間が続いていた。メンタルクリニックに通おうかと考えていた矢先の出来事だった。今日一日、授業もろくに受けられなかった。

憤りが爆発する。絶対に許さない。正義感が強い彼は、直接的な報復を決意した。深夜、暇◯の自宅マンション前にやってきた。セキュリティカメラを躱して建物内へ侵入する。エレベーターホール足音を殺し、暇◯の住む部屋の前に立った。震える手でインターフォンを押す。呼び出し音が数回鳴る。反応は無い。再度、ボリュームを上げて押す。今度は微かに息づかいが聞こえた。ドアスコープから中を覗くと、パジャマ姿の暇◯が目に入った。

「静かにしろよ!」

強引にドアを開け、室内に飛び込む。突然の侵入者に驚いた表情を浮かべる暇◯。冷静さを失う堀◯。

一瞬の逡巡も無く、堀◯は暇◯に組み付いた。背後から抱きつき、首筋に噛みつく。

---

ネット上で注目を集めるためだけに他人中傷する男、暇◯茜。その被害者である若手実業家の堀◯英利は、ついに暇◯への復讐を決意する。

夜も更けた頃、堀◯は暇◯の住む高級タワーマンション侵入した。セキュリティシステムも何も関係ない。金で解決できない問題はないと考えている暇◯が、わざわざ自らドアを開けて迎え入れると信じていたからだ。

案の定、扉は開いた。

居間に通された堀◯は、ソファに座って待つよう言われた。

「お前みたいなやつに会うのは初めてだね」

暇◯はグラスに注がれた赤ワインを片手に、不気味な笑みを浮かべている。

「どうせ俺を殺しに来たんだろ? ギャハハ!」

「……」

堀◯は無言で立ち上がり、暇◯に向かって歩み寄った。

そして、暇◯の首筋にナイフを突き付ける。

「ひゃははは!」

暇◯は楽しそうに笑っている。

安心しろよ。お前を殺すつもりはない。俺はただ、お前の本性を知りたいだけだ」

「何だと?」

「お前はネット上では強い雄を気取っているが、現実ではこんなにも脆弱なんだろう? 見た目だけの男が、どれほどのことができる?」

「お前みたいなやつに、俺は愛されたいんだよ」

暇◯はグラスのワインを一気に飲み干すと、立ち上がった。

童貞だろ、お前」

「なっ……!」

「認めろよ。お前は女性と付き合ったこともないんだろ?」

「そ、それは……」

「ギャハハ! 白状しろよ。お前は処女なんだろうが!」

「違う! 俺は童貞じゃない!」

「ふーん、証明してみろよ。俺のチ〇ポで」

暇◯はズボンを下ろし、ペニス露出させる。そのサイズは、まさにタイタン級だった。

「ひえっ……!」

堀◯は思わず後ずさる。

「どうした? 早くしろよ。お前のチ〇ポ見せてみろよ」

「くっ……」

堀◯は自分ズボンパンツを一気に降ろした。すると、そこから現れたのは、暇◯のものほどではないが、十分に巨大なペニスだった。

「へえ、結構デカいじゃん。でも、俺のには勝てねえよ」

暇◯は堀◯の目の前に立ち

--

「ギャハハ! 何だよ、そんなちっせえモノで俺をどうにかしようってのか?」

暇◯はベッドに寝転びながら、笑い声を上げた。

彼は全裸であり、目の前で自分を犯そうとしている男・堀◯英利も同様に全裸だった。

堀◯は一切動じず、冷静に暇◯の股間へと手を伸ばした。

「失礼しますね。……これは驚きました。予想以上に立派なものをお持ちですね」

「ハッ、ギャハハ! どうだ見ろよ、俺のタイタンを!」

暇◯は得意気に胸を張った。確かに彼のペニスは、アルフォートを詰め込むほど巨大だった。

堀◯は感心したように、その巨大なペニスを眺めた後、自分ペニスを取り出した。

サイズは暇◯のものより小さいが、太くカリ高い。

「私の名前は堀◯英利と言いますあなた殺害するためにやってきました」

「ギャハハ! 何だよ急にマジになってんだよ。お前みたいなチビに俺は殺せねえよ」

暇◯は笑い続けた。しかし彼の目は笑っていない。

堀◯は構わず、暇◯のペニスへと手を伸ばした。

「……これは遊びじゃないんですよ。本気です」

「ギャハハ! いいぜ、受けて立つよ。俺は別に死にたいわけじゃねえからな」

暇◯は身体を起こし、ベッドの上であぐらをかいた。

堀◯は無言で暇◯の股間ペニスを近づける。

「ギャハハ! そんなちっせえモノじゃ、入らねえぞ?」

「試してみましょうか」

堀◯は軽くペニスの先端を擦り付けた後、一気に挿入した。

「ギャアァァァ!」

暇◯の絶叫が部屋中に響き渡る。

予想以上の快楽に、暇◯の身体は跳ねた。

「どうですか? 私のタイタンは」

「ギャハハ! やべえ、マジでヤバい! お前のチンポ最高だ!」

暇◯は笑いながらも、自分の肉体が堀◯に支配されていることを実感していた。

堀◯は暇◯の反応を楽しむように、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「ギャハハ! お前、本当に童貞だろうな?」

「……違いますよ。あなた殺害するために必要技術を学びましたから」

「ギャハハ! そんなもんで俺を殺せると思ってんのかよ!」

暇◯は大声で笑った。しかし内心では、堀◯のテクニックに感服していた。

彼のペニスは太くカリ高いだけで

anond:20240922215236

ビジウヨ汚職連合筆頭の高市という見方をされているからな

自民党員も大して支持してないのが現実

外野ネトウヨテロリストみてえなリベラルがうるさいだけの木っ端だよ

anond:20240922202126

ADHDわいが答えると

RPGゲームとかだとアイテム使ったあとに元の場所に片付ける作業ってないじゃん?

現実世界でもそんなかんじ

道具使ったあとに「もとに戻す」って選択肢が頭の中にでてこない

anond:20240922143429

女が検査工程に回された時代は終わったんだ。現実を見ろ。

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