Virtualの誤訳である「仮想」はもうそろそろ言い換えるべきである。
声を大にして言いたい。
俺はもう事実上と言っていく。仮想記憶のことも「事実上記憶」もしくは「バーチャルメモリー」と言っていく。仮想記憶とは死んでも言わん。
仮想は「事実でないことを仮にそう考えること。仮定しての想像」という意味である。
反実仮想とは「事実に反することを想定し、仮に想像すること」という意味だ。
「仮想」という言葉はVirtualの意味の真逆であるということ。
Virtualの意味の本質は「実際そう考えること」「事実上そうだと考えること」であり「ほとんど事実(厳密には違うけどね)」である。
たとえば「いつも私ばかり家事しててこれじゃ私家政婦みたいじゃん」というとき、これは「Virtual 家政婦」と表現できる。
「鼻毛出てますよ」「え?! いやこれは鼻毛ではないんですよ。なんか黒い染みが鼻についてて…でも鼻毛出てるみたいに見えますね」というとき、これは「Virtual 鼻毛」である。仮想鼻毛ではない。
「Xって最近もうほとんど2chと変わらないですよね」というとき、Xは「Virtual 2ch」である。
Virtualを仮想と翻訳しはじめた当人ですら、誤訳であると間違いを認めている。
時代ゆえ仕方なかったと思うが、それでも擁護できないほど酷い。真逆だからだ。
yellowgreenを「赤紫」と訳したぐらい酷い。それが今も続いているんだ。
俺たちは黄色と緑色の中間色のことを「赤紫」と呼ばされているようなものだ。
これについて「それで慣れてるからしょうがない」と言う人間もいるようだが、耐えられている人間は感性がおかしい。
こどものころ「バーチャルな世界で遊んでけしからん」と親に言われたことがある。
自分はそのとき「親は、バーチャルな世界のことを空想だと思っている?」と強く感じた。
親は、ICTに詳しいわけではなかった。だが、バーチャルという言葉は知っていたし、仮想という言葉も知っていた。
バーチャルがよくわからん者にとっては、バーチャルはけしからんものなのだ。
「なんでもかんでもバーチャルって。遊びじゃねえんだぞ!現実見ろよ!」という話である。
Virtualは仮想じゃない。だが「架空」の意味で使われていることがあまりにも多い。
そして今後もどんどんVirtualが増えていくはずだ。英語圏で新しいVirtualのものが出るたびに、日本では架空になっていく。
VRだって空想じゃないのに「架空現実」の意味で考えられている。
違う。「事実上の現実」「実質現実」「本質現実」「ほぼ現実」のことである。
でもVRに来るやつは幻想を求めていそうだ。Vtuberもそうだな。幻想を求めている。
どう考えたって「事実上YouTuber」「本質YouTuber」じゃない。あれは麻薬方面に近い思考を感じる。
「幻想YouTuber」「架空YouTuber」だ。架空のキャラのようなものだ。あんな人間は現実には存在しない。
Virtualが「虚」のものだと思われている。
すべてが虚の上に乗っていると。
虚ではない。事実上である。「物理世界はそっちなんだが、事実上こっちが本質だよ」である。
真に仮想なのは自分の目で見えるものだけがすべてだと思っている人間の頭だよ。
名前変えたぐらいで変わるわけないと思っている人間も多いと思う。
だが変わる。
「幻想バーチャル」「荒唐無稽バーチャル」「非現実的バーチャル」
「あてずっぽうバーチャル」「推測バーチャル」「憶測バーチャル」「幽霊バーチャル」
「夢幻バーチャル」「錯覚バーチャル」「事実と違うバーチャル」「空虚バーチャル」なのだ。
だが言い換えたあとは違う。
「実際バーチャル」「事実上バーチャル」「実質バーチャル」「真バーチャル」
「理論バーチャル」「実態バーチャル」「現実バーチャル」になる。
今後はVirtualなものが増えていくんだ。
今後はNon-Virtualなものについて仮想って言いまくってミーム汚染してやる。
仮想社会のバーチャルバカ(仮想一般人)たちを混乱させていくぜ。
考え方としては、今まで無標だったものにはすべて仮想とつけていい。仮想ってついていたものはVirtual(=事実上)な。
今後Virtualを仮想って言ったやつのことも、バーチャル仮想人って呼ぶ。
そもそも仮想じゃないんだよ。仮想という語をどれだけVirtualに合わせても「仮」という漢字と「想」という漢字が強すぎる。
「yellowgreenはもう赤紫って呼んでるんだから現実見ろよ。yellowgreenは赤紫ね」って言われて「えーーー???いや黄緑やん???!」って思わない?
あなたはyellowgreenを黄緑だと理解しているからいいかもしれないですけどね、赤紫だと思ってしまっている人たちが大勢いるんですよ!!意図的に色弱の人を作り出してる状態ですね。事実上ね。
Virtualは仮じゃないし想像でもない。
それならば「事考」の方が正確。「事考記憶」「事考通貨」「事考水」「事考機械」「事考サーバー」のなんと正確なことか。
言葉は、最初にパッと見たときの印象が重要だと思う。とくに辞書を引かない人や言葉の意味を深堀りしない人にとってはますますそうだ。
たとえば「類似」「レプリカ」「再現」にはネガティブなイメージは少ない。だが「似非」「擬い物」「贋作」「模造品」は「偽物」の意味が強くなる。
仮想をVirtualの意味で使っていこうというのは、「贋作」を「レプリカ」のように使っていこうという主張だ。
だが漢字は強すぎる。どれだけ自分の中でわかっていたとしても、その漢字の主張から逃れることは難しい。
「じゃあ新しい博物館には贋作を作りましょう」と言われたときにすごく嫌な感じを受けないだろうか。そのぐらい漢字は強い。
ブコメ見たけど、仮想の意味を正しく使っている人でも「事実はそうじゃないけど、実際そう考えることができること」という理解の人が多いと思う。
これは日本語・英語の問題もあると思うけど、厳密にはこれは違う。バーチャルには正しいが。
「仮想」をそう捉えている人は、バーチャルをバーチャルに理解していると言ってもいいだろう。だが厳密には理解していないはずだ。
「実際そう考えることができること(まあ細かくいうと現実や事実はちょっと違うんだけど)」というのがより正しい。
単なる語順の問題のように見えるが、いうならば存在の順番が違うということ。存在感が全然違う。
「任意の整数xが存在してそのxは範囲が2から10」であって、「範囲が2から10であるような任意の整数xが存在する」わけではないのと似ている。「範囲」や「2から10」や「整数」はxより先に存在できない。
「事実はそうじゃないけど」が先に来るともうあとは何言っても夢になる。「ふーん。事実はそうじゃないんだ。この話終わりね」のような感触だ。
「違うけど、そういうふうに考えることもできる」じゃないんだよ。「違わない」んだよ!!!違うけど。
関西弁の「知らんけど」に近い考えでいてほしい。
攻殻機動隊みたいな話だな
特級事実上怨霊
オレももう4年も前にそう言ってたんだがなーw anond:20201120123015
なるほど、ありがとうございます 現状VRと呼ばれているものがVirtualとは程遠いものだと理解できたので「仮想現実」とは呼び続けますがこれをVirtual Realityと呼称するのをやめようと思い...
2000年代もIT産業を虚業とかアホなこと抜かしてるやつが多かったよな
ARやMRは現実だけど、VRは架空。 あと、鼻毛の例も一瞬鼻毛みたいに見えても鼻毛と別の物だから、事実上の鼻毛ではないし、架空の鼻毛ですらない。
単語の意味はわかるんだけど、それなら何でバーチャルリアリティにvirtualを当てたんだろうか。実質的な=本当はそうじゃない、みたいなニュアンスか?
🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ‼️‼️‼️❕❕」
それだと意味が逆だって。その解釈だと「仮想」の意味になるよ。 「本当は現実には存在しないけど」ってニュアンスじゃなくて、「現実が(コンピュータ内に)本当に存在している」...
それだと意味が逆だって。その解釈だと「仮想」の意味になるよ。 「本当は現実には存在しないけど」ってニュアンスじゃなくて、「現実が(コンピュータ内に)本当に存在している」...
横だが「バーチャル」を正しく使ったわかりやすい例文を挙げよう。 ある部活で、監督が全く指示を出さないのにある選手が指示を出しまくってるとする。 その時に「あの選手はバーチ...
へーそうなんだという感じ でもいまから意味をひっくり返すのは有名人があちこちで言うとかネットミームになって話題になるとかしないと無理だろうな
🐊「おおっ・・増田・・!!」 🐊「・・まったくいつもいつも無理ばかりしおってっ!!!」 🐊「縮んだオレの寿命の責任・・どうするつもりだっ!!」
ワニって張り付いてんの?
🐊「グフフッ・・」 🐊「あまりに多勢に無勢なのでちと見かねてな・・!!」
やっぱ、妨害が目的なのか 悪質で残念なオッサンだな
ワニさんをバカにするなっ!
「virtual」 の約語で一番しっくり来るのは「実質」だと思う。 だから逆に「実質」を「virtual」 に置き換えていくのが良いと思う。 光回線同時契約でvirtual0円みたいに。
電子計算機がなかった時代のvirtualという英単語の意味は「事実上の、実質的な」だが IT技術者やIT起業家がコンピューター上の「仮想のもの」を指すのにvirtualという語を用いたのが誤用(...
なるほどね
https://anond.hatelabo.jp/20240923064442 これ読んでなるほどなと思った。「VRに子供が夢中になると怖い」なんて話も聞いたりする。 これは恐らくVR=現実逃避というイメージがあって、VRという技...
それがお前のバーチャ論なのか?
「実質カロリーゼロ!」 ↑ ゼロじゃねーじゃん!
砂糖不使用!(ブドウ糖・液糖は使用してまーすw) これさすがにキレたわ 砂糖は嫌だけどその他の糖分はOK! みたいな人いるんか??
おっしゃるのはその通りで、「実質0円」的な意味なんだろうけど、 Vtuber流行ってもみんなゲーム実況やってるだけで何の意味もなさそう。そういう意味では空虚な意味合いが強い仮想だ...
日本IBM「virtualを仮想と誤訳した責任は我々にあります」
仮定→仮に想定すること。 実際にはそうではないが、そうだと考えて差し支えないこと/Virtual→very nearly a particular thing/増田の言ってることはさっぱりわからないがテキトーにググった辞...
Cambridge Dictionaryより created by computer technology and appearing to exist but not existing in the physical world IT用語として使う場合は「仮想」で問題ないよ
いい問題定義だけど >虚ではない。事実上である。「物理世界はそっちなんだが、事実上こっちが本質だよ」である。 ここの本質だけ引っかかったな 本質って言葉を舐めすぎではなか...
この漫画は現実であり、すべて実在の人物、団体、名称、事件を扱っています。
virtualのニュアンスを正確に和訳するのは難しいんだけど、 原義としては、増田の言う通り「事実上の」と訳すのが一番近い、それは正しい ただ、現在よく使われる「仮想」という訳が ...