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OECDの調査で男性の家事参加が日本と目糞ハナクソの韓国人留学生より?
日本人男子の留学生が、「ひときわ家事を手伝わない」から忌避される?ホントか?
「国籍別ステイ先でどれだけ家事を手伝うかランキング」みたいな直接的なデータはないので、各国の男性の家事負担のデータがそのまま使えると仮定すると、結論は「わからない/限りなく疑わしい」である
まず、一般に「日本人男性の家事参加は少ない」とされる根拠は、「先進主要国内」で最下位、というOECDのデータだが、カナダへの留学生出身国1-2位の中国・インドは入ってないので、比較の結果はわからない
ただ入っている韓国とは目糞鼻糞レベルなので少なくとも「日本人男子留学生だけが」は嘘になる
「日本人男子留学生はステイ先で忌避されてるよ(中国人もインド人も韓国人もそうだけど)」の括弧内を略してるだけ、というなら話は別だけど
あと、日本人男子が不人気な理由だけど、家事をやらない・陰気臭いと言うだけなら大体🇰🇷🇨🇳も似たような子はたくさんいる。むしろ母数が多い分そっちの方が多くいるとも言える。
今日の留学生事情を考えるに、中国・インドのボリュームを外して考えるのは無理があるので、増田で集められているXの発言、もちろん個々にはそういったケースがあり少なくもないのだろうが、全体の傾向とはなんら関係のない、文字通り「個人の感想」に過ぎない
日本人男子留学生が家事を手伝うはず、という意味ではなく、他の国籍の男子留学生がより家事を手伝うと信じる根拠がないからだ
「素直に気をつけようってならないの不思議」といったブコメもあるが、むしろよく「素直に」信じられるな、と思う
だって、元増田の「オーストラリアで中国人・韓国人よりも日本人男性が忌避されてるのはなんでだろ?」って話に、「日本人留学生男子が、家事を手伝わない(他、幼稚な行動)ことからカナダ(や英、NZ)のステイ先で忌避されている」って、全然違う話ぶちこんできた挙句、「ホストファミリーのマムが言ってた」ってぶっちゃけ「マックの女子高生が言ってた」論法じゃないですか
「世界といえば欧米先進国のみ」「留学生といえば日韓+欧米先進国のみ」みたいな、前時代の思い込みで駆動する人たちが群がって浅はかさを曝け出すブコメ、という典型で、増田はそれを狙った釣り師かな、とさえ思う
まあアレな人たちがアレな部分を開陳しているだけなら別に放置でも良いのだけど、「もっと日本人男性は家事参加しろ、だからこんなことが起きるんだ」な論調が透けて見えるので…
日本人男性の家事(無償労働)参加がOECD内で最低なのは、有償労働の時間がぶっちぎりで長いからで、日本特有の長時間労働の是正に社会で取り組む必要がある、というのが結論であって、「男が悪い」で解決しようとするの、何周遅れだよ、という感じ
とにかく「日本人男子留学生が他国の男子学生と比べて家事をしない」と「日本人男性の家事参加の意識が低いから、若い男子が家事をするようにならない」は、根拠薄弱の属性煽り、誹謗中傷の類なので、ネットの中でも最低な方の振る舞いだということは明記しておきたい
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-c01-01.html
俺が見たデータと国が違ったから男>女の国が数個混じってるけど、基本的には女>男なのがわかるだろう
その中で日本の差は最小
一番いい方法は家主は金を稼いで家にはシッター、ハウスキーパーを入れる。
シッター、キーパーは例えば定年退職した人間や、時間的物理的に定職に就くことが難しい人や
まぁそういうのが好きな人にやってもらう。
でも現実問題、バリバリ働いてもシッターやキーパーを入れるほどは稼げない。
だから共働きでも夫婦のどちらかが育児家事という無償労働に大きな時間をとられる。
結局、今の男性の有償労働時間がクソ長いのも、妻側の有償無償労働時間の合計が長いのも、
いっぱい有償で働いて、その上で無償でも働かないと生活にならない。
積極的に生産性あげて少ない時間で給料をもっともらえるようにしていかんと、
個人的にはもうちょっと日本人は完璧主義を捨てればいいとも思ってるけどさ。
例えば独身男性の7割くらいって無償労働時間けっこう少ないと思うんだよね。
洗濯は3日に一回とか、掃除は週何回やる?疲れて帰ってきたら自炊しないっしょ?
みたいなさ。
まぁでもなかなか結婚して子供が生まれてってなると絶対的作業量が増えちゃうから、
それでもかなり苦しいよねぇ。
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000356884.pdf
フルタイム就労者の月間労働時間を見てみる(P5)と2017年でだいたい
くらいの位置にある。となると年間で150時間程度男性の方が多く働いていることになる。
実際の時給に換算してなお男性の方がもらっているという可能性はあるけど、
通常給料が労働時間に比例することを考えると男性の方が多くなるのは当然の結果。
もちろん、男性が多く働けている背景には女性が家事育児の無償労働に駆り出されているからで
(OECD加盟国の中でも日本女性の有償労働時間+無償労働時間の長さはトップだったはず)
前提として、日本では有償労働+無償労働の合計時間が男性のほうが多く、女性のほうが楽をしている(というより、男性も女性も過剰に労働している)。
https://mainichi.jp/articles/20160314/ddm/003/020/077000c
そのため、単純に男性が家事時間を増やす方法では、料理=女性の固定観念を消すことはできない。
いっぽうで、共働き家庭においても、女性のほうが家事時間が多いことが分かっている。有償・無償の労働時間の合計でも、共働き世帯においては女性のほうが多く働いている。
https://www.stat.go.jp/data/shakai/1996/3-3.html
これは、「共働き」とはいえ、女性側はパートタイムや事務職などの補助的な仕事についていることが多く、家庭の収入の男性依存が高いことが理由としてあるだろう。
収入が多い仕事は、概して労働時間も長く、労働強度も高いからだ。
ここまでをまとめると、
専業主婦は年金掛け金の負担なく年金を受給できる謎制度や、専業主婦を養っていれば税金が安くなる謎控除などだ。
こうした環境下では女性が上昇婚を狙い、それを機に専業主婦に転身しようとするのは当然である。
フルタイムの労働に就業し続けたとしても、なぜか家事も多く負担させられるからだ。
こうして、日本では結婚している夫婦の3分の1は専業主婦世帯となり、料理を担当する女性を増やし、お母さん食堂を産み出している。