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はてなキーワード: 忘れられる権利とは

2021-07-13

ある人の過去を(もしかしたら)知ってしまった

証拠としては弱い。人違いの可能性も高い。

年齢と居住地名前が同じで、顔写真が似ているだけに過ぎない。

仮に事実であっても忘れられる権利はある。

とはいえ、うーん。みんなこの神輿かついで大丈夫

過去過去だし、今は今。

でも人を信用させる才能が異常に発達した人が、別の形で才能を発揮してる可能性もある。

だとしたらそれはそれで凄いけどさ。

2021-02-02

anond:20210202180656

卒業を取り消しちゃった場合、それで被害者が救済されるの?

そもそも卒業を認めなければ事故が起きなかった場合には

認めたことが問題なんだから歴史から消せるわけがない。

東大の汚点として、国が滅ぶまで残すしか無い 汚点は消せない。隠蔽工作って言われるからね。

そして、犯罪歴があれば事実上無効化されるけど大学側の名誉を下げるという意味では、自らの責任なんだから、これはある程度は認められるもの忘れられる権利

語り継ぐのは大学責任

 

ではどうなるかというとなると補講 教え直すとなる

2020-11-22

anond:20201122091633

もしかしてコロナ給付金詐取で実名報道したら社員可哀想じゃんって言い分なの?

一度掲載すると情報が広がって長く掲載され、すべてを消すことは困難です

逮捕容疑者実名で報じた後、不起訴裁判無罪になったりするケースもある

近年は「忘れられる権利」の訴えも一部で認められるようになりました

2020-11-21

anond:20201120195525

思うに、デジタルネイティブ(って言い方も古いか?)にとっては、もはやリアルネームよりもハンドルネームのほうが人生のなかで重心が重くなっている人だっているわけで(世代は違うけどMIROさんとか)、

ぶっちゃけリアルネームなんてどうでもいいと思うんだよな。ハンドルネームと、そのデジタルタトゥーや実績がインターネットに蓄積されていることのほうが関心が高いわけで。

忘れられる権利とか、キャンセルカルチャーとか、「星野ニア名前被り問題とか、その辺の問題

どうでもいいってことは面倒が少ないほうを選びたいと思うんで別姓のほうがラクなんだよな。同姓化するの作業めんどいし。

2020-08-13

インターネット自己責任

ネットに一度流出した情報は二度と元には戻せないんだから本名や顔といった個人情報を流すな

という戒めとセットで広まっていたのが「ネット個人情報晒したやつは何があっても自己責任」という自己責任論だろう

その自己責任論の暴走が顕著に現れたのが某弁護士コテハンネットリンチだろう

しかし、今や顔と名前ネットに出さない、ことの方が不可能に近い時代

知り合いのフェイスブック学校ホームページ大会の記録、勤務先のサイト取材を受けた先のメディア特別拒否せぬ限り自分情報が誰かの手でネット掲載され、時には許可なく自分情報を流されることもある

このような状況下で、個人情報流出拡散責任個人に求めるのはおかし

道すがら取材にあった際のキャプチャ画像が、永遠にネットに残される、それを自己責任と言えるのだろうか

自分情報自分管理できるような、本人の申し立てがあれば掲載された個人情報を即刻削除できるような厳しい規制必要ではないか

顔写真の「コピペ」なども、肖像権侵害として罪と認識させる必要があるのではないか

余談だが、忘れられる権利という言葉は、不十分なように思う。一度ネット掲載された情報が常に拡散し続けている状態を止めるのは、忘れられるというよりはこれ以上認知されないことに近い。閲覧者という仮定存在主体にすることで、責任転嫁しているように思う。個人情報自分意図せぬところで公開されない権利というのが本来求めるところではないのか

インターネットは巨大なのに健忘症である

webアーカイブというサービスがある

サーバーから情報が消えてしまうことが欠点であることは古くから分かっていたので、その欠点を少しだが補うためのサービスである

https://japan.cnet.com/article/35076968/

だが、全てを記録することは不可能であり、またいわゆるGoogle一般検索ではアーカイブに保存されたページはほとんど検索されない。

web欠点はそれだけではない

単純には、リンク先の消失が挙げられる

wwwそもそもハイパーリンクを持たせることによって情報を他に依存することが出来る仕組みなのだが、そのリンク先が消えてしまうと途端にその利点を失ってしまう。

さらには、技術がどんどん進化するので、古いwebページは「スマホでは読みにくい」という問題が発生していたりする。

あるいは、一般人が利用していたHP作成サービスサービス毎消えてしまうことが増えていて、有用だったwebページの他のサービスサイトへの移行に莫大な手間がかかる(大抵個人がやっているかである)などの問題も起きている

大抵は、サービス毎消えてしまうとwebアーカイブにでも保管されない限りはそれで消失である

図書なら、どんな下らない本でもそれが一旦国会図書館に入れられる限りは半永久的にその存在を守られる。私も一冊だけ本を出したが、国が何か劇的なことで崩壊でもしない限り私が死んでもずっとその存在を守ってくれるだろう

インターネットにはそれがない。

随分昔になるけれど、いわゆる歴史問題で濃密な議論をしていた掲示板があった。かなり濃密で有用な知見を参加者が有志で自身で調べつつ共同で検証していくようなことをやっていた。

だが、掲示板主催者が亡くなった。

それからほんの一ヶ月で掲示板毎それら濃密な情報は消えてしまったのである

ネトウヨデタラメを垂れ流す、しかしそんなデタラメはそこで論破済みでありリンクを示すだけで良かった……としても、消えた情報は参照できない。

ネトウヨ意気揚々と昔論破されているデタラメを吹聴し続ける

そんなことを最近しばしば見る。あのデタラメはあそこで論破されていたのに、自分では情報を持っていないか反論できない、みたいな。

情報ネットから消えないようにする仕組みは作れないのだろうか?

 

追記

忘れられる権利」は、インターネットでは重要権利の一つだとは思うけど、そのために有用情報まで消えてしまっていいとは思えない。従ってそれとこれとは全く別の問題である。現状は、結局の所、極端な話が政府レベル機関にまでならないと情報の半永久保存はないと言っても過言ではない。個人的にはP2Pのような仕組みで、半永久的に消えない仕組み自体は作れると思う。ブロックチェーンだって出来たわけだし、あの犯罪の温床とされたWinnyは当にその仕組だった。あれが消えたのはほんとに痛い。どうしてその利点に誰も気づかなかったのだろう?

 

追記

誤解する人がいるだろうなと思ったら案の定だった。WinnyP2Pのその象徴例として出しただけであり、あのWinnyのままでいいなんていうつもりはないよ。だけどWinny2は掲示板実装しつつあったんだ。これを知らないのか忘れているのかはともかく、その延長線上に消えないWebサービスがあり得るのではないのか、と思ったんだよ。そもそもサーバー依存しないという仕組みのことを言っているわけ。

P2Pノードさえあれば、そのサービス接続している端末がある限りは、半永久的にデータ消失することはない。まぁ俺には技術がないか夢物語だけどな。

でも、Winny2はいときひろゆき2ちゃんねるに使おうと画策してたんだよ。そしたら金子氏が逮捕されたんだ。

でもああいうのの延長線上にある仕組みがあったらなぁと思うんだよね。

金子氏ならほっといたらそういうのをやったと思う。ほんとに日本警察馬鹿。結局無罪になってんだからね。

2020-06-15

オンラインポルノの飽和によって忘れられる速度が速くなった

若気の至り撮影してしまい、今になって身内友人バレを恐れている人にはいい傾向な気がする

こういう「忘れられる権利」の行使の仕方ってあるんだなぁ(遠い目

2020-06-02

anond:20200602044310

忘れられる権利」の話だったのに旗色悪いと著作権に切り替えちゃうんだ。著作権なら問題ないじゃん。よかったね。

anond:20200602035517

わざわざはてなで書いておいて「忘れられる権利」もなにもないだろう

anond:20200602034602

それ「忘れられる権利」の侵害としてわりとギルティな行動なので覚悟の上でやってね

これは通常ISP管理者に対して求められる権利と思われがちだが、主旨としては本人が自分情報コントロールできることが肝だから、それを第三者妨害するのは結構危うい行動だと思われる

もちろん著作権的にも問われる面はあるだろうしね、相手ガチギレしないことを祈ってね

2019-10-25

anond:20191025114914

でも「強要のあるなしに関わらず」、差し止めを求める権利(≒忘れられる権利)はあると思う。これは所有する自由矛盾するものでもないし。(余談だが個人的にはたとえ児童ポルノであっても単純所持禁止すべきではないと思う。しかしそれと流通自由は別。)

排除まではいかないのかもしれないが遠巻きに人の話題の種として巨乳は消費されとるだろう

忘れられる権利というもの剥奪されているのが巨乳ではあるわな

絵だろうがリアルだろうがそこは何も変わらんのが馬鹿には分からん

2019-08-28

anond:20190828103135

オタクカルチャーを殺そうとするフェミが、オタクカルチャーで金を稼ぐなんて矛盾だろ。

なんて言うか、フェミ用語でいう「名誉男性」?

あと、作品が人気になってからあんな展開は望んでなかった#metoo」とか、

忘れられる権利があるから販売するな」とかいいそう。

2019-08-14

anond:20190814174003

ググラビティもあるが、AV女優は本人にとってもスティグマになるものでもあるから忘れられる権利とか調べような。このへんの話は人によるので一般化は行いません。

2019-07-02

女性優遇(女の身勝手もいい加減にしろ

元AV女優の大塚咲さん、出演作の販売停止を求めるも「壁」にぶち当たる。 | ハフポスト

この記事の女ちょっとひどすぎる。

自分意志サインして、出演して、金と知名度を得たんだろうが。

そのプラスだけを頂戴しておいて「作品は売らないで。AVの件は忘れられる権利がある」って厚かましいにもほどがある。

自分選択を悔いるなら、顔も名前も替えて出直せよ。

そうじゃないなら甘受しろよ。このクソアマ中心に世界は廻ってねーって誰か教えてやれよ

しかも言ってることが無理筋すぎ。AV倫理機構は全知全能じゃねーっつーの。

2019-06-23

anond:20190623203717

横だけどそれ同感。学生のころは3年くらいで人間関係リセットされたのに、社会人になると同じ人と長期で関わるのがよくない。忘れられる権利ほしい。

2019-04-24

情報規制反論しにくい所から行うのは昔から

個人情報保護法改正」で「忘れられる権利」は確立するのか フォーサイト-新潮社ニュースマガジン

https://www.jiji.com/jc/v4?id=foresight_00258_201904090004

普通に考えれば、こんなもん絶対マスメディア政治官僚共が不祥事隠しする為に使用したいと言う思惑があるからしか思わないんですけどね。

当時から女性の権利やらを盾にして、この話を見かけたときから、正直「ん?」ってなった。

そもそもが、これ寄りにもよってあのEU発の代物な時点で。

最近だとあそこリンク税とか形振り構っていないしなあ。

EUに限らずだけど、欧州は本当綺麗ごとをおほざきになって、インターネット規制しようと少し前から躍起になっているのよ。

しか女性の権利児童権利等の弱者権利を振りかざせば、何をしても良いと言う最近の風潮は本当に良くないと思う。

どうみても特定団体宗教政治団体自身の思惑の為に弱者権利悪用しているのも多いからな。

これに関してもそれを利用したネット潰しの一環だしな。

弱者権利悪用して、思惑や規制の為だけに利用し、それこそこんな事していれば、その弱者権利すら後々、逆に衰退させかねないのにな。

この手の弱者権利を主張されれば、確かに世間人間反論しにくいけども、これで余りにも横暴が酷すぎると後々の反動が恐ろしい事になると思う。

でも本当ここ最近インターネット潰しにどの国も躍起なのはそれこそスマートフォンが普及して、情報を入手しやすくなったのもあるのだろうなと思う。

それと最近建前でも民主主義を名乗る国ほど、この手のネット規制の状況が酷いのは本気で笑えない所だろう。

彼らにとっては本当に都合の悪い世の中なんだろうね。

しかし昨今マスコミ記者は余りにも偏向的な記事が多いから、こいつらこそ免許制にした方が良いんじゃないか?と思う今日この頃

今までも確かにマスゴミと呼ばれる程度には酷かったけど、ここ最近特に悪化している。

本当、一般人から偏向報道を行った記者記事機関に指摘し、一定数たまったら、その記者が呼び出し食らう程度の事は必要じゃないかな?とこれに限らず最近ニュースを見ていて思うわ。

ここ最近余りにも印象操作しようと言う記事が多すぎるからねえ。

特に環境問題警察法律関係とか酷い印象操作も多いしなあ。

俗にいう真実で嘘をつく記事も多い。

2019-01-17

著作権法における「実演家の権利」とアダルトビデオ配信停止

id:BigHopeClasicです

さて、このエッセイについて

AV人権倫理機構へ「作品販売等停止依頼」をしました。|森下くるみnote

https://note.mu/kurumimorishita/n/n0d06015a3fd1

作家森下くるみさんが過去に出演したアダルトビデオ二次利用としての配信販売の停止の依頼をしたという内容です。

これについて、以下のようなブコメがあり、スターを多く集めていました。

b:id:aramaaaa これは微妙問題を含んでいて、通常の映画作品出演者の誰かが販売を停止したいと考えた場合できるのかってこと。AVとはもちろん若干違うのだが、法律上は同じ「映画著作物」ではないかと思うので

b:id:unfettered アダルトだけに、この行為理解できるものの、今後あらゆる表現物が、出演者の「忘れられる権利」によって廃盤にされたり本人出演シーンにぼかしが入れられたりすることにはならないか、が心配

かに、こういう点は気になるかと思います。ですが、結論から言うとそのご心配は「杞憂」です。アダルトビデオを含む「映画著作物」は、通常は出演者意向によって廃盤になることはありません。

「実演家の権利」について

アダルトビデオといえども、著作権法上における「映画著作物であることは基本的否定され得ないですが、その出演者であるAV女優には、出演したアダルトビデオ著作権は別途契約上の定めがない限り与えられません。

しかし、このような「映画著作物出演者」を含む「実演家」に対しては、著作権法は「実演家の権利」を与えています

例えば、著作権法91条1項は、実演家の有する「録音権及び録画権」について次のように定めます

実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利専有する。

これによって、AV女優は、アダルトビデオメーカーに対して、自らの演技を録画させることを許諾することができるわけです。同様に著作権法は実演家に対して「放送権及び有線放送権(テレビラジオに限りネットは含まない)」「送信可能化権(平たく言うと、ネット配信のためにデータサーバにアップする権利)」「譲渡権(録音物録画物の頒布権利)」「貸与権音楽のみ。映画は含まない)」を与えています

映画著作物」における「実演家の権利」のワンチャン主義

そうすると「なんだ、実演家の権利簡単に出演作の販売差し止めできるじゃん」と思うかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。

映画著作物」に出演した実演家の権利は、著作権法は非常に厳しい制限をかけているのです。

先ほど上げた実演家の録音権録画権に関する著作権法92条2項は以下のように定めます

前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)に録音する場合を除き、適用しない。

どういうことかというと、映画サントラ映画の音を録音する場合を除き、「一回出演OKって言ったら、その後あんたの録音権録画権を行使する機会はないからね」という意味です。つまり、昔だったら録った映画フィルムを複製するのは映画会社の自由だし、いわゆる二次利用のためにビデオテープDVDを作りまくるのも許諾なしにしていい。加えて、先程挙げた「放送権及び有線放送権」「送信可能化権」「譲渡権」全部そうです。つまり撮影時のギャラだけ払って撮影OKと言ったら後は著作権者は二次利用し放題、再放送映画専門チャンネルでの配信パッケージソフト販売ダウンロード販売自由ということです。

なんでこうなっているかというと、まあ、映画産業においてこれを俳優に与えていたらとてもじゃないけど産業が成立しない、ってことなんですけどね。もちろん契約で上書きすることは可能ですけど、そんな面倒くさい俳優使う理由もないですし(大物になれば別かもしれませんけど)。

#ちなみにワンチャン主義適用のない音楽業界はどうかというと、これは録音時にレコード会社が「実演家の権利」を買い取ってしまうのが通例です。こっちはこれでなんで問題にならないかと言うと、まあ、そういうもんだで通っているからですかね。

というわけで、「映画著作物」は、「通常の場合出演者意向によって廃盤になることはないのです。

さはさりながら…

とはいえ、もちろんこれは「出演に同意があった」場合の話です。昨今問題になった「出演強要」あるいは「台本と異なる強制性交」これらはもちろんのこと「出演の合意」など仮にあったとしても無効ですから二次利用についても同様に消すことができます。そういう意味で言えば、アダルトビデオメーカー側も、女優契約書を交わして「何がOKで何がNG」と女優意思を残しておくことが、メーカーを守ることにもつながるのですけどね。これについては毎日新聞がいい記事を書いていてくれました。

女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/258000c

森下くるみさんの場合は、契約書なんてなかったとはいえ、御本人の執筆活動などを通して「出演への同意はあった」ことは「黙示の同意」として明らか(なんか変な表現だな)ですから、ここは問題に成りえません。

また、アダルトビデオは通常の映画著作物と異なり、一旦出演者が出演に合意したとしても、その後になって出演者人権を著しく侵害するおそれを持ちうる性質のものです。こういうものに関しては、個別事情ごとに考慮することで、人権著作権バランス考慮するような裁判所判断が下ることもありうるでしょう。

自主的な取り組みとして、AV人権倫理機構による配信停止申し込みの代行とそれに応じるメーカープロダクションの動きも重要です。これについては、AV人権倫理機構が自ら書いている通り、「当機構賛同する枠組み内のAVメーカープロダクション対象としております。それ以外のメーカー無修正などのAV作品場合、当機構では対応が出来ません」という限界はありますが、逆に言えばこれらのメーカープロダクションユーザー側が支持することで、市場原理により賛同しないメーカー市場から退場させることもできるでしょう(闇市場については完全に刑事機構に委ねるしかないため、そこは本稿では触れられません)。

補足:TV番組について

アダルトビデオ専門チャンネルAV大賞のようなイベントAV女優トーク番組を除く「放送するためだけのアダルトビデオ」を制作することがあるかどうかわかりませんがそれがないという前提で本論から外れるので補足としましたが、上記の「ワンチャン主義」はあくまで「映画著作物」に適用されるもので、TVドラマTVアニメには適用がありません。

まり、かつては「録音録画」の概念がなかった生放送は言うに及ばず、一旦収録した後編集等を加えてから放送するドラマアニメにしても、こちらの二次利用映像ソフト化やネット配信など)は、収録の契約とは別途の契約必要になるのです。なお、放送の許諾を出演者から得た場合放送のために一旦収録することや、それを系列局に送ったり他の局に放映権を売って放送することはできますが、その場合出演者に「相当な額の報酬」を払わなければなりません。ブコメid: shigak19 さんが書いていたのはこれに基づくものです。また、映像ソフト化やネット配信は当然できません。

なんで映画(含むパッケージソフト産業)とTV番組でこうも違うんだと言うと、まあ立法された1970年メディア産業構造の違いによるとしか言えないでしょうね。その後で産業側の方が構造固定化されたために、実務上も問題になっていないということで。

ただ、この違いがとんでもない問題になっているのが「昔のTV番組WEBアーカイブ化」で、映画(含むセルビデオ)は文化遺産としてのウェブアーカイブ化は著作権者の同意があればできるのに対し、TV番組著作権者だけではなくエキストラの一人にいたるまで同意を得ないとWEBアーカイブができないのです。本人が死亡した場合は遺族の発見とか、存命中でも芸能界引退した人とか、元子役とかだとまず連絡を取ることができません。しか結構な大物でも、死後や引退後数年で簡単に連絡先不明になりますTV番組ワンチャン主義採用されていないのは、この点では問題なのです。

2018-10-24

想像力がなければリベラルはいられない?(仮)

===(0)はじめに===

自分立ち位置を示す必要性を感じて1時間ほどで書いてみた。

【例】は恣意的に挙げながら書いてみる。当然首尾一貫しない。

実際の行動や実名での言動はもう少し分別があり、おとなしいが、それはずる賢いからだけである

===1)自分が想定する自分立ち位置属性===

日本人、中高年独身男性、健常者、非モテオタク趣味あり

男性という強者集団の中の弱者

現代社会において顧みられることが少なく、マーケティング上もターゲットとされない

……という感じで拗ねている(拗ねると拗らせるは同じ漢字だった)。

客観的に見てもう少しポジティブになれるし、期待されている気はするが、大学教授先生だっていわゆる男らしくない本を書いているので、ここではせいぜい拗らせてみたい。

===2)好き嫌いの話===

【例1】萌え絵

萌え絵がすごく好きなわけではないが、萌え絵を叩く人は嫌いだ。ゾーニングしても後からから陣地に入り込んでくる。「青少年への悪影響」その他の理屈は、所詮嫌いなものを叩くための後付けだと思う。ただし、萌え絵をずっと見ている人に何の影響もないとも思わない。

【例2】タバコ

タバコは嫌い。まともな喫煙者だけを叩き続けると、同じロジック砂糖水とかスナック菓子もやられる、という説があるので、一応大人しくしているが、そんなにうまくリベンジはできず、結局のところ喫煙者けが先に絶滅させられると思っている。

【例3】ヘイト的な言論

特定相手に対して、相手が必ず気づく形で、中傷したり恐怖を与えたり妨害をしたりするのは反対。だが、個人や団体を特定せず属性に対して、直接その属性の人に宛てたとは言えないコメント空リプのような形でのヘイト的な言論を「受け手が弱いから、不快であるから」封じることには反対。それくらいは自由だろう。嫌なら見るな、は残しておいてくれ。

===3)人としての良し悪しの話===

意見を述べるとき好き嫌いでは相手にされないので、良し悪しの形をとることが多いが、まぁ大抵の場合は先に好き嫌いがある、と思っている。

好き嫌いを超えた良し悪しとしては、つまり自分がどんな属性で生まれるかわからない状況で合意できるルール無知のヴェール)が正義だという考え方は納得できる。

「これからトランプゲームをやる、あなたに配られる札はわからない、ゲームは一度きり。さてどんなルールにする?」と言われてみんなが大富豪大貧民)を選ぶとは思えない。

でもあまり現実の行動指針になりそうもない。

他に、昔ながらのものもある。

銀色律(シルバールール自分がされて嫌なことは相手にもするな

黄金律(ゴールデンルール自分がしてほしいことを相手にもしろ

白金律(プラチナルール相手のしてほしいことをしろ http://bit.ly/2Pkr6DW

・温情主義パターナリズム相手のためになると思うことをしろ http://bit.ly/2PhOy4q

この中で「自分がされて嫌なことは相手にもするな」は一見強力そうだが、これとて普遍化は難しいと思う。多様性尊重とよくいうが、多様性を発露する立場の人と、その発露の影響を受ける立場の人は全然扱いが違う。多様性の発露を我慢しろ、というと叩かれるが、多様性の発露の影響を受けるのは嫌だ、といっても相手にされない。

また、障がい者高齢者外国人や要介護者や病人生活保護受給者などであれば、自分がその立場になることもあるからお互い様」とまだ思えるが、趣味嗜好や性別性自認など自分に置き換えて考えにくいものまで「お互い様」とは思えない。

要するに人としての良し悪しの話はよくわからない。もちろん、世間揉め事を起こさないという意味での良し悪しとは全く違う。

===4)人間の性(サガ)の話===

【例4】身近な人に外国人がいたり、障がい者がいたり、要介護者がいたりして、その人たちを尊重しつつちゃんと付き合っている人が、なぜか他の属性について差別的言動をしてしま

これがそうならないのが人として、あるいはリベラルとしてあるべき姿だと思うが、残念ながら身近にいない属性の人についてまで想像力と思いやりを持つのは難しいのではなかろうか。持てる人は尊敬するが、持てない人が標準だと思う。

私はずる賢いので、それなりに振る舞うことはできる。でも心の中は違う。

===5)リスクの話===

【例5】原発と、原発事故避難

【例6】手動運転と、過失加害ドライバー

原発事故避難者も、過失加害ドライバーも、大きく人生を狂わされる。こんな悲劇をつくるものはできるだけない方がよい。だから原発は要らないし、早く自動運転実用化されてほしい(ドライバー席の事故責任は大幅緩和の方向で)。

【例7】公園遊具

【例8】病院福祉施設から避難

一方で、社会から不慮の死者を1人も出さないようにすることは多分できない。やろうとすると膨大なコストがかかるし、責任を問われた人は気の毒だ。

はい、首尾一貫しません、矛盾してます

でも、どちらかをあるべき像として、理屈で良し悪しで語ることも不毛に思える。

===6)失敗の話===

【例9】過去ネット上での発言が発掘されて、アニメ化中止になった作家

この手の監視私的制裁は今後もどんどん増えてくるだろう。

忘れられる権利」や「名誉ある態度変更」が広まるとよいのだろうか。

君子豹変、というじゃないですか。

===7)社会は結局良くなったのか、という話===

たとえば30年前と比べると、全体として上品かつ清潔かつ予測可能になったし、これまで生きづらかった人の権利自由は拡大したし、それ以外の万人もより守られるようになったと思う。ただしそれらは制度を通じて政府から与えられた恩恵なのだが、同時に「あれをやってはダメ」「これをやってはダメ」という不自由も生んだ。

その権利自由は、北風と太陽でいうと、結局は当人たちが北風的に戦うことで得られてきたものだと思う。その結果、誰にもある程度権利自由ゆきわたった。そのことは忘れてはいけない。しかしそろそろ太陽的に行きたいものだが、これからも良し悪しを振りかざしたポジショントークが続くのだろう、と思っている。

権利自由がすべて分捕りあいゼロサムゲームとまでは思わないが、それでも代償なしには得られない。

【例10選択夫婦別姓

選択肢が増えるだけだから良いことだけだ、というが、自分は同姓希望相手は別姓希望だと、結婚に際しての面倒事が一つ増える。何の問題もない、とは思えない。

【例11】出生前検査

今でも出生前検査を受けない自由はあるのだが、出生前検査検査を受けずに生まれ子どもに障がいがあった場合の親の思いは、出生前検査がなかった時代に生まれ子どもに障がいがあった場合の親の思いとは、おそらく、違う。

もちろん、出生前検査を受けた上で、産まない選択をした親も辛い。

正解はないし、そもそも今生きている障がい者との整合性も難しい。

===8)お前はどうしたいんだ、という話===

つらつら泣きごと?をグダグダ書いてきて「お前はどうしたいんだ」と言われそうなので、考えてみた。

今のところ異性愛男性であることに違和感は持っていないので、冷静に少しずつ、男性学を学びたい。

私と同じモヤモヤを抱えた中高生男性は多そうだが、手っ取り早くモヤモヤ正当化するための論を読み漁るのはまずい。

強くないかもしれない、優しくないかもしれないが、

いつか、男としてではなく、人として恥ずかしくないように生きられるようになりたい。

2018-10-08

忘れさせない権利だってあるはずだ

とうとう同窓会にも呼ばれなくなった。

そりゃそうかと思う一方、なんともモヤモヤする。

同窓会に出るたびに、中学時代いじめをしていたあいつに謝罪を求めてりゃ

空気も悪くなるし、和を保つために僕が排除されるのは当然だろう。

だけど、いじめあいつはそれを忘れて僕がそれをトラウマとして持ち続けることがどうしても許せない。

あいつに初めて過去いじめについて謝ってくれと言ったとき

あいつは「今考えれば、悪かったと思う。幼さ故にその残酷さ、悪さが理解できなかった。ごめんな。」

と、教科書的なフレーズをなぞって、その後は何もなかったように昔を面白おかしく話す。

おかしくないか

絶対に分かっていたはずだ、アレは「悪いこと」だって

それを過去のことにして、過去自分の未熟さに押し付けて、形だけ謝る。

そしてそこからはそんなことは忘れて談笑し、以後の自分人生に持ち帰らない。

僕は過去トラウマをずっと抱えて生きているのに。

土下座して、泣いて謝ってくれればいいのか?

からないけど、少なくとも悪かったって気持ちを見せて欲しい。

それでこの気持ちが解消するかどうかは分からないけど、

向こうから許してもらうまで謝罪の限りを尽くすってのが筋だろう。

常に考えろよ、反省しろよ、謝れよ、僕が過去に苦悩したのと同じくらいには。

忘れられる権利」ってのがある。

犯罪者がそれを唱えるのもどうかと思うが、一方で分からなくもない。

彼らは正式手続きを踏まえて、正式なみそぎを終えたんだから

だけど、過去あいつのやった犯罪まがいのそれを当人は忘れ

周囲も調和のため忘れたふりをする。

僕だけだ、覚えているのも、それを主張するのも、苦しむのも。

それは、あのいじめを受けていた時と何も変わっていないじゃないか

僕は結局、場を乱す人としてその同窓会から排除された。

別のやり方もあったんだろう、こんなやり方しかできないかいじめられたんだって

誰も言ってないけど、そういわれるが如く自己嫌悪にもなる。

あぁ、同窓会になんていかなければ良かった。

行かなければ、この過去の怒りを思い出し、

今はそこを汲んでくれず、ただ僕を排除した周囲にも悲しみと怒りを感じることもなかっただろうに。

忘れさせない権利だってあるはずだ。

僕は、法を犯さな範囲でそれを続ける。

不幸にも、あいつ顔を笑顔を見てしまたから。

許せないから。

2018-09-04

anond:20180904103719

ユーザAがTwitterツイートした情報ユーザBは受信したが、その後にユーザAはツイート情報を削除し、

ユーザBは受信できていたツイート情報を閲覧できなくなった。これはTwitterシステム的な不自由である


これについてはユーザAの著作権範囲内なんじゃねぇの?

忘れられる権利」等とも競合して極めてややこしい問題と感じる。

2018-04-26

ネットからニュースアーカイブが消えていく時

大手報道7社の申し入れによりNAVERまとめからマスコミ記事リンクが一斉に消えた。転載された報道写真文章が消えたまではいいが、記事リンクまでも一斉に消えた。NAVERまとめ報道7社の記事URLを載せることもできなくなった。

まあ、海賊版リーチサイト問題視される中で、ハイパーリンク自由だ!なんて理想論大手を振って語ることはできないのだが、非常に残念。

これだと次は5ch系の掲示板ニュースサイトFacebookTwitterなんかのSNS社会派ブログニュース転載URL掲載なんかも、プラットフォームが中心になって削除していくことになるんだろう。

 

最近マスコミニュースサイトは、記事転載させないことに熱心だ。これは著作権侵害という話の他にも、転載サイト利益横取りさせないため、や、忘れられる権利問題とか、いろいろ理由はあるだろうが、今は、アーカイブサイトに保存させないようにサイト側でブロックしたりもしていて、これはWebアーカイブを多用している自分としては、かなりムカつく。読売新聞なんかは、さらはてなブックマーク過去記事検索できないようにもしているのだから、よっぽど過去記事を掘られることがマスコミは嫌なんだなぁと思う次第。

 

マスコミ側としては、そんなに過去記事が読みたければ、図書館行くか、デジタル有料会員になれ、と言いたいのだろうが、デジタルで読める過去記事は校生が終わった最終版の記事だけでしょう? Web版の記事は、初報の内容と、初報から数十分後の報道の内容とで、内容が変わっていることがよくある。ちょっとした修正や加筆のみならず、初報がかなりの誤報で、ごっそり内容が入れ替わっていることもある。さら記事タイトル見出しはよく改変される。しかし、マスコミデジタルアーカイブに、こういった修正、訂正、加筆の経過が全て保存されているわけではない。

 

流れの早いネットの動きを後から調べる時、いつどんなタイミングでどんな内容が報じられていたか重要で、それは訂正前の生の記事配信の動きを追わなければ、理解不可能。そんな時、Webアーカイブに保存された記事が非常に役立つことになるのだが、最近著作権にうるさい方々は、このWebアーカイブを非常に目の敵にしている。マスコミだけでなく、単なるブロガーからも「Webアーカイブから消したい」という意見を聞く。自分らで歴史を作っているという認識はないのか…

 

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